千歌「花丸ちゃん家の倉の中が気になるのだ!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
花丸家 中庭
花丸「千歌ちゃんお茶どうぞ〜」スッ
千歌「ありがとー!それにしても立派な庭だねー」キョロキョロ
花丸「お婆ちゃんが若い頃から住んでるからね。年季が入ってるよ」
千歌「あそこの岩も大っきいし、木も何年経ってるのかな?」
花丸「樹齢100年だよ」
千歌「へえ〜……すっごい……」ジー 善子「そ、そんなわけないじゃない。たまたま私達以外乗客が居ないだけよ」
千歌「いやさ……さっき降りようとして運転席見たんだけど」
千歌「誰も居ないんだ。運転手さん居なかった」
善子「……じゃあ、このバスは誰が運転してんのよ!?」
千歌「……分かんないよ」
善子「ち、千歌さん……」
千歌「うう……どうしたらいいのー!?」
善子「そんなの私が聞きたいわよ!」 千歌「よし、善子ちゃんこのバス止めよう!!」
善子「止めるって何するの!」
千歌「えーっと……そうだ!窓を叩くんだよ!」
善子「叩く!?」
千歌「出せーって叩いたら止まってくれるって!」
善子「そ、それは……でもそれ以外の策は思いつかないわ」
千歌「じゃあいくよ!善子ちゃん!」
善子「……ええ!」
千歌「このー!出せー!」
善子「出しなさい!」
ガン……ガン……! ガン……ガン……パリン!
千歌「あっ!窓ガラスが割れた!」
善子「強く叩き過ぎよ!」
千歌「わわわ、どうしよう……」
善子「……いや、これはチャンスだわ!この穴から出るのよ!」
千歌「え!?」
善子「こうなったら物理的にここから出てやるわ!異形の宴会とはおさらばよ!」
千歌「なるほど!良く分からないけど出よう!」
善子「じゃあ千歌さん先に行って!」
千歌「任せて!よーし……」
グググッ……!
千歌「出れたー!」ドサッ
善子「私も……!」
千歌「ほら、善子ちゃん!」パシッ
善子「ありがとう千歌さん!」
ググッ……!
善子「ふう……出れたわ!」ドサッ プアアアアアアアア…………!!
千歌「あ、バスが……!」
善子「ちょちょ!海に突っ込むわよっ!?」
ザッパーン……!
千歌「……この状況はなんなのだ?」
善子「分かんないわよっ!」
千歌「えー!?ほんとどういう事これー!?」
善子「ち、千歌さん落ち着いて……」 善子「とりあえずこう考えれば良いのよ。あのまま乗ってたら沈められてたって」
千歌「んー……!そっか!そう考えるとチカ達幸運だね!」
善子「あのバスに乗った事が不幸だけどね……」
千歌「でも善子ちゃんの機転で助かったんだよ。ありがとー!」モギュ
善子「千歌さん……///」
善子「……こほん、とにかく今日の事はずら丸に話すわよ」
千歌「だね。色々起こり過ぎてチカ疲れちゃったのだ」
善子「明日の為にも、諸々合わせて私の家で整理しましょ」 千歌「あれ、十千万行くんじゃないの?」
善子「スマホの地図じゃここからなら私の家が近いのよ」
善子「……それに、十千万に行くのはなんとなく危ない気がする」
千歌「えー?まあ善子ちゃんが良いならそれで良いよ!」
善子「悪いわね。じゃあ行きましょ」
善子(さっきから変な感覚……これが杞憂だと良いんだけど) こんなに期間を空けるのならば
速報とかしたらば辺りで書いた方が良いのでは 落ちちゃうんじゃないかちょっと心配だけど続き楽しみなので待ってる 十千万
志満「美渡。玄関の掃除お願いできる?」
美渡「え〜、今日折角の休みなんだけど」
志満「じゃあ頼むわ♪」スッ
美渡「拒否権無しかよ!まったく……」
〜♪
志満「あら、千歌ちゃんのLINE」
志満「ふうん。善子ちゃんの家でお泊りね」 美渡「終わったよー」
志満「早かったわね」
美渡「今日大して客来てなかったからあんま汚れて無かった。って何見てんの?」
志満「千歌ちゃんからよ。善子ちゃん家に泊まるって」
美渡「あれ。千歌のやつ今日は誰か連れてくるって言ってなかったっけ」
志満「それが善子ちゃんなんだけどね」
美渡「へー。でも今日はお母さん居るのに残念だな」
志満「ねえ、折角善子ちゃんと一緒にご飯でもって思ってたけど」
美渡「てか志満ねえ……善子ちゃんって子とそんなに仲良かったっけ」
志満「うふふ……ちょっと昔の私を思い出してね」
美渡「ああー……納得」 「志満ちゃーん、美渡ちゃーん!」
美渡「おっ。お母さん帰ってきた!」ダッ
志満「あら……ふふ、本当にお母さん好きなんだから……」タタ
千歌母「いや〜、東京から長くて疲れちゃったわ」
志満「お母さん。お帰りなさい」
美渡「お疲れー!ほら、荷物持つよー」
千歌母「ありがと〜。あら、千歌ちゃんは?」
志満「お友達の所に泊まるって」
千歌母「そっか。じゃあ2人とも今日はどこか食べに行っちゃう?」
美渡「よっしゃ!」
志満「私は良いけど、旅館の方は?」
千歌母「1日ぐらい休んでも良いでしょ。今日はパーッとね♪」
美渡「じゃ、早速準備してくる!」
志満「あら……ふふ、まあ良いか」 千歌母「さてと……私はちょっとやる事あるから準備しておいて?」
志満「うん。急がなくていいからね」
千歌母「ありがとう♪」
居間
千歌母「よし……遅くなってごめんなさい」
千歌母「しばらくの間、旅館や家族を見守ってくれて……ありがとうお母さん」
千歌母「私は家を空けてばかりだけど、お母さんの残した十千万は娘達が後を継いで頑張ってるからね……」
千歌母「……ただ、心残りは」
千歌母「もうちょっとだけお母さんと色んな経験がしたかったな……」
千歌母「……あ、ごめんねお母さん……こんな話しちゃって」
「お母さーん、準備出来たよー」
千歌母「あ、はーい!」
千歌母「ごめんねお母さん。また今度ゆっくりお話しようね」
チーン……
千歌母「……さてと、そろそろあの子達のお母さんに戻ろうかな」スッ
千歌母「ごめん。今行くー!」タタタ……
パタン……
カタカタカタ……ガチャン! 志満「あ、お母さん。準備出来た?」
千歌母「バッチリよ♪じゃあしゅっぱーつ!」
美渡「おーっ!」
千歌母「……あ……っ」
ドサッ
志満「……え?」
美渡「……お母さん!!」
志満「っ!美渡、救急車!」
美渡「今呼んでる!」
志満「お母さん、お母さん!!」
千歌母「」 徹底的な非消費を心がけてください !みなさん!!
質素倹約、侘・寂こそ日本の美
振り返れば今までずいぶん余計なものを買っていた
大いに反省 節約こそ公務員に対する最大の抗議になる
一人当たりの公務員の給料を何故か無視するアホ公務員がいます。
一人当たり 3割カットすれば10%の増税は不要です。
騙されないようにしましょう。
地方公務員の人件費の財源維持のために消費税が必要です。
1260円の買い物で100円の消費税が遊んでいる地方公務員の給与に
・競争欲を捨てる。負けるが勝ち。
・食事は値段=味ではない。安くて美味い定食屋等で済ませよう。高級飲食店で無駄金使いは馬鹿の証。←注目wwwwwwwww!!
・衣類の無意味なブランド志向に参加しない。原価1割儲けは9割も同然。←注目wwwwwwwww!!
・結婚、出産、共同生活等、無駄な生産性を促す消費活動には加担しない。 浦の星 理事長室
ダイヤ「……ふう、やっと書類が片付きましたわね」
鞠莉「疲れた〜!」ダラーン
ダイヤ「貴方が溜め込まなければこんな事にはならないのですよ」ジトー
鞠莉「ごめんって。そういえば梨子はまだお絵描き中?」
ダイヤ「だと思いますよ。終わったならまたこの部屋に来る筈です」
鞠莉「育ち良いもんねー」
ダイヤ「本来なら鞠莉さんもそういった気遣いが出来るのでは……」
鞠莉「ああもう、お説教はNOよ!」 バチン!
ダイヤ「な!?停電……?」
鞠莉「oh……その様ね!」
ダイヤ「なら梨子さんの様子を……!」
鞠莉「ダイヤ待って!せめてこれ持って行ってよ!」
ダイヤ「懐中電灯……!助かります鞠莉さん!」
鞠莉「後の事は任せて良いから。行ってらっしゃい!」
ダイヤ「はい!」
タタタタ…… ダイヤ「梨子さーん!無事ですかー!」
ダイヤ(しかし急に停電とは……ブレーカーか何かが?)
ダイヤ(少し前に覚えた違和感、あれが関係しているのでしょうか……)
タタタ……
ダイヤ「……?変ですわね、私以外に足音が……」
「……!」
ドン
ダイヤ「痛い……何者ですか!」
「…………」
ダイヤ「名を名乗りなさい!」
「…………」
フウッ……
ダイヤ「……?気配が消えた……?」
ダイヤ「って、そんな事は後回しです!梨子さーん!!」 少し前 図書室
梨子「〜♪」
梨子「よし。出来たかなあ?」
梨子「可愛く描けてると良いけど、見せてからのお楽しみだね」
梨子「あ、もうこんなに暗く……そろそろ2人の所に戻らないと」
バチン
梨子「!?!?」
梨子(え、停電……!?)
梨子「っ……きゃーーーー!!」
梨子「だ、誰か……!」ヘタッ 梨子(外があんなに暗くって停電も起きて真っ暗の世界……)
梨子(わ、私今一人ぼっちで……!!)
梨子「……ダイヤちゃん、鞠莉ちゃん!!助けて……!」
スゥッ……
梨子「!?」
梨子(え、今誰か……!)
梨子「そ、そこに誰か居るの……!?」
フゥン……
「…………」
梨子「あ、ああ……!」
梨子(お化け……!花丸ちゃんと居た時にも見た……!) 「」パクパク
梨子「……え?」
梨子(口を動かしてる……お話したいのかな)
梨子「な、なんですか……?」ビクビク
「…………」
「…………ちがう」
梨子「?」
「……い……て」
梨子「いて?どこか痛いんですか……?」
「…………」
スゥッ
梨子「あっ……!」
梨子(ドアから透けて出て行った……!)
梨子「…………なんだったんだろう」
リコサーン!
梨子「あ……!ダイヤちゃんの声……!!」
梨子「ここにいます!」 「梨子さーん!梨子さん?」
梨子「ここです!ちゃんと居ます!」
「あ、ここは図書室ですわね!」
ガララ
ダイヤ「ああ、梨子さんちゃんと居ましたね!」
梨子「ダイヤちゃん!」
ダイヤ「ほら。怖かったでしょう……」ギュッ
梨子「あ、ありがとう……///」
ダイヤ「良く耐えましたね。よしよし……」
梨子「あ、あの恥ずかしい……」
ダイヤ「2人きりじゃないですか、恥じる事は無いですよ」
梨子「そ、そうですけど……///」
ダイヤ「さて。早く鞠莉さんの所に戻りましょう」
梨子「はい///」 理事長室
ダイヤ「只今戻りました!」
梨子「鞠莉ちゃん、遅くなってごめんなさい……」
鞠莉「梨子!無事で良かったわ〜♪」ギュッ
梨子「ひゃっ///」
鞠莉「んもう、これからはマリーから離れちゃダメよ」スリスリ
梨子「は、はいい……///」
ダイヤ「鞠莉さんそこまで。梨子さんが真っ赤ですから」
鞠莉「照れてるのよ〜、ね?」
梨子「///」コクッ ダイヤ「しかし弱りましたわね。未だ電気が付かないとは」
鞠莉「そうね。さっきブレーカーはチェックしたけど、ONのままだったわよ」
ダイヤ「という事は機器の問題では無さそうですわね」
梨子「ま、まさか……お化けのイタズラとか……」
鞠莉「リリー可愛い〜♪」ツンツン
梨子「鞠莉ちゃん……///」
ダイヤ「ふむ……梨子さんその線は無いとは言い切れません」
梨子「え!?」
鞠莉「どうしたのダイヤ?まさか悪ノリ??」
ダイヤ「実はですね……」 梨子「え、ダイヤちゃんもお化けに会ったの!?」
ダイヤ「その様子では梨子さんもですのね」
鞠莉「へえ、2人もなのね」
梨子「鞠莉ちゃんも?」
鞠莉「ええ……ブレーカーをチェックしてる時にね……」 数分前
鞠莉「うーん……2人とも大丈夫かしら」
鞠莉「それにしても暗い!何で急に電気が……」
鞠莉「あ、もしかするとブレーカーかも?ちょっと見てきましょ」
鞠莉「うぅ〜ん……特にノープロブレム!」ゴソゴソ
鞠莉「もう。何が原因だって言うのよ!神様教えて欲しいわ」
「〜〜〜」
鞠莉「え?」
「〜〜〜〜〜」
鞠莉(何かしら……とりあえず挨拶ね)
鞠莉「ハァイ!貴方は誰なの?」
「〜〜〜〜〜」
鞠莉「え、良く聞き取れないわ」
「…………」
「…………」
鞠莉「?」
フッ
鞠莉「oh!」
鞠莉(消えたわ……もしかしてゴースト……?)
鞠莉「……まあ良いか、戻ろ」 ダイヤ「成る程そんな事が……しかし少し気になりますわ」
鞠莉「え、何が?」
ダイヤ「梨子さんと鞠莉さんの出会った物が霊だとすると……」
ダイヤ「私の出会ったものは確実に違う物だと思います」
梨子「そういえば……ぶつかったって言ってたね」
鞠莉「確かにゴーストだったらそもそも触れないわ……」
ダイヤ「まあ暗い中だったのでぶつかったかそれとも故意かは分かりませんが」
ダイヤ「はっきり言えるのは私だけ向こうからの干渉を受けたという事」
鞠莉「リリー、この証拠から何か分かる?」
梨子「分からないよ……ダイヤちゃんは何に出会ったんだろう」
ダイヤ「ふむ……」
パチッ……ピカッ
鞠莉「あら!」
梨子「電気が付いた……!」
ダイヤ「ふふ、僥倖ですね」 梨子「あ……」ヘタッ
鞠莉「リリー!大丈夫?」
梨子「いや……電気が付いたら安心しちゃって///」
鞠莉「もう。本当に可愛いわね♪」
ダイヤ「お二人とも、気を緩めすぎないように」
鞠莉「ん?」
ダイヤ「今日の一連の出来事……明日の放課後、会議を開きましょう」
ダイヤ「そこで特に花丸さんの意見を聞くのです。有力な情報が聞けるかと」
梨子「……そうだね、私もそれが良いと思う」
鞠莉「同じ気持ちよ。私達で解決出来ると良いんだけどね」
ダイヤ「そうですわね……それが一番です」 続き来てた 乙
会議でこの現象の原因の一端が分かるといいな 花丸家
ルビィ「和菓子美味しいよ〜♪」モグモグ
花丸「沢山あるからどんどん食べてね」
ルビィ「わあ〜!あ、でも太っちゃう……」
花丸「その分運動すれば問題ないずら!」ドヤッ
ルビィ「花丸ちゃん頭良い!」キラキラ
スッ
花丸祖母「マルや、ちょっとおいで」
花丸「あ、おばあちゃん。はーい」
花丸「ごめんねルビィちゃん。ゆっくりしててね」
ルビィ「うん!」
トン……
ルビィ(花丸ちゃん……やっぱり何か隠し事してるのかな?)
ルビィ「うーん……」モグモグ 花丸「おばあちゃんどうしたの?急に」
花丸祖母「いやね、朝から家全体に変な影がちらつくんだよ」
花丸祖母「マルは昨日倉に行ったね?変わった事とか無かった?」
花丸「うん……実は千歌ちゃんと寝てるときに”あれ”が入ってきちゃって……」
花丸「でも千歌ちゃんが大きな声を出したら急に気配が消えたから何とも無いかと思ったんだけど」
花丸「まさかおばあちゃんがそんな目に遭ってたなんて……」
花丸祖母「大丈夫だよ。私も何かされた訳じゃ無いんだけど、ちょっと気になってたんだ」
花丸祖母「教えてくれてありがとう。私の事は心配しなくて良いからね」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています