絵里「海未は顔がいいわね」
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海未「えっ？」
絵里「顔がいい」
海未「どういう意味ですか？」
絵里「んー……端正とか、綺麗とか、そう言った感情に近いけど言葉で表しきれない美しさ？かしら」
海未「えっ///こ、困ります！いきなりそんなことを言われても……///」
絵里(そうやって顔を赤くして照れる可愛さも含めて『顔がいい』のよ。恥ずかしいから言わないけど)
絵里「やっぱり海未を近くで見ると、モテる理由がよくわかるわ」
海未「も、モテてなんていません」
絵里「ふふ、私知ってるのよ。海未がたくさんの後輩に慕われてること。この前も体育館裏で二人きりだったわよね」
海未「え……見られてたんですか！？秘密にしてください……」
絵里「秘密も何も、たぶん校内の都市伝説くらいには知名度があるけど……」 海未「うぅ……も、もう寝ます。明日に響きますから」
絵里「はいはい、おやすみなさい」
海未「……」
絵里「……」
海未「絵里先輩が変なこと言うから眠れなくなってしまったではないですか！」
絵里「そんなに変なことかしら。容姿について褒められることなんてそう少なくないでしょう？」
海未「……え、絵里先輩のような素敵な女性に褒められるのは初めてで、どきどきします……///」
絵里「っ！！///💕｣ｷｭﾝ
絵里「……ふーん、素敵？私が？へぇ……」
絵里「海未は上級生からは告白されないの？」
海未「そうですね。あまり関わりもないですから」
絵里「なるほど……それじゃあチャンスは十分あるということね……」
海未「？」
絵里「海未、布団入っていい？｣ﾓｿﾞ
海未「え？きゃっ！？絵里先輩っ、あまりくっつかれると……///」
絵里「くっつかれると不都合なことでもあるの？女の子同士じゃない」
絵里「あと、朝言った通り『先輩』は禁止にしたでしょう？」
海未「え、絵里」
絵里「！！｣ｿﾞｸｯ
絵里「ね、ね。明日も隣で寝て｣ﾎﾞｿﾎﾞｿ
海未「ひゃんっ///そ、それはどういう……」
絵里「約束よ」
海未「……はい」
絵里「ふふ……❤」
絵里(退屈しない合宿になりそうだわ)
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