またもアニメ・マンガが批判の対象となった。

問題となっているのは、12日に沼津みかん大使に任命された、「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャラクターのポスターのイラストだ。キャラクターのスカートが短い、下着が透けてみえると批判が相次いでいる。

弁護士や市議会議員もこの批判に反応したことで、一気に騒動が拡大。一部で、みかん大使の降板、ポスターの掲示中止を求める声は日に日に大きくなりつつある。

近年、「宇崎ちゃんは遊びたい!」の献血ポスターに対する批判、「僕のヒーローアカデミア」の敵キャラクターの名前に関する炎上で名前を変更を余儀なくされるなど、アニメ・マンガに対する炎上が相次いでいる。

今回の事例は、「宇崎ちゃんは遊びたい!」の献血ポスター炎上同様、「女性キャラクターが性的」という理由での炎上であり、騒動が沈静化したタイミング。まさに次のターゲットとして目をつけられた格好だ。

「表現の自由」の崩壊は揺らぎ始めている。アニメ・マンガの地位は年々高まっているが、それに比例して、些細なことがきっかけで批判が殺到し、表現活動に多大な悪影響を与える炎上が爆発的に増えている。
他人の目に怯えながら、本当に表現したいことができない作品を作らないといけない時代になってしまうのか。