ルビィちゃんを怒らせて「ころしゅぞ!」って言われるのが僕の夢
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まずは親密な関係になることからなんだよね
知らんやつがいきなり怒らすようなことしても怖がっちゃうだけだから
冗談を言い合えるような仲を育まなきゃいけない ルビィちゃんが大事に大事に冷蔵庫に隠してたプリン
容器にマッキーペンで「るびーのやつ」って書かれたプリン 彼女がトイレから戻ってきて冷蔵庫を開けると自分のプリンがないのよ
「?」と首をかしげるルビィちゃんの元に颯爽と僕が登場する いつもヘラヘラしてる僕に対して
ルビィちゃんも相応の態度をとる
みんなには見せないようなサバサバした感じ
「なんで君がいるの…」
ムスーっとした顔
でも決して嫌われてはいない
仲がいいからこそ相手にそんな表情が出来るんだよね ジトーっと僕を見据えるルビィちゃんの眼前、唐突に僕は例のプリンを取り出す
「!」パァーッと晴れた顔になる彼女は本当に可愛らしいね しかし異変に気付く
プリンの容器に「るびーのやつ」と書かれていないんだよ
それもそのはず
僕がさっき消したからね
訝しげにこちらを見つめるルビィちゃん
「なにそのプリン」
「いや、さっき冷蔵庫にあったから」
「…」
そりゃ黙るさ
冷蔵庫にプリンは1つしかなかったからね 「あー、ルビィちゃんのだった?wごめんごめん」
「名前書いてあったでしょ…」
ぷくーっと膨れ上がっていく頬
たまらないや
「あー…でも今は僕のだからさw」
そんで忍ばせておいたマッキーを取り出して、プリンの容器に書くんだよ
【ぼくのやつ】
「!」
「いただきまーすw」
またも忍ばせておいたスプーンでサッと一掬い
これにはルビィちゃんも堪え兼ねて
「ころしゅぞ!」 ルビィちゃんが好きな段ボールの箱
でっかいでっかい段ボールの箱
彼女はよくそこに入って、ちょこんとお山座りをしている
しかし僕の体の大きさじゃとても入りそうにない
チャンスだ、押してみる
「ちょっと入ってみてもいい?」
「ダメ!!」
「いいじゃん、ちょっとだけw」
「むー…」
譲ってくれたぞ、ルビィちゃんは優しいなぁ
僕は中に入り込む
途端、メリメリ…ビリ…
ルビィちゃんの最早第2とも呼べる家が半壊
「ころしゅぞ!」 ルビィちゃんは砂遊びが大好きだ
泥団子や、お城をよく作る
公園をのぞいてみたら、今日も彼女は励んでいたよ
「おーいw」
「あっ…」
ジトーっとこちらを見つめるルビィちゃん
とっても愛くるしい
「なに…」
目線を泥の方に移し替えながら作業をし始めるルビィちゃん
「用事ないなら行ってよ、うじゃい」
「あのさ」
「…」
「ルビィちゃん、それ作ってる時いっつもパンツ見えてるよ」
「…ッ!!!!///」
「ころしゅぞ!!!!!!!//」 「ルビィちゃんってスクールアイドルやってたよね?」
「一応…」
「大会とかあんの?応援しにいくわw」
「…!」
「絶対来ないで!!!!!」
「いいじゃんw」
「や!!!!絶対や!!!!!」クビブンブン
「最前列で、黒澤頑張れー!って叫ぶわw」
「ころしゅぞ!!」 美味しいプリンだよって、味の無い茶碗蒸しを食べさせたい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています