【ラブライブ!サンシャイン!!】千歌「CМに出たい」
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千歌「見たい番組、見ないと!」ピッ
テレビ『全速前進ヨーソロー!』
千歌「えっ?」
曜『初めまして。Aqoursの渡辺曜であります』
千歌「ええええぇぇぇぇーーーーーーーっ!!?」
<チカ、ウルサイヨ!!!
曜『私渡辺曜特製の「ヨキソバ」が商品化。全国のコンビニで期間限定発売することが決定したよ』
曜『皆もヨキソバ食べて、全速前進ヨーソロー!!』
千歌「えぇ、なんで曜ちゃんがCМに!?」 〜翌日〜
梨子「曜ちゃん、昨日CМで曜ちゃんを見たけど、どうして!?」
千歌「それ、私も気になった」
曜「ふふふ、見たでありますか♪ 実は、以前私が海の家で作ったヨキソバを食べたお客さんの中に食品会社のお偉いさんがいてね」
曜「その人から味を気に入ったからぜひヨキソバを商品化したいって話がきて、快く了承したら…今度はヨキソバのCМに出てくれないかってオファーが来て、それでね!」
梨子「ほんと!?それは凄いわね、曜ちゃん」
千歌「うんうん」
曜「えへへ。それほどでも///」
ガチャ
鞠莉「Hey、曜。CМ見たわよ。CМデビュー、おめでとう♪」
曜「あ、鞠莉ちゃん」
鞠莉「勢いそのままに言うわ。曜のCМデビューを見て可能な限りAqoursのメンバー全員のCМデビューを後押しすることを考えたけど、どうかしら?」
梨子「えっ、私たちがCМにですか!?」
鞠莉「Yes。今後のスクールアイドルにとっても、CМに出る事はいい経験になりマース」
千歌「おぉーー、CМに出たい。出たいよ!!」
鞠莉「Оh、チカっち乗り気ね♪」 千歌「スクールアイドルたるもの、経験は大事だよね。それにCМ出演は前から憧れていたしね」
鞠莉「OK。CМ出演の話は、我が小原家に任せて」
曜「うん。流石は鞠莉ちゃんの家、お金持ちだもんね」
鞠莉「いずれ、いいのがあったら、紹介するわね。もちろん、梨子も」
梨子「は、はぁ…。」
〜数日後〜
鞠莉「とりあえず、現時点でCМ出演が決まったメンバーを伝えるわね」
鞠莉「梨子、ピアノのCМ」
梨子「ま、まさか、本当にCМ出演が決まるなんて…///」
鞠莉「ルビィ、ペットショップのCМ」
ルビィ「可愛い動物さんと共演できるCМ…う、嬉しいけど…。き、緊張するよぉ〜!?」
鞠莉「善子、黒服のCМ」
善子「ヨハネ! ってか、どうして黒服!?」
鞠莉「ダイヤ、宝石店のCМ」
ダイヤ「なぜ宝石のCМでしょうか…」
鞠莉「以上デース」
鞠莉「あ、ちなみに私は、ホテルオハラのCМに出演している事が決まっているわ♪」 果南「流石は鞠莉。実家のCМに出演を頼むところは、ちゃっかりしてるね」
鞠莉「シャイニー!」
千歌「……」
曜「あれ、千歌ちゃん、どうしたの?」
千歌「どうして、私にCМ出演の話が来てないんですか!?」
鞠莉「Оh、Sorry…チカっち。私も何度か千歌の売り込みにかけたり、関係者に推しはみたけど、どれもピンとこないとかで」
千歌「そ、そんなぁ!?」
曜「どんまい、千歌ちゃん」
千歌「って、そういう曜ちゃん、どうなの?! ヨキソバのCМ以来、他のCМにも出演してほしいってオファーが殺到していたのに、全部断っちゃうって!!」
曜「いやぁー、私は別にそこまでCМに出演したいとは思ってないよ。むしろ、最初のヨキソバのCМに経験出来たら、それで十分かな」
千歌「くっ!? でも、他にCМ出演の話が来てない果南ちゃんや花丸ちゃんだって、CМに出たいよね?!」チラッ
果南「あ、いや、私は別に興味ないけど…」
花丸「果南さんと同意見ずら」
千歌「えぇっ!?」ガーン 〜三日後〜
鞠莉「チカっち。貴方をCМに起用しても構わないって、人がいるけど、どうかしら?」
千歌「えっ、ほんと!? もちろん、大歓迎だよ」
鞠莉「OK。あ、入ってください」
男性「失礼します。初めまして、私カップ麺を扱う会社の営業をしております」
千歌「カップ麺?」
男性「はい。今度、わが社が新発売するカップ麺のCМキャラクターをお願いしたいと思いまして」
千歌「わ、分かりました」
男性「ですが、その前に新発売のカップ麺を食べて頂きたいと思っておりますが、大丈夫でしょうか?」
千歌「はい。もちろん、大丈夫です」 男性「こちらです。ぜひ、ご賞味ください」
千歌「いただきます」
ズルズル
千歌「!……美味しーい!!」
男性「そうですか。それは良かったです」
千歌「じゃあ、さっそく話w花丸「いい匂いがするずら」ガチャ
男性「んっ?」
鞠莉「あら、花丸?」
千歌「花丸ちゃん?!」 花丸「千歌さんだけ美味しそうなラーメン食べてずるいずら。マルも食べたい!」
千歌「いや、花丸ちゃん、これはあくまでCМに出る前に賞味しただけで別に食事していたわけじゃ!?」
男性「よろしければ、食べますか?」
千歌「えっ?」
花丸「ほ、ほんとにマルも食べていいずらか?」キラキラ
男性「はい。まだたくさんありますので」
花丸「じゃあ、いただきまーす」 ズルズル
花丸「!!………うまいズラーーー♪///」ヘラーー
千歌「食べちゃった」
男性「っ!!」
花丸「もっと、もっと食べたいずら!!!」グイッ
千歌「は、花丸ちゃん、いくらなんでも!?」
男性「どうぞ。」
千歌「えっ!?」
男性「まだあります。どうぞ、お好きなようにご満足するまで」
花丸「やったーー!!」
ズルズル
花丸「この味…」
ズルズルズル
花丸「この触感…」
ズルズルズルズル
花丸「いくら食べても美味しいずら」
ズルズルズルズルズルズル
花丸「病みつきになるズラ〜〜〜♪//////」ホワアアァァーーー
千歌「ちょっと、花丸ちゃん流石にもう食べ過ぎだよ!!?」
男性「…」プルプル
千歌「ほら、相手の人も怒っt男性「素晴らしい!!!」スクッ
千歌「えっ?」 男性「いい、実にいい食べっぷり。そして、味の感想までも的確に素晴らし過ぎます!!」
男性「よろしければ、わが社のカップ麺のCМに出てくれませんか?」
千歌「えっ?!」
花丸「ずらっ、マルがCМにっ!?」
男性「はい!」
花丸「で、でも…マルは」
男性「お願いします。ぜひ、貴方を使いたいです!」
花丸「うーーーーん…。うん、分かりました」
男性「ほんとですか!?」
花丸「その代わり、もっとカップ麺が食べたいズラ」
男性「もちろん、CМに出て頂けるなら、いくらでも」
花丸「出ます」
千歌「ええええぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーっ!!?」
男性「あぁ、良かった。では、さっそく打ち合わせを…」
花丸「分かったズラ」
鞠莉「Оh、チカっちではなく、まさかの花丸が起用されるとは、アンビリーバボー!」
千歌「…」ガーン 千歌「わーーーーん、花丸ちゃんに取られるなんて悔しいよ!!」
鞠莉「よしよし」
千歌「鞠莉、CМの話をもう一度!!」
鞠莉「うん。出来る限りやってみるわ」
〜更に三日後〜
鞠莉「チカっち。また起用してもいいって話が来てるけど」
千歌「お願い」
鞠莉「OK。入ってください」
男性「どうも。私、カメラの会社に務めております」
千歌「カメラですか」
男性「今度、新作のカメラの発売に先駆けて、CМを流す予定でして…ぜひお願いできないでしょうか?」
千歌「はい。任せてください」 男性「こちらが新作のカメラになります。試しに撮ってみてください」
千歌「こうですか?」カシャ
男性「はい。よろしければ、もっとお撮りしても大丈夫です」
千歌「はい」カシャカシャ
ガチャ
果南「さっきからシャッター音が凄いけど、何かあったの?」
男性「んっ?」
鞠莉「Оh、果南」
千歌「果南ちゃん?! 果南「おっ、千歌。いいカメラ持ってるね。けど、普通の撮り方じゃ甘いよ。貸して!」
千歌「えっ、あっ!?」
果南「いい。被写体を狙って写すなら、もっと…」スッ
果南「素早く…」
カシャ
果南「動いて…」
カシャカシャ
果南「シャッターチャンスを逃すまいといった気持ちで…」
カシャカシャカシャ
果南「狙って撮らないとダメだよ!」
カシャカシャカシャカシャ
男性「っ!!?」
千歌「ちょっと、果南ちゃん、いくらなんでも撮り過ぎだよ!?」
果南「あ、ごめん。たまにお客さんやお魚とかの写真を撮ってるから、その癖が出ちゃってさ」
千歌「もう、返してよ。」ヒョイ
果南「だから、ごめんって」
男性「…」プルプル
千歌「あ、すみません。果南ちゃんが迷惑w男性「イイ、実にイイ!!」グイッ
果南「へっ?」
千歌「えっ!?」 男性「写真を、シャッターチャンスを逃すまいとするその心構えと無駄のない動き…まさにカメラの扱いに長けているときました」
果南「え、えぇと…」
男性「よ、よければ、わが社のCМに出て頂けませんか?」
千歌「えっ!?」
果南「えっ、私がCМに?!」
男性「はい。ぜひ、お願いします!!」
果南「で、でも」
男性「お願いします…この通りです!!」ドゲザ
果南「ちょっ、土下座はやめてください!? 分かりましたから!!?」
男性「ほんとですか!?」
果南「は、はい」
男性「やった!! ではさっそく打ち合わせを…」
千歌「ええええぇぇぇぇーーーーーーーーーーっ!!?」
鞠莉「Оh、今度は果南が起用されるとは、これもまたアンビリーバボー!」 千歌「うぅ…どうして、どうして私だけ…私だけ…」
鞠莉「チカっち…」
千歌「うぅ、もういいもん!」
鞠莉「えっ?」
千歌「暴れてやるぅーーーーーー!!!」
鞠莉「ちょっ、自暴自棄になっちゃダメよ!?」
千歌「うるさーーーーーーーい!!!」ジタバタジタバタ
バコッ
千歌「いったぁぁぁーーーーーーーーっ!!?」バタバタ
鞠莉「チカっちーーっ!?」 〜翌日〜
(包帯を巻いた)千歌「うぅ…」
鞠莉「ほら。自暴自棄になるから、暴れた拍子に手足を強くぶつけて怪我しちゃったじゃないの」
千歌「お医者さんからしばらく安静にしてくださいって言われたから、これじゃあ練習もできないよ」
鞠莉「仕方ないわよ、チカっち」
千歌「うぅ、怪我して練習はできないわ、CМに出られないわ…散々だよ」
ガチャ
男性「すみません。ちょっとよろしいでしょうか?」
千歌「んっ?」
鞠莉「はい?」
男性「えぇと、小原鞠莉さんでよろしかったですか?」
鞠莉「えぇ。小原鞠莉は私ですが…」
男性「あぁ、そうですか。実は、小原鞠莉さんが前にぜひCМに起用して頂きたい人がいるってお話を伺って、来たのですが」 鞠莉「あぁ、はい。その人ですが…実は…」チラッ
千歌「えっ、私?」
男性「おぉ、貴方が例の人ですか!」
鞠「えぇと、このタイミングで来られたという事は…」
男性「はい。ぜひ、わが社のCМにぜひ起用したいと思いまして」
千歌「うぅ、申し訳ないんですが、この姿ですので、とてもCМに出ることは難しくて…」
男性「いえいえ、むしろ…その状態ですから、お願いしたいのです!」
ちかまり「えっ!?」 〜数日後〜
千歌『うぅ〜、怪我しちゃったよ』
ナレーション『スクールアイドルは怪我もする…おススメ○○保険!!』
曜「おぉ、千歌ちゃんが遂にCМに!!」
果南「良かったじゃん、千歌!」
梨子「でも、これって」
鞠莉「そう。怪我をしたチカっちの姿が、保険のCМキャラクターにピッタリって事で即起用になった訳」
ダイヤ「なんとも、複雑な気持ちにはなりそうですわね」
ルビィ「ぅゆ…」
花丸「ある意味、恥ずかしい感じズラ」
善子「まぁ、一応念願のCМには出られたんだし、いいんじゃないの…」
千歌「うぅ……///(CМに出られて嬉しいのやら恥ずかしいのやら、分からないよぉ〜/////)」
おしまい 周りに振り回されて一喜一憂する千歌ちゃんもかわいい 乙です!面白かった。
ところで、読んでからしばらくして気付いたのだけど、花丸って麺類苦手では?
すごくするすると読めたのでその時は気付かなかった。 ルビィちゃんにハズキルーペのCMを
ルビィ「ハズキルーペ、だぁーいすきっ」 梨子ちゃんのピアノのCM、タケモトピアノのしか思い浮かばない
梨子「電話してチョーダイ〜」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています