ルビィ(20)「あ、起きた?」 善子(20)(このままじゃ駄目よ……)
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ルビィ「今日はどうするの?このままお昼までのんびりする?」
善子「いや…今日は……」
善子(そうよ、とりあえず履歴書を買って、それで証明写真を…その前に美容院!1000円カットでもいいから、それでそのまま就活スーツを……)
ルビィ「……ルビィは、善子ちゃんと一緒に居たいなぁ?」ゴロン
善子「……」
ルビィちゃんが金と体で善子をどんどんダメにするお話ください ルビィ「はい善子ちゃん、今月の就活費だよ。使い切れなかったらお小遣いにして良いよぉ」っ1万円
善子「……」
善子(今月新発売のゲームがあったわね……)
ルビィ「……」ニヤリ >>3
ルビィの手が つ じゃなくて っ なのが凄い
目から鱗だわ…これから絶対そうしよう ルビィ「急に怖くなってバイトに行けなくなっちゃったの?」
善子「ぐすっ…えぐっ…ごめんなっ…さ…!」
ルビィ「大丈夫だよ、また今度頑張ろうね」頭ポンポン
善子「う゛ん゛…う゛ん゛っ…!」
ルビィ「じゃあルビィ今夜はお仕事だから…晩ご飯は冷蔵庫に入れてあるからね、行ってきます 」 善子「ビィ!!ルビィ!!ルビィ!!」パンパンパン!!
ルビィ「あん///んっっっっ////」
善子「でっっっっるっ!!」
ルビィ「ん…///」
ビュルル!!
善子「ごめん…今日も中に…」ボロボロ
ルビィ「大丈夫、善子ちゃんはなにも心配しなくていいんだよ…」ナデナデ ルビィ「善子ちゃん善子ちゃん」
善子「何よルビィ」
ルビィ「ルビィ明日デートしたいなぁ」
善子「あ、明日!?」
ルビィ「だめ?」
善子「いや、駄目というか…」
善子(明日は最終面接…100社目にしてやっとたどり着いた最終面接だってのに!)
善子(ルビィには申し訳ないけどこればっかりは流石に…)
善子「あのねルビィ」
ルビィ「うゆゅ、もしかしてデートできない?」シュン
善子「はうっ!」
善子(その顔は…ずるい…!)
ルビィ「善子ちゃん?」
善子「…分かったわよ。どこへでも連れてってあげる」
ルビィ「やったぁ!」
善子(はぁ…私ってほんと駄目ね)
ルビィ(計画通りだねぇ) ヒソヒソ ヒソヒソ
「来たわよ、親の七光り」
ルビィ「・・・」
「せっかく入ってきてくれるなら、お姉さんの方が来ればよかったのに」
ヒソヒソ ヒソヒソ
ルビィ(善子ちゃんの為、善子ちゃんの為)
ルビィ(善子ちゃんだけはルビィの味方、善子ちゃんの為なら頑張れる)
善子「」ペラペラ
プルルルル
善子「もしもし、求人情報を見たんですけど…」 善子ちゃんは家計の心配しなくていいからパソコンの勉強がんばってね 家のゴリ押しのせいでやりたい事や得意なこと(裁縫、お菓子作り)をやらせてもらえず
不慣れな仕事に就かされるルビィちゃん
家の紹介で入った手前、今の仕事の体たらくでは実家にも顔出ししづらく
唯一の心の拠り所は、その部相応な高給で大好きなヨハネ様と暮らす事
しかしルビィの心とは裏腹に善子は… >>27
やめろこのルビィちゃんを曇らせてはいけない これ善子ちゃん自立し始めたらルビィちゃん壊れるよね
ルビィちゃんの稼ぎで二人で生活していけるならこの関係が理想じゃん なあに、そうなったら、今度は善子がルビィを養えばいいのさ ルビィちゃんを善子ちゃんのお嫁さんに永久就職させてやってくれ… 22:00
ルビィ「ただいま!よしこちゃーんつかれたよぉ!」
善子「お風呂は沸いてるし夕食もできてるわよ、掃除洗濯もできてるし明日は休みだから少しお酒も買ってきたわ」
ルビィ「よしこちゃんにするー!!!!!」
善子「ちょっ・・・、ヨハねぇっ❤�v
ルビィ(ちょっと想定と違うけどこれはこれで)うゅうゅ 善子(結局昨日…というか今日も朝の五時までゲームしてしまった…)ファ-...
スクッ フラフラ…
善子(ルビィは今起きるのね…どうしよう、行ってらっしゃいだけでも言ってから寝ようかしら)
ガチャッ…
ガッシャーン!!
善子「は!?」 善子「ルビィ!?今すごい音したけど大丈夫!?」
ルビィ「う…うゅ///」フラフラ
善子「うゆじゃないわよ!全然大丈夫そうじゃないじゃない!!」
ルビィ「大丈夫…だから…ゲホゲホ」
善子「あー…もう!!とにかくもう一度布団に戻って!!」 善子「昨晩の残りのご飯でお粥は作れそうね…」
善子「あと、薬箱はどこに置いてたかしら」
ガチャッ
善子「って、何起き…て…」
ルビィ「ゲホゲホ!!フーッ….!フーッ…!」
善子「なに…スーツ着てるのよ…」
ルビィ「会社…行かなきゃ…」フラフラ
善子「その熱で行けるわけないでしょ!!」 ルビィ「大丈夫…大丈夫だから…」フラフラ
善子「全然大丈夫じゃないわよ!!会社には私が連絡するから!」
ルビィ「休んだら…また周りの人に迷惑かけちゃう…」フラフラ
善子「いいから!そんな状態で出勤する方が何倍も迷惑よ!!」
ルビィ「でも…でも…」プルプル
善子「でもじゃない!!早く戻る!」 布団
善子「やっと寝てくれた…」
ルビィ「すー…すー…」
善子「さて…と、電話帳は…と」ゴソゴソ ルビィ「ごめん…なさい」ボソッ
善子「」ピタッ ルビィ「ごめんなさい…ごめんなさい」ポロポロ
ルビィ「ゲホッ!ゲホッ!!」
善子「ルビィ…」
ルビィ「はぁ…///はぁ…///」
ルビィ「よしこ…ちゃん」
ルビィ「よしこちゃん…」ポロポロ
ルビィ「よしこちゃん!」ボロボロ
ルビィ「ひっぐ…うぅ…ゲホゲホッ!!」
善子「ルビィ!!」 ルビィ「頑張れるから…まだルビィは頑張れるから…」ボロボロ
ルビィ「捨てないで…」ボロボロ
善子「っ!?」
善子「捨てるわけない!!捨てたりなんかしない!!」
善子「いい!?堕天使はリトルデーモンを見捨てないのよ!!」ギュッ
ルビィ「よか…った…」
ルビィ「すー…すー…」 ダイヤ「久しぶりですわね…」
ダイヤ「いえ、旧友の頼みですので」
ダイヤ「で、今日はなぜ突然?
善子「ルビィの事…なんだけど…」
ダイヤ「ルビィの…?」 ルビィ「」コソコソ
善子「ほらルビィ、後ろに隠れてないで前歩きなさい」
ルビィ「でも…」
善子「でもじゃない!!ここが自分家でしょ!」
ルビィ「うゅ…」
「ルビィ!」
ルビィ「!」ビクッ ぎゅっ
ダイヤ「お帰り…ルビィ」
ルビィ「…ただいま、お姉ちゃん」
ダイヤ「よく頑張りましたわね」ナデナデ
ルビィ「うん…りゅびぃね…がんばったよ…」ウルウル
ルビィ「ひっぐ…すっごく…すっごく頑張ったよ…」ボロボロ その後ルビィは久々の実家のご飯を平らげて
ずっと帰らないでどうしてたとか得意げに話して…節々に私の話題を出されるのが恥ずかしかった
それで、本当にやりたい事とか色々話して
いつのまにか寝てしまった
そんなルビィを見て私は、寝てるとまだまだ子供なのよねって思ったけど
ダイヤ達は立派な大人になってって言ってた
目に涙を浮かべてたのを覚えてる ダイヤ「本当に帰りますの?泊まっていけばいいのに」
善子「久々の家族水入らずでしょ、そこに入っていく気はないわよ」
ダイヤ「まだを付け加え忘れてますわよ」クスクス
善子「むぅ…と に か く!」
善子「あの件、忘れないでよ!!」
ダイヤ「ええ、必ず…」
・・・ ・・・・・
ダイヤ「」ペラペラペラ
ダイヤ「」カタカタカタ
ルビィ「うぅ…ん…お姉ちゃあ何してるの?」
ダイヤ「ルビィ…起こしてしまいましたか」
ルビィ「お仕事?」
ダイヤ「いえ…善子さんから頼まれまして」
ルビィ「善子ちゃんから?」 ダイヤ「黒澤系列の求人や職場を纏めてるところですわ」
ルビィ「え?駄目だよ」
ダイヤ「はい?」 ルビィ「善子ちゃんはルビィが養っていくんだから」
ルビィ「働かせちゃ駄目だよ」
みたいなね 自堕落な生活しててもいっぱい甘やかして何でも許してくれるルビィちゃん、すき〜〜〜!!! 一番幼い感じのメンバーに一番バブみを感じてしまうのは何故だろう >>69
素晴らしい……
最後にまた危うさを覗かせるのがいいね そのうち善子ちゃん軟禁するよしルビルートもありだと思います ルビィ「こうなったらなり振り構ってられないよ、黒澤家のため込んでるお金は使わせてもらうね」
ルビィ「だから善子ちゃん、ルビィとずっと一緒だよ…!」
ルビィ「すぐ迎えに行くからね…!」 黒澤家の金には絶対手をつけないぞ
自分で稼いだ金で善子を養うからこそ意味があるんやで… ルビィ「お姉ちゃんのお手伝いをして稼いだお小遣いを解放するよ!お姉ちゃんいくら?」
ダイヤ「238円ですわ」
ルビィ「やすっ!?なんで!?」
ダイヤ「あなたが食べたわたくしのアイス、プリン代を差し引いてますので」
ルビィ「そ、そんなぁ〜!」
とほほ、お姉ちゃんの手伝いはもうこりごりびぃ… 別に善子ちゃんが専業主婦になる事は何の問題もないのでは…? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています