栞子「園田さん。他にも習い事をしているそうですね、全て教えてください」

海未「え、えっと……日舞、剣道、古武術、弓道くらいでしょうか……で、ですが今一番大切なのはスクールアイドルなんです!それを不適格だなんて……」

栞子「そんなに習い事をして何か意味があるのですか?それら全てが中途半端な結果に終わっていることは自分自身が一番わかっていることでしょう」

海未「っ……」

栞子「ふむ。少し驚きました。園田さんの今している習い事全てに、全く適性がありません。高校生活を無駄にしないためにも明日には全部辞めたほうがいいでしょう」

海未「そ、そんなの無茶苦茶です!!」

栞子「安心してください、私があなたの適性を見抜きます。…………???」

栞子「園田さん、あなたは何者ですか?全く適性が見つけられない。こんな人間を見るのは初めてです」

栞子「よく16年も人間として生きていられましたね。人として生きる適性すらないとは……」

海未「う、ぐ……ぅぅぅ……」ポロポロ