愛香「ヨハちゃんおかえり…って」ともりる(29)「愛香?」
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愛香「え、ちょ…だ、誰?どちら様?」
ともりる「愛香?私ですよ?」
愛香「あ、愛香!?なんで呼び捨て!?ってかだから誰!?」
ともりる「私です!ともりです!」
愛香「…へ…?くす、のき…なの…?」
ともりる「愛香…?どうしてその名前で呼ぶんですか…?だって私はもう─────」
愛香「あ、あのさ、なんでアンタそんなに髪長くなってるの…?」 ともりる「え…?それは…だってせつ菜の名残ですが…出来る限りキャラに寄せろって言ったのは愛香の方じゃないですか…」
愛香「そんな早く髪伸びるものなの…?」
ともりる「いやいや、髪に関して言うなら愛香だってそうですよ。どうしてロングにいきなり戻ってるんです?」
愛香「はぁ?私はずっとロングなんだけど?」
ともりる「えぇっ!?数年前からショートにしてるじゃないですか!」
愛香「切るわけないでしょまだAqoursの活動があるのに!!」
ともりる「……え」 愛香「えっ?私変なこと言った…?」
ともりる「まさか…」
ともりる「あの、今…何歳でしたっけ…?」
愛香「25、だけど…?」
ともりる「なっ……」ムニッ
愛香「ひゃっ!?」
ともりる「シミがない…シワも少ない…肌が綺麗…髪も長い…」ボソボソ
愛香「く、楠木!顔近いって!///」ドンッ ともりる「あ…すみません」
愛香「はぁ…別にいいけど…急にどうしたの?」
ともりる「信じがたい話ですが、落ち着いて聞いて下さい」
愛香「?」
ともりる「最初に…私の年齢は29歳です」
愛香「………は!?」
ともりる「ですので愛香の年齢は35歳のはずです」
ともりる「ですがここにいる愛香は25歳…」
愛香「それって……」
ともりる「愛香は、10年後の世界に来てしまいました」
愛香「え……?」 ええっ……(困惑)
こいつらいっつも時空ねじ曲げてんな 愛香「あ…あはは、な、何言ってるの?あ、アレだ、私を騙そうとしてるんだ!!」
ともりる「いえ、あの、本当にこれは…」
愛香「どーーせその髪もウイッグか何かでしょっ!」グイグイ
ともりる「きゃっ!い、痛い痛い!やめて下さい!!」
愛香「ちょ、は、外れなっ…ほ、ほんとに地毛なのこれ…」
愛香「(でも…確かに顔も大人っぽくなったっていうか…)」
愛香「……まさか!」ダッ
ともりる「あ、愛香!?どこに行くんですか!?」 〜善子部屋〜
ガチャ
愛香「もーっ!ヨハちゃん!変な事楠k……ってうええぇええ!?!?」
愛香「な、何で…?どうしてヨハちゃん部屋にせつ菜ちゃんのグッズがこんなに…」
スタスタスタ…
ともりる「…愛香がせつよし部屋にしてもいいって言ってくれたんです」
愛香「はぁ!?未来の私何言っちゃってくれてんの!?」
ともりる「とにかくそういうことなんです」 ガチャ
「ただいまー」
愛香「ハッ!こ、この声は…!」
ともりる「あ、善子ちゃん。お帰りなさい」
善子(26)「ええ。その様子だとともりも今帰って………こ、小林!?」
愛香「よ、ヨハちゃん…?そ、そのスーツ姿はなに…?」
善子「は、はぁ!?仕事から帰って来たの!小林こそどうして髪長くなってるのよ!?あと私は善子!…もう…やっとその名前で呼ばなくなったと思ってたのに…」
愛香「え……」ガタガタ
ともりも「…一旦リビングへ行きましょう。善子ちゃんにお話しないと」 >>9
✕ともりも「…一旦〜
〇ともりる「…一旦〜 〜リビング〜
善子「10年前の小林が来たですって?」
ともりる「はい。私が帰って来たら何故か…」
愛香「一瞬楠木がタイムスリップしたのかと思ったけど…ヨハちゃんがその格好だと私の方が来ちゃったんだなって…」
善子「どうしてこうなったのよ…小林、心当たりは?」
愛香「何も…洗濯物畳んでたら楠木が来て…っていう感じで」 ともりる「10年前ってことは、えっと…」
善子「2019年、初のラブライブフェスすらやってないわよ」
ともりる「えぇっ!?そんな前でしたっけ!?」
愛香「うん…まだやってない」
善子「となると小林が楠木って呼んでるのも当然ね…」
愛香「そうだ、どうして10年後の楠木は私のこと愛香って呼んでるわけ!?それを本当に許すのは未来の旦那さんだけって心の中で決めてたのに…!」 善子「……」
ともりる「……」
善子「…ともり、言ってもいい…?」
ともりる「…いえ、私から言わせて下さい」
ともりる「愛香。今のあなたにとっては信じられない話かもしれません。ショックを受けるかもしれません。嫌だったら10年前に戻ったら未来を変えて下さい」
愛香「は…?」
ともりる「私と愛香は…結婚しました」 愛香「え…?ちょ、な、何言ってるのかわからな、えっ?は?嘘でしょ?」
ともりる「……」スッ
愛香「……け、結婚指輪!?!?」
ともりる「すみません。でも、本当のことなんです」
愛香「ぁ…ぁ…」ガタガタ
ともりる「ですので私はもう楠木という名字ではありません」
ともりる「私の名字は小林なんです」
愛香「な……」 愛香「じゃあ…も、もしかして、私も楠木のこと…」
善子「ともりって呼んでるわ。私もだけど」
ともりる「小林はご家族と住んでいましたが、私と愛香が結婚すると同時に家族の方々は私達に家を譲ってくださいました」
愛香「……」
ともりる「…帰れるまでしばらくここにいることになりそうですから、慣れないでしょうし私は10年前同様、小林って呼びますね」
愛香「……よ」
ともりる「え?」 愛香「いいよ。信じられないし、嘘だと思いたいけど…私が楠k…いや、と、とっととっ、ともり……に合わせる、から…」
ともりる「そんな…いいんですか?」
愛香「い、いいよ別に…しばらく住ませてもらうのは私の方なんだし」
ともりる「…ごめんなさい、ありがとうございます」
愛香「……///」カァァァ
善子「……ねぇ」コソッ
ともりる「はい?」コソッ 善子「10年前の時点でもう脈アリだったんじゃない?」ニヤニヤ
ともりる「なっ、な、何言ってるんですか!!///」
善子「下の名前で初めて呼んだ時の小林もこんな感じだったわね…」クスクス
ともりる「も、もう…やめて下さいっ…///」
愛香「ふ、二人ともなにコソコソ話してるの!?私も混ぜてっ!」
善子「いーえ。何でもないわよ」
愛香「何でもあるでしょヨハちゃぁあん!!」
善子「だから私は善子っっ!!」 ともりる「さて、夕飯の支度でもしますかね」
愛香「私も手伝う」
善子「あー!」
こばりる「?」
善子「確か牛乳切らしてるのよ、今日の夕飯カレーでしょ?買って来なくちゃ」
愛香「ヨハちゃん買って来てくれるの?」
善子「私、部屋でやらなきゃいけない事があるの。二人で行ってきて?」
ともりる「えっ」
善子「……」ニヤニヤ
ともりる「……愛香、行きますよ」グイッ
愛香「う、うん…」 〜スーパー〜
ともりる「さて…何本買いましょうかね」
愛香「一本でいいんじゃない?」
ともりる「それじゃすぐ使い切ってしまいますよ。愛香は毎朝牛乳飲んでますから」
愛香「へ?私が?」
ともりる「あれ、10年前は飲んでなかったんですか?」
愛香「そんな頻繁には…」
ともりる「健康の為とか言っておいて、胸を大きくしたくて牛乳ばっかり飲んでるんです。何年経っても効果ゼロですけど」
愛香「!?」 ともりる「全く、可愛いですよね。諦めが悪いんですから…あ、10年前とはいえ本人に言うのも何だか変ですね」クスッ
愛香「(か、かわ…!?可愛いって…///)」
愛香「あ、あの、さぁ…///」キュッ
ともりる「どうかしました?」
愛香「調子、狂うから…軽率にそういうこと言うのは、ちょっと…///」
ともりる「え?私何か言いましたっけ?」
愛香「い、言ったでしょ!?か、可愛い…とか何とか…」ボソボソ ともりる「あはは。日常茶飯事ですよ、10年後では」
愛香「は!?そんなベタベタしてんの…?」
ともりる「変な目で見られたり、揶揄われるから外ではやるなってよく言われちゃうんですけどね…ついついちょっかい出したくなっちゃうんです」エヘヘ
愛香「な、何を言って…///」
ともりる「えへへ…すみません」ニコッ
愛香「(こ、こんなのっ…こんなの楠木じゃないっ……!!///)」 〜外〜
ともりる「牛乳買いに行っただけなのに買いすぎてしまいましたかね」
愛香「大丈夫?結構重そうだけど」
ともりる「ラブライブのお陰で充分鍛えられましたから。全然余裕ですよ」
愛香「私片手空いてるから持つって」グイッ
ともりる「あ……」
愛香「ふー、余裕余裕…」
ともりる「10年後の愛香だったらダメダメですけどね。もう四捨五入して40ですからw」
愛香「こっ、このクソgっ…!!」
ともりる「懐かしいですね、それ」アハハッ 愛香「…10年後の私は、もう言わなくなったんだ」
ともりる「今の私もう29ですよ?ガキじゃありませんって」
愛香「ふ、ふーん…」
ともりる「久しぶりに聞けたので何だか嬉しいです」ニコッ
愛香「あっそ……」
愛香「(素直になりやがって……///)」
愛香「(……生意気で素直じゃない奴って思ってたけど…)」
愛香「(それってもしかして、10年前の私にも言えることなんじゃないかな……)」 時間跳躍よりも次元の壁越えちゃってる事のほうがヤバくないですかね… 〜家〜
こばりる「ただいま〜」
善子「え、そんなに買ってきたの?帰り遅いなとは思ったけど…」
愛香「うん、ヨハちゃんが好きないちごも買ってきたからね〜」
善子「本当?ありがと」
ともりる「急いで作るから待っててね」
善子「えぇ」カタカタ
愛香「…ヨハちゃん何してるの?」
ともりる「あぁ、言ってませんでしたね」
善子「教師になったのよ。部活の顧問もやってるしプリント作ったりするのは家でしか出来なくて」カタカタ 愛香「そうなの…?ヨハちゃん、大変じゃない…?無理しないでね…」ナデナデ
善子「っだあぁあー!!だからその名前で呼ぶのやめなさいよっ!」
愛香「善子ちゃん♡」
善子「うっ…何かまだ寒気がするけどまあいいわ…」
ともりる「……」ムーッ
善子「…ほら、行きなさいよ」トンッ
愛香「え?」
善子「未来のお嫁さんが嫉妬してるわよー」カタカタ
愛香「っ……!よ、ヨハちゃんまでぇっ〜〜〜!!!///」
善子「だから私は善子よっ!!!」 人格も次元も時間も跳躍したデタラメ時空なのになんでこんなに自然に受け入れられるんだろう… 〜台所〜
トントントン…
愛香「……」ポケー
ドボドボドボ…
ともりる「…愛香!!牛乳溢れてます!」
愛香「えっ?あっ!!ごめん!」フキフキ
ともりる「これは最初から作らないとどうにもならなそうですね…」
愛香「ホントごめん…今日の私、ちょっと変みたいで」
ともりる「…動揺して当然ですよ、私が同じ立場だったらきっと…」 愛香「……」
ともりる「私も一緒に拭きますね」フキフキ
愛香「うん……」フキフキ
ピトッ…
ともりる「あ、ごめんなさ─────」
愛香「っ……///」ボッ
ともりる「…愛香?」
愛香「ちょ、ちょっと距離、近くない?///」オロオロ
ともりる「…?そうでしょうか…」
愛香「な、何か近い!近く感じるのっ!///」
ともりる「すみません……」サッ >>42
子供ももういる(善子、せつ菜)しそろそろ孫の顔が見れるようになるな 愛香「(普通の友達だったらこんな顔熱くならないはずなのに…どうして楠木には…)」
愛香「(そうだよ、結婚してるなんて言われたら意識するに決まってるじゃん…!)」
愛香「(10年前の世界に戻ったら楠木とまともに話せるかな…)」
愛香「ハァ……」
ともりる「……今日は全て私が作りますから」
愛香「えっ?」
ともりる「休んで下さい。混乱してるのにお料理手伝ってもらおうなんて思ってしまって…すみませんでした」 〜リビング〜
善子「昔から思ってたけど…小林って本当にヘタレよね」カタカタ
愛香「ヨハちゃんだってヘタレでしょ〜…?」
善子「だから私はよs…」
ガチャ
「ただいま〜」
善子「あ、せつ菜。おかえり」
せつ菜「善子さん。今日は早かったんですn……って小林!?どうしたんですかその髪!!」
愛香「へ…?せつ菜ちゃん…?」 この小林はヨハちゃんの次くらいにともりるが好きなんかなあ 善子「まだ言ってなかったわね。せつ菜もここで暮らすことになったのよ。ほら、せつ菜とともりって一緒に住んでたじゃない?」
愛香「あ、あぁ…なるほどね…」
せつ菜「そ、それよりこの小林について説明して下さい!私が一緒に住んでることも知らないみたいだし…」
善子「10年前から来たのよ」
せつ菜「え、えぇっ!?どうして…」
愛香「さあ…私が知りたいよ…」 せつ菜「こんなの漫画とかアニメでしか見たことありませんよ!」
善子「まず私達が次元を越えてるってところで既におかしいんだけどね…」ボソッ
愛香「え?」
善子「何でもないわよ」カタカタ
せつ菜「確かによく見るとお若いですし…本当に10年前から来たみたいですね。何だか変な気分…」
愛香「せつ菜ちゃんごめんね〜…しばらくお世話になるよ」
せつ菜「あ、はい!」 善子「せつ菜、今日大丈夫だった?」
せつ菜「はい!とっても良い方々ばかりで…転職して正解でした」
愛香「転職…?」
善子「せつ菜は今日から新しい職場になったのよ」
愛香「そうなの?」
せつ菜「えへへ…」
善子「今時ブラック企業なんて…もうとっくに無くなったかと思ったわ」 愛香「ブラック企業…!?せつ菜ちゃん大変だったね…」
せつ菜「あはは…私は別に今まで通りで良かったんですけど、家で会社の話してたら小林が『そんな会社辞めろ』って騒ぎ出して…」
善子「ほんと私達のこと自分の子供のように細かいところまで心配するんだから…」カタカタ
愛香「で、でも流石にブラック企業は駄目でしょ!」
善子「まあね…」カタカタ
ガチャ
ともりる「夕飯できましたよ〜…あ、せつ菜!おかえりなさい」
せつ菜「ただいま、ともりさん!」
善子「それじゃ、いただきましょ」 きゃんよしせつりる「いただきまーす」
ともりる「……」ジーッ…
愛香「モグ…」
ともりる「……」ハラハラ
愛香「うっ……!?」
ともりる「…不味かった、ですか…?」
愛香「うっっっま……!?」
ともりる「え……!」パァァァ…
愛香「な、何コレ、どうしたらこんなに美味しくなるの…?」 善子「よかったわね、ともり」
せつ菜「カレーから大好きの気持ちが伝わったんですね!」
愛香「うま…」モグモグ
ともりる「そ、そう言っていただけて嬉しいです…!///」
愛香「(こんな美味しい料理、毎日食べられるなんて…10年後の私が羨ましいな…)」
愛香「(10年前に戻って楠木と結婚すればまたこんな風に…///)」
愛香「(って、何考えてるの私!あんなクソガキと結婚なんてごめんだよ!!)」 〜食後〜
善子「そういえば、小林とともりが買い物に行ってる間お風呂沸かしておいたわよ」
ともりる「ありがとう善子ちゃん」
善子「私まだ仕事残ってるからお先にどうぞ」
愛香「どうする?」
善子「あ、一つ言っておくと小林とともりはいつも二人でお風呂入ってるわよ」
愛香「えっ!?///」
ともりる「よ、善子ちゃん…!///」 ともりる「今日は…別々に入るから」
善子「ふーん…?あっそ」
せつ菜「で、誰が最初に入ります?」
愛香「…と、ともり」
ともりる「はい…?」
愛香「一緒に…は、入ろ…?」
ともりる「…え?///」
愛香「(あ…あれ!?どうして言っちゃったんだろ…)」
愛香「ともりが寂しそうな顔したから…///」
愛香「(な、何言ってるの私……!!)」
ともりる「っ…じゃあ、はい…」
せつよし「……」ニヤニヤ 〜脱衣所〜
ヌギヌギ…
愛香「あんまり見ないでよ…?見て良い気分になれるような身体じゃないから…///」
ともりる「そんなこと、ないですよ…///」
愛香「(は、恥ずかしい…こんな真っ平らな胸見られるなんて…)」
愛香「(楠木の身体ってどんな何だろう…お、大きいのはわかってるけど…)」チラ…
ともりる「ひゃっ///」サッ
愛香「ち、違う!見えてないから!大丈夫!///」
ともりる「……///」ドキドキ
愛香「(一瞬だったけど結構見えちゃった…)」
愛香「(なにあの身体つき…エロすぎる…っ///)」 ともりる「……///」ヌギヌギ
愛香「(バレないように、もう一度っ…)」チラ…
愛香「(…ぜ、全裸っ…!!!///)」ジーッ
ともりる「あ、あの…」
愛香「な、なに!?」プイッ
ともりる「あ、愛香も早く…全部脱いで下さい…///」
愛香「う、うん!ごめん!」ヌギヌギ
ともりる「……先に湯船、浸かってますね」 〜風呂場〜
愛香「は、入るよ…?」
ともりる「どうぞ……」
ザバァ…
愛香「…狭くない?」
ともりる「慣れてますから…」
愛香「そ、そう…」
ともりる「……///」
愛香「……///」
ともりる「み、見ました…よね?」
愛香「へ!?なっ、なにを?」
ともりる「私の、身体…///」
愛香「っ……///」ゴクリ 愛香「だ、だって気になっちゃうでしょ…?///」
ともりる「どう、でしたか…?///」
愛香「えっ…?」
ともりる「私の身体、変じゃなかったですか…?///」
愛香「…え、えっと…」
愛香「変じゃ、なかったよ…?///」
ともりる「なら、よかったです…」
愛香「そ、その…何ていうか…」 >>40
1.5次創作って呼んでるわ
原作はあっても、それはあくまでベースとして作られてるオリジナルの話 愛香「大きくて…う、羨ましいっていうか…うん、そう///」
ともりる「そうですか…///」
愛香「…こうf…」
愛香「いや、なんでも…」
ともりる「?」
愛香「(興奮なんてしてない…!私はヨハちゃんをオカズにしてるんだから…っ)」
愛香「(それにしても…)」
愛香「あ、あのさぁ!」
ともりる「はい…?」
愛香「10年後の私と、一緒にお風呂なんか入って…ナニしてるの…?」 ともりる「と、特になにもしてないですよ…!?///」
愛香「反応わかりやすすぎるのっ…」
ともりる「っ……///」
愛香「で、ナニしてるの…?」
ともりる「…言いたくないです、恥ずかしい…///」
愛香「……い、言って、よ…///」
ともりる「嫌ですっ…///」
愛香「……気になるんだけど///」 ともりる「……こう、やって…///」キュッ
愛香「!」
愛香「(手……)」
ともりる「私がお風呂の中で愛香の手を握って甘えると…頭撫でてくれるんです…///」
愛香「へ、へぇ……///」
ともりる「引きましたか…?///」
愛香「ひ、引いて、ないよ…?///」
ともりる「…耳元で名前を囁いてくれて…優しく身体を触ったりとか…///」
愛香「……どんな、感じで…?///」 ともりる「……///」スッ
愛香「……///」ドキッ
ともりる「ゆっくり、掌で…撫でるように…んっ…///」
愛香「結構…際どいところまで触るんだね…?///」
ともりる「変なところも…触ってくれますよ…?///」
愛香「っ、よ、ヨハちゃん達にバレてるんじゃないの…?///」
ともりる「そう、かもですね…///」
愛香「他には…?///」
ともりる「軽く…キスしてくれたりとか…///」
愛香「ふ、ふうん…///」サワ…サワ…
愛香「(肌、スベスベ…ずっと触ってたい…///)」 愛香「(胸、柔らかいんだろうなぁ…///)」モミッ…
ともりる「んんっ…あんっ!♡///」
愛香「ハッ!ご、ごめん!」パッ
ともりる「い、いえ…///」ハァハァ
愛香「よ、ヨハちゃん達待たせちゃ駄目だからさっ!早く身体洗って上がろう!///」ザバッ
キュッ、シャー…
ともりる「はい…」
愛香「(胸メチャクチャ柔らかかった…///)」ワシャワシャ
愛香「(触った感触が、まだ手に残ってる…///)」ワシャワシャ 〜リビング〜
ガチャ
愛香「ただいま戻りました〜」
善子「随分遅かったじゃない」
ともりる「そ、そうですかね?」
せつ菜「では次お湯いただきますね」
善子「はーい」カタカタ
愛香「…ヨh…善子ちゃん、まだ終わらないの?」
善子「ううん。仕事はとっくに済ませたわ。調べようと思って」
ともりる「何を調べてるんですか?」 善子「過去に小林と同じような状況に陥った人がいないかなって」
愛香「そこから手掛かりを掴むってこと?」
善子「そういうこと。任せて、ネットサーフィンは大得意だから」カタカタ
ともりる「今のところどんな感じですか?」
善子「キーワードを変えてもヒットしないわね…ツイッターやその他のSNSでも検索する必要があるわ」カタカタ
愛香「…ごめんね、ヨハちゃん」
善子「謝ることないわ。いくらでも協力する」カタカタ
愛香「ありがとう…」 こっちのきゃんが向こうに行ってたらやべぇな
善子ちゃん呼びで涙目になってそう 〜寝室〜
愛香「(お言葉に甘えて私だけ先に寝かせてもらおうと思ったけど…)」
愛香「……10年後の私が楠木と同じベッドで寝てるとか聞いてないって…」モゾモゾ
愛香「……」
愛香「…すっごい良い匂いする…///」ボソッ
愛香「っ……」クンクン
愛香「ハァハァ…♡」クンカクンカ
ガチャ
善子「小林ー?」 愛香「ハッ!なぁにヨh…善子ちゃん!」ガバッ
善子「顔赤いけど大丈夫なの…?」
愛香「えっ?大丈夫大丈夫!!それにしてもどうしたの?」
善子「流石に一緒に寝るのは無理があるっていうか…平気なのかってともりが心配してて」
愛香「えっと…」
愛香「(楠木と寝るの…嫌だってわけじゃないし…一緒に寝ても良いって言ったら勘違いされるかもだし…)」
善子「他に部屋はもうないから…この部屋じゃ落ち着かないと思うし、私と寝てもいいわよ」
愛香「よっ、ヨハちゃんと、寝っ!?!?????!?」ハァハァ
善子「…ほら、早く私の部屋に来なさい」ハァ…
愛香「うんっ♡ヨハちゃん♡」ルンルンッ
善子「だから私は善子よっ!!!」 ともりる「……部屋から出て行ったみたいだね」
せつ菜「ともりさん…」
ともりる「せつ菜、そんな顔しないで。10年前の愛香は私より善子ちゃんの方がずっと好きだったんだから。仕方ないよ」
せつ菜「その言い方だと、まるで…」
ともりる「…10年前の私に、素直になれって言えたらいいのに」
せつ菜「10代の頃から、ともりさんは小林のこと…」
ともりる「……気付いてなかったんだよ、あの頃は」 いつも思うけどトライアングルが完成しちゃってるせいでいつもせつ菜の影薄いよな せつ菜も心の奥でともりるに捻じ曲がった愛情を持ってて欲しくはある すみません、今日はここまでにさせて下さい。
また明日書きます! >>88
せつ菜ちゃんはこのトライアングル含めともりるの事が好きだからな 〜翌朝〜
ガバッ…
愛香「ふわぁ〜…」
ガチャ
善子「あ、小林。やっと起きたわね」
愛香「ヨh…善子ちゃん、おはようぅ…」
善子「ともりが朝食用意してくれてるから早く食べなさい」
愛香「えっ!?どうしよ…私何も手伝ってない…!」
善子「気にすることないわ。ほら早く」
愛香「はぁ〜い」スタスタ… 〜リビング〜
愛香「おはようせつ菜ちゃん、と、ともり……」
せつ菜「あ、おはようございます小林」
ともりる「おはようございます。ご飯そこにラップして置いてあるので」
愛香「ありがとう、あとごめん。何も手伝えなくて」
ともりる「気にしないで下さい。10年後の愛香もこんな感じですから」クスッ
愛香「そうなの!?……10年後は気をつけます…」
ともりる「……えっ」
愛香「えっ?」 愛香「あっ…」
愛香「(ヤバい、まるで10年後に戻れたらちゃんと楠木と結婚するみたいな言い方を…!!)」
愛香「も、もしも結婚しちゃったらの話だからっ!!いただきます!!」モグモグ
ともりる「……」
せつ菜「…ともりさん?」コソッ
ともりる「大丈夫だよ、せつ菜」ニコッ
善子「………ハァ…」 善子「そうだ、小林」
愛香「なぁに善子ちゃん」
善子「あなた今日久しぶりに仕事入ってるはずなんだけど…」
ともりる「あ、そうですね。やっと仕事来たってこの前喜んでました」
愛香「久しぶりって…何の仕事?」
ともりる「ラブライブフェス第2弾の打ち合わせです」
愛香「えっ!?」
せつ菜「今日はAqoursのみなさんだけで集まる日みたいで」
善子「その髪とかピチピチの肌とか…何とかして誤魔化しなさいよ」
愛香「そ、そんなぁ……」 善子「無理だとか言わないで。打ち合わせとはいえ、やっと来た仕事をキャンセルしたらマネージャーさんに怒られるわよ?」
愛香「ぐすっ…私は10年前から来たのにぃ…」
せつ菜「小林!大好きの気持ちがあれば大丈夫です!」
愛香「それだけで何とかなるのかなぁ…」
せつ菜「うっ……」シュン…
ともりる「とにかく頑張って行って来て下さい。お弁当作りましたから」
愛香「ともりぃ……」 〜数時間後〜
愛香「それじゃ…行ってくるね…」
善子「そんな顔するんじゃないわよ小林」
せつ菜「大好きの気持ちがあれば笑顔になれますよ!」
愛香「こんな状況で誰に対して大好きって思えばいいのぉ〜!?」
善子「10年前ってことは……はぁ、私でいいわよ」
愛香「…!うんっ♡ヨハちゃんに大好きの気持ちをぶつけながらお仕事頑張って来るね♡」
善子「意味わかんないわよ、それ…」
愛香「行ってきまーーす!」
ガチャ、バタン… 善子「……」チラ
ともりる「……」
善子「…変わったようで、実は全く変わってないわね」
ともりる「え…?」
善子「ともり。アンタのことよ」
ともりる「私…ですか?」
善子「そうよ。10年前から来た小林とはいえ、嫉妬してるならちゃんと言いなさいよ」
せつ菜「そうですよともりさん!大好きの気持ちはきちんと伝えないと!」 ともりる「…でもあの小林は善子ちゃんのことが一番ですから」
善子「未来が変わってもいいの?」
ともりる「未来…?」
善子「このまま10年前に帰って、好きだって気持ちを伝えられないまま恋を終わらせるつもり!?」
ともりる「っ……」
善子「チャンスじゃない、ともりと結婚した10年後の世界に来たなら小林を思いっきりドキドキさせてみなさいよ!」
せつ菜「実は10年前…思ってました、私」
ともりる「せつ菜…?」
せつ菜「小林はまんざらでもないと思います」
ともりる「…え……?あはは、そんなわけ……」 せつ菜「そんなわけあります!…小林もともりさんも、不器用なだけで大好きな気持ちは一緒なんだって私…気付いてました」
善子「いい?小林に恋を自覚させないと10年後の世界…ここにいる私達は消されるかもしれないの」
善子「覚えてるでしょ?どちらから想いを告げたか────」
ともりる「覚えてます、けど…」
善子「だったら大丈夫よ。ともり、小林が仕事から帰ってきたら頑張るのよ」
ともりる「っ……はい」 善子「さて、なら私は仕事休みだし…小林が帰れるように準備しないと」
せつ菜「え…手掛かり掴めたんですか?」
善子「いいえ。いい案がないか、相談してくるわ」
ともりる「誰に?」
善子「まあ、そんな大した人じゃないわよ、手軽に会えるから。じゃあね」スタスタ
ガチャ、バタン…
ともせつ「……?」 〜カフェ〜
ダイりこ「え!?10年前から小林が!?」
ダイヤ「なんとも信じがたい話ですが…」
梨子「善子ちゃん、本当なの?」
善子「嘘ついてどうするのよ!…ま、最初は私も騙されてるんじゃないかって思ってたけど」
梨子「10年前って…もうすぐ私の誕生日だから今の私、当時の梨香子さんと同い年なのね…」
ダイヤ「今のわたくしなんて10年前の有紗さんより年上ですわ!」
善子「何だか変な気分になるわね…」
梨子「それで、どうして今日は私とダイヤさんを?」 善子「本当はAqoursメンバー全員に相談したかったんだけど…私にとって会いやすい東京にいるのはダイヤと梨子だけじゃない?わざわざ全員集合してもらうのは申し訳ないなって」
ダイヤ「なるほど…相談には乗りますが、わたくし達には何も出来そうにないですわ…」
善子「相談に乗ってもらうだけでいいの!小林と会話したことのある人から手掛かりを何か掴めないかなって…」
梨子「…善子ちゃん、小林のこと本当に大切に思ってるのね」ニコッ
ダイヤ「そうですわね。昔から思ってましたわ」フフッ
善子「なっ!あ、当たり前でしょ!?///小林がいなければ私は…」
ダイヤ「いいですわよ。何かしらの手掛かりを掴んでみせますわ!」
梨子「うん!」
善子「二人とも…ありがとう」 ダイヤ「まず、10年後の世界に来る前小林は何をしていたのか聞きましたか?」
善子「ええ。洗濯物を畳んでいたら10年後のともりが家に帰って来たらしくて」
梨子「それまで小林は何の変化も感じてなかったの?」
善子「多分…仕事がない日は基本的に外から出ないし、部屋も10年前から変わってないから」
ダイヤ「ふむ…ということはともりさんが帰ってくる前にはこちらの世界に来ていたと…」
梨子「明確な時間を特定するのは難しそうね…」
善子「はぁ…こんな情報だけで10年前に戻らせることが出来るのかしら…」
ダイりこ「……」 ダイヤ「では次に10年前と今で小林にとって何が変わったかわたくし達で出してみましょう」
梨子「仕事が激減したとか…?」
ダイヤ「いつだったか髪もバッサリ切りましたわね」
梨子「あと…老けた…?」
ダイヤ「それくらいしか出てきませんわね…」
善子「ちょっと!重要なこと忘れてるわよ!」
ダイりこ「へ……?」
善子「小林とともりが付き合って、結婚までしたじゃない!!」
ダイりこ「あっ……!!」 ダイヤ「そうですわ…!すっかり忘れてましたわ…!」
善子「ちょっとぉ…結婚式まで来てたじゃない…」
梨子「仕事が激減、髪を切った、老けた、ともりさんと結婚…この中で特に重要なのは結婚かしら…」
ダイヤ「10年前から来て一番最初に会ったのもともりさんみたいですし…」
梨子「……原因はともりさんにあるとか…?」
善子「うーん…だとしたらどうして?小林が自ら来るはずがないし、一体誰が何の目的で…」 ダイヤ「小林とともりさんの関係性の変化について思い出してみましょう」
梨子「小林はともりさんと知り合いになった頃、仲悪いイメージあったわね」
善子「初めは本当に小林はともりのこと憎んでたような感じだったわね…」
ダイヤ「ですが…いつからでしょうか、二人の雰囲気が変わったといいますか…」
梨子「恋仲っぽくなったよね」
ダイヤ「それでも喧嘩のようなものは何度も見てきましたわ」
善子「……あれ…?」 ダイヤ「しかし驚きましたわ。ある日突然付き合いだして」
梨子「その前日まで言い合いなんかして…呆れた目で見てたところで報告受けたもんね…」
善子「……?」
ダイヤ「懐かしいですわね、小林もともりさんも照れてしまって、結局報告したのは善子さんとせつ菜さんでしたから」
善子「……まさか…」ボソッ
梨子「初々しい二人、微笑ましかったよね」
善子「そういえば……」ボソッ
ダイヤ「…善子さん?どうかされました?」
梨子「眉間にしわ寄ってるけど…」 善子「……あ…」
梨子「…善子ちゃん?」
善子「わ、わかったわ……」
梨子「え?原因がわかったの?」
ダイヤ「教えてくださいな」
善子「わ、わかったわ…時間を操れる人…つまり、犯人よ…」
ダイヤ「犯人……?」
善子「時間を操るなんてそんなこと出来る人、一人しかいないでしょう…?」
ダイヤ「…なっ……!」
梨子「善子ちゃん、それってまさか…!」 善子「この世界の誰かが小林を引き寄せたんじゃない、10年前の世界からこの世界に小林を転送したのよ!」
ダイヤ「やっぱりその方って…!」
善子「私、確かめて来るわ。お代はこれで。お釣りはいらないから!二人ともありがとう」ダッ
梨子「一人だけ転送出来てもおかしくない人がいる…」
ダイヤ「…やはりあの方にしか出来ないことですわね」
梨子「でも、どうして10年後の世界に…?」
ダイヤ「さぁ…意図的に、という可能性もありますが……」
ダイヤ「あの方のことですから────失敗、という可能性も充分ありますわ」 〜会議室〜
ガチャ…
愛香「こ、こんにちはー…」
杏樹「あ!あいきゃん久しぶりー!」
愛香「う、うん!久しぶり!」
愛香「(うわー…みんな老けたなぁ…)」
ふりりん「…あいきゃん?」
愛香「おぁっ!?あ、あいあいも久しぶりー…」
かなこ「久しぶりってほどでもなくない?」
ふりりん「二週間前一年生で会ったばっかりじゃんw」
愛香「あ、あっははは!そうだったー!!」ケラケラ
有紗「あれー?あいきゃん…?」スタスタスタ 愛香「あ、有紗!有紗…は、久しぶり…かな?」
有紗「うん、そうなんだけどさー、髪どうしたの?」
愛香「そ、そうなの、髪伸びちゃってさー!フェスあるし丁度いいよねぇー!!」
有紗「この前ツイッター更新してたじゃん?その時と長さがあまりにも違うなって」
ふりりん「ね、今言おうと思ったんだけど」
愛香「っ!?そ、そんなことないんじゃないかなー!?」
有紗「ほら」スッ
愛香「(みっ、短すぎるっ……!!)」 キャスト あいきゃん呼び
キャラ 小林呼び
これがもうデフォになってるのか Aqoursでも礼儀正しい二大巨頭が小林呼びしてるの草 愛香「(あと私超老けてない!?加工してるけどバレバレじゃん…!)」
かなこ「…人ってこんな急に髪伸びるものなの?」
愛香「ね、ねー!!私もビックリだよー!!アハハハ!!!」
ありふりかなこ「…?」
すわわ「あいきゃーん、最近はどうなの」ダキッ
愛香「お、おすわ…!最近って?」
朱夏「決まってんじゃーん、ともりちゃんとの結婚生活♡」
愛奈「やだもうこっちが照れちゃうじゃな〜〜い!!!wwwピィーーーーーーー!!!!wwww」
杏樹「そーだよ、ともりちゃん恥ずかしがって全然教えてくれないんだよー!」
梨香子「教えろし……w」 愛香「えぇ〜?た、大したことないよ〜??」
朱夏「嘘つけぇ〜!イチャイチャしてるんでしょ〜?w」
愛香「(まだ1日しか結婚生活味わってないのに深くわかるもんかっ!)」
ふりりん「やっぱさ〜、一緒にお風呂とか入っちゃったりするの?w」
愛奈「お、おふっwお風呂www」
有紗「えー…いくら夫婦でもそれやってたら引k」
愛香「そ、それは…まあ……///」 ふりりん「ま、マジか〜wマジかよ〜www」
かなこ「やっば…」
すわわ「え…」
愛奈「やだもう破廉恥だわ〜〜〜!!www」
杏樹「い、一緒にお風呂って…///」
朱夏「きゃん変態じゃ〜んwww」
梨香子「……w」
愛香「ふ、夫婦なんだから当たり前でしょ!?///」
ガチャ
スタッフ「失礼しまーす」
9人「はーい!」スタスタスタ… スタッフ「という流れで────」
愛香「(どうしてさっきはあんなことを…言うつもりなんてなかったのに)」
ともりる『ゆっくり、掌で…撫でるように…んっ…///』
ともりる『変なところも…触ってくれますよ…?///』
ともりる『んんっ…あんっ!♡///』
愛香「っ〜〜〜!!///」カァァッ
スタッフ「…小林さん?」
愛香「へっ?あ、な、何でもないです!」
愛香「(……どうして楠木のことばっかり…///)」 〜小林家〜
ガチャ、バタン!
善子「わかった!わかったわよともり!」
ともりる「えっ!?」
せつ菜「手掛かり掴めたんですか?」
善子「手掛かりどころじゃないわ…全てわかったの」
ともりる「全て…?」
善子「小林をここに連れて来た犯人よ…」
せつ菜「それって誰なんですか!?」
善子「ただ、100%その人だとはまだ言えないわ」
ともりる「どういうことですか…?」
善子「私の部屋に行って、確かめてみる」
善子「…もう時間はないわ。ともり、小林が帰って来たら完全に堕としてみせるのよ」タッ
ともりる「は、はい…」 〜善子部屋〜
善子「絶対どこかにあるわ…」ガサゴソ
善子「捨てていないはず…」ガサゴソ
ドサッ…
善子「!」スッ
善子「これ…これだわ…」
善子「っ……」ペラペラペラ…
善子「……恐らくこれね…」
善子「これで犯人は確定したわ…」
善子「でも……」 〜リビング〜
ガチャ…バタン
愛香「た、ただいま…」
せつ菜「おかえりなさい小林」
ともりる「どうでしたか?」
愛香「みんな老けててビックリだよ…20代って超若いね…」
せつ菜「若返ってることに関しては何も言われませんでしたか?」
愛香「うん、そこは何とか誤魔化せたよ」
愛香「…ところでヨハちゃんは?」
ともりる「部屋で何かしてるみたいです。愛香がどうしてここに来たのかわかったみたいで」
愛香「えっ…!?」ダッ 〜善子部屋〜
ガチャ
愛香「ヨハちゃん!」
善子「…善子よ」カキカキカキ…
愛香「勉強…してるの?」
善子「小林」クルッ
愛香「な、なに?」
善子「…明日、10年前に戻るわよ」
愛香「あ、明日!?」
善子「急だけど…早くしないと仕事や生活にどんどん支障をきたすことになるわ」
愛香「そっか…」 善子「だから今、私はその準備をしているの」
愛香「へ…」
善子「急だけど今夜、一度沼津へ帰るわ」
愛香「え、ど、どうして!?」
善子「必要な物を取ってくるのよ」
愛香「必要な、物…?」
善子「儀式を行うわ」
愛香「ぎ、儀式…って」
善子「────堕天使ヨハネ、再び堕天降臨よ!」ニコッ 〜数時間後〜
愛香「ヨハちゃん、いってらっしゃい」
せつ菜「善子さん気をつけて下さいね!」
善子「ええ。それじゃちょっと行ってくるわね」
ガチャ、バタン…
善子『今日はともりとお風呂に入るのはもちろん…同じベッドで寝なさいよ?』
愛香「っ……///」
ともりる「…愛香」
愛香「え、な、なに!?」
ともりる「晩御飯、早めに作ったので…お腹空いてますか?」
愛香「うん…お腹、空いてる…」 愛香「……」パクッ
ともりる「明日、帰っちゃうんですよね」
愛香「うん…」モグモグ
ともりる「…なので、愛香が好きな唐揚げにしてみました」
愛香「…美味しいよ、ともり…」
ともりる「ありがとうございます。嬉しいです…」
愛香「(おかしい…何でだろう、どうしてだろう)」
愛香「(帰らなきゃいけないのに──────)」 ともりる「…あ、あのっ」
ともりる「お、お風呂…一緒に入ってくれませんか…///」
愛香「……っ」ゴクリ
せつ菜「……」ハラハラ
愛香「…い、いいよ…最後だし…///」
せつ菜「!!」ガタッ
せつ菜「私、もうお風呂沸かしておいたんです!お皿洗いは私がしますので、お食事が終わったら二人で入って来て下さい!」
愛香「う、うん…」
ともりる「せつ菜、ありがとう…」 〜風呂場〜
ザバァ…
愛香「……///」ドキドキ
ともりる「……///」ドキドキ
愛香「あの、さぁ…」
ともりる「はい…?」
愛香「どれくらいの、頻度なの?」
ともりる「な、何がですか?」
愛香「その…お風呂で…10年後の私…と、ふ、触れ合う…?っていうか…///」
ともりる「え…///」 ともりる「……毎日…///」ボソッ
愛香「っ……///」
ともりる「気持ち悪い、ですか…?///」
愛香「…寂しく、ない?」
ともりる「え…?」
愛香「代わりって言ったら…変だけど、10年前の私で良ければ…」
ともりる「……は、い…///」
愛香「っ……///」ゴクリ
愛香「さ、触るよ…///」サワ…
ともりる「っん♡ぁっ…!♡」ゾクゾクッ♡
愛香「(楠木の為なんかじゃない、自分が触りたかっただけなんだ……)」 ともりる「んっ♡んっ…♡あんっ!♡」
愛香「…ともり…///」ボソッ
ともりる「あ、あいっ、あいかっ…♡」
愛香「声、可愛い…ね…?///」サワサワ…
ともりる「ぅっ…♡はぁっ…♡♡き、いて、ない、ですっ…///」
愛香「え…?///」サワ…
ともりる「10年前の…愛香って…こんなに私にっ…♡♡あぁっ…!♡」
愛香「っ…うるさい口は塞ぐよ…?///」サワ…サワ…
ともりる「塞いで、くだ、さぃっ…♡」ハァハァ 愛香「っ……///」ゴクリ…
ともりる「っ……///」
愛香「(ともり……)」
愛香「っ……///」プルプル
チュッ…
ともりる「…あい、か…♡」
愛香「ともり…///」
愛香「(私、今ともりと……///)」
ともりる「あいか…幸せです…もっと…♡」
愛香「ともりっ…///」モミッ
ともりる「あぁんっ!♡あいっ♡あいかぁっ!!♡♡♡」
愛香「シッ…せつ菜ちゃんに聞こえちゃう…」ボソッ
ともりる「らってぇっ…!♡きもちぃっ…!!♡♡」 >>164
そうか今の俺らは10年前の俺らなのか… >>168
ああ『I live, I live LoveLive days!』ってそういう… 愛香「(どうしてこんなクソガキの身体に夢中になって…///)」モミモミ
ともりる「っ〜〜〜!!!♡♡♡///」ビクンッ!!!
愛香「……ともり?」
ともりる「っ、はぁ、はぁ……っ///」ゼェゼェ
愛香「(顔赤い…えっろ…)」
ともりる「あ、ありがとうございました…♡」ザバァ…
愛香「え、ちょ、ちょっと!」グイッ
ともりる「え…?」
愛香「まだ私が満足してないんだけど…///」
ともりる「っ……///」ドキッ
ともりる「そしたら……あの…///」
ともりる「ベッド、行きますか…?///」 愛香「…え、えっ?ベッド…?///」
ともりる「……///」カァァァ…
愛香「(ベッドって…アレをアレしてアレする…!?///)」バクバク
愛香「(ここまでシておいて、後を引いたらカッコ悪い…!)」
愛香「(けど……っ)」
愛香「わ、私にこれ以上触る資格なんて無いからさ!」
ともりる「……」
愛香「明日10年後の私が帰って来るんだし…その時の為に…ね」
ともりる「……そうですね」ニコッ
愛香「(これ以上、触ったら…戻った時ともりとどう接したらいいかわからなくなっちゃうもん……)」 >>150
堕天使復活(笑)なのに胸が高鳴るのはなぜだろう ベッドシーンまでイッたらキャストで初めて抜いてしまうところだった 10年後でも今のりっぴーと同い年って事かあ…
ほんと若いって武器だな 〜寝室〜
ともりる「では、おやすみなさい」
愛香「おやすみ〜…」
愛香「(ともり…何だか落ち込んだような顔してたし…悪いことしちゃったかな…)」
愛香「(だって…仕方ないじゃん…触ったら10年前のともりに対して接し方がおかしくなるに決まってるもん…)」
愛香「(いいの…これで正解だったの)」
愛香「(だ、大体私はヨハちゃん一筋なんだし…)」
愛香「(……10年後の私はともりのどこに惚れたんだろう…)」 愛香「(ええい!気にすんな小林!寝る!)」
サラ…
サラ…
愛香「…?」パチッ
愛香「(頭、撫でられてる…?)」
ともりる「っ…愛香……」グスッ
愛香「…ともり…?」ムクッ
ともりる「ぁ、ご、ごめんなさいっ」グシグシ
愛香「え、と、ともり…」グイッ
ともりる「み、見ないでくださ…っ」
愛香「泣いてるの…?」
ともりる「っ……!」 愛香「…なんで、そんな顔…」
ともりる「……思わせぶりな態度、しないで下さいっ!」
愛香「っ……」
ともりる「10年前のあなたはサイテーですっ…ヨハちゃんヨハちゃん言ってる癖に私の身体触ったりなんかしてっ…」ポロポロ
愛香「と、ともり…」
ともりる「返してください」
愛香「え…」
ともりる「10年後のあなたを、早く返してくださいっ……」ポロポロ
ともりる「不安で不安で、仕方ないんです…愛香に触れてもらわないと…」ポロポロ
ともりる「でも10年前のあなたじゃ何の代わりにもならない…一番は私じゃなくて善子ちゃんなんですからっ……」ポロポロ
ともりる「そう思ったら、苦しくなってきてっ……」ポロポロ 今日はここまでにします。
明日で完結する予定です! >>199
あぁこれ確か最初のラブライブフェスの時か
懐かしいな スレ民が10年後なのか10年前の自分なのか分からなくなってる人がいますね… 逆もいるんだろうけどこばりるスレの影響でともりは多少興味持つようになったわ
これまでは興味なし〜好きじゃない寄りだったけど >>199
これは今後こばりるスレで毎回貼られるようになるわ
丁度良い雑さ 愛香「──────ぁ…」
愛香「(気付きたくなんてなかった)」
ともりる「すみません…私の方がおかしいですよね…無理に好きになれなんて言いませんから…」グスッ
愛香「(こんなの、信じたくなかった)」
ともりる「もう少しで愛香に会えるって思えば大j…」
愛香「っ……」ギュッ
ともりる「えっ…?」
チュッ…
愛香「(この感情の名前を、知ってしまった)」 愛香「……ともり」
ともりる「は…はい……」
愛香「ごめん、私…気付いてなかった」
ともりる「え……」
愛香「ヨハちゃんに対する好きは、違う意味だった」
ともりる「それ、って…」
愛香「あーーーーっっっ!!!もうっ!!!////」
ともりる「へっ!?」ビクッ
愛香「全部、全部全部、10年後のともりのせいなんだからね……///」
ともりる「あ、あのっ……?」ハワワ 愛香「わ、私に可愛いとか言ってみたり…愛嬌いいし料理超美味しいし!?な、なんか嫁力高すぎてムカつくんだけど!!!///」
ともりる「愛香…?」
愛香「あんなえっろい身体見せつけられて触らせて…興奮しないわけないでしょ…!?///」
ともりる「……///」カァァァ…
愛香「ヨハちゃんのことは勿論…誰にも負けないくらい大っっっっ好き……!で、でも!」
愛香「ともりは…それとは別でっていうか、そのっ……///」
愛香「(う…言葉が出てこないっ……///)」
ともりる「……///」キュッ
愛香「え?ちょっ、ともり、──────」
チュッ
ともりる「…こういう、ことですか……?///」 愛香「っ!?なっ///」ボッ
ともりる「あ、当たって…ますか?///」
愛香「……当たってる、と思う…///」
ともりる「曖昧な言い方しないで下さいよ、もう……///」
愛香「格好良くキメて欲しいなら10年後の私に期待して…?」
ともりる「いーえ?10年後の愛香もこんな感じですよ?」
愛香「え─────っん!?」ビクッ
ともりる「いくつになってもキスするとすぐ照れるし、格好良い台詞なんて言えないし、貧乳でまな板で貧乳で……///」サワ…
愛香「っ、さ、最後のいらないって、ばっ…!こ、このっ──────」
ともりる「クソガキ、って思いました?『小林』」サワ…サワ…
愛香「う、ううっ……!///」 >>199
うわ懐かしい
こん時小林がまだ20代でともりるが10代だったっけ ともりる「一応…この状況だと、私の方が年上なんですよ…?」サワ…
愛香「あっ…!♡///」
ともりる「どう…します?」サワサワ…
愛香「なに、がっ…!///」
ともりる「…私と、シますか…?」
愛香「っ、そんなの…」
愛香「そんなの、言わなくてもわかってよ…!///」
ともりる「……」クスッ ともりる「……愛香」ボソッ
愛香「っ〜〜〜!///耳元で言うなっ…!///」
ともりる「チュッ…チュッ…」
愛香「っん♡そ、こ、はぁっ……♡///」
ともりる「鎖骨で感じちゃうんですか…?」チュッ
愛香「だ、だって…な、んか、頭ん中、変になるっ……!!///」
ともりる「可愛い……」チュッ
愛香「ともりにそんなこと言われると…っ、調子狂っちゃうっ…!!///」
ともりる「ふふっ……///」チュッ
愛香「(もっと触れてほしいって思ってる自分が嫌になってくる……)」
愛香「(先輩に対して生意気な、クソガキだと思ってたのに─────)」
愛香「(私はいつの間に、ともりのことを……)」 ともりる「ココとか…どうですか…?///」サワサワ…
愛香「んんぅっ…!♡」ビクンッ
愛香「む、ね、は…ぁっ…♡恥ずかしいから、らめぇっ……!!♡///」
ともりる「服の上からいいですか…?それとも…」
愛香「やだ、みられたくな、いっ…!///」
ともりる「実は…小さい方が好きなんですよ、私…///」サワ…サワ…
愛香「やだぁっ…やだぁっ…!!///」ポロポロ
ともりる「愛香…可愛い…///」ムニッ
愛香「あっ♡あぁぁぁあぁぁあんんんんんっっっ…!!!♡♡♡」ビクンッ
ともりる「好きです…大好きです…///」ムニムニ
愛香「わたしもっ…!♡♡わたしもっ、ともりのこと、すきぃっ……!!!♡♡♡」ビクビクッッ!!!
愛香「だから、もっとっ…」
愛香「もっとえっちなとこ、さわ、って──────」 〜朝〜
ガチャ
愛香「おはよ〜…」
ともりる「あ、愛香…」
せつ菜「おはようございます小林!!」
愛香「(参ったなぁ…昨日あれから記憶がないんだけど…)」
ともりる「あの、大丈夫…でしたか?」
愛香「へ?」
スタスタスタ…
ともりる「あ、あの後…気絶しちゃったんです。愛香が…」コソッ
愛香「き、気絶っ!?」
善子「ブッ!!!」 愛香「あれっ、ヨハちゃん…帰って来てたの?」
善子「え、ええ……」
せつ菜「準備は整ったんですか?」
善子「勿論よ。儀式に必要な物は全て揃えてあるわ」
愛香「つまり…今すぐにでも帰れるってこと?」
善子「そうね。朝食を食べたら決行しましょう」
愛香「…うん」
善子「……」 善子「ともり!」コソッ
ともりる「はい…?」スタスタスタ
善子「気絶ってどういうことよ!」コソッ
ともりる「っ……///」
善子「…そういうことなのね」
ともりる「は、はい…///」
善子「まぁいいわ。いい方向に進んだみたいだし」
ともりる「…善子ちゃん、色々ありがとうございました」
善子「いいわよ別に。もう10年以上の付き合いじゃない」 〜数十分後〜
コト…
愛香「ともり」
ともりる「あ、はい」
愛香「ごちそうさま。すっごい美味しかった」
ともりる「今日の朝食は10年前の私でも作れますので、また食べたくなったらお願いしてみて下さい」
愛香「うん、わかった」
カキカキカキ……
善子「これで完璧、っと…」
せつ菜「わぁ…久しぶりに見ました、善子さんの魔法陣!」
善子「円が上手く描けなくなったけど…これくらいの歪みなら問題ないでしょ」 善子「さ、小林!この魔法陣の上に立って!」
愛香「うん」スタスタ…
ともりる「……」
せつ菜「ともりさん。10年後の小林にはもうすぐ会えますから」
ともりる「うん、それは…わかってるんだけどね」
ともりる「少し、寂しいなって」
せつ菜「ともりさん…」ナデナデ
善子「小林、ともり。お互いに言い残したことはない?」
こばりる「……」
ともりる「……あ、愛香っ!」 ともりる「10年前の私は…素直じゃなくて生意気で…愛香の言う通りクソガキだったと思います」
ともりる「っ…でも…」
ともりる「私、10年前から愛香のこと、好きでした」
愛香「え…?」
ともりる「ガキでしたから…その感情に気付いてなかったんです」
ともりる「そのことだけ覚えておいてくれたら…嬉しいです」
愛香「ともり……」
善子「小林からは?」 愛香「私も…ここに来なかったら絶対にともりに対する気持ちに気付いてなかったと思う」
愛香「ありがとう、ともり。私、このモヤモヤがやっと冷めた」
ともりる「いえ…そんな…」
愛香「10年後の私と仲良くね」
ともりる「はい!10年前の私とも…よろしくお願いします」
愛香「…ヨハちゃん、お願い」
善子「ええ」 善子「火を付けて…っと」シュッ
ボゥ…
善子「天界と魔界にはびこるあまねく精霊、煉獄に堕ちたる眷属達に告げます。ルシファー、アスモデウスの洗礼者……小林を10年前に…転送っ!!!」
ピカァァァァッッッッ!!
愛香「うわぁあっ!!!」
ともりる「ま、眩しいっ…!」
スゥゥゥゥ……
ともりる「っ……」パチ…
せつ菜「行っちゃいましたね…」
ともりる「そういえば善子ちゃん、10年前の愛香がここに来たら理由って?」
善子「…ともり、アンタ何も覚えてない?」
ともりる「え?」 善子「10年前、不思議なことが起きたでしょう?」
ともりる「…あっ、もしかして、あれが…」
善子「…全ては私のせいよ」
せつ菜「どういうことですか?」
善子「はぁ…全く、どうして私は忘れていたのかしら」ピラッ
26歳の私へ
10年後の、今のあなたの元に10年前の小林がやって来ます。
どうか、ここに書いてある通りに行動して下さい─────
善子「魔術の本に挟んであったのをようやく思い出したわ」
善子「───仕組んだのは全部、10年前の私なのよ」
ガチャ
ともりる「……!」
ともりる「おかえりなさい、愛香」チュッ
せつよし「……」ニコニコ
せつ菜「…そういうことだったんですね」 ─────────────────────────────────────────────────────
善子(16)「10年後にいる小林を、召喚っ!」
ボフンッ!
愛香「んんぅ…?」パチ…
ともりる(19)「…愛香!」
愛香「…『愛香』…?」
愛香「(10年前に帰って来たはずなのに、ともりが下の名前で…?)」
ともりる「ハッ!ち、違います、こ、小林!!///」
愛香「(…まさか)」
愛香「……ねぇともり、」
ともりる「…『ともり』?」
愛香「あ、えと、く、楠木」 愛香「もしかして…10年後の私、こっちにきたの?」
ともりる「え…ということは小林は…」
愛香「うん…ヨハちゃんに転送されるまで10年後の世界にいて」
ともりる「10年前の小林と10年後の小林が入れ替わってたってことですか…?」
愛香「多分、そういうことなんじゃないかな…」
ともりる「そう、だったんですね…」
愛香「……///」
ともりる「……///」
愛香「あのさ!」ともりる「あのっ!」 こばりる「あ……」
ともりる「…お先にどうぞ」
愛香「っ…楠木はさ、10年後の私から聞いた?」
ともりる「な、何をですか…?」
愛香「10年後の…私達の関係性」
ともりる「…聞いちゃいました」
愛香「そっか……」
愛香「…楠木は?私に何を言おうとしたの?」
ともりる「…小林と、一緒です」
愛香「っ……///」 ともりる「こ、小林と…け、結婚とか、あ、ありえないですよ!///」
愛香「こちらこそ御免だよ!こんな奴と結婚なんて…///」
ともりる「っ……///」
愛香「(あぁもう私ったら…10年後のともりの言葉を思い出して…!)」
愛香「……な、なーんちゃって……」ボソッ
ともりる「え……?」
愛香「……別に、本当に、その……嫌だってわけじゃない、から…///」
ともりる「な、なに言ってるんですかっ!私は小林と結婚なんて…!///」
愛香「……嘘つけ」 愛香「10年後のともり、言ってた。10年の時点ではもう…」
ともりる「そ、それなら小林だって一緒ですっ!///」
愛香「は?」
ともりる「10年後の愛香、言ってました…あの頃は気持ちに気付いてなかっただけだって」
愛香「なっっっ〜〜〜!///」
ともりる「で、実際のところどうなんですか…///」
愛香「はぁっ!?何で私から言うことになってるわけ!?後輩なんだからともりから言いなさいよ!!///」
ともりる「い、嫌ですっ!後輩が嫌だって言ったら普通先輩が何とかしてくれるものじゃないですか!!///」
愛香「っ〜〜〜〜!!///」 >>237
✕愛香「10年後のともり、言ってた。10年〜
◯愛香「10年後のともり、言ってた。10年前〜 愛香「……ちゃんと、ともりが成人してから言う」
ともりる「へ……///」
愛香「未成年者に手出しは出来ないでしょっ!///」クルッ
ともりる「そ、それっ、て…///」
愛香「(どうしよう、実質告白みたいなものみたいになっちゃった…!///)」
ともりる「………こ、小林の、ひ、貧乳!まな板!貧乳!///」
愛香「は、はぁっ!?2回も貧乳とか言わなくていいでしょ!?///………こ、この…」
愛香「このクソガキ〜〜〜ッッッ!!!///」
善子「(見ていてホント焦れったいから、試しに二人の未来をタロットで占ったらまさか結婚してるなんて…)」
善子「(この時間操作の魔術、使って正解だったみたいね)」
せつ菜「ふふっ、相変わらずですね、あの二人」
善子「ええ、そうね」
善子「(10年後の私へのメモも書けたし、あとは本に挟めば完璧ね…)」
パタン…
おわり トムとジェリーなこばりるは自分に書けそうになかったので百合を書いてみました。
ちゃんとこばりるメインの話が書けて満足です。
最後まで読んで下さった方々、ありがとうございました。 壮大なこばりるだった…
ラブライブ!フェス楽しみにしてるわ… おつおつ、面白かった
こんな真面目にキャストSS読んだの初めてだわ
キャストSSと言っていいのか微妙な気もするけどw めっちゃ好きだからまた書いてほしい頼むよ〜
ともりるのファンになります こばりる好きすぎる
犯人探しの時は消失オチになるんじゃないかとひやひやしたぜ… こっちの世界にはありしゃにプレスされたせいで10年後まで飛ばされた小林はいなかったんだね……
よかった 名字呼びと名前呼びの切り替えがいい味出してた
乙乙 ともりるが参考にした小林のシャウトってコワレヤスキ? こばりる推しが涙をこらえきれなかったと伝説(?)のダブルシャウト
https://i.imgur.com/aPACiCC.jpg 個人的にはこばりる100%空想の産物だからあんま刺さらんなぁ 何回も通った道だが、中の人弄りがコラまで来ると終わりが近い
今まで興味なかった人の目にも触れるから批判が出やすくなるし 【ゲーム】「くにおくん」シリーズ最新作! PS4/Switch/Steam用「ダウンタウン乱闘行進曲マッハ」配信日決定
http://egg.5ch.net/test/read.cgi/moeplus/1566489695/
10 なまえないよぉ〜 2019/08/23(金) 03:31:02.54 ID:JuE2ANxB
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