(TRPG風SS)「孤島の謎を追え!」
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TRPGみたいなのやりたくて立てた。
バランス調整ほぼしてないので、結構ガバガバ。許して
(TRPG風SS)無人島からの脱出
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1538993660/
こちらを少し参考にさせていただいております。 >>99
さすがに村人に見られてる状態では千歌ちゃんも
人のみかんは食べませんので
中央の村のどの家にも近くないみかんです とりあえず今日はここまでで。
コンマはあくまで、状況を有利にするものであることが多いので
一応、ある程度ミスしてもシナリオクリアできるようには当然してあります。
さすがにこのまま全ミスだと正直わかりませんが……
次は本日の14時ごろから再開予定です。お疲れ様でした。
最後に
↓運×5 コンマ判定 >>1 乙
基本判定が多くても6割前後だからRPや情報で倍率をあげていかないといけなさそう
魔除けの伝承があるということは何か"魔"にまつわる何かがあることだよな こっわ
選ばれた順なら梨子なのに最初ボール蹴ったのがちかっちなのは主人公だからなのか性格が関係あるのか こういうのワクワクするけど書くのすごい大変そうだから尊敬する
超支援 正直TRPGがなんなのかもよくわかってないけど面白いです
頑張れ! 千歌「うぅ……変にリアルだからゲームだってわかってるはずなのに辛いなぁ……」
突然の出来事に足元がふらつくような感覚を覚えたけど
なんとか踏みとどまった。
千歌「うへぇ、もうこんな時間?もうそろそろ合流しないと……」
そう言って、私が元来た道を戻ろうしたとき
ポンッ
足になにかが当たった
千歌「ひぃっ!?」
思わず私はその場から飛び退いた。
千歌「だ、大丈夫……だよね」ホッ
なにかが当たった足を確認して、
なにも無いことにちょっと安心した
そして恐る恐る、先ほど自分がいた位置を見てみると
そこには小さなボールが落ちていた
千歌「あれ、もしかして鞠……?」
そのボールは
美しい糸が幾何学模様を描いた美しい球体だった
そういえば、最初に蹴ったのもこんな感じのボールだったような……
千歌「あの鞠、もしかして重要アイテムなのかな……?」
どうしますか?
もっていく ほっとく ける
↓ K、KP、ア、アイデアか幸運でボールのこと思い出せない? 千歌「これは絶対重要アイテムでしょー」
ってことで、私はその鞠を持って行くことにした
千歌「えっへへーじゃーん!」
みんなと合流した後いすぐに
私は、みんなにその鞠を見せびらかしていた
梨子「凄い綺麗……」
ルビィ「それどうしたの?」
千歌「道端におちてた!」
拾ってよかったの?ゲームなんだから大丈夫!
そんな会話をしてると、家からハルさんが出てきて
ハル「おーい、そろそろいくよ……ってその鞠、村長さんのやつじゃん、どうしたのそれ?」
千歌「ほぇ?」
聞けばこの鞠は、村長さん
の、娘さんのもので
この鞠で、蹴鞠をしているのをよく見かけるらしい。
千歌「なんか雅だねぇ」
梨子「それ、意味ちゃんと分かってるの?」
ルビィ「わぁ、鞠ってちょっとふわふわしてる」ニギニギ
もう行かなきゃいけないから、また後で返しな
ってハルさんが言う。
もっともなのだ。
そう思い、私達は鞠を持ったままお寺の方へと向かっていった。 >>114
この場合、
千歌ちゃんはある程度覚えてた上で
もっていった
という解釈になります。 ボールがあったら蹴る、ゆめゆめこれを忘れないようにって忠告されてたからなぁ
流石に一発Badはないだろうがゾロクリしないといい方向には行かない気がする 梨子「これ、山路って言うより獣道……」ゼェゼェ
ルビィ「梨子ちゃん、大丈夫?」
路と呼ばれた場所には植物が踏み倒されている。
小石や土で出来ているが、時折埋まっている大きな石も混ざっており、
足をしっかりあげないとそれに躓いてしまいそう
梨子「きゃぁっ!?」ズデッ
ルビィ「り、梨子ちゃん!!」アワワ
元都会っ子の梨子ちゃんにはまだまだこういう道は辛そう ハル「んん?あぁもう、誰だよ地蔵に笠を被せたやつは……」
そう言って、ハルさんが道端にあるお地蔵さんのカサを取っていく
カサと言ってもよくみんながさすあの傘ではない
だが、時代劇によく出てくるかぶる笠ともちょっと違う
千歌「あれこの前私たちが衣装で着たやつだ」
笠は藁みたいなもので編んでる感じで真ん中に突起がある、
麦わら帽子みたいな感じ。
帽子の端のところから白くて薄い布が垂れさがってる
確か市女笠(いちめかさ)って言うんだよね
千歌「なんでわざわざその笠をチョイスしたの……」
白い布のせいでお地蔵さまが見えなくなっちゃってたよ……
千歌「ん?」
ふと私が地蔵に近づくと、本みたいなものが落ちてることに気が付いた
その本は声色と書かれている
千歌「こえいろ?かな」
中身を開いてみたけど、難しそうな字でさっぱりわからない
梨子「ぜーぜー……ま、まだあるのぉ……」
ルビィ「梨子ちゃん!あと半分ぐらいだよ!」
梨子「はん……ぶん……」フラッ
ルビィ「りこちゃぁぁぁぁ」
ハル「それじゃいこっか」
千歌「あはは……」
後ろで悲壮な断末魔が聞こえた気がする
私たちはそれでも、無慈悲に進んでいくのだった >>118
最悪ゲームオーバーでも
やり直し可能なので
気楽にやっていただいて大丈夫ですよ お寺に続く道は石段になっていた。
梨子「あ、この方が裏山みたいで楽……」
よかったね
なんて話してる間に、大きな門が見えてきた
ハル「ほら、あれが妙見寺だよ」
門をくぐると目の前に大きなお寺が姿を現した
左手には池がある。
あ、鯉も泳いでる!
「ようこそ、おいでくださいました」
声のする方をみると、本堂から一人の女性が出てきた
頭には白頭巾をかぶっている。顔つきは40代かそれ以上なのだろうか
落ち着いて優しい、しかしよく通る声をしている。
千歌「寂蓮(じゃくれん)さん、お久しぶりです!」ペコッ
高海さん、遠いところからわざわざ
いえいえこちらこそ
なんて、親戚同士の恒例行事を済ませた後、私たちはまず食事を御馳走になることになった。
お寺の裏手には枯山水の庭があって、
自分を見つめなおすのがこの寺の〜……なんだっけ?
廊下を歩きながらそれはそれはありがたい御高説を賜ったのだ(よくわかってない) 特定の場所、タイミングで蹴る必要があるかもしれないから保留にしたのは賢いと思う 寂蓮「それではどうぞ、お召し上がりください」
いっただきまーす!
お腹ペコペコ梨子ちゃんはヘロヘロ
なのにその声だけはみんな元気よく発声できた
ルビィ「お豆腐に煮豆にお豆ごはん」
千歌「精進料理ってお豆が多いんだねぇ」
梨子「そうみたい、花丸ちゃんなら、ここで色々教えてくれたのかもね」クスッ
なんてわいわいお話ししながら一品一品味わって食べた
天ぷら自体に味付けがされてたり、お味噌汁の塩分が強めだったり
でも、とっても美味しかった
ごはんと菜っ葉のお浸しは、なんだか食べたことがない味がしたけど 千歌「はぇーお腹いっぱいだー」
ルビィ「美味しかったね♪」
梨子「この天ぷら、私好きかも」
寂蓮「それで漁からはいつ」
ハル「酉の刻です、今日は海が荒れてますからきっといい魚が――」
ありゃ、そういえばご飯に夢中でハルさんたちと全く会話してなかった
お寺の人だし何か知ってるはずだから、この機会に色々聞いておくのもアリだよね……
↓自由安価 会話をしてもいいし、なにか別の行動をとってもいい ハルさんたちはずっとこの村に住んでいるのか?また住み心地は? あとKP、この村ってもしかして電化製品はない?
また時間はどうやって把握していますか? 千歌「ハルさんたちはずっとこの村に住んでいるんですか?」
ハル「ん?そうだねぇ生まれてからずっとそうかなー」
寂蓮「そうですね、私も生を受けた時からずっとこの島に」
そうですか、じゃあ住み心地はいかがですか
生まれた時からいるからなー
なんて会話を続けていく >>127トリガー 電化製品がない 時間の把握
千歌「でも電化製品がないと、生活も大変じゃないですか?」
軽い世間話のつもり。
電化製品が無いの、ちょっと不思議だったから
ハル「でん……?」
寂蓮「すみません、それは、なんでしょうか?」
あ、電化製品そのものを知らないのか
千歌「いえ、なんでもないです、すみません……」
ちょっと不思議だったけど……考えてみれば当たり前だったのかもしれない
だって電化製品がないこの島で生まれ育ってるんだもん
そもそも見たことが無くても、不思議じゃない
梨子「ちょっと千歌ちゃん、この時代に電化製品が無いのは当たり前でしょ」
千歌「ご、ごめん」
うぅ、もう内省したんだから怒らなくてもいいじゃん……
……
あれ……?
千歌「梨子ちゃん……?」
梨子「どうしたの?」
千歌「この時代ってどういうこと?」 梨子「はぁ、もう忘れちゃったの?」
梨子「もう、ほら耳貸して」
ハルさんたちに聞こえないように、梨子ちゃんが耳元でヒソヒソと話す
梨子「今は江戸時代。電化製品はえと、確か明治時代からよ?」ヒソヒソ
千歌「え?いやいや、これ現代シナリオだよ?」ヒソヒソ
梨子「?でも、今は江戸時代でしょ?」
千歌「え、梨子ちゃん何言ってるの???」
梨子「???」
話がかみ合わない……ダメだ梨子ちゃんは山路で疲れてるみたいなのだ
千歌「ルビィちゃんルビィちゃん」チョイチョイ
ルビィ「?」トコトコ
千歌「今って江戸時代じゃないよね?」コソコソ
ルビィ「え?」
↓ルビィちゃんの運×4でコンマ判定 あー、やっぱり確かに(ゲーム内世界の時間から見れば)現代だわ あっ、これルビィも精神対抗負けてるわ
あれ?数値が低めとは言え、千歌のSANチェックと鞠のとこしかコンマ性行してねぇ、ってか全体的に数値高いorz うーん、これは安価及び安価外でどんどん意見を言ってトリガーを引かないときつそう
手がかりそのものが少ないからコンマ上方修正のためのロールも定まらないと思うし ルビィ「うぅん、江戸時代だと思う」
千歌「えぇ!?いやだってこれ現代シナリオだって」
ルビィ「うん、でも今は江戸時代だよ?」
千歌「えぇーなんでー?」モヤモヤ
千歌「そういえば携帯もないのになんで時間分かるんだろう……」
梨子「ここではお日様を見てればわかるでしょ?」
ルビィ「江戸時代だもんね!」
千歌「どゆこと????」
梨子「千歌ちゃんだってできるでしょ?」
千歌「え、いやそんなことは」
ガララッ
梨子「はい、今何時?」
千歌「……15時」
梨子「よくできました」
千歌「なんで出来るの……」
りこまる「江戸時代だから?」
千歌「わかったからそれやめて」 千歌「……」
確かにできるし、私もこの状況を全部理解できてる
それは間違いないよ
けど、なにかおかしい
千歌(理解できてるのが、なんか怖い……)
梨子ちゃんもルビィちゃんも
なんでこの状況をすんなり受け入れられてるんだろう
ゲームだから?
うぅん、そういうのとは違う気が……
千歌「うーーん……」
↓ このまま考えてみる場合は賢さ×4コンマ判定 それ以外は自由安価 >>138
KPは(ゲーム)キーパーと言って、
機械を用いるゲームでいう
ダメージとか、ある選択における結果とかキャラの基本行動、
それら諸々を判断する役割ですね
TRPGはゲーム本体にルールを聞いたり、提案できる
機械を必要とせずできるゲームだと考えていただければ ヘッドギア?現実の脳に干渉出来るから認識を歪めることも可能なのかな?
安価は、不味いオレンジを食べる前は何故か伝承に関する記憶が抜け落ちていたこと、文字が書けないことについて疑問をいだかなかったことについて考える すみません、所用で一旦抜けますね
20か21時頃に再開します >>141
ヘッドギアにはその機能はついておりませんのでご安心ください
あくまで話の中で完結してます。 みかんが美味しくなかったのはオカルト的な理由じゃなくて品種改良が進んでなかったからなのかな
思考が侵食されていってる気がするから分かってること色々メモしといた方が良いかも >>147 メモが消えているパターンか、メモが穴あきになってて認識できないパターンがありえるな
というよりは、聞いたことそのものを忘れているあたり、後者になるパターンだと思う
もしかしたら精神ロールの成否で浸食度が変わってるかもな、たぶんみかんは一度だけそれをリセットできると予想
精神×4が初期なあたり結構厳しそう 【速報】クオカード500円分かすかいらーく優待券をすぐ貰える
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数分で終えられるので是非ご利用下さい 日付の認識も旧暦になってそう
柊鰯とか節分の知識は高校生だと出てこないだろうなあ 小学校の時、先生に教えてもらったけど……うちの地域が変わってるだけだろうか TRPGやったことないんだけど、鰯の頭から何か連想するかどうか確認したい時って知能?教養?そんな感じのステータスでダイスロールすればいいの? 行動安価に関しては連取オッケーにして、TRGP経験者が皆の意見をまとめるみたいにすれば良さげかも?自信ない人は安価以外のタイミングで疑問に思う事を呟いてもらったりして 遅くなりました、再開します
質問にもしっかり答えさせていただきますので少々お待ちを 千歌「……」
なんでみかんを食べたら、記憶とか疑問が戻って来たんだろう……
不味くてびっくりしたから?
うん、まぁ確かにあれはまず……
うぅん、不味くはなかったんだけど
なんって言うんだろう……
食べたことはあるんだけど、みかんじゃないというか
みかんと思って食べてみたらみかんの味じゃなかった
だから驚いたんだよね
それで、もう一回確かめようとしたらもうみかんの味に戻ってた
そういえば、あの後からは妙に頭がすっきりする感じがする
偽物だって気づいて、驚いて、なんかハッとしたというか目が覚めたというか……
それが違和感に気づいた理由、なのかな……
ガサッ
千歌「!?」ビクッ
少女「……」
音のした方向に目を向ける
そこには小学生ぐらいの小さな女の子がいた。
整われもせずただ伸びているという感じの髪が
ただただ印象的な女の子だ (外野からですまない)
>>153 >>1が元にしているクトゥルフは、基本はリアル知識、探索者が閃かないときやKPが情報を出したい時は技能やステータスを降らせることもある(プレイヤーが申告するのももちろん良し)
正直再現動画やpixivでシナリオ見てるけど、実際にセッションしたのは10回に満たないからなぁ
正直発言に責任はとりきれない
まあ、>>1がコンティニューさせてくれるみたいだし、気楽に安価とっていいんじゃない?さすがに詰みそうになったらKPがコンティニューか誘導をするでしょ 千歌「どう、したの?」
少女「……」サッ
千歌「あ、待って!」
ハル「なにしてるんだー?」
千歌「ひぁぁぁぁぁぁ!?」
ハル「うおぉ!?」
千歌「は、ハルさん!?びっくりさせないでくださいよもー……」
ハル「いや、こっちのセリフなんだけど……で、どうしたのさ」
千歌「……実は」 私はハルさんにさっき見た少女の話をし、知っているか聞いた
そしたらハルさんはあー、あいつか、みたいな感じで
あの子のことをポツポツと話してくれた
その子の名前はかよ、身元はわからない。
かよに似た親はこの島にいないから、多分海に捨てられたんだろ
ってハルさんは言った
文字を書くことも、話すこともできないかよを
周りは不気味に思って避けていたが、村長の娘だけはなぜか、彼女に優しかった。
村長の娘の友達ってなったら無碍にもできないから、
かよちゃん、今は寂蓮さんのお寺に住まわせてもらってるんだって さらに続けてハルさんは言った
かよは村長の娘とよく蹴鞠をして遊んでいたが
ある日からめっきり遊ばなくなった。
なんでもかよちゃんが読み書きができないのはきっと病気のせいだ
一緒に遊んだら病気がうつるとかなんとか言って、村長さんが
かよちゃんと娘さんが遊ぶのを禁止にしたみたい
千歌「……」
ハル「だからあいつは今日も一人でこの寺をうろうろしてるってわけ」
千歌「……そんなの」
ハル「可愛そう、だろ?まぁ気持ちはわかるけど」
ハル「私たちだって、余裕や暇があるわけじゃないし」
ハル「それに」
ハル「あいつ、私が話しかけても一切反応してくれないんだよなー」
ハル「目も合わせてくれないどころか、こっちすら見てくれないんだよ?」
ハル「まるで」
ハル「私なんかいないみたいに振る舞いやがるんだ」
病気はわかんねぇけど、霊力があるとかなんとか
色々危ないうわさもあるみたいだし、関わるなら用心した方がいいぞ
あ、あとそろそろ引っ越しの準備するぞ?
そう言って、ハルさんは庫裏(お寺の色々用事するとこ)に戻っていった 千歌(かよちゃん……か)
↓どうする? 追いかけてみる 戻って引っ越しの手伝いをする または自由安価 千歌「かよちゃーん」
かよちゃんの方へ行ってみると、
かよちゃんは庫裏よりも
もう少し先にある建物の側にいた
千歌「あれ何の建物なんだろ?」
花丸ちゃんじゃないとお寺の建築物なんてわかんないよー
なんて思いながら
かよちゃんに近づいていくと
かよちゃんは
スッと建物の中に入っていってしまった
鬼ごっこかな?
千歌「ど、どーしよ……このままだと引っ越し作業ほんとに始まっちゃうかも……」
どうする?
↓ついていく、引き返す 千歌「ダメだ、引き返さないとずぇぇったい梨子ちゃんに怒られちゃう!」
私は踵を返し、引っ越しの作業の手伝いに行った
ルビィ「あ、千歌ちゃん!」
梨子「もう作業始めちゃってるよ?」
千歌「あー、ごめんごめん!」
ハル「ほら、そっちのも動かすよー?」
こうして、引っ越しのお手伝いが始まった
現在時刻15時30分
↓運×3 最も運の高いルビィちゃんの値(13)で判定か、千歌ちゃん(11)のゾロ目効果にするか安価可能
(指定なしの場合はルビィちゃんの運でコンマ判定) 本来なら自動成功や極振りでもしてないと成功しない数字なのにwww 寂蓮「じゃあこの箱は本堂の方にお願いします」
千歌「はい!」
トコトコ ガラッ
千歌「えーと、この仏像の横だったよねー」
言われたとおりに箱を置こうとしたその時
ズルッ
千歌「ほえっ?」
ゴッツーーン!
私は盛大にコケタ
千歌「あいったたたた……鞠莉ちゃ、じゃなくて鞠!!」
そう、足元にあった鞠を踏んづけて、バランスを崩したから
千歌「もー……ってあれ?この仏像の裏になにか書いてある」
千歌「かんなん……ぼうし?」
その文字を読んだ次の瞬間、その文字は消えた
いや、手にしていた仏像がいつの間にかなくなっていた。
顔をあげると、目の前に見えるものは木々ばかり
上を見上げると、まだ青い空が見える
千歌「え……?」
辺りを見回すと私と同じように
何が起こったか理解できていないという顔の梨子ちゃんと、ルビィちゃんの姿があった
千歌「嘘……お寺が……消えた?」 ハルさんや寂蓮さん、かよちゃんの姿もない
千歌「どうなってるの……?」
なんでお寺が消えちゃったの?ハルさん達はどこにいちゃったの?
違う、今の疑問は、その部分じゃない
なんで、私
千歌「こんなに、平気なの……?」
何も感じない、当たり前だってこの状況を、すぐに受け入れられてる
梨子「これって、どういう、ことなの」ヘタッ
ルビィ「あ、あれ?お寺は?みんなは?」キョロキョロ
あの二人みたいに、取り乱さないのはどうして? 千歌「梨子ちゃん、ルビィちゃん」トコトコ
梨子「ちか……ちゃん」フルフル
千歌「今って何時代だと思う?」
梨子「……令和元年」
千歌「そう、現代だよ」
梨子「最初に善子ちゃんがそう言ってたものね」
千歌「当たり前だね」
梨子「……そうね、当たり前」
千歌「江戸時代なんかじゃないよね」
梨子「うん、江戸時代なんかじゃ、ないわ……」ポロポロ
千歌「梨子ちゃん……」ギュッ
梨子「さっきまではあんなに信じてられたのに」
梨子「今は全然」
梨子「なんで」グスッ
梨子「なんでなの……?」ギュッ
ついさっきまでの自分が急にいなくなるって感覚
さっきまでの自分を完全に否定する自分が、今の自分という感覚
それは理解できない、感覚
ルビィ「あ……ちかちゃ……」フラフラ
千歌「ルビィちゃんも、おいで?」
ルビィ「あぅ……ぅ……」ギュッ
頭が追い付かない。けど、今は
理解できなくていい、だってきっと
理解したらきっと、二人みたいに泣いちゃうから
↓1〜2 ルビィちゃん 梨子ちゃんは精神×5で判定 成功でMP-1 失敗でMP-3 上限が少ない分ガリガリ削れるからなぁ
狂気システムが残ってたらやばかった でも奇跡が起きた結果の減少ってことは必要経費みたいなものなのかしら まさかいきなり舞台装置全部ひっくり返るのは予想外だったわ
だいたいNPCと交流してヒントを見つけてってなるはずだったから
というか"かいなんほうし"について調べたんだが、これどうやって今から家に引きこもれと・・・ ルビィMP9→6 梨子MP11→8
ガタン
千歌「!」ビクッ
音のした方へ視線を向けると
そこには、木造の建築物があった
千歌「あれって、かよちゃんが入っていったやつだ……」
あれだけ残ってたの……?
そう思って辺りを見渡すと、草木に隠れて見えなかったが、
苔の生えた石段や、加工された木々の破片など
ここにあのお寺があったような痕跡が残っていた
千歌「」ゴクッ
↓行ってみる やめとく ハルさんも字が書けないのにかよちゃんだけ不思議がられる?
話さないこととの相乗効果なのかな >>180 それは思ったけど、たぶん話せないことと関係あったのだろうな
ああ、村長の家で今日は絶対に無理ってそういうことだったのか 元ネタ調べちゃうと謎解きの難易度が下がる事もあるからググるかどうかは悩みどころ >>183 まあKPがOKしてるからいいんじゃない?
プレイヤーと探索者に情報格差を出すための精神対抗ロールなんだろうし
まあ、おそらくKPが対策として用意してたであろうみかん(らしきなにか)にあっさりたどりついたり、引っ越しクリって舞台装置ひっくり返ったりとGMに胃薬与えたくなるがw 千歌「……」スッ
ルビィ「ち、ちかちゃ……」フルフル
千歌「大丈夫、ちょっと見てくるだけだから」ニコ
ガッガッ ガタンッ
千歌「あ、壊しちゃった」
劣化し建付けの悪くなった扉を無理やり開ける(壊した)
千歌「うげぇ、蜘蛛が巣張ってるじゃん」
中には草木が生え、虫もいる
先ほどの物音の正体を確かめるべく建物の中を嫌々確認する
千歌「あ、多分これだ」
床に落ちている一冊の本があった
あまり劣化してないその本は周りを見ても明らかに異質であった
千歌「落ちた拍子に汚れが落ちたのかなぁ」ポンポン
そこはあまり気にせず、手に取る
千歌「やった、私にも読める字だ!」
私は本のページをめくる
この島の特徴を書いた本のようだ
千歌「ほぇー、昭和?結構最近のやつだーって、あっ!?」
海難法師(かんなんぼうし)
千歌「これ、さっきの……」 海難法師
寛永5年、圧政を敷いた代官、豊島忠松が水難事故で死亡し、それが悪霊となったもの。
1月24日酉の刻より、盥にのって沖からやって来て、
その姿を見たものは、身体の部位が腐り崩れ落ちるなど、同様のしに様を晒す。
千歌「なにこれ……冗談だよね……っ!」
島の住民全てを呪い狂わせ、
生き残った島民はすべて本土へ移住し、この島は無人島となったが
今でもこの島では当時と同じような海難事故が毎年のように発生する。
一説には通りがかった船の船員を獲物とし、幻術を見せ、島へ誘っていると言われている。 千歌「……」ペラッ
――――幻術説もただの空論の説ではない。なぜなら
生き残った島民の中には、まるで夢の中にいたようだった という者も存在し――――
千歌「!!!!!」
千歌「夢……」
千歌「そっか」
千歌「妙に理解するのが早いのも」
千歌「全然疑わないし、納得が早いのも」
千歌「全部……」
千歌「全部、夢を見せられてたからだったんだ……」ギュッ ※実際の海難法師にこのような能力は多分ありません(たぶん)
調べられてもいいように
こんな感じで能力びみょうに弄ってたりはしますので
調べていただいて全然大丈夫です 千歌「」フラフラ
ルビィ「ち、ちかちゃん!」
梨子「千歌ちゃん大丈夫!?ねぇ、大丈夫!?」
しまった、心配かけてしまった
千歌「大丈夫だよ」
梨子「よかった……」
ルビィ「もしかしたら、ハルさんたちみたいに千歌ちゃんもいなくなるのかと思って……」グスグス
千歌「ごめんね」ヨシヨシ
私たちはね、夢を見させられてたんだよ
そういうと二人は微妙な顔をした
わかってるよ
現実味がありすぎたせいで、本物そっくりだったせいで
どっちが夢なのか、わからなくなってるんだよね
千歌「大丈夫、だって」
私は先ほど手に入れた本を二人にも見せた
梨子ちゃんはほっとして少しいつもの表情に戻った
ルビィちゃんは安心したのか、そのままちょっとだけ泣いちゃった
内容の驚きよりも、今が現実だって確信できたことが嬉しかったんだね
梨子「あれ、でもそれって」
↓賢さ×5 最も賢い梨子ちゃんでコンマ判定 判定成功
梨子「あれ、酉の刻のとこに注釈がある……」
梨子「……」ペラッ
注釈※酉の刻とは昔の刻限である。昔のものは太陽を見て、おおまかな時間を各自で決めていたようだ。
夏場は陽が落ちるのが遅く、冬場は早い。そのため最大二時間ほどのずれがあったと言われている。
もちろん、酉の刻は陽が落ちる時間帯であるため、この話の場合は大体17時すぎのことである
梨子「!!!」
梨子「……千歌ちゃん、今、何時」
千歌「ほぇ?えっーと、いやお日様見てももうわかないってばー」
ルビィ「確か、お寺にいた時は15時30分ぐらいだったような……」
千歌「ってことはもう16時くらいかなぁ」
梨子「まずい……まずいまずいまずい!!!」
ルビィ「梨子……ちゃん?」
梨子「ごめんなさい……早く行きましょう」
千歌「ちょっと待ってよ……酉の刻が迫ってるのはわかるけど、一旦落ち着いて?」
梨子「ダメよ、もう時間がない、早く、早くなんとかしないと」
千歌「梨子ちゃん、あとまだ二時間はある、急いで行動してもいい結果は」
梨子「もうあと1時間しかないのよ!!!」
ちかるび「えっ……?」
梨子ちゃんから話を聞いて、愕然とした。
そしてそれを見落としてた自分が心底嫌になった
あと1時間でほんとに……?
現実味がない、でも確かな情報がある。いや体験もある。
不安が、募っていく 『1月24日はトベラの葉を玄関にさし、その日は外に出ないようにしよう!』
千歌「嘘……これだけ!?」
ルビィ「これをしていた島の人たちも、呪われちゃったんだよね……?」
梨子「……これじゃあアテにすら、ならないじゃない!」ギリッ
千歌「……」
梨子「……」
ルビィ「……」
誰も喋らないまま、足早に進む。
空気が重い。たかがゲームの、はずなのに
作戦なんか、なにも無い。
「祠には柊とトベラの葉、そして鰯の頭」
私が覚えてたこれが、唯一の手掛かり。
祠にあるのか、それとも祠に置くのか
この言葉の前に、何かつく可能性はないのか
そもそも、祠は、どこにあるのか
わからない、わからないけど
私たちは、進むしかなかった あと1時間・・・行動回数そんなに多くないな
祠がありそうなのは村長の家があったところか洞窟だよなぁ
そこに柊、鰯の頭、トベラ・・・えっ?これ詰んでない? ちょっと弄ってるゆーてるし、元ネタを何から何まで鵜呑みにして動くのは危険な気がするな >>195 リアル知識の元ネタとはずらしているとは言ってるが、さすがにゲーム内で出た情報で欺く可能性は
まあなくはないな、といっても現状はそれしか手掛かりがないが お地蔵さまがあったところまで来た。
草木は生えてるけど、なんとかあの頃の形は保ててるみたい
獣道の山路は何とか残っていて、下りだし村に行くならあんまり時間はいらなさそう
みんながみんな考えを巡らせながら歩いている、そんなとき
千歌「あっ」
ルビィ「ピギッ!?」
梨子「ちょっ、もう!いきなり大きな声出さないでよもぉ!」
二人は、声色って知ってる?
そう聞くと、二人は不思議そうな顔をした
ほら、この本に書いてあるやつ
って本を見せながら聞いたら、梨子ちゃんはびっくりした顔して
そ、それどこで拾ったの?夢の中の子のお地蔵様の前で、ほら鞠もあるよ?
えぇぇーー!?なんであるのぉ!?
二人には心底びっくりされたけど、私にはなぜか、残るって確信があったんだ
なんでかは、今は考えないようにしてるけど。
声色を知ってる?
↓1〜3賢さ×3 で全員安価(千歌、梨子、ルビィ) うん、だから基本的にはSS内で得た情報だけを頼りに進めたほうが良さげよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています