深夜で誰も見てないだろうからあなしおSS書いていく
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あなた「失礼します」ガラガラ
栞子「誰かと思えば同好会の部長ではないですか また廃部への意見ですか?」
あなた「いえ、今日はそういった件ではなく」ゴソゴソ
栞子「?」
あなた「これを三船さんに」
栞子「これは…」
あなた「クッキーです」
栞子「なんでそんなものをわたしに?」
あなた「ホワイトデーが近いので」
栞子「…あなたにチョコをあげた覚えはありませんが」
あなた「そうですけど、日頃からお世話になっているので」
栞子「それは皮肉ですか?」
あなた「違います!確かに三船さんと同好会の関係は良好とは言えませんが、同好会のみんなは廃部にされないように日頃の活動や勉強に今まで以上に力を入れるようになりました」
栞子「それはわたしがいなくてもやらなくてはいけないことだと思いますが」
あなた「そう言われたら何も言い返せませんが…」 あなた「でもそれだけじゃないです わたし、新しい生徒会長として頑張ってる三船さんを知ってますから」ニコッ
栞子「ッ!」
あなた「確かに今の同好会みたいに、三船さんに反発してる生徒も少なからずいると思います」
あなた「でも三船さんは三船さんなりに、学園のこと、生徒のことを考えて一生懸命動いてくれていることに間違いはないと思うので!」
栞子「…」
あなた「手作りなので味に自信があるとは言えないけど、ぜひ三船さんにも食べてもらいたいです!」
栞子「生徒会室は菓子類の持ち込みは禁止です 行動する前にしっかり規則を見るのが部長という立場にたつあなたに必要なことだと思いませんか?」
あなた「ぐっ…」
栞子「…ですが今回だけは目をつむりましょう」
あなた「三船さん…!」
栞子「わたしは生徒会の仕事が残っているので、用が済んだなら早く出ていってください」
あなた「ありがとう!"栞子ちゃん!" それでは失礼します!」ガラガラ
栞子「なっ…」 ほう!?!?!?!?あなしおですか!!!!!!!!
大したものですね!!!!!!!!!!!! 栞子「…」
栞子「…」ゴソゴソ
栞子「…」パリッ モグモグ
栞子「美味しい…」
─────────────── あなた「…」ジー
歩夢「どうしたの?」
あなた「あのお店のシュシュ可愛いな〜って」
歩夢「ほんとだ〜!あなたによく似合いそう!」
あなた「そうかな〜 でも少し値段が高い…」
歩夢「たしかに…」
あなた「タピオカがいっぱい飲めるね」
歩夢「今日も寄る?」
あなた「寄ろうか!」
歩夢「ふふっ、ほんとにあなたはタピオカが好きだね!」
あなた「あのぷにぷに感がたまらないんだよね〜」
歩夢「わかるなぁ、その気持ち!」
あなた「さすが歩夢ちゃん!」
────
栞子「見覚えのある人がいると思えば…」
栞子「…」チラッ
栞子「…」
……………………… 次の日
ピンポンパンポーン
栞子「スクールアイドル同好会の部長○○さん、部活動終了後、生徒会室まで起こしください」
ピンポンパンポーン
かすみ「ええ!?先輩!何をしでかしたんですか!?」
あなた「何もしてないよ…!! あっ…」
歩夢「何か心当たりがあるの?」
あなた「…」
あなた(まさかクッキーがまずかったとか?!)
あなた「何の話しかわかんないけど、長くなったら困るから歩夢今日は先帰ってて?」
歩夢「うん、嫌な話じゃないといいね」
あなた「そうだね…」
………………… あなた「失礼します」ガチャ
栞子「お待ちしておりました」
あなた「それで何か…」ビクビク
栞子「昨日の件です」
あなた「も、もしかしてお口に合わなかったとか…」
栞子「違います あのクッキーはとても美味しかったです ありがとうございます」
あなた「え?あ、よかった!美味しくなかったらどうしようかと…」
栞子「問題はその事ではなく、生徒会室へ菓子類を持ち込んだ件についてです」
あなた「ひえっ…」
栞子「よくよく考えたら、生徒の手本であるべきであるわたしが規則違反を見過ごすなどあってはならないことだと考えました」
栞子「なのであなたには反省文を書いてきてもらいます」
あなた「うぅ…」
栞子「この袋の中に書類が入ってますので明日までに提出しに来てください」
あなた「わかりました…」
栞子「話は以上です 暗いので気をつけてお帰りください」
あなた「はい…失礼しました」ガラガラ あなた「失礼します」ガチャ
栞子「お待ちしておりました」
あなた「それで何か…」ビクビク
栞子「昨日の件です」
あなた「も、もしかしてお口に合わなかったとか…」
栞子「違います あのクッキーはとても美味しかったです ありがとうございます」
あなた「え?あ、よかった!美味しくなかったらどうしようかと…」
栞子「問題はその事ではなく、生徒会室へ菓子類を持ち込んだ件についてです」
あなた「ひえっ…」
栞子「よくよく考えたら、生徒の手本であるべきであるわたしが規則違反を見過ごすなどあってはならないことだと考えました」
栞子「なのであなたには反省文を書いてきてもらいます」
あなた「うぅ…」
栞子「この袋の中に書類が入ってますので明日までに提出しに来てください」
あなた「わかりました…」
栞子「話は以上です 暗いので気をつけてお帰りください」
あなた「はい…失礼しました」ガラガラ あなた「うー…クッキーが美味しかったと言ってもらえたのは嬉しいけど流石に三船さんは厳しいなぁ…」
あなた「袋も分厚いし一体どんな反省文を書かされるんだろう」ガサッ
あなた「…!これって…!」 栞子「…」
栞子「わたしは借りを作るのが嫌いなだけです」 後日
あなた「やばい!日直の仕事が遅くなって練習に遅れちゃう!」タッタッタ
栞子「とまってください」
あなた「あっ…」
栞子「廊下は走るとこではありません 仮にも部長なのでしょう?他の部員が真似したらどう責任をとるんですか?」
あなた「ごめんなさい」
栞子「…」ジロッ
あなた「…」
栞子「それでは」
あなた「ねえ"栞子ちゃん"!」
栞子「…馴れ馴れしく呼ばないでください」
あなた「このシュシュ似合ってます?」
栞子「………そんなのわたしに聞かないでください それでは」スタスタ
あなた「栞子ちゃん!」
栞子「もう、なんですか わたしも暇じゃないんです」
あなた「…ありがとう!ずっと大切にするね!」
栞子「…ッ!」
あなた「それでは!」
あなた「ふんふふ〜ん♪」タッタッ
栞子「…廊下は走るなと言ったばかりなのに…」 @cメ*◉ _ ◉リ ……。
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 乙おつ
ついついあなたちゃんの好みもリサーチしてしまう栞子ちゃん良いぞ 本当に寝たかと思ったら続きが書いてくれてありがとう…あなしおSS増えて おはようございます
さて、今日のあなしおSSの更新は無いのですか?
無いのならばワンゲル部を潰します あなたちゃんも栞子ちゃんも優しいなぁ
ほっこりする 休日
あなた「うーん、どの色にするか迷うなぁ〜」
あなた「ってあれは」
栞子「…」
あなた「栞子ちゃん!」
栞子「うわっ?!な、なんですか?!って、あなたですか」
あなた「こんにちは!」
栞子「こんにちは」
あなた「でもどうして栞子ちゃんがここに?」
栞子「いてはいけませんか?一応わたしも女の子なんですが」
あなた「ううん!栞子ちゃん可愛いし似合うものいっぱいあると思う!」
栞子「なっ…/////」
栞子「…あなたはなぜここに?」
あなた「いや〜、この前栞子ちゃんにシュシュもらったでしょ?それがすごい嬉しくてさ」ハハハ
栞子「理由になってませんが あと、身に覚えがありません」
あなた「またまた〜!でさ、栞子ちゃんにもらったこのシュシュって色んな色があるから、他の色を栞子ちゃんにプレゼントしようと思ってるんだ〜」
あなた「って言っちゃった!?」
栞子「はぁ…あれはあなたに借りを作りたくなくてやったことで、もうあれっきりです もう馴れ馴れしくしないでください」
あなた「栞子ちゃんってピンク似合いそうだよね〜」
栞子「話聞いてましたか?!」 栞子「シュシュはいりませんし、もう帰っていいですか?」
あなた「ダメだよ!サプライズがバレちゃったならもう気にする必要もないし」
あなた「一緒に栞子ちゃんに似合うものを探したい!」
栞子「はぁ…まあいいでしょう あなたにここで会ってしまったわたしの運のなさのせいです」
あなた「そういうこと言われると傷ついちゃうな…」ショボン
栞子「あっ…その、すみません…」
あなた「えへへ〜」
栞子「何がおかしいんですか!」
あなた「なんでもないよ〜!」
栞子「まったく…」 30分後
あなた「これも栞子ちゃんに似合いそう!」
栞子「全部シュシュじゃないてすか!」
あなた「だって栞子ちゃんとおそろいにしたいんだもん!」
栞子「わたしはしたくありません!」
あなた「そんなぁ…」
栞子「というか、なんでそんなにシュシュにこだわるんですか?」
あなた「だって栞子ちゃんにもらったものだもん!立場上、あまりいい仲とは言えないのに、わたしがほしいと思ってたシュシュをプレゼントしてくれたんだよ?」
栞子「あれはたまたまあなたと上原さんがこの店の前で話しているのが耳に入っただけですし、何度も言いますが借りを作りたくなくてやったことです 他意はありません」
あなた「そうかもしれないけどさ、わたしはすごく嬉しかったんだ」ニコッ
栞子「っ…!」 あなた「嬉しさのあまり、お風呂入る時とか以外はずっとつけてるよ」
栞子「寝る時もですか?」
あなた「もちろん!」
栞子「…髪にへんな癖がついて傷みますよ せっかく綺麗な髪をしてるんですから、もっと気をつかってください」
あなた「え?」
栞子「あっ…なんでもないです!」////
あなた「ふふっ でもそれくらい嬉しいってことなんだよ」
栞子「わかりました…もういいです あなたの好きにしてください」
あなた「遠慮なく!」
栞子「はぁ…」
あなた「あ、でも栞子ちゃんってブレスレットとか似合いそうだよね!」
栞子「シュシュへの強いこだわりはどこへいったのですか…」 さらに30分後
あなた「色々見て回ったけど、栞子ちゃん似合うもの多すぎない?嫉妬するどころか、むしろわたしが楽しくなってきたよ」
栞子「もうやめましょう…さすがに疲れました」
あなた「普段はこういうところに来ないの?」
栞子「正直に言うと、今日はあなたのシュシュを買いに来た時に、可愛いアクセサリーが目に入ったから来ただけです」
栞子「わたしも一応女の子だなんて言いましたが、小学生以降は滅多に来ません わたしはそういう柄じゃないこともわかってます」
あなた「そんなことないよ!わたしが選んだアクセサリーを見てる時とかつけた時の栞子ちゃんの顔、女の子みたいで本当に可愛かったよ!」
栞子「抵抗するのも疲れたのでそういうことにしておきます」
あなた「あ、そうだ!それなら時間がある時にさ、わたしと色んなお店に行こうよ!栞子ちゃん可愛い洋服とかすごい似合いそうだよ!」
栞子「考えてはおきます」
あなた「約束だよ!」ニコッ
栞子「っ…」 あなた「でもさすがに長居しすぎちゃったね 栞子ちゃん、どのアクセサリーがよかった?好きなの一つ選んで!わたしからのプレゼントだから!」
あなた「ネックレスにブレスレットに指輪、リボンとかいっぱいあったね!どれもすごく似合ってたよ!」
栞子「シュシュがいいです」
あなた「えっ?」
栞子「シュシュがいいと言ったのです!何度も言わせないでください!」
あなた「栞子ちゃん…わたしとおそろいにしてくれるの?」
栞子「違います!ちょうど今つけてるリボンを買い換えようと思ってただけです!」
あなた「そっかぁ…でもわたし嬉しいな!じゃあ買ってくるから外で待ってて!」タタタ
栞子「…」
栞子(なんだかあの人といるとペースが乱されますね)
栞子(おそろいでも悪くないと思ってしまったわたしがいました)
栞子(なんでスクールアイドル同好会の結束が強いのか何となくわかった気がします)
栞子(なんだか少し同好会が羨ましいです…)
あなた「お待たせ!」ツン
栞子「ひやぁ!?びっくりさせないでください!!」
あなた「そ、そんなに驚くとは思わなくて…」アセアセ Twitterで絵見たぞ
恥ずかしいからこっちに書くけどかわいかったぞ乙 あなた「はい!」
栞子「ありがとうございます」
あなた「そのシュシュお礼はね〜、月曜日から学校につけてくること!」
栞子「嫌です」
あなた「ええ!?」
栞子「あなたとお揃いのシュシュなんてつけて学校に行ったら、同好会の人たちに何て言われるか…」
あなた「それもそうかぁ…」
栞子「でも約束します プライベートの時は必ずつけます」
あなた「栞子ちゃん…!」
栞子「あなたの好意を無駄にはしません」
あなた「嬉しいなぁ…!じゃあまた今度お出かけしようよ!今日は偶然会っただけだったけど、今度は予定もたてて遊ぼうね♪」
栞子「…っ! …考えておきます…」
あなた「やったー!」
栞子(何を言ってるんですかわたしは…) あなた「それじゃ今日はお開きにしようか」
栞子「そうですね」
栞子「…今日はありがとうございました」
あなた「?」
栞子「このように誰かと遊んだりしたのは久しぶりで、すごく楽しかったです」
あなた「うっ…栞子ちゃん可愛いっ!」ダキッ
栞子「やめてください!調子に乗ってると同好会を潰します!」
あなた「それは勘弁して〜!」
栞子「はぁ…気をつけて帰ってください また学校で会いましょう」
あなた「!」
あなた「うん!」
…………………… 後日、放課後
かすみ「あーもう!なんでかすみんが追試なんてしなくちゃいけないの!おかげで練習も終わっちゃってるよ!」
かすみ「今日はりな子としず子誘ってクレープやけ食いしてやる!」
栞子「もう外は暗いので気をつけて帰ってください」
かすみ「はい!…って三船栞子!?」
栞子「なんですか?」
かすみ「な、なんでもないですぅ…さようなら…」
栞子「さようなら」
かすみ(あれ?三船栞子ってシュシュなんてつけるんだ 可愛いところあるじゃん!)
かすみ(でもあのシュシュなんか見覚えが…) 結局付けてきてくれるしおりんめちゃくちゃかわいいな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています