善子「なんか召喚できた」
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善子(なにこれ?モノリス?というか扉よね?)
善子(そしてこっちの女の小人は、ずら丸の言ってた私の守護霊ね)
善子(扉に一生懸命威嚇してる、かわいいわね)
パカッ
善子「あ、飲み込まれた」 〜次の日、体育の時間〜
善子「で、見えるようになったわけよ」
花丸「いきなり何?今日の設定?」
善子「違うわよ!守護霊!」
善子「てかあんた見えるんでしょ?今の私の状況わかるわよね?」
花丸「はいはい、善子ちゃんの守護霊は今日も元気にシュバッてるずら」
善子「ヨハネ!…何、あんた見えてないの?」
花丸「?」
善子「まあいいわ、説明するわね」 善子「昨日、召喚の儀式やってたら凄いの来ちゃったわけよ」
善子「そしたら霊が見えるようになったわけ」
花丸「そう、良かったね!」
善子「聞け!」
善子「そいつが扉のような霊なんだけど、私の守護霊のみこんじゃって」
花丸「善子ちゃんの守護霊弱かったし、別にいいんじゃない?」
善子「…ほんとに大丈夫なの?なんか心配なんだけど」
花丸「もちろん大丈夫じゃないずら♪」
善子「こら!」 花丸「要は運が悪くなってきたからまた厄除けしたいってことでしょ?」
善子「ホントに見えるようになってるんだから!信じなさいよ!」
花丸「はいはい」
善子「…あんた実は見えてないでしょ?」
善子「寺生まれで見えてるふりして、実はおばさんに状況聞いてただけだったりして」
ピク
花丸「…ほう」 花丸「じゃあ、ルビィちゃんの守護霊は?」
善子「それ、話したかったんだけど、あれ織田信長よね?」
花丸「!?」
善子「一見爽やか系イケメンだけど、骸骨をグラスに酒飲んでるし」
花丸「…じゃあマルのは?」
善子「ムキムキのジャ〇おじさん」
花丸「む〜」プクー
善子「クックック、嫉妬が心地良いわ!」
花丸「マルも家の近くなら見えるもん」
善子「ああそういうこと?」 花丸「とりあえず言ってること信じるずら」
善子「で、守護霊のことなんだけど」
花丸「そっちはしょうがないずら、善子ちゃんの守護霊クソ弱いし」
善子「すっごく威嚇してたけど、すぐ飲み込まれちゃったわよ」
花丸「哀れずら」
善子「護りたいという思いが守護霊の力なんじゃないの?」
花丸「うーん、本来そうなんだけど」
花丸「…何か子犬みたいだよね?」
善子「ああ、わかるわ」 ルビィ「うう、鉄棒難しいよう〜」
花丸「ルビィちゃんお疲れ様!」
善子「ばっちり出来てたじゃない」
ルビィ「何話してたの?」
花丸「善子ちゃんの守護霊がやられちゃったんだって」
善子「ヨハネ!ってちょっと!」
ルビィ「守護霊さん、弱いんだっけ」
花丸「うん、弱いずら」
善子「あれ?ルビィも見えるの?」
ルビィ「ううん、花丸ちゃぁからよく聞いてたから」
花丸「善子ちゃんは信じてくれなかったずら」
善子「う、悪かったわよ」 花丸「で、今日善子ちゃんがマルの家に来るんだって、ルビィちゃんも来る?」
ルビィ「ホント!?行く!」
善子「ヨハネ!まったく、世話の焼ける守護霊ね」
ルビィ「ルビィの守護霊さんは強くて問題無いんだって」
善子「めっちゃ強いわね」
ルビィ「え?善子ちゃぁも見えるの!?」
善子「だからヨハネ!なんか見えるようになった」
ルビィ「いいなあ〜…ねえ、ルビィの守護霊ってどんな子?」
善子「知らないほうがいいわ」
花丸「ずら」
ルビィ「え〜、ケチ!花丸ちゃぁも教えてくれないし」
善子(知ったら卒倒しそうね) 〜下校後、花丸家〜
花丸「おお、確かに扉…」
善子「今は閉じてるけど、扉の中に無数の手がいたわ」
花丸「どうすれば開くかな?」
善子「威嚇してたら開いたわよ」
ルビィ「で、飲み込まれちゃったんだ」
花婆「これはまた凄いものを手に入れたねえ」
花丸「あ、おばあちゃん」
善子「お邪魔してます、おばさま」
ルビィ「知ってるんですか?」
花婆「結構有名」 花婆「この扉は願いを何でも叶えてくれる」
善子「!!」
ルビィ「凄い!」
花婆「というか思ってることを勝手に叶える」
花丸「怪しさ全開ずら」
花婆「で、等価交換に何かを要求する」
善子「え?」
花婆「恐らく、要求の代償に飲まれちゃったんじゃないかね」
花丸「ふーん」ジトー
善子「な、何よ!」 花婆「善子ちゃんは何を要求したんだい?」
善子「い、いえ、特に何も…」
花丸「大方果南ちゃんのように強くなりたいとかずら」
善子「!だって!空飛んでんのよ?空飛ぶのは堕天使の私のほうが適任でしょ!?」
花丸(あれは飛んでるんじゃなくて、ただのジャンプずら)
ルビィ「お姉ちゃぁも羨ましがってたなあ…」
善子「何があったかずら丸教えてくれないし」
花丸「思い出したくないずら」 善子「きっと守護霊が強ければそういう力が手に入ると思って」
花婆「強い守護霊を望んだと」
ルビィ「守護霊さんかわいそう」
善子「違うわ、守護霊が強くなるように願ったのよ」
花丸(果南ちゃんは守護霊の力じゃ無いんだけど)
花婆「要求をあきらめれば元通りになると思うよ」
花丸「なあんだ、良かったね」
善子「…扉の向こうでは強くなった私の守護霊がいるんでしょ?」
善子「何とか取り出せないかしら?」
ルビィ「善子ちゃぁ?」
花丸「欲深堕天使ずら」 花婆「恐らく扉を壊せれば手に入ると思うけど」
善子「…ずら丸」
花丸「マルの力じゃ無理」
花婆「強力な霊に手伝ってもらわないと」
善子「…」
ルビィ「善子ちゃぁ、諦めようよ」
善子「…ルビィ」
ルビィ「?」
花丸「ん?」
花婆「あ」 ルビィ「そんなにルビィの守護霊さんは強いんだ」
花丸「ルビィちゃんに憑いてるのが不思議なくらい凄い人だよ」
善子「というか何でルビィに憑いてるのよ」
花婆「お姉さんも武士だったしねえ」
ルビィ「え!武士なの!?…男の霊、ちょっと怖いなあ」
善子(歴史的には超怖い人だわね)
花丸(そして超強欲ずら)
善子(!こいつ、直接脳内に!)
花婆(ルビィちゃんをのけ者にして会話するのは止めなさい)
花丸(はーい) ルビィ「それでルビィは何すればいいの?」
善子「っていうか、もう既にちょっかい出してるわね、強欲ねー」
パカッ
花丸「あ、扉が開いた、飲み込もうとしてる」
善子「そして織田ブチギレww」
ルビィ「え、織田って、ルビィの守護霊さんのこと?」
花丸「扉に襲い掛かって、、、おお壊した」
ルビィ「うええ、織田信長!?」
善子「一刀両断かー、織田つえー」
ルビィ「いやいや怖い怖い、助けてお姉ちゃぁ」
花婆「大丈夫、守護霊は基本本人に害はないから…」
善子「織田信長って基本で語れる人なの?」 花丸「で、善子ちゃんの守護霊は?」
善子「出てきたけど、、、何これ?デカくなってるし、真っ黒だし」
花丸「なんか漫画で見たことある!なんだっけ?IBM?」
ルビィ「てことは善子ちゃん実は不死?」
善子「んなわけあるかい!」
小林「ヨ…ハ……ハ、チャアアアア!!」
織田「」カッ
善子「あ、織田に威嚇しやがった!」
花丸「身の程知らずずら」 小林「ヨハ、ヨハ、ヨハヨハヨオオオオオ!!」
ガイン!ガイン!ゴン!
善子「って、互角?マジ?超強化されてるじゃん!」
花丸「良かったね♪」
善子「…ずら丸、どうでも良くなってない?」
ガタガタガタ
ルビィ「なんか揺れてる!!」
花婆「現世に干渉してるね、とりあえず避難しないと」
花丸「その後善子ちゃんは入間基地を救ったずら」
善子「雑に締めようとすんな!諦めんな!どうにかして止めなさいよ!」 すぐ織田信長が飽きて戦闘は終了しました
最初は善子ちゃぁ怖がってたけど、今は強くなった守護霊に喜んでます
今日も二人で仲良く暮らしているそうです
終わルビィ 投稿二回目です
お目汚し失礼いたしました
ヤマ無しオチ無し意味無し 知 っ て た
さすがあいきゃん!
おつすこでした 花丸「ようこ…そっ」果南「?」
というSS(のようなもの)の続編です
一応続きですが
読んでなくても問題ないと思います 24時間そばにいる守護霊が男の人って
ルビィちゃんにとって辛すぎない? 一応元ネタです…
扉、等価交換→ハガレン
IBM、不死→亜人
感想ありがとうございます、嬉しいです 気が向いたらまた好きに書いてくだせえ
このノリ好き、何度でも読みたくなる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています