絵里「ふふふ、キスしちゃうわよ?」果林「そ、そんな、ダメよ…///」
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果林「キスなんて軽々しくするものじゃないわ」
絵里「冗談よ、ふふふ」
果林「それならいいのよ」
果林「だって軽々しくキスをして子どもができちゃったら困るものね」
絵里「え?」
果林「?」
絵里(果林てば、キスをすると妊娠しちゃうって思ってるのね、可愛い)
絵里「ねえ果林、キスをしたからって子どもができるわけじゃないのよ?」
果林「え、そ、そうなの…?」
絵里「そうよ、赤ちゃんはね、コウノトリさんが運んで来てくれるのよ、だからキスでは赤ちゃんは出来ないのよ」 ルビィ「おまんまんにおちんちんを突っ込んで受精させれば妊娠すルビィ!!!」 ダイヤ「あのですね…赤ちゃんはキャベツ畑から生まれて来るんですよ?」
ダイヤ「その後コウノトリさんが運んで来てくれるのですわ」
果林「へぇ、じゃあどうしたらキャベツ畑から赤ちゃんが生まれるのかしら?」
ダイヤ「はっ──!?」
果林「ふふっ……私はもう分かったわよ」
絵里「…………ま、まさか!」
果林「そう!キスよ!キスをするとキャベツ畑に赤ちゃんが生まれてコウノトリさんが運んでくれるんだわ!!」
ダイヤ「なっ!そんなまさか……!」
絵里「でも確かに筋は通ってるわ!」
果林「ふふっ、繋がった───わね!」 分かってないですねぇ!!!!
恋したら自然と出来ちゃうんですよ!!!!! こんなにかしこくても勉学の方はすこぶるいいっていう >>18
せっかくの体育の時間が座学になってやる気なくしてたんだな ダイヤさんはルビィちゃんが酷い目にあった時に否応なしに思い知ったはずでは🤔 >>21
レイプという野蛮な行為と子作りという神聖な行為が結びつかないんでしょ 千歌「もしもし?ダイヤちゃん、どうしたのー?」
千歌「へ?うん、みかん育ててるけど……え?キャベツ農家?いや、千歌は知らないよ」
千歌「あ!ちょっと待って、しまねぇやみとねぇなら知ってるかも!ちょっと待っててね」
千歌「もしもし?あのね、キャベツ専業はちょっと分からないんだけど畑を持ってる人はいるって!」
千歌「住所は──で、名前が──」
千歌「どうしてキャベツ農家を?うん、うん、うん?見学?3人で?あっ、そうなんだーははは」
千歌「うん、じゃあねーばいばーい」
果南「ダイヤが何だって?」
千歌「なんかねー、生命の神秘を証明したいとか赤ちゃんがどーとかって言ってた」
曜「赤ちゃん???」
千歌「ね、どういうことか分かんないよねー」
果南「…………ほっといていいよ」 果林「みんなのおかげでスッキリと解決できたわね、ありがとう」
絵里「どういたしまして、私もいい勉強になったわ」
ダイヤ「せっかくですから、この後どこかに出掛けに行きませんか?」
果林「そうね、映画でも見に行きましょうか?今ならすみっこぐらしが上映しているはずよ」
絵里「いいわね、ねこねこ日本史も捨てがたいけど」 聖良「実は私は幼い頃に理亞とキスしたことがあります……つまり私は身篭っているということ……」
絵里「う、嘘でしょ?」
ダイヤ「ハッ……わたくしもルビィと直接ではありますが接吻を……」
果林「なら、そろそろコウノトリが来るんじゃないかしら」
絵里「いえ、キャベツ畑かもしれないわ。ダイヤと聖良の赤ちゃんがいるかもしれないし」 絵里「どう?赤ちゃんいた?」
ダイヤ「いませんわね…」
果林「二人とも!あれを見て!」
ダイえり「!!!」
果林「一段と大きいキャベツがあんなにいっぱい!!二倍、三倍……いいえ、十倍くらいあるんじゃない!?」
絵里「ということは……この中に赤ちゃんが……!」
ダイヤ「あっ!カラスがつついてますわ!」
果林「私たちでキャベツを守るわよ!」
ワーキャー!!
アッチイキナサーイ!!
聖良「あの……あれは札幌大球といってですね…」
アーホーアーホー… 頭果林さんはともかく他の方たちは保健の時間何を聞いてたんだ…… 絵里ちゃんは性教育を受ける年頃に日本に来たから性知識に疎いという風潮 聖良「キャベツだのコウノトリだのキスだの……あなた達は保健の授業聞いていましたか…?」
絵里「ええ、もちろんよ」
ダイヤ「勉強を疎かにしたことはありませんわ」
果林「ほけんって何?」
聖良「だったらそれがおかしいことに気付かないんですか?」
果林「どこがおかしいのよ!」
絵里「そう言われればそうね…」
ダイヤ「確かに…盲点でしたわ…」
果林「私は最初からおかしいと思ってたわ」
聖良「はぁ…ここまで言わないと気付けないとは…あのμ'sとAqoursの頭脳が聞いてあきれます」
聖良「第一、赤ちゃんは橋の下から拾ってくるものでしょう…」
ダイえりかり「!?」 誰かこのピュア属性達に真実を教えられる猛者はいないのか! >>41
果林さんひどすぎて草
聖良さんからも数に数えられてない…… 英玲奈「いいか、赤ちゃんというのは動物でいう雄雌が交尾を経てお腹の中に新しい命を宿す」
英玲奈「最近では体外受精なんかもあるが産まれてくるのは基本的に母親のお腹の中からだ。分かったか」
ダイヤ「……なんで私達としたことがこんなことに」
絵里「不甲斐ないわね、英玲奈さんありがとう…」
英玲奈「このくらいお安いご用だよ。というか、君たちの意外な一面を知れて光栄だな」クスッ
聖良「お恥ずかしい限りです…」
果林「ちょっと待って、みんな今ので納得出来たの?」
英玲奈「何か問題あるか?」
果林「あるわよ、雄雌ってことは男女でないといけないってことでしょ?」
果林「私が知る限りラブライブの世界にホモを除いて男性はいないわ」
果林「私たち、どうやって産まれてきたの?」
4人「……!」
英玲奈「確かに男は街を見渡してもどこにもいないな…」ブツブツ
絵里「そうなると赤ちゃんが出来る前提が覆ることになるわね…」ブツブツ
ダイヤ「私達はもしかして気付かないうちに大きな洗脳を教育として受けている…?」ブツブツ
聖良「今までが間違っていたなら間違っていると思っていることが本当は正しいことに…?」ブツブツ
果林「あの…誰か答えてくれないかしら…?」シュン この果林さんはバカと天才の紙一重ゾーンにいる果林さん 英玲奈「果林、君のおかげでこの世の真理に辿り着いたよ」
果林「あの…みんなやつれてるけど…大丈夫?」
絵里「まず、前回繋がったコウノトリのルートまでは完璧よ。問題はその次──」
聖良「──橋の下問題ですね」
ダイヤ「これはもうお分かりですわよね?コウノトリさんは私達に直接ではなく、橋の下にお届けしていたのですわ」
英玲奈「おそらくこれが置き配の発祥ではないかと私達は睨んでいる」
果林「なるほど!」
聖良「次の問題は赤ちゃんの人権問題です」
果林「じん…け…………?」
ダイヤ「コウノトリさんの話には間違って落としてしまったりという話も聞きますわ。それが広まってしまっては世間の混乱は必至…」
絵里「そこでそれを隠すために尤もらしいフェイクストーリーが必要だった。それが私達が受けてきた教育ね」
果林「犬漏らしい…?」
英玲奈「私達と同じようにコウノトリさんも皆完璧なわけではない。うっかりもあるだろう。私達にそれを責めることは出来ない」
絵里「真実を伝えることが必ずしも正しいとは限らないものね」
果林「なるほど…コウノトリさんも間違ったりするなんて…」
果林「まるで慌てん坊のサンタクロースさんね!」
4人「!!!??」
英玲奈「サンタクロースさんとコウノトリさん…確かに似た節はあるが…いやしかし…」ブツブツ
絵里「そこの因果関係に繋がる…繋がるのかしら…でも待って…」ブツブツ
聖良「サンタクロースさん…コウノトリさん…バレンタインデーベイビー…まさか…!」ブツブツ
ダイヤ「サンタクロースさんはやはり実在している…!?」ブツブツ
果林「あの…みんな…置いてかないで…」シュン 12月生まれはバレンタインに仕込まれたとかいう風潮 続いてて草
ここまで理屈捏ねられるなんてこの子たち凄いのでは みんなコウノトリとサンタにさん付けしてるのかわいい 高校生でこの知識をピュアの一言で済ませて良いのだろうか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています