千歌「歌詞が思いつかないからアーティストらしくお薬でインスピレーションを得るのだ!」
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【高海家自室:夜】
千歌「う〜〜ん…次のライブで発表する新曲の歌詞がぜんっぜん思い浮かばない…。」
千歌「新曲だし、今までにない斬新な歌詞にしたいけど、いいフレーズが出てこない。」
千歌「どうしよう、遅くとも来週までには梨子ちゃんに歌詞渡さないといけないし…。」
千歌「う〜〜〜〜ん…。」
千歌(インスピレーション、イマジネーション?なんかそういうのがパッと降りてこないかなぁ)
千歌(インスピレーションと言えば、この前有名なアーティストさんが逮捕されたときにテレビで何か言っていたような)
千歌(そうそう、薬物?だっけ、インスピレーションを得るのにお薬を使って逮捕されたんだっけ?)
千歌「……。そうだ!」 【浦の星女学院部室:朝練後】
千歌「と、いう訳でダイヤさん!千歌にお薬ください!」
ダイヤ「………………はぁ?」
千歌「ダイヤさんのお家って黒い服の人たちがいっぱいですよね?そしたらお薬くらいあるかなぁって思いまして!」
ダイヤ「……、朝の練習が終わった後に大事な話があるから部室に残ってくれと言われて残ってみたら」
ダイヤ「なんともまぁ、出てきた言葉がお薬くださいだなんて、そんなしょうもないことを…。」
千歌「えぇ、千歌本気で悩んでいたんだけどなぁ…。」
ダイヤ「本気で悩んでその答えに辿り着いたのですか…。」 ダイヤ「……………。はぁ。いくつか言いたいことはありますが、まず言っておきたいことは」
ダイヤ「千歌さん、冗談でも薬が欲しいだなんてそのようなことは言ってはなりませんよ。」
ダイヤ「薬は人を変えてしまいます。学校の授業やテレビでも注意喚起されていますでしょう。」
千歌「…はい。ごめんなさい…。」
ダイヤ「わかって頂けたならよかったですわ。」
ダイヤ「さて、もうそろそろ授業開始のベルが鳴りますわ。千歌さんも早く教室に戻りなさい。」
千歌「わわ!もうこんな時間!ダイヤさん、ありがとうございました!」
ダイヤ「こら、廊下は走らない!」
千歌「はーい!」
【物陰】
ルビィ「……………。」 【浦の星女学院廊下 始業開始前】
千歌(うぅ、、ダイヤさんに怒られちゃった。)
千歌(てっきり 「お薬欲しいだなんて、ぶっぶーーーですわ!」とか言われるかなって思っていたけど)
千歌(思いのほか真面目に怒られちゃった…。)
自分の軽率な行動を少し反省しつつ、教室に向かう。
新曲の歌詞についてはもう少し時間をかけて考えようなんて思っていたら、後ろから急に声をかけられた
ルビィ「千歌ちゃん!」
千歌「ふぇ? あ、ルビィちゃん! どうしたの急に?もう授業始まっちゃうよ。」
ルビィ「えぇっと、その、もし時間があったら今日の夜、ルビィの家まで来てもらってもいい?」
千歌「ルビィちゃん家?放課後の練習が終わった後なら構わないよ!何か相談事?」
ルビィ「うーん、そんな感じかな。今日ルビィの家に来ることは他の人には内緒にしてもらえるかな?」
ルビィ「それで、家の前についたらインターホンじゃなくて、ルビィに電話して欲しいの」
ルビィ「ってもうこんな時間!ルビィもう行くね!」
千歌「うん、わかった!……ってルビィちゃん!廊下は走っちゃダメだよー!」
内緒?インターホンじゃなくて電話?
なんだかよくわからないけど、人に話しづらい悩みでもあるのかな? 【黒澤家近辺:夜】
千歌(練習後だから結構夜遅くなっちゃったな。)
千歌(ルビィちゃんは放課後の練習中はいつも通りだったけど、千歌に一体どんな用事があるんだろう?)
千歌(練習終わった後に一緒に家に行くかと思ったけど、ルビィちゃんは先帰っちゃったし…)
千歌(とりあえず、インターホンじゃなくて電話でルビィちゃんを呼ぶんだったよね)
ラインツウワ!
千歌「…。あ、もしもしルビィちゃん?今家の前ついたよー。」
ルビィ『こんばんは。えーっと、そしたら裏門の方まで来てもらえるかな?』
ルビィ『正門から家の外周を堀伝いに裏手に回れば小さな門が見えてくるはずなので、そこで合流でどうかな』
千歌「りょーかい!それじゃまた後で〜」
ピッ
千歌(裏門なんてあったんだ…何回か遊びに来たことあったけど知らなかったな…) 【黒澤家裏門:夜】
ルビィ「あ、千歌ちゃん!こんばんは。」
千歌「こんばんはー!」
ルビィ「夜遅くにごめんなさい、ちょっと話したいことがあって…」
千歌「全然大丈夫だよー!相談事なら千歌にまかせるのだ!」
ルビィ「相談事ってわけでもないんだけど、えぇっと、とりあえず中に入ってもらってもいいかな?」
千歌「はーい!」
ルビィちゃんが裏門の扉を開けると、小さな蔵のようなものが建っていることに気が付いた
千歌「ほぇ、こんな蔵があったんだ、今まで全然気が付かなかったよ。」
ルビィ「この蔵は背が低いから正門からだと見えないんだ。」
ルビィ「大掃除くらいでしか滅多に人が出入りしないから、少し埃っぽいけど…っと」
そう言いながら、蔵の扉を開け、中に入るように促された 【黒澤家 蔵:夜】
蔵と言うだけあって、なんだか貴重そうなものが色々並んでいる。
作業がしやすいようにか、椅子やテーブル、クッションなども置かれている。
2階に続く梯子階段には埃がかぶっていて、ここしばらく誰も2階には上がっていないようだ。
千歌「ほぇ〜さすが黒澤家、なんかすごそうなものがいっぱいあるね。」
ルビィ「どうなんだろう、ルビィもたまに掃除したりするけど、価値があるものかどうかはよくわからないな。」
ルビィちゃんはそう言いながら蔵の扉を閉める。
蔵の外から注ぎ込まれる月の光だけが、暗闇の中の私と、ルビィちゃんを照らす 千歌「えーっと、それで話っていうのは…?」
ルビィ「うん。その、千歌ちゃん今日朝の練習が終わった後にお姉ちゃんと話してたでしょ?」
千歌「ダイヤさんと…?あ、もしかして、、、、その、聞こえちゃってた?」
ルビィ「ご、ごめんなさい、盗み聞きするつもりはなかったんだけど、忘れ物取りに部室に戻ったら話している内容が聞こえちゃって…。」
千歌「そうだったんだ…。ごめんね変な話してて。驚かせちゃったよね。」
ルビィ「ううん、歌詞作りって大変だもん。千歌ちゃんすごい悩んでいたのに気が付かなくて、むしろルビィの方がごめんなさい…。」
ルビィ「それでね、ルビィ、千歌ちゃんの力になりたいって思って!」
そういうとルビィちゃんはポケットから小さなポリ袋を取り出した
中には透明な青色の錠剤がいくつか入っていた ルビィ「これね、”サファイア”って呼ばれる錠剤なの。」
ルビィ「お父さん…というか、黒澤家が作っているものなんだけど、これを飲むと気分がすっきりして、集中力が上がるんだって。」
ルビィ「千歌ちゃんの歌詞作りの役に立てるんじゃないかなって思って、お父さんの部屋から少し借りてきたの。」
そういいながら、ルビィちゃんは私にサファイアの入ったポリ袋を渡してくる。
千歌「え?…、え??、これって、え?そういう、薬…、なの?」
ルビィ「大丈夫だよ!だっぽう?って言って、禁止されているお薬の成分は使っていないんだって。」
ルビィ「だからね、これを持っていても、使ったとしてもお巡りさんに捕まることはないってお父さんが言ってた!」
千歌「そ、そうなんだ…。」 よくわからないけど、ルビィちゃんのお家が作ってるものだし
それにルビィちゃんのお父さんが大丈夫って言ってるなら、大丈夫…なのかな?
ルビィ「とりあえず10粒だけ渡しておくね。集中したいときとか、気分が優れないときに使ってみて!」
千歌「う、うん。わかった。」
言われるがままに、私は”サファイア”を受け取る もう要件は済んだようで、ルビィちゃんは再び蔵の扉を開け、外に出るよう私を促す。
蔵から出て、そのまま裏門を通り、黒澤家の敷地から外に出る。
バイバイの挨拶をして、門を閉めようとしていたルビィちゃんが最後に言った。
ルビィ「えっとね、それ、お父さんの部屋から持ってきたことがバレたらルビィ、怒られちゃうかもだから。」
ルビィ「今日あったことは、誰にも、お姉ちゃんにも、言わないでね。」
それだけ言って、ルビィちゃんは門を閉めた。 【高海家 :夜】
千歌(ほんとうにこんなものが歌詞作りに役に立つのかなぁ)
ルビィちゃんからもらった”サファイア”は
お菓子のフリスクやミンティアくらいの大きさで、
青く透き通ったその錠剤は、本物の宝石のサファイアの欠片のようだ。
この錠剤に名前を付けた人はずいぶん安直な人だなぁなんて思いながら、
サファイアを指で一つまみし、天井の電球の光にかざす。 千歌(実際、歌詞作りで煮詰まってるのは本当だし、もしこの”サファイア”が効果があるなら試さない手はないよね)
千歌(別に捕まるようなものでもないし、本当に危なそうだったら、これっきりにすればいいんだし)
そういいながら、つまんだ錠剤を口元に運ぶ
まるで宝石を食べるような不思議な感覚だ。
ルビィちゃんの話だと、この錠剤はそのまま飲み込むのではなく
舌の上で少し転がしながら唾液と一緒に溶かしてから飲み込むらしい。
溶けだした錠剤が舌の上に広がり、口内に広がっていく。
千歌(うぅ…少し苦いかも。) 千歌(さて、”サファイア”はすっかり溶けてしまった。)
千歌(うーん、あんまり変わった感じはしないなぁ。期待、しすぎちゃったかな?)
千歌(どちらにしても、これから歌詞に手を付けないと!今日何もできなかったら明日梨子ちゃんに何ていわれるか…)
千歌(やっぱり新曲だし、今までにない歌詞にしたいんだよなぁ)
千歌(スクールアイドルとして、聞いてて楽しくなれるような、面白いような、そんな歌詞。)
千歌(それにアイドルなんだし、やっぱり「スキ」とかそういう直接的な表現が男性ファンの心をつかむはずなのだ!)
千歌(スキスキ… ワーオ!)
千歌「ワーオってなにww」 千歌「スキスキ!プワプワ!」
千歌「プワプワ!…っ」
千歌「そうだよ!こういう斬新さが大事なんだよ!新曲だもん!」
千歌「スキスキ!ぷわぷわ!スキスキ!ぷわぷわ!スキスキ!ぷわぷわ!スキスキ!ぷわぷわ!」
千歌「すごい!千歌今日冴さえてるかも!!」
千歌「この調子で歌詞、書き上げちゃうぞ!ワーオワーオ!」 翌日
【浦の星女学院 部室:朝練準備中】
梨子「え!本当に歌詞ができたの?!」
千歌「えっへん!今までにない斬新でアイドルらしい甘々な歌詞で自信作だよ!」
曜「へ〜、千歌ちゃんがそこまで言うなんて珍しいね!見せて見せて!」 梨子「……。こ、これはなんというか」
善子「これはまた、すごい独奏的な歌詞ね…。」
花丸「正常な思考でこの歌詞を書き上げられるとは思えないずら」
鞠莉「どれどれ… Oh...amazing!」
果南「な、なかなか恥ずかしいねこれを人前で歌うのは。」
ダイヤ「あら、そうですか?たしかに癖はありますが、今までにない歌詞でインパクトはあるようにも思えますが。」
ルビィ「そうだよね!アイドルらしくていいと思う!」
曜「たしかに!良い意味でここまで尖っていたら話題性もあるし!」
梨子「…、そうね、表面的なところで評価してしまったけれど、考えてみればここまで独創的な歌詞を作れるのって本当は凄いことなのかも。」
鞠莉「千歌っちの新たな才能発見だねっ!」
千歌「え、え〜そうなのかな〜えへへ」 梨子「でも本当に驚いた、歌詞作り全然進んでいないようだったけど、本当はちゃんとコンセプトを練っていたのね。」
千歌「ふふふ〜千歌も本気だせばこんなものなのだ!」
梨子「そしたら毎回本気だしてもらいたいけど…、とにかく今回はこの歌詞に合う曲を作る意味で私も頑張らないと…!」
曜「私だって衣装作り頑張るんだから!千歌ちゃんの本気に応えられるように!」
果南「お〜なんだかいいね、チーム内で士気が高まる感じ、さすがAqoursのリーダーだね千歌!」
千歌「そんな〜褒めすぎだよ〜!…フワァ…」 鞠莉「あら、かわいい欠伸ね!もしかして歌詞作りで寝不足なんじゃない?」
千歌「うーん、でも大丈夫!千歌、今やる気MAXだから!」
ダイヤ「無理だけはしないようにしてくださいね。」
果南「よーし!そしたら練習はじめよっか!屋上まで競争だよ!」
ダイヤ「でーすから!校内を走らないでください!」
千歌「あははは…」 みんながそれぞれ準備を終えて、屋上に向かう。
私も向かわないと。せっかく良い歌詞ができたんだ!ダンスの練習も頑張らないと!
ふいに後ろから声を掛けられた。
ダイヤ「千歌さん。」
千歌「ほえ?ダイヤさん、どうしたんですか?」
ダイヤ「あいえ、その…歌詞作りが上手くいって良かったなと思いまして。」
ダイヤ「相当煮詰まっていたようですけど、それが結果的に良い形に昇華できて、本当によかったですわ。」
ダイヤ「私は一人で歌詞作りをした経験がありませんが、こういった創作活動において壁を乗り越えるのことが難しいのは知っているつもりです。」
ダイヤ「ですから、千歌さんご自身の力でこの壁を超えたこと。とても素晴らしいことだと思います。よく、頑張りましたね。」
千歌「あ…、う、うん、ダイヤさん…ありがとう!」
千歌(っ…別に、悪いことなんてしてないよね?なんだろう、この罪悪感…?) 【帰り道 :放課後】
千歌「ふあ〜疲れた〜もう今日はお風呂入ってすぐ寝ちゃおう〜」
梨子「あら、ずいぶん余裕なのね千歌ちゃん。」
千歌「そりゃ歌詞もできたし、あとはもうぐっすり眠るだけだもん〜。」
梨子「…。え、もしかして、千歌ちゃん…。」
千歌「?」
梨子「…。はぁ。ここ最近歌詞作りに集中していたからなんとなくそんな気はしてたけど…。」
梨子「千歌ちゃん、明日の英語の時間に単語テストがあるの、忘れているでしょ?」 千歌「単語……、テスト?」
千歌「…………。 あ。」
梨子「…。しかも、今回のテストで赤点とると後日補修があるから、ライブに向けた練習時間が削られてしまうのよ。」
千歌「あ、あああーーー!。忘れてた…。梨子ちゃぁん…」
梨子「手伝ってあげたいけど単語テストは暗記だから、ごめんなさい。」
千歌「うわぁぁ薄情者!」 【高海家 :夜】
千歌「ふん!梨子ちゃんの鬼!こうなったら1夜漬けでなんとかするしかないのだ!」
千歌(そうは思ったものの、昨日の歌詞作りもほぼ徹夜だったし、さすがに…、眠い)
千歌(英単語、覚えないと…。aquariumu...daydream...wonderful...brightest...zzz)
千歌「……はっ!いかんいかん、眠っていた…。うぅ…こんなので本当に明日までに暗記できるかなぁ…。」
千歌(もしこれで赤点とっちゃったら…。千歌だけ練習に参加できなくて、みんなに迷惑かけちゃう…。)
千歌(そんなの、だめだよ!せっかく千歌、リーダーらしくなってきたんだもん!)
千歌(こんなことで、みんなに迷惑かけたくない!とにかく、明日の小テストは絶対パスしないと…!) /ヽ _ ...-──- ..._
/⌒>─<>.イ´ >、
l ヽ. / / \
| < У / ヽ__.ィヽ ヽ :.
| :: V〃 .' |ハ.| |~^''ヾヽ ゙.:.
| :: ,' | |:| l! | |l | | | !l
| | | ハ| ヽ| |l / | || !|
|l ! |/´l ̄`ヽ | リ´ ̄ ̄`| ||l| デーデーデテーレーレーレーーー……
|l | |l |、_rfチミxヽ リ'ィ斧ぅzx ! ハ,' リ
|从 li| K 乂zり` \〃乂zりヾ>/ /, { オハヨーパワフル(モーーーニーン)wwwwwwwwwwwww
リ リハ l ハ` `"´ `"´ /イ∠! |
| : : :∧l lハ :! /'/ィ^)}| レツゴーwwwwwwwレツゴーゥwwwwwwwwwwww
| : :.,' V、\ヽ _ _ /ノ:/! |
V:./ ト、\> - .イ`~: | |ハ キョーwwwモーwwwwキョーモーwタノシーwwwwwwwww
ヽ\ ノイ |: : : ≧:..._ .. イ: : |: : :.:| |へ:、
`ヽ |ハ从: : :,⊥  ̄ |: : :| : : リ从 \ レツゴーwwwwwwwwwレツゴーゥwwwwwwww
ヽ\:._ノ ≧-r、r' V:リ: : ノ |/
__.. -≦| ヽ ||lヽ_|≧z、 ノ ワオッwwwwワオッwwwwwワオワオwwタノシーwwwwwww
γ´ ̄ | >ァ' ̄木T{ / / |≧-..._
,' ゙. ! ∨ / /ヘ_|≧-</ ヽ ≧、 イエーーーーーーwwwwwwwwwwww
/ ゙. .| \/!. |!二二二> | /|
| ゙. └──< ∨ ハ ニニ/─┘ , !
. V / } :. / \_∨ ヽイ \ l
У/ :. ,'. / \ ヽ | / | l
〈 / V \ \ }/ /─┐ ! | 千歌(集中…。集中…。…………そういえば)
千歌(ルビィちゃんからもらった”サファイア”、たしかあれ、集中力を高める効果なんだよね?)
千歌(……どうしよう、使ってみようかな。なんだかんだ昨日も”サファイア”のおかげですごい捗ったし)
千歌(まだ残りもあるし、別に”サファイア”が使いたいというよりも、必要だから使うって感じで)
千歌(いわゆる中毒?っていうのとは違うもんね。千歌、もう高校生だしその辺は自分でコントロールできるもん)
千歌(とにかく、今は目先のテストをなんとかしないと!)
そう思いながらポリ袋に入った”サファイア”を取り出す。
昨日と同じ色と形をした綺麗な蒼い宝石を一つまみ、自分の口の中へ。
千歌(昨日と同じ味。やっぱりちょと、苦い…) 翌日
【浦の星女学院 2年生教室:お昼休み】
千歌「ふ〜やっとお昼ご飯だよ〜。」
曜「今日の梨子ちゃんのお弁当は卵焼き美味しそうー!自分で作ったのー?」
梨子「出来合いじゃないからね。…って、それよりも、二人ともさっきの英語の小テスト、どうだった?」
曜「ばっちりであります!みっちり準備してたからね!」
梨子「さすが曜ちゃんね。…それで、千歌ちゃんは…?」 千歌「ふっふっふ!採点は後日だけど、自信はあるよ!全部の問題にちゃんと回答できたもんね!」
梨子「え?!本当に?」
曜「おおー!千歌ちゃんなんだか最近調子いいね!」
千歌「まぁね〜!なんたって、千歌はリーダーですから〜!」
梨子「ほ、ほんとうならすごいわね。よく間に合わせたわね。また1夜漬け?」
千歌「うん!さすがに二日連続は応えるね〜。」
曜「大丈夫?今日の練習は休んでおく?」
千歌「いやいや!練習休まないためにテスト頑張ったんだよ!ちゃんと出るよ!」
梨子「……、本当に大丈夫なの?目の下のクマもすごいわよ。」
千歌「だいじょーぶだいじょーぶ!…フワァ」 【浦の星女学院 2年生教室:放課後】
千歌(……。とんでもなく眠いのだ…。だめだ、頭が回らない…。)
千歌(でもこれから練習だし…、頑張らないと…。)
梨子「…。千歌ちゃん、やっぱり今日は休んだほうがいいよ。」
曜「うん。すごい眠たそうだよ。私からダイヤさんたちには伝えておくから。」
千歌「ううん、大丈夫!ちょっと顔洗ってから部室行くから、二人は先行ってて!」
二人の心配はありがたいけど、休むだなんてもったいない。
とにかく、一度顔洗って集中しなおさないと 【浦の星女学院 女子トイレ:放課後】
千歌(はぁ、顔洗っても、眠気は引かないか…。どうしよう…こんな状態で踊れるのかな)
千歌(…zzz……っ!だめだ!また意識が飛んでた…!)
千歌(せめてあと数時間、練習中だけでも何とか…。)
正直、予感はあった。2日連続で徹夜したんだ。まともに練習できるとは思っていなかった。
だから、保険をかけて持ってきていた。カバンの中に、アレを忍ばせていた。 千歌(家から持ってきたこの”サファイア”を飲めば、少なくとも放課後の練習くらいなら乗り越えられるかな…。)
千歌(まさかこんな短期間で使うことになるとは思っていなかったけど、2回も3回も変わらないよね…。)
千歌(あぁ…。頭が回らない。とにかく、早くこれ飲んで、部室に向かわないと…。)
千歌(……………。苦い…。) 【高海家 :夜】
家に帰るなり、布団の上に倒れた。
練習は問題なく、むしろいつもより良いパフォーマンスで梨子ちゃんと曜ちゃんを驚かせた。
いつもより周りが良く見えて、自分の体のどこをどう動かしているのか頭がはっきりと理解していた。
またみんなに褒められた。ダンスで褒められたのって、始めてかも。
でも、さすがに疲れた。家に着いた瞬間、力が一気に抜けていったのが分かった。
ただ、ここ数日はすごい充実していた気がする。
夢の中でも、みんなに褒めてもらえるような気がして。
みんなに褒められた光景を思い出しながら、眠りについた。 この前の英語の小テストの結果が返ってきた。高校に入ってから初めての満点だった。
Aqoursのみんなだけじゃない、家族にも褒められた。
美渡姉に褒められたのなんて、何年ぶりだろう。
それからというもの、テスト前や体調が悪いときは”サファイア”を摂取することが増えた。
実際”サファイア”を使えば簡単に集中できたし、結果もついてきた。
別に違法なことではないし、なによりあの黒澤家が作っているものだ。
信用するには十分な根拠だ。ルビィちゃんの好意を無駄にはしたくない。 2週間後
【高海家 :夜】
千歌「あれ、もうこれでラストなんだ。」
今日は夜中に見たいテレビがある。
明日は寝不足になるのが目に見えていたため、
放課後の練習にそなえてポリ袋に入った最後の”サファイア”をカバンに入れようとしていた。
千歌「そっかー、結構貰ったと思ってたけど、最近頻繁に使ってたからなぁ。」
千歌「うーん、まぁ必要ないっちゃ必要ないけど、結構便利だしなぁ。」
千歌「ストックないのも不安だし、もう一度ルビィちゃんにもらえないか相談してみようかな。」 ラインツウワ!
千歌「…。あ、もしもしルビィちゃん?千歌だけど、今だいじょうぶー?」
ルビィ『大丈夫だよ〜。どうしたの急に?』
千歌「ありがと〜。えっとね、この前貰った”サファイア”なんだけど、そのー、もしあればなんだけど、またもらうことってできるかな?」
ルビィ『…………。』
千歌「…、あれ?ルビィちゃん?」
ルビィ『うん!大丈夫だよ!そしたら今からルビィの家の蔵に来てもらえるかな?裏門は開けておくから!』
千歌「え、今から行っていいの?」
ルビィ『うん、千歌ちゃんも貰えるなら早いほうがいいでしょ?』
千歌(観たいテレビまでまだ時間もあるし…。)
千歌「うん、そうだね!まだそんなに夜遅くないし、急いでいくね!」
ルビィ『はーい!待ってるね』 【黒澤家 蔵:夜】
千歌「ごめんくださーい」
ルビィちゃんが言っていた通り、裏門の施錠はされておらず、簡単に敷地内に入れた。
恐る恐る、蔵の扉を開け、中に入る。
千歌(これって、ふほうしんにゅう?にならないのかな…?)
おそらく私が電話した時には既にお風呂に入っていたのだろう。
蔵の中に満ちるシャンプーの匂いが、ルビィちゃんが蔵の中にいることを示していた。
相変わらず蔵の中は月の光しか差し込まないため、
ルビィちゃんを視認するのには手間取った。 ルビィ「千歌ちゃん、いらっしゃい。」
千歌「ルビィちゃん、夜遅くにごめんね。」
蔵の扉を閉めて、ルビィちゃんと向き合う。
千歌「…それでね、”サファイア”なんだけど…。」
さっそく本題を切り出す。
ルビイちゃんは少し困ったような顔をしながら、ポケットからポリ袋を取り出した。
ルビィ「その…ごめんね、今はこれだけしかないの。」
ポリ袋の中には、月の光に反射してきらめく蒼い宝石が1粒だけ入っていた。 千歌「え…、1粒だけ?」
ルビィ「うん。この前ちゃんと言ってなかったけど、”サファイア”って結構高価なもので、何回も大量に仕入れるのは難しいの。」
千歌「で、でもこの前は10粒くれたじゃん!」
ルビィ「そうだけど…、さすがに毎回それだけ用意はできないよ」
千歌「そこをなんとか、できないの?」
ルビィ「………。千歌ちゃんはさ、”これ”をルビィから貰うだけだから簡単にそういうこと言えるんだよ。」
ルビィ「ルビィが、”これ”を手に入れるのにどれだけ苦労してるのか、知らないのに。」
千歌「…あ!、ご、ごめんね!」 ルビィちゃんの強い抗議の眼差しで、ふと我に返る。
私は何を言っているのだろう。タダで貰っておきながら、こんな文句を言うだなんて。
ルビィちゃんからしてみれば、なんのメリットもない取引に、文句まで言われる筋合いはない。当然の話だ。
冷静になった時はもう遅かった。険悪とは言わないまでも、蔵の中を包む空気は十分に重かった。
まずは、謝らなきゃ。
今度は私がルビィちゃんのお父さんの部屋に忍び込むよ?
次からはちゃんとお金を払って”サファイア”を購入するよ?
そんなとりとめのない謝罪の言葉を考えているうちに、ルビィちゃんが口を開いた。 ルビィ「うゆ……肩、……凝ったな」
千歌「……へ?」
ルビィちゃんの発言に面食らう。え?肩が凝った?
しばらくして、ルビィちゃんの意図を理解する。
そうか。ルビィちゃんは私に奉仕の機会を提供してくれているんだ。
私のお小遣いじゃ、お金で”サファイア”は買えないだろうし、そういう意味ではマッサージくらいしかできることがない。
でも、私がルビィちゃんにマッサージで奉仕することで、お互いにとってメリットがある取引になる。
そうと決まれば、私のすることは一つだ。 千歌「わかった!肩もみなら任せて!ささ、ルビィちゃんこちらに」
ルビィちゃんを椅子に座らせ、肩に手をかける。
末っ子として、お姉ちゃんの肩をさんざん揉まさせられた経験がここで活きるとは思ってもみなかった。
指先に力を籠める。
千歌「おぉ、ルビィちゃん、意外と肩凝ってるね…!」
ルビィ「そうかな…?………んッ…、千歌ちゃん、結構上手なんだンッ、ね。」
千歌「そりゃぁ旅館の娘だからね!」
ルビィ「そういうッ…もの…なのかな?」 しばらくルビィちゃんの肩を揉み続けた
ルビィちゃんは満足したようで、私に1粒の”サファイア”が入ったポリ袋を渡した。
ルビィ「ごめんね、今はこれだけしかないけど。」
ルビィ「また、必要になったらルビィにマッサージしに来てね。」
そういうと、ルビィちゃんは部屋に戻っていった。
奉仕で得た”サファイア”をもって、私は帰路についた。 スクールアイドル活動と学業の両立は本当に大変なのだ。
”サファイア”を使えば簡単に良い結果を出せるなら使わない手はない。
自然と黒澤家の蔵に足を運ぶ回数が増える。
千歌「ルビィちゃん〜また来たよ〜」
ルビィ「千歌ちゃんいらっしゃい!今度は、背中をマッサージして欲しいな。」
千歌「任せてよ!」
気が付いたら、ルビィちゃんの肩、背中、腕、足先、太もも、ありとあらゆるところをほぐしてあげた気がする。
その報酬で”サファイア”を貰って、スクールアイドル活動も学業も結果を出す。
私の中で、良い形で歯車が回りだしたように、そう、思っていた。 2か月後
【浦の星女学院 部室:放課後】
ダイヤ「さて、沼津市主催の合同ライブまであと1週間ですわ。」
鞠莉「ええ、ラブライブとは関係のないライブだけど、学校の知名度を上げるためにも。」
果南「そして何より、沼津市長たっての参加依頼だからね、これは絶対に成功させないといけないよ!」
善子「ちょっと!わざわざハードル上げないでよ!」
果南「大丈夫大丈夫!なんせ私たちには頼れるリーダーがついているからね!」
千歌「ふえ?」
曜「そうだね!ここ最近の千歌ちゃんすごいもん!」
善子「確かに最近、歌もダンスも、学業も調子がいいみたいね。」
花丸「一体どんな裏技を使ったずら?」 ダイヤ「こら。これも千歌さんの努力の結果ですよ。皆さんも千歌さんを見習って日々努力をですね…。」
千歌「あ、あははは…。」
果南「あーもうダイヤそういうのいいってば〜。」
鞠莉「そうよダイヤ、今は来週のライブの日程確認の時間よ。」
ダイヤ「あら、私としたことが失礼しました。それで、来週の集合時間ですが…。」
千歌(来週はライブか…。ここ最近Aqoursの知名度も上がってきて色々なライブに出演依頼が来るようになった)
千歌(なにより、今度のライブは沼津市で大々的に行われるイベント、学校の知名度を挙げるにはうってつけ)
千歌(絶対に、絶対に失敗できない…。)
ルビィ「……。」 【高海家 :夜】
千歌(来週のライブ当日は”サファイア”は絶対必要だよね)
千歌(それと4日後の小テストは前日と当日に1つずつは欲しいな)
つまり合計で3つの”サファイア”が最低でも必要
それに対して、今私が持っている”サファイア”の数は…。
千歌「2つ…か。」
つまり、私のやることはただ一つ。
迷うことなく携帯に手をかけ、通話をする。
千歌「…、あ、もしもしルビィちゃん?今日行ってもいいかな?」 【黒澤家 蔵:夜】
こうやって黒澤家の蔵に来るのは何回目だろうか。
最初は人の家の敷地ということで抵抗感もあったが
今では何の気なしに蔵まで入れるようになってしまった。
千歌「ごめんくださーい」
いつも通りの挨拶。手慣れたものだ。
いつもと少し違ったのは、今日は蔵の中にシャンプーの匂いが充満していないことくらいか。
早く着きすぎたかと思ったが、制服を着たままのルビィちゃんが月明かりに照らされていた。 ルビィ「…、千歌ちゃん、いらっしゃい。」
千歌(あれ、まだ着替えてなかったんだ。今日は帰りどこか寄り道していたのかな?)
千歌「ささ!、さっそくだけど、今日はどこをマッサージしましょうか?!」
ルビィ「……、うーん、別にルビィ、今日は特にどこも凝ってないしなぁ」
千歌「またまた〜、今日も練習大変だったしね!遠慮せずマッサージ師の千歌にお任せあれ!」
ルビィ「……。でもなぁ、ここ最近毎日のように千歌ちゃん来て全身マッサージしてくれるから、本当にどこも凝ってないんだよね。」
千歌「ええっ、そんないじわるしないでさ!今日はいつもより長めにやるよ!」
ルビィ「…うーん…。」 あれ、おかしいぞ?ここにきて、いつも通りじゃないことに気が付き始めた。
いつもだったら部位を指定して、15分くらいほぐしてあげたら
それで”サファイア”を貰って終わりだったのに。
ルビィ「今日は、いいんじゃない?ルビィいまマッサージって気分じゃないし…。」
千歌「え、ええぇっ!そしたら”サファイア”は?」
ルビィ「うーん、何もしてもらっていないのに、”サファイア”だけあげるのも違うような気が…。」
千歌「そ、そんな!ライブもテストも近いし、”サファイア”が無いと困るよ!」
ルビィ「そういわれても…。」
千歌「うぅ…。」 ルビィ「一応、”サファイア”は千歌ちゃんが私に何かしてくれたらそのお礼であげるものだから。」
ルビィ「だから、今回は諦めて。ね。」
いつ、そんな取り決めになったのか。
ただ”サファイア”を提供するルビィちゃんがそういうなら、それに従うしかない。
マッサージを拒否されては、”サファイア”を貰う手段の検討が付かない。
なら私が提案できるのは一つだ。
千歌「まって!ルビィちゃんがしてほしいこと、なんでもするから!」
私にして欲しいことを、本人から直接教えてもらうしかない。 ルビィ「……本当に、なんでもしてくれる?」
千歌「うん!私にできることだったらなんでも!」
ルビィ「うゆ…。」
暫しの沈黙。
ルビィちゃんの要望を待つこの時間が、ひどく退屈に思える。
何か一つくらいないのだろうか、私にしてほしいこと。
プリンを買って来て欲しい、とか
宿題をしてほしい、とか
私だったらいっぱい出てくるんだけどなぁ。
それでもルビィちゃんは難しい顔をしたまま悩み続けている。
ルビィ「………………キス。」
千歌「……へ?」
ルビィ「……千歌ちゃん、ルビィとキス、してくれる?」 千歌「き、キス?キスって、ええっと、恋人同士の…」
ルビィ「そう。ルビィと、千歌ちゃんとで、恋人みたいなキスをするの。」
千歌「え、ええぇ、でも、それは…。」
ルビィ「……できないの?」
千歌「いや、それは、さすがに…。」
混乱
想定外の要望が来てしまった。
一発芸の覚悟くらいしていたが、まさかこんな要求がくるとは…。 千歌「…いや、でもキスって、私したことないし…。」
千歌「そういうのは………やっぱり本当に好きな人とするべきで、冗談でやるようなことじゃない……と思う。」
ルビィ「……。」
千歌「……も、もー!先輩をからかうんじゃないよ〜!。」
千歌「わかった!本当は”サファイア”を用意してないんでしょ!」
千歌「こうやって千歌ができない要求してごまかそうったてダメだからね!」 そうやっておどけていると、ルビィちゃんはおもむろに私の眼前に小さな瓶を取り出して見せた
ジャムの空瓶だろうか。
片手で持てるサイズのその瓶に敷き詰められた宝石は月の光に照らされ、蒼く、鈍く、瓶の中で光っていた。
千歌「え、そ、その瓶…。」
ルビィ「この中にあるの、全部”サファイア”だよ。多分100個はあると思う。」
千歌「あ、ああ……、こんなに…。これだけあるなら、少しだけ…」
ルビィ「だめだよ。千歌ちゃん。これは、千歌ちゃんが、ルビィを、喜ばせてくれた時にだけ、あげるって決めているの。」
千歌「…そんな…。」
ルビィ「それでね、今、ルビィが喜ぶのは、千歌ちゃんからのキスだけなんだよ。」 千歌「……。」
ルビィ「……。できないんだ。」
千歌「……。うん。…ごめん。」
ルビィ「……。そっか。」
千歌「ほかに!ほかにして欲しいことはないの?」
ルビィ「ほかに…。でもどうせまたダメって言うんでしょ?」
千歌「えー、いや、内容によるけど、でも、善処するよ!」
ルビィ「うーん…そしたら…。」 考えながら、ルビィちゃんは椅子に腰かけ、靴を脱いだ。
制服姿のルビィちゃんは右足を上げ、太ももを胸元まで近づける。
黒のハイソックスに指をかけ、そのまま、ゆっくりと、指を足先まで滑らす。
ハイソックスの生地があったそこには、黒とは真逆の、白い肌が露出する。
そして、その綺麗な素足を私に向けて。言うのだ。
ルビィ「千歌ちゃん。…舐めて。」 千歌「…はへ?」
この蔵の中で、素っ頓狂な声を上げるのは何度目だろうか。
いや、これは私が悪いのではない、ルビィちゃんの提案が毎回唐突なのだ。
ルビィちゃんは足を私に向けたまま、私の目をじっと見つめている。
千歌「え、えーっと…。」
私が悩んでいるのを見ると、ルビィちゃんは足をおろして、
ルビィ「ルビィは、どっちでもいいんだよ?」
ルビィ「千歌ちゃんが、私のきれいな唇にキスしてくれても。」
ルビィ「練習終わりの、ばっちぃ私の足を舐めたとしても。」 あらためて、ルビィちゃんの口元と、足を見比べる。
たしかに、本人の言うとおりきれいな唇だ。
やわらかそうで、自己主張の少ない薄いピンク色。
でも、やっぱり、唇同士のキスは…ダメだと思う…。
そう思い、目線を足元に移す 千歌「ねぇ…ルビィちゃん…。他の方法は…。」
ルビィ「…。どっちかを選んで。」
ルビィ「千歌ちゃんに選ばせてあげるんだから、それ以上の文句は受け付けないよ。」
千歌「うぅ…。」
なんでこんな目に…。
友達にこんな究極の2択を迫るルビィちゃんの心境がわからない…。
でも少なくともこのまま手ぶらで帰るわけにはいかないことだけははっきりしている。
Aqoursのためにも、学校のためにも、私には”サファイア”が必要なのだ。
意を決して、ルビィちゃんの足元に跪く。 ルビィ「ふぅん。千歌ちゃんは、ルビィの唇よりも、ルビィの足の方が舐めたいんだ。」
誰がやらせているんだと、内心思いながらも否定する気も起きない。
さっさと済ませて、早く”サファイア”だけ頂いて帰ろう。うん。そうしよう。
ルビィちゃんは素肌の右足を私の目の前に差し出す。
ルビィ「はい、千歌ちゃん。」
千歌(……うっ…、そりゃ、わかってはいたけど…。)
ルビィちゃんだって人間だ。練習をすれば当然汗をかく。
そして全身の汗が身体を這いながら滴り、靴下に染み込みながら凝縮される。
ルビィちゃんの今日1日分の汗に漬け込んだルビィちゃんの足が
今、私の目と鼻の前にあるのだ。
千歌(自分の足の匂い以上に、なんだか鼻につく…) さっさと済ませてしまおう。そう意気込んだものの、目の前に差し出された足を前に、どう対処するか戸惑う。
足を舐めるといっても、いったいどこを舐めればいいのか?足の甲?土踏まず?指先?かかと?
うう…、気持ち的に、舐めるなら足の甲にして欲しい。
ここはもうルビィちゃんに余計なことを聞かないで、先手必勝…っ!
千歌「…ペロッ」
ルビィ ピクッ
千歌「はい!これでおしまい!」
千歌「ルビィちゃんの言われた通り、ちゃんと舐めたよ!」
ルビィ「………。何を言っているの千歌ちゃん?」
千歌「え?」 ルビィ「ルビィは、千歌ちゃんに、足を舐めてって言ったの。」
ルビィ「それはね、ルビィの足を全部舐めてって意味だよ。」
ルビィ「まさか、こんな足の甲を一回舐めただけで、”サファイア”がもらえると思っているの?」
千歌「で、でも…」
ルビィ「…もういいよ、嫌なら今日はもう帰って。」
千歌「ちょ!ちょっと待って!わかった!わかったから!」
ルビィ「なにを、わかったの?」
千歌「……。舐めるから。ルビィちゃんの足、全部…。」
ルビィ「違うよ千歌ちゃん。」
千歌「へ?」
ルビィ「ルビィの足を、どうか、舐めさせてください。だよ。」 ピチャッ ピチャッ ンッ
随分長いこと時間がたったような気がする。
ペロッ ペロッ
私の唾液が滴るルビィちゃんの足は、月の光を反射しながら、テカテカと光っている。
ペロッ フフッ ピチャッ ジュルルッ
最初は鼻につく、強い匂いだったルビィちゃんの足が
今は私の唾液と混じって、また別の独特な、変な匂いへと変わっていく。 ルビィ「あはっ? くすぐっ…たい? 千歌ちゃん、わんちゃんみたい」
千歌「ハァッ・・・ハァッ・・・」
ルビィちゃんの足の甲から始まり、側面、かかと、土踏まず
最後は小指から親指の一つ一つ、指の爪の間まで舌を這わせながら
ルビィちゃんの足のありとあらゆる部分を舐めつくした。
いつまでこうしていればいいんだろう?
もうこれ以上舐める部分はないんじゃないか、そう思った矢先にルビィちゃんは右足をひっこめた。 >>68
ルビィ「あはっ? くすぐっ…たい? 千歌ちゃん、わんちゃんみたい?」
千歌「ハァッ・・・ハァッ・・・」
ルビィちゃんの足の甲から始まり、側面、かかと、土踏まず
最後は小指から親指の一つ一つ、指の爪の間まで舌を這わせながら
ルビィちゃんの足のありとあらゆる部分を舐めつくした。
いつまでこうしていればいいんだろう?
もうこれ以上舐める部分はないんじゃないか、そう思った矢先にルビィちゃんは右足をひっこめた。 >>68
ルビィ「あはっ♡ くすぐっ…たい♡ 千歌ちゃん、わんちゃんみたい」
千歌「ハァッ・・・ハァッ・・・」
ルビィちゃんの足の甲から始まり、側面、かかと、土踏まず
最後は小指から親指の一つ一つ、指の爪の間まで舌を這わせながら
ルビィちゃんの足のありとあらゆる部分を舐めつくした。
いつまでこうしていればいいんだろう?
もうこれ以上舐める部分はないんじゃないか、そう思った矢先にルビィちゃんは右足をひっこめた。 ルビィ「次はこっちだよ♡」
そう言って左足を差し出す。
やっぱり左足もか。覚悟はしていたが、また同じことをしなければならないのかと、落胆する。
ルビィ「ハイソックス、千歌ちゃんが脱がしていいよ。でも、手は使わないでね。」
手を、使わない?ああ、そういうことか。
この状況に慣れてしまったのか、それとも反抗しても無駄だとわかっているからなのか
黙ってルビィちゃんのハイソックスの指先を口で咥える ルビィ「ルビィの足は噛まないでね。」
咥えたまま、ハイソックスを引っ張る。
ルビィちゃんの足先から、ソックスが引っ張られ、少しずつルビィちゃんのふくらはぎが露になっていく。
千歌(うぅ…、咥えながらだと呼吸が、鼻から…)
先ほどとは変わって、汗が直接しみ込んだハイソックスが目と鼻の先にある。
ハイソックスを加えた口先から、少しずつ何かが染み出している。
すっぱくて、むせるような匂いなのか、味なのか、はたまた両方が鼻と口に押し寄せる
千歌「…ウッ、ゲホッ…ゲホッ!!」 思わず咳き込む。
苦しさから、目に涙が浮かんでくるのがわかる。
千歌「ゲホッ…ご、ごめん…。」
ルビィ「…。なんで謝るの?泣くほど嬉しいんだよね?ルビィのハイソックス」
千歌「え、あ、う、うん…。嬉しい…です。」
ルビィ「あはっ♡ 千歌ちゃん、可愛い」
悪戯な笑みを浮かべたルビィちゃんは、先ほど自ら脱いだ右足のハイソックスを手に取った。
ルビィ「口、開けて。」
千歌「??…はい。」 ルビィ「頑張った千歌ちゃんにご褒美をあげます!千歌ちゃんのだーい好きなルビィのハイソックスだよ?」
そう言って私の口の中にねじ込む。
千歌「ンンンン?!?、ヴッッ、ヴォォエェ」
押し込まれたソックスがのどに絡みつく
胃が、全身が拒絶している。思わず吐き出してしまう。
千歌「ヴォッフ、ケホッ…、ウゥ・・・」
ルビィ「はい。今度は左足もきれいにしてね♡」
千歌(あぁ、もうなんでも良いから早く終わらないかな。) >>75
ルビィ「頑張った千歌ちゃんにご褒美をあげます!千歌ちゃんのだーい好きなルビィのハイソックスだよ♡」
そう言って私の口の中にねじ込む。
千歌「ンンンン?!?、ヴッッ、ヴォォエェ」
押し込まれたソックスがのどに絡みつく
胃が、全身が拒絶している。思わず吐き出してしまう。
千歌「ヴォッフ、ケホッ…、ウゥ・・・」
ルビィ「はい。今度は左足もきれいにしてね♡」
千歌(あぁ、もうなんでも良いから早く終わらないかな。) 【高海家 浴室:夜】
千歌(うぅ…、まだ鼻の奥で匂いがする…。)
家に帰ってから真っ先にシャワーを浴びた。
遅くまで出かけていたことを咎められるかと思ったが
最近成績がよいからか、「遅くなるなら連絡しなさいよ」の一言で済んだのは幸いだった。
千歌(あれだけやって、もらえた”サファイア”は5粒だけ…。)
千歌(でも、とりあえずこれでテストも、ライブもなんとかなる!)
千歌(…問題はこれから…だよね。)
千歌(とりあえず、今後は”サファイア”の使用は控えるようにしよう。)
千歌(これ以上、あんな恥ずかしいことしたくないしね…。)
千歌(……。はぁ。なんでこんなことに…。) 1週間後
【高海家 :夜】
結局テストも、ライブも大成功だった。
ただ、思っていた以上に普段の生活で”サファイア”を使ってしまった。
というより、使わざるを得なかった。
どうも最近”サファイア”を摂取しないと調子がでない。
なんだか常に倦怠感というか、ぼーっとすることが増えた。
普段の練習にも身が入らず、その場をしのぐような形で”サファイア”を摂取する。
そんなペースで使うもんだから、あんなに辛い思いをしてルビィちゃんからもらった”サファイア”も直に使い切ってしまった。
千歌(どうしよう、ついに”サファイア”が0になっちゃった)
千歌(でも、もうこれっきりにするべきなんだ。)
千歌(これからは千歌、自分の力で勉強もスクールアイドルも充実させていくんだ!) 3日後
【黒澤家 蔵:夜】
ルビィ「思っていたよりも、早かったね千歌ちゃん♡」
千歌「…………。」
ルビィ「千歌ちゃん、この前のライブすごいかっこよかったよ♡」
ルビィ「カリスマ?っていうのかな、観ている人みんなを引き付ける魅力で、たくさんのファンが千歌ちゃんを応援しにきていたね♡」
千歌「…そんなことより、またこの前みたいに、その、ルビィちゃんの足を舐めれば、”サファイア”をくれ…ますか?」
ルビィ「うーん、どうしようっかなぁ♡ 今日はもうお風呂入っちゃったから足をきれいにしてもらう必要はないんだ♡」
千歌「…、その…、キス以外だったら、頑張るから…。」
ルビィ「……。ふぅん。そこだけは譲らないんだね。」 ルビィ「…。うん!わかった!そしたら今日は、マッサージをお願いしようかな!」
千歌「……、ふぇ?マッサージでいいの?」
ルビィ「うん!ルビィ、千歌ちゃんのマッサージがいい!」
千歌「そ、それでルビィちゃんが納得するなら…」
身構えていた割には思いのほか軽い要求で、拍子抜けする。
そう思いながら、ルビィちゃんの肩に手をかける。
ルビィ「千歌ちゃん、あのね、ルビィがほぐしてほしいのは肩じゃないの」 千歌「あれ、そうなの?今日は背中?二の腕?」
ルビィ「ううん。そうじゃない。」
ルビィ「千歌ちゃんがね、何度も何度もルビィのことマッサージしてくれて」
ルビィ「ルビィの体のほとんど、千歌ちゃんがほぐしてくれたのに」
ルビィ「唯一、一度も千歌ちゃんが触れてくれないところがあるの。」 油断していたかもしれない。この小悪魔に。
話に耳を傾けていたら、気が付いたら腕を掴まれ、ひっぱられていた。
ルビィ「今日はね、ルビィの、ここ ほぐしてほしいの♡」
そう言って、ルビィちゃんは私の手を、ルビィちゃんのおへその下に押し合当てる。
押し当てながら、そのままゆっくりと下に滑らせ、座っているルビィちゃんの両太ももの間へと
私の手を深く、深く沈ませていく。 ルビィ「ハァッ♡…ハァッ♡…」
当たり前だけど、誰かにこういったことをするは初めてで
果たしてこれであっているのか、現状にいっぱいっぱいな私は
ただひたすらルビィちゃんの秘部を纏う下着の上を指でなぞることしかできなかった。
それでもルビィちゃんは私にもたれかかりながら、切なそうに、声を上げる。
ルビィ「ねぇ…いじわるしないでぇ…♡」
千歌「……、本当に、…いいの?」
ルビィ「うん。千歌ちゃんだったら、いいよ。だから、ね♡」
この前私にあれだけのことをしたのに、
こういう時は急にしおらしく、かわいらしくなるルビィちゃんを心底ずるいと思う。 でも、私はルビィちゃんが望むことをするしかない。
だってそうしないと”サファイア”がもらえないから。
今度は、両手で、ルビィちゃんの腰に手を当てると、
何かを察したルビィちゃんは、椅子から腰を少し浮かせた。
そのまま私は両手でルビィちゃんの秘部を守るための布を、少しずつ、下に、ゆっくりと降ろしていく。
布は秘部との別れを惜しむように、細い糸を引きながらルビィちゃんの足先から地面に落ちていった。 ルビィ「千歌ちゃん…はやく…。」
千歌「う、うん。」
家族以外で、人の秘部をここまで間近で、はっきりと見るのは初めてだった。
見た目はほとんど自分と同じだけど、私よりもケアに気を使っているのが感じられる。
覚悟を決めて、ルビィちゃんの秘部を直接、指で触れる。
ルビィ「…んッ」ピクンッ
触れた瞬間、ルビィちゃんから声が漏れたのが聞こえた。
触れた指のうち、中指を少しずつ、ルビィちゃんの中に、忍ばせていく。 ルビィ「…んっ…千歌…ちゃん…♡」
ルビィちゃんの体液がねっとりと私の中指にまとわりつくのがわかる。
そして第二関節までが、ルビィちゃんの中に入りきると、私はゆっくりと中指を動かし始めた。
ルビィ「……アッ…、…んっ…♡」
私が指を動かすと、それに合わせてルビィちゃんが声を漏らす。
そんなルビィちゃんの様子が、どこかおかしくて。少し切なくて、だけどとても愛おしく感じる。
指にまとわりつく体液が、少しずつ手のひらまで溢れてくる。
千歌(よし…、この感じで大丈夫そうだ) ルビィ「…あっ…千歌ッ…チャン…」
中指でルビィちゃんの中をほぐしながら、今度は人差し指を中指に這わせてルビィちゃんの中に、押し込んでいく。
ルビィ「…ンンアッ♡///」
思いのほか大きな声が出て驚いた私はつい手をひっこめようとした。
すかさずルビィちゃんが私の腕を掴む。
ルビィ「やめないで……っ、ルビィは大丈夫だから…このまま続けて…。」
千歌「わ、わかった。」
本人がそう望むなら、続けるしかない。
中指と人差し指を、動かすと、私の腕を掴むルビィちゃんの手に、次第に力が込められてくる。 ルビィ「…ハァッハッ…ん…ンンッ…、千歌、ちゃんっ…」
ルビィちゃんは何かを要求するように、顔をこちらにむける。
目をつむり、私の何かを待っているようだった。
千歌(…ごめん…、それはできないよ…)
せめてこのマッサージだけは、ルビィちゃんが満足できるよにしっかり努めよう。
吐息と声が上がるルビィちゃんに合わせて、指を動かす速度を上げていく
ルビィ「あッ…アッ♡アッ♡、ち、千歌ちゃんっンンッ…、もう少し、ゆっくり…ンンンッ♡♡」
構うものか。ルビィちゃんの要望は秘部をほぐすこと。
ルビィちゃんが気持ちよくなればそれでいいんだったら、このまま続けるのが正解だ。
速度をあげながら、ルビィちゃんの中をかき回す。かき乱す。 しばらくするとルビィちゃんが目に涙を浮かべながら、恍惚とした表情で顔を上げた。
ルビィ「ンッ…♡アッ、ちょ、ちょっとまって/////」
ルビィ「あっ♡まって!すとっぷ!千歌ちゃんッ♡!ストッ…ン♡」
ルビィ「っ♡♡、んッ♡♡」ビクンッビクンッ
中指と人差し指が締め付けられる。
椅子の下にはコップの水をひっくり返しような、小さな水たまりができていた。
ルビィ「…ハァッ//…ハァッ//…」
私の腕を掴みながら、もたれかかるルビィちゃんは肩で息をしているのが見て取れる。 少しずつ、腕を引き、ルビィちゃんの秘部から指を取り出すと、糸を引きながら私のふやけた指が露になる。
ルビィ「…ハァッ//…千歌ちゃん…凄いよかったハァッ//…♡」
千歌「そっか。もうこれでいいんだよね?」
ルビィ「…もう!、千歌ちゃんにはもう少し余韻とかって無いの?」
千歌「そう言われても…私は”サファイア”を貰いに来ただけだし。」
ルビィ「…。ま、千歌ちゃんはそうだよね。うん。約束は守るよ。」
そういってルビィちゃんは私にポリ袋を渡す。
中には10粒の”サファイア”が入っていた。
千歌「今日は羽振りがいいんだね。」
ルビィ「うん、思いのほか千歌ちゃんが上手だったから。これはボーナスだよ♡」 この前ルビィちゃんの足を舐めて5粒だったのだ。
気を使いはしたが、これで10粒もらえるなら楽なほうだ。
千歌「ありがとう。それじゃあ私はこれで。」
ルビィ「え、千歌ちゃんもう帰っちゃうの?」
千歌「うん、もう夜遅いし、”サファイア”も貰ったしね。」
ルビィ「…。そっか。わかった。そしたらまた明日学校でね。」
千歌「うん、また学校で。おやすみ〜」 【高海家 :夜】
千歌(やった!やった!10粒ももらえた!)
久々に余裕のある数の”サファイア”を持てて気分が高揚しているのがわかる。
大切に使うべきなんだろうけど、まずは今日頑張ったご褒美に1粒だけ、今使ってもいいよね…!
3日ぶりの”サファイア”を、口の中に放り込む。
ゆっくりと舌の上で錠剤を転がしながら溶かしていく。
今はこの苦みも少し好きになってきている自分がいる。 千歌(……あれ?おかしいな、あんまし気分が乗ってこない)
千歌(いつもだったら数分で元気が湧いてくるんだけど…もしかして不良品?)
千歌(うーん、どうしよう、試しにもう1粒飲んでみようかな)
千歌(もったいない気もするけど、まだ9粒もあるしね。中途半端に1粒使って無駄にするほうがもったいない!)
続けざまに2粒目を口の中に放り込む。
先ほどと同じ要領で、舌の上で溶かして、唾液と一緒に飲み込む。 千歌(あれ、そういえば”これ”って短時間に2粒以上飲んでいいんだっけ?)
千歌(うーん、でも危なかったら渡すときにそれくらいの注意はしてくれるよね。)
千歌(………ああ〜〜〜〜、なんか、久々に来たな、この感じ。)
千歌(うん、なんだか今ならなんでもできそうな気がする!)
千歌(よし!今のうちに宿題と歌詞に使えそうなフレーズの書き溜めをしちゃおう!) それからというもの、”サファイア”は2粒で摂取することが増えた。
”サファイア”は高級品だって言ってたけど、もしかしたら薬の成分を薄めて数を水増ししたりしたのかな?
うーん、なんてずる賢いことを…。まぁでも、千歌からは何も言えないんだよね…。
とりあえず今は、2粒合わせて使うしかない。 千歌(朝起きて、まず”サファイア”を2粒飲む。)
千歌(授業中は全然集中できないから寝る。)
千歌(味のしないお昼ごはんを食べて、午後の授業も寝る。)
千歌(それで練習前にまた2粒”サファイア”を飲む。)
千歌(テストがある日は、テストの直前にも”サファイア”を2粒飲む。)
千歌(歌詞制作やテスト勉強があれば、夜も”サファイア”を2粒飲む。) こんなペースで摂取するもんだから、夜はほぼ毎日黒澤家の蔵にいるようになった。
”サファイア”が足りなくなったらまたルビィちゃんをマッサージする。
ルビィちゃんの機嫌が悪いときは、足を舐めさせられたりする。
この前は膝の裏を舐めるよう言われたりもした。
そんな”サファイア”を中心とした私の生活も、転機を迎えることになる。 2か月後
【黒澤家 蔵:夜】
千歌「え?これが最後??」
ルビィ「うん…。実は、”サファイア”を持っていってるのがお父さんにばれちゃって。」
ルビィ「”サファイア”の収納場所が変わっちゃったの。」
ルビィ「だから、今までのように千歌ちゃんのために少しだけ持ってくることができなくなっちゃって。」
千歌「そ、そんな!困るよ!私、”あれ”がないと!勉強も、スクールアイドルもできない!」 ルビィ「う、うん…。でも、そんなに欲しいなら、黒澤家の正規のルートで購入することもできるよ?」
千歌「いくらで買えるの?!」
ルビィ「えーっと、たしか1粒、3万円だったかな?」
千歌「そ、そんな…。」
千歌(今私の貯金は全部で5万円。お小遣いは月3000円だから、3か月前借してやっと2粒買えるかどうか…)
千歌(とてもじゃないけど、足りない…!ど、どうしよう…)
ルビィ「…。とにかく、そういうわけだから、もう蔵に来ても”サファイア”は用意できないんだ。」
ルビィ「ごめんね、千歌ちゃん♡」 翌日
【高海家自室 朝】
千歌(……眠い)
千歌(サファイアどこだっけ……、あ、そっかもうないんだ…)
千歌(……なんか、体が重い)
千歌(………………) 千歌(………………………………。)
千歌(………………………………。)
千歌(………………………………。)
千歌(………………………………。)
千歌(………………………………。)
千歌(………………………………。)
千歌(………………………………。) ……カチャン!………チ…ャン!…
なにかが聞こえる
梨子「ちょっと千歌ちゃん!いつまで寝てるの!朝練習遅刻しちゃうよ!」
気が付いたら部屋に梨子ちゃんがいる。
いつ来たんだろう?今は何時なんだろう?
千歌「うーん…。」
梨子「…ちょっとどうしたの?ひどい顔よ?」
千歌「…うーん、先に行ってて…。」
梨子「どうしたの?夜更かしでもした?」
千歌「…。フワァ…。」 梨子「……。体調悪いようなら、お休みの連絡、先生にしておこうか?」
千歌「…………うん。…。」
梨子「…。わかった。1日ゆっくり休んで、安静にしててね。」
そういって梨子ちゃんは部屋をでる。
玄関でお母さんと会話しているようだけど
内容が頭に入ってこない。とりあえず、今は、何も、したくない。 【高海家 自室:昼】
千歌(………………………………。)
千歌(………………………………。)
千歌(………………………………。)
千歌(………………………………。)
千歌(…………ッ?!)
千歌「ウッ・・・ッ、オエェッェ」
急な吐き気。朝から何も食べていないのに。
布団の上に吐き出した液体は、唾液なのか、胃液なのか。
千歌(……、拭かないと…。)
そう思うのに、体が動かない。
食欲もない。 ライブに向サファイアけて練習しサファイアなきゃ
そろサファイアそろテスサファイアトも近いかサファイアら勉強しなきゃ
もっとサファイアもっと頑サファイア張らサファイアなサファイアきゃサファイア
頭を使おうとすると、そのたびに頭の中にサファイアが満ちる。
サファイアの色が、サファイアの味が、サファイアの匂いが脳の中を支配する。
…だから私は、考えるのをやめた。 1週間後
【高海家 自室:昼】
それからというもの、慢性的なだるさと定期的な吐き気を繰り返すようになった。
放課後はAqoursの誰かが交代交代でお見舞いに来てくれている。
一昨日は果南ちゃん。昨日は、曜ちゃんと善子ちゃんだったかな。
今日もまた、誰かが来たみたい…。 ルビィ「…。失礼しまーす。」
千歌「………………。」
ルビィ「千歌ちゃん…。」
千歌「…………いらっしゃい……。」
ルビィ「……。1週間も休んでどうしたの?みんな心配してるんだよ…?」
千歌「………うん。」
ルビィ「………。」 昨日のお見舞いでは善子ちゃんが急に泣き出しちゃってびっくりしたなぁ。
それを曜ちゃんが慰めたり…。やっぱり曜ちゃんは優しい。
一昨日は果南ちゃんがずっとハグしてくれていたっけ…。
人それぞれ、やり方は違えど私のこと気にかけているようで、嬉しかった。
ルビィちゃんは一体、どういうつもりで私のお見舞いに来てくれたのだろう?
しばらくの沈黙の後、ルビィちゃんは私に近づいてきて、耳元でこういった
ルビィ「”サファイア”用意したよ♡」 ルビィちゃんの薬の説明の仕方うますぎるな
これは依存しても仕方ない…… 【黒澤家周辺:夜】
今日の夜に黒澤家の蔵に来ればサファイアがある。ルビィちゃんはそれだけ伝えて帰っていった。
千歌「ハァッ…ハァッ…」
外に出たのは久しぶりだ。
ましてや急に走るものだから、心臓がすごい音を立てている。
筋肉が固くなっているからか、走るのがおぼつかない。地を踏むたびに関節が痛む。
背中を夜風が押す。あぁ、黒澤家の裏門が見えて来た。 【黒澤家蔵:夜】
ルビィ「あはっ♡…千歌ちゃん、いらっしゃい♡」
千歌「ハァッ・・ハァッ…ねぇ!サファイアは?早く頂戴!」
ルビィ「千歌ちゃん、ルビィに会えてうれしいのはわかるけど、少し落ち着いて♡」
千歌「いいから早く!」
そういってルビィちゃんの肩を掴む、が、簡単にはねのけられてしまう。
ルビィ「…千歌ちゃん、ごはんちゃんと食べてないよね、そんなにやつれて。」
ルビィ「今の千歌ちゃんだったら、ルビィでも簡単に組み伏せられそう…♡」
そういわれて、改めて自分の今の状態を認識する。
ここ1週間、ほとんど料理を口にしておらず、久しく体を動かしていなかったから筋肉も衰えてひどく衰弱している。
今さら気がついたが、寝巻のまま来てしまったようだ。 ルビィ「大丈夫だよ、ほら、ちゃーんとここにある♡」
そういって、瓶に入った”サファイア”を私に見せつける。
千歌「アァァァ……♡ほんとに、用意してくれたんだ…。」
ルビィ「はいっ、まずは走ってルビィに会いに来てくれたご褒美だよ♡」
そう言って、瓶から一粒のサファイアをとり、私に向かって投げる。
急に投げられ、取り損ねたサファイアが地面に落ちる。
千歌「ああ、勿体ない」
拾い上げ、口に入れる。苦みが、広がる。
千歌「あぁぁ//、ねぇ、1個じゃ足りないの、もっと頂戴♡」
ルビィ「ふふふ、いいよ。但し、手は使わないでね」 ルビィちゃんは自分の右手にサファイアをいくつか乗せ、私に差し出した。
私はルビィちゃんの手元に顔を近づけ、サファイアを食らう。
ルビィ「あはは、くすぐったい♡…。もうっ、ほんとうにわんちゃんみたいだね千歌ちゃん♡」
千歌「ハァッハァッ…」ペロッペロッ ルビィ「もっと、欲しい?」
千歌「欲しい!頂戴!」
ルビィ「もう、、、しょうがないなぁ、手は使っちゃダメだからね♡」
そう言って、瓶からサファイアを取り出して、ルビィちゃんの口に放り込んだ。
ルビィ「ほあ、おっえおあん♡(ほら、とってごらん)」
何て言ってるかわからなかったけど、口を開けながら挑発していることだけはわかった。
ルビィちゃんに飲み込まれる前に、サファイアを取り返さなきゃ…! 千歌「それ私の!」
すかさず、ルビィちゃんの口のサファイアを奪おうと顔を近づけ、舌を入れ吸い上げる。
ルビィ「…んっ♡」
サファイアを守るように、ルビィちゃんの舌が私の舌の侵入を拒む。
千歌「ハァッ…ハァ…」ジュルッジュル
サファイアをめぐる攻防のうち、苦みが口内に広がる。
ルビィ「…ハァッ…ンッ…♡」トローン
私とルビィちゃんの唾液でサファイアが溶け出す。 千歌(…っ溶けちゃう!勿体ない!)
少しでも吸い上げなくては。その一心でルビィちゃんの口内のありとあらゆる部分に舌を這わせ、吸い上げる。
ルビィ「…あっ…、んん…!♡♡」ジュルルルッ
あれ?今私とルビィちゃんがしているこれって?なんて言うんだっけ…?
もうなんでもいいや。私、この苦み、好きになっちゃった♡ 千歌「ぷはっ…ハァッ…ハァッ…」
ルビィ「ハァッ…、ハァッ…。あはっ♡ルビィもサファイア飲んじゃった♡」
千歌「ハァッ…、ねぇ、まだあるんでしょ?」
ルビィ「あるよ。でもその前にね、サファイアのもっと良い使い方を、教えてあげる♡」
千歌「つかい…かた?」
ルビィ「サファイアはね、たしかに食べると集中力も上がるし、いつもより体がよく動くようになるんだけど」
ルビィ「それはつまり、全身の神経が敏感になっているからなんだよ。」
ルビィ「千歌ちゃんは、気が付いていないみたいだけど…。」
ルビィちゃんの手が、私の下腹部に触れ、這うようにして秘部を撫でる。
ルビィ「ここ…、凄いことになってるよ♡♡」ヌルッ
そういって私の中に、ルビィちゃんの指先が入ってくる。 ルビィ「それでね♡サファイアは摂取した器官に近い部分の神経をより活性化させてくれるの♡」
言葉をつづけながら、指を動かし続ける。
千歌「んっ……、かっせい?よく…わかんなンッい…。」クチュ
ルビィ「実際にやってみるとよくわかるよ♡」クチュ
再びサファイアを私に見せると、そのまま私の秘部の中に滑り込ませた。
ルビィちゃんの指によって、唾液とは異なる、秘部の液体とサファイアが私の中で混ざり、溶ける。
千歌「…あぁっ…、とけ、とけてるよ…、これ、だいじょアア…んっ」
ルビィ「大丈夫大丈夫、これからが、凄いんだよ♡」クチュクチュクチュ 数分間、ルビィちゃんに秘部を弄られながら耐える。
だんたんと頭が熱を帯びてくる。ぼーっとするのに、冴えている。不思議な感覚だった。
ルビィちゃんの指が私の中でどう動いているのか、指の形や大きさが脳に直接響いてくる。
千歌「…んあっ…、あぁ、ちょ、ちょっとす、すとっぷ、、んんっ゙」
一瞬、排泄してしまったのかと勘違いするくらい、滝のような液体が自身の秘部から溢れている。
自分の意志で止めることはできない、いや、止めようと秘部に力を籠めると変な快感が脳を駆け巡りそれが不可能だと知る。
千歌「あああああっっっっんんんっっ/////////////」
ルビィ「あはっ♡…これが、サファイアの本当の使い方だよ♡」 どのくらい時間がたったのか、覚えていない。
お互いに、いつ服を脱いだのか。脱ぎ捨てられた衣類と下着が散乱している。
私はあおむけになりながら、またがるルビィちゃんを下から眺める。
ルビィちゃんの秘部と、私の秘部を重ねる。
間にサファイアを挟み、ルビィちゃんが腰をくねらせると、
粘り気のある、糸を引くような音が蔵の中に響く。
お互いの体液で、サファイアが溶け出し、そのまま私の秘部の中に入り込む。
ルビィちゃんが動けば動くほど、溶けたサファイアが私の中に深く、深く入り込んでいく。 ア゙ッ♡ア゙ッア゙ッア゙ッ///ピチャッ
チカチャン♡♡ンッッアッ♡♡
♡クチュ あっ♡ クチュ♡
ンンンンッッッ♡♡♡ あっあっ♡♡
アッアッ クチュ♡ チカチャン♡チカチャン♡チカチャン♡
オォ゙♡っんんっ/// ピチャ どちらの声かも、もうわからない。獣のようなうなり声と、滴る液体の音。
汗と体液と溶け出したサファイアにまみれながら、私とルビィちゃんは快感の頂点を越え続ける。
空になった瓶に反射する私の顔は鼻水と唾液でまみれて、口がしまらず、目の焦点が合っていない。
あれ、普段私の顔ってどんなんだったけ?……思い出せない。
何もわからない。でもそれでいいんだ。だってこんなに気持ちいいんだもん。 数日後
【黒澤家蔵 :時間不明】
アッ♡アッ♡アッ♡
ダイヤ「……。やはりここでしたか。」
千歌「…アァァ…。」
呆けた顔をし意識を失っている後輩を見つけ、その横に妹が添い寝をしていることに気が付く。
ダイヤ「ルビィ。これは、どういうことですか?」
ルビィ「うゅ?おねぇちゃん来てたんだ。」
ルビィ「…サファイアって本当にすごいね。ルビィ、何度も意識が飛んじゃった。」
ルビィ「でもね、千歌ちゃんすごいんだよ。ルビィの意識が飛んでるのにお構いなく腰を動かし続けるの。」
ルビィ「寝ても覚めても、目の前に千歌ちゃんがいて、ルビィを求め続けているの。」
ダイヤ「………。」 ルビィ「おねぇちゃん知らなかったでしょ。千歌ちゃんって、イきそうな時に口元に指を差し出すと、あまがみしてくれるんだよ」
ルビィ「そうやって、千歌ちゃんがルビィを求めてくれている時だけ、ルビィね、生きててよかったって、」
ルビィ「産まれてきて良かったって、心から思えるの。」
ダイヤ「………。ルビィ、どんな理由であれ、あなたのやり方は間違ってます。」
ダイヤ「サファイアは、いとも簡単に人を壊してしまいます。そこに本当の愛はありません。」
ルビィ「………ふぅん…。それ、おねぇちゃんだけには言われたくないな。」 pipipipipi
着信音が蔵の中に響く
ルビィ「……でなよ。多分おねぇちゃんのペットからだよ。」
ダイヤ「そういう言い方は…よしてください。」
ダイヤ「……。もしもし?」
鞠莉『あ、もしもし?ダイヤ?………ごめんなさい、その、今日も、お願いできるかしら』
ダイヤ「………わかりました。今から持っていきますのでホテルの自室で待っていてください。」
鞠莉『ほんとっ!わかったわ!待ってるから!!』
ガチャッ ルビィ「あはっ♡みんな驚くだろうね。鞠莉ちゃんが沼津に戻ってきた本当の理由を知ったら。」
ルビィ「学校の廃校を救うためなんてのは建前で、本当はおねぇちゃんからサファイアが目的だったなんて。」
ダイヤ「鞠莉さんを悪く言うのはやめてください。鞠莉さんは、立ち向かおうとしたのですわ。」
ダイヤ「…2年前、私の愚かな独占欲のせいで、鞠莉さんにサファイアを使用したことが誤りでした。」
ダイヤ「私も鞠莉さんもこのままじゃいけないと思い、留学で私から距離を置き、サファイアの断絶を決意しました。」
ダイヤ「サファイアにあらがおうとすること、それがどんなに素晴らしく、尊いことか…。」
ルビィ「…でも結局、鞠莉ちゃんは戻ってきたよね、おねぇちゃんのところに。」
ダイヤ「…。えぇ。わかっています。だからこそ、わたくしは責任をもって、鞠莉を最後まで面倒をみると決めています。」
ルビィ「お父さん、言ってたよ。小原グループの一人娘を陥落させるだなんて、おねぇちゃんは流石だって。」 ルビィ「ルビィもおねぇちゃんと同じようにね、老舗の旅館の娘が欲しいって言ったら、お父さん喜んでサファイアを用意してくれたの。」
ルビィ「娘思いの、良いお父さんだよね♡」
ダイヤ「……やめてください…。もう…。」
ダイヤ「…わたしは…サファイアなんていらない…。もっと普通に生きたかった…。」
ダイヤ「普通に学校に通い、普通に友達と遊び、たまには両親に怒られたり、甘えてみたり。」
ダイヤ「そして普通に恋をして、時に傷ついたり、愛を深めたり…。」
ルビィ「……なに言ってるの、おねぇちゃん?」
ルビィ「黒澤家にとっての普通の象徴が”サファイア”なんだよ。」 ダイヤ「違いますわ!こうやって、愛する人を壊してしまうことがルビィにとっての普通なのですか?!」
千歌「…アアア゙゙…ヘヘ…アハハ…」ビクンッビクンッ
ダイヤ「あなたの姉として、サファイアを使用してしまった愚かな先輩として何度でも言います。」
ダイヤ「…ルビィ、あなたのやり方は、間違っています。」
ダイヤ「サファイアを通したあなたと千歌さんのやり取りに、本当の愛はありません。」
ルビィ「…それを決めるのは、おねぇちゃんじゃないよ。」
ルビィ「私のしたことが正しいのか、間違っているのかは、これから千歌ちゃんとの生活を通して私が判断する。」
ルビィ「ね♡千歌ちゃん。」
千歌「……ン゙アッ…」ビクンッ キャラ崩壊すみませんでした。
薬、ダメ、ぜったい。
自己顕示欲MAX人間なので、色々感想もらえると嬉しいです。 楽しかった
花丸が最後までほぼ出て来なかったから
どんでん返しに使われると思ったけどそうでも無かった
後日談とか書く予定かな? >>146
まじか…。描写が冗長てきだったかな?
>>147
あまり間延びもしたくなかったからこのくらいにした。
全キャラ堕とす描写は難しそうだなぁってのが正直なところ
>>148
さんくす >>149
さんくす
正直9人全員が活躍するのって難しいなって印象。
今回は千歌、ルビィ、ダイヤに絞りました。
せっかく9人もキャラがいるんだし、もう少し全体をうまく動かせるように頑張ります。。。
後日談は特に予定はないですね >>150
ぷわぷわーお好きには申し訳ない描写だったと反省はしている 描写が生々しくて良かった。
筆が乗ったらダイヤ編も書いて欲しい。 |c||^.- ^|| エッチシーンをもっとkwsk 乙です、おもしろかった
ルビィちゃんの初めの説明だけ聞くと抗うつ剤とかとそう変わらなく聞こえるのが上手い _______ __
// ̄~`i ゝ `l |
/ / ,______ ,_____ ________ | | ____ TM
| | ___ // ̄ヽヽ // ̄ヽヽ (( ̄)) | | // ̄_>>
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`、二===-' ` ===' ' ` ===' ' // ̄ヽヽ |__ゝ ヽ二=''
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l 、f!!!i_i!!」
|c1^.-^ノ| 今夜は千歌さんとルビィにしましょう
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/___/
_,,..i'"':
|\`、: i'、
\\`_',..-i
\|_,..-┘ その上でみんなに頼られたら何かにすがってでも頑張らなきゃ、と思ってしまうちかっちの危うい部分が出てて良かったです >>156
さんくす
いい内容浮かんだら書いてみる
>>157
エロシーンを文章で書くのってなかなか難しい…
絵が描けるといいんだけど
今度書くときは表現とかもっと頑張ってみますわ 反社との関係を避けようとしても、グループ内に反社勢力が居たらどうしようもないのだ... >>158
>>160
さんくす
ちかっちの危うさがちゃんと表現できたみたいでよかったです
>>161
さんくす 好きな人とラブラブになれるなら薬も悪くないねぇ!って思いました >>163
最近ホットな闇営業ネタとかでも書いてみたい
>>165
さんくす
>>166
ちかっちとイチャラブックスしたい… 嫌いな部類の話だけど描写は素晴らしい
内容問わず次あれば楽しみに待ってます 嫌いな内容のはずがちんちんがいつの間にかふっくらしていて…また書いてください 地の文潔癖症も多いが評価されるってのはそうゆうことだろう
使い方が上手ければ何でもいいんだ
面白かったよ >>168
サンクス
>>169
サンクス
確かにお薬系は人選ぶよな
>>170
サンクス >>171
サンクス
思いのほか皆さん反応が優しくてびっくりしとる
>>172
サンクス
また良い文章書けるよう頑張るわ 堕ちていく過程が丁寧に描かれていて良かった
ダークな感じのss大好きなので、この路線でまた何か書いてほしいです
ストーリー性のあるssは引き込まれるね…… >>178
思いのほか長くなってしまった
SS(ショートストーリー)とは一体…
>>179
サンクス
おっしゃるとおり、あsさん大好きです >>180
サンクス
丁寧に書くと長くなるのが難しいところ、、
また書いたときはよろしく!
>>181
サンクス
こういうストーリーだとだいぶキャラ壊しちゃうけど
それなりに受け入れてもらえてよかったです 今まで読んだssの中で一番好きかもしれない
次回作も読みたい |c||ᐛ.||んまーーっ!!!
|c||^ิ.ཀ^ิ||あ^〜 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています