花丸「ひとりごと」
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花丸(木々に囲まれた空間)
花丸(木製の小さな椅子)
花丸(青い空)
花丸(僅かに差し込む光) ひとりごと
何か食べるもの持って来いずら!
終わり 花丸(無性に)
花丸(一人になりたくなる時がある)
花丸(きっとそれが自分の本能)
花丸(衝動)
花丸(それが顔を出した時は素直に従って)
花丸(何も言わずに、フラフラと消える) 花丸(みんな慣れたもので)
花丸(わざわざ探しに来ることもなく)
花丸(放っておいてくれる)
花丸(毎回場所は変わる)
花丸(目を付けていた場所)
花丸(直観に任せて歩いて、辿りついた場所)
花丸(決まった場所は、どこにもない)
花丸(すぐに見つかったら、面白くないから) 花丸(ポケットに入れた本)
花丸(いつも持ち歩いている、お気に入り)
花丸(その最初のページを、ゆっくり開く)
花丸(広がる、大好きな世界)
花丸(海外の著名な作家が書いた名作)
花丸(広がるのは、美しい自然)
花丸(想像しかできない、昔の、異国の風景) 花丸(頭の中でそれを想像して)
花丸(描いて)
花丸(ゆっくり読み進めるとともに)
花丸(少しずつ広がり)
花丸(鮮明になり)
花丸(完成していく)
花丸(空想の世界) 花丸(物語の中)
花丸(自由に生きる)
花丸(現実の)
花丸(不自由な国木田花丸)
花丸(田舎に生まれて)
花丸(しがらみのある家に生まれて)
花丸(一人娘で)
花丸(自由からは程遠い) 花丸(だからこそ求める)
花丸(その世界を求める)
花丸(居場所はここだよ)
花丸(ここに居場所を作った)
花丸(その居場所で生きて)
花丸(自分を慰める) 花丸(だけど自由な主人公も)
花丸(徐々に病に侵されていく)
花丸(自由の代償)
花丸(最後は弱りきり)
花丸(死んでしまう)
花丸(この物語の素敵なところは)
花丸(ちゃんと、現実の世界に戻してくれること) 花丸(慣れ親しんだ本は)
花丸(ゆっくり進めても、すぐに終わる)
花丸(だから)
花丸(この衝動が現れるときには)
花丸(別の本も持つようにしている)
花丸(手に持って歩いていた)
花丸(薄い文庫本) 花丸(大学生の女の子が主人公で)
花丸(死んだ彼氏のことを引きずりながら)
花丸(少し壊れたまま)
花丸(生きている)
花丸(善子ちゃん辺りが見たら)
花丸(『あんたもそんな本読むのね』)
花丸(そう、言われてしまいそうな本) 花丸(玄関に布団を敷いて眠る)
花丸(不思議なことをする子)
花丸(不思議ちゃんか)
花丸(善子ちゃん?)
花丸(いやいや、あれはレベルが高すぎる)
花丸(ルビィちゃん?)
花丸(ううん、実は結構しっかりさん) 花丸(理亞ちゃん、かな)
花丸(だけど小説の中の子は穏やか)
花丸(あの子はもっと激しい)
花丸(どんな感情も)
花丸(激しく外へ出す)
花丸(違う、かな) 花丸(それなら――)
花丸(ああ)
花丸(もっと簡単な)
花丸(身近な人)
花丸(自分だよ)
花丸(大人し目の)
花丸(不思議ちゃん) 花丸(辛そうな女の子)
花丸(大切な人)
花丸(いなくなったら)
花丸(こうなるのかな)
花丸(例え、恋人じゃなくても)
花丸(こう、なるのかな) 花丸(想像してみる)
花丸(真っ先に浮かんだのは)
花丸(赤い髪の、友達)
花丸(彼女が消える)
花丸(自分の知らない場所で)
花丸(消えてしまう) 花丸「っ」
花丸(胸が締め付けられる)
花丸(涙が止まらなくなる)
花丸(嫌だ)
花丸(嫌な世界)
花丸(自分の中に、創り出しちゃった) 花丸(悲しい気持ちで)
花丸(本を読み進める)
花丸(少しずつ立ち直りながら)
花丸(だけどやっぱり傷に苦しめられながら)
花丸(少しずつ)
花丸(少しずつ)
花丸(前へ進む女の子) 花丸(最後は)
花丸(死んだ恋人のことを消化して)
花丸(新しい相手と)
花丸(新しい道を歩み出す)
花丸(ちょっと苦いけど)
花丸(これは、ハッピーエンド) 花丸(それなのに)
花丸(心は晴れない)
花丸(幸せな気分には、なれない)
花丸(自分には無理だった)
花丸(大切な人を死んで)
花丸(それを紆余曲折の上消化する)
花丸(想像も、できなかった) 花丸(駄目だ)
花丸(いいお話だったのに)
花丸(この本を投げ捨てて)
花丸(駆け出したくなっている)
花丸(あの子に)
花丸(会いたくなってる) ???「マルちゃん」
花丸「あっ」
花丸(そうやって考えたら)
花丸(誰もいない筈の、この場所に)
???「ご本、読み終わった?」
花丸「うん」
花丸「お待たせ、ルビィちゃん」
花丸(いた) 花丸(いつもこうやって)
花丸(オラを発見するのは)
花丸(ルビィちゃんの役目)
花丸(どこへ行っても)
花丸(不思議と、あっという間に見つけだす)
花丸(分かっているから)
花丸(誰も探しに来ない)
花丸(それを望んでいないと、知っているから) 花丸(読み終わるまで)
花丸(物音一つ立てず)
花丸(静かに、静かに)
花丸(温かい目と、体温と共に)
花丸(見守ってくれる)
花丸(大好きな)
花丸(大切なお友達) ルビィ「それじゃあ、戻ろうか」
花丸(差し出される、手)
花丸(いつも繋いでいる)
花丸(温かい、手)
花丸「ルビィ、ちゃん」
花丸(それをいつもどおり握る)
花丸(少し、強く) ルビィ「……マルちゃん?」
花丸「……ごめん」
花丸(だけど今日は普通じゃないから)
花丸(目の前にいる、大切な人が)
花丸(消えてしまう世界に入ってしまっていたから)
花丸(泣きそうになる)
花丸(彼女がその場に存在することが)
花丸(あまりにも)
花丸(あまりにも、嬉しくて) ルビィ「……大丈夫だよ」
花丸(ルビィちゃんはやさしいから)
花丸(こうやって、苦しくなると)
花丸(やさしく、抱きしめてくれる)
ルビィ「悲しいお話、読んじゃったんだね」
花丸「うん」
花丸「ルビィちゃんがね」
花丸「消えちゃったの」 ルビィ「消えないよ」
花丸(オラを包むこむ腕の力が強くなる)
ルビィ「ルビィは、消えないよ」
花丸「……うん」
ルビィ「ずっとマルちゃんと一緒だから」
ルビィ「安心して」
ルビィ「信じて」
花丸「うん」 ルビィ「行こう」
花丸(密着していた身体が離れる)
ルビィ「みんな、待ってるよ」
花丸「そうだね」
花丸(さあ戻ろう)
花丸(物語の世界から)
花丸(空想の世界から)
花丸(現実の世界へ)
花丸(この大切な人と共に)
花丸(バイバイ、世界) いいね
2冊目のは橋本紡さんの「流れ星が消えないうちに」?
1冊目の海外のはわからない マルちゃんのどこか厭世的というか儚さを感じる独白好き
これここで終わりなのかな >>34
なるほど……
この情報で特定できるのすごいな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています