船長曜「海未さん」善子「誕生日」かすみ「おめでとうございます!」 海未「ありがとうございます!」6航海目
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ようよしうみの三童貞とかすみんが繰り広げる、船上生活6航海目!
船長曜「今日はこれで抜こう」海未「巨乳最高ですね」善子「ロリこそ至高よ」かすみ「相手してくださいよ!」5航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1582380844/
〜過去スレ〜
【1スレ目】
船長曜「今度の航海は性処理用の女の子を乗せるつもりだからカタログ持ってきたよ」善子「流石キャプテン!」海未「僥倖ですね」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1566480663/
【2スレ目】
船長曜「さてと、次の航海だけど」海未「華やかさが足りないと思うんですよ」善子「同感ね」かすみ「この人たちは…」2航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1574078172/
【3スレ目】
船長曜「む、ムラムラする!」海未「しかし……」善子「1人でするのも虚しいわよね」かすみ「ここに性奴隷がいますけどー!?」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1576667664/
前スレ(4スレ目)】
船長曜「性欲ってなんであるんだろう」海未「全くです」善子「世界の理ね……」かすみ「賢者になってる!?」4航海目
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1579705001/ ついに異変は体に現れ始め...
善子「嘘...これ、翼....?」
善子の思想は黒く染まっていく....
善子「そうよ、思い通りに行かないなら、力に任せればいいのよ...」
邪悪な力に飲み込まれた善子!
曜「くそっ!攻撃が全然届かない!!」
海未「さすがの私でもここまで苦戦させられるとは!!」
善子「聖杯に導かれた私誰も叶いはしないわ!かかってきなさい仔羊さん」
かすみ「こんなの!こんなの間違ってます!!」
悲痛なかすみの叫びは善子に届かない...
次回!ラブライブ!三童貞!
善子と欲望の聖杯! 続かない!! 童貞船のメンバーだけではなく最愛の人にまで手をかけてしまう善子ちゃん
自分はもうみんなのところにはいられない、そう決心しこっそりみんなの元から離れようとしたとき意外な人物が現れて……
みたいなね >>753
渇望に対して共鳴し力を与える聖杯。それを逆手に取り、使用者の欲望を叶えることで聖杯は破壊された。
あとは>>751みたいになって、誰かが引き止めて...
暗闇に紛れ、割れた聖杯を集める謎のツインテ
そこに颯爽とせつ菜が現れ手合わせするも、圧倒的な力の差によりせつ菜は退却
ツインテはそのまま闇に消えてゆくのだった... そろそろあなたにも焦点を当てる頃かな……?
それはそうとやっと遊郭編終わったぜ。
長いので3日に分けて投稿します。 せつ菜「くっ……先輩と果南さんに鍛え上げられたつもりでしたが……」
せつ菜「やはり魔の者に勝つには力が……痛ぅっ……!」
タッタッタッ
かすみ「怪盗せつ菜!? それに今のは……あの髪型は……!」
ドクン──ドクン──
かすみ「あの……風貌は……!!」
ドクン──ドクン──
かすみ「……見付けましたよ……『先輩』……っ!!」ギリッ
せつ菜「駄目ですかすみさん!! あの人を追ったら今度こそ……!」
かすみ「怪盗せつ菜……ううん、菜々先輩、ですよね?」
せつ菜「……えっ?」
かすみ「なんとなくわかってました。奴隷解放にこだわる姿勢。まるでアニメに出てくるようなガチガチなテンプレ怪盗」
かすみ「あと……かすみんを見る目が一緒なんですよ。あの優しい目……バレバレなんですよねぇ」
せつ菜「そうですか……やっぱり同じ釜のご飯を食べてきたかすみさんは誤魔化せませんでしたね……」 タッタッタッ
善子「かすみん!!」
海未「一体何があったのですか!?」
曜「怪盗せつ菜……すごい怪我してるよ!」
せつ菜「どうもご無沙汰しています。ふふっ……あなたたちと一緒の時はいつも怪我してる気がしますね……」
かすみ「……善子さん。自分をハメた相手がまた現れたらどうしますか?」
善子「どうって……そりゃあ落とし前をつけてもらう他ないわね。冥獄の炎で焼き尽くしてあげるわ」
かすみ「海未さん。改心の余地のない悪党が、世界を揺るがそうとしていたらどうしますか?」
海未「既に血に染まりきったこの両手。今更恐れることはありません。……この手で処します」
かすみ「曜さん。死ぬほど殺したい相手が目の前にいたらどうしますか?」
曜「それは……前に見たよね。みんなが止めてくれなきゃあの時あのまま殺してたよ」
曜「でもそんな……まさかかすみちゃん……」
かすみ「……あの人は私が必ず殺します。でも私には力が足りない」
かすみ「どうかみなさん、力を貸してください」ペコリ
せつ菜「かすみさん!?」
三童貞「かすみ(ちゃん)(ん)……」 >>754からだとこんな感じに続けたいんだヨーソローなあ…
でもその前にダイせつをもうちょい進めておかないとこういう話に移せないから頑張りたい
遊郭編待ち遠し過ぎてハゲたわ かすみんメインのシリアスか〜
いつかここぞという場面で髪飾りに活躍してほしいなぁ
なんかこう……魔石やら魔狼やらの力が闇を祓ってくれる的な? >>754
その誰かは母親かな?
後日談は希の所でツインテと聖杯の正体を知るって感じで 髪飾りが色香を可愛いに変換するアイテムで
髪飾りを使った反動で物凄いエッチなオーラを発散して
その場に居合わせた三童貞+巻き込まれダイヤさんをギンギン&暴走させる展開希望! 【前回のラブライブ! サンドウテイ!!】
ルビィさんが、誘拐されました! その後ルビィさんの行方はダイヤさんの調査により、ヌマヅ国のミシマ遊郭だと突き止めました。
しかし──
曜「私たちには仕事があります。それを済ませてからでないと捜索には加われません」
海未「ならば二手に分かれましょう 。私と善子がルビィ捜索に行く──」
善子「曜とかすみがヨーソロー号の仕事をこなす…」
かすみ「分かりました!」
ダイヤ「それでは曜さん、かすみさんは後で合流でお願いしますわ」
ラブライブ! サンドウテイ!!
遊郭篇
op「青空jumping heart」〜〜♪ ダイヤ「いいですか? 我々はルビィを捜索しますが、そのための荷物を今から用意します」
海未「荷物ですか? 着替え等でしょうか」
ダイヤ「はい。着替えとあと幾分かの調査費ですわね」
善子「…ねえ? それって──」
ダイヤ「はい。調査は妓楼内での聞き取りがメインになるかと。楼主に聞いても手がかりは少ないでしょうからね」
善子「…」
海未「…」
ダイヤ「それと…ああ、この汽車ですわね。行きと帰りの分を計算して」
善子「いや! 私はこんなところで貞操捨てられないわよ!!」
ダイヤ「…」ピクッ 海未「善子、やめなさい」
善子「海未さんもそう思わない!?」
海未「その話は行きの汽車でしましょう。今は準備です」
善子「ううっ…」
海未(善子。私もその気持ち、痛いほど分かります)
海未(想い人との初体験は──失えば二度と戻らない…)
ダイヤ「──では用意はすみました。これに着替えてくださいまし」つ
ダイヤ「一般人に紛れるための変装ですわ」 ───汽車───
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
ダイヤ「一時間ほどで着く予定ですわ。その間に手順の確認をしましょう」
善子「…」
海未「善子…」
ダイヤ「善子さん。いい加減腹をくくってください」
善子「だって…私…初めてはルビィと…!」
海未「分かります。分かりますよ。しかし事態は刻一刻と悪くなっています」
海未「私も…仮に失ったとしたら、ことりにどう説明すればいいかと考えてしまいます」 善子「でも…! 確かにあってるかもしれないわよ!? でも今まで頑張ってきたのを…こんなふうに──!!」
善子「海未さんはどうなの!? 後悔はないの!?」
海未「…」
ダイヤ「…はあ。やれやれですわ」
ダイヤ「善子さん!!」
善子「!?」
ダイヤ「いいですか? 今回ルビィが拐われたのは遊郭──あなたも子どもじゃないなら分かるでしょう!?」
ダイヤ「ルビィも貞操の危機なんです!」
善子「…っ」
ダイヤ「あなたは…自分とルビィの貞操…どちらが大切なのですかっ!?」
善子「あぅっ…えっ…そんなの」
ダイヤ「決断が遅いですわ!」
善子「ル、ルビィのに決まってるでしょ…!」ブルブル
海未「…」
海未(なんて残酷な質問…ですが必ず乗り越えなくてはなりませんよ、善子…) ダイヤ「…まぁ、答えただけ及第点ですわね」
善子「ダイヤは! ダイヤはどうなのよ!?」
ダイヤ「…私が貴女たちと同じ立場…つまり貞操が清くとも──」
ダイヤ「ルビィのために失うことなら躊躇いませんかと」
善子「…!」
善子(やれやれ…負けるわよ、あんたの妹バカには)
海未(っていうか)
((ダイヤってもう卒業済みなのね…///)) 善子「…///」
ダイヤ「なんです? こっち見て…? 言いたいことがあるんならはっきりとおっしゃい」キッ
善子「えっろ///」ムクムク
ダイヤ「なっ…///」
海未「ダイヤ。一体どんな初体験だったんでしょうか… 想像するだけで胸が高鳴ります…///」ムクムク
ダイヤ「海未さんまで〜!」
ダイヤ「そんなんだからいつまでも童貞なのですわ〜〜!!!」
善子「ついてしまった…」
ダイヤ「なんの手順の確認もしてませんの…」 海未「それでどっちなんですか?」
ダイヤ「その角を曲がってずっと道なりとあります」
善子「ちょっと遠いのね」
びゅるる…びゅるる…
海未「…風が強い…春だと言うのに随分肌寒いんですね──」
ダイヤ「遊郭に行く頃にはもっと風が強くなってると思います。山の麓にあって、山から降りてくる風の通り道のように遊郭が並んでるんです」
善子「…なんかさ、さっきから思ってたんだけども」
善子「ダイヤ、前に来たことあるの?」
ダイヤ「…」
ダイヤ「…」
ダイヤ「一回あります。無理やり上司に連れられて…」
海未「えっ…まさかその時に──///」はわわ… ダイヤ「違います! すぐさま帰りましたわ!」
善子「なんだ…」ホッ
海未「それで知ってたんですか」
ダイヤ「はい」
ダイヤ「ちなみにその方は業績で見返して、今や私の部下になってますよ」
海未「すごいのですね、ダイヤは」ニコッ
ダイヤ「…///」
ダイヤ「ま、まぁ…? 黒澤家にとってはこれくらいなんともないですわ…///」ポリポリ
善子「…黒澤家…ルビィ…」
海未「あっ…😰」 ダイヤ「…」
ダイヤ「本題に入りましょう」
ダイヤ「ルビィが失踪したのはダンスの公演の帰り」
ダイヤ「ここから誘拐者は単に遊郭の遊女にさせるよりも、芸事に力をいれる妓楼──とりわけ舞に力をいれる楼の関係者と推測できます」
善子「わかんないわよ? ルビィは可愛いもの、他でも十分通用するわ」
ダイヤ「もちろんです。しかし調査をする指標を示さねば打つ手がありません」
海未「…」
ダイヤ「そして、芸事の一番、二番手の妓楼を避けて調査をしますわ」 海未「何故です?」
ダイヤ「ダンス目的で誘拐するならばそれだけダンスに関心のある団体──かつ、マンネリ化している今の芸者と違う新たな風をいれるため──ですわね」
善子「説明を加えてほしいわ」
ダイヤ「…芸者の多くはルビィのような幼さの残る風貌ではありません。故に新規を取り込むためにあえてルビィのような子を加えたのだと思います」
善子「ならなぜ大手のところだと? 他の弱小が同じことを考えても不思議じゃないと思うけど」
ダイヤ「弱小がそのような目立つことをすると大手から潰されますわ。そして大手なら他から潰されることなく新しいことに着手できる──そういった推理です」
善子「…それじゃあ尚更一番手、二番手のところを調査すべきでは──」
海未「…なるほど。ダイヤの言いたいことがわかりました」 海未「一番手、二番手が自分のところの情報をおいそれと渡しません。しかし外部の楼は関係がないため他の楼の情報漏洩をしやすいと──そういうことですね?」
ダイヤ「そうです」
善子「そううまく行くかしら」ボソッ
善子「それとさ、前に言っていた奴隷商人のあなたって……一体なに?」
ダイヤ「かすみさんから聞いてないんですか?」
海未「かすみからはかつてニジガサキで修道院をしていたと聞きましたが……それくらいで」
ダイヤ「確かに詳しく聞くわけにもいきませんしね……わかりましたわ。説明します」
ダイヤ「奴隷商人の「あなた」はもちろん正式な名前ではありません。というのも個人を特定できないというのが理由です」
海未「ふむ」 ダイヤ「姿を変え、名前を変え──話術、或いは人を信用させる術が彼女の特徴です」
善子「待って、それって矩形【パルス】を見たら特定できるんじゃない?」
ダイヤ「矩形【パルス】の方も、よくよく観察しないと特定ができないほど変えているそうですわ」
善子「……やれやれね」
ダイヤ「ということから彼女は認識変化の魔法を主に使うとのことです」
海未「それでは彼女自体の武力は?」
ダイヤ「皆無といったところでしょうね。誰も見たことがない……私も見たことがありませんわ」 善子「ダイヤは会ったことあるの!?」
ダイヤ「ええ。星野結音という名前の時に捜査をしました」
ダイヤ「…っとそろそろですね」
ザッ……!!
海未「こ、ここが…///」ドキドキ
善子「っ…///」ドキドキ
ワイワイ…ガヤガヤ…
3人「「「遊郭…!!」」」 海未「聞いていたとおり…随分華やかなんですね///」
善子「そうね…///」ドキドキ
善子「人もたっくさんいるわ/// 」
「もし…もし…」
「もし…もし…」
善子「うひっ!? 籬(まがき)から手がでてるっ」
ダイヤ「ああ、見世(みせ)ですね。引き手茶屋が良くやるそうですわ」
善子「へぇ…」
ダイヤ「さっさと始めますわよ」
ダイヤ「今回向かうのは躑躅屋・森之屋・罪紅屋の三軒、それぞれ手分けして行きますわ」
善子「わ、わかったわ///」 ダイヤ「これは細見(地図)とこれは経費です」つ
海未「わわっ…こんなに///」ドキドキ
善子「とうとう入るのね…///」ドキドキ
ダイヤ「いいですか?聞き取るときは一対一が望ましいですわ!」
海未「…///」ドキドキ
善子「…///」ドキドキ
ダイヤ「き、聞いてまして…?」
海未「は、はいっ!?///」
善子「ふふっ、造作もないわ…///」
ダイヤ「大丈夫かしら」 ×××××
善子「先に玉代を払ってっと…」
「こちらは演奏、芸事の最後にご指名いただく仕様でござい。 して他の方と被らなければ二階へご案内っといった手筈でぇあります」
ゾロゾロ…
善子(出てきたわね…)
「それではどうぞお手を拝借〜」
──────
────
──
善子(そこそこ演奏良かったじゃないの)
「それではお待ちかね〜〜ご指名のお時間でありんす」
善子(遂に来たわね!)ゴクリ
善子(なるべく話安そうな人がいいんだけど…)つ 「なんと全員かぶりなしで、それでは二階へご案内!」
芸者「よろしくお願いしますよ」
善子「え、ええ…」
××××
──二階、お座敷──
善子「…」ドキドキ
善子(ここが正念場よ! なんとかルビィの──芸事の達者な新入りの情報を得るの)
芸者「…」
芸者「お姉さん、随分華やかなお顔ネェ」
善子「はひっ!?///」ビクッ
芸者「アハハ、そう固くなることありんせん」 芸者「わっちは主さんみたいな方、好きでごさりんす」
善子「そ、そんなこと…まだ会話もしてないじゃないの」
芸者「まぁ…そな野暮なこといいなんすな」ヌギッ
善子(野暮なことは言わないで…かしら?)
芸者「主さん…♡」ズイッ
善子「ううっ///」ギンギン
芸者「わぁ…張りつめてござりんすね」
善子「ストップ! 違うの! 聞きたいことがあってきたの!」
芸者「…聞きたいこと?」はて
善子「まず、あなたどこの人? その話し方だと聞き取りにくいわ」 芸者「…妾はヌマヅ国ウチウラ出身さね。つまりこの見世から遠くはないのさ」
善子「良かった。じゃあさっそく本題に──」
芸者「…足抜けかい?」
善子「足抜け?」
善子(ってなんかえっちな響き…///)
芸者「簡単にはいうと脱走すること。ま、めったに成功することもないし、捕まったら見せしめでとんでもない目に合うのがオチでね」
善子「脱走すること…ありがとう。今回は脱走というよりも逆」
善子「誘拐された子がこの遊郭にいると聞いて連れ戻しに来たのよ」
芸者「…へえ」
善子「ただその子、ダンスで生活してる子でね。ここに連れてこられた中で躍りの芸事に通じている妓楼を探してるんだけど──」
芸者「あ」
善子「知ってるの!?」 芸者「いや、まだ妾、あんたに抱かれていなかったと思ってね」スルスル…
善子「っっ!?///」
芸者「ま、詳しい話は後にして──一回出すもん出してから考えればいいことじゃないか」
善子「だから!/// 私はその! しないから!!////」
芸者「は? そりゃあんた、妾を抱くに値しないと、そうおっしゃる腹づもりです? なら女が廃るというものですやん」
善子「ごめんなさい! 初めてはその子にとっておきたくてですね!/// あなたが良くない訳じゃ決してないんですっ///」
芸者「…ふーん…」イソイソ
芸者「身体は許しても心は許さない、とは妾等の中では良く言いますがね…でも」
芸者「正直その心意気は買ったよ。あんたみたいな美人さんが操を誓うのを見るのは嫌いじゃない」
善子「…」ホッ 〜〜その頃〜〜
海未「おっぱい…♡ おっぱい…♡ さいこぅれしゅうぅ…♡」モチモチ
女郎「心行くまで堪能しておくんなんし♡」
海未「はうぅぅ…♡」ギンギン
女郎「ご立派な主さんの…わちきが──」スッ
園田「あ、いえ。自分でするので大丈夫です」キッパリ
女郎「は、はぁ…」
〜〜その頃〜〜
ダイヤ「ふっ…! ふっ…!」パァン!! パァン!!
女郎「はあっ♡ ああっ♡」
ダイヤ(これは…! 調査のため…♡ 遊郭の調査のためなのでしょうがないのですわぁぁぁっ♡)パァン!! パァン!!
ダイヤ「おほぉぉーー!!」ドクドク ×××××
善子(…なんか私だけみんなと違うことしてるような気が…気のせいかしら)
芸者「その探してる子っていうのも、あんたの想い人かい? 操を誓っていて遊郭に探しに来てるっことは覚悟があってと見たんだけどねぇ」
善子「…すみません。甘いかもしれませんが…」
芸者「だからいいっているだろう? しつこいね」
芸者「…ただ躍りに定評のある…ふぅん」
芸者「ちなみにその子はどんな子だい?」
善子「身長154cm。スリーサイズは上から76・56・79。赤い髪が目印よ」
芸者「……もしかしてあんた俗に言うロリ──😥」
善子「…否定はしないわ」 芸者「ま、趣味はそれぞれというしねぇ」
芸者「…しょうがない。一回分楽させてもらったお礼に他の子にも聞いてみるよ」
善子「あ、ありがとうございます!」ペコリ
芸者「一応検討はついてるんだけどね。最近新しい躍り子が入ったって噂」
善子「!!」
芸者「明日、またうちに来て妾を呼んでおくれ。そうしたらもっと濃い内容を伝えるからさ」
善子「助かります! ありがとうございます!!」
芸者「…しかしもったいないねぇ。なんなら妾が食べちゃいたいくらいなのに」ペロリ
善子「あはは…」インキャスマイル ──蕎麦屋──
善子「…」ポケーッ
海未「善子」ツヤツヤ
ダイヤ「善子さん!」ツヤツヤ
善子「!」
善子「あんたたち、なぁによそのスッキリした顔は」ジトー
ダイヤ「なんのことでしょうか?」ポリポリ
善子「それに海未も! まさか卒業したんじゃ──」
海未「なっ、失敬な!私はおっぱいを借りただけです!/// おちんちんには指一本触れさせてませんよ!///」
善子「しっかり楽しんでんじゃないの!」
善子「で、どうなのよ? 調査の成果は」
ダイヤ「私は完璧ですわ!」
海未「わたしも何軒か心当たりのある方に当たったので。大丈夫です」
善子「ぬぅ…こういう所ちゃんとしててムカつくわ…」 善子「私は…明日わかるわ」
善子「今晩の内に他の子にも聞いてくれるらしいから、より詳しく紹介してくれるそうよ!」
ダイヤ「なるほど。では今日のところはどこか宿を見つけてみましょう」
善子(さっきは一刻も早く助けないとって…あれ?)
ダイヤ「あっちです。行きますわ」スタスタ ──宿場・百合の間──
ダイヤ「さて…」
海未「今回の成果ですが──」
ダイヤ「私から話してもよろしいですか?」
善子「うん。お願い」
ダイヤ「踊りの芸事に通じている楼であり、最近新しく入った芸者がいるとなると、特定できる楼が1つ」
ダイヤ「阿砂楼 ですわ」
善子「あずなろう…?」
海未「わたしもその楼の事を聞かされました」
善子「ふぅん…」 海未「調査するのならそこから行ったほうがいいと、そういうことですよね?」
ダイヤ「はい」
海未「あとは明日、善子の成果がわかりますね」
善子「そういえばさ、明日って朝から遊郭やってるの?」
ダイヤ「やってませんわ。早くても夕方からですので」
善子「そうよね。それまで私たちは何をすればいいのかしら」
ダイヤ「今日の情報の整理をしましょう」 >>783
海未さぁ…|c||^.- ^||さぁ…
ホンマ、ことりと菜々にみせてやりたいわw
乙! 修道院時代のニジガクメンバーの話が書きたい
なんとなく思いついた 【チーム分け後、出発前の飲食店にて】
善子「遊郭……どんなところかしら」ドキドキ
海未「どうせなら手でしてもらえばいかがですか? 良いものですよ」
善子「えっ……海未、あなたなんでそんな……」
海未「……まだ性に目覚める前の話です。穂乃果とことりと一緒にお風呂に入っていて……」
海未「当時二次性徴期のさ中、何も知らないバカ穂乃果と、そういうことに興味を持ち始めたことりの手によって……」
善子「くっ……小さい頃の話ならしょうがないわね」
海未「思えばあれが初めての快感による射精でした。最も、それを穂乃果が親に面白おかしく話してしまったせいで私とのお風呂を禁じられてしまいましたが」
かすみ「まだ穢れを知らない頃の海未さんの……かすみん、ちょっとムラムラしてきちゃいました……♡」
善子「かすみんえっろ」ムクムク 曜「まあ善子ちゃんもアレだよね、ちょっとぐらい経験しといてもいいんじゃない?」
善子「いいえ、私は全部ルビィと済ませるわ! 最悪でもかすみんね!」
かすみ「人をただの予備みたいに扱わないでくれません? 寝てる間に全部奪ってもいいんですよ?」ニコニコ
善子「すみませんでした……」
曜「でもさ、フェラぐらいは味わっておいた方が絶対にいいって! アレはホントに腰抜けそうになるから!」
善子「……ん? 曜、まるで味わったことあるみたいな物言いね」
海未「私もそんな経験があったとは初耳ですが。というか12、3の頃から私と一緒でしたよね?」
曜「……やばっ」
善子「ちょっ、何がやばっ……なのよ!! みんなで問い詰めるわよ! ほら、かすみんも!」 ダイヤさんの威厳が底値を知らないくらいに下落してる…
(q|`˘ ᴗ˘)乙 姉力マックスな姿を見てルビィさんごっこしたいのですが?
ということで、ダイヤさんでちょっと書きたい かすみ「あ、あの……ええっと……///」
海未「何を赤くなっているのですかかすみ……も、もしやあなたが曜と……」
善子「いや、ちょっと……何よそれぇ!?」
曜「あっ!! もう仕事の時間だった! かすみちゃん手を! お金置いとくから会計よろしく!!」ギュッ
かすみ「は、はいっ!!」ギュッ
曜「新技! 【瞬・速影】!!」ビュビュビュンッ
善子「ちょっと待ちなさいよ!! 何いきなり新技使って逃げてんのよ!!」
海未「……曜……帰って来たらアナル地獄の刑ですからね……」ゴゴゴゴゴ といういつもの勝手に捕捉
善子ちゃんの不幸体質が不憫になって現れて来ましたね(他人事) でも善子ちゃんにはタラコクチビルフグモドキがあるから... >>797
>かすみ「人をただの予備みたいに扱わないでくれません? 寝てる間に全部奪ってもいいんですよ?」ニコニコ
すっげぇ真に迫った脅し文句よw 本人がロリコンでヘタレなだけで何気に想い人と1番仲が進展してるのは善子なんだよね
海未ちゃんはことりもある程度の好意は持ってるけど穂乃果の方にも矢印向いてるし穂乃果も海未ちゃんに矢印向いてるし泥沼
曜ちゃんは……かすみんと結ばれた方が幸せになりそう 海未「まさか刀の手入れまでできるとは」
璃奈「ものづくりに垣根はないから。閃きはどこから来るかわからない」シャッシャッ
海未「…とある名デザイナーと同じことを言ってますね。色んなことをやってみるのが閃きを呼び込むコツだって」
璃奈「その通りだよ。…はい、できた。璃奈ちゃんボード『シャキーン』」
海未「ありがとうございます、璃奈。この刀を任せられる人を見つけられてよかったです」
璃奈「国宝級の一品に触れられて私も勉強になった。これを実戦で使うのはちょっと考え物だけど」
海未「いわくつきの品ですからね。私が管理していないとどうなるか…」
ダイヤ「天王寺博士いらっしゃいますか?先日依頼した証拠品の鑑定結果をうかがいたく」
璃奈「今日はお客さんがいっぱい。璃奈ちゃんボード『ぐるぐる』」
海未「私がいては邪魔ですね。それではまた」
璃奈「あっ、そっちには例のアレが」
ゴンッ
海未「す、すみません。鞘がぶつかって…」
ダイヤ「えっ、機械が起動してますの!」
璃奈「あわ…あわわわわ」💦 海未「…という訳で、璃奈がしばらく私たちの船でお世話になりたい、ということなんです」
璃奈「よろしくお願いします」ペコリ
かすみ「海未さんを観察して研究に役立てたいって。…りな子が考えることはわかんないなぁ」
曜「うん、オッケーだよ!だけど注意してね!ここにロリコンが一人いるから!」
善子「何が注意してね、よ!手ぇ出したら愛に殺されるわ!そんくらいわかってるわ!」
璃奈「ありがとうございます。これからお世話になります」
海未「………………」
海未(…ダイヤさん、なんとか誤魔化せた)
璃奈(ええ…。これから元に戻るまで、璃奈さんは海未さんを、わたくしは璃奈さんを演じなければなりません)
海未(なぜかといえば…)
璃奈〈ダイヤ〉(中身が入れ替わってしまったからです!!!) 海未〈璃奈〉(説明すると…)
璃奈『いけない!「一人だけじゃできないことがしたくなるのが…」が暴走してる!』
海未『な、なんですかそれは!』
璃奈『相手のことを知るために、相手と入れ替わるってマシンなんだけど…まだ不安定で調整中だった…!』
ダイヤ『つ、つまり今起きようとしている何かって…!』
璃奈『人格シャッフル…!』
ボンッ
海未〈璃奈〉『ゲッホゲホ!思い切り爆発しちゃった…早く直さないと…』
璃奈〈ダイヤ〉『ううっ…なんてことですの…』
ダイヤ〈海未〉『ケガはありませんか?璃奈。…ってあれ?いない…?』
海未〈璃奈〉『私はこっち。私の身体は海未さんが守ってくれた。…ありがとう』
ダイヤ〈海未〉『…そうでした。もう入れ替わってるんですね』
海未〈璃奈〉『海未さんはダイヤさんの身体に。ダイヤさんは璃奈の身体に。璃奈は海未さんの身体に入ってしまったみたい』 璃奈〈ダイヤ〉『…ちなみに、治るんですのこれ?』
海未〈璃奈〉『マシンの修理が終われば。予備のパーツはあるけど、…しばらくかかると思う』
ダイヤ〈海未〉『す、すみません!大変なことをやってしまって…』
海未〈璃奈〉『ううん。片付けを愛さんに任せっきりにしてた私の責任。愛さんが取材でいなくなるといつもこうなる』
璃奈〈ダイヤ〉『いつもですの!?』
海未〈璃奈〉『うん。おまんじゅうが謎の生命体になったこともある』
ダイヤ〈海未〉『…でも困りました。船の出港は明日の明朝…。私に何か手伝えることはありませんか!?』
璃奈〈ダイヤ〉『わたくしも助力しますの。この姿では職場に戻れませんし…』
海未〈璃奈〉『…たぶん二人の時間には間に合わないから……とにかくこの場をしのぐ方法は…』
海未〈璃奈〉(という感じで、璃奈〈ダイヤさん〉と一緒にヨーソロー号でマシンを修理することで何とか体裁を整えることにした)
璃奈〈ダイヤ〉(本人を演じて周りにバレないようにしなければなりませんが) 曜「お部屋はどうしようか?今なら新設した大部屋を貸し切りできちゃうよ!?」
璃奈〈ダイヤ〉「お気遣いありがとうございます。でも、海未さんと相部屋がいい」
かすみ「ちょっ!!!りな子ぉ!?それはかすみんが認めませーん!!」
海未〈璃奈〉「なんでそんなに慌ててるのかすみちゃん?」
善子「海未め!どんな手を使って懐柔したのよ…!うらやま…いかがわしいわ!!」
璃奈〈ダイヤ〉「…海未さんが寝てる時のデータが欲しい。寝起きの不機嫌な時の超絶パワーの研究がしたい」
曜「……そう言うなら仕方ないかな。でも海未ちゃん、間違いは許さないからね!」
海未〈璃奈〉「こ、心得てる…ます。大丈夫、これは実験の一つ、ですから」
海未〈璃奈〉(ありがとうダイヤさん。フォローしてくれて)
璃奈〈ダイヤ〉(礼には及びません。これでも警察官ですので、話術には多少自信がありますの)
海未〈璃奈〉(関係あるかなぁ…) 海未〈璃奈〉「なんとか部屋に入れた」
璃奈〈ダイヤ〉「ここまでは問題ありませんわね。海未さん、勝手に部屋に入ってごめんなさい」
海未〈璃奈〉「急いでマシンを直さないと。海未ちゃんボード『せこせこ』」
璃奈〈ダイヤ〉「……状況を楽しんでませんこと?」
海未〈璃奈〉「不本意とはいえ、またとない経験。研究者の血には逆らえない」
海未〈璃奈〉「それにしても…」
璃奈〈ダイヤ〉「どうなさいました?璃奈さん」
海未〈璃奈〉「…私って、そんな表情するんだ」
璃奈〈ダイヤ〉「え?」
海未〈璃奈〉「困った時の弱気な顔。驚いた時の見開いた目。力になるって言った時の凜とした表情。…私が一番欲しかったものかもしれない」ワキワキ
璃奈〈ダイヤ〉「璃奈、さん?そ、その手はなんでしょう…?」
海未〈璃奈〉「他の表情も確認したい…これを逃したら二度と私の顔に表情は宿らない…!」ガバッ
璃奈〈ダイヤ〉「ひゃぁっ!ちょっ、璃奈さぁんっ…!」 〈ひとくちそのだ そのいち〉
ダイヤ〈海未〉「ここが宿直室ですか。ダイヤさんの話によれば中川さんも同室だとか」
ガチャ
菜々「お帰りなさいダイヤさん!」
ダイヤ〈海未〉「ただいま戻りました」
菜々「夕飯はまだですか!?実は今日私自炊したんです!よかったら一緒に食べませんか!!!?」
ダイヤ〈海未〉「ええ。ちょうど何も食べていませんでしたし。菜々さんの手料理、いただきましょうか」
イタダキマス
グ………パァー! 海未〈璃奈〉「さすがに海賊狩りの身体。私の身体じゃ押し倒されても何もできない」
璃奈〈ダイヤ〉「は、放してください…璃奈さん…///」
海未〈璃奈〉「恥ずかしがりながら嫌がる顔…ドキドキする…!」サワサワ
璃奈〈ダイヤ〉「やっ…やあぁっ…///」
海未〈璃奈〉「そんな表情もできるんだ。そしてこれが男性的興奮…///」ギチギチ
璃奈〈ダイヤ〉「だっ、だめです!!本番だけは…!!///」
璃奈〈ダイヤ〉「本人が知らないところで童貞卒業なんて、あんまりじゃないですかぁ!」
海未〈璃奈〉「…それは確かに。海未さんが知ったら入水しそう」
璃奈〈ダイヤ〉「それに璃奈さんの身体だって!初めてはお慕いする人がよろしいでしょう!?」
海未〈璃奈〉「あ…愛さん…。…ごめんなさい。我を忘れてた…」
海未〈璃奈〉「でもすごくムラムラする…。集中できない…」
璃奈〈ダイヤ〉「こんなに女の部分が疼くのは初めてですわ…///」
海未〈璃奈〉「…どうやって処理すればいいんだろう…?やり方がわからない」 璃奈〈ダイヤ〉「……仕方ありません。わたくしがやりますわ」
コンコン
かすみ「りな子ー。海未さーん。ごはんですよー」
チュパチュパ
アッ…ダメ…///
ダイヤサンッ…!///
かすみ「!?!?!?!?!?」
かすみ(なっ…何してるの海未さん!?てかダイヤさんって!?)
かすみ(ま、…まさか海未さんが“そっち側”に…!?///)
かすみ「って!違〜う!!りな子がいる部屋で何やってるんですかぁ!」 ガチャ
璃奈〈ダイヤ〉「どうしたのかすみちゃん?」
かすみ「りな子!!大丈夫だった!?何か変なコトされてない!?」
璃奈〈ダイヤ〉「別に何もないよ。海未さんにちょっと過激な夢を見てもらってるだけで」
かすみ「夢!?あの声も!?」
璃奈〈ダイヤ〉「うん。悪夢を見た時にどんな反応するのか試してる。璃奈ちゃんボード『ゾクゾク』」
かすみ「びっ、ビックリさせないでよぉー!」
かすみ「って!!りな子も何やってんのぉー!?そんな怪しげな実験するなんて聞いてないんですけどー!」
璃奈〈ダイヤ〉「同意の上だから大丈夫。璃奈ちゃんボード『グヘヘ』」
かすみ「そんなドSなりな子、見たくなかった〜!」
璃奈〈ダイヤ〉「…もうそろそろ目が覚めると思うから、ダイニングで待ってて」
かすみ「…はぁ、わかったよ。…あんまりビックリさせないでよねー」
璃奈〈ダイヤ〉「うん」
バタン 璃奈〈ダイヤ〉「…夕飯、ちゃんと味がするのかしら…」
璃奈〈ダイヤ〉「こんなに飲まされるなんて思ってなかったから…けっほけっほ」ドロォ
海未〈璃奈〉「ごめんなさいダイヤさん…。こんなに気持ちいいとは思ってなかった…///」
璃奈〈ダイヤ〉「…お気に召したなら何よりです」
海未〈璃奈〉「私も愛さんにしてあげられるかな…?」
璃奈〈ダイヤ〉「…ともかく、怪しまれないように今は夕飯にしましょう」
璃奈〈ダイヤ〉(…わたくしのムラムラは増す一方なのですが…///)キュンキュン 〈ひとくちそのだ そのに〉
ダイヤ〈海未〉「はぁっ…はぁっ…味覚に殺されるかと思いました…」ゲホゲホ
菜々「ごごごめんなさいダイヤさん!」
ダイヤ〈海未〉「いいえ、誰でも最初はできないものですよ。…私と一緒に作り直しましょう?」ニコッ
菜々「はっ、はい!!」
菜々(やだっ❤何でそんな顔で笑い直せるんですかっ❤キュン死にしちゃう❤) 思いのほか長くなりそうなので続きは後日
定番ネタの入れ替わり、まだやってないみたいだからやってみた
ダイヤさんのお姉ちゃん話のはずが、別の話になりそう… ダイヤさんと璃奈ちゃんが行った行為について興味があります。
もっと詳しく描写してください 菜々がダイヤ先輩ではなくダイヤさんと呼ぶのは気付いてるのか、それともただのミスなのか >>818
完全に単なるミスです、申し訳ねぇ…
脳内変換お願いします 久々にCity Hunter 見てたらあんなハードボイルドな物も書きたいなと思った
次のスレで何か書く(決意) >>790ここから
─────
───
─
夜・罪紅屋、2階
芸者「お前さん、今夜も呼べたみたいだね」
善子「どうだったかしら?」
芸者「そうさね……妾が聞いたところによると──」
芸者「阿砂楼が可能性として高いと思う」
善子(やはり……阿砂楼!)
芸者「そこじゃなきゃ大手の音之屋か水分楼だろうね。ま、なんにしても気張っていきな」
善子「ありがとう……なんてお礼を言えば」
芸者「よしとくれよ、妾は別になんも頑張ってなんかないよ。頑張るのはあんただろ?」
善子「うん……ありがとう」
芸者「見つかるといいね。その想い人」
芸者「こういう人情ばなしを聞くと悪いばかりの世の間じゃないと思うよ」ケラケラ
善子(そうだ……ここに働いてる人は──)ズキッ 善子「……ごめんなさい」
芸者「情けは不要だよ。それよりも見つけたらさ、報告に来とくれ」
善子「分かったわ!!」
海未「善子!」
ダイヤ「どうでしたか!?」
善子「やっぱり阿砂楼だってさ」
海未「阿砂楼……怪しいですね」
ダイヤ「さっそく行きましょう。細見では少し遠いみたいですから早めにね」 阿砂楼はこの遊郭の中で最も山に近い場所にあり、周りよりも若干標高が高い。そのため景色は良好だ。
またこの遊郭唯一のゴシック調の洋風建築のため異彩を放っている。比較的新しくできた建物のためそこでのサービスも伝統に捕らわれないことも特徴である。
『ミシマ細見』より引用 時を少し遡り……一日前
曜「よっこらしょ!」
かすみ「こっち持ちましたよー!」
曜「わかった! せーので行くよ!」
かすみ「はいっ!」
ヒョイ…トコトコ、トスン
曜「ふぅ…この現場の荷下ろし終わり!」
かすみ「はひー…はひー…」
曜「じゃあ私、ここの管理者の方にサインもらってくるよ!」
かすみ「じゃ、じゃあかすみんはいつでも出港できる準備しときますね…」ゼーハー
曜「ありがとう!」ニコッ
タッタッタッ
かすみ「曜さん…もうあんなに遠くに…パワフルだなぁ」 かすみ「わたしも皆さんの役に立てればなんだけどね」スタスタ
かすみ「あ、今のうちにサンドイッチでも作っとこ」
〜〜間〜〜
カァ…カァ…
曜「ただいまー!」
かすみ「おかえりなさい!」
曜「サインもらったよ!じゃあ次行こうか!」
かすみ「はいっ! エンジン暖めておきましたよ!」
曜「ありがとう、助かるなぁ」ナデナデ
かすみ「もー子ども扱いしないでくださいよ〜♡」 かすみ「あとこれサンドイッチです! 操縦しながら食べてください」
曜「わーっ! お腹減ってたんだ〜」
曜「かすみちゃん、いいお嫁さんになるね」
かすみ「ふふん♡ 曜さんのですか?」
曜「いっただきます〜」モグモグ
かすみ「もう! ごまかさないでくださいよ!」プンプン
〜〜1日の仕事がすべて終わった夜…〜〜 〜〜1日の仕事がすべて終わった夜…〜〜
〜〜見張り台〜〜
かすみ「…」
曜「よーそろ、かすみちゃん」コーヒーほっぺぴと
かすみ「ひやぁああっ!?」
かすみ「もう! びっくりさせないでくださいよ!」
曜「あはは、ごめんごめん! コーヒーあげるから許してよ」
かすみ「んもぅ…ありがたくもらいますけど!」
かすみ「あれ? 操縦はどうしたんですか?」
曜「ああ、(>ω<)/に任せてる」
曜「回りに船も見当たらないし、平気だろうからね」
かすみ「そうでしたか」ゴクリ
かすみ「はあ…コーヒー美味しい…」
曜「そろそろ春だけどまだ夜は寒いもんね」ゴクリ 曜「んー♡ いいね」
ザザザ…ザザザ…
かすみ「…」
曜「…」
かすみ「静かですね」
曜「うん」
かすみ「そういえば、こうやってふたりっきりで船で過ごすのって初じゃないですか?」
曜「ふたりっきり…そうだったかな…?」
かすみ「そうですよ!」ピトッ
曜「!?///」
かすみ「えへへ〜今晩ならかすみん独り占めですね〜」
曜「そ、そうだね…///」 曜「──そういえばさ、なんでルビィちゃんを助けよう、って提案したの?」
かすみ「うーん…そうですね…」
かすみ「…ルビィさんは確かに善子さんを狙うライバルです! 誘拐されて脱落してくれればかすみんも助かりますが…」
曜「だ、だいぶ最低なような…😥」
かすみ「続きがありますよ!」
かすみ「──誘拐されたら善子さん、きっとすごい悲しむと思うんです」
曜「…!」
かすみ「それは…嫌ですね。うん。嫌です」
曜「かすみちゃん…」 かすみ「それに、そうなるとルビィさんへの思いはどんどんおっきくなって──かすみん勝てないじゃないですかー!」
曜「ええっ!? いい話だったのに」
かすみ「ま、まあ? ルビィさん自体かすみんは少しは認めてあげてますし!」
かすみ「…」曜の袖ギュゥ
曜「かすみちゃん?」
かすみ「いいですか? 今から言うのはひとり言ですよ?」
曜「う、うん」
かすみ「…かすみんの状況となんだか似てるな、って思っちゃったんです…」
曜「…」 かすみ「かすみんも突然誘拐されて、奴隷養成施設で指導されて…焼き印を容れられて…本当は使い捨ての性奴隷として生涯を終えるはずだったのを、今こうして大好きな人を独り占めしてるなんて奇跡みたいで──」
かすみ「だから…かすみんみたいになってほしくないんです」
曜「そっか…」ナデナデ
かすみ「でもかすみんの力だけじゃなにもできない…あんな風に助けるって言ったけど」
かすみ「それが悔しいです」ギリッ
曜「…そんなことないと思うなぁ」
曜「きっとかすみちゃんが言い出さなかったら、善子ちゃんも言えなかったと思う」
曜「善子ちゃんは…ああ見えて人一倍気を使ってるし、人に迷惑をかける自分の望みなら、きっと自分一人でする子だからね」ナデナデ 曜「かすみちゃんは確かに善子ちゃんを救ったんだよ」
かすみ「…曜さん…」ギュッ
曜(かすみちゃんが500円だったのって使い捨ての性奴隷…病気を患うと船から捨てられるような、安価な奴隷──)
曜(初めて知ったよ…そんな意味があったの)ナデナデ
──────
────
── ──
────
──────
かすみ「あはは…すっかり寒くなっちゃいましたね…///」
曜「そうだね、(>ω<)/が呼びに来なかったらこのままずっといたかもしれなかったよ〜」アハハ
かすみ「…え?」
曜「じゃあかすみちゃん、私は今日の記録付けてくるよ!」
かすみ「は、はい!」
スタスタ…
かすみ(ずっといたかもって…そんだけかすみんとの居心地良かったのかなぁ…///)ドキドキ 〜〜曜の部屋〜〜
曜「報告書はこれで良し!」
コンコン
かすみ「曜さん、お茶です」ガチャッ
曜「ん? かすみちゃん?」
かすみ「はーい、どうぞ」
かすみ「…///」モジモジ
曜「どうしたの?」
かすみ「あ、いえ、今日、その…///」
かすみ「一緒に寝てくれませんか?///」小声
曜「!?///」 曜「えっ…!? いやいや! そんなまずいよ!/// 何かあったら大変だし…」
かすみ「何かあったらかすみん万々歳なんですけどね…」
かすみ「曜さんだしそこは大丈夫かなと」
曜「うぬぬ…かすみちゃんに舐められてる」
かすみ「ダメですか?」
曜「……いいよ」
かすみ「やった!」
〜〜間〜〜
かすみ「よし! 歯磨きもしましたし、寝ましょうか」
曜「うん…」
曜(あのランジェリーじゃない…よかった)ホッ
曜(……よかった?)
──良かったって、何が? ランジェリーだと、私、どうなってたって……? ゴソゴソ
曜「…近いね///」
かすみ「はい…♡」ギュッ
曜「!」
かすみ「はぁぁ…今日は曜さんのこと独り占めできる〜…」ギュゥ
曜「あは、あはは…すっかり抱き枕扱いだね」
かすみ「そんなことないですよ〜」
かすみ「…いい匂い…♡ 落ち着きます…」スンスン
渡辺「くすぐったいってば…///」
かすみ「よーさんも、かすみんのことギュッとしていいですからね!」
渡辺「う、うん…」ギュッ 曜「ほんとだ…落ち着くね…」
かすみ「明日の夜あたりに海未さんたちと合流できますかね…?」
曜「たぶんね」ウトウト
かすみ「ルビィさん…見つかってるといいですね…」ウトウト
曜「そうだね…」ウトウト
──────
────
── 曜「うーん…」ムクッ
曜「おはよ…かすみちゃん」
曜「あれ? かすみちゃんがいない!? 」
ムワ〜ン
曜「うっ…布団からすごい匂いが」
曜「って、これっ!?!?///」
曜「うわわわ…嘘、夢精しちゃった…? かすみちゃん抱き締めて寝たから…?」
曜「うう…せっかくいい話風だったのに…😢 童貞なのが恨めしい」シクシク
かすみ「曜さん、シャワー使いますか?」ガチャッ
曜「うひゃぁ!?///」 曜「か、かすみちゃん、あ、シャワー入ってたんだ」ドキドキ
かすみ「ええ」
かすみ「さすがにふたりで抱き合いながら寝ると汗かきますね」えへへ
曜「!!」
曜(よかった…バレてない!)
曜「うん! わたしも入る! あとシーツも洗って来るからね!」ガバッ
タッタッタッ…
かすみ「…」
かすみ「バレてないはずないじゃないですか…///」
かすみ「朝起きたら曜さんのが太ももにべっとり着いてた身にもなってほしいです…///」ムラムラ ──────
────
──
曜「ふう、仕事終わり!」
かすみ「はぁはぁ…普段4人のところをふたりだから…はぁはぁ」ガクガク
かすみ「っていうか今日は海未さんたちと合流するんじゃないんですか!?」
曜「もちろん合流するよ」
曜「遊郭は夜に営業するからさ。この一件の仕事を終わらせちゃいたかったんだよね!」
かすみ「はぁ…そうでしたか」
曜「じゃあこれから列車に乗って行くよ!」
かすみ「はーい!」 〜〜時を戻して海未一行、阿砂楼前〜〜
ダイヤ「……ここですわ」
善子「思ったより古びてるのね」
ダイヤ「一番新しいと聞きますが……他の建物が更に古いんでしょうね」
海未「仮に、ここにルビィがいるとしたら私たちはどのように動きますか?」
ダイヤ「……保護し早急にこの遊郭から立ち去ってください」
善子「分かったわ。立ち去ったあとは?」
ダイヤ「経費の中から宿泊代がでますのでどこか適当に宿を取ってください。明日ヌマヅの警察署にルビィを連れて来てくださいな」
海未「分かりました。ルビィが見つからずに終わったら今日泊まっていた宿に戻りますね」
善子「……さて。行きましょうか」
──ガチャッ 「「「ようこそ! A・ZU・NAランドへ!」」」
3人「……!?」
「皆さん! えっちなことは大好きですか!?!!!!」
「楽しいアトラクションがいっぱいありますよ♡(やらしい声)」
「みんなが笑顔になれる楽しい世界」
「「「 A・ZU・NAランドへ!」」」
二童貞((えっっっっ!!!))ビンビン
海未(いや……それよりも!)
ダイヤ「なんでここに…」
善子「嘘……よね?」
善子「しずく──」
ダイヤ「怪盗せつ菜──」 海未(ふたりが何故ここにいるのか……そして)
「当店では他ではないアトラクションが満載です♡」
海未(あの真ん中のピンクの子は──誰でしょう……)
海未(おっぱいおっきくていい匂いしそうですね……///)ドキドキ
「申し遅れました! 私は「ぽむ子」と申します!」
「「お露」です♡(やらしい声)」
「「歌子」です!!!」
海未「お露……///? いえ貴女──」
ダイヤ「歌子さん? いえ、貴女は怪盗せつ菜でしょう!? 逮捕しますわ!」手錠ジャラ 歌子「ま、待ってください! 人違いです!」
善子「人違い……ならお露さん、あなたの本業は?」
お露「もちろん、こちらの阿砂楼のお仕事です♡」
海未「しずくではないのですか……?」
ぽむ子「ではお客様、どの子がお好みですか?」
海未「そうですね。私はお露さんで」
お露「ありがとうございます♡」
ダイヤ「では私はせつ……いえ、歌子さんで」
歌子「ありがとうございます!!!」
善子「なら私は貴女よ。ぽむ子さん」
ぽむ子「ご指名ありがとうございます♡」
ぽむ子「ではそれぞれの女の子から説明があります♡ ふたりの夢の時間をお楽しみくださいませ」 お露「ご案内しますっ 行きましょう♡ 」腕ギュッ
海未「ええ」
海未(おっぱいが私の腕に……///)ムクムク
歌子「私が精一杯楽しませますね!」腕ギュッ
ダイヤ「お願いします」
ダイヤ(胸……おっきいですわ……///)ムクムク
ぽむ子「では♡」腕ギュッ
善子「は、はい……///」
善子(おっぱいっっ/// こ、この子でっっっ!!!)ムクムク
善子「……っ!?」
善子「……」バチッ
海未「……」バチッ
ダイヤ「……ぁ」バチッ
3人(絶対こいつおっぱいの事考えていたな……)
ダイヤ「で、では海未さん……ごきげんよう」ヒクヒク
海未「え、ええ……ダイヤこそ」ヒクヒク
善子「ふ、ふふ……健闘を祈るわ」 ×××××
ぽむ子「お姉さん、こちらは初めてですか?」テクテク
善子「ええ。ちょっと付き添いでね。阿砂楼に用があったから」
ぽむ子「用ですか?」
善子「ええ」
ぽむ子「それは……お聞きしてもよろしいことで?」
善子「そうね……」
善子「っていうかいつまで歩くのかしら」
ぽむ子「申し訳ありません……今回は離れでのサービスでございます♡」
善子「ふーん」テクテク ──離れ・開花──
善子「……」
ぽむ子「こちらです♡」
ぽむ子「それでは暫しお待ちください」
善子「分かったわ」
ぽむ子「お待たせしました♡」
善子「!!」
ぽむ子「えへへ……うさぎさんをモティーフにした格好です♡」
善子(えっろ)ビンビン ぽむ子「後は貴女のなすがままです──」
善子「……」
善子「そうだわ。今日来た理由を行ってなかったわね」
ぽむ子「……?」
善子「阿砂楼に新しいメンバーが入ったと聞いたわ」
善子「その子に会いたいのだけど叶うかしら?」
ぽむ子「……」 ぽむ子「はて? そんな子いたかしら……? 楼が違うのではないでしょうか?」
善子「しらばっくれない方がいいわよ? 調べはついてんのよ、こっちは」
ぽむ子「……」
善子「──それにあんた……」
善子「人間じゃないわね?」
ぽむ子「……」
善子「さっきあんたが私の体に、迂闊にも触った時分かったわ。恐らくは悪霊……」
善子「人間じゃないアンタがなんで遊郭にいるのか──それも答えて貰おうかしら」
ぽむ子「……」
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