理亞「あなたの姉の黒澤ダイヤより、私のおねえちゃあの方が優れている」 ルビィ「おねえちゃあ?」 理亞「…!!」
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理亞「私のねえ様は美人でスタイルもよくて、なんでも出来てすごいんだから!!」
ルビィ「おねえちゃあ」
理亞「うるさい!!!」 その夜
理亞「イライライライラ」
ポワポワポワーン♪(回想の音)
ルビィ「おねえちゃあ!おねえちゃあ!」
ダイヤさん「あらあら、どうしましたのルビィ?」
ポワポワポワーン♪(回想の音)
理亞「おねえちゃあ」
聖良さん「?理亞、呼びましたか?」
理亞「おねえちゃあは黙ってて!!」ムッスー
聖良さん「おねえちゃあ?」
理亞「うるさい!!!」 次の日
ルビィ「うゅうゅうゅうゅ」
理亞「何ソレ?あんたいつもソレ言いながら歩いてるの?」
ルビィ「!」
理亞「バッカみたい」ツーン
ルビィ「おねえちゃあ」
理亞「うるさい!!!」 ルビィ「うゅうゅうゅうゅ」
理亞「…………」
ルビィ「うゅうゅうゅうゅ」
理亞「…………」
ルビィ「うゅうゅうゅうゅ」
理亞「あーもう!うるさい!!!」
ルビィ「ピギ!?」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b) ルビィ「なんでルビィについてくるの?意地悪しないで!!」
理亞「あなたが認めないからでしょ」
ルビィ「??」
理亞「私のおねえちゃあの方が優れているからにきまっているじゃない。瞬発力持久力精神力、おまけに知力に関しても黒澤ダイヤのはるか上をいく…あきらめなさい」
ルビィ「おねえちゃあ」
理亞「うるさい!!!」 ルビィ「そんなことないもん!!ルビィのおねえちゃあだって、お茶にお琴にお花、踊りだって、なんでも出来るもん!!」
理亞「スクールアイドルと何も関係ないじゃない」
ルビィ「あるもん!!」
理亞「ムーンサルトできないでしょ?」
ルビィ「出来るもん!!」
理亞「絶対ウソでしょ」
ルビィ「出来るもん!!ルビィ、おねえちゃあが横浜赤レンガ倉庫の2階席からダイブしてる写真みたことあるもん!!」
理亞「は?なに言ってるのあんた」
ルビィ「おねえちゃあ」
理亞「言ってない!!!」 ルビィ「ルビィのおねえちゃあは注射したって泣かないもん!!」
理亞「は?そんなの私のねえ様だって平気よ」
ルビィ「ルビィのおねえちゃあは3本刺されても平気だもん!!」
理亞「わ、私のおねえちゃあだって、眼球に刺されても平気だもん!!」
ルビィ「おねえちゃあ?」
理亞「…!!」 理亞「とにかく!ムーンサルトも跳べない黒澤ダイヤは私以下!ねえ様にははるかに及ばないポンコツだわ!ポンコツ生徒会長で検索したら1番上に出てくるくらいポンコツだわ!!」
ルビィ「出来るもん!!おねえちゃあはいざとなったら空飛ぶもん!!」
理亞「は?頭ばかなの?あなた」
ルビィ「うるさい!おねえちゃあ!おねえちゃあ!おねえちゃあ!」
理亞「…!!うるさい、この、うゅうゅうゅ!ピギピギピギ!歩くときに変な効果音!!」
ルビィ「ピギィイィ…!!」 ダイヤさん「あらあら…いったいどうしたんですの?」
ルビィ「おねえちゃあ!!」
ダイヤ「ルビィ、喧嘩はいけませんわよ?仲良くなさい」
ルビィ「だって、だって、この子、おねえちゃあのことポンコツ生徒会長とか、呪いの松子人形とか、悪魔将軍とか…!!」グスッグスッ
ダイヤさん「グーで殴れ」
ルビィ「え?」
ダイヤさん「…コホン!鹿角…理亞さんと言いましたわね?聴いたところ、わたくしがムーンサルトを跳べるかどうか。それで争っていたようですが…?」 理亞「そ…そうよ!その子があなたがムーンサルトが跳べるって言い張ってきかないから…どうせ跳べないんでしょ!?」
ルビィ「跳べるもん!!!」
ダイヤさん「ルビィ、落ち着きなさい。理亞さん、つまりわたくしがムーンサルトを跳んで見せれば、この場は収まるということですのね?よろしいかしら」
理亞「そ…そうよ!やれるものなら今すぐやってみなさいよ!!もし出来たら逆立ちして、下から白玉イッキ飲みでもなんでもしてあげるわ!!」
ダイヤさん「その言葉…お忘れなきよう…」 ダイヤさん「跳ぶのは久々ですわね…」よじよじよじ
理亞「は?あなたいったい何やって…五稜郭タワーに昇ってどうするつもり…」
ダイヤさん「いきますわよー!」
アナウンサー「ディス!イズ!ダイヤ・クロサワズ、フェイバリット!!」
理亞「????」
ダイヤさん「ダイヤ!ッホーッ!!」
\ ダ イ ヤ ッ ホ ー ! ! /
ダイヤさん「とぅ!!」タッ
アナウンサー「ムーンサルト・プレス!!」
善子「ぐぇッ!!!」ドガシャァ ルビィ「ワン!ツゥ!ピギィ!」バン!バン!バン!
ダイヤさん「カウントは不要ですわ、ルビィ」
ダイヤさん「ダイヤ!ッホー!!!」
ルビィ「ダイヤ!ッホー!!!」
カンカンカンカンカンカンカン
ルビィ「おねえちゃあ!おねえちゃあ!!」
ダイヤさん「ふう…久しぶりでしたがなんとか跳べましたわね」
善子「死ーん」ピクピク
ダイヤさん「あら?あぁ…少々目測を誤って顔にヒザを入れてしまいましたわ。ルビィ、AEDを持ってきてください」
ルビィ「うゅ!」ダッダー!
ダイヤさん「そこのあなた、申し訳ありませんが救急車の手配を…」
理亞「ガタガタガタガタ」 理亞「(黒澤こわい黒澤こわい黒澤こわい)」ガタガタガタガタ
聖良さん「?理亞、どこへ行ってたんです?
理亞「おねえちゃあー!!!」ダッダー!
聖良さん「どうしたんですか?今日の理亞はずいぶん甘えんぼうさんですね…」クスッ
理亞「おねえちゃあ…おねえちゃあ…」ヒックヒック
聖良さん「さ、おやつの白玉作っておきましたからお上がりなさい」
理亞「白玉!?ヒィッ…」ガタガタガタガタ
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