海未「う…うくぅぅぅ…ひっく」ポロポロ…真姫「…」
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居酒屋
バイトA「西木野さん、もう上がっていいわよ〜」
真姫「あ、はい。お疲れ様です」
バイトA「お疲れ様」
真姫(ふぅ…今日も働いたわね)
バイトB「西木野ちゃん、これ」
真姫「え?なに、これ?」
バイトB「誕生日プレゼント。昨日誕生日だったんでしょ?おめでとう!」
真姫「え?」ジンワリ
バイトB「じゃあ、私次シフトだから!またね!」タッタッタッ
真姫「あ、、ありがと!!」
バイトB「はーい」
真姫(…嬉しい)ジワッ
真姫(友達に誕生日プレゼント貰うなんていつぶりかしら…?友達なんていたことないけど…)
真姫(あぁ、たまにこういういいことがあるとバイト続けててよかったって思うわね…)
真姫(…2年も続けると馴染めてくるもんね…はじめは本当上手くいかなくってどうなるかと思ったけど…) 変わり者で繊細で愛嬌がなくて、人と上手く関われない自分。
そんな自分が嫌で、そんな自分を変えたくて始めたバイト。
難関医学部の身分を活かして、家庭教師とか塾講師を高額で受け持ったりしている同級生達には、
「なんでわざわざ向いてない上に割の悪いバイトをするのか」
「エリートなのに勿体ない」
って不思議がられたけど、
あえて自分が苦手そうな居酒屋バイトに応募した
案の定、大変だった。
勉強はできるけど、こういう動きの激しい作業は苦手。
おまけに愛嬌がないから、人に上手く教えをこうのも苦手。
仕事もできないし、周りと全然打ち解けないし、辛かった。
自分がいかに甘ったれな箱入り娘だったかを思い知った。
何度もくじけそうになったけど、歯を食いしばって踏ん張った。
変われないことの方がもっと怖かったから…
真姫(でも、今はもうすっかり戦力として認めてもらえてるみたいだし、信頼してくれる人もいるし…)
真姫(辞めないでよかった!)
店長「…ん?おぉ?西木野さぁ〜ん、ちょうどいい!ちょっといいかなぁ〜?」
真姫「あ、店長。はい、大丈夫ですけど…」
店長「こちらぁ〜、今度入ってくれることになった園田さん!」ポンッ
海未「はじめまして、園田海未です」ペコッ
店長「西木野さんと同じ時間帯に入ってもらうことになったからぁ〜、教育よろしくお願いできるかなぁ〜?」
真姫「え?は、はぁ…」
店長「んじゃ、次から頼んだよぉ〜!おぉ〜ん!」スタスタスタスタ…
海未「宜しくお願いします、西木野さん」ペコッ
真姫「は、はい…」
真姫(えぇ〜…教育ねぇ…) 海未と真姫が知り合いでもないってラブライブでやる必要ないじゃあん… ネカマことり推しiPhoneはそんなことまで考えてないぞ 凄く興味深いスレです
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