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この子なら断らないかもと思った私は彼女を休日に食事に誘ってみた
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0001名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/10/25(金) 20:11:43.23ID:lRjURhMN
バイト先に彼女いない歴15年らしい大人しい子がいた。
友達にお昼おごらされたり、先輩から高額なマルチ商法の商品買わされたりしてた。

皆が「アイツはお人好しだから何言っても絶対断らない」と中学生のイジメのようにバカにして嫌な事押し付けたりしていた。

もともとその子を優しくて良い子だと好感を抱いていた上に
この子なら断らないかもと思った私は彼女を休日に食事に誘ってみた。

生まれて初めて女性からOKをもらい、嬉しくて店を色々調べて下準備し、
当日は思いきりお洒落してピカピカに洗った自転車で迎えに行き、
頑張って話を盛り上げてご飯を御馳走し、家まで送り届けた。

とても楽しくて何度も誘った。彼女も楽しんでくれていると思った。
段々好きになって今度告白しようと決心して食事に誘った時、

「本当はずっと嫌だった。もう誘わないで欲しい」と言われた。

彼女の顔は気の毒になる位必死だった。きっと決死の思いで言ったのだろう。

「ほら〜!ルビィ、ちゃんと断れるじゃない!今度から嫌な事頼まれたら、今みたいにビシッと言いなさいよ!私、ずっとルビィが何言っても断れないの、心配したのよ!」

と、私は泣き出しそうなのをこらえて出来るだけ明るく元気に取り繕った。
彼女はとてもホッとしたような顔をして何度も私にお礼を言った。
私から好かれている訳じゃない事がわかって、そんなに嬉しかったのかしら。

昨日の話です。もう色恋は諦めますた。一生童貞でかまいません。
0004名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2019/10/25(金) 20:21:40.82ID:Hk2baO35
凛ちゃんにずっと抵抗があったかよちんが一番しっくりくる
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