千歌「聖良さんを卓球でボコってやったのだ! ハハッ楽勝なのだ!」
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〜3時間後〜
聖良「千歌さん……ゼー、ハァー、もう1回、お願いします……」
千歌「ま、待って……休ませて聖良さん……死ぬ、死んじゃう……」ケホッ、ゴホッ
聖良「ふ、ふふふふ……そう言わないでください……。まだたったの20ゲームじゃあないですか……」
聖良「あと何度も言いますけど手は抜かないでくださいね……? ふふふふっ。ああ、楽しい……」
千歌「もうらめぇ……らめなのぉ……」ビクンビクン なお、千歌ちゃんを倒してもルビィちゃんが立ちはだかる模様 聖良「ダメなんですか……? そんなことないですよね」
千歌「ムリぃ……もう許してぇ」
聖良「無理っていうのはですね、千歌さん。嘘つきの言葉なんですよ。諦めるから無理になってしまうんです」
聖良「諦めなければ、無理なんてものは無い。ワンオペだってできる……」
聖良「さあ千歌さん。立ってください。卓球をしましょう。勝負をしましょう。さあ。さあ!」
聖良「だって楽しいじゃないですか。楽しいでしょう? こんなに楽しいことは久しぶりです。ふふっ……ふふふふふ」
千歌「もうやだぁ、卓球やだぁ……助けてよ曜ちゃぁん、梨子ちゃん、みと姉ぇえ……」 聖良「ほら千歌さん。ちゃんと握ってください。ほーら、千歌さんの大好きなラケットですよ?」
千歌「硬いの握るの嫌ぁ……マメが潰れちゃうよぉっ」スマーッシュ
聖良「そんなこと言って身体は正直に反応してるじゃないですか……ほらほら。次はサーブ行ってみましょう……?」
千歌「打ちたくないぃ、もう打ちたくないのにぃっ」ヒュパッ…
聖良「ふふふ……千歌さんはいい子ですね……さあ、いよいよラリーですよ。思いっきりしましょうね」
千歌「うぅ、うぅぅぅぅぅぅぅっ」コッ、カン コッ、カン
千歌「チョレイ!」 >>2
ルビィ「それは聖良さんに卓球の才能がないからですよ」 千歌「また勝ったぁ……また勝っちゃったよぉ……」
聖良「ふふ。本当に千歌さんは卓球が上手ですね……さあ。私と、もう1回しましょう……? もう1回……」
千歌「も、もう許して……限界なんです、もうムリ、何でもしますから、休ませて……」
聖良「……何でも、ですか。なら2つほど条件を呑んでもらえれば」
千歌「き、聞きます! 何でも、何でもしますからっ」
聖良「では1つ目。休んだ後、もう一度私と卓球をしてもらいます。いいですね?」
千歌「はい、しますっ、卓球します、だから寝かせて……っ」
聖良「2つ目。千歌さんが休んでいる間の練習相手を連れてきてください」
千歌「……え」
千歌「それ……だ、誰かを売れって、ことですか……?」 聖良「何でもするって言いましたよね? それとも、ずっと千歌さんが私の相手をしてくれますか……?」
聖良「私はそれでも構いませんよ……ずっとずっと、私が勝つまで千歌さんがピンポンしてくれるなら……」
千歌「ひっ!? む、ムリ、ピンポンもうムリぃっ」
聖良「じゃあ誰か連れてきてください。ふふ、曜さんですか? それとも果南さん? 鞠莉さんもスポーツ得意ですよね?」
聖良「あぁ、誰が来てくれるんでしょう。楽しみです……とても」
千歌「……うぅ」
聖良「……ダメならやっぱり千歌さんですね。ほら、ラケットを、」
千歌「り――理亞ちゃん! 理亞ちゃんにやってもらいます!」
理亞「えぇっ!?」 理亞「ちょ、な、何で私が!?」
千歌「だって今日うちに泊まってるの聖良さんと理亞ちゃんだけだし……」
千歌「曜ちゃんも果南ちゃんも鞠莉ちゃんも今から呼んだってすぐに来れないから」
理亞「隣に住んでる人だっているでしょ!?」
千歌「梨子ちゃんの体力じゃ死んじゃうよ……」
理亞「わ、私だって今の姉様の相手はさすがに……!」
聖良「ふふ。ふふふふ……そうですか、理亞ですか。――いいですね。とても、そそる……」
理亞「ちょ、ま、待って姉様。私、やるなんて一言も」
千歌「甘えてちゃダメだよ」
理亞「うるさいっ!」 ストイックで体力オバケの上負けず嫌いでぼっちだから距離感の不安な姉様なら仕方ない 聖良「ほら、理亞。握ってください。ギュって。この硬いところ、指を搦めて……」
理亞「や、やめてっ、そんなの押し付けないで姉様!」
理亞「ちょっと、あなたも早く助けて! そもそもあなたが始めたことでしょ!?」
千歌「zzz」
理亞「こ・い・つ……!」
聖良「さあ理亞。もっとちゃんと握って……腰も使うんですよ……んっ、いいですね。すごく……」
理亞「やめて姉様! こんなの……こんなのおかしいよ!」
聖良「ふふ、ふふふふふ……」
理亞「あぁっ、入ってくる!? ピンポン玉が私のコートに、入って……!?」
理亞「やだ、姉様――いやぁぁぁぁぁぁっ!?」
・
・
・ ――コン、カッ コン、カッ …チュンチュン
千歌「ん、んぅぅ。朝ぁ……? ふわぁぁぁ。よく寝た――ん?」
理亞「あは。あははは……卓球すごいのぉ……ねえさまぁ、もっと。もっとピンポンする……ぅ」コン、カッ コン、カッ
聖良「いいですね、理亞。どんどんこなれていくのが分かります……これは私も、気を抜いていられない……っ」
千歌「うっわぁ……」
聖良「ん? おっと、千歌さん。目が覚めましたか」
千歌「あ、おはようございます……え? もしかして、ずっとやってたんですか? 一晩ずっと?」
聖良「はい。千歌さんとの経験の差を埋めるには一晩でもぜんぜん足りませんから」
理亞「はー……はー……っ、ピンポン玉くるぅ、また来ちゃうぅぅっ!」 十千万旅館の口コミ
★
一晩中あやしげな声が遊技場に響いていました
とても寝てられません
それはすごくいいのですが
宿泊客に男性がいたことが最悪でした
コッティー さん ハイライト消えた目でひたすらピンポンやってるとかそそる 聖良「さて千歌さん。目が覚めたなら再戦をしましょう。理亞もそろそろ限界みたいですし」
理亞「えへへ、えへへへへへ……ピンポンもっとぉ」
千歌「限界超えてマズい感じになってますけど」
千歌「あー、まあ、分かりました。一晩休んだし、これ以上は理亞ちゃんが本当に壊れちゃいそうだし」
千歌「……理亞ちゃん。お疲れ様。もう休んでていいからね」
理亞「あー……うー……卓球ぅ」
聖良「では。私のサーブからいかせてもらいますね。――ふっ!」ヒュパッ…
千歌「――!」
千歌(は、速いし、鋭い……!?)
聖良「……うん。サービスエース、いい感じです」
千歌(昨晩とまるで別人じゃん……すっごい上手くなってる。千歌、これ、本当に負けちゃうかも……?) ・
・
・
千歌「や、ぁっ!」カッ!
聖良「くっ!」コッ!
千歌「せぃ……やっ!」カァンッ!
聖良「……!」
千歌「はー……何とか勝ったぁ。ギリギリ……デュースまで持ち込まれるなんて」
千歌(……あれ。勝ったはいいけど、本当に勝って良かったんだっけ。また再戦させられるだけのような)
千歌(1ゲームですっごい体力使っちゃったし、これが何度も続くなんて……あ、でも次は本当の本当に勝てないかも)
聖良「……ふむ。――ありがとうございました、千歌さん。いいゲームでした」
千歌「あれ? 再戦しないの?」 聖良「したいですか?」
千歌「あぁ、いや、決してそんなことは! ……でも、勝つまでやるのかなって思ってたから」
聖良「あれを最後のゲームにするつもりでしたから。私も、体力的にそろそろ限界です。……まだまだですよね」
千歌「いえ十分すぎると思います」
聖良「ふー……ずっと運動して汗だくですね。お風呂、使わせてもらっていいですか。確か朝も開放してますよね」
千歌「あ、はい。じゃあ私も行きます。そういえば昨日はそのまま倒れちゃって入れてないし」
理亞「わ、私も、お風呂……」ズルズル カポーン…
千歌「はぇー……生き返るぅ……」
聖良「ふぅ……本当に。さすがに無理をしました、ここまで疲れたのは久しぶりです」
千歌「ホントですよ。まさか何度勝ってもずっと解放してくれないなんて……」
聖良「すみません。ついつい、性分で」
千歌「こんな負けず嫌いな人だって知ってたら卓球なんてしなかったのに……」
聖良「よく言われます。でも私は負けず嫌いなつもりなんて、ないんですけどね」
千歌「うっそだぁ!? こんな人はじめて見たってくらい負けず嫌いですよ、聖良さん!」
理亞「……」ポケー 聖良「千歌さんは嫌いですか? 負けるのは」
千歌「えー。そりゃあ、まあ。誰だって好きじゃないんじゃないですか。負けるのなんて」
聖良「私は好きですよ」
聖良「さっきのは何がダメだったんだろう、次はもっとこうしてみよう、相手はどうしているんだろう……」
聖良「負けるといろんな考えが頭を巡って、止まらなくて。それがすごく、楽しいんです」
千歌「……悔しいとか、ないんですか?」
聖良「もちろん悔しいですよ。でも、また挑めるじゃないですか。そう思うとワクワクしませんか?」
理亞「……」ブクブクブク… 千歌「あの、じゃあ。それじゃあ。……もう挑むチャンスがなくなっちゃったら、聖良さんは」
聖良「……ふっ」
聖良「何を選ぶかは自分次第です。さあ、次はどこへ行きましょうか。……ねえ?」
理亞「……」
千歌「聖良さん……」
聖良「ふふ。今日は本当に楽しかった。卓球、もっと練習して、また来ます。その時はもう一度、相手してもらえますか?」
千歌「……はい。千歌も、もうちょっと練習しておきます」
聖良「楽しみです」
聖良「はー……いいお湯。ここはやっぱり居心地がいい……」
千歌「……なんだかなぁ。敵わないや、聖良さんには」
〜1週間後〜
聖良「来ましたよ千歌さん。私が編み出した必殺技をぜひ受けてもらいます」
千歌「もうやだぁ。この人やだぁっ……」
おしまい >>18
千歌ちゃんとダイヤちゃんってかわいいよな >>32
眼科にいくことをおすすめします
それか脳神経外科 テニプリかなんかでこういう体力勝負仕掛けてくるやついなかったっけ? 子安時空の聖良さんならこんな感じでもおかしくないんじゃないかという気までしてきてしまった……
>>40 跡部よりもジャッカルや海堂のイメージ やっぱりアンチの言うことは気にしても意味ないとよく分かったスレ もちろん本人達は気付いてないが浴衣がはだけてぱいぱいでかみかんと函館でかメロンがこんにちはしとるんやろ? 読み終わったあとのスレタイのくそウザちかちゃんで笑う >>26でブクブクしてから理亞ちゃん息してないんだけど 乙、面白かった
あくまでもノリノリで勝ち続ける千歌ちゃんに草 代わりで理亞を連れてくるのはなんか違う
Aqoursの誰かにして欲しかった 聖良さんのお尻にピンポン玉をつめてボテ腹にしているのかと思ったら違った ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています