千歌「修羅場を作るよ!」 2
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
あらすじ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れる高海千歌
千歌「私も修羅場作りたい!」
そんな高海千歌の標的となるは渡辺曜、桜内梨子
曜梨子「「千歌ちゃん大好き!」」
自分の身に危険がある可能性を知ってしまった高海千歌は修羅場を回避しようとするも失敗、半壊するAqours
果南「解散になったら許さないから!!」
Aqoursを続けるため、2人と付き合い続けるために奮闘する高海千歌
幾多の経験を積んだ千歌はある1つの結論に辿り着く
千歌「認めてくれれば浮気じゃない!」
梨子と曜が自分を大好きな気持ちを利用して上手いことやってのけてしまった千歌
千歌「見つけたよ、私の追い続けた輝き!!」
残るはAqours崩壊を止めるのみとなった
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/ ダイヤ「千歌さんの件は時間をかけて、自分の中でゆっくり噛み砕いて解決していけばいいのですから、焦ることはないのですよ」ニコッ
ダイヤ(本当なら今すぐにでも千歌さんと離れていただけたら…とは思うのですが、無責任な一言を言うわけにはいきません、以前のように梨子さんを追い詰めることになりかねませんから…)
梨子「うん、ありがとうダイヤちゃん」ニコ
ダイヤ(あとはやはり…)
ダイヤ「曜さんとは…いかがでしたか?」
ダイヤ(曜さんのこと、ですわね…)
梨子「曜ちゃん…か」
ダイヤ(あれだけの大喧嘩をした恋敵ともなれば間違いなく梨子さんの大きなストレッサーのはず)
ダイヤ(今後の向き合い方を考える上でも…梨子さんがどうしたいのかを聞かなければ) 梨子「曜ちゃんは…」
ダイヤ「正直な気持ちを教えてください、これで梨子さんを責めたりすることはありませんので」
梨子「…………」
梨子「正直…もう話したくないし顔も見たくない」
梨子「Aqoursの間だけ一緒にいるので精一杯だと思う」
ダイヤ「………」
ダイヤ(やはりそうでしたか…果南さんには申し訳ないですけれど…仲直り、という可能性はなくなりましたわね)
ダイヤ(わたくしとしても、梨子さんのストレスを考えればそれが1番だと思います)
梨子「………」
梨子「これはたぶん…なんとなくって話なんだけど…」
梨子「もし謹慎にならないで学校に来てたら私殺されてたと思うの…曜ちゃんに」
ダイヤ「えっ…!?」 梨子「保健室で喧嘩した時のあの子の目は本気だった…きっと千歌ちゃんを守るためなんだ、自分は正義なんだって思い込んで私のことを殺しに来てたと思う…」
ダイヤ「り、梨子さん、それはさすがに考えすぎでは…」
梨子「たしかに考えすぎかもしれない…考えすぎであってほしいけど…」
梨子「でも…どちらにしてもあんな…他の人をなんとも思ってないような目ができる人と仲直りなんて出来ないと思う」
ダイヤ「梨子さん……わかりました」
梨子「あっ、もちろんAqoursの活動にはもう支障が出ないようにするから、そこは安心して?」ニコ
ダイヤ「いえ、Aqoursのことはあまり気負わないでください」
ダイヤ「今は自分がどうすれば学校生活でストレスを抱えないで済むかを第一に考えてくださいな」
ダイヤ「梨子さんは優しい方ですから…Aqoursのことを第一に考えたら、きっと自己を殺してでも頑張ってしまうと思いますので…」
梨子「あっ、ごめん…そうだよね、せっかくダイヤちゃんが一緒に寝てくれて少し良くなったのに…」
ダイヤ「一緒に寝るのはわたくしとしても嬉しいのでお気になさらないでください」ニコッ
ダイヤ「ですが…やはり梨子さんの辛そうにしているところは見たくありません」
ダイヤ「こういう言い方も如何なものかと思うのですが」
ダイヤ「ストレッサーから離れる、というのも立派なメンタルケアの対処法ですから、わたくしも曜さんと距離を取ることが悪いことだとは思いません」
ダイヤ「少し落ち着いて、許してもいいと思える時期が来たとしたらその時仲直りをすればいいのですから」ニコッ
梨子「ダイヤちゃん…うん、ありがとう」ニコッ ダイヤ「あっ、寝るといえば…昨晩は何事もなく寝れましたか?久しぶりの一人での睡眠だったと思うのですが…」
梨子「何回か起きちゃったけど…でも前よりは全然良くなってきてるよ」
梨子「夢の中でダイヤちゃんが出てきて励ましてくれるの、1人じゃないよって」フフッ
ダイヤ「多少なりともよくなったようで本当に良かったです…」ホッ
ダイヤ「また辛くなったらいつでも頼りにしてくださいね」ニコッ
梨子「うん、ありがとう」ニコッ 時計チラッ
ダイヤ「いけません、ついつい話し込んでしまいましたね…思ったよりもお時間を取らせてしまってすみません」
梨子「ううん、全然大丈夫だよ」
ダイヤ「もしよろしかったら一緒にご帰宅いたしませんか?」
ダイヤ「この後果南さんの家にお邪魔するのでわたくしもこのまま帰るのですが」
梨子「じゃあ一緒に帰りましょ♪ダイヤちゃんと2人で帰るのってなんか新鮮だね」ニコッ
ダイヤ「ふふっ、そうですわね」
ダイヤ(千歌さんのことに曜さんのこと、Aqoursをどうしていくのか…色々考えなければいけませんが…)
ダイヤ(1番大事なのは梨子さんが笑顔でいてくれること)
ダイヤ(こうした何気ないひと時を大切にしたいですわね)クスッ 梨子は戻れそうな雰囲気
小原家パワーで千歌排除してもいいけどAqoursは…… ロボトミー系の手術して人格入れ替えればなんとか・・・ 1です
更新できず申し訳ありません
今日の夜にまた少し更新予定です ーーーーー
2年教室
千歌「せっかくだからこのネックレスつけて帰っちゃおうかなっ」ルンルン
曜「うん、使ってくれると嬉しいなっ」ニコッ
曜「じゃあそろそろ帰ろっか!部活もまだ始まらないみたいだし」
千歌「あっ、でも梨子ちゃんが一緒に帰りたいって言ってたんだけど…」
曜「あっ……」
曜「…………」
千歌「でもいっか、ダイヤちゃんに呼ばれてたし長くなりそうだもんね!」
曜「ね、ねぇ千歌ちゃん?…少しだけ聞きたいんだけど、ね」
曜「梨子ちゃんとは…その…なんでもないんだよね?」
千歌「ん?なんでもないって?」キョトン
曜(さすがにこれ以上聞いたら疑ってるって思われて嫌われちゃうかも…それだけはダメっ!)
曜「ごめん!やっぱりなんでもないっ!気にしないで!」
曜(千歌ちゃんがわかってないってことはなんでもないってことだよねきっと!勝手に梨子ちゃんが襲いかかってきたんだよやっぱり)
曜(思い出したらなんか腹立ってきた…)
曜(梨子ちゃんのことは千歌ちゃんに相談するわけにはいかないし…鞠莉ちゃんに相談しようかな、会うたびに腹が立って仕方ないって) 千歌「んー…ただ曜ちゃんと梨子ちゃんと言えば…このあいだの喧嘩はちょっとやりすぎだったよね」
千歌「千歌すごく怖かったよ…」
曜「あっ、そうだよね…ごめんね、千歌ちゃん…」
袖キュッ
千歌「もうあんなことしたら嫌だからね?」ウワメッ
曜「うん、約束する。ごめんね、千歌ちゃん」ギュッ
曜(やっぱりどれだけ腹がたっても表面上は仲直りしないと…千歌ちゃんの悲しい顔見たくないもんね)
千歌「わかったならよしっ!じゃあ帰ろっか」ニコッ
千歌(我ながら今のとぼけ方はナイスだった気がするなぁ)
千歌(まぁ今バレたところで詰めるのが早いか遅いかの問題だから別に良かったんだけど…やっぱり、だんどりが大事だもんね!だんどり!) ーーーーー
バス内
曜「ねえ、千歌ちゃん!このまま私の家来ない?久しぶりに会えたし…離れちゃうの寂しいなぁって」
千歌「うーん、明日も学校だしなぁ…」
曜「そ、そうだよね…無理言っちゃったね!ごめんね千歌ちゃ
千歌「でもいっか!いいよ、曜ちゃんち泊まる」ニコッ
千歌「明日も部活ないって言ってたし」
曜「本当!?やったぁ!ありがとう千歌ちゃんっ!」ギュ-ッ
曜「お母さんにも連絡しとかなきゃ!今日は私がご飯作るから帰り買い物して…
オキャクサマ-シャナイオシズカニ-
曜「あっ…ごめんなさい」
千歌「曜ちゃんテンション上がりすぎだよ」アハハ
曜「えへへ、つい嬉しくて」テヘッ
千歌(うーん…可愛いなぁやっぱり)
千歌(久しぶりに会うとなおさら可愛く見えるのかなぁ)
千歌(でも裏切りには罰を、だよね)
千歌(さーて…忙しくなっちゃうかなぁ) ーーーーー
曜宅
曜「よいしょっと」
曜「ちょっと材料買ってきすぎちゃったかな?」
千歌「だから言ったじゃん!そんなに食べられないよーって!」ウガ-ッ
曜「あはは、ごめんごめん」アハハ
千歌「もう…」フフッ
曜「じゃあ千歌ちゃんは部屋で待ってて?すぐ作っちゃうから!」
千歌「えー1人で待ってるの退屈だよぉ、私も手伝う!」
曜「うーん…じゃあ先にお風呂入ってて!お母さんが沸かしといてくれてるからすぐ入れるよ!」
千歌「えー、そんなに千歌に手伝わせたくないの…?」ウワメッ
曜「私がおもてなししたいのでありますっ!」ニコッ
千歌「うーん、わかった、じゃあお風呂はいってくるね」
曜「うんっ、ゆっくりしてきて!」
曜「よっし、頑張りますかぁ!」 ーーーーー
食後
千歌「ふぁ〜ごちそうさまでした!今日も曜ちゃんの料理は絶品だよぉ〜!」
曜「ふふっ、ありがとう千歌ちゃん」
千歌「あー美味しいものいっぱい食べて幸せ!」
千歌「曜ちゃんをお嫁さんにする人は幸せ者だよねっ」
曜「ちっ、千歌ちゃん!すぐそんなこと言ってぇ〜」テレテレ
曜「でもね!前千歌ちゃんにお嫁さんに来てって言われてからいっぱい練習したんだぁ、だから…ね?」モジモジ
曜「いつでも準備はできてる…っていうか高校卒業したらすぐにでも…//なんてねっ!//」ヨ-ソロ-
千歌「気が早いなぁ曜ちゃんは」フフッ 千歌「ふぁ〜…ご飯食べたら眠くなってきちゃった…」トロ-ン
曜「じゃあ私片付けたあとお風呂はいってくるからさ、その間千歌ちゃんちょっと寝てる?久しぶりに会えたからもっとお話ししたいし」
千歌「えーっ、片付けは千歌も手伝うよぉ、さすがに悪いし…」トロ-ン
曜「ふふっ、気持ちだけ受け取っておくよ!すごく眠そうだから少し寝てて?お風呂はいってきたら起こすからさ」ニコッ
千歌「うーん…わかった、じゃあそうさせてもらおうかな、ありがと曜ちゃん」ネムネム
曜「ふふっ、千歌ちゃん眠い時の顔子供の頃から変わってないなぁ」フフッ
千歌「あーっ、子供扱いしたねっ」ム-ッ
曜「違う違う、昔から可愛いなぁって思ってたよってこと♪」 曜「じゃあ片付けてお風呂はいってくるから、先に部屋行ってて」ニコッ
千歌「うん、ありがとう曜ちゃん」
タッタッタッタッ
ガチャッ
ーーーーー
曜部屋
千歌「よっし、まずは第1作戦成功!」
千歌「これでしばらくは曜ちゃんは部屋に来ないはずだし…千歌の時間っ!」クッフッフッ
曜のベッドでピョンピョン
千歌「いけないいけない、遊んでる場合じゃなかった」
千歌「ミッション開始と行きますか!」 とりあえず千歌が刺されるエンドつくってその後true end作ってほしい 千歌の部屋に夜神月クラスの隠しカメラつけておけば解決しそうw
もう物的証拠つきつけるしかないわ ついにクズッちが動きだすのか。何をやらかすのやらw 千歌「曜ちゃんが帰ってくるまでに寝てなきゃいけないから…あんまり時間はなさそうだなぁ」
千歌「あれはどこにあるかなぁ、曜ちゃんのことだから取ってあるなら同じところにしまってそうだけど」
ガサガサ
ゴソゴソ
千歌「おっあったあった!」
千歌が昔あげた貝殻のネックレス 千歌「うわぁ、だいぶ前にあげたのに保存状態いいなぁ」
ガサゴソガサゴソ
千歌「うわっ!これ中学1年生の時にあげたボールペンじゃん!新品の状態ってなんだか複雑だなぁ」
ガサゴソ
千歌「おっといけません、探し物をしてしまうとついつい深追いしてしまうのがわたしの悪い癖」ハジヲシリナサイッ! 千歌「とりあえずネックレスだけでいいかな、曜ちゃん大切にしてくれてるみたいだし」
バッグにしまう
千歌「ちゃんと元に戻したし…あとは寝て待つだけだね」
千歌「用意周到な私はちゃーんと寝れるように寝不足の状態で来たからすぐ寝れるよ」フフン
千歌「おやすみなさいっ!」
ボフッ ーーーーー
ガチャッ
曜「千歌ちゃんお待たせ〜、って寝てるよね」
千歌「すぅー…すぅー…」
曜「幸せそうな寝顔だなぁ」フフッ
ベッドイン
曜「千歌ちゃーん、曜ちゃん帰ってきたよ〜」ホッペツンツン
曜「千歌ちゃんのお嫁さんの曜ちゃんが帰ってきたよ〜、なんちゃって///」カオマッカ
千歌「んみゅ……」ギュッ
スリスリ
曜「ち、千歌ちゃんっ!///」ドキドキ
曜(寝てる時の千歌ちゃんの破壊力すごすぎだよ!) 曜「千歌ちゃーん?」ホッペツンツン
千歌「んぁ…むっ」ユビパクッ
チュ-チュ-チュパチュパ
曜「はぅぁっ///」
曜(天使…天使がいるであります…)
曜(こんな千歌ちゃんを起こすなんてできるわけないっ!)
曜(もうずっとこのままでもいいかも…) ーーーーー
翌日
千歌「んんっ…」ピクッ
千歌「んっ…んぁぁあーーっ!」オオアクビ
千歌「よく寝たぁー!」
曜「あっ、千歌ちゃんおはよーそろー!」
千歌「あっ、曜ちゃん!昨日ずっと寝ちゃったみたいだね…ごめんね?」ウワメッ
曜「全然気にしないで!いっぱい千歌ちゃんを堪能できたから!」ルンルン
千歌「えっ、曜ちゃん寝てる私にえっちなことしたの…?」ヒキッ
曜「し、してないしてないっ!寝顔見てほっぺツンツンしたりしてただけだよ!ちゅ、チューもしちゃったけど…///」 千歌「まったく…正直に言ったから許すっ」ニコッ
曜「ごめんね千歌ちゃん、起こすのかわいそうだったから勝手に楽しんじゃって」
千歌「千歌が寝てたのが悪いしいいよ、それより準備しないとだよ、学校の!」
曜「あ、そうだねっ!しばらく行かなかったからゆっくりしすぎる癖ついちゃったみたい」アハハ
千歌(まったく、曜ちゃんは本当に嘘つきだなぁ)
千歌(昨日しっかり千歌のおっぱい触ってきてたの知ってるんだからね)
千歌(まぁでも…少しくらい優しくしてあげないとだもんね)
千歌(Aqoursのリーダーたるもの、きょーりょーではいけません!ってことだよね)
千歌(あとはこのネックレスを……よしっ、頑張らないとっ!)フンスッ 超えてはいけないラインを何度も簡単に超えていくなw >>736
千歌を刺すのは誰になるんだよ?w
刺したほうがより愛が深い方とかで勝利者になりそうだが
今のままだとマリーとダイヤにも刺されそう ーーーーー
学校
千歌(学校着いたし、まずやることは…)
千歌「んぁ!そうだった!」
曜「どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「今日朝部室来てって果南ちゃんに言われてたんだった…行ってこないと」
曜「あっ、そうなんだ…」ションボリ
曜「私も着いて行っていいかな?」
千歌「もちろんいいよーって言いたいところなんだけど…」
千歌「たぶん曜ちゃんと梨子ちゃんのことについてだから…さすがにね…?」
曜「そっか、そうだよね…わかった、先に教室行ってるね!」ニコッ
千歌「ごめんね、じゃあちょっと行ってくる!」
タッタッタッタッ
千歌(まずは3年生の教室、だね!)
タッタッタッタッ
ガラララッ ーーーーー
3年教室
千歌(うん、ちゃんと予想通りみんないない!)
「あれ、千歌ちゃん?誰かに用だった?」
千歌「いやぁ、ちょっと果南ちゃん達に用があったんだけど…たぶん部室か生徒会室か理事長室だと思うんで大丈夫です!」
千歌(話してる場合じゃないよっ)
チラッ
時間割表凝視
千歌(まずは時間割の確認、今日は…やっぱり!4限に体育だ!)
「戻ってきたら千歌ちゃん来てたよーって伝えておこうか?」
千歌「うーん、大丈夫!今から探しに行くんで!ありがとうございます先輩っ♪」ニコッ
タッタッタッタッ
千歌(じゅんちょーじゅんちょー!)
千歌(3年生はみんな部室かなぁ、今のうちに生徒会室も軽く見ておこうかなぁ)
千歌(よっし、生徒会室行こう!)
タッタッタッタッ ーーーーー
生徒会室
ダイヤ「……………」イライラ
千歌「♪♪」ニコニコ
千歌(予想外にダイヤちゃんがいたけど…まさかの1人!逆にラッキー!奇跡だよ!)
ダイヤ「……一体なんの用なのですか?」
千歌「えー、なんでそんな怖い顔するの?」ム-ッ
千歌「謝りに来ようと思っただけなのになぁ」
ダイヤ「………」ピクッ
ダイヤ「……あなたが謝るべきなのはわたくしではないはずです」
ダイヤ「ご自分の行動がどれだけの人を悲しませ苦しませたのか…理解なさっていますか?」ジロッ
千歌「だから謝りに来たんだよ、まずはダイヤちゃんからって思って、ね?」ウワメッ
ダイヤ「わたくしに謝る必要はありません、仮にわたくしに謝る必要があったとしてもあなたを許すことはできそうにありませんが」
千歌「えー、ダイヤちゃん冷たいなぁ…」
ダイヤ「っ………」イラッ 千歌「千歌はみんなに迷惑かけちゃったから謝ろうとしてるのに…なんで許してくれないの?」
ダイヤ「なぜ?なぜかもわからないのですか?」
千歌「うーん…ダイヤちゃんがなんでそんなに怒ってるかはわからないなぁ…迷惑はかけちゃったなぁって思うけど、迷惑かけたのは私だけじゃないし」シラ-ッ
ダイヤ「」ブチッ
タッタッタッタッ
壁ドンッ
ダイヤ「…今の言葉、心からのお言葉と受け取って問題ありませんか…?」ギッ
千歌「ちょ、ちょっと暴力はやめよ、ダイヤちゃんっ…?なんでそんなに怒るの…」アセアセ ダイヤ「迷惑かけたのは私だけじゃない…?よくもまぁ抜け抜けとそんなこと言えますわね」
ダイヤ「あなたの行動で梨子さんがどれだけ大変な思いをしているか…どれだけ苦しんだか…わかっていないのですか!?」ギリッ
千歌「梨子ちゃん…?なんでそこで梨子ちゃんが出てくるの?」
ダイヤ「とぼけるのも大概になさい!あなたが浮気をしていたことがすべての元凶!ならば梨子さんに関係ないはずがないではないですか!」
千歌「梨子ちゃんにやたらこだわるよねダイヤちゃん」
ダイヤ「わたくしが梨子さんを気にかけるのおかしなことでしょうか?」イラッ
千歌「いや、別にいいけど…ただそんなに梨子ちゃんのこと好きなんだねって」
千歌「そんなに好きなんだぁそっかぁ…ふふっ」
千歌「まぁでも梨子ちゃんは私のことが好きなんだけどね」ニコッ
ダイヤ「このっ…!!」
胸ぐら掴んで
ダイヤ拳振り上げ
千歌「ひぃっっ!!」ビクッ
ダイヤ「ッッっ……!!!!」ギリッ
スッ
ダイヤ「…………」キッ 千歌「はぅ…怖かったぁ…」
ダイヤ「本当に……なぜ梨子さんは…なぜわたくしたちはこんな人を……」ギリッ
胸ぐら離し
千歌「うわぁ、制服くちゃくちゃになっちゃうよ…」
パッパッ
千歌「なんでこんなに怒るのかなぁ…謝りに来ただけなのに」 一年ズ不登校になりかけるくらいのことした
どこまでもくそだわ 千歌「んっ?」
千歌「んんっ?」
千歌「ダイヤちゃん、もしかしてだけどさ」
千歌「本当に梨子ちゃんのこと好きなの?ライク、じゃなくてラブで」
ダイヤ「……あなたに話す気はありませんわ」
千歌「じゃあ嫌いなんだね、梨子ちゃんに言っておくね」
ダイヤ「んなっ…!嫌いなどでは…」
千歌「じゃあ好きなんでしょ?」ニコッ
ダイヤ「っ………はぁ……」
ダイヤ「そうです、わたくしは梨子さんのことをお慕いしています」
ダイヤ「これで満足ですか?」キッ 千歌「じゃあダイヤちゃんは梨子ちゃんと付き合いたいってこと?」
ダイヤ「これ以上答える義理はないと思いますが」
千歌「じゃあ梨子ちゃんに」
ダイヤ「っ!」
ダイヤ「………」ギリッ
ダイヤ「元々は梨子さんが幸せであればそれでいいと思っていました、梨子さんが幸せならわたくしは共にいられずとも構わないと」
ダイヤ「けれど……」
ダイヤ「あなたと一緒では梨子さんは幸せになれません」
ダイヤ「それならば多少強引でも…奪ってでもお付き合いしたいと思っているのは事実です」
ダイヤ「…梨子さんの幸せが1番でわたくしの気持ちが最優先ではないですが」
千歌「うーん、白々しいこと言うなぁ…」
ダイヤ「白々しい…?」ヒクッ 千歌「まぁでもわかったよ、そう言うことだったんだね、うんうん」
ダイヤ「…?どういうことなのです?」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
千歌「んあっ、予鈴だ!もう戻らなきゃ」
ガララッ
ダイヤ「お、お待ちなさい千歌さん!」
ダイヤ「今のは一体どういう…」
千歌「生徒会長が遅刻なんてありえませんわ!でしょダイヤちゃん!」ニコッ
ダイヤ「くっ……」イライラ
タッタッタッタッ
千歌(やっぱり浮気してるじゃんっ!果南ちゃんの嘘つき!)
千歌「んあっ、そうだった」
スマホスッスッ
ピッ
録音解除
千歌(思わぬ収穫ゲットなのだ♪)
千歌(忙しい朝になっちゃったけど…頑張った甲斐があったからよしっ!)ニッコニコ 1です
また少し空いてしまい申し訳ありません
保守ありがとうございました
少し期間空くこともあるかもしれないですが、絶対に途中で終わらせたりはしないので、今後もよろしくお願いします! 更新おつおつ
続き嬉しいけど朝から胸糞悪い…割と真面目にここからAqoursが再度まとまるのは無理な気がしてきた ちかっちの行動力がこういうのに活かされるとこわいね 千歌みんなから見放されて欲しい
一年生組の反撃も見たいな ダイヤさんはさすがだな
海未とか果南なら間違いなく手が出てる 手を出さないけど、まんまと千歌の手の上で転がされてるんですが ーーーーー
2年教室
ガララッ
千歌「ふー、ただいま〜」
曜梨子「「!!」」ガタッ
曜梨子「「おかえり千歌ちゃん!」」
曜梨子「「…………」」チッ
千歌「あーちかれたぁ…千歌だけに、なんちゃって」テヘッ
曜「果南ちゃんなんだって?」
千歌「んあ!酷いっ!今のは疲れたと千歌をかけた…」
曜「説明しなくていいから…」タハハ
千歌「うぇーっ…」ブ-ッ
曜「あはは」ニコニコ
梨子「………」イライラ
曜「で、果南ちゃんなんて言ってたの?」
千歌「んー、結局全然話が決まらなかったんだよねぇ」
千歌「やっぱりうだうだ考えてるのも良くないし…まずはみんなで集まって今後のことは考えないとかなぁって」
千歌「だから今日の放課後か明日の朝とかにでも一回集まりたいなぁって思ってるんだけど」
千歌「どうかな?」
曜「うん、私もそれでいいと思う!私たちのせいとは言え…一回話し合うのも必要だもんね」 梨子「………」
梨子「………あのね、千歌ちゃ……
千歌「やっぱりAqoursは続けていきたいよね!せっかくここまで来たんだもん!そのためにみんなで話し合わないとだよねっ!」
梨子「……っ」
千歌「何か言った梨子ちゃん?」ホエ?
梨子「う、ううんなんでもない!頑張らないとね、決勝!」ニコッ
キ-ンコ-カ-ンコ-ン
千歌「あっ、本鈴!先生来る前に座らないとまた怒られちゃうよ」ワタワタ
千歌(嘘は言ってないよね、嘘は!)
千歌(これから集まって話しする予定立てる予定だから実際本当だもんね)フンスッ
千歌(果南ちゃんとは話してないけど…!) ーーーーー
2年教室
4限
千歌「………」ソワソワ
千歌「………」ス-ッ
千歌「………」ハ-ッ
千歌「………っ」キョドキョド
千歌(今4限が始まって10分…か)
千歌(仮病がバレないようにちょっと挙動不審にしてるけど…そろそろいいかなっ)
千歌「あ、あのっすいませんっ!」キョシュッ
「どうした高海?」
千歌「お腹が痛いのでお手洗い行ってきていいですかっ!?」
「お、おう、元気だな…」
千歌「切羽詰まってるんです!!」
アハハハハッ
「早く行ってこい」
千歌「行ってきます!」
タッタッタッ
ガララッ 曜「あっ、先生!私も付き添いで…」キョシュッ
千歌「!?!?」
千歌(バカばかバカばか!!それはダメだよ曜ちゃん!!)
「トイレに付き添うやつがいるか!渡辺は大人しくしてろ」
曜「は、はい…」シュンッ
千歌(せんせーナイス!)
タッタッタッタッ ーーーーー
3年教室
千歌「さてと…」
千歌(黄色いリボンの付いてる鞄はーっと…あった!)
千歌(まずは服脱いで…)
ゴム手袋、三角巾装着
上裸
千歌(よっし、おっけいかな)
千歌(なんかすごいドキドキするなぁ…)ドキドキ
千歌(誰もいない教室で裸だからなのかな…やだやだ!それじゃ千歌変態さんみたいじゃんっ)ブンブン
千歌(今は集中!このドキドキは気のせいだと思わないと!私の名誉のためにもっ!)フンスッ 千歌(あとはネックレスの仕掛けを確認して…大丈夫そうかな)
バッグの内ポケットにイン
千歌(うーん…鞠莉ちゃん意外と物の管理しっかりするから内ポケットも見ちゃいそうだなぁ…)
千歌(あっ!これなら)
バッグの底板の下イン
千歌(完璧すぎる!我ながら完璧だよ!)
千歌(あとは話し合いの予定を立てるだけっ!うーっ、ワクワクしてきたぁ…!)パタパタ
千歌(そうと決まったら早めがいいよね、今日言わなきゃバレちゃうかもだし!)
千歌(LINEで言うと3年生来ないかもだから…昼休みに曜ちゃんと梨子ちゃんに言いに行ってもらおうかな、それなら来るよね、可愛い彼女の頼みだもん)
千歌(もしも3年生が一緒にいて果南ちゃんに会ってないのがバレると面倒だから…果南ちゃんにはLINE入れて集合してもらおうかなん?なんてね)
千歌(今のところかんっぺきなのだっ!♪) >>782
曜「じゃあ確認してみよう!」ボロン
ルビィ「ふふーんやっぱり正解だー!」
曜「おやおや」ムクムク〜
ルビィ「ああー!!」
曜「ざんねーん!腰より上にあるねー!」ギンギン
ルビィ「ふええー間違えちゃったー」 ーーーーー
3年教室
昼休み
果南「はぁ…」
果南(せっかく体育だったのに全然気分が晴れないなぁ)
スマホスッ
果南(…千歌からLINE…?)
ーーーーー
個人LINE 高海千歌
千歌「果南ちゃん!お昼食べたら話したいことがあるから屋上に来て欲しいんだけどいいかな?」
千歌「ダイヤちゃんと鞠莉ちゃん一緒でもいいよ〜」
ーーーーー
果南(うーん…嫌な予感しかしない…) 果南(敵対心出してるかと思ったらいきなりこれだから本当にわからない)
果南(行くべきか行かないべきか…)
チラッ
ダイヤ「………」ソソクサッ
タッタッタッタッ
鞠莉「…………」サッサッ
タッタッタッタッ
果南(2人もどこか行くみたいだし…仕方ない、動かないよりは動いた方がいいかな) ーーーーー
個人LINE 高海千歌
果南「いいよ、何企んでるのか知らないけど」
果南「なんならお昼も一緒に食べようか」
千歌「企んでるなんて酷いよっ!」
千歌「今から屋上行くねー」
ーーーーー
果南(なんの話なんだろう…またダイヤと鞠莉の浮気がーって話なのか、それともまったく別の話なのか…)
果南(そもそも私のことを敵視してるってのが私の気のせいだったとか……?)
果南(いや、そんな楽観的に考えるのは良くないか、いづれにしても最悪のパターンを想定して動いた方がよさそうかな) 久々に見たけどここまでくそな千歌は初めてだ
穂乃果もこれにはがっかり ーーーーー
屋上
千歌「あっ、果南ちゃん!」
果南「お待たせ」
果南「それで千歌、話って何?」
千歌「まぁまぁ、お昼でも食べながら話そうよ」隣ポンポン
果南「ん、そうだね」
ヨイショッ
千歌「んーっ、今日もみかんがうまいっ!」ホノホノパクパク
果南(これだけ呑気にしてると前の敵意は勘違いかと思っちゃうけど…)
果南(絶対に騙されちゃダメ、今の千歌はこんな感じでも裏で何考えてるかわからない) 果南「んで、話があったんでしょ?」パクパク
千歌「んあー話ってね」みかんパクパク
千歌「Aqoursの今後についてやっぱりみんなで一回話さないとかなって思ってさ」パクパク
果南「うんうん、それで?」パクパク
千歌「ん?それだけだよ?」ホエ?
果南(え!?本当にそれだけ!?なんでわざわざお昼に呼び出して!?)
果南「ほ、本当にそれだけ?」
千歌「もぉーっ、果南ちゃん疑いすぎだよ!千歌をなんだと思ってるのさ!」ウガ-ッ
果南(た、たしかにちょっと疑いすぎてたのかな?てっきり浮気がらみの話かと…) 千歌「で、みんなで集まるならやっぱり早い方がいいかなぁって思ってさ、今日の放課後に一回集まって話し合わない?」
千歌「もし話し合いがまとまったら早ければ明日の朝から練習できるし!どうかなっ?」
果南(な、なんか考えてたのと違くて拍子抜けっていうか逆に頭が追いつかないけど…)
果南「え、あ、あぁ…うーん…私だけの意見じゃなんとも…」
千歌「もうあと少しでラブライブ決勝だし…3年生達にとっては最後の大会でしょ?だから色々あってもいつまでも休んでる場合じゃないのかなって」
千歌「私が言えたことじゃないかもしれないどさ」タハハ
果南「千歌…」
果南(この千歌の言葉は本心なのかそれとも…)
果南(千歌にとってダイヤと鞠莉は少なからず敵だと思ってるはずだし、いきなりこんなこと言うかな?) 果南(うーん…………)
果南(いや、ここは素直に考えてみよう)
果南(どちらにせよ決勝までにAqoursをどうするかってのは考えなきゃだったし、続ける続けないの意見のどちらを選択するにしても話合いは絶対必要)
果南(ならここはさっきの千歌の話が嘘だろうが本当だろうが話に乗っかるのがベスト、かな)
千歌「おーい、果南ちゃーん?」ノゾキコミッ
果南「ん…?あぁ、ごめんごめん、ちょっと考えちゃってた」
千歌「なんだぁ、千歌の3年生への思いやりに感動しちゃったのかと思ったのに」プク-ッ
果南(思いやり…ねぇ)
千歌「で、どうかな?今日の放課後!」
果南(ん………ん?今日の放課後………って何かあったような……………)
果南(あっ…ダイヤと鞠莉と話し合う予定だったじゃん…) 果南「うーん…今日の放課後いきなりはちょっと…」
千歌「えーっ、1年生はみんなおっけいって言ってたのに」
果南「いや、いきなり決められても流石に困るよ、私たち放課後…
果南(危ない危ない!これは言わない方がいい)
千歌「ん?みんなで放課後何かやる予定だったのぉ?」ジッ
果南「ん、いや買い物に行く予定だったんだよね」
千歌「えーっ!買い物とAqoursどっちが大事なの!買い物なら今度にしてよ」
果南(……しくじったかな、今の返しは…そりゃ今度にしろってなるよね)
果南「うーん、そしたらダイヤと鞠莉に聞いてみてよ、2人がいいって言ったらいいんじゃないかな」
果南(それとなく断ってもらおう、明日の朝に変更してもらうとか)
千歌「うーん、じゃあダイヤちゃんと鞠莉ちゃん次第かぁ」 ピロンッ
千歌「ん、LINE…梨子ちゃんからだ」
スマホスッスッ
千歌「おー、ダイヤちゃんおっけいだって!」
果南「!?!?」
千歌「んぁ!曜ちゃんからも来た!鞠莉ちゃんおっけい!」
果南「ちょ、ちょっと携帯見して!」ガシッ
千歌「わわっ!何するの果南ちゃん!」
ーーーーー
個人LINE 渡辺曜
曜「鞠莉ちゃんおっけいだって!!」
ーーーーー
千歌「もーっ、離してよっ」ブンッ
果南「あ、ごめんごめん」スンッ 果南(なんで!?なんで2人がバラバラでいることを知ってたの!?)
果南(曜と梨子ちゃんに先回りさせてまで…)
果南(………!!)
果南(もしかして……)
果南(千歌は私と話しがあるから2人はお昼先に食べてて、って曜と梨子ちゃんに言った)
果南(当然2人で一緒に食べるわけもなく…ダイヤと鞠莉に連絡が行く)
果南(あらかじめ2人に向けて『今日の放課後話し合いできるかみんなにも聞いてこないとなぁ…』みたいな一言を言ってたらそれだけで曜と梨子ちゃんは動く)
果南(しかも…今のダイヤと鞠莉は曜と梨子ちゃんの頼みを最優先にする…私の話は後日でもいいと思ってるはずだし、昨日の感じだと)
果南(つまり千歌は…ほんの少しの発言だけで4人を動かした)
果南(こういうことだったんじゃないかな…?)
果南(これなら全部の辻褄があう…しかももしそれがあってるなら…私たちが話し合いをすると都合が悪いってことだから…何かとんでもないこと企んでる!?) 千歌「2人はおっけいらしいから今日の放課後決定だね!」ニコッ
千歌「久しぶりにみんな集まるのちょっと楽しみ〜っ!」ニッコォ-
果南「っ………」ブルブル
果南(千歌をこんなに怖いと感じる日が来るなんて思わなかった…)
果南(千歌はこれから絶対になにかを起こそうとしてる…私に止められるのかな…?いや、なんとかして止めないと…だよね) これじゃない感出てきてるわクソ
だから長くするなってあれほど言ったのに… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています