「さすがヨハネちゃん」「だから夜羽よっ!」
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ルビィ「ピギィ!だからそう言ったよお」
善子「あれ…?」 善子「最近何かおかしい…ボーッとすることや、思いがけないことを口にすることが多くなってる気がする…」
千歌「あれ、善子ちゃん?」
善子「善子じゃなくてヨハネ」
千歌「うん、ここ2年の教室だよ?」
善子「それがどうしたのよ」
千歌「えっ?」
善子「えっ?」 善子「(なんで私2年の教室行ってたんだろ…疲れてるのかしら…)」
「じゃあここ、津島読んでくれ」
善子「(最近練習もあまり調子よくないのよね…)」
「おーい、津島ー」
善子「(なんとかしないと…てか誰よ津島、早く立ちなさいよ…先生困ってるじゃ
「津島!聞いてるのか!」
善子「……!!(って、私じゃないの津島!)」 善子「って事があったのよ」
梨子「ダメよ、授業はちゃんと聞かないと」
花丸「あの時は善子ちゃんまた寝てるのかと思ったら普通に起きてるし色々びっくりしたずら…」
善子「ヨハネ」
ダイヤ「学生の本分は勉強、スクールアイドルをやる上でも忘れてはいけないことですわよ」
善子「わかってるわよ…ところでダイヤ、果南とマイアはまだ来ないの?」
ダイヤ「果南さんは鞠莉さんと職員室に寄ってから来るそうですが…マイア?さんとは?」
善子「え?誰よマイアって。果南とマリーって言ったじゃない私」
ダイヤ「??」 千歌「みんなお待たせー!」
果南「千歌も職員室に居たから一緒に来たよ」
鞠莉「チカっちはテストの件で先生に呼び出しをくらってたんデスよねー」
千歌「わわっ、言わなくていいよ〜」
ダイヤ「…千歌さんも、勉強をおろそかにしてはいけませんよ」
千歌「ち、違うの!テストの点がどうとかじゃなくて、なぜか名前を…」
善子「もういいじゃない、さっさと練習始めるわよ」
千歌「善子ちゃん!そうだよね!良いこと言った!」
善子「ヨハネね」 -練習後-
善子「(はあ…はあ…やっぱり練習もあまり調子が良くなかった…どうしたのよ私…)」
千歌「善子ちゃん大丈夫?はいお水」
善子「ありがと…」グビグビ
千歌「えへへ、何かあったら遠慮なく言ってね?」
善子「大丈夫よ…でもさすがっていうか、調子悪いのお見通しってわけね」
千歌「うん!だって私はみんなのリーダーだもん!みんなが自分を見失ったら、代わりに取り戻してあげるのだ!」
善子「…プッ」
千歌「む!笑ったー!」
善子「だって、言い回しがちょっとクサくて」
千歌「あはは、元気出たみたいだね!」
善子「てかあんた、まだ水持ってるけど」
千歌「そうだ!梨子ちゃんと鞠莉ちゃんにも渡さなきゃ!じゃあね!」タッタッ
善子「…ほんと、うちのリーダーはかっこいい時はかっこいいんだから」 (その夜、善子の自室)
ドサッ
善子「はあー今日も疲れた…ちょっと横になろう」
善子「…」
(みんなが自分を見失ったら、代わりに取り戻してあげるのだ!)
善子「…自分を見失ったら、か…」
善子「そもそもヨハネって何なんだっけ…」
善子「元はといえば、キリストの十二使徒の一覧を見て名前決めたんだっけ…?そうだった気もする…」
善子「その中で気に入ったのがヨハネとシモンで、結局ヨハネにしたんだっけ…」
善子「…いや、ヨハネが良かったのは事実だけど、シモンは何となく嫌だった気がする…」
善子「…そうだっけ?まあいいか、もうこのまま寝ちゃおう…」 -翌日-
鞠莉「おはようデース!」
善子「おはよ…」
鞠莉「What?今日も元気無い感じなの?」
善子「なんか昨日全然寝た気がしないのよ…」
鞠莉「ノープロブレム!今日は待ちに待ったGuilty Kissの練習日!ヨハネのやる気を引き出してあげる!」
善子「…!そうよ、今日はユニット練習の日じゃない!クックックッ、この堕天使ヨハネに安息がない事は解っていたこと…」
鞠莉「その調子!いい感じじゃなーい!」
善子「苦労をかけたわね、リトルデーモン」
鞠莉「いいえ、同じ十二使徒として当然のこと」
善子「そう、十二使徒…十二使徒?」 鞠莉「ええ、十二使徒」
善子「えっと…何だっけその設定…?あはは」
鞠莉「設定?違うでしょう?私達は共に十二使徒の生まれ変わり、だからこうして巡り逢ったのでしょう?」
善子「え…ちょ、マリー目が怖いんだけど…」
鞠莉「マリー…?ヨハネ、その名前はもういいでしょう?そろそろ呼んでよ、シモンって」
善子「!?」 鞠莉「確かにヨハネと違って私は苗字だけど…Guilty Kissであるときはマリーでもマイアでもなく、シモンって呼んでくれるはずだったでしょう?」
善子「えっ…どうしちゃったのよ鞠莉、何これドッキリか何か?」
ガチャッ
梨子「あっ、二人とももう来てたんだ」
善子「リリー!聞いて!マリーが何か変なのよ!」
梨子「リリー?ああ…もういいわよ、その名前で呼ばなくても」
善子「リ、リリー…?」
梨子「私の愛称はこれから考えるはずだったでしょう?」
鞠莉「万結、やっぱりヨハネは」
梨子「ええ、まだ歪んだままみたいね」 善子「ひいっ!」
鞠莉「おかしいわね…ヨハネは一番早く歪みが治る予定だったのに…」
梨子「結局矯正は私達のほうが早かったわね…」
善子「ゆ、歪み…?って何よ!どうしちゃったの二人とも!」
梨子「それはこっちの台詞よ、『よっちゃん』」
鞠莉「とりあえず取り押さえましょう」
善子「ひっ、い、嫌!」 梨子「逃げたわ!」
鞠莉「待ちなさい!」
タッタッタッ
善子「何…?何なのよこれ!マリーもリリーもおかしくなって…」
ガチャッ
善子「はあ、はあ……とりあえず逃げてきたけど、ここって生徒会室…」
ダイヤ「善子さん?」
善子「わっ!」
ダイヤ「きゃっ!…どうしたのですか急に!」 善子「…というわけなの」
ダイヤ「…なるほど、大体のことはわかりました。確かに鞠莉さんも梨子さんも今日は様子が変だったかもしれません」
善子「正直ダイヤもおかしくなってないか疑ってるわ」
ダイヤ「私は大丈夫です。それよりも、先ほどの話が本当だとすれば善子さん、貴女も『矯正』されている可能性がある…ということですね?」
善子「わ、私だって大丈夫よ!あとヨハネ!」
ダイヤ「…善子さん、これを見てください」
善子「…何よこれ、歌詞…?」
ダイヤ「貴女達のユニット、Guilty Kissの新曲の歌詞です」
善子「何よこれいつの間に…作詞は私がやるって言ってたのに」
ダイヤ「そうです。これはつい先週、善子さんが新曲用に提出していた歌詞です」
善子「…は?」 ダイヤ「やはり覚えが無いようですわね」
善子「書いてない!私こんな歌詞書いてないわよ!何よニューロマンティックセーラーズって!」
ダイヤ「でもそれは紛れもなく貴女が書いた歌詞ですわ。証拠のLINEもあります」スッ
善子「…本当だわ…私みんなにこの歌詞送ってる…ていうか普段はこんなことしない」
ダイヤ「歌詞の内容もご覧になってください」
善子「…最近変わりはじめてるってやっと気づいてきたよね君も…」
ダイヤ「セカイはいくつもあるんだ、見えないセカイがあるんだ…」
善子「これって…」
ダイヤ「メッセージだったのかもしれません。もう一人の善子さんが何者かに宛てた…」 善子「嘘でしょ…」
ダイヤ「とにかくあの二人は今は危険です。おそらく『矯正』とやらが完全に進行してしまっている状態ですが、善子さんはまだそうではないようですわ」
善子「…じゃあどうすれば」
ダイヤ「矯正の原因を突き止めるしかありません、善子さんが完全に矯正されてしまう前に」
善子「ダイヤ…」
ダイヤ「私はあの二人を探し、見つけ次第足止めします。その間に善子さんは他のメンバーから話を聞くなどして、手がかりを掴んでください」
善子「…ありがとう、そこまで協力してくれるなんて…」
ダイヤ「気になさらないでください。だってAqoursのメンバーであり、同級生のよしみでもありますから」
善子「えっ?」 ダイヤ「…良い台詞のつもりだったのですけど?」
善子「あ!えっと、そうよね!じゃあ私は一旦他のメンバー探してみるから、それじゃ!」
ダイヤ「お気をつけて!」
ガチャッ
善子「(ダイヤ、自分じゃ気付いてなかったけど…同級生とか言ってたしやっぱりちょっと変だった…!他のメンバー探すにしても、慎重にならなきゃ…!)」タッタッ
??「あれ、善子ちゃん?」 善子「?」
千歌「こんなとこで何してるの?もうすぐ練習の時間だよー」
善子「千歌…」
千歌「って私もそろそろ行かなきゃ、曜ちゃんとルビィちゃん待たせちゃう」
善子「(千歌なら話せる…?でももし千歌もおかしくなってたら今度こそ終わりかも…話すべき…?)」
千歌「善子ちゃんは行かなくていいの?」
善子「わ、私は…」
千歌「?」 善子「助けて!千歌!」
千歌「ほえっ?」
善子「マリーもリリーもおかしくなってるの!その後ダイヤと会ったけど、ダイヤも少し変で…」
千歌「善子ちゃん…?」
善子「でも千歌なら、千歌なら頼れる!だって千歌は、私たちの…リーダー…だから…」
千歌「…」
善子「早くしないとAqoursが滅茶苦茶にされちゃう!そんなの嫌よ!だから助けて、千──
千歌「ラブライブ 」 善子「え?」
千歌「助けて、ラブライブ 」
善子「千歌…?」
千歌「覚えて、ないの?」
善子「何を言って…」
千歌「助けて、ラブライブ !だよ。思い出せない?」
善子「な…」
千歌「ていうか、千歌千歌言ってるけど」
千歌「人の名前を間違えたら失礼だよ?」
千歌「晴夏って呼んでよ、ちゃんと」 善子「はる、か…?」
千歌「あ!私もさっき呼んじゃってた!ごめんね、善子っていう偽りの名前で呼んじゃって」
善子「何、言ってるの…?」
二年生「あ、いたいた!二階堂さーん!先生が課題出せってさー」
善子「は?あんた確か先輩の…」
二年生「先輩とか何w同じクラスなのに」
善子「えっ」
千歌「ほら、課題出しに行かなくていいの?二階堂さんって呼ばれて反応してたじゃん」
善子「あれ…?」 善子「私は…」
曜「お、晴夏ちゃん呼びにきたんだけど夜羽ちゃんも一緒だったんだー」
果南「夜羽ー、ダイヤ見なかった?」
善子「私は…」
千歌「ごめんごめん、もうすぐ行くから!」
花丸「冗談は夜羽さんずら」
善子「…」
千歌「…ねえ、大丈夫?夜羽ちゃん」 善子「…ええ、もう大丈夫。全て理解したわ」
千歌「夜羽ちゃん…」
善子「貴女達がおかしくなった、最初はそう思ってた」
善子「でもそうじゃなかった。おかしかったのは私だったようね」
花丸「また夜羽さんが厨二病爆発しだしたずら…」
善子「そう…ここは『私が津島善子にならなかった世界』…私の知っている世界ではないけど、こんな世界になっていた可能性もあった。
果南もダイヤも同級生で、3年生のマイア…シモンもいて、リリーじゃない万結もいて、そんな私達を引っ張ってくれるリーダー、晴夏もいて…」
千歌「…」 善子「でも!!!私は違う!私は津島善子であり堕天使ヨハネなの!貴女達の知ってる二階堂夜羽ではないのよ!」
千歌「…」
善子「だから!協力しなさい!私が元の世界に戻れるように!このままだと二つの世界が融合してしまう!
貴女だって二階堂夜羽が大事でしょう!高海晴夏!」
千歌「…!」
果南「え、ちょっと何の話なの…?」
花丸「ついていけないずら…」 千歌「わかったよ!夜羽ちゃん…じゃなかった、善子ちゃん!」
善子「ヨハネよ!…って、いいの?」
千歌「当たり前だよ!難しいことはよくわからないけど…でも友達が困ってたら見捨てるなんてできないよ!」
善子「高海晴夏…」
鞠莉「話は聞かせてもらったわ」
梨子「よっちゃんの中のよっちゃんがよっちゃんと完全に融合してしまってもよっちゃんではなくよっちゃんが残る可能性が高いということね」
善子「もう少し整理しなさいよ!」 鞠莉「私達の世界はこの世界を侵食し損ねた、ということね。何故かはわからないけど、ヨハネが特異点となってしまった」
花丸「夜羽さんみたいのが増えたずら…」
梨子「夜羽ちゃんは善子ちゃんを支配できなかった、いや…支配しなかったのかも」
曜「マイアさんも万結ちゃんもなんでついていけてるの…?」
鞠莉「何故かって?当たり前でしょう?」
梨子「イエス、愛こそすべて」
善子・鞠莉・梨子「「「Guilty Kiss!!」」」 リーディングシュタイナーが中途半端に発現するとこうなるのか 梨子「でも、どうすればいいのかしら」
鞠莉「夜羽が善子を支配しなかったとして、何もしてなかったから結局今の状況に陥ってマース」
善子「うーむ…」
千歌「残してたんじゃないかな」
善子「えっ?」
千歌「夜羽ちゃん、残してたんじゃないかな?何か手がかりになるようなもの」
善子「手がかり…?」 (ダイヤ「メッセージだったのかもしれません。もう一人の善子さんが何者かに宛てた…」) 善子「ニュー…ロマンティックセーラーズ」
梨子「新曲?がどうしたの?」
善子「私が先週LINEで歌詞を送ってるの!でもあれは私じゃなくて二階堂夜羽なの!あれが私に宛てたメッセージだとしたら…」
鞠莉「『最近変わりはじめてるってやっと気づいてきたよね君も』…確かに善子宛てでもおかしくはないわね」
善子「続きの歌詞に何か意味があるはず」
千歌「『手を握っちゃおうかな』」ギュッ
善子「ーーっ!?」 千歌「どう!?」
善子「な、な、何も起きないわよ!」
千歌「違ったかー…」
梨子「でもこれだけ歌詞の量も多いし、どこが手がかりの部分なのか、それとも全部なのか区別がつかないわね…」
鞠莉「…そうかしら」
善子「?」
鞠莉「ねえヨハネ、この歌詞の全体を見て」バッ
善子「文字ちっさ!読めないわよ!」
鞠莉「どこが目に入った?」
善子「え?なんでそんなこと…」
鞠莉「いいから」 聖良「こっちの世界にも私はいると言うことですか?」 善子「よく読めなかったけど…ここね」
鞠莉「『だから君と 君と行きたい 赤い惑星 青い月の海で泳ごう』」
千歌「それがどうかしたの?」
鞠莉「だって書いてあるじゃない、『本能的な決め方こそ大正解』ってね」
梨子「そんな無茶苦茶な…」
善子「…いや!これよ!わからないけど正解な気がする!」
鞠莉「ほーらね☆」
千歌「マイアちゃんすごーい!」
梨子「本当かな…」 善子「ここだとして、赤い惑星とか意味わかんないわ…」
千歌「赤い惑星…太陽って惑星?」
梨子「惑星とはちょっと違ったと思うけど…」
千歌「そっかー、夕焼けのときの太陽は赤いからそれかと思ったんだけど…」
善子「!!!!!」
千歌「?」
善子「それよ!!でかしたわリトルデーモン!」
鞠莉「Why?」
善子「本当は惑星かどうかとかそんなのはどうでもいいのよ!これはもう一人の私が書いた歌詞!
私なら夕焼けの太陽を惑星と表現しそうだわ!」 善子「そして青い月の海…これは青いという単語がノイズなので取り除くと単純に月が出ている時刻を表している…」
梨子「夜ってこと?」
千歌「でも月って夕方に見える時もあるよね」
善子「つまり…いずれにせよ夕方に泳げばいいのね!」
鞠莉「グッレーイト!謎は全て解けました!」
梨子「本当かな…」
善子「って!今もう夕方じゃない!曜いる!?プールってまだ使える!?」
曜「いるけど…プールはまだ部活で使ってると思うよ」
善子「OK!ちょうどいいわ!」ダッ
千歌「あ、夜…善子ちゃん!?」 善子「あ!」
千歌「?」
善子「クックックッ…彼の地より転生せし我が眷属達よ…
我はこれより世界を救済すべく狂乱の海へと向かうことができる…感謝するぞ」
梨子「またこの堕天使は…」
善子「あんた達も私の大切な仲間達とそこまで変わんなかったわよ!元気にやんなさいよ!」
鞠莉「イエース!」
千歌「うん!善子ちゃんもね!」
夜 羽
善子「…だからヨハネよ!」 (プール)
水泳部員「さーて、そろそろ練習あがるか…って、何!?」
善子「どきなさい!」ザッパーン
善子「ゴボゴボ(これで…これで何もかも終わる…)」
水泳部員「だ、誰か知らない生徒がプールで泳いでます!」
善子「ゴボゴボ(うるさいわね…それにしてもいつまで泳げばいいのかしら…私そこまで泳ぐの得意じゃないし制服だし…)」
善子「(そういえば…)」
『だから君と 君と行きたい』
善子「(とも書いてたけど…そこも関係あったのかしら…完全に一人水泳だわこれ…)」
善子「…!(足つった!)」 水泳部員「さっきの子溺れてるー!」
善子「ゴボゴボ(うっさいわね…ちょっと足つっただけで…にしてもこれで何も起こらなかったらプールに乱入してきたヤバい奴じゃない…)」
善子「(また学校行けなく…なっちゃ…う…)」
善子「(ヤバ…あがらない…と…)」
善子「(意識が…)」
ガシッ
善子「(…?)」
夜羽「(さあ、行くわよ)」 善子「…………はっ!!!!!」ガバッ
ルビィ「!」
善子「…え?まさか、まさかの夢オch
ルビィ「ピギィーー!!!!!!善子ちゃーーーーーーん!!!!!」ハグゥ
善子「え?え?何これ?」 善子「なるほどつまり」
ルビィ「善子ちゃん、水泳の授業で溺れて…助けられてから保健室でずっとうなされてて…」
善子「救急車とか呼びなさいよ!」
ルビィ「ピギィ!だって、起きてたんじゃないの?ずっとこっちの言うことには反応してたし…寝言みたいだったけど…」
善子「そうなの…?」 結局、あの一連の出来事が本当だったのか、
それとも私の夢だったのかは解らない。
だけど、あの時手を握られた感触は本物だったと思う。
だから居るんだ、たぶん。
私達とは違う世界線に。
善子「さーて、そろそろ帰ってユニット新曲の歌詞書かないとね」
ルビィ「ふええ!?もう大丈夫なの!?」
善子「当たり前じゃない!アイデアだって浮かんでるのよ!それもこーーーーんなにたくさん!
…クックックッ、この堕天使ヨハネに休息など不要よ」
ルビィ「さすがヨハネちゃん!」
善子「……でしょ!」
おわり 面白かった
>花丸「夜羽さんみたいのが増えたずら…」
ここ笑った 曜ちゃん出てこないのが伏線かと思ったら何でもなかったでござる 面白かった
最後ルビィちゃんがヨハネちゃんって読んでるけど流石に邪推だよね New Romantic Sailorsの解釈いいやん
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