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りこまる好きいない?
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0001名無しで叶える物語(えびふりゃー)
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2020/04/18(土) 12:13:36.51ID:S8BMS+dU
いたら語ろうぞ
0078名無しで叶える物語(とばーがー)
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2020/05/20(水) 10:12:07.44ID:PkAoe3F+
『願いを込めて』

梨子「マルちゃん、髪の毛はどんな風に描いたらいい?」

花丸「そうだなぁ。おらは、さらさら流れるような髪の毛がいいと思うな」

梨子「はぁい、わかりました」

花丸「……そうそう、そんな感じ。さらさらの髪の毛は、美人の代名詞だからね。ちょうど、梨子ちゃんみたいにね♡」

梨子「……私を引き合いに出さないでよぉ、これじゃあ、自惚れ屋さんじゃない……」

花丸「でも、本当のことなんだから、仕方ないずら。さて、お次は目だね」

梨子「目は……くりくりとした、かわいらしい形で描こうかな」

花丸「うん、それがいいね」

梨子「……はい、できた。マルちゃんみたいな、チャーミングなお目目が描けました♡」

花丸「……おらを引き合いに出さないで欲しいずら。恥ずかしいよぉ……」

梨子「ふふっ、さっきのお返しです。でも、本当のことだもん、仕方ないよね」

花丸「もうっ、ああ言えばこう言うんだから……」

梨子「さてさて、口はどう描こうかな……?」

花丸「んー……、そうだ。この間ルビィちゃんがね、『あひる口のアイドルが流行ってるんだよぉ』って、教えてくれたよ」

梨子「じゃあ、今風にあひる口にアレンジしちゃおっか」

花丸「ひょっとこみたいな、おちょぼ口で描いたらダメだよ?」

梨子「……よし、描けたっ。あとは、体を描くだけだね」

花丸「人魚みたいに、なめらかな体つきに……」

梨子「うろこの模様も忘れず描いて、と……出来たっ!」

花丸「やったぁ! アマビエさんの完成ずら!」

梨子「これで、アマビエさんも願いを叶えてくれるかな?」

花丸「もちろんだよ! だって、こんなとびきり美人のアマビエさんだもん、すぐにでも叶えてくれるに違いないずら!」

梨子「そうだといいなぁ。……はやく、いつもの毎日が、戻ってきますように」

花丸「もう一度、またみんなと逢えますように」

毎日劇場風りこまるSS
0084名無しで叶える物語(とばーがー)
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2020/05/25(月) 09:40:14.71ID:YzIC0etg
『言わないで!』

花丸「りこちゃああんっ!」

梨子「うん? マルちゃん?」

花丸「はぁっ、はぁっ……」

梨子「息せき切って、廊下を走ってきて……どうしたの?」

花丸「ふぅ。……あのね、梨子ちゃん……」

梨子「うん、なあに? マルちゃん?」

花丸「……あのね、えっとね、そのね……あのぉ、んとぉ……そのぉ……」

梨子「……もじもじ落ち着かないけど、言い辛いことなの?」

花丸「……そうでもないんだけど、……そうでもあるっていうか……」

梨子「……ためらわないで、勇気を出して言ってみて? そもそも、何かを私に伝えたくって、急いで来たんでしょう?」

花丸「それは、そうなんだけどね……」

梨子「……大丈夫。ちゃんと聞いてあげるから。マルちゃんの胸に秘めた思い、私に聞かせて?」

花丸「……あのね、梨子ちゃん……」

梨子「うん、うん」

花丸「……さっきから、スカートの後ろがね、ピラってめくれていてね……」

梨子「……はい?」

花丸「その、ね……見えてるの……」

梨子「え、うそっ!? ……やだっ、本当だ……まさかお尻の辺りに感じてた清涼感が、気のせいじゃ無かったなんて……!」

花丸「……今日は、水色なんだね……」

梨子「言わないで!」

花丸「……しかも、ちょっとお尻の食い込みが激しいずら……」

梨子「言わないで! だって、今日はこれしか無かったんだもん! だから、スカートだっていつもより長くして履いてたんだからぁ!!」

花丸「……破廉恥ずら」

梨子「だから、言わないで!」

毎日劇場風りこまるSS
0093名無しで叶える物語(とばーがー)
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2020/06/01(月) 21:51:14.40ID:kvjRgTCC
『どこを見るの?』

花丸「……楽観主義者はドーナツを見て、悲観主義者はその穴を見る」

梨子「いきなり、どうしたの?」

花丸「おやつのドーナツを食べて、思い浮かんだの。オスカー・ワイルドの言葉だよ」

梨子「オスカー・ワイルド?」

花丸「昔の、イギリスの作家さんずら」

梨子「さっきの言葉は、どういう意味のことを言ってるの?」

花丸「ポジティブな人はドーナツが食べられることを喜ぶけど、ネガティブな人はドーナツの穴が空いてる分、食べられる部分が少ないことを悲しむ。考え方次第で、一つの物事でも捉え方が別れてしまう、ということだね」

梨子「つまり、気は持ちよう、っていう意味?」

花丸「その通り。梨子ちゃん、冴えてるずら」

梨子「マルちゃんは、ドーナツを見るタイプ? それとも、ドーナツの穴を見るタイプ?」

花丸「おらは……そうだなあ。状況によりけり、だなぁ」

梨子「状況? 状況で変わるの?」

花丸「最初ドーナツを見たら、嬉しくてはしゃいじゃうけど、ドーナツを食べていくうちに、段々寂しくなっちゃうんだぁ。『ああ、ドーナツの穴が無くなっちゃう』って」

梨子「じゃあ、手に持ったドーナツの穴が、ほとんど欠けてるマルちゃんの今の気持ちは……」

花丸「4分の3くらい、悲しい気持ちずら」

梨子「ふふっ、なるほどね」

花丸「梨子ちゃんは、ドーナツはどこを見るの?」

梨子「私? ……そうだなぁ。私は……ドーナツを食べるマルちゃんを見ちゃうかな」

花丸「えっ、おらのこと?」

梨子「だって、ドーナツで一喜一憂するマルちゃんの表情、可愛いくって飽きないもの」

花丸「……質問の答えになってないずら」

梨子「ねぇ、私の作ったドーナツ、美味しい?」

花丸「……美味しいよ」

梨子「それなら良かった。初めてだったから、心配だったんだ」

花丸「……梨子ちゃん、まだドーナツある?」

梨子「まだあるよ。仮にマルちゃんが悲観主義者でも、楽観主義者に鞍替えしちゃうくらいにね」

花丸「……よかった♡」

毎日劇場風りこまるSS
0094名無しで叶える物語(とばーがー)
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2020/06/01(月) 22:03:43.22ID:kvjRgTCC
(毎日劇場風といいながら週一でしかスレに載せないで申し訳ないです。。。)

(ただ、楽しみにしていただいてたら、とても嬉しく思います)
0095名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2020/06/02(火) 00:16:30.24ID:SomLYJIK
見てるよ〜今日のは特に好みだ
こっちは勝手に楽しませてもらってる身なのでとばーがー氏の無理のない範囲で続けてもらえると嬉しいです
0098名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/06/03(水) 15:41:30.70ID:AsWMyHPI
りこまる
0099名無しで叶える物語(四国地方)
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2020/06/03(水) 18:56:59.90ID:yEJjKjKR
めちゃくちゃ好き
りこまるの落ち着いた雰囲気いいよね
0102名無しで叶える物語(しまむら)
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2020/06/04(木) 13:18:31.69ID:TEAQnmLJ
本来なら一番雰囲気が似てるよね
0107名無しで叶える物語(とばーがー)
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2020/06/07(日) 07:56:11.56ID:5ZGpY5r4
>>106
それです。
みんな伊能津先生のようまるばかり注目されてましたが、あれもなかなか濃厚なカプ要素だと思うのですね…。
0109名無しで叶える物語(とばーがー)
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2020/06/08(月) 07:47:42.98ID:WHZYzkgu
マルちゃんの方から頼んだのがいいんですよね。

「優しい梨子ちゃんに教えてもらいたい」一心が伝わってきて。

あわよくば二人きりでお菓子作り教室を開いてた可能性もあるのが悶絶ものですよ…。
0110名無しで叶える物語(とばーがー)
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2020/06/08(月) 07:53:38.12ID:WHZYzkgu
ちなみに最新号のAqours Nowadays でも、マルちゃんはセリフで梨子ちゃんのことを挙げています。

「やっぱり」と付けてるところに、前回のお菓子教室の件や図書室ボランティアの件、もしくは普段からの梨子ちゃんの印象が垣間見えますね。
0115名無しで叶える物語(とばーがー)
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2020/06/12(金) 07:46:01.70ID:GkTBxAS8
『だって今日は』

梨子「マルちゃんに、プレゼントがあるの」

花丸「プレゼント? ……今日は何か特別な記念日だったっけ」

梨子「うん。……だって今日は、私とマルちゃんのまんなかバースデーだから」

花丸「まんなかバースデー?」

梨子「読んで字の如く、私とマルちゃんのお誕生日の、今日はそのちょうど真ん中の日なの」

花丸「へぇ、そうだったんだ。……プレゼント、開けてみてもいい?」

梨子「もちろん。どうぞ、開けてみて」

花丸「……これって、写真立てずら? 額縁が黄色と桜色のリボンで飾られてて、とっても可愛い!」

梨子「……気に入って、貰えた?」

花丸「素敵な贈り物をありがとう。でもおら、今日が梨子ちゃんとのまんなかバースデーなんて知らなかったから、プレゼントなんて用意してないや……」

梨子「あのね、その写真立てに入れる写真を、……私とマルちゃんのツーショット写真を、撮りたいの。それがマルちゃんからのプレゼントだったら、私はとっても嬉しいなって……」

花丸「……」

梨子「押しつけがましかったかな……」

花丸「そんなの、お安い御用の大歓迎ずら! 早速撮ろうよ!」

梨子「……ありがとう。じゃあ、カメラを向けるから、マルちゃん入ってきて?」

花丸「……ねぇねぇ、これもっとおらが梨子ちゃんに近寄らないと、カメラに入らないんじゃない?」

梨子「で、でもこれ以上近づくと、私とマルちゃんの顔がくっついちゃいそうだよ……?」

花丸「んー、けど、写真が見切れたら、ツーショットにはならないずら?」

梨子「それはそう、なんだけどね……」

花丸「……ええいっ!」

梨子「わあっ、急にくっつかないでよぉ!」

花丸「えへへ、これで写真にちゃんと収まるずら? ほら、シャッターを押して?」

梨子「……じゃ、じゃあ撮るね。は、はい……」

花丸「チーズ♡」

毎日劇場風りこまるSS
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