海未「穂乃果をビンタしたら耳から脳みそが出てきました……」
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〜音ノ木坂学院・屋上〜
穂乃果「…………やめます」
7人「えっ!?」
穂乃果「わたし、スクールアイドル……やめます」
7人「………………………」
穂乃果「……………………」クルッ
トボトボトボ……
6人「…………………」
希「穂乃果ちゃん……」 穂乃果「………………」
ダダダダダダッ
腕ガシッ!!
穂乃果「!?」ビクッ
バチンッ!!
穂乃果「………………」
海未「…………………」キッ ポロッ
海未「!?」
コローン…………
海未(えっ……?)
海未(穂乃果の耳から……)
海未(何かがこぼれ落ちて……) ヒョイッ
海未(何でしょう、コレは……)
海未(淡いピンク色をした、小さい妙な固まり……)
海未(あ、柔らかいですね、コレ)プニプニ
海未(ちょっと力を入れたら、今にも潰れそうです……)
絵里「う……海未!!」
希「ひょっとして、それ……」
海未「え?」 花陽「ほ……穂乃果ちゃんの……」
真姫「脳みそなんじゃ……」
海未「…………………」
海未「うぇえ゙え゙え゙え゙え゙え゙!!??」
穂乃果「………………」
海未「ほ……穂乃果!!穂乃果!!」
ユッサユッサ!!
リ`○_○) 海未「ウソ……」
海未「全く反応がありません……」
鼻に手をかざし
海未「息を……してない……」
海未「眼球運動も……」
リ`○_○)
海未「た、頼むから起きてください!!穂乃果!!」
海未「あなたに万が一の事があったら、ことりがどんなに悲しむか……!!」
ユッサユッサ!!
リ`○_○) 海未「………………(涙目)」
海未「わ、私……穂乃果を殺……」ワナワナ
絵里「なんて事をしてくれたのよ!!海未!!」
にこ「人より腕力が有り余ってんだから、手加減ぐらいしなさいよ!!バカ!!」
海未「穂乃果ぁ……穂乃果ぁぁぁぁ(号泣)」
真姫「そもそも、なんでビンタなんかしたのよ?」
海未「穂乃果がぁ……自分に嘘を……ヒック」
海未「ついてるのが……許せなかったからぁ」グスン 希「最悪の展開や……」
希「μ'sから一度に、死者と犯罪者が出てもうた……」
凛「海未ちゃんが、園田容疑者(16)になっちゃったにゃ」
スマホポチポチ
花陽「り、凛ちゃん……こんな非常時に何やってるの?」
凛「ことりちゃんに、マスコミに貸し出す卒アルや文集を用意するようにLINEしてるんだにゃ」
花陽「そっか……重要だもんね、それ」 海未「わ……私……グスッ」
海未「これから万世橋警察署に……自首しに行きます」
トボトボトボ……
絵里「待って!!海未!!」
海未「!?」
絵里「その脳みそ、穂乃果の耳から出てきたのよね?」
海未「ええ……」
絵里「だったら、耳から元の位置へ戻せば、穂乃果は生き返るんじゃ……」
海未「!?」 真姫「絵里……現実逃避にも程があるわ……」
真姫「そんな事が出来たら、現代医学が根底から覆るわよ」
にこ「じゃあ耳から脳みそが出てきたのは、現代医学ではどう説明するのよ?」
真姫「そ……それは……」タジタジ
希「『事実は医学よりも奇なり』……か」 海未「…………やってみます」
真姫「海未!!あんた正気!?」
海未「たとえ、万に一つの可能性だとしても……」
海未「穂乃果が生き返るんだったら、何だってやります!!」
真姫「…………みんな」
真姫「ほんと、モノを知らないんだから」カミノケクルクル 絵里「……しっかし、見れば見るほど小さい脳みそね」
絵里「これじゃあ九九を覚えられないのも納得だわ」
にこ「SDカードで例えるなら、8GBってとこかしら」
凛「哀れにゃ」
花陽(きっと、にこちゃんや凛ちゃんのも同サイズだと思う……) 希「全くといって良いほど、シワがないやん」
希「塩漬けにしたら、シワが増えるんちゃう?」
絵里「溶けるんじゃないかしら?ナメクジみたいに」
花陽「なんか、植物の種に似てるよね……」
花陽「土に埋めて水をあげたら、新しい穂乃果ちゃんが生えてくるんじゃ……」
海未「じゃあ、穂乃果の耳に入れてみますね」
花陽「拾ってよぉ……」 グッ
海未「くっ……思いのほか、脳みそが大きくて中に入らない……」
絵里「慎重にね……脳みそを潰さないように……」
スポンッ
海未「なんとか入りました!」
絵里「ちゃんと、頭蓋骨の中に入ったかしら?」
真姫「念のために、穂乃果の頭を揺すってみたら?」
凛「真姫ちゃん……さっきまで文句言ってたのに、もう医者気取りだにゃ」
真姫「」無言ほっぺつねつね
凛「すひまへーん(涙目)」 海未「……こうですか?」
ユスッユスッ
カラーンッ…………
海未「あっ、なにやら乾いた音が……」
真姫「うまく頭蓋骨の中へ入ったようね」
絵里「真姫、ナイスアドバイスよ」 リ`○_○)
希「さっきと何も変わっとらんね」
花陽「せ、接触不良かなぁ……」
凛「耳に入れる前に、脳みそをフーフーするべきだったにゃ」
にこ「ゲームのカセットじゃないんだから……」
海未「…………穂乃果」
海未「目を覚ましてください!!穂乃果!!」
シェイク!!シェイク!! 絵里「ちょっ、ヤケになったの!?海未!!」
真姫「そんな古いテレビみたいな直し方が通用するハズが……!!」
シェイク!!シェイク!!
海未(神さま……お願いです……)
海未(私はどんな天罰も受けますから……)
海未(穂乃果を……私の親友を……)
海未(今一度、穂乃果の顔に笑顔を……)
海未「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!(涙目)」 シェイク!!シェイク!!
穂乃果「………………………」
穂乃果「…………………うう」
7人「!!!!」
海未「ほ、穂乃果!?」
穂乃果「?んゃちみう、う」
7人「!?」
穂乃果「……のたしうどいたっい」
真姫「セリフが逆再生になってるわよ」
海未「まだちょっと足りてませんね」
シェイク!! 海未「はぁ……はぁ……」
穂乃果「…………海未ちゃん?」
海未「!?」
海未「ほ……穂乃果……」
穂乃果「ひょっとして、今日のお弁当は餃子だった?」
穂乃果「なんかニンニク臭……!?」
ハグッ
海未「穂乃果ぁぁぁぁ!!!!(号泣)」
穂乃果「わっ!?どうしたの!?」
海未「ごめんなさいいいい!!!!」ワアアアアアン
穂乃果「ちょっ!?息苦しいよぉ〜〜!!」 絵里「よかった……本当によかった……」グスッ
にこ「ホント、いっつも私達を心配させるんだから!!」ウルウル
真姫「…………おかえり、穂乃果」
海未「あああああああん!!!!」感情崩壊
prrr……
穂乃果「ちょっ、海未ちゃん!」
穂乃果「スマホ鳴ってるから離れて……!!」
穂乃果「…………!?」
穂乃果「京極監督からだ……」 ピッ
穂乃果「もしもし、高坂です……」
穂乃果「…………」
穂乃果「えっ!?」
穂乃果「『いつまで本筋に関係ない事やってんだ』!?」
穂乃果「『スケジュールが逼迫してるんだから……』」
穂乃果「『早く話を終わらせろ』!?」
穂乃果「…………わかりました」
ピッ 海未「……なんて言ってました?」
穂乃果「話を終わらせろって……」
希「そういえば、まだ話の途中やったな」
穂乃果「みなさ〜ん!話を再開しますから、さっきの位置に戻ってくださ〜い!」
花陽「そ、そうはいっても……」
花陽「たしか、鬱展開の真っ最中だったような……」
――――――――――――――― 海未「…………………」キッ
海未「あなたがそんな人だとは思いませんでした……」
穂乃果「…………」ほっぺヒリヒリ
海未「…………最低です」
海未「あなたは最低です!!!!(涙目)」
\ハ〜〜イ、OKで〜〜す!!/
穂乃果「あ〜〜終わったぁ〜〜!!」
海未「穂乃果、ほっぺたの方は大丈夫ですか?」
穂乃果「あ、全然平気。気にしないでいいよ」
真姫「念のため、アイシングしときなさいよ」 絵里「一時はどうなるかと思ったけど、無事に終わってよかったわ」
希「エリちが機転を利かせてくれたおかげやん」
にこ「早くみんなで、焼き肉食べに行くわよぉ〜!!」
ワイワイガヤガヤ……
凛「…………?」
花陽「どうしたの?凛ちゃん」
凛「何か、重大なことを忘れてるような……」 〜その頃・南家〜
ことり「…………はぁ」ため息
ことり「いくらお芝居とはいえ……」
ことり「私が原因で、穂乃果ちゃんと海未ちゃんが喧嘩になる展開だなんて……」
ことり「すごく心苦しいよぉ……」
ことり「もしも、これが切っ掛けになっちゃって……」
ことり「そのままリアルで2人が険悪になったりしたら……」
ことり「………………」
ことり「もうっ、ことりのバカ!」
ことり「あの2人に限って、そんな事は……」 ピロンッ
ことり「あ、LINEが来てる」
ことり「…………えっ?」
Rin☆:海未ちゃんが
穂乃果ちゃんを
●したよ
マスコミに貸す
卒アルや文集を
用意しといてね
ことり「!!!!!!??????」 ことり「…………………ウソ」
ことり「海未ちゃんが……穂乃果ちゃんを……」
こと・)「…………………うっ」
こ8・)「うぷっ!!」
(・8・)「おっ………………」 ,, -―-、
/ ヽ
/ ̄ ̄/ /i⌒ヽ、| おぇーー!!!!
/ (゜)/ / /
/ ト、.,../ ,ー-、
=彳 \\‘゚。、` ヽ。、o
/ \\゚。、。、o
/ /⌒ ヽ ヽU o
/ │ `ヽU ∴l
│ │ U :l
|:!
U
ゲロゲロゲロゲロゲロゲロ!!!!
〜おわり〜 久々にラブライブのSS見たらめちゃくちゃおもしろくて草 >>10
耳から紐出てるやつだよな
俺もそれ思いましたわ
最終的にどうなったか思い出そうとしてたけどこれ読んだらどうでも良くなった 俺は漫画版バトロワ思い出した
<脳みそ戻して生き返そう 途中も面白かったけどオチでリアルに噴き出してしまったわ
こういう勢いあるSS大好き ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています