雪穂「亜里沙、お姉ちゃんとのスキンシップって――」亜里沙「キス!」
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雪穂「!?!!?」
亜里沙「キスだよ!」
雪穂「キス!?///」
亜里沙「うん!」
雪穂「あー…魚の!」
亜里沙「それはキス!」
雪穂「キスじゃん」
亜里沙「キスだよ?」
雪穂「おっけ、一旦落ち着こう」
亜里沙「亜里沙は落ち着いてるよ!」
雪穂「あっはは(首を振る)」
雪穂「亜里沙、まずは深呼吸ね」
亜里沙「すー、はー」
雪穂「うんうん、いいね。ちゃんと腹式呼吸できてる」
亜里沙「えへへ、雪穂に褒められた♪」
雪穂「それじゃもう一回」
亜里沙「うん?」
雪穂「お姉ちゃんとのスキンシッ
亜里沙「キス!!」
雪穂「」
亜里沙「?」
お姉ちゃん…。大変です。
私の友人は、とんでもないヘンタイかもしれません。
【音ノ木坂学園一年教室】
【放課後】
キーンコーンカーンコーン
雪穂「はー、やっと授業終わったぁ」
雪穂「さてと、部活部活…」
ガラ!
穂乃果「雪穂はいますかー!?」
雪穂「うぇ!? お姉ちゃん!?」
穂乃果「あ、雪穂いたー! 一緒に部活いこー!!」
クラスメイト「わ、あれが高坂さんのお姉さん…?」ヒソヒソ
クラスメイト「ラブライブで優勝したって言う?」ヒソヒソ
クラスメイト「カワイイー!」
クラスメイト「先輩にカワイイはないでしょ…!」ヒソヒソ
雪穂「///」カァー
穂乃果「あれ? 雪穂、顔赤いよ!?」
雪穂「〜〜///」プルプル
穂乃果「熱出ちゃったんじゃない!? 慣れてない高校生活で早くも体調が!」
穂乃果「ことりちゃーん! 保健委員のことりちゃーん!!」
ことり「呼んだぁ〜??」ヒョコ
クラスメイト達『!?』ビックゥ
クラスメイト達『キャー!!カワイイー!!』
穂乃果「雪穂の真っ赤が顔で熱が大変!」
雪穂「///」
ことり「わぁ〜本当だねぇ」
穂乃果「どうしよう!? 穂乃果どうしたらいい!?」
ことり「そういう時はぁ〜♪ おでことおでこで熱の具合を〜」
穂乃果「えい!」ゴチン
雪穂「へぷ!?」
ことり「ほ、穂乃果ちゃん…患者さんには優しくだよぉ…?」
穂乃果「(聞いてない)雪穂雪穂…熱は…!?」スリスリ
雪穂「〜〜」ピヨピヨ
ことり「どうー?」
穂乃果「…うん! すっごい熱い!」
ことり「大変ー! それじゃ急いで保健室に連れてかないとぉ」
穂乃果「穂乃果が連れて行くよ!」
穂乃果「よいしょ…っと」
クラスメイト達『キャー! お姫様だっこー!!』
クラスメイト達『姉妹でなんて美しいの…!』
穂乃果「それじゃ一年生のみんな、雪穂のことは生徒会長であり、お姉ちゃんでもある穂乃果に任せてね!」
クラスメイト達『は、はぁ…』
穂乃果「何かあったらみんなも気軽に生徒会に来てね!」
ことり「よろしくねぇ〜☆」
クラスメイト達『はぃ〜…///』
穂乃果「それじゃあダッシュだよ、ことりちゃん!」
ことり「あまり雪穂ちゃん揺らしちゃダメだよ〜?」メッ
穂乃果「あ、そうだね! じゃ、じゃあ競歩で…!」
ことり「それならOKです♪」
穂乃果「雪穂ー! しっかりしてねーー!!(走る)」
クラスメイト達『…なんか、すごかったね』
クラスメイト達『うん…』
【保健室】
雪穂「……んっ」
雪穂「ぅ……? ここは――」
穂乃果「雪穂!!」
雪穂「ひぅ!?」
穂乃果「わぁー! 雪穂良かったよぉ〜!!」
雪穂「ちょ!? お姉ちゃん…急に抱きつかないで…!///」
ことり「もぉ〜、穂乃果ちゃん? あんまり病人さんにくっついちゃダメー。穂乃果ちゃんにまで病気が移っちゃうよ?」
穂乃果「だってぇ…! 雪穂のことが心配で…!」
雪穂「心配でって…あ! お姉ちゃん!」
穂乃果「へ?」
雪穂「と、とりあえず一回離れて! ことりちゃん見てるし!///」
穂乃果「え…あ、うん(名残惜しそうに離れる)」
ことり「♪」クスクス
雪穂「何度も言ってるけど、私のクラスに来ないで!」
穂乃果「えーなんでー…?」
雪穂「お姉ちゃん生徒会長だし、ラブライブで優勝したスクールアイドルμ'sの部長だしで、ただでさえ有名なんだから注目されるでしょ!」
穂乃果「ダメなの?」
雪穂「ダメ! 絶対ダメ!」
穂乃果「ダメ?(ことりに)」
ことり「んー、ことりは別に…」
雪穂「ことりちゃんは例外!」
ことり「しゅん…」
雪穂「海未ちゃん! 海未ちゃんなら私の気持ち分かってくれる筈…!」
穂乃果「今日は弓道部の練習があるって」
雪穂「なんで!?」
穂乃果「穂乃果に言われても…」
雪穂「もう! 私は嫌なの! 注目されるのも! お姉ちゃんが来るのも!」
穂乃果「えぇ〜…中学生の時はそんなこと言わなかったのにぃ〜…」
雪穂「中学の時はまだ子供だったからでしょ!」
穂乃果「今も子供じゃん」
雪穂「もう大人です! 高校生は立派な大人!」
穂乃果「大人?(ことりに)」
ことり「ん〜、ことりは大学に入ってくらいがぁ〜…」
雪穂「ことりちゃんは例外!」
ことり「ふぇぇ〜、雪穂ちゃんがことりを仲間はずれにする〜」
雪穂「っていうかなんでもことりちゃんに助けを求めるな!」
穂乃果「ふぇぇ…」
雪穂「海未ちゃんなら…!」
穂乃果「雪穂も海未ちゃんに助け求めてるじゃん」
雪穂「……」
ことり「まぁまぁ。穂乃果ちゃんは雪穂ちゃんのことが心配だっただけだよぉ」
穂乃果「うんうん!」
雪穂「心配ってなにが?」
ことり「まだ高校生に成り立ての雪穂ちゃんが、クラスで上手くやっていけるか不安だったんだよねぇ?」
穂乃果「そうだよそうだよ! 一秒でも早く雪穂のことを安心させてあげたかったんだよ!」
雪穂「ほとんど子供扱いじゃん! バカにしないでよ!」
穂乃果「バカになんてしてないよぉ…」
雪穂「お姉ちゃんなんてバカの癖に!」
穂乃果「バカなんてひどいよっ!」
雪穂「事実でしょ。ね、ことりちゃん?」
ことり「んー、ことりもさすがにこの間のテスト点数はどうかとぉ…」ピラ
穂乃果「ことりちゃんが裏切った! ひどい!」ガーン
ことり「ことりは真面目な人の味方です♪」
穂乃果「海未ちゃん! 海未ちゃんなら穂乃果の頑張りを認めてくれるはずだよ!」
雪穂「弓道部に行ったんでしょ」
穂乃果「なんで!?」
ことり「ことりに言われてもぉ…」
雪穂「とにかく! 私に必要以上に構わないで! 分かった!?」
穂乃果「うぅ…雪穂が反抗期だよぉ…」
ことり「きっと妹はみんなお姉ちゃんと戦う物だから、大丈夫だよぉ♪」ナデナデ
雪穂「戦うって…」
穂乃果「妹…。そっかぁ。それじゃあ亜里沙ちゃんとかも、こんな感じだったりするのかなぁ…?」
雪穂「亜里沙…?」
ことり「んー…。亜里沙ちゃんが反抗してる姿は、あんまり想像できないなぁ」
穂乃果「だよねぇ…」
雪穂(確かに…)
雪穂(…今まで、亜里沙から散々お姉ちゃんとの仲を聞かれまくったけど)
雪穂(私から亜里沙に、絵里さんとの仲を聞いたことって…あんまりなかったなぁ)
雪穂(なんていうかこう、あの二人は仲がいいのが当たり前みたいな雰囲気があるというか)
雪穂(聞かなくても分かるような感じというか)
穂乃果「やっぱり雪穂だけが特別反抗期なんだよぉ…」メソメソ
ことり「そんなことないよぉ〜いいこいいこー☆」ナデナデ
雪穂(まず、姉である絵里さんがこんなんじゃないし…)チラ
雪穂(亜里沙も亜里沙で、私とは違ってお姉ちゃん大好きだって公言してるくらいのアレだし)
雪穂(反抗期なんてあり得なさそう)
雪穂(まぁそれだけに、どんな姉妹の関係を築いてるのか…気になる)
雪穂(なんで今まで気にしなかったんだろう。近くに居すぎたから逆になんとも思わなかったのかな)
雪穂(ウチのお姉ちゃんはすぐに抱きついてきたり、とにかくスキンシップが多すぎるんだよ)
雪穂(私がイヤだって思うこと、遠慮なくやってくるというか)
雪穂(お風呂は一緒に入ろうするし…信じらんないよ)
雪穂(…きっと)
雪穂(絵里さんは適度なスキンシップを保って)
雪穂(頭が良くて優しい、理想的なお姉さんなんだろうなぁ)
雪穂(…こんなんと違って)ジロ
穂乃果「うぅ…なんか雪穂の目線が冷たいよぉ…」
ことり「雪穂ちゃんの視線強めなの、いいなぁ…」チューン
穂乃果「えっ」
雪穂(よし、今日の帰りに亜里沙に聞いてみよっと――)
亜里沙「――キスだよ!!」
雪穂「」
雪穂「き、キスって…」
雪穂「(魚の)キスじゃなければ」
雪穂「キスだよね…」
雪穂「あわわわわ」
雪穂「///」
亜里沙「雪穂−、顔真っ赤だよーどうしたのー?」
雪穂「え、ちょっと待って」ガシ
亜里沙「へ?」
雪穂「いや冷静に、整理させて、キスの」グググ
亜里沙「や、痛いよ雪穂―…」
雪穂「じゃないと私の常識が覆っちゃうから。むしろ崩壊しかけてるから!」
亜里沙「わかったよー! 分かったから優しくー!」
雪穂「あ、ご、ごめん」
亜里沙「うぅ…痕残っちゃうよぉ…」サスサス
雪穂「痕って、キスじゃないんだから…」
亜里沙「え?」
雪穂(なに言ってるの私ーーー!!)ブンブン
雪穂「亜里沙はお姉ちゃん…絵里さんと仲いい――」
亜里沙「うん!」
雪穂「食い気味…まぁそうだよね。それは知ってる」
亜里沙「えへへ♪」
雪穂「絵里さんとはよく一緒にいるよね。学校終わったら」
亜里沙「雪穂と別れたらすぐにお姉ちゃんと会うよ!」
雪穂「私か絵里さんどっちかが必ず傍に居るんだね…」
亜里沙「そうだよ! 二人とも大好きだから!」
雪穂「あっそ…(照れ)」
亜里沙「照れてるー!」
雪穂「照れてないっ!///」
雪穂「それで?」
亜里沙「それで?」
雪穂「絵里さんと出会ったら、どんな感じ? やっぱり落ち着きがあって優しい大人の品格漂う女性だから、妹の対応もまずは――」
亜里沙「キス!」
雪穂「――するかのようにそっと近付いて、お疲れ様って言ってくれるんだよね。必要以上に抱きついたりせず、適度な距離感を保って――」
亜里沙「思いっきりハグしてくれる!」
雪穂「――かもだけど、すぐに突き放して亜里沙がスキンシップ強めなことを優しく諭してくれ――」
亜里沙「思いっきりハグしながらキスする!」
雪穂「しないし!」
亜里沙「するもん!」
雪穂「あー聞こえない聞こえなーい!!」
亜里沙「むー…」イラ
雪穂(あ、やば。亜里沙が怒るのはマズイ)
雪穂「…ごめん。ちょっと言い過ぎた」
亜里沙「雪穂は一体何が言いたいの? わかんないー!」
雪穂「いや、その、お姉ちゃん…絵里さんとの距離感って、どんなもんなのかなぁーって」
亜里沙「距離感?」
雪穂「こう、普段は抱きついてきたり、帰りに妹を迎えに来たりとか、そういうのは無いよね」
亜里沙「んー…ないかなぁ」
雪穂「だよね」ホッ
亜里沙「亜里沙から抱きつくし、迎えに行っちゃうし!」
雪穂「あー(呆れ)」
亜里沙「なんで急にそんなこと聞くの?」
雪穂「いや、ウチのお姉ちゃんがあんまりにもスキンシップ多すぎる気がしてさ…」
亜里沙「そう?」
雪穂「そうだよ…。普通、帰りに妹のクラスまで迎えに来るなんてないでしょ」
亜里沙「えー、亜里沙は羨ましいけどなぁ」
雪穂「お姉ちゃん大好きだもんねぇ」
亜里沙「大好きだよ!」
雪穂「あはは…(これはこっちに問題があるパターンだよね…)」
亜里沙「でも、穂乃果さんはまだまだスキンシップが足りないと思う!」
雪穂「え゛」
亜里沙「だって、キスしてな――」
雪穂「しないしないしなーい!!!」
亜里沙「雪穂、うるさいー!!」
雪穂「うるさいし! キスなんて言われたらうるさいし! 当たり前じゃん!」
亜里沙「なんでー? そんなにキスいやなのー?」
雪穂「バカなの!? キスを平然とするなんてただのビ(ピー)じゃん!」
亜里沙「(ピー)チってなにー?」
雪穂「なんでもない! 口が滑っただけ! 考えないでお願いします!(真っ赤)」
亜里沙「きになるー」
亜里沙「…もしかして、雪穂何か勘違いしてるの?」
雪穂「え、やっぱり私、魚と勘違いしてた? えへへ、それならそうと――」
亜里沙「Mausu to Mausu」
雪穂「すっごいネイティブ!」
雪穂「ははー…でもそっかぁ…そんなアグレッシブなんだ…絵里さん…」
雪穂「もっと距離感保ってる大人の女性だと思ってたのに…」
雪穂「私の理想の姉の形だったのに…」
雪穂「あれ? なんか、涙が…」
亜里沙「じゃなくて、それを勘違いしてるの!」
雪穂「…は?」
亜里沙「キスって――」
亜里沙「そういう男の人とするようなキスじゃなくて」
亜里沙「ほっぺとか、おでことか、そういうところにキスをする」
亜里沙「挨拶だよ!」
雪穂「挨拶…?」
亜里沙「日本はあんまりそういう習慣ないけど」
亜里沙「海外の人はそれが当たり前なんだよ!」
亜里沙「出会ったり、別れたりする時に、ほっぺやおでこに、ちゅって!」
亜里沙「――こーんな感じで♪」チュ
雪穂「!!?!?」
亜里沙「えへへ、日本じゃみんなびっくりするからあんまりやらないけど…」
亜里沙「雪穂は大好きな友達だから、特別だよ!」
雪穂「///」
亜里沙「だから、多分雪穂の勘違いだよ?」
雪穂「///」
亜里沙「雪穂が想像してるのは、口と口…」
雪穂「///」
亜里沙「愛し合う二人がする――…(雪穂に近付きながら)」
雪穂「…?」
亜里沙「キス――♡」
雪穂「――――!?!?!?!?!?」
亜里沙「…なんて、冗談!」
雪穂「〜〜〜〜」
亜里沙「そんなこと、いつもお姉ちゃんとしてないから安心して!」
雪穂(…冗談)
雪穂(…冗談!?)
雪穂(本当に!?)
雪穂(近い!)
雪穂(めっちゃ近かったよ今の!?)
雪穂(息! 息が! 亜里沙の! ほわーって!)
雪穂(されると思ったもん! 口と口の――)
雪穂(キス!)
雪穂(魚じゃないやつ!!)
雪穂(〜〜(亜里沙見て))
亜里沙「くすくす♪」
雪穂(やば…)
雪穂(海外こわ…)
雪穂(今まで、亜里沙のこと私たちと何にも変わらない普通の子だと思ってたけど…)
雪穂(あれは間違いなく)
雪穂(…欧米!!)
雪穂(いやロシアだし!)
雪穂(…ダメだ。動揺してる私)
雪穂(なんか…)
雪穂(もうお姉ちゃんのスキンシップとかどうでもよくなっちゃった…)
雪穂(っていうか…普通…?)
雪穂(え、むしろ、足りない…?)
雪穂「…そっかぁ」
雪穂「お姉ちゃんが抱きついてくるとか、割と些細なことだったんだね」
亜里沙「うんうん♪」
雪穂「むしろほっぺにキスするぐらいが普通だったんだ(麻痺してる)」
亜里沙「そうそう♪ 普通普通♪」
雪穂「なるほどなぁ」
亜里沙「それじゃ、雪穂も穂乃果さんとキスしちゃおう!」
雪穂「キス――しちゃうのかぁ」
………
……
…
ガラガラ
穂乃果「ただいまー」
雪穂「お姉ちゃんお帰り――」チュ
穂乃果「ふぇぇぇ!?!!?」ガターン!
雪穂「…え?」
穂乃果「ゆ、ゆ、雪穂!?」
雪穂「お姉ちゃん、どうしたの?」
穂乃果「あ、あ、あ、頭大丈夫!?」
雪穂「えー…?(目の焦点が合ってない)」
穂乃果「帰ってきた穂乃果にいきなり、きききキスするとかおかしいよ!! しっかりしてぇぇぇ!!」
雪穂「えぇぇぇぇ…?(揺さぶられながら)」
その後、献身的な姉の介抱によって、私は正常な思考を取り戻すことができました。
ほっぺとは言え、姉にキスした事実は余りにも恥ずかしすぎる行為であり、お互いに記憶を封印することで姉妹としての安寧を取り戻すことになったのです。
それ以来、お姉ちゃんがスキンシップの距離を置くようになった気がします。むしろ、怯えている節すらあります。
海外は、とても怖いです。
――エピローグ
亜里沙「っていうことがあったんだー」
絵里「もう、さすがに雪穂ちゃんびっくりしたんじゃない?」
亜里沙「真っ赤になってたかも」
絵里「そうでしょうねぇ…。私も日本の暮らしの方が長いから慣れてしまったけど、中々キスを挨拶でなんてできないわよね日本人は」
亜里沙「そうなのかなぁ?」
絵里「謙虚で、慎ましやか。それが日本人の美徳だものね」
絵里「言い換えれば、臆病で、引っ込み思案とも言えるのだけれど」
亜里沙「難しいなぁ…」
絵里「ある程度の距離感を取るというのは大事なことだと思うけれど、距離を取り過ぎてもそれは心が離れてしまうから困りものよ」
亜里沙「亜里沙は、お姉ちゃんと心が離れるのは…イヤ」
絵里「ふふ…私もよ」
亜里沙「うん♪」
亜里沙「お姉ちゃん…いつもの…♪」
絵里「はいはい」
亜里沙「ん…♡」チュ
絵里「…口と口は男の人だけじゃなかったのかしら?」クスクス
亜里沙「むー、お姉ちゃんひどいー。お姉ちゃんは特別ー!」
絵里「ふふ、こんなこと、雪穂ちゃんには言えないわよね?」
亜里沙「お姉ちゃん、一緒に寝よー…♡」
絵里「分かったわ…♪」
パタン
いつもとの対比でえりありを書こうと思ったら、結局いつものほのゆきに落ち着いてしまった感。
他にもほのゆき書いていますーよろしければー。
雪穂「お姉ちゃんのとなり」
ゆきほ「おねーちゃんなんか、だいっきらいっ!!」
雪穂「お、お姉ちゃんが男の人とえっちなことしてる……!?」
雪穂「お姉ちゃんと一緒にお風呂なんか、絶対に入らないっ!!」
同性かつ近親とは業が深い…。ちなみにロシアでは同性愛に対する迫害はすごくきついらしいね ロシアってすごい
亜里沙ちゃんは思考が結構柔軟だし絵里ちゃんは日本に来てしばらく立つし告白もされてると思うから正教の考えも緩くなってるとは思う キスまでいくと流石に恥ずかしがるほのゆきかわいいよね 有り得ないほどつまんなくて逆に笑えてきたわ
久々に無駄な時間を過ごしたと実感した ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています