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自爆で敵を倒しそうなキャラ
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0001名無しで叶える物語(しまむら)
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2019/07/06(土) 22:30:59.44ID:qWQMbKuW
絵里
0004名無しで叶える物語(光)
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2019/07/06(土) 22:32:08.51ID:lEp9koO+
ルビィちゃん

「…さよならおねえちゃあ どうか死なないで」チュドーーン
0007名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/06(土) 22:34:30.78ID:MrAbSjEY
>>4
あーあ…
μ’sキャラのつもりでスレ立てたんだろうに😩
0008名無しで叶える物語(茸)
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2019/07/06(土) 22:39:19.50ID:98m7tjWb
メガンテ系アイドルにこ
0009名無しで叶える物語(しまむら)
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2019/07/06(土) 22:39:41.96ID:qWQMbKuW
>>7
いや別に
0012名無しで叶える物語(庭)
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2019/07/06(土) 22:47:38.65ID:O2zHdcJs
自分が一番役立たずだと思ってる子だろうな
μ'sだと花陽、Aqoursだと花丸あたり
0013名無しで叶える物語(庭)
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2019/07/06(土) 22:48:41.62ID:H6I6DEyb
>>7
晒しあげ
0014名無しで叶える物語(庭)
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2019/07/06(土) 22:50:58.90ID:H6I6DEyb
好きな絵師さんが他界して別ジャンル行って泣いた
122 :名無しで叶える物語(もんじゃ)[]:2019/07/06(土) 22:29:09.97 ID:MrAbSjEY
でもJDのるぴと並んでる姿をブースで見てもそんな歳離れてるようには見えないんだよな

自爆で敵を倒しそうなキャラ
7 :名無しで叶える物語(もんじゃ)[]:2019/07/06(土) 22:34:30.78 ID:MrAbSjEY
>>4
あーあ…
μ’sキャラのつもりでスレ立てたんだろうに.�

好きな絵師さんが他界して別ジャンル行って泣いた
125 :名無しで叶える物語(もんじゃ)[]:2019/07/06(土) 22:42:19.86 ID:MrAbSjEY
なはとがバンドリ行こうとしたりKOUGIがレヴュスタに他界しようとしたの忘れてはならない
0015名無しで叶える物語(ぎょうざ)
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2019/07/06(土) 22:51:25.19ID:niW16EY0
親鳥「ことり・・・・・・・・・・・・穂乃果ちゃんを・・・μ'sを大切にするのよ・・・・・・・・・・・・ 」
0016名無しで叶える物語(たこやき)
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2019/07/06(土) 23:08:47.69ID:H9VWjKzc
ミューズだと凛ちゃん
アクアだと曜ちゃん
0018名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/06(土) 23:14:39.32ID:3R+XMH+A
善子
0020名無しで叶える物語(もみじ饅頭)
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2019/07/06(土) 23:28:24.72ID:B1eICKIg
絵里「あなたを倒すには、二度と修復出来ないようにバラバラにする事!」

絵里(さよなら、穂乃果……希……)

絵里(そして……にこ)
0021名無しで叶える物語(光)
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2019/07/06(土) 23:35:05.40ID:3mD9ixY3
太陽の中心核1600万℃を現界させて自分もろとも敵を焼き尽くす穂乃果ちゃん
0022名無しで叶える物語(光)
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2019/07/06(土) 23:39:54.64ID:rUg4X2H8
>>21
海未ことり「穂乃果はきっと戻ってきます。私達には分かるんです」って最終回になりそう
0023名無しで叶える物語(しうまい)
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2019/07/06(土) 23:47:55.61ID:W2TMiTts
中盤、穂乃果たちを逃がすために自爆…

したかと思いきやそれは演技で敵として現れることり
0024名無しで叶える物語(光)
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2019/07/06(土) 23:55:24.30ID:4rhHBwCd
曜は戦闘の天才キャラで活躍するけど強敵か大軍からAqoursの皆というより千歌を逃がすために自爆しそう
で、実は死んでなく洗脳されて敵側として特に梨子を逆恨みしながらAqoursの前に現れそう
0027名無しで叶える物語(光)
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2019/07/07(日) 06:45:50.80ID:Vukgl2bh
キョンシー化した果南vsダイナマイトを腹に巻き付けた花丸

花丸「水ゴリラー!
一緒に死ぬずらー!!!!!!」
ルビィ「花丸ちゃーーーー!!!!!!!!!」

ズドーン
劇終
0028名無しで叶える物語(なっとう)
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2019/07/07(日) 07:49:32.41ID:3u4Qa7fO
よしこのビックバンアタック!
0030名無しで叶える物語(たこやき)
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2019/07/07(日) 08:34:54.58ID:HlVYnINa
本当に自爆で敵を倒しそう→希

自爆で敵を倒したと思ったら生きてたギャグ展開→にこ
0032名無しで叶える物語(茸)
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2019/07/07(日) 10:35:55.55ID:vqYJpaFv
にこは自爆しようとするも失敗しそう

人造人間25号「花陽。私の好きだった・・ラブライブやスクールアイドルをま、守ってあげて・・頼んだわよ」グシャ
アヤセル「余計なお世話よ。出来損ない」
0033名無しで叶える物語(茸)
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2019/07/07(日) 10:45:50.49ID:OLDWfIso
一人で全部抱え込んで自爆でケリ付けようとするけど寸前で仲間が止め&助けに入っきて
優しさに涙しながら共闘始める鞠莉ちゃん
0035名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 12:54:02.27ID:eRNxL2tu
>>24
わかる

 遂に敵組織の幹部クラス、ライタ王と戦うことになったもののその圧倒的強さに苦戦するAqoursの9人
全身が機械化されたライタ王には果南の重量クラスの攻撃も通じず
ちかりこのコンビも通用しない
ライタ王「よくも今まで我らの仲間をやってくれたな!だがここまでだ」

あらゆる攻撃が跳ね返されライタ王の振るう豪腕と衝撃波で傷だらけになるAqours
追い詰められたAqoursは死を意識し足が自然と後退する
ライタ王「どこへ行く?逃がすと思うか?」
怪我を負った身体では逃げられるはずもない
万事休すかと思ったAqoursだったが一人ライタ王に立ち向かう者がいた

曜「えい!たー!えーい!」
最も傷が深い曜が血だらけの身体でライタ王に殴りかかる
ライタ王から味方を庇って深手を負いながらも攻撃を止めたなかったのも彼女だった
今も殴り続ける彼女だが硬い装甲のライタ王が相手では曜の拳が痛むばかりだ

千歌「曜ちゃん!もうやめて!」
拳が砕け骨が剥き出しになった曜を見ていられなかったのか千歌が泣き叫ぶ
だが拳の砕けた曜は足でライタ王に蹴りを入れていく
当然今度は足が傷ついていく
逃げるために必要な部位がどんどん壊れてしまう曜

それでも曜は攻撃の威勢を緩めない
壊れた拳も動員して庇うこと無くライタ王に叩きつけた
攻撃するたびに折れた手足に激痛が走り曜の口から苦しげな息が漏れる
涙で視界も滲んだ
それでも曜は止めない
大好きな千歌を逃したいから
例え片思いでしかなくとも

ライタ王「うるさいわ」
効かずとも鬱陶しいらしいライタ王は健気に攻撃する曜の髪を掴んだ
顔を殴って怯ませてから曜の鳩尾に強烈なフックを叩き込む
曜の口から吐瀉物と血が弾けでた

ライタ王は更に曜の身体を持ち上げて地面へと投げ落とした
背を打った曜の口から血の泡が吹き出る
硬い岩盤にも関わらず衝撃でヒビを走らせた地がその勢いの凄まじさを物語っていた

Aqours8「曜!」さん!」ちゃん!」
Aqoursの面々が悲痛そうに曜の名を叫ぶ
だが誰も助けに向かえない
ライタ王が圧倒的過ぎて動けなかった。

ライタ王がもはや動くこともままならない曜の足首を掴む
そして空で曜の身体を振り回してから岩盤へと叩きつけた
打たれた地から割れたような破裂音が響く
そこには曜の骨が砕け内蔵が潰れた音も混じっていた
Aqours8「ひっ!?」
Aqoursは恐怖に顔を青ざめた
曜の身体がどうなってしまったのか見るのが怖い
ライタ王の強さと情け容赦のない姿勢が怖い
何より次に潰されるのが自分たちだという事実が怖かった
曜「’$)%#’”%&!”)’(#’=(*」
曜の口からも声にならない叫びが漏れていた
言葉にならない痛みというものが存在するのだとAqoursに教える声だった
とんでもない相手を敵に回してしまった……今更のように遅すぎる後悔をAqoursはしていた
0036名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 13:15:52.06ID:eRNxL2tu
>>35 続き

何度か曜を地面へと叩きつけたライタ王は残るAqoursの8人に向き直った
ライタ王「次は貴様らの番だ」
Aqours「い、いや……」
真っ青な顔で後退するAqoursにライタ王がにやつきながら間合いを詰める
全滅必至──誰もがそう思った時

曜「マダダヨ……」
曜が消え入りそうな声を放ってライタ王に手をかける
ライタ王「まだ生きていたのか?」
面倒そうにライタ王が顔を向けた先では全身が赤く剥けた曜が縋っていた
所々から折れた骨が突き出て内蔵もはみ出している
Aqoursは変わり果てた曜を直視できず目を逸らした
もうその形は人というよりも肉の塊に近い
辛うじて顔だけがこの肉塊が曜だと主張している
その顔とて深い傷が刻まれて女の子として致命的なハンディキャップが負わされていた

ライタ王「それは!?」
相手は満身創痍のはずなのにライタ王の口から警戒心剥き出しの声が放たれた
目を伏せていたAqoursも釣られたように視線を戻す
そしてライタ王が警戒した理由をAqoursも気付いた
そして曜の狙いも察する
曜が持つはエネルギー弾の塊だった
以前のミッションで入手していたものだ

善子「曜!!駄目よ!」
善子が叫んだ
曜はエネルギー弾の塊でライタ王もろとも自爆するつもりなのだ
他のAqours8人も理解しているが制止の声は出てこない
自分たちが助かりたいから、だけが理由ではない
どうせ身体がぐちゃぐちゃになってしまった曜は助からない
仮に助かっても生命維持装置に繋がれた痛ましい人生が待っているだけだろう
そしてベッドに横たわる顔には女の子にとっては辛いほど痛ましい痕が刻まれているのだ
だから止められない

曜「ミンナ……バイバイ……」
潰れた声帯で曜が無理矢理に別れの言葉を告げた
ライタ王「馬鹿な!?よせ!」
千歌「曜ちゃん!」
梨子「千歌ちゃん!」
駆け寄ろうとした千歌を梨子が抱き締めて止めた
今近づけば千歌まで巻き込まれかねない
梨子「さようなら!千歌ちゃんは私が貴女に替えて守るから!曜ちゃんの分まで幸せにするから!」
ライタ王「やめろ!」
ライタ王の命乞いも虚しく梨子の誓いに安心した曜が起爆装置を押した
轟く爆音はライタ王の断末魔を肉体もろとも掻き消した

千歌「曜ちゃん……曜ちゃん……」
基地へ戻る道すがら千歌のすすり泣く声が響く
梨子「千歌ちゃん……」
梨子が痛ましそうに寄り添って千歌を慰める
千歌のみならずAqoursの他のメンバーも悲しそうだった
すすり泣く声も聞こえてくる
梨子にしても恋のライバルの死を喜ぶ気にはなれなかった
戦闘の才能を見せ付けて千歌を曇らせていたような人間であってもその死は悲しい

爆発後は噴煙凄まじく退避せざるを得なかった
曜の遺体を弔うことすら叶わなかったこともAqoursを気重にさせている
0037名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 13:29:54.26ID:eRNxL2tu
>>36

爆発現場に訪れた敵組織の調査員はライタ王が敗れた事実にショックを隠せないでいた
戦闘で最強クラスを誇る武闘派幹部の死は損害として痛い
例えAqoursの天才一人の喪失と引き換えるにしてもだ

調査員A「おい!これ見ろよ」
ライタ王の死の事実を確認した現場に重い空気が下りる中
調査員の一人が大声で注意を引いた
調査員B「なんだ?何かあったのか?」
調査員A「こいつ生きてるぜ」
Aが曜の死体を指さしながら報告した
調査員B「ウソだろ?」
BもAの持つ機器のパネルに目を向けると確かに生体反応があった
この状態で生きていても気持ち悪いだけだ
爆風であらゆる箇所が圧縮したように潰れている
目も片方が破裂していた
調査員C「これだけの爆発で生きてるとはしぶとい奴だな」
Cが呆れたように呟いて「さっさとトドメを刺すか」と自衛用に持っている武器に手をかけた

A「待て」
その動きをAが止める
訝しげに首を振り向けたCにAは言う
A「こいつの身体は持ち帰って改造班に渡してみよう」
BとCの顔に邪悪な笑みが過ぎる
B「そいつはいいな」
C「ククク……死んでおけば楽になれたものを」
B「敵ながら同情するぜ」
A「ああ……それに俺達にとってもライタ王様に代わる戦力になるかもしれんぞ」
喪失していた戦力を埋めるピースが見つかったかもしれない興奮にAは胸を高鳴らせた
だが果たして蘇生に成功するかはわからない
それほどまでに曜の身体は損傷著しかった

調査員たちは延命装置を付けた曜の身体を慎重かつ迅速に基地へと運び込んだ
保つか危ぶまれた命も奇跡的に基地まで保った
勿論奇跡とは敵組織にとっての話であり曜にとっては悪夢じみた不運極まりない話でしかないが
基地に運び込まれた曜は直ちに蘇生処理が施された
ここまで来てもライタ王の攻撃と自爆の爆風で損傷しきった曜が助かる可能性は5分にも達していない
0038名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 13:43:28.86ID:eRNxL2tu
>>37続き

曜は奇跡的に蘇生に成功した
曜「チカチャン……ん、ここは?」
曜が目を覚ました先は知らない場所だった
色々な機械に囲まれて身体を拘束されていた
最も拘束具がなくとも体中に走る痛みのせいで満足に動くことはできなかっただろうが

研究員D「ドクター!目を覚ましました!」
ドクター「ほう助かる確率は低かったはずだが奇跡だな」
曜「なぜ助けたの?」
ドクターと呼ばれた男に曜は訪ねた
この男が助けてくれたらしいがどう見てもAqoursが敵対している組織の一員だ
腕章に描かれたマークがそれを主張している

ドクター「助けたわけじゃない」
ドクターは邪悪な笑みを浮かべた
ドクター「利用したかっただけだ」
曜「あなた達に協力なんてしないから……利用する気ならさっさと殺して」
曜は内心の怯えを隠して気丈に振る舞ってみせた
ドクター「お前の意思の有無なんて関係ないんだよ」
研究員D「嫌でもお前は俺たちの指示に従うことになる」
研究員E「そう改造させてもらうさ」

曜「改造!?」
曜は反射的に言葉を繰り返してから顔を青ざめさせた
自分が自分でなくなるようで途方もない恐怖が身を竦ませる
ドクター「驚くことか?あのグチャグチャな状態から生きてるだけでもお前の身体は改造に近い治療を施されてる」
研究員D「お前の身体にどれだけの人造繊維組織が用いられていると思ってるんだ?」
研究員E「臓器だって使い物にならないから外部装置に繋げて命を保ってるんだぜ」
確かに彼らの言う通り曜の身体は様々な管に繋がれていた
研究員D「そして今度は洗脳だ」
研究員E「更に戦闘力の強化もしてやるよ」
ドクター「そしてAqoursの連中を殺してもらおうかの」
曜「それだけはやめて……お願いだから殺して」
ドクター「お前は我らの最高戦力ライタ王をやってしまった……その償いをしてもらうまでは死なせられんよ」
淡々と告げるドクターがただただ怖くて曜は最早唇を動かすことさえままならなくなってしまった
血の気が失せた身体を横たえて痙攣したように震えることしかできない

そして曜の改造&洗脳手術が始まった
0039名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 14:01:20.80ID:eRNxL2tu
>>38続き

曜「痛ぁっ!」
曜を改造する手術は彼女に激痛を強いた
またどんどん人外になってゆく自分の身体も曜に嫌悪感を抱かせた
曜「千歌ちゃん助けて……私どんどん知らない私になってる……怖いよう」
泣いても助けに来てくれる人はいない
潰れていた目も人造義眼に置き換わっている
透過機能も付いているらしかった

並行して洗脳プログラムも行われた
ヘッドホンとメガネを付けられAqoursへの憎しみを掻き立てる情報に延々と接せられた
研究員E「洗脳プログラムは人体改造ほどにはうまくいきませんね」
研究員D「余程Aqoursが大切なんだな」
だが実際には曜は蝕まれつつあった
曜が好きなのは千歌であってAqoursではなかったのだから
事実として洗脳プログラムは曜の心の片隅にあった梨子への嫉妬を増幅させる役は担っている
憎みたくはないがどうしても自分がこんなに苦しんでいるのに千歌の傍にいるであろう梨子が許せない

ドクター「ふん!どうせマインドコントロール的手法なぞ大して期待しとらんわ」
研究員D「ではアレを?」
ドクター「ああ……脳外科手術を行う」
その言葉を聞いた曜の顔が凍りついた
様々な改造を身体に加えられてきた曜をしてなお耐え難い恐怖だ
曜「やめて……」
研究員E「俺たちをあれだけやっつけておいて情けないことを言うのはやめるんだな」
研究員D「後悔してももう遅いぞ」
研究員E「脳を弄ればもうお前の意思はなくなる」
研究員D「思考も意思も俺たちの命ずるがままにしかできなくなる」
研究員たちが笑った
研究員F「ですがロボトミー化手術はまだ完璧と言い難いのも事実です」
研究員F「もう少し技術の成熟を待つべきでは?」
研究員D「そんな時間は残されていない!」
長髪の研究員が慎重論を唱えたが胸板厚い研究員が一喝して退けた
ドクター「そうだな時間がない」
ドクター「我々にもこの娘にも」
ドクターが焦れたように呟く声は曜の耳にも聞こえたが最早気に留める余裕は残っていなかった

そして曜の脳外科手術が実施された
麻酔もなく曜の頭が切開され脳組織が切り刻まれてゆく
脳組織が切除されたり掻き回されたりする度
大切な何かが失われていく感覚が曜を襲う
そしてそれは不可逆的で二度と戻らないものだ
脳を弄るということはそういうことなのだ
目からは自然と涙が溢れ出てくる
だが手術が進むにつれて曜から悲壮という感情は消えてしまった
痛みも気にならなくなっていった
0041名無しで叶える物語(八つ橋)
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2019/07/07(日) 14:13:26.94ID:WRbOLbPq
まぁワイも読んでないけど読みたい人は読んで読みたくない人は読まないってだけでエエんちゃう?
パッと見で大体おもろいかおもんないか分かるし
そして「きずけ」でなく「きづけ」ね
0042名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 14:16:41.82ID:eRNxL2tu
>>39続き

ドクター「手術は成功しました」
おそらくとドクターは心の中で付け加えて上奏した
ボス「それですぐに実戦投入できるのか?」
ドクター「あと少しだけなじませる時間が必要です」
ボス「急げ!時間がない」
ボスが焦れたように言う
ライタ王を失ってから戦況がAqours優勢に移ってしまった
曜に改造手術をしている間にも組織は弱体化している
ボスが曜の実戦投入を急ぐのも無理からぬ話だった

ドクター「仰せのままに」
ドクターは仰々しく頭を下げた
戦況に関係なく曜の実戦投入は急がなければならない
元より死にかけの機能不全の身体に無茶な生体改造をしたのだ
曜の命は長くない
だからこそ長寿を無視した戦闘力全振りの改造もできたのだが


そしてその兵器曜が遂に実践投入された
鞠莉「ついに敵のアジトに突入ね」
ダイヤ「曜さんがライタ王を巻き添えにしてから随分戦況が楽になりましたね」
ルビィ「あれが一番手強かったもんね」
果南「曜の戦力ダウン差し引いてもこちらが優勢になったよね」
花丸「おら達も修行したからずら」
ダイヤ「できなかったことができたりー!」
鞠莉「それも修行の成果ね」
果南「おっとまた敵だよ」
千歌「任せて!」
梨子「サポートするね」
善子「この二人もすっかり阿吽の呼吸になったわね」
花丸「夫婦みたいずら」(いつかおらも善子ちゃんも///)
ルビィ「曜さん居なくなってこの辺の連携力は上がったかもね」
果南「あっもう倒してる」

アジトを快進するAqours
だがその前に今までとは明らかにオーラの違う敵が表れた
こいつは強い
場数を踏んできたAqoursはそう直感する
同時に眼の前の敵に懐かしい面影も感じていた

梨子「って曜ちゃん!?」
千歌「な、なんで?死んだはず……」
Aqoursの顔に動揺が走る
眼の前に居るのは死んだはずの曜だった
身体は人間のものとは言えない醜い形相と不気味な骨格を呈しているが
顔は見間違えるはずもない
ただ表情といえるものは消えていた

曜「ターゲット補足→排撃開始」
抑揚のない声で喋ったかと思うと曜が一気に間合いを詰めてきていた
立ち竦む梨子を目掛けて長く伸びた腕が振り下ろされる
梨子「なっ!?」
梨子もあり得ない駆動をする関節をする曜の動きに咄嗟には対応できない
0044名無しで叶える物語(SB-iPhone)
垢版 |
2019/07/07(日) 14:27:34.25ID:zJzJce3u
巧妙なドラゴンボールスレ
0045名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2019/07/07(日) 14:31:54.93ID:eRNxL2tu
>>42

千歌「危ない!」
千歌は梨子に飛びついて身体を弾いた
その機転で梨子は直撃を免れたが曜の腕が落ちた場所は深く抉れている
食らっていたらひとたまりもなかっただろう
千歌「大丈夫?」
梨子「あ、有難う」

千歌「曜ちゃん!なんでこんなことするの?」
曜「千歌ちゃん?→なんで標的庇う?」
千歌の怒号に返答する時もやはり曜の声は抑揚を欠いていた
果南「それに曜は死んだはずじゃ?」
ダイヤ「ええ……あの爆発で助かるわけありませんわ」
善子「それにその禍々しい身体は一体?」

ドクター「ふんっ生体改造と洗脳手術を受けているのだよ」
口々に疑問を発するAqoursに返答したのは白衣を来た肥満体の男だった
梨子「か、改造!?」
千歌「貴方は一体」
ドクター「はじめましてAqoursの皆さん」
ドクター「私はここで改造班のリーダーを努めている者で皆からはドクターと呼ばれている」
花丸「改造班?ドクター?」
鞠莉「こいつが曜をこんなにしたってことね」

ドクター「睨むのは止めてもらいたいものだ」
研究員D「その通り!我々が居なかったらこいつは死んでいたんだからな」
研究員E「助けてやったんだぜ?お前らが見殺しにしたこいつをなぁ」
ドクターと名乗った男の後ろから白衣の男たちが表れた

ダイヤ「まぁここで遭遇したからには敵なんでしょうけど」
果南「つまりこいつらを倒せば曜の洗脳も溶けるってこと?」
研究員D「そいつは無理だな」
研究員E「ああ脳を弄ってる」
研究員F「私達を倒しても脳は元に戻りません」
研究員D「こいつはもうお前らを倒すためのロボットみたいなもんだよ」
研究員E「見た目は顔以外モンスターだがなぁ」
研究員F「顔の傷だけはサービスで直しましたが」
研究員D「まぁ俺らを倒すのも無理なこと」
研究員E「俺らの命ずるままにこの曜とかいう娘が守ってくれるからな」
白衣の男たちが下卑た笑い声を響かせた

善子「なんて事を……」
果南「もうどうにもならないの?」
ダイヤ「ええ……脳を切ったり掻き回したりしたというのならもう二度と元には戻せませんわね」
花丸「でもそんな技術が可能だなんて」

ドクター「ああ確かに不完全なようだ」
ドクター「Aqoursを全滅させろと言ったはずだがその梨子とかいう赤髪の娘ばかり狙っている」
ドクターの言う通り曜は執拗に梨子を狙って攻撃していた
千歌が梨子の防御や回避をサポートしていなければ避けきれないだろう手数だ
0046名無しで叶える物語(らっかせい)
垢版 |
2019/07/07(日) 14:40:22.68ID:4RidUou+
>>42
仲間が自爆で死んだのにサバサバしすぎだろ、艦これ4話かよ
ルビィ「曜さん居なくなってこの辺の連携力は上がったかもね」
はさすがに草
0047名無しで叶える物語(SB-iPhone)
垢版 |
2019/07/07(日) 14:45:51.87ID:CbqW8skh
自爆してもワンターレンごいれば生き返るんだよな
0048名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2019/07/07(日) 14:49:39.67ID:eRNxL2tu
>>45続き

研究員D「脳手術の前の刷り込みが影響しているのかもしれませんね」
研究員E「ああ元から持っている不満を増幅させてAqoursへのヘイトを育てようとしたあれか」
研究員F「何れにせよ不完全な技術ですから何が影響してこうなったのかわかりませんね」
ドクター「だが構わんさ」
ドクター「全滅させることに変わりないならな」

果南「ふん!曜がちかりこに夢中になってる今なら貴方たちは無防備なんじゃないの?」
善子「この隙に倒してやる!」
ドクター「それは無理だな……曜は我らの命令を最優先する」
ドクター「曜!こいつらを先に潰せ!」
研究員D「そいつらを倒すのは俺たちを守ってからでいい!」

曜「命令感知→眼前梨子→命令優先→梨子梨子梨子→命令」
梨子への未練を見せながらも曜はドクターたちの命令通りに動いた
ドクターたちの前を塞ぐように立ちはだかる

鞠莉「なら曜を避けてあんたたちを攻撃するだけね」
飛び上がった鞠莉が曜を迂回する弾道でドクターを狙い撃った
だが射出されたエネルギー弾は手早く回された曜の腕によって防がれた

研究員D「わかったか?俺たちの命令に従って守ってくれるんだ」
研究員E「どっちにしろこいつは盾だ」
研究員D「迂闊には攻撃できまい」
ドクター「さぁ曜こんどはこっちからも攻撃してやれ」
ドクター「我らを守ったままこいつらを攻撃できる機能も持たせたはずだ」

曜「了解→弾幕展開」
ドクターに命ぜられた曜の身体の所々に穴が開く
そこから真っ赤な火球が放たれてAqoursへと降り注いだ
ダイヤ「なっ!?身体からこれだけのエネルギーを放出するなんて」
善子「避けるのに手一杯ね」
ルビィ「何をエネルギー源にしてるの?」
花丸「命を削ってるみたいずら」

火球を避けるのに手一杯のAqoursだがとりわけ梨子は苦戦していた
梨子「なんで私のところばっかり!?」
千歌「危ない!えいっとおっ」
果南「こっちも加勢するよ」
火球はAqours全体を襲ったがムラがあった
千歌に向かう量は少なく梨子に向かうは量は多い
避けきれそうもない梨子を助けるべく千歌と水属性の果南が放水術で梨子に飛ぶ火球を幾つか撃ち落とした
おかげで梨子は被弾せずに済んだ

研究員D「被弾ゼロ!?馬鹿な」
研究員E「ライタ王クラス……いや瞬間的なパワーならそれ以上になる強さに改造したはずだが」
白衣の男たちの間に動揺が走っていた
曜の改造に熱中するあまりAqoursの調査に手が回っていなかったらしい
千歌たちも強くなっているのだ
研究員F「それより攻撃にムラがあるのが気になります」
研究員F「多く攻撃する標的とあまり攻撃したがらない標的がいるようです」
ドクター「この手術もまだ完全ではないということか」
研究員D「Aqoursの他の8人を生け捕りにできればこの実験もさらに進むんですけどね」

Aqours「なっ!?」
白衣の男が告げた事実にAqoursは顔を顰めた
曜のように醜い姿に改造させられるのは死んでもごめんだ
いっそ死んだほうがマシだと全員が思っている
0049名無しで叶える物語(しうまい)
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2019/07/07(日) 14:50:43.52ID:dGQDxEGV
セリフの掛け合いで進行できそうなところにわざわざ地の文入れちゃうから冗長な感じが出ちゃうんだ

そのくせセリフが連続しまくるところもあるから余計に語らなくていいものを語って語るべきものを語らない話になってる
0051名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 15:07:37.32ID:eRNxL2tu
>>48続き

ドクター「火球は効果が薄い!曜!別の攻撃だ」
曜「了解→氷柱発射」
ドクターの命令に従い曜の身体から先端の尖った氷の柱が放たれた
Aqoursに降り注ぐそれはやはり梨子に多く千歌に少ない

梨子「また私を!?」
千歌「梨子ちゃん!」
避けきれない梨子を庇い千歌が飛びつく
梨子の居た場所に氷柱が突き刺さった直後には梨子を目掛けて別の氷塊が降ってきていた
梨子「って千歌ちゃん!?」
万事休すと思った梨子の上を千歌が覆った
千歌「梨子ちゃんは私が守る」
ダイヤ「くっ!危ないですわ!」
千歌の背に直撃するかと思われた氷塊は炎属性のダイヤの炎上呪文によって溶かされた
連携が強敵への対処に繋がっている
Aqoursが成長した証でありパーフェクト・エイトの結果だ

研究員E「くっ!これも通用しないのか」
研究員D「こうなったら雷撃で動きを止めろ!あれなら避けようもない」
研究員F「そんなに出力して大丈夫なんですか?」
ドクター「どうせ長くはない命だ」
ドクター「それよりここで命を尽くして新しい実験体を手に入れた方が我らの戦力挽回にも繋がる」

白衣の男たちの話し声が聞こえたAqoursにまたも動揺が走った
千歌「長くない命?」
鞠莉「どうせ死ぬってこと……下衆ね」
花丸「でもおかげで決心がついたずら」
ルビィ「えっ?」
花丸の発言にルビィが驚いたように目を向けた
花丸「脳を弄られてもう元に戻る見込みもない……身体も化物そのもの」
花丸「ルビィちゃんはあれで生きていたいと思うずら?」
あれと形容された先に視線を向けると惨めな曜の形が目に焼き付く
殺してほしい
思考の自由が奪われた曜だがもし今の姿を過去の曜が見たらそう言うだろう

曜「充電完了→落雷」
空が光ったかと思うと鋭い矢が梨子を目掛けて落ちた
梨子「また!?」
千歌「危ない!?」
梨子の傍に千歌が駆け寄る
二人感電するだけだ
そう思ったAqoursだが雷が二人に落ちることはなかった

曜「!?→軌道修正→被弾可能性有り→高速移動」
まっすぐ落ちるかと思った雷は曜の声に応じて軌道を変えた
ちかりこへの直撃は免れそうだが感電は不可避な位置になお落ちそうだった
だがそこに高速で移動した曜が自らの身体を雷に差し出した
同時に衝撃波を下方に放ってちかりこの二人を弾き飛ばしていた

曜「!?→感電→回路損傷」
ちかりこへの感電は避けられたが庇った曜は落雷によってダメージを負ったらしい
身体からタンパク質を焦がしたような嫌な匂いが上がった
0052名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 15:19:43.81ID:eRNxL2tu
>>51続き

研究員D「馬鹿な!?庇っただと!?」
研究員F「あの千歌とかいうリーダーには攻撃したがらないみたいですね」
研究員E「やはり手術は不完全だったのか」
ドクター「ふん!脳を弄ってるんだから強行させれば攻撃するというもの」
ドクター「曜!その千歌とかいう小娘にも構うな!やれ!」
ドクターの命令に曜が始めて逡巡する表情を見せた
無表情一辺倒だったというのに
曜「命令感知→千歌ちゃん→命令感知→チカチャン」

ドクター「やれ!」
曜「!?→落雷→ちかちゃんちかちゃん」
ドクターの怒号を受けた曜が雷をちかりこ目掛けて放った
同時にその瞳から涙が落ちた
千歌が好きだった頃の残滓に違いなかった

ルビィ「させない!吸術発動!」
今度こそ直撃するかと思われた雷だがルビィの杖へと吸い込まれていった
ダイヤ「さすが我が妹ですわ!」
ルビィ「えへへ」
姉にべた褒めされてルビィは満更でもない様子だった
そこにかつての仲間と敵対している悲壮はもうなかった

研究員D「吸収された!?」
研究員F「貴重なエネルギーの無駄遣いでしたね」
ドクター「ええい!こうなったら肉弾戦だ!襲いかかれ!曜!」
思ったように進まない戦況に焦ったらしいドクターが怒号を飛ばした

曜「命令感知→肉弾戦モード移行→覇!」
曜が猛スピードでちかりことの間合いを詰めてゆく
千歌「くる!?」
梨子「千歌ちゃんは逃げて!標的は私だろうから」
千歌「駄目だよ!」
そうは言ったものの千歌にアイデアがあるわけではない
曜をどうにかしないと梨子に危害が及んでしまう

千歌が迷っている間にも曜は間合いを詰めてきていた
距離がどんどん近づいてくる
このままでは肉弾戦必至だ

ルビィ「させない!」
その時ルビィの杖から雷が迸り出て曜に直撃した
曜「!?」
感電したように曜が動きを止める
さっき吸収した雷を放ったらしい

ルビィ「千歌ちゃん!梨子ちゃん!ここまで来て何を躊躇うの?」
千歌「えっ?」
ルビィ「戦わなきゃ大切なものは守れないんだよ!?なのにどうして反撃を躊躇するの?」
ルビィ「それに聞こえたでしょ?もうどうせ曜さんは死ぬんだよ」
ルビィの指摘する事実にちかりこも腹を括った
その通りだ
旧友だからといって躊躇っていては大切なパートナーを危険に晒すだけだ
0053名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 15:36:58.13ID:eRNxL2tu
>>52続き

梨子「たあっ」
梨子は飛び上がると痺れて動きの鈍っている曜の顔面を足裏で蹴り込んだ
曜「!?→攻撃感知→反撃移行」
すぐさま反撃しようとした曜の後頭部に千歌が膝蹴りを見舞い動きをとめる
後はちかりこの二人でタコ殴りだった

曜も長く伸びた手足で反撃を試みたが善子と花丸が剣で斬撃を加えて防いだ
善子「あの二人が攻撃できるように」
花丸「曜ちゃんの攻撃器官を潰すずら♪」

研究員D「曜!火球でも氷でも雷でもエネルギー弾でもいい!広範囲攻撃でそいつらを蹴散らせ!」
研究員F「いいんですか?肉弾戦中にその攻撃は曜も巻き込みますよ」
研究員D「そんなこと言っている場合か」
研究員E「どうせ自爆していた奴だしな」
ドクター「そうだな……曜!火球で周囲を焼き払え!」
ドクターの指示を受けて曜が身体の所々から穴を開く
ルビィ「今だ!」
だが放たれた火球は周囲を焼き払うことはなかった
ルビィの杖に吸収されてしまったのだ
研究員D「何だと!?」
研究員E「しまった!」
研究員F「でも今度は打ち返しはできないでしょうね」
ドクター「そうだな……味方も巻き込んでしまう」

だがルビィは白衣の男たちの思惑の上を言った
杖の先端に熱を集中させると曜の穴に押し付けた
曜「!?!?!?あがあああああああああ!!!!!」
タンパク質の焼ける臭いが酸鼻を突く
曜も表情と声に苦痛を滾らせていた

研究員E「なんだあいつ!?あんな返し方もできるのか……」
研究員D「それより曜のやつは痛覚が蘇ったのか?」
研究員F「元から痛覚はなくなっていないです」
研究員F「それどころか鋭敏にさえなってるんですが命令系統を優先させる関係で顔や声には出なかっただけですね」
ドクター「シナプスが受容できる情報量の限界を越えだしたんだ……ここまで奴らが強くなっているとは」

ドクターが嘆く先では曜が顔を梨子に殴られ後頭部を千歌に殴られて無様を晒している
手足は既によしまるに切り落とされていた
ダルマとなった肉塊の肌にもWWWトリオの攻撃は容赦がなく降り注ぐ
エネルギーの発射源を潰そうとしているのだろう

研究員D「ライタ王並の戦力になるはずだったのに何故……」
ダイヤ「それだけ私達も強くなったということですわ」
鞠莉「いつまでも弱いままだと思った?」
果南「ライタ王とやらの戦いで仲間を犠牲にした私達はその悔しさを胸に修行に励んだんだ」
呆然とする白衣の男たちにAqoursの三年が説明するように告げる

ダイヤ「それに千歌さんと梨子さんの結束力が上がってチームワークが向上しましたの」
鞠莉「曜がちかりこにヒリつかなくなったからね」
ダイヤ「まぁルビィの術式向上も大きいですけど」
果南「ダイヤ実はそれが一番言いたかったんでしょ」
鞠莉「ほんとシスコンねぇ」
ダイヤ「お黙り!」
鼻高々に妹を褒めるダイヤをかなまりの二人が冷やかす
Aqoursの平和な日常の一コマだった
尤も思惑の外れた白衣の男たちにそれを味わう余裕はなかった
0054名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 15:54:41.79ID:eRNxL2tu
>>53続き

研究員E「俺たちの予想を越えてこいつらが強くなっていたということか……」
研究員F「多分それだけじゃなくですね改造手術と洗脳手術が不完全だったんだと思います」
研究員D「何!?」
研究員F「千歌への未練を削り取りきれなかったようですね」
研究員F「脳のどこにどの記憶がしまってあるのか完全には解明されていませんから」
ドクター「むぅ……前頭葉を切除し大脳を掻き回して我らの命令どおりに100%の力を発揮するはずだったというのに」
研究員F「海馬の方に残る記憶まで外科手術ではどうにもできないですからね」
ドクター「身体もついてきていない……改造による強化の代償と反動が予想よりも大きく早すぎた」

三年「それでだ」
敗因を語り合う白衣の男たちにAqoursの三年が声をかけた
ダイヤ「あの通り曜さんはもうあなた達の擁護に回れないようですわね」
果南「覚悟はできてるかなーん?」
研究員D「おい!待て!お前らは仲間がどうなってもいいのか?このまま攻撃を続ければ曜も死ぬぞ!」
鞠莉「どうせ死ぬんじゃなかった?」
果南「まぁ本来なら自爆した時に死んでるはずだし」
ダイヤ「それにあんな醜く成り果て思考能力さえなくなるなら死んだほうがマシですわ」
鞠莉「私達から曜に与える一種の尊厳死ね」

完全に反論されDも黙るしかない
研究員F「そうですね……確かにもう曜は元に戻せません」
研究員F「だから殺す……っていうのは消去法的に考えて仕方ないでしょうね」
果南「冷静に言ってる場合かなん?今から君たちは私達にどうされるか分かるでしょ?」
怒りを押し殺した声で告げる果南に返ってきたのは高笑いだった

研究員E「ふはははは!!!!!もう勝ったつもりか?私達がこんな格好をしてるから弱いとでも思っているんだろ!?」
研究員E「勉強漬けで弱っちい相手だと舐めているだろ!?ふははははは!」
ダイヤ「あら?違いましたの?」
研究員「ふははははは!確かにイメージ通りだ!だが弱いままだと思うか?」
ドクター「E?」
研究員E「ドクター!我らはあの注射を打ちましょう!」
Eの発案を白衣の男たちは驚愕の表情で迎えた

研究員F「あれも未完成ですよ?」
ドクター「うむ……危険過ぎる」
研究員E「何を言っているんです?どうせ殺されるんですよ?危険?何もしないのが一番危険な現状を見て言ってるんですか?」
研究員D「確かにやるしかあるまい……どうせ殺すよな?」
弱気な瞳を向ける白衣の男をダイヤは大仰な溜息で突き放す
ダイヤ「試しに命乞いしてみますか?」

研究員E「結構だ!ドクター!貴方がどうあれ私は打ちますよ!」ブスッー
研究員D「他にしようもない」ブスゥー
研究員E・D「漲ってきたああああああああ!!!!!!!」
ドクター「仕方あるまい」ブスゥー
研究員F「まぁこういう時のために携帯してる強化剤ですからね」ブスゥー
注射を打った男たちの身体が激しく波打った
白衣の上からでも分かるほどに筋肉が膨張してゆく

果南「ふーん自分たちでも戦うんだ」
鞠莉「いよいよ追い詰められたって感じね」
0055名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 16:11:40.88ID:eRNxL2tu
>>54続き

白衣の男たち「ハッハッハッ!」
増強剤を打って強化された男たちが呼吸を荒ぶらせる
ダイヤ「それで?勝てるとお思いですの?曜さんやライタ王ほど強くなったとも思えませんが」
冷静に告げるダイヤに男の一人が哄笑で応じる
研究員D「ふはははは!曜もライタ王も一人で多勢に挑んでいった!だが我らは違う!」
研究員E「その通り!1対6でボコってる曜戦と一緒にしてもらっては困る!4対3で我らの数的優位だ!」
研究員D「ちかりこのチームワークと言ったな?我らのチームワークも見せてくれるぞ!」
研究員E「貴様らを倒したら曜との戦いで疲労しているであろう残り6人も生け捕りにしてくれるわ!」

ダイヤ「そう上手くいくとお思いですか?数的有利の話を持ち出すなら私達の1年2年の方があなたたちより一人多いですが」
ドクター「この増強剤の効果を舐めてもらっては困るな」
ドクター「貴様が思っている以上に我らは強くなっている!」
果南「なら御託はいいからさっさとかかってきなよ」
鞠莉「威勢じゃなくて力で証明してもらいたいわ」
白衣の男たち「言われるまでもなし!行くぞ!」

ダイヤ「ってやるまでもありませんでしたわね」
そう言うダイヤの足元には横たわる白衣の男たちの身体があった
確かに筋力は増えていたが彼等には戦闘経験が圧倒的に足りていなかった
戦い方を知らなければ折角の筋肉も重たい鎧だ
果南「拍子抜けだったなーん」

研究員D「馬鹿な」
研究員E「ぐぬぅ……バンドリバンザーイ!」
ドクター「最早ここまでか……無念」
研究員F「まぁこうなりますよね」
倒れ伏した男たちは口々に断末魔を言い残して目を瞑っていった

鞠莉「残るはあっちね」
果南「ってもう終わりそうだけど」
ダイヤ「ですわね」
果南「あー今いいの決まった!梨子もなかなかいいキック持ってるね」
鞠莉「ってこっちに曜の身体が飛んでくるわよ」
一心地付いた三年の元へと梨子から蹴り飛ばされた曜が着弾した
空を飛ぶ時も血や体液を散らしていたが着地の衝撃時には一際多くの液体を弾かせた
身体中潰れ手足もない曜の身体はグロテスクなイモムシのようだった
毒々しい色の体液を零しながら死にゆくイモムシそのものだった
0056名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 16:27:59.55ID:eRNxL2tu
>>55続き

曜「ああ……あがぁはっ……」
死にきれず曜がもがく
なまじ強化されたが故の悲劇だろう
本来ならとっくに死んでいる
そもそももし曜が元々弱ければライタ王に殺されるか自爆の時に即死できていた
強かったが故の悲劇だ

千歌「あーっそっち行った」
千歌たちが駆け寄ってくる
鞠莉「しぶといわね」
梨子「でももうすぐ終わるから」
千歌「今トドメ差すね」
千歌が振りかぶった拳を曜の顔面に落とした
曜「痛いよ千歌ちゃん……」
Aqours「!?」
Aqoursの面々は思わず顔を見合わせていた

花丸「今千歌ちゃんって言ったずら?」
善子「痛いと言っていたようにも聞こえたわ」
果南「気のせいじゃない?だって手術で脳を弄られてるんでしょ?」
ダイヤ「治らないはずですわね」
千歌「だよね?それもう一発!てい!」
千歌が拳を振りかぶって曜の顔面を殴る
既に折れて骨が剥き出しになっている鼻(があった場所)に陥没を作った
間欠泉のように血が吹き出る鼻下で曜の唇が動く
曜「止めて千歌ちゃん痛いよ」
Aqours「!?」
今確かに聞いた
曜が悲鳴を上げる声を

ダイヤ「曜さんは思考能力をなくしたはずでは?」
果南「まさか治ったのかい?」
ルビィ(こんな潰れたイモムシみたいな状態で思考能力治ってもなぁ)
花丸「脳を弄ったのならあり得ないずら」
研究員F「あーそれは記憶が反射的反応してるだけだと思いますね」
Aqours「!?」

ダイヤ「って貴方も生きてらしたの?」
研究員F「増強剤のお蔭で生きながらえてるだけで死にかけですよ」
研究員F「もうじき死にます」
千歌「じゃあその前に教えて」
千歌「記憶の反射的反応ってどういうことなの?」
研究員F「脳の海馬って所が記憶を司ってるんですけどそこには手を加えてないんですよ」
研究員F「まだ未知の研究領域ではありますから」

研究員F「記憶操作は主にマインドコントロール手法で行っています」
研究員F「なんでショックかなんかでそれが解ければ記憶自体は残ってるはずですよ」
果南「話が難しいよ!治るってことじゃないよね?」
研究員F「ええ 大脳新皮質をメインに外科手術を行って思考能力を奪っています」
研究員F「それはどうしたって治りません」
梨子「ということは?」
研究員F「記憶はあるけどそれを思考に結びつけることができず与えられた反応に記憶から対応例を呼び出して反射的に口走ってるだけです」
研究員F「ものを考えることはできていないので心のこもってないセリフってことです」
痛いって感覚は事実でしょうけど
男は静かに付け加えた
0057名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 16:44:17.61ID:eRNxL2tu
>>56続き

善子「どっちにしろ生きる屍ってことね」
善子(って待てよ?)
研究員F「言い得て妙ですねwその通りです」
梨子「ならどっちにしろ始末してあげないとね」

ダイヤ「死ぬ前にもう一つよろしいですか?」
研究員F「息のあるうちなら」
ダイヤ「貴方は増強剤のお蔭で生きながらえていると言いましたよね?ならこちらの殿方たちも?」
寝転がった白衣の男たち「!?」
死体のはずの三体の動揺をAqoursは見逃していない
まだ息はある

研究員F「さぁどうでしょう?不安なら頭潰せば確実です」
果南「そうさせてもらおうか」
研究員D「や、やめっ」
鞠莉「あーらやっぱり生きてた」
果南「始末しないとね」
かなまりの二人が死んだフリをしていた白衣の男たちを潰していった
無論ドクターと名乗った男の頭部も確実に砕いた

ダイヤ「残るは貴方だけですわね」
研究員F「お好きにどうぞ」
善子「トドメを刺す前に教えて?この先にはまだボスの他にも敵はいるのよね?」
研究員F「隠すまでもないことですね」
研究員F「今あなたが殺したドクター作のモンスターがウヨウヨしてますよ」
善子「強いの?」
研究員F「曜みたいな秘密兵器ではないですがそこそこ」
研究員F「まぁ曜を倒したあなた達なら如何ようにでもできるでしょう」

善子「でも脅威が残ってることに変わりないか」
果南「そろそろいい?この男も倒して曜も倒して次に向かわないと」
善子「ああもうその人は聞くこと聞いたから好きにしていいわ」
研究員F「ご親切にどうも」
果南「じゃあグシャッと」
饒舌だった白衣の男も果南に頭を潰されると完全に黙った
もう二度と口を開くことなく

ダイヤ「じゃあ最後の処理をしてボスの元へ向かいましょうか」
千歌「うん……じゃあね曜ちゃん」
千歌が武器のバールを曜の顔面向けて振り落とした
当たった片目が弾けて白い液体を周囲に撒き散らす
曜「千歌ちゃんやめて……痛いよう……目が見えないよう……」
苦悶の声を漏らすように構わず千歌は更に一撃加えた

梨子「千歌ちゃん一人に重荷を負わせない!私もやるわ」
梨子は灼熱魔法で真っ赤に熱した鉄製ドライバーの先端を潰れた曜の目に押し当てた
曜「熱いよう……梨子ちゃんごめんなさい……もうヤキモチしないから許して」
曜の懇願を無視して梨子は熱棒と化したドライヤーを掻き回した
曜の顔が崩れて爛れてゆく
梨子「大分顔を崩したわ!後は踏み抜けば脳まで破壊できるはず」
千歌「これで終わりだね」

曜「痛いよう……怖いよう……千歌ちゃん助けて……」
勿論千歌が取り合うはずもない
足を上げて梨子の構えたドライバーの柄を目掛けて振り下ろそうと構える
善子「待って!」
だがその動作も善子の制止の声によって止まる
0058名無しで叶える物語(たこやき)
垢版 |
2019/07/07(日) 16:49:04.98ID:pEEkXJuC
千歌ちゃんは曜ちゃんから見たら進撃のアルミンみたいなポジションになってほしい。
0059名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2019/07/07(日) 17:00:02.01ID:eRNxL2tu
>>57続き

千歌「どうしたの?」
善子「まだボスの他に敵が残ってるって話でしょう?」
花丸「さっきの白衣の人が言ってたね」
善子「曜に倒してもらうのはどうかしら?」
善子の提案にAqours一同が注目する

ダイヤ「どういうことですの?」
善子「私の黒魔術を使って曜を使い魔のようにするの」
善子「まだ生きてるなら支配系魔法ができるわ」
ルビィ「支配系の術はかなり高等だけどできるの?」
善子「さっき白衣の人が言ってたでしょ?思考能力が外科手術で奪われてるって」
果南「うん それで?」

善子「それで命令を聞きやすい状態にしていたとすれば今の曜には支配系の魔術が有効なはずよ」
鞠莉「なるほど……ただでさえ言うこと聞きやすい状態だしね」
善子「どうやったかはともかく今の連中は曜を自分たちだけの命令を聞くように改造していた」
善子「でも命令者たちが死んだ今は私の術が容易にはまるはず」
花丸「リトルデーモン化計画ずらね」
善子「ええでもマスターは私じゃない」
善子の目が千歌に向く

千歌「ふぇ?」
視線を向けられ首を傾げる千歌に善子は言う
善子「白衣の人はこうも言っていたわ」
善子「記憶は海馬にありそこに手は加えていない」
果南「その辺の説明は難しくてよくわからなかったけど」

善子「まぁともかくその記憶を利用するの」
善子「洗脳されても曜が千歌を攻撃したがらずリリーばかり狙ったのは記憶があったから」
ルビィ「千歌ちゃんが好きで梨子ちゃんにヤキモチしてるって記憶だね」
千歌「そうだったんだ」
梨子「千歌ちゃん……」
梨子は鈍感と言いたいところだろうが堪えていた
善子の話を優先すべきだと思ったのだろう

善子「私が支配系の黒魔術を使って曜を千歌のリトルデーモン化するわ」
善子「だから千歌が指示を飛ばして曜に敵を攻撃させて」
鞠莉「千歌の命令なら曜も忠実に120%の力を発揮するってわけね」
善子「エサクタ!」
善子が我が意を得たとばかりに鞠莉を指差して叫ぶ

ダイヤ「名案ですし私達も安全になりますがこれ使い物になりますか?」
ダイヤが足元に転がるイモムシじみた肉塊を見下ろして懸念を呈した
善子「もちろん曜をもう一度戦闘用に改造するわ」
梨子「できるの?」
善子「私の黒魔術とずら丸の知識とルビィの魔力で頑張ってみる」
ダイヤ「あまり時間は残っていませんわよ」
善子「急ごしらえになるけど急いでやるわ」
善子「というわけでずら丸!ルビィ!手を貸して!」
ルビィ「勿論!」
花丸「ずら!」
0060名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 17:14:04.71ID:eRNxL2tu
>>59続き

こうして曜は善子たちによって更に無理な改造が加えられた
切り落とされた手足は無理矢理に縫合され戦えるようにされた
曜「痛いよう……やめて……許して……千歌ちゃん助けて」
痛みを訴える声を曜が反射的に上げたがあくまでも無慈悲に改造は強行された
そして黒魔術によって千歌のリトルデーモンに堕とされた

千歌「敵だ!曜ちゃん倒して!」
曜「!!!!!!!」
こうしてアジトの深部では千歌の命ずるままに曜が戦わされた
敵の攻撃の被弾と無理な改造が祟り一戦を経るごとに曜の身体は更にボロボロになっていく
だが一切顧みられることなくボスの手前まで使い潰された
痛みに耐えかねた曜は常時泣いているが一切無視だ
どうせ思考なんてできない肉塊なのだから

果南「ついにラスボスだね」
鞠莉「長かった戦いも終わりね」
梨子「私千歌ちゃんのことが大好きだからここまで戦ってこれた」
千歌「私だって梨子ちゃんの事を愛しているから守らなきゃって思ってここまで戦ってこれたんだ」
梨子「///」
曜「ヤメテ…クルシイ…イタイヨ…チカチャン」
ダイヤ「ちょっとそこ!イチャつかないでくださる!」
ルビィ「油断はやめるビィ!」
花丸「ずら!ラスボスもこの先でおら達を待ち構えてるずら」
善子「弱い訳がない……というわけで曜の出番よ」
梨子「ってこれはもう戦えないんじゃ」

梨子が視線を落とす先ではすっかり活け造りとなった曜が独り言を呟いていた
連戦で臓器も手足も剥がれて顔もミンチ状態になっている
直前の戦いで最後の力も使い果たしたようだ

ルビィ「もう攻撃は無理だね」
果南「私達の出番か」
善子「いやまだ一つできることがあるわ」
善子「ねぇこう命令して」
千歌「なになに?なるほどー」
0063名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2019/07/07(日) 17:33:13.27ID:eRNxL2tu
>>60続き

奥の部屋ではボスが待ち構えていた
最後の戦いだが一人でも多くのAqoursメンバーを道連れにするつもりだった
そこに何かが跳ねる音が聞こえてきた
いよいよAqoursが来たか
そう思ったボスだが目に飛び込んできたものは衝撃的だった

ボス「なんだこいつは?!まさかドクターが使っていた曜か!?」
切り刻まれたミミズのような身体で曜が跳ね込んできたのだ
移動手段が跳ねるくらいしかないことはすっかり削げ落とされた身体を見ればわかる
跳ねる度に真っ赤な血や黄色い体液が周囲に飛んだ
凄惨な修羅場を幾つも渡り歩いたボスと言えども正視に耐えるものではない

ボス「何のマネだ……」
意図が分からないボスだったが曜の身体をもういちど見てわかった
そしてその時には手遅れだった
曜の身体には多数のエネルギー弾が刺し込まれていたのだ

千歌「曜ちゃーん!自爆!」
Aqoursのリーダーの声が遠くから届く
Aqoursはこれが目的で曜をここまで生かしてきたのだ
曜「バイバイチカチャン」
ボス「クソがぁっ」
爆熱と衝撃が一室を満たす
今度こそボスもろとも曜は弾け飛んだ
漸く曜は死ねた


千歌「終わったかな?」
果南「凄い爆炎……確認できる?」
善子「その確認は簡単!千歌が曜を呼んで戻ってくるか試してみればいいのよ」
花丸「なるほど!マスターの命令には絶対服従するからね」
千歌「わかった 曜ちゃーん!生きてたらここまで来てー!」
暫く待ったが返ってくる者はなかった
ならば曜は地獄でココダヨーとでも言っているのだろう

ダイヤ「曜さんが死んだのは分かりましたがボスが生きていたらどうしましょう?」
鞠莉「あり得ないと思うけど……炎と煙が収まったら行ってみましょうか」
果南「そんな事してるうちに逃したら」
ルビィ「大丈夫!大分火勢と煙が弱ってきたから一時的に吸い取れるよ」
ダイヤ「流石ルビィですわ」

こうしてルビィに火煙を吸い取らせて確認に向かった一室では確かに敵のボスと曜が粉々になって死んでいた
吹き飛んだ肉片をジグソーパズルのように繋げば確かにボスと曜の死体だと確認できた
千歌「終わったんだね」
感慨深げに呟く千歌に梨子が手を重ねた

ルビィが吸い取った火煙をボスと曜の死体にもう一度振りかけて完全に焼却する
そして地上に戻ったAqoursは平和を取り戻してパーフェクト・エイトとして伝説のスクールアイドルになった
そしてこの8人の活躍はいつまでも語り継がれていった

ちかりこは結婚して末永く幸せに暮らしました
約束通り自爆して敵を倒した曜の分まで

千歌「梨子ちゃんから大胆に告白されたこといつまでも覚えてるよ」
梨子「ちかちゃんだって私に告白したくせに!」
激しい戦いの記憶も今ではプロポーズの思い出に置き換わりましたとさ

おしまい!
0064名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2019/07/07(日) 17:37:16.13ID:eRNxL2tu
というわけで終わりました
読んでくれた人ありがとー
1期の頃のようちかりこの関係が好きなちかりこ推し向けでしたが他推しも楽しんで頂けたでしょうか?
ちかりこに共感してくれる人が増えてくれたら貴重な休日を半日丸々潰した甲斐もあるってものです
またねー
0065名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2019/07/07(日) 18:06:02.06ID:wXV/gpd1
にこ「これが螺旋の力かよ 、大したもんじゃねぇか…」
0071名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2019/07/07(日) 21:06:39.26ID:hcJBiiRF
ちかりこ厨って何でこんな基地外ばっかなんだろうな
心底不快な奴らだわ
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