俺「ヴェエ!?俺、真姫ちゃんになってるー!?」
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まき母「真姫ちゃん、いつまで寝てるのー?学校遅刻するわよー?」ガチャ
俺まき「ヴェエ!?ちょっとママ!いきなり部屋に入ってこないでよ!」
まき母「なんだ起きてるじゃない。早く支度しなさい」
俺まき「ああもう、ショーガナイワネー!」テキパキ
俺まき「行ってきます!」バタン 🐱「まきちゃんおっはようにゃー!」
花陽「おはよう、まきちゃん」
俺まき「凛、花陽。おはよう」
😼「にゃにゃ?まきちゃん今日はにこちゃんと一緒じゃないにゃー?」
俺まき「ヴェエ!?なんで私がにこちゃんと一緒に登校しなきゃいけないのよ////」
😸「あー!赤くなったにゃーwwww」
花陽「り、凛ちゃん…😣💦」
俺まき「もう!イミワカンナイ!////」プイッ 教師「つまりここがこうなる訳で〜」カリカリ
俺まき(っていうか、何で私が真姫ちゃんになってんのよ。ほんとイミワカンナイ)
俺まき(何とか元に戻る方法を探さないと…)
教師「では次の問題を…西木野!解いてみろ」
俺まき「はい」ガタ
カカカッ
俺まき「できました」
教師「さすがだな!西木野」
\オオ~ スゴイ! サスガマキチャンニャー ヤルヤン/
俺まき「別に…タイシタコトナイワヨ////」カミノケクルクル 絵里「それじゃ、今日も練習始めるわよー」
全員「はーい!」
海未「ワン!ツー!スリー!フォー!」パンパン
絵里「うん、みんないい感じね」
穂乃果「やったー!」ピョンピョン
俺まき「ふぅ…これくらいトーゼンよ」
にこ「うーん?」
希「どしたん?にこっち」
にこ「なんかまきちゃんの調子が今ひとつな気がするのよねー」
俺まき(ギクッ!?!??!?) 海未「そうですか?そんな事ないような気がしますが…」
🙀💦「まきちゃん調子悪いにゃー?」
俺まき「べ、ベツニ…」
絵里「真姫、もし体調が悪いのならすぐに言うのよ」
俺まき「だ、大丈夫よ」
にこ「ならいいけど」
俺まき(にこちゃんって変なところで鋭いんだから…) 海未「今日の練習は以上です。皆さんお疲れ様でした」
穂乃果「どへぇー!つかれたぁー!」
ことり「ハノケチェン、お疲れ様🎵」
俺まき「凛、花陽。帰るわよ」
🐱「まきちゃん、今日はラーメン屋に寄ってくにゃ!」
俺まき「ヴェエ?別にいいけど…」
😸「にこちゃんも一緒に行くにゃー!」
にこ「またぁ?」 普段から真姫ちゃんを観察してるから
さらっと適応できてるんだろ?
大学卒業してるぐらい頭いいんだろ?
なあ 店長「いらっしゃい」
😺「凛はチャーシューン!かよちんは何頼むにゃ?」
花陽「味噌ラーメンとご飯(大)だよ。にこちゃんは?」
にこ「醤油つけ麺(750円)にするわ」
俺まき「私はトーゼン、トマトラーメンデッショー」
😸「まきちゃんいっつもそれにゃ〜」
俺まき「別にいいデッショー////」 😸「おいしかったにゃー!」
にこ「そうね」
花陽「じゃあ、みんなまた明日」
俺まき「うん、また明日」
にこ「あんた達、遅刻するんじゃないわよ」
俺まき「にこちゃんには言われたくナイワヨ」
にこ「ぬわんですってぇ〜〜!」 俺まき「ただいま」
まき母「おかえりなさい。お風呂沸いてるわよ」
俺まき「じゃあ、先に入らせてもらうわ」
〜〜
俺まき「ふぅ…」チャプン
俺まき(今日はなんとかバレずに乗り切ったけど、このまままきちゃんのフリをする訳にもいかないし…)
俺まき(明日、希に相談してみましょ) 真姫ちゃんの身体に興奮しないとかホモかよ!
やる事あるだろ 希「なるほど、それでウチのところに来たって訳ね」
俺まき「希なら何かわかるんじゃないかと思って…」
希「うーん…長期間まきちゃんに乗り移っていると、容姿も元の君に近付いていく可能性があるやん」
俺まき「なんですって!?」
希「ちなみに元の君はどういう人間だったん?」
俺まき「34歳、肥満、ハゲ、不細工、無職、童貞よ」
希「それはあかん!はよ解決せんと!」 希「とりあえず、元の君に会いに行ってみるやん」
俺まき「そうね、早速行きましょ」
絵里「あら旅行?私もついて行っていいかしら」
〜〜
俺まき「ここが私の実家よ」
絵里「真姫の実家って、すごく田舎なのね」
希「とりあえず家の人に挨拶するやん」ピンポーン シーン
希「誰もいないみたいやね」
俺まき「うーん、そんな筈ないんだケド…」
俺まき「元の体は働いてないし引きこもりだから、必ず家に居るはずよ」
希「元々君の家なんだから、勝手に入ってもええんやない?」
俺まき「それもそうね」ガチャ
絵里「真姫はこんな場所にも別荘を持ってるのね。凄いわ」 鉤括弧の左に俺って書いてあるせいでヴォエ!に空目した 希・絵里「お邪魔しまーす」
俺まき「ここが私の部屋よ」ガチャ
絵里「えっ…!?」
俺まき「これは…!!」
希「人が……殺されてるやん!!」
俺まき「この死体は……私の元の体!?」
希「一体どういうことや!?」 入れ替わりのあるあるネタ全部投げ捨てて完璧な順応してると思ったらそもそも転生モノだったとわ 俺まき「うっ……頭が……!」ズキズキ
この時、この部屋で何が起きたのか全て思い出した
俺は働かず毎日ネットゲームに没頭しており、家族から疎まれていた
ある日、父親のクレジットカードを勝手に使ってゲームに課金した事から口論に発展
仲裁しようとした母親に暴力をふるってしまったのだ
そして…激怒した父親に俺は… 俺は死ぬ寸前になって後悔した
家族に迷惑をかけたこと、童貞を卒業できなかったこと、惨めな人生を送ってきたこと…
だから、消えゆく意識の中でこう願ったんだ
「まきちゃんみたいな可愛いスクールアイドルになって、人生をやり直したい」
俺まき「そして、気付いた時にはまきちゃんになっていたのよ」
希「そっか」 俺まき「うっ…!」
希「どうしたん?」
俺まき「意識が…薄れていく…!」
希「元に戻りそうやな。よかったやん」
俺まき「嫌だ…死にたくない…」
希「!?」
俺まき「生ぎたいっ!!!!」
絵里「真姫!?」 俺まき「本物のまきちゃん!わったっし〜!」ドタドタドタ(がに股で階段を駆け下りる音)
希「ちょ、逃げやがった!!」
絵里「希!?真姫は一体どうしたの!?」
希「説明は後や!早く追いかけて捕まえるんや!」
俺まき「捕まってたまるか!俺はこれからずっとまきちゃんとして生きるんだ!」 希・絵里「待てーーーっ!」
俺まき「ハァハァ…くそ!追いつかれる!」
ドカッ!!
俺まき「わっ!?」
??「キャッ!?」
俺まき「てめぇどこ見て歩いて…ん…」
俺の母「す、すみません…」
俺まき(か、母さん…!) 俺まき「あ、いや…こちらこそすみません」
俺の母「どうも最近目が悪くてねぇ…」ホロリ
俺まき「!!」
希「ハァハァ…追いついた…ん?」
俺まき(俺は何をやってるんだ…今までずっと俺に優しくしてくれた母を悲しませて…)
俺まき「違うんだ…母さん…悪いのは俺なんだ…俺なんだよ…」 俺の母「??お嬢さん…何を言って…」
俺まき「引きこもってゲームして…クレカ勝手に使って…挙げ句の果てに殴って…本当にごめんなさい……」
俺の母「……あんた…たかし!?たかしかい!?」
俺まき「母さん…父さん…本当にごめん…俺が全部悪かったんだ…」
俺の母「たかし…大丈夫よ。私も父さんももう怒ってないよ」
俺まき「俺は2人に育てられて…本当に…幸せだった…よ…」
ガクッ
俺の母「……」
希「……」
絵里「ダスビダーニャ…」 真姫「うーん…」
希「あっ、お目覚めやね」
真姫「希?あれ…?何で私電車に乗ってるのよ」
希「まぁ…色々あってね」
真姫「色々って何よ」
希「世の中には知らない方がいいこともあるんよ?」
真姫「はぁ?何それ…イミワカンナイ」
絵里「zzz…」スヤスヤ 真姫ちゃんは無事元に戻った
後でニュースで知ったが、たかしの父親は警察に捕まったらしい
たかしは…人生への後悔から、怨霊として真姫ちゃんに取り憑いていたみたいやな
ま、無事成仏したみたいで一件落着や!
真姫「うーん…」
にこ「まきちゃんどうしたの?」
真姫「どうもここ2日くらいの記憶が無いのよね…」 にこ「あぁ…ここ最近のまきちゃん変だったもんね」
真姫「変?」
にこ「ストレッチで自分からにこと組もうって言ってきたり、トマトラーメンに胡椒入れたり!」
にこ「本物のまきちゃんなら絶対しないニコ♥」
真姫「何よ…別にそれくらい私だってするわよ!」
希(やっぱり、わかる人にはわかるんやねぇ)
おわり 俺くんの正体はネ実民ひきこもりおじさんライバーだったか
永遠に眠れザオラル乙 かわいい女の子になったらやることは一つだろ!!!! 【速報】クオカード五百円分とすかいらーく優待券をすぐ貰える
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数分で出来ますのでご利用下さい。 希が、“死んでる“ではなく“殺されてる“と発言した時、一瞬何かしら加担してるのかと思ってしまった。 >>92
獄中、自ら命を絶った親父の魂が希ちゃんに乗り移っていたのか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています