千歌「ダメだぁ、分かんない。聖良さんに相談しよっと」果南「……」
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果南「ねえ。何かあったの?」
千歌「あ、果南ちゃん。いやぁ、作詞のことでちょっとね」
果南「作詞? 悩んでるの? 相談乗ろうか? 聖良じゃなくて、私が」
果南「うん。なんでも話してよ。聖良でも他の誰でもない、私にね。私が、相談乗るからさ」
千歌「ううん。気にしないでいいよ。聖良さんに聞くから」
果南「なんで?」
千歌「ん?」 千歌をとられたみたいで面白くないという風潮
もっとやれ 旧Aqoursの作詞担当だったはずだから余計にって感じなんだろうなぁ 果南「おかしいよね? 目の前に相談できる相手がいるのに、わざわざ函館にいる人に相談とか」
果南「ここから函館まで何キロ離れてると思ってるの?」
千歌「何キロ離れてるの?」
果南「え。知らないよそんなの」
千歌「……」
果南「いや距離とかそういう問題じゃなくてさ。大事なのはあれだよ。そう。心の距離?」
千歌「それなら今けっこう離れたよ」 果南「とにかくさ。まずは身近な人に相談するべきだよ。その方がいい」
千歌「でも作詞の話だし……」
果南「私、書けるよ。歌詞」
果南「昔ダイヤと鞠莉と3人でやってたとき、私が作詞担当だったからね」
果南「もう得意も得意。超が付くくらい。かつては超内浦人と呼ばれた女だよ私は」
千歌「つよそう」 千歌「や、でもほんと、いいから。果南ちゃんは気にしないで」
千歌「ありがとう果南ちゃん。その気持ちだけで十分。ほんと」
果南「そう? 悩みは解決した?」
千歌「うん。今から聖良さんに相談するから」
果南「さっきから千歌はどういうつもりなの?」
千歌「それはこっちが聞きたいんだよねぇ」 果南「だから、私に相談すればいいじゃん。それとも何か嫌なの?」
千歌「嫌って言うかさぁ」
千歌「……さかなかなんだか、あるじゃない」
果南「ああ、あれ? さすが千歌、分かってるね。我ながら会心の出来だったんだよね、あれは」
千歌「いや……うん。いい歌詞だよ。すごく、果南ちゃんらしくて」
果南「でしょ?」
千歌「でもね果南ちゃん」
果南「ん?」
千歌「次の曲はNHK教育みたいな曲じゃないの」 千歌「もっと、こう、青春を駆ける等身大の女子高生的な? なかなかに繊細な感じの、ほら」
千歌「そういうアレなの。プカプカもスイスイもしないの。分かるよね?」
果南「へー。いいじゃん。うん、いいと思うよ」
千歌「うん。だからほら、ね? 今回は果南ちゃんは、ちょーっと違うかなって」
果南「違わないよ」
千歌「いや、」
果南「違わない」
千歌「……うん」
果南「うん」 恋アクは果南ちゃんの影響力がまだ強かった時期だったのかな ゆーて聖良さんも千歌ちゃんが思ってる方向性とは違いそう…w ミラウェのダンス考えてたってことは
作詞もやってたのかな? 千歌「じゃ、じゃあ、分かった。果南ちゃんに相談してみる」
果南「うむ。やっぱりそれが正しいあり方だよ。聖良じゃなくて私、果南ちゃんにまず相談」
果南「よしドンと来い!」
千歌「えっと。まだ具体的なフレーズとか全然なくて、大きなテーマというかイメージしかないんだけど」
果南「うんうん。構わないよ、言ってみて」
千歌「なんて言うかこう、輝きって言うかね。輝きたい!って言うかね。なんかそんな感じのイメージで」
果南「なるほどねぇ」
千歌「どう? いいフレーズ浮かぶ?」
果南「んー……千歌ってさぁ。ちょっと感覚で生きすぎじゃない?」
千歌「何だとこの海棲哺乳類」 果南「もっとこう、具体化してよ。いくらなんでもアバウトだよ」
千歌「だからその具体化に悩んでるんじゃん」
千歌「うー……もういいよ。やっぱり聖良さんに相談するから」
果南「あぁ、待って待って。ちゃんと考えるから。聖良より私、分かった?」
果南「私にかかれば千歌のふんわりイメージも素敵ワードに早変わりだから。任せなよ」
千歌「ほんとかなぁ?」
果南「どれ。じゃあちょっと書いてみようかなん?」カキカキ 果南にしてはまともなアドバイスじゃん
こりゃ期待できるな(フラグ) 果南「はい。出来たよ」
千歌「はやっ!?」
果南「だから言ったでしょ。作詞は得意だって。人は私をイルカに乗った詩人って呼ぶよ」
千歌「超内浦人じゃなかったの? まあいいや。どれどれ」
あおい空 太陽にっこり
ふかい海 キラキラきれい
わたがしの雲にのって あの島まで行ってみよう
雲のうえなら いつでも晴れだよ
果南「どう?」
千歌「何だこれは。やべぇのだ……」
果南「やばいでしょ。さすが、千歌は分かる女だね」
千歌「やばいよ……想像以上に頭の中がプッカプカだよ……」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています