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鞠莉「好きにさせないわっ!」
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0001名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:04:01.50ID:6Z8iXR8Y
千歌「どへー、疲れたぁー……」グテー

善子「今日は一段ときつかったわね……」グテー

果南「ほらほら二人とも、風邪ひいちゃうから早く着替えて!」

ちかよし「あーい……」

ガチャッ

鞠莉「あら、まだ帰ってなかったの?」

千歌「鞠莉ちゃん!」

善子「会議終わったの?」

鞠莉「えぇ。思ったより長引いちゃって、練習に参加できなかったわ。ソーリー……」

果南「気にしないでいいよ。理事長だって大変なんでしょ?」

千歌「うん!鞠莉ちゃんが頑張ってるの知ってるもん!」

善子「いつも感謝してるわ。ありがとね、マリー」

鞠莉「果南……千歌……善子……」

善子「ヨハネっ!」グ—ッ

善子「あっ……///」

鞠莉「ふふふっ、それじゃあせっかくだし、みんなでディナーでもどうかしら? 今日はマリーがおごっちゃうわよ♪」
0002名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:04:49.12ID:6Z8iXR8Y
千歌「ほんと!? わーい!」ピョンピョン

果南「そうだね。お腹もすいてきたことだし」

善子「ちょっとまm……か、仮の同居人に連絡するわ!」

鞠莉「じゃあなに食べる?」

千歌「そうだねー……、なんだろうなー……」

鞠莉「善子、何か食べたいものある? 合わせるわよ?」

善子「ほんと! えっとー……あ、でも、私はなんでもいいわよ」

鞠莉「Really? 遠慮しなくてもいいのよ?」

善子「いや、遠慮とかじゃなく、本当になんでも大丈夫」

鞠莉「あら、そう? ……果南は?」

果南「私もなんでもいいよ」

鞠莉「……ちかっち」

千歌「千歌もなんでもー!」

鞠莉「あ、そう……じゃあカレーでもいいかしら? マリー辛いの食べたい! どう? カレー!」



かなちかよし「うぅーーーーーーん…………」


鞠莉「……ん?」
0003名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:05:36.00ID:6Z8iXR8Y
果南「カレーかぁ……そうだねー……」

善子「辛いの好きだけど、今日は暑いし、ちょっと気分じゃないっていうか……」

鞠莉「あ、そう……」

善子「ごめんねマリー」

鞠莉「Don’t worry! 気にしないで。じゃあどうする? 何食べたい?」

千歌「千歌はなんでもいいんだけど……」

善子「私もなんでもいいわよ」

果南「私もなんでも」

鞠莉「ん、んん? あぁ、そう……あっ、じゃあ定食屋はどう? この時間ならギリギリまだランチとかやってるんじゃないかしら! どう、定食屋!」



かなちかよし「うぅーーーーーーん…………」


鞠莉「…………ん?」
0004名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:06:26.86ID:6Z8iXR8Y
千歌「定食かぁー………そうだねぇー……」

善子「定食かぁ……」

果南「定食……」

鞠莉「え……ダメ?」

かなちかよし「いやいやいやいやいやいや」

果南「そういうわけじゃ……うん……」

千歌「ダメってわけじゃ……うん……」

善子「もう本当に……全然もう……うん……」

鞠莉「全然もうってどういうこと……? ダメな感じ出てたけど……あれかしら、ベタすぎるのかしら? このメンバーでご飯行くのってなかなかないし、もっと気の利いたところがいいのかもね?」

千歌「そうだねっ! もっと他にありそうだよね!」

善子「それに、定食はけっこう一人でも食べるし! 不登校の時よく一人で定食屋言ってたし!」

鞠莉「悲しいこと言わないでよ……まぁ、定食じゃないわね」

鞠莉「じゃあとりあえず、バスで沼津の方まで行きましょうか! 適当に歩いて、お店見つけたら適当に入っちゃいましょ!」

千歌「そうしよっか!」

果南「そうしよう!」

鞠莉「それじゃあ沼津へ、レッツゴー!」
0005名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:15:45.15ID:6Z8iXR8Y
沼津

鞠莉「あっ、回転すしあるわよ! スシゴーランド! ここいいんじゃないかしら?」


かなちかよし「うぅーーーーーーん…………」

鞠莉「………ダメ?」

善子「いや……ここ結構混んでるじゃない? 落ち着かないっていうか……」

鞠莉「あぁ……そうね、店の雰囲気は大事よね。じゃああそこは? ウナギ! 美味しそうじゃない? UNAGI!」


かなちかよし「うぅーーーーーーん…………」

鞠莉「………ダメ?」
0006名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:16:40.45ID:6Z8iXR8Y
千歌「ちょっとうなぎは高くない? おごってもらうにしてもちょっと申し訳ないというか……」

鞠莉「あらそう……全然気にしなくてもいいのに、ちかっちはいい子ね。あっ、じゃああそこは? パスタ! どう、Pasta!」

かなちかよし「うぅーーーーーーん…………」

鞠莉「………ダメ?」

果南「パスタ昨日食べたんだよねー……」

鞠莉「あっ、そうなのね……知らないけどね、知らないけど……じゃあ中華は? Chinese!」

かなちかよし「うぅーーーーーん…………」

鞠莉「……ジャパニーズそば」

かなちかよし「うぅーーーーん………」

鞠莉「とんかつ」

かなちかよし「うぅーーーん……」

鞠莉「うどん」
かなちかよし「うぅーーん…」

鞠莉「ファミレス」
「うぅーーん」

鞠莉「お好み焼き」「うぅーん!」
鞠莉「なんなのよあんた達!?(怒)」
0007名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:16:41.88ID:6Z8iXR8Y
千歌「ちょっとうなぎは高くない? おごってもらうにしてもちょっと申し訳ないというか……」

鞠莉「あらそう……全然気にしなくてもいいのに、ちかっちはいい子ね。あっ、じゃああそこは? パスタ! どう、Pasta!」

かなちかよし「うぅーーーーーーん…………」

鞠莉「………ダメ?」

果南「パスタ昨日食べたんだよねー……」

鞠莉「あっ、そうなのね……知らないけどね、知らないけど……じゃあ中華は? Chinese!」

かなちかよし「うぅーーーーーん…………」

鞠莉「……ジャパニーズそば」

かなちかよし「うぅーーーーん………」

鞠莉「とんかつ」

かなちかよし「うぅーーーん……」

鞠莉「うどん」
かなちかよし「うぅーーん…」

鞠莉「ファミレス」
「うぅーーん」

鞠莉「お好み焼き」「うぅーん!」
鞠莉「なんなのよあんた達!?(怒)」
0008名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:17:20.17ID:6Z8iXR8Y
鞠莉「なんっなのよあんた達は!? どんどんテンポアップしてきて! 希望を言いなさいよ希望を! なんなのよUmmUmm、UmmUmm!何が食べたいのよちかっち!」

千歌「いや、千歌はなんでも……」

鞠莉「善子!」

善子「いや、私もなんでも……」

鞠莉「果南!」
果南「私もなんでも「Shut up!Stop it!」

鞠莉「あなた達全然なんでも良くないじゃない! 全部断ってきて!」

果南「ごめん……」

善子「悪かったわよ……」

鞠莉「もう、何でもいい禁止! 二度と言わないでっ!」

千歌「もう早く決めちゃわない?」

鞠莉「あなたが言うのそれ!? 私が言いたいのよ! なんなのよ!」

鞠莉「もうちょうだい! 希望を言ってなんでもいいから! もう、嫌よ全部任せられるの嫌っ! 希望をプリーズ!」

果南「じゃあ、はい」

鞠莉「はいっ、果南!」

果南「じゃあもう、さくっとコンビニにしない?」

鞠莉「……………は?」
0009名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:18:03.10ID:6Z8iXR8Y
果南「もうそこのコンビニで弁当とか買って、そこら辺の公園で食べようよ」

まりちかよし「………いやいやいやいやいやいや!」

千歌「コンビニって!……果南ちゃんコンビニってwww」

鞠莉「それはない!それはないわー!」

善子「ちょっ……果南!かなぁぁん!?」

鞠莉「言っちゃえ!言っちゃえ善子!」

善子「ここに来てコンビニ!? はあぁぁぁぁああああああ!!?」

鞠莉「Uh-huh!」

善子「せっかく鞠莉が奢ってくれるって好意で言ってくれて、30分も店探したのよ!? 」

鞠莉「いやホントに」

善子「ここで妥協したらそれがぜーーんぶ無駄になっちゃうじゃないないでしょそれはー!」

鞠莉「いいわよ善子! アツいわよいいわよっ!」

果南「だって私お腹空いたし……それに、私は本当なんでもいいの。お腹さえ膨れれば」

善子「あ出たぁー! そういうタイプー! ご飯に興味ないお腹さえ膨れればいいタイプですかぁー! あーやだわーこういう人もう帰れよお前ぇっ!」

鞠莉「善子いいわねっ! 果南先輩だけどいいわよ!」

善子「あー冷めんのよこういうのが一人でもいるとっ!」

鞠莉「アツいわねいいわよヨハネ!!」

善子「せっかくみんなでご飯食べようって盛り上がってんのにぃ!!」

鞠莉「Go!Go!ヨハネーーー!!」

善子「ったくっ―――松浦ぁ!!!」

鞠莉「いいわよ善子! 果南一応先輩だけど止めないわよ!」
0010名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:18:33.89ID:6Z8iXR8Y
千歌「あっ、思い出したぁ!」

鞠莉「What⁉ なになにちかっち!?」

千歌「ここ、駅の反対側に行ったら、おいしいハンバーグ屋さんがあるのだ!」

鞠莉「Oh!? Hamburg!?」

千歌「うん! 一年前ぐらいに曜ちゃんと一緒に行ったことがあって、すっごく美味しくて、でも安いの。どう、ハンバーグ!」

鞠莉「エクセレントちかっち! そういうの待ってたのよ! サンキューちかっち! ご褒美にほっぺにチューしてあげるわ!」チュッ

千歌「えへへっ/// お待たせしたのだ!」

善子「そのお店までどのくらいなの?」

千歌「もうほんとすぐそこ! 歩いて全然いける距離」

鞠莉「OH! しかも近いのね!」

千歌「千歌だけに!」

善子「じゃあそこ行きましょ! ハンバーグ食べたいわ!」

果南「えーもうコンビニでいいじゃーん」

善子「黙ってなさいよ松浦ぁ!」

鞠莉「善子いいわよww好きよそういうのっ!」

千歌「じゃあいこっか!」

鞠莉「Go!!」


――――
0011名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:19:10.69ID:6Z8iXR8Y
スタスタスタスタスタ―

鞠莉「……ちかっち」スタスタ

千歌「…………」スタスタ

鞠莉「ちょっと、ちかっち……?」スタスタスタ

千歌「………………」スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ

鞠莉「ちかっちってば!」

千歌「な、なに?」

鞠莉「いや………まだ?」

千歌「いや、あのっ、もうちょっとのはずなんだけどなー!」

鞠莉「もうすごい歩いてるんだけど……すごい歩いてるんだけどぉ……すぐそこって言ってたわよね?もう15分ぐらい歩いてるけど……」

千歌「いやあの、この通り沿いなの!次の信号過ぎたあたりに見せあると思うから!」

善子「さっきからそれ言ってるわよね。信号もう8個くらい過ぎたけど、大丈夫? このまま行って本当に店ある?」

千歌「いや、あの……ぜんぜんだいじょうぶ……」

鞠莉「……っていうかお店の場所とかわかってるの?」

千歌「いや、ほんとうにだいじょうぶ……」

果南「わかんないなら調べた方がいいんじゃない?」

千歌「いや、ほんとうにだいじょうぶだから……」

善子「スマホで調べるわよ。その店の名前って―――」

千歌「いや、もうほんとうぜんぜんだいじょうぶ」

鞠莉「大丈夫ってなによ。何その意地、早く言いなさいよ」


千歌「いや……お店の名前だけ思い出せなくて……」

鞠莉「……What? えっ、それ大丈夫なの……?」

千歌「…………………沼津じゃなかったかもしれない」

かなまりよし「………はぁぁあああああああああ!?」
0012名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:19:54.45ID:6Z8iXR8Y
千歌「ごめんなさぁーい!」

鞠莉「嘘でしょちかっち!?ここになかったら私たち終わりよ!? だいぶバス停からも駅からも遠いし、周りに飲食店も全然ないのよ! そのハンバーグ屋なかったら私たち終わりよ!?」

善子「ちょっと千歌ぁぁぁ!」

千歌「ごめんなさい……」

善子「すっごい歩いたのにそれはないわよぉ!」

果南「じゃあもうコンビニにしよっ」

善子「余計ねぇわお前!」

鞠莉「善子……」

善子「おめーにうめー飯食わすためにいい店探してやっからよぉ!おめーはただ馬鹿みてーに黙ってついてくりゃいいのよっ松浦ぁ!」

鞠莉「善子、落ち着いて……」

善子「だってぇ!こいつがこの期に及んでコンビニとかぬかしやがるからぁ!」

鞠莉「ぬかしやがるって中々言わないから……落ち着いて……あなたハングリーすぎてアングリー……キャラ崩壊しまくってるから、果南一応先輩だから、落ち着いて」

善子「うん……はぁ……お腹空いた……」

鞠莉「空いたわね……」

果南「……あれっ、あの店じゃない? ほら、あのパンバーグって書いてあるとこ!」

千歌「―――あー!あれだっ!あの店だよ!」

善子「マジ!?」

鞠莉「Really?! 良かったあったじゃない!!」

千歌「沼津にあったー!良かったぁー!」

鞠莉「それじゃあ早速!Let’s Go!!」
0013名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:20:44.59ID:6Z8iXR8Y
――
鞠莉「はぁ……着いた……」

善子「よかったぁ……」

果南「いやぁー、歩いたねぇ……」

鞠莉「でもいい店じゃない。ナイスよちかっち!」

千歌「でしょでしょー!」

鞠莉「じゃあ何食べる? マリーもうお腹ぺっこぺこよ! 私は……これにするわ! 一番人気のげんこつハンバーグ! みんなはどうする? ちかっちは?」


千歌「うぅーーーーーーん…………」

鞠莉「…果南、何たべる?」


果南「うぅーーーーーーん…………」

鞠莉「……善子、どうする?」


善子「うぅーーーーーーん…………」




ノξソ´・ω・`ハ6「なんなのよあなた達……」
0014名無しで叶える物語(プーアル茶)
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2019/05/30(木) 22:22:16.37ID:6Z8iXR8Y
――――

鞠莉「ん〜デリシャァスッ!ほんといい店ねちかっち!」

千歌「でしょでしょー!」

善子「あの、果南。さっきは悪かったわね……これ、私のお肉半分あげるから……」

果南「むっ、甘いね善子。そんなもので私の心の傷は癒えないよ!こうしてくれるー!」ハグ―

善子「にゃー!?」


終わり
0016名無しで叶える物語(笑)
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2019/05/30(木) 22:23:37.21ID:AThfzdlV
この面子いいな
0017名無しで叶える物語(しうまい)
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2019/05/30(木) 22:28:10.31ID:8wI5cPEj
時々コントを元にしたss見かけるけど、総じて元ネタの面白さもssのキャラクターの良さも台無しになってる
0018名無しで叶える物語(うめぼし)
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2019/05/30(木) 22:48:36.93ID:/TBAzHGk
元ネタを知れたのと、ハングリーすぎてアングリーの部分が
原作よりも好き
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