にこ「エッチな夢を見るようになった……」
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にこ「ん………」
にこ「あれ、ここどこ?」キョロキョロ
にこ「家で寝てたはずなのに……」
??「にこっち」
にこ「えっ……なんだ希か」
希「うちだけやないよ」
にこ「ん?」スッ
ガシッ
にこ「な、ちょっとダレ!?」
絵里「にこ…」グッ
にこ「絵里!? ちょっと重いじゃない離れなさいよ。あとそのデカイの押し付けるな」
希「ふふ…」
絵里「うふふ…」
にこ「ちょっと聞いてるの?」
グイッ
にこ「こ、こら! どこ触ってんのよ!」
にこ「やっちょっと、ホンキで怒るわよ!」
グイッ ムニッ
にこ「やっ……絵里、冗談にしては……」
サワッ ススッ
にこ「の、希も……なんでこんなこと……んっ」ピクッ
――――
にこ「はっ!?」ガバッ
こころ「………」Zzz…
ここあ「………」Zzz…
にこ「あ……れ、夢………?」
-3年教室
絵里「おはよー」
希「にこっちおはよ〜」
にこ「あーおはよ…」
絵里「どうしたの、元気なさそうね?」
希「寝不足なん? にこっちにしては珍しい」
にこ「な、なんでもないわよ……」
絵里「?」
-夜 矢澤家
にこ「ほら、早く寝なさい〜」
こころ「はい、お姉さま」
ここあ「はーい」
にこ「さて私も……」ゴソッ
にこ(昨日は変な夢のせいで寝覚め悪かったからなあ…)モゾモゾ
にこ「………………」Zzz…
――――
にこ「ん………っ……?」
にこ「あれ……ここ……」スッ
希「にこっち」グッ
にこ「希!? なによ後ろから…って」
絵里「にこ〜」サッ
にこ「絵里まで、あんたらどっから湧いて…ってちょっとこら!」
希「ん〜にこっちは可愛いな〜」ギュー
絵里「ホントね〜」ムギュー
にこ「ちょ、ぐっ…重いって…ば……んんっ!」ググッ
希「ここは特に可愛いやんな」ムニッ
にこ「ま、また胸を……!」ピクッ
絵里「肌もスベスベで、うらやましいわ〜」サワサワ
にこ「やめ……ちょっといい加減にしないと怒るわよ!」ググッ
絵里「可愛いおっぱいね、舐めちゃおうかしら」ペロッ
にこ「ひゃっ!? バ、バカ、ほんとになにやって……っ」
希「エリチずるい〜うちも舐めたいっ」
絵里「隣が空いてるわよ」
にこ「そういう問題じゃないでしょ! ん、この……んんっ」ビクッ
―――――――
にこ「やめっ………て…」ガバッ
こころ「…………」Zzz…
ここあ「…………」Zzz…
にこ「また夢ぇ?」
-3年教室
にこ「……………」ジー
希「エリチ、なんかにこっちが睨んでくるんやけど?」
絵里「今日も寝不足なのかしら?」
にこ「…………」ブツブツ…
希「にこっち、顔色優れないみたいやけど、大丈夫なん?」
にこ「なんでもないわよ……」
絵里「可愛い顔が台無しよー?」スッ
にこ「!?」ビクッ
絵里「っと、なにをそんなに驚いてるのよ」
にこ「なんでもないわよ……」
-アイドル研究部部室
凛「にこちゃんどうしたにゃー?」
花陽「お疲れのようですけど…」
にこ「だからなんでもないわよ……」フラッ
希「寝不足だっていってたけど…」
真姫「調子悪いなら今日は休んだら?」
にこ「平気よ……」フラッ
-夜 矢澤家
ここあ「お姉さま、これはなんですか?」
にこ「グッスリ眠れる快眠アロマよ」
こころ「へ〜。いい香りだね」
にこ(これでもう変な夢に悩まされる事も……)
―――――
にこ「…………」ガッ
希「ふふん、にこっち〜暴れても無駄やん?」グッ
絵里「つ〜かまえたっ」ガッ
にこ「な、なんでまたこの夢なのよ〜!」
希「ふふ、にこっちのおっぱいはホント可愛らしいよね」ムニッ
にこ「う、うるさっ……ちょっと触んないで…」
絵里「ちっちゃいチェリーみたいで……弄りたくなっちゃう」ツン
にこ「やめ……んっ…」ビクッ
希「お、にこっちいい反応やん」クリッ
絵里「小さいほうが感度が良いって言うのは本当かしら?」ムギュッ
にこ「知らないわよ!…って、アンタ達いい加減に……っん」
希「エリチ〜」ガシッ
にこ「ちょ、動けな…!?」
絵里「んふふ……んべ…」ペロッ
にこ「ひゃぅっ!?」ビクン
希「おーいい声やん」
絵里「可愛いわ〜にこ」ペロペロ
にこ「ホント…に、舐めるなん…て…んっ…」
希「エリチ、うちも舐めたい」
絵里「オッケー、じゃあ交代ね」サッ
にこ「…………くっ」グッ
絵里「こーらっ、逃げないの」ガシッ
希「にこっちじっとしててな〜」サワサワ
にこ「い、いやあぁぁぁ〜〜〜!!!」
にこ「っ!?」ガバッ
ここあ「……すー」Zzz…
こころ「……ぐ〜」Zzz…
にこ「な…………」ドキドキ
にこ「なんでまたあんな夢を……」ドキドキドキ
-3年教室
にこ(なんか……胸がじんじんする……あの夢のせいで……)
希「にこっちおはよ〜」
絵里「おはよぅ……って…」
にこ「…………」
絵里「なに、また寝不足?」
にこ「え……違うわよ……」
希「今日も元気ないやん、にこっち…」
にこ「平気よ……」フラッ
希「……………」
希「久しぶりの、ワシワシマ〜〜〜〜ックス!」ガバッ
にこ「なっ!?」
希「なにがあったか、ちゃんと話すまでワシワシの刑や!」ワシワシワシッ
にこ「ちょっやめっ……今は…っ!」バタバタッ
希(あれ、にこっち……?)グリグリッ
にこ「やっ…あっんんっ!」ビクッ
絵里「えっ?」
希「およ?」
ザワザワ… ザワ…
イマナニカ カワイイコエガ……
にこ「/////」
希「に、にこっちなんて声だすんよ〜もぅ…」
絵里「にこ……ホントに最近のアナタ変よ?」
にこ「ぅぅ………」
希(なんか、乳首たってたような……にこっち…)
-お昼休み
絵里「いやらしい夢を見て寝不足〜?」
希「それで様子がおかしかったんやね」
にこ「…………はぁ」
絵里「でも夢に見たくらいで気にするようなことでもないんじゃ…」
にこ「毎晩よ毎晩……なんでかわかんないけど妙に生々しい感触残ってるし……意味わかんないわよ!」
希「ふむ、なるほどなぁ」
絵里「どういった内容だったの?」
希「エリチそれ聞くか……」
にこ「あんたらに襲われるのよ」
絵里「え、私達?」
希「ほう…」
にこ「希……あんた変な事してないでしょうね?」ギロッ
希「うちが何をどうすればにこっちの夢なんて弄れるんよ」
にこ「アンタならやりかねないわ」
絵里「スピリチュアルなあれね」
希「やってないし、やる意味もないやん?」
にこ「むぅ……」
絵里「そういえば前にテレビで見たのだけど、夢って深層願望があらわれる事があるらしいわ」
にこ「なにそれ」
希「つまりにこっちの奥底にある、うちらにイタズラされたいっていう願望が夢に現れたと?」
絵里「にこ……あなた……」
にこ「ないわよんなもんっ!」
絵里「でも何日も同じ夢を見るなんてそうそうないと思うわよ?」
希「溜まってるんと違う?」
にこ「好き勝手言うんじゃないわよ。こっちは本気で悩んでるのに…」
絵里「こうして口に出したことで何か変わるかもしれないし、少し様子を見るしかないんじゃない?」
希「それでも続くようだったら真姫ちゃんに相談してみるとか」
にこ「むー……そうね……」
―――――
-夜 矢澤家
にこ「さて……」
ここあ「お姉さま、今夜は夕べのアロマは使わないのですか?」
にこ「あー…ここあは効果あった?」
ここあ「んーどうですかねぇ」
こころ「私はあんまりだった」
にこ「じゃあ今夜はやめておくわ」
〜〜〜〜
にこ「……………」
希「いらっしゃ〜い」
絵里「ふふ、今夜もたくさん可愛がってあげるわよ」
にこ「はぁ……」
希「んふ、逃がさないよ〜にこっち」ワキワキ
絵里「観念しなさい〜」
にこ(私の中の深層願望かなんか知らないけど…)
希「ほら、こっちおいで」クイッ
にこ「ん…………」
絵里「捕まえた〜」ギュー
にこ「暑苦しいわね…」
にこ(それが事実だとして、私はこの二人に何をされたいと思っているの…?)
絵里「ふふ、今日も可愛がってあげる…」ギュー
希「覚悟しいや〜」サワサワ…
にこ「はいはい……」
絵里「あら、今日はやけに大人しいじゃない」
にこ「どうせ逃げられないんだし、変なことしないならいいわよ……」
希「んふ、変なことって?」サワッ
にこ「んっ…」ピクッ
絵里「この可愛らしい胸を弄ることかしら?」ムニッ
にこ「ま、また胸を…っ」ピクッ
希「それじゃ、今日もこっち側はうちが…」サワサワ
絵里「反対側は私が攻めてあげる」ムニムニ…
にこ「んっ……く…ぅ……」ビクビクっ
希「にこっちってやっぱり胸の感度いいやんね」サワサワ… ギュー
にこ「やっ……そ、そんな強く……」
絵里「あんまり揉みがいはないけど、いい反応だわ」クイクリッ
にこ「うるさいわ……っね……はっ…ん」
希「んふ、舐めちゃお〜…ペロっ」
にこ「ひゃんっ」ビクッ
絵里「か〜わい〜、私も……ちゅっ」
にこ「く、こ、この……二人して……は、んっ…」
希「あむっ……ちゅっ、んべっ」
にこ「んっ、し、舌で、転がすなっ……ぁんっ」ビクッ
絵里「ふふ、いい反応ね」
にこ(夢だというのにこの生暖かい感触……)ゾクッ
希「んー……ちゅっ」
にこ「んっ」ビク
にこ(なに……軽く吸われただけなのに背筋が前にひっぱられそう…)
絵里「にこ、これが気持ちいいの?」ペロ
希「やっぱりいい感度してるんやね」
にこ「知らないわよ……ん、でも……」
希「でも?」ペロペロ…
にこ「わ、悪くはない……感じ……」
絵里「あらそぅ? じゃあもっと舐めてあげるわ」チロッ
にこ「んっ………ぅぅ…」
にこ(このリアルな感触……夢なのになんだ体が熱くなってきた…)
希「んふ、にこっち可愛い顔して…むちゅ」
絵里「乳首堅くなってきたわよ」
にこ(正直気持ちいい……これが私の願望だっていうの……?)
希「ちゅ、んー…ぺろ」
絵里「ふふ、つねっちゃお〜」
にこ「でも……だからって………」
にこ「なんで胸ばっかり攻めてくるのよー!!」バッ
――――
にこ「ハァ……ハァ……ぅぅ…」
こころ「………くー」Zzz…
ここあ「………ぐが…」Zzz…
にこ「むぅ…………」モヤモヤ
-3年生教室
希「あらら、また見たんや」
絵里「いよいよ問題ね」
にこ「なんなのよあの偏った内容は……」
希「うちらがにこっちにいたずらするんやろ?」
にこ「そうだけど……なんで……」
絵里「まだ何かあるの?」
にこ「………な、なんでもないわよっ」
-お昼休み 音楽室
真姫「はぁ……急に呼び出すから何かと思えば…」
にこ「こっちは本気で悩んでるのよ」
希「にこっちにもついに性の目覚めが…」
絵里「あ、そういうことなの?」
にこ「違うわよっ!」
真姫「……………」
真姫「取り敢えず、にこちゃんは自分が夢を見てるっていう感覚はあるわけね?」
にこ「ん、そうね。毎日同じような状況だからすぐに夢だと思ってたけど…」
絵里「器用ねにこ」
希「うちは起きるまで夢だったのかとかわからんよ」
にこ「私もこんなことは初めてかも…」
真姫「ふむ……」
絵里「何かわかりそう?」
真姫「というか、もうわかったわ」
にこ「えっ、ホントに!?」
希「おーさすがやね」
真姫「ただ確証がないから、今日の放課後一度実験をしてみるわ」
にこ「な、なんか危ない事する?」
真姫「それは大丈夫よ。放課後保健室に来てくれる?」
にこ「うう、わかった……」
希「うちらも行っていいん?」
真姫「……………」
絵里「真姫?」
真姫「まぁいいけど……」
にこ「?」
-放課後 保健室
にこ「来たわよ〜」ガラッ
希「保健室ってすっかり真姫ちゃんの私室やね」
絵里「保険医の先生が産休でお休みのあいだ運用を任されているのでしょ?」
にこ「よくわかんない事引き受けてるのね」
真姫「別に保健室を好き勝手にしてるわけじゃないわよ」ガラッ
希「おお、白衣真姫ちゃんやん」
絵里「本格的ね」
にこ「それで、私は何をさせられるわけ?」
真姫「にこちゃんは何もしなくていいわよ。こっち来て」ガチャ
希「そっちって、仮眠室?」
絵里「ん………なにこの香り……」スン…
真姫「準備はできてるわ」
にこ「これは……アロマ?」
真姫「リラックスしてすぐに眠れるように焚いておいたわ」
にこ「眠るって……私が寝るの?」
真姫「そうよ。おそらくにこちゃんは毎晩見ているような夢を見るはずよ」
希「そんなのわかるん?」
真姫「それで原因が特定できるわ」
絵里「よくわからないけど、すごいのね」
真姫「じゃあにこちゃん、そこのベッドに横になって」
にこ「えー……大丈夫なの?」
希「真姫ちゃんなら大丈夫やろ」
絵里「私も横になりたくなってきた」
にこ「…………」ゴソッ
真姫「電気消して私達は部屋をでてるから。少ししたら様子を見に来るわ」
希「おやすみ〜にこっち」
絵里「私も横になりたい」
真姫「はいはい、あっちでね」グイッ
にこ(ホントに大丈夫なの……?)
にこ「あぁでも……すごく落ち着く香り……これならすぐに……」
にこ「……………ぐー」Zzz…
―――――
にこ「……………む…?」
にこ「また夢……かな、これ……」キョロキョロ
希「にこっち〜」サッ
絵里「にこ」ササッ
にこ「はぁ、またあんた達ね……」
??「にこちゃん」
にこ「えっ?」バッ
花陽「んふっ、どうしたの? そんなに慌てて…」スッ
にこ「花陽? いきなり追加キャラなんて……」
希「さぁにこっち……」スッ…
絵里「可愛がってあげるわ…」ススッ…
にこ「結局いつものパターンなわけね……」
希「ふふ、にこっち……」プニッ
絵里「柔らかいわねー、にこのほっぺ」プニプニッ
にこ「なっ……ちょっとなによ…」
花陽「おもちみたいですー」プニプニ…
にこ(あれ、いつもの趣向が違う?)
絵里「髪も綺麗よね。ケアも完璧だわ」
希「スクールアイドルやりながら家の家事とか弟たちの面倒も見てるんやろ?」
花陽「すごいです、にこちゃん」
にこ「は、はあ? なによアンタ達……今回は褒め殺しにでもするつもり?」
花陽「くちびるも……柔らかくて…」フニフニ…
にこ「ちょ……ん…」ピクッ
絵里「チューしちゃおうっ」
にこ「やっ……こら、やめ……っ!」
バシン!
―――――
にこ「!!?」ガバッ
希「あ、起きた」
にこ「いったぁぁぁ……なにがあったの!?」ジーン
真姫「絵里の魔の手から助けてあげたんでしょ」
絵里「本気でするわけないじゃない、過剰ねー」
真姫「ほとんどする寸前だったわよ!」
にこ「え、なに……どうゆうこと?」
希「にこっち、夢の中でエリチにキスされそうになった?」
にこ「え、うん……キモかった」
絵里「ひどいわ」
真姫「確定みたいね」
にこ「え、現実の影響が夢にあらわれた?」
真姫「単純に言うならそういう事ね」
絵里「さっきはみんなでにこの顔をつついたりしてたわ」
希「柔らかかったよ」ワキワキ
にこ「っ!?」ビクッ
真姫「寝ている時に体にされた影響がそのままイメージとして夢にでていたのよ」
にこ「はぁ? 寝てるあいだに絵里や希が私にイタズラしてたってこと?」ジロ…
絵里「まさか」
希「うちらも寝てる時間だいたい同じやし、無理やん?」
にこ「それじゃああれはなんなのよ」
真姫「だからイメージよ。にこちゃんがそういう事をされそうな相手、されたいと思う相手がでてきたのよ」
にこ「はぁ!?」
絵里「まぁ、にこったら」
希「うちらにそんな願望抱いてたんや…」
にこ「そんなワケないでしょ!?」
真姫「本人さえも自覚していない深層意識の奥底に眠る領域よ……」
絵里「あ、深層意識! 知ってるこの前テレビで見た!」
希「願望の次は意識か。大袈裟やなぁ」
にこ「て、ちょっと待ちなさいよ、意識がどうとかは関係なく体にされてるって、誰によ!?」
希「>>1にでてる二人やろ?」
真姫「そ、それよりにこちゃん」
にこ「なに、私は帰ってちょっとやることがあるんだけど……」
真姫「その、もしこういう事があるならって状況で、絵里や希がでてくるのはわかるわ、長い付き合いだし」
にこ「ん、なんの話よ」
真姫「その、三人目にでてきたのって……もしかして……」
にこ「ん、ああそういえば花陽がいたわね、なんでか」
真姫「は?」
にこ「まぁいいわ、じゃあ私は先に帰るからっ」サッ
ガシッ ググ
にこ「…え?」カクッ
真姫「……………」グググググ…
にこ「え、なに、ちょ、いた、いたたたたっ!!」ギリギリ
絵里「なんかすごいアイアンクローだわ!」
希「青春やんね」
-夜 矢澤家
にこ「……………」Zzz…?
???「ふふ…よく寝ていらっしゃいます」
???「今日もやるの? これ効果ないんじゃないのー?」
???「継続は力なりって言うのよ」モゾモゾッ
ガシッ!!
???「っ!?」ビクッ
???「へ?」
にこ「なにしてるのかしらー?」ムクッ
こころ「ひい、お姉さま!?」
ここあ「お、起きてたんだ」
にこ「起きてたんだ……じゃないわよっ!」グワシッ
ここあ「ぎゃ〜〜いたたたたた!!」ググ
こころ「なんかすごいアイアンクロー!」グッ
にこ「アンタもよっ!」ギュイッ
こころ「きゃ〜〜!!お姉さま〜〜〜!!!」バキバキ…
こころあ正座中
にこ「で、毎晩毎晩なにしてくれてたのよ」
こころ「お姉さまの胸を愛撫していましたっ!」
にこ「あ、あい……アンタどこでそんな言葉覚えてくるのよ」
ここあ「これだよ姉ちゃん」サッ
にこ「雑誌? んー……これであなたも巨乳の仲間入り……ラブラブバストアップマッサージ(⋈◍>◡<◍)。✧♡」
こころ「はい、お姉さまにぜひ体感して頂きたいとおぉぉぉぉ!?」ギリギリ…
ここあ「すごいアイアンクロー」
にこ「バカね、こんなのホントに効果あるわけないじゃない……」
こころ「それは早計ですお姉さま! これを見てください!」バッ
にこ「何よ……んー?」
−彼にされる愛情たっぷりマッサージで胸も心もキュンキュン♡♡
にこ(昭和か)
ここあ「それにじつれー報告もあるんだよ」
にこ「は!? ま、まさか最近の小学生って……」
こころ「お母さまの証言ですわ」
ママ『え? あーそういうのもあるかもねー……でもあんた達にはまだはや……最後まで聞きなさいっ!』
にこ「えー……」
こころ「正直申しまして、お姉さまは貧乳……」ホロリ…
にこ「は、はぁ!? 何言ってんの、私はまだ…」
こころ「いいえ。現実を見てくださいお姉さま! もうそのうちそのうちなんていってられる年齢でないのも事実です!」
ここあ「姉ちゃん達ほとんど同じだよね。私は最近また大きくなったけど…」
にこころ「「はぁっ!?」」
こころ「っと、少々取り乱しましたが、急務であるのは明白です」
にこ「余計なお世話よ……」
こころ「しかし悲しいかな、お姉さまは恋愛ご法度のスクールアイドル! 彼氏なんて夢のまた夢!」
にこ「ホントに余計なお世話よ!」
こころ「恋人からの愛のある愛撫……これで女性ホルモンがどうとかのよくある理屈でバストアップ!」
ここあ「しかし恋人ができない哀しい現実」
こころ「そこで新たに発見したのが、しんそーいしきの奥底にある本人にもわからないなんとかってやつです!」
にこ「また深層意識か。なんでもそれで片付く便利な言葉ね」
ここあ「眠ってる間なら体に感じる感覚が、夢の中……姉ちゃんにとって都合のいい人物におきかえられるから好都合なんだよ」
こころ「きっとお姉さまは毎晩、密かに憧れる殿方と……あぁ……いやらしいっ」
ここあ「せーてきこうふんが必要なんだって」
にこ「ちょっと待ちなさい、それだとアンタ達が私の胸を……舐め……」
こころ「こっちの本を参考にしました!」レディース!
にこ「っ!? ママの隠し本棚を漁ったのね……まったく…」
ここあ「効果はなかったけどね」
こころ「だからそこは継続していかないとダメなのよ」
にこ「それに続けてても無駄よ、ここ見なさい」ペラッ
こころ「ん、なんです?」
にこ「その……ただ揉んだりしたりして終わってないでしょ……」
ここあ「ん、どれどれ……」
こころ「おーがずむ?に達する時に発せられるどーぱみん?とおきしとしん?がホルモン分泌の向上に…?」
ここあ「なんだか急にややこしくなったぞ」
にこ「つ、つまりアンタ達のやってることは無駄ってことよ」
こころ「むぅ……」
ここあ「…………」
にこ「ほら、わかったらさっさと寝るわよ」
にこ「…………グゥ」Zzz…
―――――
にこ「…………あれっ?」
絵里「ふふ、またきたわよっ」ヌラッ
希「大事なのは継続やんね?」ニュルッ
にこ「はあ!? あきらめたんじゃないの!?」
絵里「オーガズム……」スッ
希「ググったらすぐでてきたんよ」ササッ
にこ「え、ちょ!?」ビクッ
絵里「ふふ、にこ……覚悟なさい」ヌラ…
希「イカせまくるで〜!」ワキワキ…
にこ「ひ、ひいぃぃぃぃっ!!」
絵里「あ、にこ」
希「誕生日おめでとう」
にこ「雑ぅ!」
おわり
乙です、面白かった
犯人書いてある周到さと雑なお祝いの落差で笑う 雑になったのはのぞえりが完全に冤罪かつ賢者タイムだったからなのだろうw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています