【黒澤ファミリー総出演系SS】ダイヤ「μ's恥態専門チャンネル!?」
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ダイヤ「今回は、黒澤家がスカパーに加入するお話ですわ」
「私がのぞえりエロ映画に興奮して、その場の勢いでオナニーするシーンが見所ですわね」
ルビィ「サイドストーリーでは、ルビィが親のセックスを目撃しちゃうんだ!!」
「そこだけ読みたい人は、中盤まですっ飛ばしてOKだよ!!」
ダイヤ「かなり文量が長いSSなので、適度に休憩を挟みながら読んでくださいね」 (黒澤家・居間)
電器屋「以上で、工事は終了です〜」
黒澤ママ「ご苦労様でした」にこやか
ダイヤ「それでそのスカパーとやらは、テレビを付ければもう見られるのですか?」
電器屋「ええ、問題がなければ……」
「すでにこちらの方で、加入の手続きは済ませてありますので」
ルビィ「じゃ、さっそくチェックしようよ!」
テレビの電源ON
電器屋「リモコンのCSボタンを押してみて下さい」
ルビィ「うゅっ」
リモコンポチッ ナレーション『スカパーからのお知らせです……』
ルビィ「あっ!!本当だ!!」目キラキラ
リモコンのチャンネルボタンポチポチ……
ルビィ「す、すごいよ!!」
「鞠莉ちゃんのホテルで見たことある番組が、いっぱい放送されてるよ!!」大はしゃぎ
ダイヤ「ついに我が黒澤家も、小原家に肩を並べたのですわね!!」
黒澤ママ「何だか、文明開化を目の当たりにしてる気分ですね」
電器屋「加入してから最初の二週間は、全てのチャンネルが無料で見られますので……」
ルビィ「えっ!?無料なの!?」
電器屋「気に入ったチャンネルがありましたら、後から加入してくださいね」
「詳しいことは、このカタログに書いてありますので……」
(アンテナ工事を終えた電器屋の主人が帰った後、ちゃぶ台の上に置かれたスカパーのカタログを、しげしげと眺めるダイヤと黒澤ママ––––) ダイヤ「へぇ〜〜……」
ページパラパラ……
黒澤ママ「いろんな放送局があるのですね……」
ダイヤ「花丸さん風に言えば、なんだか知識の海に飛び込んだような気分ですわね」
(一方、テレビのザッピングを続けているルビィは––––)
ルビィ「はぁ〜〜……」感嘆
「しゅごいなぁ……スカパー……」
「今までNHKしか見てなかったから、何もかもが新鮮だよぉ……」
リモコンのチャンネルボタンポチポチ…… テレビ『先の副将軍・水戸光圀公にあらせられるぞ……』
テレビ『特命係の亀山ぁぁぁぁぁ……』
テレビ『♪ド・ド・ドリフの大爆笑〜〜』
テレビ『読売巨人軍の冬季キャンプを生中継してます……』
テレビ『海賊王に、俺はなる!!』
テレビ『何してるの……真姫』
テレビ『『特集・高倉健』今月は『鉄道員』を……』
ボタンを押す手ピタッ!!
ルビィ「…………」
「えっ!?」
「い、いま映ってたのって……」
チャンネル後戻り…… ルビィ「!!!!????」
(洗面所とおぼしき場所で、μ'sの矢澤にこが西木野真姫に何やら詰問している光景が、テレビに映し出された)
にこ『真姫が手にしてる……それ……』
真姫『…………!!!!』
『こ、これは……その……』シドロモドロ
ガクガク 从;◎ ☖ ◎从 ブルブル
にこ『…………』ジト目
真姫の右腕ガシッ!!
真姫『ヒッ!!!!』
にこ『それ……にこの下着だよね?』 ルビィ「えっ!?えっ!?」
「なんで、にこちゃんと真姫ちゃんがテレビに……」
にこ『ハァ〜〜〜〜ッ……』ロング溜め息
『……そういう魂胆だったのね』
『エッチな事が目的で、ウチにお泊まりしに来たのね』
真姫『ち……違う……』脂汗タラタラ
(と、真姫の腕を強く揺すりながら––––)
にこ『そういう割りには、手の爪のお手入れがバッチリじゃな〜〜い!!』
『ホントはにこと、『そういう関係』になるのを期待してたんじゃないのぉ〜〜?』意地悪顔
真姫『…………ゆ』涙目
『許して……許して下さい……』心ポッキリ
ルビィ「………………」
「これって……」 にこ『あ〜〜あっ、どうしよっかなぁ〜〜?』
『みんなが優等生と崇め奉ってる、真姫ちゃんの輝かしい未来がぁ〜〜……』
『にこの告発で、すべて吹っ飛んじゃうよ?』キヒヒッ
真姫『そ……それだけは辞めて下さい……』
にこ『それは真姫ちゃんの態度次第かなぁ〜〜?』
ルビィ「はわわわ……////」
「真姫ちゃんをイジめるにこちゃん……////」
「なんだか、とってもエッチだよぉ……////」
にこ『ねぇ……』
『契約しない?』
真姫『!?』 にこ『もしもぉ〜〜、真姫ちゃんがぁ〜〜、にこの忠実な下僕になってくれたらぁ〜〜……』
ルビィ「…………////」ドキドキバクバク
にこ『にこの体で、お医者さんゴッコしてもいいよ?』
真姫『!!!!!!!!』
ルビィ「ピギャアアアア!!!!////」
テレビの電源OFF!!
ルビィの両目隠しっ!!
ルビィ「…………えっ!?」
ダイヤ「ハァ……ハァ……」慌てふためき _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 何を見ていたのですか!!ルビィ!! <
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l´ / ヽ ̄ ̄ 囲  ̄ / `ヽ´
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ルビィ「お、お姉ちゃん……」 (間一髪の所で異変に気づいた黒澤ママが、大急ぎでテレビの電源プラグを引き抜き––––)
(さらにダイヤが、鬼の瞬発力でルビィの視界を遮ったのである)
黒澤ママ「なっ……」顔を顰めて
「何なんですか!!この不道徳極まりない番組はっ!!」
(たまらずカタログでチェックし始める黒澤ママ––––)
黒澤ママ「………………!!」驚愕
874ch μ's恥態専門チャンネル
大人気スクールアイドルグループ「μ's」の
エッチな映像が盛りだくさん!!
月額3200円(税込)
(※以上、カタログより転載) 黒澤ママ「『μ's恥態専門チャンネル』ですって〜〜!?」語尾が高ぶる
「μ'sというのは、あなた達が常日頃、口にしているあの……」
ダイヤ「!!!!」
「そ……そんな馬鹿な!!」
(母が持ってたカタログをひったくり、問題の箇所を凝視するダイヤ––––)
ダイヤ「…………!!!!」愕然
「こ……これは……」
カタログを持つ両手プルプル…… _____ ミ川川川川川川川川川川川彡
/:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ミ
. /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 三 コレは何かの
l::::::::l::::::l_/l__l_l/l_l_llヽ:::ヽ 三 悪い夢に
ヽ:::::l>l(◎) (◎)ヽ/l 三 決まってますわ……!!
. l:::/l:::::l""" □ "" l:/ 三
l:::ヽl:::::l,,___・________ノl:l 彡
彡川川川川川川川川川川ミ 黒澤ママ「私たちが加入してないチャンネルには、このような寂しい殿方向けの放送局があるのですね……」
ダイヤの服グイグイ……
ダイヤ「……ルビィ?」
ルビィ「ねぇ……お姉ちゃん」
「『ちたい』って、何?」
ダイヤ「!!」
「ししし知らなくて良いですわ!!そんな事!!////」尖り声
黒澤ママ「よろしいですかっ!!2人ともっ!!」
姉妹「!!??」一驚
黒澤ママ「このような下劣な放送は、教育上大変よろしくありません!!」
「百害あって、一利無しですわ!!」
「どんなに興味を引かれても、絶対に見てはなりませんよ!!いいですわね!!」厳命
姉妹「…………はい」圧倒され __
'´ 、`ヽ
i 人ヽリ)
イw(´ヮ`ハ それから?
と) 芥)つ
く/_i_i_>
し'ノ 〜その夜・ダイヤの自室〜
(ベッドの上で、力なく横たわるダイヤ––––)
ダイヤ「ああっ……」
「信じたくない……」
「信じたくないですわ……」
顔を両手で覆い、悲嘆に暮れる……
ダイヤ「私の憧れであり続けた、μ'sの皆さまが……」
「あのような破廉恥極まりないチャンネルに出演して、見せ物になっていたとは……」
「この世の中には、神も仏もないのでしょうか……」
苦悩しながら、頭を掻き掻き…… ダイヤ「それにしても、真っ昼間からあのような放送をしているとは……」
「いったい他に、どのような番組が……」
「…………」
「まずは、敵を知らなければなりませんわ」
(––––という大義名分の元に、ダイヤは携帯を起動し、『μ's恥態専門チャンネル』のサイトにアクセスし始める)
ダイヤ「で、出ましたわ……」 (ディスプレイに、『μ's恥態専門チャンネル』の扇情的な局ロゴと、禍々しいタイトル名が居並ぶ『本日の番組表』が表示された)
連続ドラマ『にこぷり解体新書』
#4 「契約成立!!真姫ちゃん下僕宣言」
出演 矢澤にこ・西木野真姫 他
ダイヤ「これですわね」
「昼間、ルビィが偶然見てしまった番組は……」
「確かににこまきは、μ'sファンの大好物ですが……」
「何も公共の電波に乗せてまで、私たちに見せつけなくても……」 番組表をスクロール……
連続ドラマ『春色バレンタイン』
#7「プリンセスになる日」
出演 星空凛・小泉花陽 他
ダイヤ「そしてこれが、ちょうど今の時間に放送されている番組……」
「い、いけませんっ!!!!」語気強く
「花陽さん推しのルビィに、このような番組を見せようものなら……」
※ ※ ※ ※ ※
ルビィ(ええっ……)
(何してるの!?花陽ちゃん……)狼狽
(女の子同士で、そんな事をするなんて……)
(さっ……最低だよぉ!!)胸をえぐられる
(うわぁぁぁぁん!!花陽ちゃんなんか、大嫌いだぁぁぁぁ!!)
※ ※ ※ ※ ※ ダイヤ「ああ……」
「ルビィが花陽さんに、たちまち幻滅してしまうに違いないですわ……」
「無料期間の間は、何が何でもルビィの目に触れないようにしなければ……」
さらに番組表をスクロール……
ダイヤ「…………!?」
「こ」
体プルプル……
ダイヤ「これは……」すくみ上がる \ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
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__ 映画『硝子の花園』 --
二
 ̄ 出演 絢瀬絵里・東條希 他  ̄
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/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \ ダイヤ「……………………」
「……………………」
「……そうですわよね」
「これは、μ'sのチャンネルなのですから……」
「この2人が出演しないワケが……」
「…………………」
(ダイヤの心が、際限のない黒雲で覆い尽くされていく––––)
ダイヤ「…………」暗澹たる気分
「どうして……」
「どうしてですの……」
涙ポロポロ…… ダイヤ「どうして、かしこいかわいいエリーチカのままでいてくれなかったのですの……」
「どうしてですの……エリーチカ」
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. ミ/ヽ:::/◎ ◎ l/l::::::::::::ヽ | |
/:/::/ /\/:::::::::::jミノ ノ
ヽ::::ノ -二二- ノ:::::ノ`ヽ:::::::l//
彡ヽ:ヽ __・_____,,ノ:::::::::l__ノ::ノ//
(尊敬する人物の後ろ暗い仕事に、手酷くショックを受けたダイヤは、その夜、明け方まで寝付けなかった) 〜同時刻・黒澤家の居間〜
(家人が寝静まった屋敷の居間で、ひとりヘッドホンを耳に当てながら、食い入るようにテレビを見ている赤毛の少女の姿がある––––)
凛『かよちん……』
『凛と婚約してくれて、ありがとう』
花陽『り、凛ちゃん……////』
『………………////』はにかみ
ルビィ「こ、これが……」
「きっとこれが、『ちたい』って奴なんだ……」
かよパイ揉み揉み…… 花陽『あぁっ…………////』
凛『ハァ……ハァ……』血走った目
(˶⦿皿⦿˵)/
花陽『凛ちゃん……くすぐったいよぉ////』
ルビィ「いいなぁ……凛ちゃん……」少し嫉妬
「花陽ちゃんのお胸を、独り占めできるなんて……」
凛『かよちん……』
『かよちんのここ……破るよ?』
花陽『……………////』
『…………うん////』
『私の初めて……凛ちゃんにあげるね////』
凛『!!!!!!!!』感無量 ルビィ「花陽ちゃん……」
「凛ちゃんに体を触られて、すごく幸せそう……」
「ルビィにも、いつかこんな日が来るのかなぁ……」
古時計ボーーン、ボーーン……
周囲をキョロキョロッ
ルビィ「…………」
「誰も起きてこないね……」
「明日も忘れずに、『春色』を見なきゃ……」 _,. -‐''"´ ̄```' ‐ .、._
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それから? *´ ヮ` \
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v 〜学校・部室〜
千歌「へぇ〜〜……」
「黒澤家も、ついにスカパーに加入かぁ〜〜」
花丸「スカパーって、テレビのチャンネルがいっぱい増えるっていう、あの都市伝説の!?」
果南「オーバーだなぁ……マルったら」呆れ顔
ルビィ「それでね!!いまは無料期間って奴で、どのチャンネルも見放題なんだよ!!」
花丸「み、未来ずらぁ〜〜〜〜!!」目キラキラ
善子「今までNHKしか見てなかった家にしては、目を見張るような近代化ね」
ダイヤ「時代の趨勢には、逆らえませんからね」 千歌「そ、それじゃあさぁ……」
黒澤姉妹「??」
千歌「やっぱり、『アレ』は見たでしょ?」フヒヒッ
ルビィ「……アレ?」キョトン
ダイヤ「何の話ですか?千歌さん」
千歌「も〜〜うっ!とぼけてもダメだよっ!?」
「『μ's恥態専門チャンネル』に決まってんじゃん!!」
黒澤姉妹「」ギクッ
曜「いいなぁ〜〜、無料でアレが見られるなんて」
「月初めの無料デーでも、解放されてないんだよね……あそこ」
果南「あのチャンネル、視聴料が高すぎて学生には無理だよね〜〜」
曜「殿様商売な東映チャンネルよりも高いからね……」 善子「フフフ……」ヨハネチョキ
「修行が足りないわね、被支配者層どもよ……」
「ヨハネぐらいの高等階級になれば、リトルデーモン達からの御布施の力で、視聴などわけないんだから!!」
梨子「ああ、投げ銭や広告収入の事ね」
善子「……はい」
千歌「ねぇねぇ……」
ダイヤに近づき、上目づかいで……
千歌「もちろんμ's大好きなふたりは、真っ先にあのチャンネルを見たんだよねぇ〜〜?」ニヤニヤ ダイヤ「ばっ……!!」
「馬鹿を言うのも、大概にしておきなさいっ!!」
「あのような成人向け放送局を未成年者が見るだなんて、犯罪ですわよ!!」
鞠莉「え〜〜っ?ホントかしらぁ〜〜?」疑いの眼
ダイヤ「なっ……」
鞠莉「ムッツリなダイヤだったら、真っ先に愛しのエリーチカのムービーを見ると思ったのにぃ……」ゲスの勘ぐり
ダイヤ「!!!!!!!!」
ダイヤ(人が必死になって、忘れようとしていたのに……!!)
(どうして、思い出させるようなことを……!!)怒りフツフツ
鞠莉のホッペぐにぃぃぃぃ!!!! ダイヤ「汚いお口は、取り替える必要がありますわねぇ……」般若顔
鞠莉「ヒョッ、ヒョークよヒョークッ!!」涙目
ルビィ「そっ……!!そうだよっ!!」
「『あんなチャンネルは絶対見るな』って、お姉ちゃんやお母さんに言われてるんだから!!」
善子「プフッ……」思わず吹き出し
「ホントお子ちゃまね……ルビィったら」
ルビィ「おっ、おこちゃま……!?」
善子「あんたもあのチャンネルを見たら、瞬く間に性の虜になるわよ」
「昨日の夜にやってた奴なんて、あんたの好きな小泉花陽がエロい事になってたわよ」
ルビィ「!!!!!!!!」 ルビィ「そっ……!!」言葉に詰まる
「そんな花陽ちゃんなんか、見たくないよ!!」
「善子ちゃんのバカッ!!絶対消えないクリスタルの角に頭をぶつけて逝っちゃえっ!!」
善子「ひっ……!!」
花丸「善子ちゃん……ルビィちゃんの夢を穢しちゃダメずらよ」ジト目
善子「なによっ!!みんなして言いたい放題言っちゃってぇ〜〜っ!!」弱り目 ______ ,, ,,. ,.
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/.// ・l|∵ ヽ\ 8人「!!??」一瞬、息が止まる
ダイヤ「と・に・か・くっ!!!!」
「私はここに、宣言してみせます!!」
「無料期間の間、何が起ころうが絶対あのチャンネルを見ないという事を!!」
「私は決して、煩悩に屈して魂を売り渡すような事は致しませんっ!!」凄い剣幕
シーーーーン……
ルビィ「さ、さすがだね……お姉ちゃん」引き気味
7人(西のフラグ立て横綱が、またフラグを立てたよ……)
※ ※ ※ ※ ※
東のフラグ立て横綱「クシュンッ!!」
穂乃果「海未ちゃん、風邪?」
東のフラグ立て横綱「いえ……なんだか悪寒が……」 〜そのころ、黒澤家の居間では……〜
(家事をやり終えた黒澤ママが、台所で入れてきた玉露入りの湯飲みを片手に、テレビの前に陣取る––––)
黒澤ママ「ふっふっふっ……」
「家の仕事も、一段落した事ですし……」
「スカパーでも見ながら、一休みしますか……」
テレビのリモコン片手に……
テレビの電源ON
お茶ズズズズ……
黒澤ママ(確か、この『CS』ってボタンを押せば……)
CSに切り替え 真姫ママ『あらあら……』
『昔は、私がネコだったのに……』
『どうやら私が、タチに回らなきゃいけないようね』
理事長『もう……もうやめて……』
『今ならまだ、引き返せるわ……』
飲んでたお茶ブーーーーッ!!!!
黒澤ママ「ゲホッ!!ゲホッ!!」むせた
「……ええっ!!??」
慌てて番組表を表示……
黒澤ママ「あっ……!!」
「い……いつの間に『μ's淫乱専門チャンネル』に合わさって……!!」
(混乱の極みにあるのか––––局名を間違えてる事に、黒澤ママは気づいていない)
黒澤ママ「誰ですの!?あれほど見るなと釘を刺したのに、隠れて見ていた人は!!」 (狼狽している黒澤ママを余所に、テレビの中では––––)
真姫ママ『せっかく数年ぶりに再会したというのに、そんな殺生なことは言わないで』
理事長の瞳を、じっと見つめて……
真姫ママ『私ね、焼けぼっくいに火が付いちゃったみたいなの……』
黒澤ママ「…………??」
「ど、何方ですの……?この2人は……」 理事長『だ……ダメよっ!!目を覚ましてっ!!』
『私は教育者で、あなたは医者……』
『あの頃と違って、2人とも社会的地位があるというのに……!!』
真姫ママ『もうっ……ホント学生だった頃と変わらないわね……』
『そういう素直じゃないところは、娘さんに全然遺伝しなかったみたいね』
黒澤ママ「…………」懸命に思考中
「え〜〜っと……」
「つまり、この奥様方2人は、昔そういう関係で……」
「…………」
「///////////////」カァ~~ッ!! 真姫ママ『ねぇ……』
『良いこと思いついちゃった』
理事長『……えっ?』
真姫ママ『2人で、妊娠線の見せ合いっこをしましょうよ!』
理事長『で……でもぉ……』
『主人や娘を、裏切るワケには……』
黒澤ママ「な、何を躊躇していらっしゃるのですか!?髪型が変な方の人!!」
「奇跡的再会を遂げたというのに、据え膳を食わないだなんて……!!」
「パートナーに恥をかかせたら、ブッブーですわよっ!!」
ヤンヤヤンヤ……
(長女の固い決心とは対称的に、『お昼のママライブ劇場』が発する濃厚な熟年レズに、あっさり魂を売り飛ばした黒澤ママであった––––) _
〃 / `ヽ
j{ {ノ|ノヽリ 時を二週間後に
. 〈八ト゚ ー゚ノ)〉 早送りするわね
/_if丞{つ
ιくヒ士|>
し'ノ 〜校舎・3年生の教室〜
鞠莉「ねぇ〜〜!!ダイヤァ〜〜!!」
「今日で無料期間が終わっちゃうんでしょ〜〜?」
「今のウチにでも『μ's恥態専門チャンネル』を見ときなさいよぉ〜〜!!」 /:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::ヽ
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|:::|::〈ヘ:::i:::::::ハ:::::::| |i:::::::::::::::|!::::::|!::::::|:::/〉::!
|:::|:::::〉〉:|__」‐-}:::::」从:::::::::::}ノ|::::」j__::」〈〈::::|
|:::|::〈/::::| _` `‐‐┘´ ̄´ |:ヽ〉:
|:::|:::::|:::::|坏爪_}坏ヽ 笊_丐气 |:::|::::|
|:::|:::::|:::::| ヽヒ,ツ :::::::::::: ヒ,ツ /' j:::|::::|
|:::|:::::|:::::| :. .:::,::::::|
|:::|:::::|:::::| ′ /::::|::::::
|:::|、:::|:::::|ヽ ヽ二ニ _ヲ' /ノ::::|:::::|
|:::| l:::|:::::|::::` ・  ̄ ̄ ′ ::::|:::::|
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|:::|ノ::八:::|__/^ヽ |'^\|:::/:::/'|::::|
jv'-‐<ヽ{、 ヽ \ ヽ, j/}ノヽj_:::|
/ ̄ ̄` 、 \\ \ ´ ̄`|! //_>- 、
/⌒ヽ \ \\ \ |/// }! ∧
, \ \ >‐- ‐ヽj// / /
\ \ -‐'⌒ヽi/⌒ /ヘ }、
{ 丶 `‐-‐ ⌒〈ニニヽ‐- ′ ∨ ヽ
' \ 〉 ヽ--ヘ , \
| \ / ‘, )
| __ ) , ', }‐- v′
| / __ v′ | /‐‐‐‐‐|
\__〈_ (_, -‐ `\ | O=| ,/ ニニニj!
〈/ (_とニニ ヽ | >-‐ ⌒ヽ'´ ̄ヽ7
ヽ/ ⊂ニニ____〉 -‐ ´ ノ i!
\ \ -‐''-‐ ⌒ |
\ ` / ノ ダイヤ「変なお気遣いは、無用ですから」能面づら
「あの忌々しいチャンネルの誘惑から、これで解放されると思うと清々しますわ」
鞠莉「はぁ〜〜〜〜……」
「惜しいことをしたわね、ダイヤ」
「あの素晴らしいのぞえりムービーを見るチャンスを、永久に失うだなんて……」
「後で絶対、後悔するわよぉ〜〜?」
「なんせ、CS独占放送でソフト化も一切されてないんだから……アレ」
ダイヤ「いくら推しが主演の映画でも、破廉恥な内容は御免被りますわ」鉄の意志 鞠莉「あら?」
「あの映画、全部が全部エロじゃないのよ?」
「切ない恋愛模様や芸術性もあって、業界関係者からの評価も高い一品なんだから」
ダイヤ「そ、そうは仰られましても……」
鞠莉「悪い偏見を取っ払って、一度でも見ておけば良い勉強になるのに……」
「たしか、今日の夜にもリピートがあるんじゃなかったかしら?」
ダイヤの体ピクリッ……
ダイヤ「り……リピート?」 鞠莉「あら?知らないの?」
「あの映画は人気コンテンツだから、しょっちゅう再放送してるのよ」
スマホポチポチ……
鞠莉「ほらっ!!今日の夜11時半からだって」
(水戸黄門の印籠ばりに見せつけてきた鞠莉のスマホには、今日の『μ's恥態専門チャンネル』の番組表が表示されている)
ダイヤ「…………!!」瞠目
「ほ、本当ですわ……」
鞠莉「」ニヤリッ
鞠莉(もう一押しすれば、陥落するわね……) 鞠莉「ねぇ、ダイヤ……」まろやかな口調で
「あなたはこの2週間、誘惑に負けずによ〜〜く頑張ったわ……」
「でもね、我慢は体にポイズンよ……」
「これがホントにホントの、のぞえり映画を見れるラストチャンスよ〜〜?」
ダイヤ「うう…………」
「これが……最後のチャンス……」
(ダイヤの中の天秤が、激しく揺り動く––––)
ダイヤ「でも……」
「一度見たら最後、私の中のエリーチカ像が壊れてしまいそうで……」当惑の境地 鞠莉「人間、誰だって人に知られたくない裏の顔ってあるものよ?」
「そういう部分も受け入れてこそ、真のファンなんじゃないかしら?」
ダイヤ「……………………」
ダイヤ(エリーチカの暗部も、受け入れる……ですか)
(そのような考え方は、今まで全く出てきませんでしたわ……)
(この映画はいわば、本当のファンかどうかを選別する踏み絵のような物……)
(ひょっとしたら、この試練を乗り越えた時こそ、私は成長できるのかもしれません……)
(知能犯・鞠莉の狡猾老獪な甘言が、ダイヤに僅かながら残っていた理性を葬り去ったのである)
鞠莉(…………墜ちたわね)ニチャア… _ -  ̄ - _
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i 人ヽリ)
イw(´ヮ`ハ それから?
_ -‐ニ  ̄ ニ‐- _
/⌒ ‐ニ‐  ̄ / 丶  ̄ ‐ニ‐⌒ヽ
ヽ、_ノ └‐u‐┘ ヽ、_ノ
n n n rー―、 __n_ __n_oo n __
} }| |{ { | ・ ・ | └ー‐、ヽ / r―┘ // __ / _ヽ
(__l | ・ ・ | r―‐' ノ ヽ 'ー┐〈_ニ-、ヽ-'ノ
 ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ 〜夜11時25分・黒澤家の居間〜
古時計カッチンコッチン……
襖スゥーー……
ダイヤ「…………」ソワソワ
「誰も、起きてきませんわよね……」警戒
襖ストンッ……
(いささか緊張してぎこちない手つきで、ダイヤはテレビの背面のイヤホンジャックに、イヤホンを繋いだ)
ダイヤ「これでよしっ……と」
耳にイヤホンを差し込み……
焦る気持ちで、リモコンを片手に持ち……
ダイヤ「…………さて」
テレビの電源ON
CSに切り替え ダイヤ「確か、874chでしたわね」
チャンネル切り替え
海未『駄目です』ブリブリブリブリッ!ブパッ!ブボボッ!ブリブリブッ !
穂乃果『ちょ、嘘でしょ……』
『海未ちゃん、なにやって……』ポロポロ
海未『なに泣いてるんですか!!泣きたいのはこっちですよ!!ふざけないでください!!』
ダイヤ「前の番組が、まだ終わってないようですわね」
「それにしても、あらためて下劣極まりない酷い放送内容だこと……」しかめっ面
穂乃果『ご、ごめん。気にしてないから落ち着いてよ、ね? 』
海未『はぁ……もういいですから、そこのコンビニに停めてください。アクエリ買ってきますから』ブリッ…
〜おわり〜 ダイヤ「あ、終わりましたわ」
「いよいよ、この次が……」ゴクリッ
(数分間の番宣CMが流れた後、画面がブラックアウトし––––)
♪デーデッデーーーー!!
ダイヤ「!!!!!!!!」
硝子の花園
(映倫)
ダイヤ「はははは、始まりましたわ!!」張り詰め 〜入学当日・1年生の教室〜
/ ヾー‐ 、={_ ヽ
__/ --- \ \=} !
´ ハ \ \ ヽ |
/ { {\ ‘。 '. l、
/ ハ .| `ー=ァ…‐- 、‘。 ∨ } \
/ 丶、 /ぅr气ミュ,_ヾ } }/} l 丶 ,ノ
| | {―-- \ 弋少/ リ /i}/} | {\ ヾ¨¨´
| | | ィ汽 :.:.:.: /...イ⌒!ノ | 、 \ \
リ 乂゙入少 /⌒i | /| \ \ '.
丶 \:.:.:. ` rリィ'...| \ \ ノ
\__ト-- -− /个 、.|\}、 \ ヽ/
|入 // .! }...| `¨¨¨¨⌒ヾ〈
| / ` ., / / ̄/ ハ、 ノ }
| { } `¨∧ / ////`¨¨¨¨¨⌒ヽイ
乂 } / 「ハ ィニ/ニ/ニニニニ/ニニニニニ'.
/⌒}__j´ ̄`}/{=:/ニニニニ ′ニニニニニハ
___/⌒¨{/---、:./ 乂__ニニニニニ{ニニニニニニニi
// :.|| .:.:|==== ノ /___ニニニニ{ニニニニニニニ|
__/、 :.||.:.||:.:/|==厂/‐──┘二ヾ{ニニニニニニニ|
ノニニ{\__|lイ/¨¨/ニニニニ二二二二{ニニニニニニニ{
/={ ニ{ / / イニニニニニニニニニニ二{二二ニニニニニヽ
. /ニニニ:,ニハ Y /ニニニニニニニニニニニニニニニ∨ニニニニニニニニ}
{ニニニニヘニム l/ニニニニニニニニニニニニニニニニニ∨t{ニニニニニ}ニハ
|ニニニニニヘニ}ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ∧{ニニニニニ}ニ∧
絵里『みなさん……初めまして』
眉一つ動かさず、周囲を睥睨……
絵里『絢瀬絵里といいます』
『よろしく』
希『……………!!』 ダイヤ「こ……これがっ!!」
「これがふたりの、ファーストコンタクト……!!」
「それにしても、まだ1年生だというのに、なんて気高くて品の良いお姿なのですの〜〜!!」
「希さんが参ってしまいますのも、無理からぬ話ですわ〜〜!!」
(やがて場面は、階段の踊り場へ––––) 希『あのっ…………!!!!』呼び止め
絵里『??』
後ろ振り向き……
絵里『あなたは……?』無愛想
希『…………!!』
『わ……私…………』シドロモドロ
(絵里の無機質な態度に一瞬たじろぐも、やがて迷いを断ち切り––––)
希『…………』
希『ふふっ……』笑み
希『ウチ、東條希っ!!』
希(それがウチとエリちの出会いやった……) ダイヤ「!!!!!!!!!」感動の洪水
「なんと運命的で、劇的な初対面なのでしょうか……!!」
「ここから2人の時間が流れ始めると思うと、童心に帰ったかのようにワクワクしますわぁ〜〜!!」
(ダイヤの顔には、もはや頭ごなしにチャンネル批判していた頃の面影が、何処にも残っていない) 〜その頃、ルビィの自室〜
ルビィ「あ〜〜あっ……」
枕を空中へ、投げては受けての繰り返し……
ルビィ「明日からはもう、あのチャンネルが見れないんだね……」
「なんだか、生きる張り合いが無くなっちゃったなぁ〜〜」
「家族に隠れてエッチな番組を見るのって、ちょっとスリルがあって楽しかったし……」
(無料期間の終了を惜しむ一方で、昨夜最終回を迎えたりんぱなのドラマを思い返すルビィ––––)
ルビィ「花陽ちゃんのウエディングドレス姿、綺麗だったなぁ〜〜」
「エピローグで出てきた、IPS細胞で作った2人の子供も可愛かったし……」
「やっぱり花陽ちゃんには、凛ちゃんと末永く幸せになって欲しいな……」法悦の笑み 〜再び・居間〜
(テレビの中では、2年生になった絵里と希が、修学旅行先の沖縄・首里城を前に––––)
絵里『…………』
希『…………』
無言で見つめ合う2人……
絵里『ねぇ……希……』
希『?』
絵里『あ……あのね……』
『変なことを聞くんだけど……』
『…………////』モジモジ
希『どうしたん?エリち』 ダイヤ「ああっ!もう……」ムズムズ
「見ていて非常に歯痒いですわねぇ……」
「希さんに思いの丈を告げる、絶好の機会だというのに……」
「エリーチカったら、右往左往するばかり……」
「まるで、千歌さんの前で及び腰になってしまう曜さんみたいじゃないですか!!」
「希さんに恥をかかせるだなんて、ブッブーですわよっ!!」
絵里『…………あのさぁ』
『……おっ』喉が詰まる
『女同士で……さぁ……』
希『…………』 絵里『…………その』踏ん切りがつかない
『…………』
『恋愛……』ボソッ
『恋愛関係になるっていうかさぁ……』目をそらす
希『…………』
『…………エリち』
突如、絵里の両手を握る希……
絵里『!!!!????』
希『…………ほらぁ』
『頑張って……』
『ウチに言うべき事が、あるやろ?』
ダイヤ「見るに見かねた希さんが、助け船を出しましたわ……」
「私が事前に思い描いていたような、ロマンチックな告白シーンは皆無ですわ……」 絵里『…………希』
『わたし……』
『………………』意を決して
『………………好きなの』
希『』
絵里『好きなのよっ!!恋愛対象として希の事がっ!!////』ヤケクソ
希『…………』
ダイヤ「なんとクールとはほど遠い、泥臭い告白だこと……」
「エリーチカって、意外と奥手でヘタレなのですね……」 絵里の目から、涙ポロポロ……
絵里『……やっぱり、可笑しいわよね?』乾いた笑顔
『女が女を、好きになるだなんて……』
(その時……希の両手が、涙で濡らして俯く絵里の顔を、そっと優しく抱き込み––––)
絵里『えっ……?』キョトン
希『嬉しっ……』ニコッ
『やっと、ウチに打ち明けてくれたね……』
絵里『の、希……!?』
希『あ〜〜あっ!!待ちくたびれちゃったよぉ〜〜』
『でもまぁ、告白されずに卒業しちゃうよりはマシかなぁ〜〜?』
絵里『…………?』
『希…………』呆然
『あの……返事は?』
希『ん〜〜〜〜?』
『そんなの、今のウチを見れば、聞かなくても分かるんじゃない?』ニシシッ
絵里『………………』
『!!!!』
『じゃ、じゃあ……』顔に赤みがさす ダイヤ「ハァ…………」沈痛な面持ち
「やっと2人は、恋仲になれたというのに……」
「何故なのでしょう……」
「心が全く踊りませんわ……」
「映画の最初の方では、端正なお顔から英知が滲み出ていたエリーチカが……」
「すっかり希さんに腑抜けにされて、告白も満足にできない体たらくに成り下がるとは……」
(ダイヤの悲嘆を余所に、希が絵里の片腕を強引に引っ張り––––)
絵里『!!!!????』
『ちょっ!!ちょっと希!?』
『一体どこへ行こうって言うの!?』 希『ウフフッ…………』
『そんなの、決まってるやん?』
絵里『えっ?えっ?』
希『ついてきて!』
ダダダダダダッ……
ダイヤ「…………え?」
「希さん……エリーチカを連れて一体どこへ?」 〜一方、ルビィは……〜
トイレの水ジャーーーー……
トイレの扉バタンッ
ルビィ「ふぁ〜〜〜〜っ……」生あくび
「……う〜〜っ、さぶさぶっ」縮み上がる
「はやく戻って、暖かいお布団の中へ……」
(就寝前のトイレを済ませ、眠気で朦朧としながら自室に引き貸すルビィだったが––––)
廊下スタスタスタ……
ルビィ(…………?)
(何だろう……)怪訝
(道中にある夫婦の寝室の、僅かに空いた襖の隙間から、淡い常夜灯の光が廊下に漏れている) ルビィ(お父さんとお母さんの部屋から、明かりが……)
(だが、漏れているのは照明だけではない––––)
ハァッ……
ハァッ……
ルビィ(????)
(この声は……お父さん?)
(こんな時間に、何してるんだろう……)
(押さえきれない好奇心のお陰で、睡魔が吹っ飛んだルビィが、物音を立てずにコッソリ襖の間を覗き込むと––––) 黒澤パパ「」ハァハァ
黒澤ママ「…………」ただ天井を見てるだけ
パンッ……パンッ……
ルビィ()
(一糸まとわぬ姿となった2人の熟年夫婦が、年甲斐もなく夜の営みに耽っていたのだ) /: /: : /:/: : /: : : : //: : /\: :ヽ: : : : : : ',: : ヽ
/ イ: : :/:/: //: : /\/_/__ ヽ: ヽ: : : : : :{、 : ハ
/イ /:/: ノ:/ / / / \:、: : : : : .: : ::ハ
/:/:: :.  ̄ ,xf=ミ= : : : : : : l: : : ハ
':/ |: : :l ,x=x、 〃r)=、 ヽヽー : :}: : : : l : : : }
:/ : : : l / r)ヘ` 弋ン ヽヽ }: }: : : : :、: : :リ
,: : : :/{ 弋ン 、___、 、'" : |: : : : : :、: :}
/: : : :从 -‐ , //ー' l | 、: : : : :ヽ'
/: : : : V`ー' __r-、 ',:| ',: : : : : ヽ
// : : : : l/// __ ィ`::::::::::::::::ヽ ` ) ,: : : : : : ヽ-==フ
//: : : : : ハ `:::::::::/  ̄ ̄ , ノ /: |: : :ヽ: :ヽ: :<: :三
/:/: : :/: {:ハ ::::/ } -‐: : : イ:|、: : :ヽ: :ヽ: : : : :<
/: : : 八 {: : :へ マ ノ / |/ {: : :N: ヽ: : :}: :ノ: : : :/
/: :/ /: : : : : :\ \ _ / イ | 人: : : : : ヽ: :}: : : /
{:/ //: : :_: : : : : > 、_ --ー-、 | へ: : : >/ /
` / {/ / 、: : : : : : ⊂〈⌒ヽ l }}`ー‐/ \
〈 / / Y ⌒〈⌒ヽ ヽ l ‖ :/
ヽ l 》 ヽ / ‖〃 /
ヽ l | / .‖' / ルビィ(…………)
ルビィ(……嘘でしょ)
(お父さんとお母さんが……『ちたい』してる……)
(ドラマの世界だけじゃなかったんだ……)
(黒澤パパの赤い陰毛と、黒澤ママの漆黒の陰毛が、2人の体が接合される度にねっとりと絡み合う––––)
パンッ……パンッ……
(日頃から溜まりに溜まった男の劣情を、一心不乱に黒澤ママへ打ち付ける黒澤パパだったが––––) ルビィ(あ……でも……)シゲシゲ
(お父さんったら、鼻の下を伸ばして締まりのない顔をしてるのに……)
(お母さんの方は、なんだか気持ちよくなさそう……)
黒澤ママ(ハァ…………)
(この歳でまだ、夫婦の営みがあるのはいい方なのでしょうが……)
(なんと退屈で、気持ちが満たされないまぐわりなのでしょうか……)倦怠甚だしい 〜居間〜
(希に導かれるまま、繁華街のラブホテルに入った絵里は、先にシャワーを済ませ、全身をタオルでくるんだ姿でベッドに腰掛けている)
絵里(う〜〜〜〜っ////////)
(……希のバカッ!!)
(恋人同士になったばかりだというのに……)
(いきなりラブホだなんて、早急にも程があるわよ!!) > ― 、
/ ヽ ヽ
/ _ 、 _ ヽ ヽ
/ / >< ⌒ヽ≪ ヽ Y
/ /__>―-`- _Y、
/ /  ̄< _ ヽ、
, i/ , ' ` _
| / / :.:. ヽ
/ / /:.イ :i :. ヽ ヽ
ノ / / // | |、 :. ヽヽ ヽ
/ ,' ,' ,'' i i ヽ :. 、 、 、ヽ
/ , , / 、 i ヽミ、 ヽ、 :.、ヽ
, | | i い ` ミ ヽ:. 、:}
//:i i :| , ,' ∧ヘ ヽ_/、 ヽ ト V
/ | | ,| | i`\_ _ ヘヘ __ >ヽ、 |ヽ |
,/ | | ∧ |' __===≡ ヘ、 ≡===___ | , | i i
{{ ヘ :i/ 、 ::、 | ` 込;;_少` ヽ "込;;_少〃| ,:|:リ ノ
{{ ヽ从 |、 ::N 、 リ, り|:ノ ノ
ヽ、 | 》λ》、、へ ///// //////ノ/ /ソノ
` 、 | { / 入` ` 彡ノ、ノ、
、|人| 入 __ _ ノ_, 、 )
` ヽ、 i、へ ´ ` ´ / }ノ
>ー ' >i 、 ィ ´ ノ
リ >- ' |
__, 、___ ノ ` __, 、___
/ 、 , ヽ
/ ` ヽ , ´ ヽ
/ ` ' ダイヤ「」呆然
「あのぉ…………希さん」
「いくら映画のお話とはいえ、修学旅行先でラブホテルに行くのは、無理があるのでは……」
「エリーチカも、面食らって困り果ててますわ……」
スタスタスタ……
希『お待ちど〜〜!エリち』タオルに巻かれ
絵里『!!』
希『じゃ……』
『はじめよっか』
希を包んでたタオルがストンと落ちる…… / `ヽ |
; { |
{ u \
u ヽ_
} .:: ヽ ::Y'
| ハ ;
| ハ::. .:ッ:: } イ
| u '.::::.. i |
| ; '. 丶 . ; |
j ,' ′|
,′ { 'u |
. ; } ; |
/_ ,’ ij { ||
_ j / `7 ; |
ミ 厶 ニ=‐′ / ,' ,ヘ
`ヽ ´ /'"´
/ ィ /
/ ‘ ∨
` \
{ ; / 丶、
} u { u 丶
; ::. / \ 絵里『!!!!!!!!』
希『フフッ……』フルマン姿
絵里『////////////』心臓バクバク
(豊満な体を見せつけるように、手を後ろに組む希––––)
希『どうしたん?急に押し黙っちゃって……』ニヤニヤ
『早くエリちも、タオルを取って見せてよ』
絵里『…………あ、いぅっ』片言
『そそそっ、そうね……』
ダイヤ「どんだけメッキが剥がれれば済むのですか……エリーチカ」
「さすがの私も、擁護しきれなくなってきましたわ……」 〜夫婦の寝室〜
黒澤パパ「」ハァハァ
黒澤ママ「…………」
パンッ……パンッ…… /: : \/: : : :/: : : : : :ヽ: ∧: : : :ヽ/: : : :\
/: : : : : :/: : : : /|: : : : : : : : :}ヽ: }: : : : ∧: : : : : :.
| : : : : : |: : : : /-{: { : λ: :}:/` } }: : : : : ∧: : : : : l
V: : : : : |: : : :l ヽ{: : { }:// }' }: : : : /}: : : : : :l
/: : : : /: : :Nz芍笊、乂' /芍笊 }: : : : /}ヽ : : : :l
/ : : : / }: : ::《 弋ソ 弋ソ /|: : : :/ } ヽ: : :∧
/: : : : / ': :マム ,,, , ,,, l: : : : : :{ }: : :∧
//: : : :{ /: : ::`ヽ _ _ /}: : : }: :ヽ }: : : :∧
( {: : : {/: : : : :ハ ´ ` u ノ: : : :ノ: : : ヽ}: : : /ノ
ヽ: : ヽ: : : : : : > ___ イ: : : : : : : :) )/: :/ ルビィ(下手だなぁ〜〜!!お父さん……)酷評
(何も考えてない一本調子な腰使いで、見ているこっちが退屈してきたよ)
(お母さん、完全に冷え切ってるじゃん……)
(エッチなIQが低すぎるんじゃない?お父さん)
(凛ちゃんの方が、花陽ちゃんを100倍気持ちよくさせてたよ!!)
(りんぱなドラマで聞きかじった性の知識を動員して、両親のセックスを批評し始めるルビィ––––)
(かたや、娘に覗かれてる事に全く気づいていない黒澤ママ––––) 黒澤ママ(イライラしますわね……)
(痒いところに手が届かなくて、膣内がムズムズしてきましたわ……)
(思えばこの人との性交で、気持ちが良かった事など一度もありませんでした)
(せめてこの方の珍宝が、もう少し長くて太かったら……)
(独りよがりのセックスにふける黒澤パパの頭部が、薄暗い照明の中、汗でテカテカと鈍い輝きを放つ––––) 黒澤ママ(この人もすっかり、頭頂部が寂しくなってきましたわね……)
(『地毛が赤いから、スーパーミリオンヘアーで誤魔化せない』と、日頃から嘆いてますし……)
黒澤パパ「」ハァハァ
(どうして私は、こんな人と結婚してしまったのでしょうか……) 〜居間〜
絵里『んっ……ふぅ……』チュッチュウ
希『くふぅ……』チュ…チュ…
初々しくも、拙いキスの応酬……
ダイヤ「み……見るに堪えませんわね」辛辣
「まだ接吻をしたことない私でさえも、見ていていらだたしくなってきました……」
「もっとこう……エリーチカが余裕たっぷりのリードをすると期待していたのに」
「そんな幻想を、木っ端微塵にしてしまう接吻ですわ……」 絵里『ぷはぁ……』
希『ハァ……ハァ……』酸欠気味
絵里『…………』
『あの……希……』
『つぎは、どうすれば……』
ダイヤ「遂にリードを放棄しましたわ……」
希『そうね……次は……』
『ウチの体を……気持ちよくしてよ……』
絵里『わ……わかった』
『じゃあ、まずは……』
希の胸モミモミ……
希『あっ…………』
ダイヤ「まぁ、とりあえず最初はソコを責めますわよね」
「緊張の余りに、錆びついたロボットみたいな手つきになってるのが、かなり気になりますが……」 希の乳首チューチュー……
希『んんっ……////』
『エリちってば、いっつも隙あらばウチの胸を見てたよね……』
絵里『うっ……』
希『今日は、いっぱいウチの胸を触っていいから……』
絵里(……バレてた)
〻〻〻〻
∬cV///~///v カァァァ
ダイヤ「映画の序盤から、あれだけ希さんの胸元へ危ない視線を飛ばしていたというのに……」
「むしろ、今までバレてないと思っていた方が驚異的ですわ」 希の乳首チューチュー……
希『あ……エリち……』
『もうそろそろ……』
絵里『ん?』
希『はやくウチの……』
『……ここを』
(高揚してきた希が絵里の右腕を掴み、己が恥丘へと誘導する––––)
ダイヤ「完全に希さんの掌の上ですわね……」 ./'',! r‐i、 .l''',! .l''',!_
.r‐" ¬‐、 | .| ┌'、| .| l゙''jl,,,,,,," ,,,,,,,,,,!
.| .lニニシ |.,,,,,,,,,,,,,! 〈,,,,、 │.|| |l゙ ,! r‐ー" ―‐,
.| .,,,,,,,,..|゙l,,,,,,,,,,,、.,,,,,,l゙ ゙‐'| .|くノ.,,二,,> .lニニ_
.| `''''''''゜.| : ,,、 .| | .l''''''゙ `''''''ン,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,丿
.| .广゙,゙l .ヽ'l゙.゙i、 | .| `''''',! l''''''゙.l''''''''''''''''''''i、
`|'" .゙,,,,,, ./ ゙l ゙l│.| 丿 `\│ ニニニフ |
: ゙'"゙゙゙_,i´,,| !-"| .| .丿.,,! .|ヽ,l゙.| .ィ,,,,,,,,,i、 .|
.,,/./.| .| | | ゙l.,/ | .| .| ,,,,,,,,,,,,、.|
..l,゙,,/: ,,,,l゙ | .,-ノ .| ` | | .| .| .,,l゙ .|
: ` .ヽ/ .ヽ-┘ しl゙ l゙,ノ .(,,,,ノ ルビィ(あ……)
(どうやら、お父さんがイッたようだね……)
黒澤ママ「…………」
(どうやら自分勝手に果てた様ですわね……)
(この人は私を、単なる性欲処理の便器としか思ってないのでしょうか……)
避妊具を取り外し……
(惚けた表情をたたえる黒澤パパが、そのまま横になってる黒澤ママの眼前に、汚れた陰茎をダラリと垂らし––––)
黒澤ママ「…………」
「私に『お掃除』して欲しいのですね……」
(事務的な応対を済ませた黒澤ママが、半身を起こして––––) ヽ !::::ll`、::::::::::::::::::::::::ヽ
丿 .:::. l::::| ヽ:::::::::::::::::::::::::ヽ
丶、_ |:::::l|/lヽ `>W
`⌒ヽ_ | | ハ /´ `ヽ
チュパ / /. ` 〃 `、
チュパ / / 〃 、
/ / | | 7 l ルビィ(ピギャア……////)
(あの厳格の固まりのようなお母さんが……)
(お、お父さんのを……)
(…………)厳しい批評の目
ルビィ(うわっ、下手すぎっ) 〜居間〜
手マンクチュクチュ……
希『あっ……ああんっ////』
絵里『…………』一心不乱で、余裕がない
希『もう……』
『もう……いいから……』
絵里『??』
希を責めてた右手が止み……
希『………………』
『ウチ……』
『エリちと一緒に、気持ちよくなりたい』 絵里『………………』
『あのさぁ……希……』弱り顔
希『今度は何?』ちょっとウンザリ
絵里『その……』
『私なんかで、ホントにいいの?』
希『…………』
『ハァ?』間の抜けた声
絵里『私、さぁ……』
頬をポリポリ掻きながら……
絵里『普段は生徒会長で、みんなから一目置かれてるけど……』
『ホントは不器用でおっちょこちょいで……』
『血道を上げてたバレエは、あっさり挫折しちゃったし……』
『今はタダの、何の取り柄のない普通の女の子なわけで……』
(以後数分間、絵里の聞くに堪えない自虐的自己評価が延々と続く––––) ダイヤ「あ〜〜〜〜っ、頭が痛い……」
「バファリンが欲しくなってきました……」
「この期に及んで、なにをひ弱になってるのですか……あなたは」
希『…………エリち』
(突如、希が絵里の鼻を強くつまむ––––)
絵里『イッッッッ!!』
希『それ以上、自分を下げるのはやめて』
絵里『えっ……?』
希『ウチは、ちゃんと知ってるから……』
『エリちの良いところは、全部……』
絵里『…………』
希『じゃなきゃ、2人でこんな所へ来ないんだから……』
絵里の鼻グニグニィ〜〜!!
絵里『の、のぞみぃぃぃぃ……』 ,__、 ____
/ ./ ゛ヽ
. / / ヽ 'ヽ
ノ lヽヽノ´"`ヽヽゝヽ l
( ( .( ( l ´> <`l ノ
. ) l/ヽゝ "u □ u"l_/
./ .ノ`ヽ))ヽ,u______uノヽ (鼻を弄られ涙目になってるこの女が、ダイヤが憧れ続けたエリーチカの、絢瀬絵里の本性なのか––––)
ダイヤ「情けない……」
「なんと、情けないことか……」
「正直、こんなエリーチカは見たくありませんでしたわ……」幻滅
(こんな映画のために戒律を破った自分の愚かさ加減に、ダイヤは言い表せない憤りを覚え始めていた)
ダイヤ「やはり、この映画を見たのは失敗でしたわ……」
「もうこれ以上は、見たくありません……」
(失望に駆られ、テレビを消そうとリモコンに手を掛けたダイヤだったが––––)
ダイヤ「…………ん?」
(絵里の鼻から、手を放した希が––––) 希『さぁ……』
『いよいよ本番だね……』
絵里『…………』
希『あ、あのね?エリち……』
絵里『?』
希『最後の最後くらい……』
『…………』
『その……』 /.:.:./.:.:.://.:.:.:/.:,.:.:|.:.:.:.:___.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽi.:.:',.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
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.ノ ' |.:.| |::|、:: ソ 彡ヽ\ \ |::.:.ヽ.:.:.:.:.:`/.:.:l.:.ノ.:/.:.:/.:.:.:.:.:./
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ヽ_ ノ.l /__ヽノ!::::::::/.:.:/:::/
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/: :/''- ..,,ノ`l,.ノ::::::./:::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,,....::''"/ ,ク
/ ./77777>.':::::::::::::::::::::/.:.:.:,,,,...:::''"::::::::::::::/ノノ 希『かっこいいエリちが、見たい……な』
絵里『』プッツン :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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, j / \ \ Y l \\
l| l''" ̄ 二\  ̄`〜ミ_l l } l \ヽ
|l { ,xぅ芯ミ 'て)心x,} j j い )ノ
ギンッ ! l ミ(弋:゚:リ 弋:゚:ソ 个/ / l !
八l\  ̄ !  ̄ // / }ノl }
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (希のその一言は、今までオドオドしっぱなしだった絵里の双眸に、鋭利な刃物のような眼力を宿らした)
ダイヤ「!!!!!!!!」背筋ゾクッ
ダイヤ(な……なんですの!?)
(今、エリーチカの目を見ただけで……)
絵里『任せて……希』
『あなたの初めてを、嫌な記憶にはさせないから』
希『』
絵里『だから……』
『私の初めてを、受け取ってちょうだい』
希『エリち……////////』雌の目つき
絵里『東條希の歴史に、私の名前を刻んであげるわ』
(絢瀬絵里、覚醒の瞬間である––––) . | / \ ⌒l
| | // /二つ./ ) /⌒)_ ._ _ノ
| | // /二つ (ノ / / (__)(_)、 ノ
| | // / i / / Y (_)() く
| | // i ノ _ノ / _ _ノ ノ ) おほーーーー!!!!
| | // / / .i ( / ∠
| | // / / /i ゙-、( ヽ
| | // / / ./ i i n ⌒ヽ'⌒
| | // / / |^.-^|| / .ヽ___ノ _ノ/-っ
| | // /. ⌒/ /二二_づー'
| | // / / ./
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| | // / / // ,,,-''
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! _ノ ノ .// ,,,-''
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_ノ⌒/ / _,,,,―'''' ̄
⊂_/ '''' _____________ ダイヤ「この目!!」
「視線だけで女を孕ませられる、この目つき!!」
「エリーチカの、このクールな目つきが見たかったのですわ!!」
「あぁ〜〜……」
「やっと、私がお慕いしていたエリーチカが帰ってきましたわぁ〜〜!!」感激の嵐 〜夫婦の寝室〜
チュパチュパ……
黒澤ママ(ホント……お粗末で期待はずれな珍宝だこと……)
(許されるのなら、このまま噛みちぎってしまいたい所です……)
(こんな珍宝でも、子供を2人も作っただなんて信じられませんわ)
(鬱屈に満ちた顔で情事の総仕上げをする黒澤ママを、ルビィが斬り捨てる)
ルビィ(お母さんもお母さんだね!!)辛辣
(そんなつまんなさそうに舐めてあげても、相手が萎縮するだけじゃん!!)
(『かよちんが気持ちよくなってくれないと、凛も気持ちよくなれないにゃ!!』って、凛ちゃんも言ってたよ!!) チュパチュパ……
黒澤ママ(嗚呼……)
(一体何処で、私は人生を誤ってしまったのでしょうか……)
(『お昼のママライブ劇場』に出ていた奥様方が、心底羨ましいですわ……)
黒澤ママ「プハァッ……」
「…………」
口元を拭い……
黒澤ママ「久方ぶりにお情けを頂き、ありがとうございました」一礼
黒澤パパ「」スッキリ大満足 黒澤ママ(ああ……)
(これでやっと、眠れますわ)
(今すぐにでもシャワーを浴びて、この人の体液を濯ぎたいところですが……)
(ただただ体が気だるくて、風呂場へ行く力も残っていませんわ……)
ルビィ(あ〜〜あっ、もう見ちゃいられないよ……)
(お父さんもお母さんも、『μ's恥態専門チャンネル』を見て、勉強した方が良いよ!!)痛烈なダメ出し
居間の方から、古時計ボーーン、ボーーン……
ルビィ(……もうこんな時間か)
(部屋に戻って、早く寝よ〜〜っと)
廊下スタスタスタ…… 〜居間〜
絵里『フンッ!!フンッ!!』
希『あんっ……!!あんっ……!!』
貝合わせズリュッ!!ズリュッ!!
希『エリち……!!もっと……!!』
絵里『ピッチを上げるわよ!!希』
ダイヤ「嗚呼……!!」うっとりした目
「いつの間にか、希さんを率先してリードするようになって……!!」
「やっぱりエリーチカは、私がお慕いしていたエリーチカでしたわぁ〜〜!!」
心臓バクバクバクバク〜〜!!!! ダイヤ「ハァ……ハァ……」
ニョキッ……
ダイヤ「!!??」
ニョキニョキニョキッ…… __,,,,、 .,、
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: ./ i./ ,,..、 ヽ
. / /. l, ,! `,
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(´゛ ,/ llヽ |
ヽ -./ ., lliヽ .|
/'",i" ゙;、 l'ii,''く .ヽ
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: /.._ / ヽ \\.`゙~''''''"./
.|-゙ノ/ : ゝ .、 ` .`''←┬゛
l゙ /.r ゛ .゙ヒ, .ヽ,  ゙̄|
. | ./ l ”'、 .゙ゝ........ん
l / ヽ .`' `、、 .,i゛
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|l゙ .il、 .l .ヽ .¬---イ
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.!!...!! ,,゙''''ー .|
l.",! .リ |
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l; :! .|'" ...ノ,゙./ │
l: l「 ! . ゙゙̄ / !
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:! .l. } ,i'./ |
:! .| :| . / .|
:! | ;! " .|
:! ! │ │ ダイヤ「…………あ////」
「嫌ですわぁ……////」
「興奮の余りに、珍宝が生えて……////」
黒澤ダイヤは心拍数が250を超えると、男性器が生えてしまうという特異体質の持ち主なのである!!
ナレーション・中江真司
絵里『希っ!!!!希っ!!!!』
希『エリちっ!!!!エリちっ!!!!』
貝合わせズリュリュリュ〜〜〜〜!!!!
ダイヤ「ああ……」
「もう……」
「もう………………」
ダイヤの珍宝ギンッギン!!!!
ダイヤ「もう、辛抱たまりませんわぁ〜〜!!」 (もはや一匹の猿と化したダイヤは、おもむろにズボンとパンツを脱ぎ去り、ティッシュ箱を用意した後––––)
シコシコシコシコッ!!!!
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> 己が肉棒を力強く扱き始めた!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ダイヤ「エリーチカッ!!!!エリーチカッ!!!!」
希『…………!!!!』
『あかん……エリちっ』
『ウチ……もう』
『もう…………////』
絵里『イッていいわよ!!希っ!!』
『私も一緒に、イッてあげるから!!』
希『エリち…………////』
(一皮剥けて、精神的に強くなったね……エリち)
ダイヤ「私の珍宝も、皮が剥けて我慢の限界ですわ!!」
「2人の絶頂に、私も混ぜて下さいませぇぇぇぇ!!」
シコシコシコシコ〜〜〜〜!!!! 絵里『あっ!!!!!!!!』
希『あっ!!!!!!!!』
ダイヤ『あっ!!!!!!!』
(––––と、その時!!!!)
イヤホンジャックから、端子スポンッ!!!! _人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ハラショオオオオオオオオ!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
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/|:: ┌──────┐ ::|
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ダイヤ「!!!!!!!!」子孫液ドピューーッ!!
(黒澤邸内に、金髪ロシアンクォーターの絶頂声が響き渡った!!!!!!!!)
ダイヤ「……………!!!!」
「あ」我に返り
「ま、まずいですわっ!!!!」青ざめ
(慌ててテレビのリモコンを掴み、音量を下げ始めたダイヤであったが、もはや手遅れの一言であった)
ドタドタドタドタッ……
襖パァンッッッッ!!!!
ダイヤ「ピギャッ!!!!」
黒澤パパ「」
黒澤ママ「」
ルビィ「」
ダイヤ「」
「あ…………」 ┏━┓┏┓┏┳┓ ┏━━┓┏━┓┏┓┏┓ ┏┳┓
┗━┛┃┃┃┃┃ ┗┓┏┛┗━┛┃┃┃┃ ┃┃┃
┏━┓┃┃┗┻┛ ┃┃ ┃┃┃┗━┓┗┻┛
┗━┛┃┃ ● ┃┃ ┏┛┃┃┏━┛
┏━━┛┃ ┏┛┗┓┏━┛┏┛┃┃
┗━━━┛ ┗━━┛┗━━┛ ┗┛ 黒澤ママ「…………」汚い物を見る目
黒澤ママ「…………これは」
黒澤ママ「これはどういう事ですか……ダイヤさん」
ルビィ「お、お姉ちゃん……」
ダイヤ「…………」顔面蒼白
「!!」
慌てて両手で股間を隠し……
ダイヤ「あ、あのっ……」
「これは……そのぉ……」 _人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> イ、イクゥゥッッ!!!!!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ダイヤ「ピギャアッ!!!!」ビクッ
黒澤ママ「…………」
「そうですか……」
「たった今、謎が解けましたわ」
ダイヤ「????」怯えおののき
黒澤ママ「ここ最近……昼間、スカパーを見ようとしたら……」
「時々、このチャンネルに合わさっていた時がありましたが……」
ルビィ「」ギクッ
黒澤ママ「あれは、あなたの仕業だったのですね……」
ダイヤ「えっ……」
「そ、そんなっ……!!」
「私は、このチャンネルを見たのは今日が初めて……」 ルビィ「言い訳は良くないよ!!お姉ちゃんっ!!」
ダイヤ「!!!!」ビクッ
「ル、ルビィ……!!」
ルビィ「ルビィにはダメだと言っておいて、自分だけ陰でコッソリ見てただなんて……」
「幻滅したよ!!!!お姉ちゃん!!!!」
ダイヤ「そんなっ……!!」絶望
「これは、何かの間違いで……」
黒澤ママ「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
(黒澤ママの両目からは、涙がポロポロとこぼれ落ち––––) 黒澤ママ「この子は……!!!!」
ダイヤの頬へ平手打ちっ!!!!
黒澤ママ「この子ったら……!!!!」
休む間もなく、また平手打ちっ!!!!
黒澤ママ「こんな淫らな子に成り果ててぇぇぇぇ!!!!」
往復ビンタ ビビビビビビビビーーンッ!!!! _人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ピギャアアアア!!!!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
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ヽ:::::l>l ◎ ☆ ヽ/l
. l:::/l:::::l ∪ 口 ∪ l:/
l:::ヽl:::::l ∪,・___ .∪_ノl:l ルビィ(…………)
(あ〜〜〜〜っ、危なかったぁ……)
(一歩間違ってたら、ルビィもあぁなってたんだね……)胸をなで下ろす
黒澤パパ「…………」
ダイヤの珍宝をシゲシゲと見て……
黒澤パパ「…………」マケタ……
(修羅場と化した居間の騒ぎを尻目に、テレビの中では初体験を終え、ピロートークを紡ぐ2人の姿が––––) 絵里『私、もう迷うことは辞めたわ……』
『私が貴女を、絶対幸せにしてあげるから』
希の鼻頭をツンッと突っつき……
絵里『私の『絢瀬希』さん……』
希『フフフッ……』
『すっかり自信がついたようやね』
『こちらこそ、よろしくね』
お返しと、絵里の鼻頭をツンツン……
希『ウチの大好きな『東條絵里』さん……』 \______ _______________________/
V
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//l/ // l| / / }: : : : : : : . . : : : : : :.|.ィ | 海未「ああっ……」感動
「なんと意欲的で、見た者に家族愛を考えさせる深い内容なのでしょうか……」
「あるぷ監督の『黒澤の修羅場』は、家庭崩壊をダイナミックに描ききった永遠の名作ですね」
「月額の視聴料が高いのがネックですが……」
「やはり意を決して、加入してよかったです」
「『Aqours恥態専門チャンネル』に……」
〜おわり〜 >>111
中江真司:「仮面ライダー」「特捜最前線」「トリビアの泉」等の名調子で知られるナレーター。 乙乙
あるぷ監督作の「ようちかの休日」の放送日はいつですか? >>42
>妊娠線の見せ合いっこ
何やこのパワーワード これを見て家族愛を考える海未ちゃんの家庭環境や如何に 最高に面白かったわ
海未ちゃんが脱糞するくだり、なんかssで読んだ記憶あるな
あれもイチの作品かな ちんくる使ってるんだけどAA崩れて困る
オンオフもできないし
同じ症状出てる人いる? これだけエロメインの話でも笑いが上回ってくるの流石としかいいようがない
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