花丸「千歌ちゃんの旅館で読書するずら〜」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
旅館
花丸「♫」
千歌「ほんと花丸ちゃんはここで本読むの好きだねー。」
美渡「ほぼ毎日じゃないか?」
志満「うふふ」ニコニコ 花丸「そうずら!なんていったてここは聖地!あの太宰治のゆかりの旅館ずら〜」
志満「あらあら」ニコニコ
千歌「・・・」
千歌「太宰治?て誰なのだ?」 花丸「えっ・・・」
千歌「スクールアイドル?でも名前的に男の人だよね?誰?花丸ちゃんの知り合い?」
花丸「・・・」
志満(えぇ・・・) 美渡「・・・はぁーお前本当にばかちかだなぁ」
千歌「んもう!いきなりなんなの美渡ねえ!じゃあ一体誰なのさ!」
美渡「うちの旅館に貼ってある写真のおっさんだよ。見たことあるだろ!」 千歌「あーあの人か!で何をした人なの?」
美渡「・・・そんなの」
志満(頼むわ美渡ちゃん!)
美渡「この旅館を作った人に決まってるだろ!」 花丸「えっ・・・」
志満「」
美渡「考えてみろ!ただのおっさんの写真を何で貼るんだよ!この旅館に関係ある人!つまりこの旅館を作った人に決まってるだろ!」 千歌「おーすごい!さっすが美渡ねえ!」
美渡「ふん!伊達に社会人やってないぜ!」
志満「///」プルプル
花丸(志満さんが顔真っ赤にして震えているずら・・・) 志満「・・・千歌ちゃん、美渡ちゃんちょっと奥の部屋に行きましょうか?ごめんね花丸ちゃん。私たち少し用事ができちゃったから。」ニコニコ
花丸「あっはい」
シマネェ-ドコイクノ-
オベンキヨウシニイクノヨ- ーー
花丸「ていうことがあったんだ」
鞠莉「ふふ千歌っちたらキュートね!」
花丸「太宰治を知らないなんて・・・もうぷんぷんずら!」 鞠莉「まぁしょうがないわよ千歌っちだもの。」
ダイヤ・曜・果南「・・・」
果南「誰太宰治って?侍かなんか?」 花丸「えっ・・・」
ダイヤ「そんなに花丸さんが怒るなんて・・・」
ダイヤ「もしかして花丸さんの彼氏ですの!?スクールアイドルに恋愛はNGですわよ!何してますの!」 鞠莉「」
花丸(鞠莉ちゃんが笑いをこらえているずら・・・)
果南「太宰治・・・なんか強そうな響き!戦ってみたいなぁ」
曜「どんな人なんだろ!」
ダイヤ「しかしここまで花丸さんを夢中にさせるとは・・・一体どんな殿方なのかしら?」 鞠莉「」ピクピク
花丸(もう顔真っ赤になっているずら・・・) ーー
花丸「ルビィちゃん太宰治って知ってる?」
ルビィ「うゆ?誰?もしかして花丸ちゃん彼氏さんできたの?ダメだよ!花丸ちゃん!スクールアイドルは恋愛禁止!」
花丸「やっぱり姉妹ずら頭の中お花畑ずら」 花丸「善子ちゃんはどうせ知らないよね?」
善子「ヨハネ!しっ知ってるわよ!あれよ・・・小説書いている人!」
花丸「おおーで知っている作品は?」 善子「罪と罰でしょ!」フンス!
善子「ふっなんて甘美な響きだろう!罪と罰!」
花丸(それはドストエフスキーずら・・・) 梨子 ニコニコ
花丸「梨子ちゃんこの状況楽しんでるでしょ?」コソコソ
梨子「なんか可愛いんだもん。」 ーー
花丸「ていうことがあったずら。」
理亞「まじか。」
花丸「Aqoursのみんなが太宰治しらなかったなんてびっくりだよ。」 理亞「まぁ読んだことなくてももうすぐ映画化する人間失格とか、それこそ斜陽とかは有名だと思うけど・・・よりによって高海千歌が知らないとはねぇ・・・」
花丸「せめて教養としてAqoursのみんなに太宰治を少しは知ってほしいずら・・・」 理亞「それで私に電話してきたのね・・・じゃあ走れメロスとかは?あれは子供向けのものもあるし教科書に載っているぐらい有名な話じゃない?」
花丸「あっそうか!あれならみんな馴染めるかも!ありがと理亞ちゃん相談に乗ってくれて!」
理亞「はいはいどうもじゃあ花丸、頑張ってね ーー
花丸「今日はAqoursのみんなに太宰治の本を紹介するずら!」
果南「うえー本?」
ダイヤ「いったいなんなんですの?」 曜「そういえば今日千歌ちゃんみてないねー」
善子「珍しいわね。千歌が来ないなんて。」
梨子「なんか昨日知識を詰めすぎて頭が痛くなったらしいわよ。」 ルビィ「へー千歌ちゃんどうしたんだろ?」
花丸「話を聞いてほしいずら!」
ダイヤ「でも何で太宰治の本を紹介するんですの?」 花丸「みんなにもっと太宰治の本についてしってほしいからずら。」
果南「ダイヤは結構本読むよねー」
ダイヤ「当然!生徒会長として模範となるようにしないといけませんもの!」
梨子「どんな本読むんですか?」 ダイヤ「はがないとか生徒会の一存とか涼宮ハルヒとかですわ!」
ルビィ「すごいおねぇちゃぁ!」
梨子「ラノベ・・・」 花丸「まるはラノベを批判したりしないずら。でも別の本も読んでほしいずら。」
果南「まるはどんな本持ってきたの?」
花丸「太宰治の走れメロス(子供向け)だけど・・・果南ちゃん読んでみるずら?」 果南「うん。せっかくまるが持ってきてくれたんだもの。」
花丸「果南ちゃん・・・!」ウルウル
果南「どれどれ・・・」ペラ
果南「ぐーzzzz」バタン 果南「(留学を)待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」 花丸「寝た⁈」
鞠莉「果南は読書が苦手なのよ。国語の授業とか毎時間寝てたし。」
ダイヤ「それでは次は私が読みますわ!」
ルビィ「頑張っておねぇちゃぁ!」 ーー数十分後
ダイヤ「ふぅ・・・」
花丸「どうずら?太宰治の作品では珍しい明るい話ずらが。」 ダイヤ「・・・メロスとセリヌンティウスは何がしたかったんですの?」
花丸「は?」
ダイヤ「友とか言ってますけど、セリヌンティウスさんいいように使われただけじゃなくて?しかもなぜメロスは妹の結婚式があるのに王のもとへ行こうとしたんですの?意味がわかりませんわ!なら最初にそれを終わらせてからするべきでしょうに!」 ダイヤ「なんか考えたら眠くなってきましたわ・・・zzzzzz」
善子「ねぇもっとかっこいい本書いていないの?太宰治って?黒魔術の本とか!」ニコニコ
花丸「」 梨子「とりあえず読んでみてよっちゃん。」
善子「うんわかったわリリー!」ペラッ
善子「ぐーzzz」グデ- ルビィ、曜ちゃんも読んでみたずらが果南ちゃんと同様すぐに寝てしまったずら
結局
梨子・鞠莉・花丸・千歌以外Aqours「ぐーzzzzzzz」 鞠莉「まぁこうなると思ってたわ。」
花丸「どうしてずら・・・せっかくまるが用意したのに・・・」
花丸「・・・みんな太宰治なんて・・・本なんて興味ないずらか?」グスン 梨子「花丸ちゃん!」
鞠莉「梨子?」
梨子「花丸ちゃんの気持ちわかるよ。私だって好きなものは共有して盛り上がりたいもの!」ガシッ (q|`˘ ᴗ˘)ʅʅ 友人ラブライバーと安田屋旅館に行った時友人が太宰治しらなかったことに衝撃を受け書きました。
ちなみに私はそこまで太宰治の書く小説は好きではありません。暗いですし。 (q|`˘ ᴗ˘)ʅʅ 過去作です。
ルビィ「安価でわらしべ長者するビィ!」
(q|`˘ ᴗ˘)ʅʅ 安価なしのssは初めてでした。 太宰治知らないのはさすがにヤベーわ
最近だと文豪ストレイドッグス絡みで女性が詳しそう >>45
(q|`˘ ᴗ˘)ʅʅ 今どんなラノベがあるかわからなかったので・・・私が中学の時に読んでいたものを使いました。 >>48
(q|`˘ ᴗ˘)ʅʅ まぁ普通教科書で習いますけどね。友人が知らなかったのは衝撃でした。 (q|`˘ ᴗ˘)ʅʅ 旅館台風大丈夫だったでしょうか・・・ 正義と微笑がおすすめ
あまり長くないし読んでみてくれ >>54
「学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。」
なかなかいいこと言うな 近々映画太宰の映画公開されるしそこで知る人もいそう >>43
(q|`˘ ᴗ˘)ʅʅ しまったこれを入れ忘れました。
梨子「だから諦めちゃダメ!押せ押せで行きましょう!」
花丸「梨子ちゃん・・・!そうずら!この程度でめげちゃダメだよね!よーし頑張るずら!」
鞠莉「まあいいか…私も協力するわ。幼馴染二人がこれだとちょっと心配だし。」
こうして花丸の挑戦は始まったのである
終わり おつおつ
正直メロスはピンとこないから梨子ちゃんに同意だわ……花丸ちゃんには申し訳ないけど
文学詳しくないから太宰もほとんど読めてない…… 勉強のべの字も知らないコテコテのヤンキーならともかく、よほどのガチ底辺じゃない限り流石に知らん奴はいないだろ 名前は知ってるけど読んだことはない
あと漢字で名前書けと言われたら多分書けない 太宰治(本名:津島修治)
・ 名家・津島家の生まれで小説家。
・ 先達の芥川龍之介を崇拝。
・ 崇拝するあまり、青春時代ノートの端に芥川龍之介芥川龍之介芥川龍之介……と列記。
・ 女性と心中。
黒澤ルビィ
・ 名家・黒澤家の生まれでスクールアイドル。
・ 先達の黒澤ダイヤを崇拝。
・ 崇拝するあまり、青春時代短冊にお姉ちゃんみたいになれますようにお姉ちゃんみたいになれますように
お姉ちゃんみたいになれますように……と列記。
花丸「心中するときはどこがいいずら?ルビィちゃん」
ルビィ「そんな新婚旅行どこがいいかな?みたいに言わないでぇ!」
善子「流石ねリトルデーモン四号……いいえ!津島ルビィ!」
ルビィ「自分の名前がイヤだからってルビィにくっつけないでぇ!」
理亞「最後に選ぶのが私なら、それでいい」
ルビィ「最後も最初もないからぁ!一度も誰も選びたくないよぉ!」
ダイヤ「恥の多い生涯ですのね、ルビィ」 >>44
パンドラの匣とか正義と微笑とか明るくて爽やかやん メロスといや、村田一真くんのレポートは面白かった
検証したら走ってなかったという 日本人に歴史上で有名な小説家は?って聞かれたら
太宰はトップ争いするぐらい有名
戦国武将で言えば織田信長レベル 確か高校の現代文の授業で走れメロスやったよな。千歌ちゃん‥ 中学の頃修正液とかで教科書の文章改変して大喜利やってたなぁ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています