海未「すみません。今日は用事があるのでここでお別れです」
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ことり「海未ちゃん週末忙しそうだもんね。無理しないでね」
穂乃果「じゃあね〜!」
海未「……」フリフリ
絵里「戸締りして帰るからみんな出て〜」
希「えりち、待ったほうがいい?」
絵里「ううん。買い物して帰りたいし、今日はやめておくわ」
希「じゃあ週明けに〜」
絵里「ええ。またね」
シーン
絵里「さて。今日はどこ行く?」
海未「うーん……」 海未「あの、思ったんですけど」
絵里「うん」
海未「どうしてコソコソする必要があるのでしょうか」
絵里「?」
海未「絵里と遊びに行くので今日はここで失礼しますね、でいいじゃないですか」
絵里「それは多分……やましいことがあるからじゃない?」
海未「や、やましいって……そんなことしてません///」
絵里「本当に?今まで二人で遊んだり、ご飯食べたりしたことを話してみなさい。絶対羨ましがられるわよ」
海未「……たしかに、やましいことかもしれませんね」
絵里「だから秘密。ね?」
海未「はいっ」 海未(絵里と私は、週末になるとどこかに出かけます)
海未(最初は本当に用事があって、偶然絵里と出会って、一緒に行動していたら楽しくて……)
海未(それからなんとなく、一緒に遊ぶようになったのです)
絵里「どこがいいかしら」
海未「そうですね」
絵里「……」
絵里「失礼〜」スッ
海未「そこで話せばよかったじゃないですか」
絵里「部室の椅子に誰が座るとか決めてないもの。たまには海未の隣に座りたいわ」
海未「……///」 絵里「ご飯食べに行く?」
海未「あまり遠出できませんよ」
絵里「うーん」
絵里「遊びに行くのは?舞浜まで行くとか」
海未「行く間に日が暮れます」
絵里「お金もかかるものね」
絵里「いつもみたいに行きたいところ挙げてってよ」
海未「んー……」 海未(最近は……)
海未(特に行くところがなくなってしました)
海未(飽きたわけでも、絵里と一緒に遊ぶのが嫌になったわけでもありません)
海未(それよりはむしろ……目的と手段が逆になってしまった、と言うべきでしょう)
海未(なるべく二人でいる時間が欲しい。そんな気持ちが何処かにあって、部室で隣り合って時間を無為に過ごすだけでも、貴重な時間……)
海未(もしかしたら、私は、絵里のことが───) 絵里「行きたいところないんでしょ」
海未「なっ……そ、そんなことありません!今思いつきそうだったんです!えっと……!!」
絵里「ふふ、無理しなくていいのに。別に約束してるわけでもないんだから」
海未(待って、絵里……まだ帰り仕度はしないでください……まだ私は、あなたと─)
絵里「あっ」
絵里「どうせ行きたいところないなら……ウチ来ない?」
海未「えっ」
海未「い、今なんと……」
絵里「私の部屋、昨日掃除したばかりだから綺麗よ。やることないなら私の家でおしゃべりしましょ❤」
海未「!」ドキ
海未「は、はい……///」
海未(こうして私は唐突に、何の前触れもなく、おそらく思い慕っている先輩の部屋に招待されたのです) .ノ′ } 〕 ,ノ .゙'┬′ .,ノ
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