(TRPG風SS)「孤島の謎を追え!」
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TRPGみたいなのやりたくて立てた。
バランス調整ほぼしてないので、結構ガバガバ。許して
(TRPG風SS)無人島からの脱出
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1538993660/
こちらを少し参考にさせていただいております。 善子「ねぇフルダイブのVRゲームって、興味ある?」
千歌「あるあるー!」
果南「VRゲームってあのゴーグルみたいなのをかけるやつ?」
曜「VRはわかるけど、フルダイブってことは普通のと何か違うの?」
善子「えぇ、フルダイブVRは、普通のVRとは比にならないレベルの没入感を味わえるのよ」
善子「漫画とかに出てくる架空の世界の食べ物を本当に食べ、味わうことができたり」
花丸「架空の世界の食べ物……!」ジュルリ
善子「本来会えないような憧れの人物に会って、実際に話したり触れ合うことができたり」
ルビィ「は、花陽ちゃんと会えるの……!?」
ダイヤ「エリーチカとあんなことやこんなことまで!?」 善子「そう、まるで本当に体験してるかのようにね」ハレンチデスワッ!
善子「はい、そしてこれがその機械になります」イソイソ
曜「ヘッドギアタイプかー」
千歌「おぉー!なんかすごそう!」
梨子「確かに凄そうだけど……これって大丈夫なの?そこまでリアルだとなんか怖いんだけど」
善子「大丈夫」
梨子「どうしてそう言い切れるの?」
善子「説明書に大丈夫って書いてあったもの」
梨子「自信満々に言うほどの説得力じゃ無いじゃない!」 鞠莉「面白そうだから、マリーは賛成デース♪」
千歌「私もやりたい!」
ダイヤ「わ、わたくしもやりたいですわ!」
ルビィ「ルビィも!」
梨子「えぇー……」
鞠莉「そういえば善子はどうやってそのVRゲームをgetしたの?」
善子「先行体験みたいなやつに応募してみたら当たったの」
梨子「不良品だったらどうするのよもう……」
善子「ヘッドギアみたいなのは3つしかないから、一度にできるのは3人までよ」
千歌「三人だけかー」
善子「一応これでテレビ出力は可能みたいだけど」HDMI
鞠莉「視聴は可能だけど、enjoy体験ができるのはあくまで3人までってことねー」 >>3
まじかーごめんなさい
これ、キャラはもうできてるやつなんだ
キャラメイク版もまた今度作るわ 花丸「ステーキ〜」
ダイヤ「エリチカ〜」
曜「そういえば、ゲームの内容は何なの?」
善子「あー、そういえば説明書の後ろの方にシナリオがどんなのか載ってた気が」
善子「えー、とあ、これね‶孤島の謎を追え‶現代、脱出、ホら……うーん、これ以上はネタバレになるわね……」
ルビィ「ほ、ホラー!?」
果南「え!?ホラー!?……ま、全然私は平気だけどさ、今回はちょっと、私はやめとこっかなー、うん、やめとこー」ソローリ
千歌「逃げちゃダメだよ果南ちゃーん♪」ガッシ
果南「や、やっぱりかー……」ポリポリ
善子「それじゃ、ざっくりゲームシステムの説明を読むわねー」ウキウキ 【キャラクターステータス】
力(HPと併用) 素早さ 器用さ 賢さ 運 精神力(MPと併用)性格
千歌 11 11 11 11 11 11 積極的
特徴が無いのが特徴。
特性 ‶キセキダヨ‶ 自身の判定時、ゾロ目で奇跡が起きる
曜 13 13 14 10 8 8 慎重
精神力に不安が残る肉体派
特技 ‶全速前進!‶ 一度だけ自身の判定に+20することができる(後出し可)
梨子 9 8 12 14 12 11 普通
平均タイプの知力型
特性 ‶海の音が聞こえる‶ 音を聞くことに優れ、遠くの音まで聞こえることがある
花丸 6 6 10 14 14 16 慎重
・精神面に特化している知力型
・特性 ‶本の虫‶ 文字を読む、本を探すなどの所要時間が半分になる
善子 12 14 11 12 1 15 普通
・合計値が最も高く、個々の能力も平均的に高めの万能型。
・特性 ‶堕天使‶ 自身の判定時、ゾロ目で不幸が起きる
ルビィ 9 10 13 12 12 9 普通
・HPMP共に少し低いが、弱点は少ない赤魔導士タイプ。
・特技 ‶がんばルビィ!‶ 三回、判定に+10することができる(後出し不可)
鞠莉 10 12 10 15 10 9 積極的
・運動もこなすが、賢くも精神が弱い、気づいちゃうタイプの知力型。
・特技 ‶why?なぜ?‶ 時間をかけ、対象のMPを回復させる(自身は対象外)
果南 15 12 10 9 9 11 積極的
・精神力もある肉体派、恐怖には弱い
・特性"非凡な体力、乙女な思考" 力を含む判定は常に最終値に+5する。恐怖判定は常に最終値に1/2する。
ダイヤ 10 8 13 13 8 14 慎重
・万能とまではいかないがそつなくこなせるタイプ。
・特技"かばう" 自分以外のHPMP減少判定を肩代わりすることができる。(最大一名) 説明
【行動判定】
各判定はコンマで行います。
基本、判定を行ったキャラの、該当する能力値×5以下で成功です。
例
曜ちゃんで崖つかみ 力判定 13×5=65以下で成功
その行動に複数の判定が必要な場合は合計して、判定分で割ります。(端数切上)
また、キャラの特技だった場合上方修正、苦手なことであれば下方修正が入ります
例
複数判定+得意分野による上方修正(×5→×6)
鞠莉ちゃんで野生の馬に乗馬 力+技術判定 (10+10)6/2 =60以下で成功 説明
【行動安価】
安価が大量になるのを避けるため、行動安価は原則一人、残りの二人は性格に応じてランダムに行動します。
慎重であれば、なるべく動かず怪しまれないような行動をとり
積極であれば、その場にとどまらず動き回り、探索や情報収集を積極的に行うでしょう。
普通は状況に応じて、その都度動きが大きく変わるでしょう。
もちろん会話などである程度、残り二人の行動操作は可能です。
また疑問に思ったことなどは随時コメントしていただけると、
安価を取らずとも、キャラが動いてその謎を解決しに行くこともあります。 説明
【HPMPについて】
HPでもMPでもどちらかが0になるとゲームオーバーです。
HPMPが減っても、力や精神力判定の時には、元の数値で判定を行います。
ダイヤがかばうを行った場合、ダイヤの能力で判定を二回行い、その結果をどちらもダイヤが受けます。 【今回の勝利、敗北条件について】
勝利条件
・三人とも無事に島から帰還する
・脅威の全てを退けることに成功する。
敗北条件
・探索中に一人以上のHPMPが0になる。
・条件を満たしていない状態で脱出を試みる こんな感じです。
私はTRPGをクトゥルフしかやったことないので、
基盤はクトゥルフだと思います。
設定がめんどくさそうな部分を全部省いたクトゥルフみたいなのが
個人的な感覚です。シナリオはクトゥルフではないですが。 善子「こんな感じね」
千歌「なるほど!」←わかってない
梨子「敗北とか書いてあるけどほんとに大丈夫なの?」
善子「大丈夫、だって説明書に大丈夫って書いてあったもの!」ドヤァ
梨子(ふ、不安が募るわね……) 曜「これやるひと、どうやって決めよっか?」
千歌「くじでいいんじゃない?」
善子「ダメよ!くじなんて不公平よ!」
梨子「……普通の人が言うとおかしいことなんだけど」
花丸「善子ちゃんが言うと、不公平に聞こえないのが不思議だね」
果南「はぁ、早く決めちゃお?勝った人3人で。はい、じゃーんけーん」
※不明な点があったら、随時質問してください。
こちらとしても大分ルールが穴だらけだと感じているので
質問を頂けるとこちらも、とても嬉しいです
↓1〜3 Aqoursキャラで >>11 キャラステ早見 慎重派がいないけどまあ、何とかなるか。言ってみれば安価行動キャラが慎重派みたいなもんだし(内容次第) 千歌「やった勝ったー!」
曜「あちゃー、最後で負けちゃった!」
鞠莉「ちぇー、マリーもやってみたかったなー」
梨子「か、勝ってしまった……」
善子「ヨハネが持ってきたのにー!」ウワーン
花丸「ま、チョキしか出さないのに、じゃんけんで勝てるわけないずら」
ルビィ「か、勝っちゃった……」
ダイヤ「ルビィ、エリーチカに黒澤ダイヤがよろしくと言っていたと、お伝えください」
ルビィ「おねぇちゃぁ……」
果南「うん、ダイヤ、まずは人の話を最後まで聞くことから始めよっか」 ヨハネちゃん合計値が〜ってあるけど65でむしろ低くない
見方が違うのか 鞠莉の低SUN高アイディア、果南のSUN 達成値半減はクトゥルフじゃ致命的過ぎるw
ファンブル、クリティカルはちかよしのスキル以外では存在しない感じかな?
あとは得意分野に関してもう少し詳しく知りたい 質問、キャラの特技云々に関してはどの媒体の設定参照なのかなん 善子「それじゃあスイッチ入れるわよ」
ちかりこるび「はーい」
ピッ
―説明書ー
最後に
―――――――
――――や、心臓の悪い方はご使用を控えてください。
脳が認識したものは、そのまま身体へ影響を及ぶことがあります。
ゲームが終了するまでは、この機械を外すことはできませんので
くれぐれもご注意ください。
この機械を使用し、万が一事故がおきましても、当方では一切の責任を負いません。
――――――――――――――――――― >>28
運を1に設定している分
その他の能力が相対的に他キャラよりも高くなっています
ので、運さえ絡まなければ強キャラなのかなと
個人的に作ってるときは思ってました >>29 はい、スキル以外でファンブル等は今回は無しです
>>30 私がアニメしか見ていないので基本アニメ基準です。
ですが、ピクシブ大百科に乗ってるレベルなら他媒体でも、最終値+5ぐらいは
してもいいかなと思ってます。
基本ゆるゆる判断で行きたいと思ってます。 >>29
アニメピクシブ百科基準で補正をかけていきます。
×7から×3まで+10から−10まで
ゆるゆる査定でするつもりです あれ、ここはどこ?
白、白以外、なにも見えない
あれ、私、確かあのヘッドギアを被って……
ん……?
足元に何か、これってボール?
『貴女は、蹴りますか?』
!?
だ、誰!?
……
返答はないみたい、ゲームのアナウンスってことかな?
さっきの質問ってこのボールのことだよね?
・足元にあるボールを蹴りますか?
↓ えいっ!
私は足元にあったボールを思いっきり蹴った。
勢いよく飛んで行ったボールはなにかにぶつかったような挙動をした後
すーっと、消えた。
よくわからない
なんなんだろう、これは
『それを、忘れないでくださいね』
それって、どういうこと……?
考える暇もなく、
スイッチを入れてもらった時と同じように
私はまた、眠りについた ???「そろそろ着くよ、ほら起きなって」
千歌「ん……うーん……」
ここ、は?
プカプカ ザザーン
波音が聞こえる。ここは、海の近く?
ザザーン
うぅん、波に揺られるのを感じる、ここはきっと海の上
千歌「ここは……どこ?」
立って周りを見渡そうとしたとき、大きな波が船にぶつかった
グラッ
千歌「わわっ!?」
ガシッ
倒れそうになった私を、誰かが支えてくれる ???「ちょっと、寝ぼけて落ちないでよ?」
だ、だれ?
そう思って、振り返る
……はずだったんだけど
千歌「ご、ごめんなさい、ハル、さん」
ハル「まったく、ほんとうに船に乗り慣れてるの?見てて不安よ」クスクス
私はこの人を知っていた 千歌「たまたま、ふらついちゃっただけですってば!」
ハル「ほんとかなー」クスクス
茶髪のショートボブ、年齢は20台ぐらいの顔つき
服の裾をまくり上げて、元気いっぱいに船を駆るその姿は、まるで果南ちゃんみたい
性格は明るくて、元気いっぱいな人
ハル「ほんとに大丈夫?酔ってない?」
千歌「だ、大丈夫です!」
この人の名前はハルさん、私の親戚、の知り合い
私たちは引っ越し手伝いをするということで、鵜戸根(うどね)島に向かっている 梨子「千歌ちゃん」
千歌「梨子ちゃんはもう起きてたんだね」
梨子「……凄いねこのゲーム」
千歌「……!梨子ちゃんもそうなんだ」
梨子「……うん、知らない状況のはずなのに、ここがどこかも、なにをしに来たのかも自分でわかってるの」
千歌「やっぱり」
梨子「それにこの世界がゲームだって言うのもちゃんと理解できてる、なんかすっごい不思議な感覚」 千歌「あ、そういえばルビィちゃんは?」
梨子「まだ寝てるわ」クスッ
千歌「そっか」クスッ
はる「ほら、見えてきたよ」
鵜戸根島に近づいてきた
砂浜に見慣れた木々、奥には藁葺き屋根の家も見える
梨子「……あれ、海の家かしら」
周りを見渡しても、テトラポットもアスファルトの防波堤もない
海にあるもので目立ってたのは木で出来た長い桟橋ぐらい
そしてその桟橋に、ハルさんは船を止めた ハル「はい、お疲れ様」
千歌「ここで降りるんだね」
梨子「ほら、ルビィちゃん、起きて」
ルビィ「う、うゅゅゅ、、、はっ!え、ここ、ど……あ」
妙に納得のいった声を上げたのを見て、ルビィちゃんも自分と同じ状況なんだと瞬時に理解できた。
梨子「おはよう」ニコ ギシギシ
ルビィ「ピギィ!?」
千歌「うわ、めっちゃぎしぎし言うんだけどこの桟橋」
梨子「手すりもないし、これ、走ったりすると結構危なそうね……」
私たちが桟橋を渡りきると、海の家?から人が出てきた
はる「ふみさん、おはよう!若い子連れてきたよ!」
ふみ「……」ペコッ
家政婦のように頭に白い頭巾を被っている、長めの黒髪、30台前後の顔つきの女性
ふみさん と言うようだ ふみ「……村の者はほとんどが漁に、それ故今は出払っております。ですがどうぞゆっくりしていってください」
ふみ「皆、酉の刻には戻ると思いますので」ペコリ
千歌「ずいぶん古風な喋り方だね」ヒソヒソ
梨子「これ一応現代シナリオよね」ヒソヒソ
千歌「梨子ちゃーん、そういうのはいっちゃだめだよー」
ルビィ「えっと、酉の刻って何時ぐらいのこと?」
梨子「……たぶん、夕方ぐらいだったと思う」
村に着くまで、私たちはポツポツと言葉を交わした。 その後は特に記憶に残るような出来事はなくて、
数人の村の人達に挨拶をしながら、ハルさんの家に案内してもらった。
そこへ行くまでの間、点々とあるみかん畑や藁葺き屋根の民家を見ては、
どこの田舎も似たようなものなんだなぁ
なんて考えていた ハル「それじゃここに荷物置いて、私、用事あるから少しゆっくりしてて」
ちかりこるび「ありがとうございます!」
千歌「ちかりたー」
ルビィ「あれから結構歩いたもんね」
梨子「私、この感じの家の造りって初めて見たかも」
千歌「そう?」
梨子「土間にかまど、障子に藁ぶき屋根、すのこ天井」
ルビィ「ルビィのお家にちょっと似てるかも」
千歌「花丸ちゃんの家もこんなんだよね」
梨子「いくらなんでも土間は無かったわよ」
千歌「なんかその言い方、失礼じゃない?」 ハル「寂連(じゃくれん)さんがお昼もご馳走してくれるそうだから、落ち着いたらそっちにいこっか」
千歌「はーい」
ルビィ「寂連さんが千歌ちゃんの親戚の人なんだよね」
千歌「そうそう、お寺の人で、尼さんだよ尼さん、かっこいいよねぇ」
ルビィ「精進料理って美味しいのかなぁ?」
千歌「わっかんない!」
グー
千歌「あ……//」
ルビィ「うゅ……//」
千歌「じゃー、お腹も鳴っちゃったし、ちょっと早いけど寂連さんのとこに行こっか!」
ルビィ「うん!」
梨子「あ、あのー、大事なこと、忘れてない?」
ルビィ「大事なこと?」
千歌「……はっ、つい記憶のせいで馴染んじゃってたけど、私たちこの島の謎を解明しなきゃいけないんだった!」
ルビィ「あぁー!ほんとだ!」
梨子「やっぱり忘れてたわね……」
千歌「あぶなっ!ゲーム的に考えたら、お寺行ったらきっとイベント進んじゃってたよ!?」
梨子「そういう発言禁止じゃなかったの?」
ルビィ「せ、セーフ」
梨子(不安が募る) 千歌「あの、この島をちょっと見て回りたいんですけど、いいですか?」
ハル「ん?それじゃあ私が案内してあげよっか?」
梨子「いえいえ、はるさんは忙しそうですし、私たちだけで」
ハル「そう?ま、未の刻が過ぎるまでには寂連さんのお寺行くから、そのつもりでね」
ハルさんと言葉を交わした後、私たちは外に出た
みかんの匂いがする、その匂いを運んでくる風は心地よいものでは残念ながら無い
千歌「寒いね……」
ルビィ「うん、1月だもんね……」
1月24日、正午
それが現在の時刻だ。
千歌「引っ越しのお手伝いは絶対時間かかっちゃうから後ででいいよね」
ここから南へ行けば、先ほどの砂浜、もとい港に20分ほどで着く
今知ってる地理関係はそれぐらい。
千歌「なにをしよっかな」
探索、人に話を聞くなど、人物を指定して自由安価
↓ 千歌が覚えているなら、ボールの下りを二人に聞いてみる
覚えてないなら安価下 ボールの下りはほとんど時間を取らないので、今後の方針も続けていきます
千歌「ねぇ二人とも、ボールのこと、覚えてる?」
りこるび「ボール?」
二人がキョトン、と目を丸くした
そっか、二人は知らないんだ
千歌「うん実は―」
それから船の上で起きるまでのことを話したけど
二人ともやっぱり知らなかったし、部室の次に目を覚ましたらもう船の上だったそうだ
千歌「なんで、千歌にだけあんな夢が見えたんだろう」
一応記憶の共有はできたけど、なんか微妙な気持ち 今後の方針について、話し合うことにした
千歌「それでは第一回、島の謎を追おう大作戦会議を行いたいと思いまーす!」
りこるび「わー!」パチパチ
梨子「あ、会議の時間は12時30分までに設定しとくね?」
ルビィ「時間設定は大切だよね!」
千歌「はい、では早速案を出していきたいと思まーーす!」
こうして私たちはお互いの行動の方針を決めるために
今後の行動について話し合うことにした
……この世界がゲームであるということを前提として
千歌「はい、というわけで出そろいましたー!」
1,島を探索する(民家、港以外を探す) とりあえず、ここ以外のとこも見に行った方がいいと思うの
2,アイテムを探す ゲームなら必ず変なとこにあるはずだからくまなく探すのだ!
3,この島のことを人に聞いて回る 根回しは大切だっておねえちゃぁが言ってたよ!
↓選んだもので今後の方針が決まる 方針 新地域を発見する に設定しました
今後、安価以外の二人はそれに沿った行動をとるでしょう
午三つ(12時30分)
千歌「さぁさぁ張り切っていくのだ!」
↓行動自由安価 人物してもお願いします。 梨子「探索するのもいいけど、その前に地図もらった方が何かと効率的じゃない?」
ルビィ「た、確かに!」
千歌「梨子ちゃんってよく天才って言われない?」
梨子(グーグルマップを使い慣れてる、他県への転校生ならではの知恵よ)フフ
ハル「地図?は、悪いけどないかなぁ」
千歌「じゃ、じゃあ紙に書いて頂くだけでもいいので」
ハル「いいけど、私文字は書けないからな?」
梨子「はい、絵だけでも嬉しいです」
ハルさんはそういうと、古ぼけた紙を棚から取り出して、
割りばしのようなものを紙に走らせた
ハル「はい、これでいい?」
ルビィ「は、はい!ありがとうございます!」
ハル「この北に見えるのが山路、寺がその先にある」
北西にはまた砂浜がある。東にはどうくつがあるが、
滑り易くて危なく、行ったことはないそうだ
西には村長さんの屋敷がある。頑固だから関わらない方がいいと言われた
ちょうどこの村を中心とすると
南が南、北が山路そしてお寺、北西は裏手の砂浜
西が村長さんの家、東が洞窟
ふむふむ、下手に歩くよりも簡単に情報が集まったのだ
私たちはお礼を言って、ハルさんの元を後にした 未一つ(13時)
千歌「よっし地図ももらったし、がんがん探索しよう!」
梨子「と言ってもほとんど道のり書いてくれてないわね」
ルビィ「でも、あるだけでも嬉しいよね!」
梨子「まぁ、そうね」クスクス
千歌「よしよし、では改めまして探索を開始するのだー!」
※現在は探索なので色々テンポは速めてますが、大事なセリフは抜いていませんのでご安心ください
↓自由安価 人物指定もお願いします。 >>60
南が南って何だよ……
南が港です。
申し訳ない……
踏んでしまってたら安価↓ 現代設定なのに文字が書けない?でもメタ読みするとクトゥルフではないから神話生物案件ではないだろうし...
そう言えば、探索で一番使うであろう目星と聞き耳はどのステータス使うんだろう? 人物指定がない場合は全員で赴くことにします
このルール作ってなかったのマジ私ってホントバカ……
そしてその後に指定に気づいちゃったぉ……申し訳
村長の家は、近づくとすぐにわかった
木でできた門があり、塀がある
門を含め、建物の屋根は全て瓦で出来ており他の家とは雰囲気も作りも大分違うようだった。
千歌「ほぇー凄い大きい」
塀は高くないけど、立派な門だなぁ
……ルビィちゃんの家ほどじゃないけど
千歌「とりあえず、入ってみようかな……」
???「この屋敷に何の用ですか?」
千歌「ほえ?」
オレンジの髪のポニーテール、その髪型がよく似合うキリリとした目つきの女性
顔つきから30代だろうか
にらみつけるように、門の向こうでこちらを見つめている
千歌「あ、もしかして村長さんですか?少しお話を聞かせて」
オレンジ髪「止まりなさい」
千歌「へ、いやあの」
オレンジ「……ごめんなさい、今は少し忙しくて、帰ってくれる?」
有無を言わさない感じ、なんか威圧的で
昔のダイヤさんみたい
千歌「……」
↓ どうしますか? 出直す 説得する 説得の場合は技術×3でコンマ判定
※説得セリフも自由安価で受け付けておりますので、それらの内容で判定が上方、下方修正されることもあります 技術?器用さのことかな?
多分成功は想定していないだろうから...
「今日こちらに来ました高海と言います、村長さんにご挨拶したいのですが、いつならうかがっても大丈夫でしょうか?」
(行動的には出直すよりで) あっ、そうだ
KP、連投関係のルールはどうなりますか? >>70
おおう、器用さです……。
現実ノートに書いてある能力の名前と
pcメモでは名前が違うかったぁ……申し訳ない >>71
安価をとるための連投はできるだけ避けていただきたいですが、
二連続でとるぐらいならいいかなと思ってます
またこの後すぐ書くのですが、
自由に疑問をコメントしていただいても、核心に迫るものであれば
行動がフリーな二人のどちらかに当てはめようとしているので
安価だけが全てではないようにはするつもりです。 千歌「今日こちらに来ました高海と言います、村長さんにご挨拶したいのですが、いつならうかがっても大丈夫でしょうか?」
私は深々と頭を下げた
オレンジ髪「……」
千歌(我が家で鍛えたお客様を迎えるお辞儀だぁぁぁぁぁ!)
オレンジ髪「……」
千歌(あ、ダメかなこれ……)
オレンジ髪「なるほど妙見寺のとこの……」ボソッ
千歌「?」
オレンジ髪「……あいにく、今日はそれどころじゃなくてね、また来て頂戴?」
千歌(うぅ、やっぱり、こういうタイプは気難しいんだよねぇ)
千歌「あ、明日、とかはダメですか?」
オレンジ髪「明日?」
オレンジ髪「」フフッ
オレンジ髪「明日ならいいよ、いつでも来てくれて」
千歌「本当ですか!?ありがとうございます!」
千歌(前言撤回!ダイヤさんほど頭でっかちじゃなかったよ!!!)
――――――
千歌「……失礼しました」
門をくぐることはできなかったけど、明日以降に約束を取り付けて私はそこを後にした
千歌「ふふーん、なんとかオーケーもらえたのだー♪」ルンルン
↓運×5コンマ判定 >>67
>>68
トリガー
‶文字がなぜ書けないのか‶
探索中
梨子「……あれ?」
私、文字書けないからさ
梨子「なんで私、あの時疑問に思わなかったんだろう」
梨子「今時、文字の一つも書けない人なんているワケ……」
ズキッ
梨子「っ!?」
ズキンッという鈍い痛みが、私の頭を貫いた気がした
梨子「???」
梨子「えっと、私はなにを……」
梨子「あ、そう、なんで文字が」
ズキンッ!
梨子「ぐ、うっ!?」
先ほどよりも強く、痛みが頭を貫く
梨子「なにがっ!?……ああぁっ!」
今度は止まない。
徐々に、徐々に響きが大きくなっていく
そして
梨子「ぁぁっ……」ガクッ
次第に、私は立つこともままならなくなった
そして私は……
↓精神×3でコンマ判定 梨子「う、うぅ……」
梨子「あれ?」
梨子「私、もしかしてここで寝てたの!?」
梨子「な、なんで……?」
梨子「私、別にそんな疲れて……」
梨子「……?」
梨子「……」
梨子「まぁ」
梨子「考えてみれば、確かに眠かった気がするわね」
梨子「いやいや、それでも!一人だけ道端で眠るなんて、どうかしてる……」
梨子「はぁ」
梨子「千歌ちゃん達になんて謝ろうかな……」トボトボ
私は、その疑問そのものを忘れてしまった ×5でも結構判定きついから、これRPがかなり重要そうだな
あとはルビィのスキルの切りどころ
で、早速聞き耳持ちが倒れた件 从c*・ヮ・§ 特に何事もなく帰って来たのだ!
ルビィ「山の裏手の方の砂浜に行ってみたら、結構色んな木が生えてました!」
千歌「なるほど!ありがとうルビィちゃん!」
ルビィ「えへへ」ニコニコ
千歌「私は約束の取り付け、ルビィちゃんは裏手の砂浜には色んな木が生えてるという情報を教えてもらいましたがぁ↑?」
梨子「……」ダラダラダラダラ
千歌「梨子ちゃんはーーーー」
梨子「……」ダラダラダラダラ
千歌「なんの成果もーーーーー?」
梨子「ごめんなさぁい!なんの成果もぉ!得られませんでしたぁぁぁ」ビェェェェン
千歌「全く、居眠りなんてなにしてるのさ……」
ルビィ「で、でも、梨子ちゃんに何もなくて、ほんとによかったね!」
千歌「まぁ確かに、死にそうな顔で帰って来たから何かあったのかと思ったよ」
梨子「二人ともぉぉぉぉ」グズグズ
千歌「あー、もう!早く泣き止んでったら!もう……」ヨシヨシ
ルビィ「」ヨシヨシ
梨子(あ……暖かい……)グスグス 未二つ(13時30分)
梨子「未四つになったらお寺に行かないといけないから」
梨子「実質残り時間は1時間ってとこ?」
千歌「うぉぉ、全然情報集まってないのだ!」
ルビィ「が……がんばるびぃ!」
↓自由安価、人物指定も可
※一度方針会議を行っているので、方針転換は時間を使わずいつでも可能となりました。 島の名物を聞いて回ろう
そう思って、私はいろんな人に声をかけていった
ハル「名物?ここにはみかんぐらいしかねぇよ」アハハ
ふみ「……いわしかしら、よくそこの桟橋で釣れるの、竿はあるから、時間があればまた来て頂戴。」
オレンジ髪「帰りなさい」モスカウモスカウ
千歌「いわしぐらいしか新しい情報が無いってどういうことなの……」トボトボ
千歌「はぁ伝承みたいなのがあったらよかったんだけどなー」
ハル「伝承?そういえば――――」
ふみ「―――――には――――の葉とイワシの頭よ」
オレンジ髪「いや帰りなさいってば」
千歌「聞き取れたような聞き取れなかったような……」
千歌「あれ……?全然覚えてない、思い出せない?……なんでだろ?」
千歌「うーーーーん……」トコトコ
↓運×5コンマ判定 ネットで鰯の頭を調べるとある諺と伝承が出てきた
(KP的にネットで調べるのがNGなのかわからないから内容は一端触れないでおく、と言うか精神対抗起こりそうだし) 从c*・ヮ・§ 今日も なにもない 素晴らしい 一日だったのだ
梨子「それで、ルビィちゃんと二人で洞窟に行ってみたんだけど」
ルビィ「先が見えないぐらい暗くて、でも向こうから風は吹いてきたの」
梨子「勘違いの可能性もあるけど、洞窟の先がどこかに繋がってる可能性はあると思う」
ルビィ「でも明かりがないと、すっごく危ないと思う……」
千歌「なるほどぉ……」
私は二人に今回起こったことを話した
梨子「イワシの頭……」
千歌「それ以外はちっとも思い出せないの、ごめん……」
梨子「うぅん、そんなの、私なんて道端で寝ちゃったのよ!?それに比べたら」
ルビィ「でもそれって、聞こえなかったりしただけで伝承があるにはあるんだよね!」
千歌「うん、そういうことにはなるんだと思う」
梨子「携帯があればすぐに調べられるんだけど……」
千歌「……伝承の本とかないのかなぁ」 未3つ(14時)
千歌「本日のラストたーーーん、なのだ」デデン
梨子「まぁ、この後の時間からお引越しの手伝いなら、もう一日の終わりみたいなものよね」
ルビィ「でも、少しずつ謎は見えてきてる気がする!……たぶん」
↓ 自由安価〜! そう言えば、今って何年なんだろう?
現代?現代からタイムスリップしないとは言ってない(クトゥルフならたまにある) 千歌「はー、どーしよっかなぁ……」
みかん
千歌「……」グ∼
千歌「り、梨子ちゃんもルビィちゃんも今頃頑張ってるんだろうなー」
みかん
千歌「……」ゴクッ
千歌「で、伝承の本はどこにーー」
みかん
千歌「ああぁぁあぁぁもうっ!!!」モギッ
千歌「そこに生えてるのが悪いんだよ!?私こんなに我慢したのに!!!」意識して数秒
千歌「い、一個ぐらい……いいよね!?」ムキムキ
千歌「えへへ、いっただきまーーーーす!」
アムッ
ほとばしる果汁、少しだけツンとした酸味と鼻を通っていくようなすがすがしい甘み
そう、これが、みかん
あい、らぶ、みかん
これがこれが〜〜〜〜〜
千歌「いやなにこれまっず!!!!」ブーーー >>91
从c*・ヮ・§ 記憶では現代であってるのだ 千歌「いやまずいわけじゃない、でもこのべちゃっとした感触とか明らかにみかんじゃないよ!?」
千歌「甘いだけだし、酸味もないし……」
千歌「えぇー、ほんとなにこ」
文字は書けないよ?
千歌「あれ、明らかにおかしいよね」
祠にはトベラの葉、柊の葉とイワシの頭よ
千歌「なるほど!」
千歌「……えっ?」
千歌「なんで今頃思い出して……」
千歌「……?????」
千歌「」モグッ
千歌「えっ」 ポトッ
これは私がみかんを手から落とした音
千歌「みかんの味に戻ってる……」
千歌「え、なに?なにこれ……」
ボトボトッ
千歌「なに……これ……」
ボトン
この音は
目の前の木から、みかんが落ちる音
ボトン
この音は
後ろの木からみかんが落ちる音
ボトン ジュルル
この音は
みかんが落ちた木からみかんが生えてくる音 ボトン ジュルル ボトン シュルル
落ちては生える 地面に落ちたミカンはいつのまにか無くなってる
千歌「……」フルフル
私は恐る恐る下見た
……
あぁ、やっぱり
私の落としたはずのみかんは
もう
そこにはなかった
↓精神×5で判定 成功でMP-1 失敗でMP-3 SANチェックですね、わかります
というかここまで一回も判定成功してないんだよなぁ 千歌 MP 11→10
千歌「はっ……はっ」フルフル
これはゲーム、これぐらいの演出当たり前だよ
あーあ、善子ちゃんにホラーゲーム教わっとけばよかったなぁ
千歌「ふぅっ……はぁっ」ガクガクッ
果南ちゃんが見たら、失神してたかもね!
あーあ、曜ちゃんと一緒ならもっとオーバーリアクション出来たのになぁ
千歌「はぁ……はっ」
コンドルじゃないのに地面にめり込むのはやめ
千歌「大丈夫」グッ
……
千歌「もう、大丈夫だよ私」ギュッ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています