果林「卒業の瞬間のみんなって…」
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ー部室ー
エマ「それでねそれでね!」
彼方「おお〜エマちゃんってば欲張りさんだ〜」
ガチャ
果林「あら?まだエマと彼方だけなの?」
エマ「果林ちゃん♪」
彼方「ふふーん♪彼方ちゃんたちと違って〜1年生は野外活動の2年生は修学旅行の説明があるのだよ〜」
果林「・・・そういえばそんな時期ね。はぁ…私もまた行きたいわ」
エマ「あはは‥それなら今度ウチに来てみない?」
彼方「おお〜3年生でスイス旅行だ〜それも楽しそう・・」
果林 (・・・お金とか大丈夫なのかしら?)
果林「それにしても2人とも盛り上がってたみたいだけど…なんの話をしてたの?」 彼方「彼方ちゃんとエマちゃんで〜卒業後にしたいことを言い合ってたんだ〜」
果林「卒業ね…そういえばあと半年もすれば……」
エマ「わたしはねみんなでお腹いっぱいになるまでどこか美味しいお店に行きたいなって思ったの!」
彼方「それでさっきまでエマちゃんの行ってみたいお店を聞いていたんだ〜」
果林「もうっ…少しくらい感傷に浸らせてほしいわ」
かなエマ「??」
果林「卒業ね……あの子たちは私たちが卒業するときどんな顔をするのかしら?」
彼方「あ〜それは気になる〜」
エマ「同好会も…新しい子入ってくるのかな?みんないい子だから心配ないと思うけど…ちゃんとなじめるかな?」
彼方「新入生たちにかかりきりで…自分たちの練習が疎かになるなんてことも…」
果林「それだけ忙しかったら私たちのこと…忘れちゃうかもしれないわね」
かりかなエマ「・・・・・」 果林「ごめんなさい・・私ったら」
エマ「ううん!果林ちゃんのせいじゃないよ!?」
彼方「でも、こうして考えてみると〜同好会のみんなのこと…心配になってくるよ〜彼方ちゃんたち、ちゃんとした先輩でいられたかな〜?」
果林 (言い出した私が悪いかもしれないけど…2人の楽しそうな話題を断ち切っちゃって罪悪感あるわね…そうだ!)
果林「ねえ、2人とも…それならみんなが私たちが卒業したときどんな風になるか考えてみない?」 彼方「?」
エマ「どういうこと?」
果林「私たちが卒業するときにどんなことを言って…どんな態度を取るかそれを考えて話してみたらどうかなって…ダメかしら?」
彼方「なるほどー彼方ちゃんなんとなーくわかったよ♪」
エマ「わたしも!それじゃあさっそく…誰から始める?」
果林「そうねえ…かすみちゃんとかどうかしら?」
彼方「かすみちゃんか〜なんだかんだで同好会のこと1番好きだもんね〜」
エマ「ずっと一人で守ってくれてたもんね」
果林「せつ菜に対して涙を堪えて啖呵を切るかすみちゃん…すっごく守ってあげたくなるかわいさだってあの子も言ってたわ」
彼方「それじゃあ…やっぱりこんな感じかな〜?」 かすみ「果林先輩、彼方先輩、エマ先輩。卒業おめでとうございま〜す♪」
かすみ「はぁ…先輩たちみたいなライバルが居なくなってかすみんも一安心ですよ…彼方先輩にはしょっちゅう枕にされてましたし、果林先輩にはセクハラもされましたし……まあエマ先輩はかすみんのことよく褒めてくれましたけど……」
かすみ「でもまあ!これからは〜かすみんがこの同好会を……」ポロポロ
かすみ「な、泣いてなんかいないです!…寂しくなんて…ないですか…らぁ…だ、だから先輩たちは安心して卒業してください‥」ポロポロ
かすみ「こ、これからはぁ…かすみんが同好会のことを……これまで…以上に引っ張っていくんです!」ポロポロ
かすみ「うっ…うう…大学に行っても…かすみんのこと忘れないで…くださいね…?」
かすみ「まあ、かすみんって…1番可愛いですから…忘れるはずなんてないですけど?」ポロポロ 果林「忘れるわけないじゃない!!!」ドン!
エマ「わっ!!!?」
彼方「びっくりしたよ〜」
果林「ご、ごめんなさい…なんていうか彼方の想像がとっても言いそうな感じでつい……」
彼方「えへへ〜彼方ちゃんはみんなのことちゃ〜んと見てるから〜」
エマ「最初のところでわたしだけ褒められて嬉しい〜♪」
果林「まあ…確かにエマはかすみちゃんに特段何かしたってこともないし…寧ろ褒めてたものね」
エマ「?かすみちゃんはとっても可愛いもん♪」
彼方「エマちゃ〜ん彼方ちゃんは?」
エマ「ふふふ♪彼方ちゃんももちろん可愛いよ〜♡」ナデナデ
彼方「ありがと〜♪」 果林「・・・言葉では強がっても私たちの前で泣いてくれるかすみちゃんすっごくグッときたわ」
彼方「次はどうするの〜?」
エマ「それじゃあ1年生ってことでしずくちゃんはどうかな?」
果林「しずくちゃんね…真面目で礼儀正しくて」
彼方「時々お母さんみたいに言ってくるよ〜」
果林「それは彼方やかすみちゃんにだけでしょ?」
エマ「しっかりしてるけど時々甘えたがりのところが可愛いんだー♪」
果林「・・・それじゃあ、こんな感じかしら?」 しずく「先輩方‥ご卒業おめでとうございます!」
しずく「お三方にはスクールアイドルとしても人生という道においても…先輩として多くのことを学ばせていただきました。…とても感謝してます♪」
彼方「ふふーん♪彼方ちゃんにもっと日頃から感謝をして欲しかった感はあるけど…褒められて悪い気はしないよ〜♪」
しずく「彼方さんは…もっとしっかりしてくださいね?大学に入ったらもう身嗜みは整えてあげられませんよ?」
彼方「むう…しずくちゃん厳しい…」
しずく「・・・でも、彼方さんにも色々助けてもらって…私も……感謝してますよ・・・」ボソッ
彼方「〜?」
しずく「私の尊敬した先輩方の更なる成功と飛躍を願って…手紙を書いてきたんです…その……よかったら読んでください」スッ
しずく「それでは…失礼します♪」ニコッ バタン しずく「ふふっ…ちゃんと笑えてましたよね…?…私……上手く…ひっく…うぅ…手のかからない後輩を…演じられていたよね?」ポロポロ
しずく「よかった‥こんな顔で最後なんて…エマさんたち困らせちゃいますから…」ポロポロ
果林「こんな感じかしらね・・?」
彼方「あ〜しずくちゃんはそんな感じがする〜」
エマ「しずくちゃん…泣いてもいいから私と一緒にいてほしいな」
彼方「ていうより〜なんで彼方ちゃんにだけ少し辛辣なの!?」
果林「ええっ?…しずくちゃんは結構彼方に厳しかったから……でも、ちゃんと彼方のこと分かってると思うから感謝はしてくれてるって思うわ♡」
彼方「むぅ…それでも表では泣かないっていうのがしずくちゃんらしいなって感じた〜」
エマ「どうかな?意外とちょっと泣いちゃうかも?」 果林「最後は璃奈ちゃんね」
エマ「璃奈ちゃん…うーん」
彼方「彼方ちゃんたちが卒業するときもボードを付けてるのかな〜?」
エマ「たまにボードを外してくれる期間もあるよね?」
果林「…それならこういうのはどうかしら?」 璃奈「彼方さん、果林さん、エマさん卒業おめでとう。」璃奈ちゃんボード『ムンッ』
璃奈「…今日は3人に会える最後の日……だから」スッ
璃奈「私の本当の気持ちちゃんと伝えたい」
璃奈「スクールアイドルの仲間としてたくさん助けてくれてありがとう。」
璃奈「エマさんは優しさで包み込んでくれて、彼方さんはたまに抱き枕にして一緒に寝てくれて、果林さんは…ラジオでも一緒に頑張ってすごいドキドキさせられた」
璃奈「どんなことも私にとって大事な思い出…たくさんの思い出ありがとう」ニコッ
璃奈「本当に楽しかった私の気持ち…3人に届いててくれたら嬉しい…///」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています