千歌「修羅場を作るよ!」 2
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あらすじ
二股する少女のドラマを見て修羅場に憧れる高海千歌
千歌「私も修羅場作りたい!」
そんな高海千歌の標的となるは渡辺曜、桜内梨子
曜梨子「「千歌ちゃん大好き!」」
自分の身に危険がある可能性を知ってしまった高海千歌は修羅場を回避しようとするも失敗、半壊するAqours
果南「解散になったら許さないから!!」
Aqoursを続けるため、2人と付き合い続けるために奮闘する高海千歌
幾多の経験を積んだ千歌はある1つの結論に辿り着く
千歌「認めてくれれば浮気じゃない!」
梨子と曜が自分を大好きな気持ちを利用して上手いことやってのけてしまった千歌
千歌「見つけたよ、私の追い続けた輝き!!」
残るはAqours崩壊を止めるのみとなった
前スレ
千歌「修羅場を作るよ!」
http://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1580225831/ ーーーーー
2年生教室
タッタッタッタッ
千歌「ちょ、ちょっ…」
スタッ
ガラララッ
果南「よっし!到着!」
千歌「もおっ!!いきなり引っ張ってこないでよ!」ウガ-ッ
果南「ごめんごめん」
千歌「ほら、ここだよ曜ちゃんの机」
果南「ん、ありがと」
果南(さぁて…タオルなんて借りてないからどうしたものか)
バッグガサゴソ 千歌「まだぁ?」
果南「あっれぇ…おかしいなぁ」
ガサゴソ
果南「ごめん、忘れちゃったみたい」テヘッ
千歌「ええぇっ!あんだけ走らせて!?」
果南「ごめんごめん」アハハ
千歌「ごめんじゃないよ!千歌をなんだと思ってるの!」
果南(本当に不本意だけど後でジュースでもおご…
タッタッタッタッ
ガララッ 曜「おはよー千歌ちゃんっ!!!」ガバッ
千歌「わわっ!!曜ちゃんっ!」アワワ
果南「曜…!」
果南(うわぁ、タイミング悪いなぁ…)
果南(まぁでも曜だけでまだ良かった、もし梨子ちゃんも一緒だったらさすがに
タッタッタッタッタッ
タッ!!
梨子「千歌ちゃん、おはよー!」バッ
千歌「梨子ちゃん!」
曜梨子「「っ!!」」ギッ
果南(うーん…神様はいないのかな?) こんな修羅場に巻き込まれる果南ちゃんは前世でどんな悪い事をしたんだよ… 梨子「おはよう、曜ちゃん」ニコォ
曜「おはよう梨子ちゃん」ハハッ
千歌「なんかこうやって揃うの久しぶりだね」アハハ
果南(えっ!?あんだけ揉めたのになんで普通に会話しようとしてるの!?どう考えてもなかったことにはできないよ!?)
千歌「2人ともごめんねぇ、私のせいで謹慎になっちゃったみたいで」
果南(いままで生きてきた中でトップで薄いごめんねだなぁ…)
梨子「ううん、気にしてないよ」
曜「千歌ちゃんは悪くないよ、千歌ちゃんは」
梨子「は……?」ギッ
果南(もう隠す気もないよ、私もいるのに…) 時計チラッ
果南(はぁ…そろそろ登校する生徒が増えてくる時間…こんな時間だし報告会もできないなぁ…)
千歌「ふふっ」ニコッ
果南「!!?」
果南(いま一瞬千歌こっち見て笑ってた…よね?)
果南(………)
果南(もしかして…報告会があることを察してわざわざ朝邪魔しに来たってこと…?)
果南(なんでそんなこと…Aqoursを続けていきたいってのは千歌も同じなはずじゃ…)
果南(あっ…)
果南(一昨日の一件で私は敵だと思ってる…?) 果南(それなら今朝の態度も今の余裕も合点がいっちゃう)
果南(2人が浮気してると思ってるから後ろめたさなんて感じないし、ダイヤと鞠莉は恋敵…申し訳なさそうな態度なんてするわけない)
果南(あーもう私はどうすれば…!!)
果南「ちょっと千歌…
ガララッ
むつ「おはよ…って曜!梨子ちゃん!」
いつき「えっ!本当!?」
よしみ「おー!!本当だ!よかったぁ、流行り病で都内に検査受けに行ったって聞いたから心配してたんだよ!」
ゾロゾロガヤガヤ
果南(あーもうことごとくタイミングが悪いっ…!!)
チラッ
千歌「ふふっ♪」ニコニコ 果南(いや、ここまで千歌の狙い通りか…)
果南(…完全にしてやられた)
梨子「えっ」
曜「は、流行やま…
千歌「そうなんだよねぇ、私もいきなりでびっくりだったよ!2人が感染してるって知って泣いちゃって…」
いつき「大変だったよねあの日の千歌、いきなり目真っ赤にして教室きて」
曜「け、結局検査したらなんでもなくて帰ってきたであります!」
アハハ
ワイワイガヤガヤ
果南(流行病は鞠莉とダイヤの根回し…にしてもあんな当たり前のように通常の風景に戻ってることが異常だよ)
果南(もう私には千歌の考えが全くわからない…)
果南(千歌…千歌はこれからどうするつもりなの…?) あんだけ果南泣かせて一年ズ泣かせて、、、暴れまくれ高海 ここまで来たらもう中途半端じゃなくて行くところまで行かないとなw ーーーーー
部室
ガララッ
果南「はぁ…」
ダイヤ「おかえりなさいませ」
鞠莉「ごめんなさい果南、私たちのせいよね」
果南「いや、気にしないで」
果南「……」
果南「それよりも私の方が謝らなきゃかもしれない」
ダイヤ「なぜですか?この件において謝るべき人物は1人だけのはずですが」
果南「その謝るべき人物の説得に失敗したから、かな…」
ダイヤ「…というと?」 果南「一昨日柄にもなくお説教したら泣かせちゃってさ、それで私のことを敵視するようになっちゃったみたいなんだよね」
鞠莉「待って、おかしい、狂ってるわ。果南は正論を言ったんでしょう?」
果南「そのつもりだけど…千歌を反省させるにはあの言い方じゃダメだったんだよ」
果南「もし最悪のパターンだったら…ってかたぶん間違いなくこの最悪のパターンだと思うんだけど」
キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン
果南「予鈴…か」
果南(ここまで計算してたのかな、千歌は…)
果南(千歌の行動力とひらめきがこんなに恐ろしく感じる日が来るなんて思いもしなかった) 果南「たぶんこの続きを言ったらダイヤも鞠莉も荒れると思うから続きは放課後にしようか」
果南「昼だと千歌の邪魔が入るだろうし」
ダイヤ「荒れるって…いえ、否定はしきれませんわね」
鞠莉「私も絶対に2年生に聞かれたくない話があるからちょうどいいわ」
ダイヤ「わかりましたわ、放課後にお願いいたします」
スクッ
ガラララッ
テクテクテク ダイヤ「………」
テクテクテクテク
ダイヤ「あの、果南さん」
ダイヤ「歩きながらで構いませんので、少しだけお尋ねしたいことがあります」
果南「ん?どうしたの改まって」
ダイヤ「果南さんは2年生の教室にいらしたのですよね?」
果南「うん、そうだけど」
ダイヤ「梨子さんは無事に来ていましたか…?」
果南「うん、朝から曜と睨み合ってたけど」
ダイヤ「ほっ…よかった…」 テクテクテク
鞠莉「いやいや、よくないでしょ」
鞠莉「曜は梨子とちゃんと話し合いがしたいって言ってたんだから」
テクテク
ピタッ…
ダイヤ「…その言い方ですと梨子さんが喧嘩をふっかけたかのような言い方に聞こえますわよ?」
鞠莉「そこまでは言ってないわよ、曜からふっかけることないってだけで」
ダイヤ「ですから」
ダイヤ「その言い方が梨子さんに非がある、と言っているように聞こえるのです」ギッ 鞠莉「じゃあそれでもいいわ。曜は話し合って表面上だけでも解決しようとしてるのよ?曜が仕掛けるわけない」キッ
果南「ちょ、ちょっと2人とも!」
果南「そんなことで私たちが言い合ってどうするのさ!」
果南「言いたいことはあるかもしれないけど続きは放課後!理事長と生徒会長が遅刻なんて示しがつかない、じゃなかった?」
ダイヤ「そ、そうですわね…わたくしとしたことが…少し熱くなってしまいました、申し訳ありません、鞠莉さん…」
鞠莉「sorryダイヤ、少し冷静じゃなかったわ…そんなつもりじゃなかったの」 果南(まずい、すごくまずい…)
果南(2人のストレスが限界まで来てる…曜と梨子ちゃんの話題に過敏すぎるよ)
果南(まぁでも仕方ないのかな…1番大変なケアの部分をやってくれてるんだし)
果南(私が少しでもストレスを緩和してあげなきゃだよね、2人が壊されちゃわないように…そんなことになったらAqoursとか言ってる場合じゃないからね)
果南(今日の放課後は2人の話をいっぱい聞いてあげよう) 千歌がダントツに有能だわ
ラブライブ優勝する能力をこういう方向に向けられたら他のメンバーは太刀打ちできんわな 能力とかより一人だけモラル無視して行動してるからな。無視というか壊れてるのかw もうダイマリが完全にようりこに感情移入しちゃってるので…
鞠莉に至ってはもう好意を自覚してるし クズは開き直ってる方がある種潔さすら感じるからな… 三年生は原作で残念生だったもんな
前はかなん泣かせた蜜柑猿と呼んでたけどだんだんよくなってきた
酒井監督の息子のわりにやるな作者ちゃん ーーーーー
放課後
淡島ホテル1室
果南「わざわざ部屋借りちゃってごめんね」
鞠莉「それは全然構わないんだけど…私の部屋じゃダメだったの?」
果南「さすがにそこまではやらないと思うけど、千歌が来たら困るから念のため、ね」
果南(まぁ来なかったら来なかったで何かやってそうで怖いけど…)
ダイヤ「早速ですが…まずはわたくしからでよろしいでしょうか?」
鞠莉「OKよ」
果南「そうだね、私のは長くなりそうだし」
ダイヤ「ありがとうございます」 ダイヤ「一昨日の放課後は梨子さんの家に行き、その後また泊まらせていただきました」
ダイヤ「ここ数日で不眠も悪夢もかなり回復傾向にあるように感じます」
ダイヤ「昨日は復学前ということで梨子さんと一緒に謹慎中の勉強をしていました」
果南「さすがダイヤ、面倒見がいいね」
ダイヤ「いえ、勉強はわたくしがいなくてもやっていたみたいですので、わたくしはわからないところを教えてあげていただけです」
果南「はぁ〜…梨子ちゃん真面目だね〜」
ダイヤ「梨子さんが回復傾向というのと今日が登校日というのもあって昨晩は家に帰ってしまったので不安だったのですが…無事に学校に来れたようでなによりです」
ダイヤ「わたくしからはこんなところでしょうか」 鞠莉「ついでだから曜についても話すわ、そんなに長くならないし」
鞠莉「Mainから伝えると、曜もだいぶ回復傾向よ」
鞠莉「ただ頭の中から千歌は消えないみたい」
鞠莉「昨日は沼津まで千歌にプレゼントを用意しに行くくらいだったし…」
ダイヤ「そう簡単には消えませんわよね…悔しいですけどあの人の存在の大きさは認めざるを得ません」
鞠莉「今回はそれが悪い方に作用しちゃってるけどね…」
鞠莉「ただ千歌を抜きにしたら、思いやる余裕とか自分のことを客観的に見たりだとかができるようになってきてるからだいぶまともになったと思うわ」
果南「なるほどねぇ…」 果南「色々と問題はあるけど2人が回復してきてるみたいでよかった…あとは仲直りさえできれば…」
ダイヤ「それについては…もう諦めた方がよろしいかと」
果南「いや、難しいかもだけどさ、みんなで頑張ろうって一番最初に…」
ダイヤ「…わたくしと鞠莉さんは仲直りは難しいと再三申しましたよね?」
果南「た、たしかにそうだけど…」
ダイヤ「梨子さんが仲直りしたいと言うならともかく…第三者のわたくし達が強制的に仲直りさせる、などというのはおかしな話だとは思いませんか?」
ダイヤ「あの時の、果南さんのAqoursを思って…わたくし達を思っての行動を非難するつもりはありませんが」
ダイヤ「今の局面でその考えは些か状況を楽観視しすぎてるとしか思えません」 果南「ら、楽観視はしてないよ!ただやっぱりAqoursを諦めきれなくて…」
鞠莉「ダイヤ、私は仲直りに協力しようと思うわ」
果南「鞠莉…?」
ダイヤ「鞠莉さん!?」
鞠莉「朝も言ったけど曜は表面上仲直りするつもりはあるみたいだし、少しくらい私たちがサポートをしたほうがいいと思うの」
ダイヤ「ですから…表面上の仲直りになんの意味があるのですか?」
鞠莉「表面上だけでも仲直りできれば活動はできるでしょう?意味のあることだとは私も思えないけど…」
鞠莉「それが曜の望むことだから」 ダイヤ「曜さんが望むことって…それでは梨子さんの気持ちはどうなるのですか?また梨子さんに自分を押し殺して自分を責めて…眠れぬ日々を過ごせというのですか!?」ガタッ
鞠莉「なんでいきなりそうなるの?誰もそんなこと言ってないでしょ」
ダイヤ「望む望まぬの話なら梨子さんがそれを望まない可能性もあるではないですか!それなのにこちらの思惑で勝手に手出しをするなど…」
鞠莉「望まないんなら梨子がそもそも千歌を好きな気持ちが半端だったんじゃないかしら?」
果南「ちょ、ちょっと鞠莉…」
ダイヤ「…今なんと…?」 鞠莉「だってそうでしょう?」
鞠莉「曜は千歌が大好きだから、千歌の大切なAqoursを存続させるためにプライドも意地もしがらみも捨てて表面上だけでも仲直りしようとしてるのよ?それなのに梨子は
バンッ!!
果南「!!」ビクッ
ダイヤ「お黙りなさい」キッ
ダイヤ「いくら鞠莉さんでもそれ以上梨子さんを侮辱することは許せませんわよ?」
鞠莉「侮辱なんてしてないわ、ただ歩み寄りましょう?って投げかけてるだけじゃない」
ダイヤ「歩み寄る…?そちらから歩み寄る気などない癖にいけしゃあしゃあと」
果南「待って待って2人とも!!いい加減に…
ダイヤ「梨子さんは千歌さんへの愛が深すぎた故に裏切りの反動を重く受けて不眠と悪夢に苛まれていたのです、裏切りを受けても平然としていた曜さんとは違います」
鞠莉「平然と?見てもいないのによくそんなことが言えるわね」ギッ
ダイヤ「その言葉、そっくりそのままお返しさせていただきます」キッ
バンッ!!!!
果南「うるさい!!!いい加減にしろ!!!」
ダイヤ鞠莉「「!!!」」ビクッ 果南「私たちが喧嘩してどうすんのさ!」
果南「梨子ちゃんと曜のことを全部2人に任せちゃって申し訳ないし、すごく大変だと思う」
果南「しかも千歌があんなんだから余計にストレスかかって気が立つのも仕方ないと思うけどさ…」
果南「私たちがまたバラバラになったら元も子もないでしょ!?」
ダイヤ鞠莉「「……」」
果南「私も仲直りを押し付けたりしないからさ、みんなでまた落ち着いて話し合おうよ」
果南「1週間くらい2人のところに行ってたから何か自分の考えも変わったりしてるかもしれないでしょ?」
果南「もう一回みんなでやり直そ?」
ダイヤ「…ごめんなさい果南さん、少し熱くなりすぎました」
ダイヤ「話し合いをやり直すに当たって初めに1つだけ、よろしいでしょうか?」 果南「うん、なんでも言って」
スッ
タッタッタッ
鞠莉の正面へ
ダイヤ「鞠莉さん…ごめんなさい、少し言いすぎてしまいました」
鞠莉「気にしてないわ」
鞠莉「……わざわざ目の前に来たってことはそれだけじゃないんでしょう?」
ダイヤ「…察しがよくて助かります」
ダイヤ「これ以上口論をする気は無いので、正直に答えて欲しいのですが」
ダイヤ「先程言っていた梨子さんが千歌さんを好きな気持ちが半端だった、という言葉は心からの言葉ですか?」
果南「!!」
鞠莉「………」
鞠莉「そうね、冗談で言ったつもりではないわ」
果南「鞠莉っ…!」 鞠莉「言い方に棘があったことは私も謝るわ、ごめんなさい」
鞠莉「けれど表面上の仲直りも望まないと考えている以上、私はそういう認識をせざるを得ない」フイッ
ダイヤ「そうですか…わかりました」
スッ
バッグ拾い上げ
テクテクテク
果南「ちょ、ちょっとダイヤ!どこ行くの!?」
ダイヤ「果南さん、ごめんなさい」
ダイヤ「鞠莉さんがその考えを持っている以上、わたくしはこの場にいることはできません」
果南「待ってよ!私も言えたことじゃ無いけどさ…1人で抱え込んだせいでいままでバラバラになってたのに…また同じことを繰り返すの!?」
ダイヤ「…勘違いなさらないでください」
ダイヤ「ことこの件において、わたくしたちが一緒にいることはマイナスにしかならないと思ったから離れるだけです」
鞠莉「そうね、私もその方がいいと思うわ」スッ
果南「ま、鞠莉まで…」ウルッ
鞠莉「そんな顔しないで、果南」
鞠莉「目的が噛み合わないから別行動をしようってだけ、喧嘩別れするわけじゃ無いわ」
果南「でも…」
ダイヤ「安心してください、この件が落ち着いたらまたいつもの3人に戻れますわ」ニコッ
鞠莉「ええ、そんな暗い顔しなくても大丈夫よ」ニコッ
果南「鞠莉…ダイヤ……」
果南「うん、わかった…」
果南(目的が真逆ならこうするしか無い…それはそうなのかもしれないけど…本当にこれでいいの…?)
果南(でも2人のストレスを考えたら私が偉そうなこと言えないし…私の考えを言って解決するとも思えないし…)
果南(あーもう…本当にわけがわからなくなってきた…) 1です
今日はここまでです
本当に度々申し訳ないのですが、明日、明後日と出張になったため更新ができないかもしれません
更新がなかった場合はまた保守をお願いできると嬉しいです…
ちょっと文が多くなってきてるので、読み辛かったり、行間をあけて欲しいなど要望がありましたら言っていただけると助かります 出張おつ
個人的には今のところ千歌に対して無性に腹が立つ以外は問題なく読めてるからこのままでいいと思う >>629
こんなときに出張とか上司は何を考えてるんだ…… 朝少し余裕があったので、中途半端なところですけどちょっとだけ番外編です ーーーーー
時は少し戻って
休日
学校屋上
花丸「1.2.3.4!1.2.3.4!」
善子「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ…」タンタンタンタン
ルビィ「すごい善子ちゃん!どんどんダンスが綺麗になってく!!」
善子「ヨハネっ!堕天使のステップに見惚れるがいいわっ!ってわわっ!」
ドサッ
花丸「だ、大丈夫善子ちゃん!?」
手差し伸べ
善子「ヨハネっ!!少し気を抜いちゃっただけだから大丈夫」
スッ
ガシッ
善子「ありがと、ずら丸」ヨイショ
ルビィ「一回みんなで休憩しよっか」 ーーーーー
ヒュ---ッ
善子「は…はっ、クシュンッ!!」クシャミッ
善子「さすがに動いた後は少し冷えるわね…」
花丸「ちゃんと汗吹かなきゃダメだよ?」
善子「わかってるわよ」フキフキ
ルビィ「………」
屋上の練習場所を見つめる
ーーーーー ーーーーー
果南「ほらほら、あんまり休憩してると動けなくなっちゃうよぉ〜!止まってる間もこまめに身体動かして!」パンパン
ルビィ「ピギィ!?」ハァハァ
花丸「ずらっ!?」ハァハァ
善子「鬼ぃぃ!!」ハァハァ
ーーーーー
ーーーーー
鞠莉「今度の休みはみんなでキャンプに行きましょうっ!」キラキラ
千歌「いいねキャンプ!久しぶりに休みを満喫しなきゃ!」キラキラ
花丸「ダイヤさんが来る前にそんなこと決めちゃって大丈夫ずら…?」
鞠莉「All OK!!ダイヤには行く前日に言うから、みんな内緒にてねっ♪」
ルビィ「あはは…お姉ちゃん怒りそぉ〜…」アハハ
ーーーーー
ーーーーー
タンタンタンッ!!
ルビィ「やったぁ!!できたっ!!」
花丸「やったねルビィちゃん!!」ガバッ
善子「ふふっ、ようやく我が領域まで達したかリトルデーモンルビィよ…」
花丸「あっ、ダイヤちゃん!今のルビィちゃんのステップ…」
ダイヤ「ええ、見ていましたよ」
アタマポンッ
ダイヤ「頑張りましたね、ルビィ」ニコッ
ーーーーー ルビィ「………」
ルビィ「決勝まではまだ時間はあるけど…千歌ちゃん達大丈夫かな…?」
善子「ルビィ?」
ルビィ「…今のAqoursが決勝に出て大丈夫なのかな、って不安になっちゃって…」
ルビィ「お姉ちゃん達は今年で卒業なのに…」
花丸「ルビィちゃん…」
善子「ルビィ…」
ルビィ「あっ、ご、ごめんねこんなこと言っちゃって!」ワタワタ
ルビィ「そろそろ休憩終わりにしよっか!果南ちゃんがいたら怒られちゃうよねっ」ニコッ
善子「大丈夫よ、ルビィ」
アタマポンッ
善子「千歌達を信じましょう、Aqoursの絆はそんなやわじゃないわ」
花丸「善子ちゃん…」
善子「……なんて言ったってこのヨハネが安住の地と定めたのだから!」
花丸「あー…せっかくかっこいいなぁって思ってたのに…」
善子「う、うるさいっ!ちょっと恥ずかしくなったりしてないわよ!」
ルビィ「ふふっ…そうだねっ、善子ちゃん!ありがとう」ニコッ
善子「っ…//どういたしまして」フイッ
善子「ってそんなこと言ってる場合じゃないわよ」
善子「次揃う時までにいーっぱい上達してみんなを驚かせる…でしょ?」フフッ
花丸「…うん、そうだよねっ!今は私たちにできることを頑張らなきゃだよ、ルビィちゃん!」ガシッ
ルビィ「うん…うんっ!」
ルビィ「よーっし、頑張ルビィ!」ニコッ 以上番外編です
次回更新は本編を進めますので、保守の方お願いできたらと思います いや、普通に朝時間あって番外やるくらいなら本編書けたじゃねぇか…
どうせ先が思いつかなかった言い訳だろ、酒井
冗長すぎるからなるはやで 少なくとも1000までには終わらせろマジで
なんなら消化不良でもいいからとりあえずさっさと完結させてくれ、イライラするから 私は前に比べてどっちでもよくなってきた
暴れる千歌、洗脳された2年ズ
妹の豹変に嘆く果南(ここで混乱してた)
なんかそっちのけで喧嘩するダイアと鞠莉
ちらっと出る一年
作者くん、ここまで来たら後戻りできない
続いてもいいからやりとおしなさい
言えることはただ1つ
千歌は輝きという言葉に謝れ 読みやすい長さならいいけど長い上に中途半端なところで跨ぐしキャラ崩壊酷いし地の文なしなのに目が滑りまくるからクソ
なのに題材はいいから見たくなるクソループに本当にイライラする
はよ いつも本当に楽しみにしてる
自分のペースでいいから是非とも最後まで書いてくれ ダイヤ「ではお二人とも、ご検討をお祈りいたしますわ」フッ
鞠莉「ダイヤもね」フフッ
ガチャッ
タッタッタッ
果南「ダイヤ…」
鞠莉「ダイヤなら上手くやるわよ。まぁどんなにダイヤが上手くやったとしても仲直りはさせるつもりだけどね、曜のために」
果南「………」
鞠莉「だから私たちは仲直りさせる方法を考えましょう?」 果南「……ごめん、今日のところは私も帰る」
果南「いろいろ重なってちょっと頭が混乱してるみたいでさ」ハハッ
鞠莉「そう…わかったわ」
鞠莉「ごめんなさいね果南…」
果南「ううん、2人に大変なところ任せちゃってるからさ、私の方こそごめんね」アハハ
スタスタスタ
手をギュッ
鞠莉「これからしばらく…少し揉めることは多くなるかもしれないけれど…また心がバラバラになるなんてことはないから。きっとダイヤも同じ気持ち」
鞠莉「それだけは信じてほしいの」
果南「鞠莉……」
果南「うん、2人のこと信じるよ」ニコッ
果南「じゃあまた明日、何かあったらすぐ連絡してくれていいからね!」
ガチャッ
タッタッタッタッ ーーーーー
果南部屋
果南(私はどっちの味方をするべきなんだろう)
果南(曜と梨子ちゃんに仲直りしてもらってAqoursを元どおりにしたいってところでは鞠莉と同じかもしれないけど…)
果南(表面上の仲直りは意味ないと思うんだけどなぁ…絶対に綻びが生まれるよ)
果南(でも千歌があの感じだともう完全に仲直りするのは難しいし仕方ない部分はあるのかな…)
果南(ダイヤの言うように辛い思いをさせたくないから関わらせたくない、っていうのも間違いじゃない気もする)
果南(むしろそれが今の私たちにとって1番いい形なんだろうなぁとも思うくらいだけど…)
果南(それだとAqoursはもう二度と活動することはなくなっちゃう)
果南(両極端な意見だけどどっちも正しいことを言ってる気はするんだよね)
果南(どっちを選べばいいんだろう…) 果南(自業自得の千歌達と、それを抑え込めなかった私たちはもうどうなっても仕方ないとは思う…けど今のままは1年生達が可哀想すぎだからなんとかしてあげたいんだけどなぁ…なかなか上手くいかないなぁ)
果南(千歌が余計なことをまたしちゃうかもしれないし)
果南(………)
果南(あっ)
果南(余計なことと言えば…千歌のこと2人に伝えてないじゃんっ!!) 果南(せめて状況だけでも2人に伝えなきゃ…)
果南(それに鞠莉もなんか言いたいことあるって言ってたし…)
果南(明日の放課後にもう一回集まってもらってそれだけ伝えよう、鞠莉達も伝えたらまた考えが変わってみんなで解決しなきゃって思うかもしれないし)
ーーーーー
グループLINE 元祖Aqours!(3)
果南「今日の朝言えなかった大事なことがあるから明日の放課後も少しだけ集まってほしい」
果南「鞠莉の言わなきゃって言ってたやつも聞かなきゃだし」
ダイヤ「わかりましたわ」
鞠莉「OK!」
ーーーーー 1です
保守ありがとうございました
少し短いですがかなり疲れているので今日はここまでです
ご意見についてもありがとうございます
やはり少し長すぎですかね…
中途半端なところで番外編挟んでしまったのも申し訳ありません、なるべく早く完結できるように頑張っていきますが、中途半端にはしたくないので時々考えさせていただく時もあると思います…そこについては目を瞑っていただけると幸いです
楽しんで読んでいただけてる方、本当にいつもありがとうございます!
そうでない方も、楽しんでいただけるように頑張るので気が向いた時にでも見ていただけたら嬉しいです
長文失礼いたしました 乙
疲れてるのに更新してくれてありがとう
ここは貴方のステージなので好きに書いてね みんな優しすぎだろ草
甘やかしすぎると5スレめとかまで引き延ばされそうだから甘やかすなよ… 乙
1年組好きだから番外編めっちゃ嬉しかったわ
続き楽しみにしてます >>660
少し上で色々言ってる人のことなら、意見というより荒らし目的だろうから気にせず好きに書くべきだよ ーーーーー
同日
放課後
2年生教室
梨子「千歌ちゃんっ!一緒に
ピンポンパンポ-ン
ダイヤ『桜内梨子さん、至急生徒会室に来てください』
ダイヤ『繰り返します。桜内梨子さん…
梨子「ダイヤちゃん…?どうしたんだろう…」
千歌「梨子ちゃんなんか呼んだ?ダイヤちゃんに呼ばれてたけど」
梨子「あっ、うん…一緒に帰ろうと思ったんだけど」
梨子「呼ばれちゃったからちょっと行ってくるね…」トボトボ 曜「ダイヤちゃんナイスっ!」コゴエ
タッタッタッタッ
曜「千歌ちゃん千歌ちゃん!LINE見てくれた?」
千歌「あっごめん、見てないんだぁ」
曜「あ、そ、そうなんだ…千歌ちゃんは学校来てて忙しかったから仕方ないよねっ!」
千歌「何かあったの?」
曜「うんっ!あのね…少しだけ渡したいものがあって」
胸ポケットからみかん色の貝殻で作ったネックレス 千歌「わぁ!綺麗っ!これもしかして手作り…?」
曜「うん、そうだよ!こんなに離れてたの初めてだからさ、千歌ちゃんは私のこと好きでいてくれるか不安になっちゃってさ…あっ、信じてないとかじゃないからねっ!」
曜「千歌ちゃんももしかしたら不安だったりするのかなぁ…なんて思っちゃったから、愛の証明、みたいな感じかな!なんてね」アハハ
千歌「嬉しい…ありがとう曜ちゃんっ!」ギュッ
曜「わわっ!//なんかこうするのも久しぶりだね」テレテレ
曜「喜んでもらえて私も嬉しいよ千歌ちゃんっ!」ギュ-ッ 千歌「貝殻のネックレスってなんだか…昔を思い出すね」フフッ
千歌「あの時私があげたの覚えててくれたの?」
曜「私が千歌ちゃんからのプレゼント忘れたりするわけないよ!今でも宝物だもん♪」
千歌「嬉しい…ありがと、曜ちゃんっ」ニコッ
千歌(愛の証明って…やっぱり曜ちゃんは私だけが好きなのかな…?)ドキドキ
千歌(……なーんて騙されたりしないよ曜ちゃんっ!千歌は賢いからねっ)フッフッフッ
千歌(どう考えても「浮気してるけど…これあげるから許して!ヨーソロー!」ってことだもんね、綺麗だからもらうけどさ)
千歌(でも甘い、甘いよ曜ちゃんっ!)
千歌(浮気してるのに物で釣ろうなんて甘すぎ!寿太郎よりも甘いよ!!)
千歌(まったく、ちゃんと後で反省してもらわないと、だね)プンプン ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています