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もしあの子が私に内緒で出かけたとして
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0001名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/04/13(月) 19:54:59.55ID:J1PsDBZ9
ある晴れた日曜日にいい天気だねとカーテンを開けると部屋の窓からあの子が出かけていくのが見えたのでこっそりとついていくことにした。
あの子のSNSをチェックするとどうやら私のファンクラブの交流会に行くようだ。
少し照れ臭いのを我慢しつつご機嫌な足取りで前を歩くあなたの後ろ姿をいつまでも眺めていたい。
0002名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/04/13(月) 20:04:22.11ID:J1PsDBZ9
あの子が喫茶店に入っていったのでどうやらそこが交流会の会場のようだ。
近くの服屋であまり趣味じゃない服一式とキャスケット帽を購入して着替えていくことにした。
帽子を目深に被りその喫茶店に入ると数人と談笑しているあの子が見えた。
運良く近くの席を案内されたので気付かれてないよね、とドキドキしそうな鼓動を紅茶を1杯飲んで落ち着かせたい。
0003名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/04/13(月) 20:22:16.24ID:J1PsDBZ9
後ろの席から聞こえるあの子の声を聞いているとどうやら私のことで盛り上がっているらしい。
ファンクラブの交流会だから仕方ないにしても自分の話題で盛り上がってるのは少しくすぐったく思う。
「初ライブの時に一目惚れしました」「わかる」「かわいかったよね」という声の中、「私は幼稚園の頃からのファンだったけどね」とよく通るあの子の声がして思わず咽せたい。
0004名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/04/13(月) 20:37:49.41ID:J1PsDBZ9
少し大きく咽せてしまったので周囲を窺うと特にこちらを気にしてるようには見えなかったのでほっと胸を撫で下ろすと、
後ろではあの子が「歩夢ちゃんは幼稚園の頃からね…」「小学生の時なんか…」「スクールアイドル始めた頃はね…」とこれでもかというくらい歩夢ちゃん可愛いを力説していたので赤くなった頬を隠すようにテーブルに顔を埋めたい


@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リよね
0005名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/04/13(月) 20:57:23.93ID:J1PsDBZ9
1時間ほどして解散となったのかあの子たちがお店を出て行くのを見送り、紅茶をもう1杯注文して飲み終えたところで私もお店を後にした。
お店を出たところで後ろから「歩夢ちゃん!」と声をかけられたのでおずおずと振り返り「…バレてた?」と可愛らしく舌を出してみると
「歩夢ちゃんが近くにいたらわかるよ…幼馴染みなんだもん」と少し照れたように言うから「も〜」と照れるのを隠しきれずぽかぽかとあなたの肩を叩きたい。
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