花丸「すいませ〜ん!お〜い!」ピンポーンダイヤ「はいはい空いてますわよ〜」ガチャ
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花丸「た、ただいま!」
ダイヤ「はいはいどちらさまですか?」
花丸「ひ、久しぶり!」
ダイヤ「……はい?」
花丸「覚えてる…ずら?」
ダイヤ「ど、どちら様ですか?」
花丸「おらだよ!」
花丸「高校中退して家飛び出したりなんかしてろくに連絡もせずにすいませんでした!!」
ダイヤ「……あ〜、あなたですか。」
花丸「そうずら!」
ダイヤ「どれぐらいぶりなんでしょうか?」
花丸「10年ぶりぐらい…かな?」
ダイヤ「はぁ…結構経ってるんですね。」
花丸「う、うん。」
ダイヤ「結構変わりましたわね。」
花丸「ずら…」
ダイヤ「髪も短くなって、少し…背も伸びましたわね。」
ダイヤ「あ、なんか体つきが良くなったと言いますか…」
花丸「し、仕方ないずら!」
ダイヤ「でもなにが1番変わったってあなた……」
ダイヤ「性別変わってますよね?」 花丸「……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「花丸ぅ!!おぉい!花丸ぅ!!なんなんだよ!!なんなんだよぉぉぉ!!」
花丸「ちょっ!お母さん!!口調!口調!」
ダイヤ「なんなんだよこの今まで味わったことのない種類の衝撃は!あぁ!?硬度ぐんぐん上昇中だよ!」
花丸「落ち着いてよ!お母さん!」
ダイヤ「落ち着けねぇよ!!いくら驚いても驚き足りねぇよ!!花丸ぅ!!」
花丸「いや…今は大吉って名前なんだよね。」
ダイヤ「華丸大吉、こいつはいい!Foo↑↑」
花丸「いや、そういうわけじゃ!」 ダイヤ「それはさぞかし良いですわね!」
花丸「違うずら!」
ダイヤ「して、花丸さん?家出した後はどちらへ?」
花丸「博多の方に。」
ダイヤ「もう狙ってるだろ!!」
花丸「違うずらぁ!」
ダイヤ「はぁ…はぁ……」
ダイヤ「なに禁断の果実に手を出してるんですか!」
花丸「どういう意味ずら!」
ダイヤ「なに性別の向こう側に行ってるんですか!」
花丸「だからなんずら!」 ダイヤ「寒くなったら、お鍋の季節がやってきたずら〜!ってはしゃいでたあなたが…」
ダイヤ「おなべそのものになりましたわね!」
花丸「そんな言い方はないずら。」
ダイヤ「だいたいですね…そうゆう人ってもっとスラッとしてるんじゃないんですか?」
ダイヤ「あなたゴリゴリのガテン系じゃないですか!」
花丸「こんな感じが好きなんだからずら!」
ダイヤ「もうおなべじゃないですわよ!」
ダイヤ「土鍋ですわ!」
花丸「そ、そんな言い方はないずらよ!」 花丸「それより聞いて欲しいずら!」
ダイヤ「なんですか…」
花丸「博多の方でBARを経営してたんだけど…上手く行かなくて借金があるずら…」
ダイヤ「…いくらですか?」
花丸「4000万ずら。」
ダイヤ「……」
花丸「あれ?驚かないずら?」
ダイヤ「いや、あなたの変わりように驚きすぎて4000万が霞んでいるパターンですわ!」
花丸「え?」
ダイヤ「これ後からくるパターンですわ。」
花丸「そ、そっか…」 花丸「後、結婚もしてるずら!」ダイヤ「ほう…お相手は?」
花丸「見た目は女性…中身は堕天使のちょっと変わってる人ずら。」
ダイヤ「……」
花丸「あれ?また驚かないずら?」
ダイヤ「いえ、今度はあまりにも驚きすぎてどうすればいいかわからないパターンですわ。」
花丸「そっか…」
ダイヤ「人間こんなに驚いたらこんなもんですわ!」
花丸「そっか…」
花丸「……それと子供もいるんだよね!!」
ダイヤ「お前まだぶち込んで来るのかよ!!」 花丸「写真あるずら!見て欲しいずら!」
ダイヤ「可愛いですけどなんか外国人見たいですわね。」
花丸「だって相手パナマ人だもん。」
ダイヤ「お前止まんねぇなおいぃ!!」
ダイヤ「そしてパナマって…」
花丸「なんずら!」
ダイヤ「なんかイマイチピンとこないですわ!」
花丸「べ、別にいいでしょ!」
ダイヤ「どこですか!」
花丸「へ?」
ダイヤ「あ、パナマどこよ!!!」
花丸「コスタリカの横ずら!」
ダイヤ「それもどこよ!!」 花丸「う、うるさいずら!」
花丸「もういいでしょ!」
ダイヤ「なんなんですか!!ひっさしぶりに帰って来たと思ったら!!」
ダイヤ「性別変わって結婚して子供もいる!?」
ダイヤ「まだあなたの口からサプライズしか出てませんよ!!!」
花丸「な、なにまた怒鳴り散らしてるずら!」
ダイヤ「4000万思い出したんですわ〜!!!」
花丸「今!?」
ダイヤ「ほらみなさい!後から来たでしょう!」
花丸「知らないずら!」 ダイヤ「どうするんですかぁ!?4000万なんて家にそんなお金ありませんわよ!!」
ダイヤ「どうしてくれるんですか!このおてんば娘!!」
花丸「いや、今は息子だけど…///」
ダイヤ「あ、ついうっかり…///」
ダイヤ「ってなんねぇよ!!なんで猛スピードで受け入れなきゃいけないんですか!」
花丸「ちょっとダイヤお母さんじゃ話にならないずら!」
花丸「鞠莉ママ!鞠莉ママ!」
ダイヤ「…鞠莉さんなら出て行きましたわ。」
花丸「えっ!?」 ダイヤ「ダイビングショップの店長さんと駆け落ちしました…」
花丸「ずらぁぁぁ!?」
花丸「い、いつ?」
ダイヤ「……今朝ですわ。」
花丸「ずらぁぁぁあぁああぁ!!?」
ダイヤ「……」
ダイヤ「なんて日だ!!」
ダイヤ「今日は一体なんて日なんだ!!」 ダイヤ「家庭がしっちゃかめっちゃかだ!」
ダイヤ「ちくしょおおぉぉ!!」
ダイヤ「ちくしょおおぉぉめぇぇぇぇ!!」
花丸「ダイヤお母さん…」
ダイヤ「そういうわけです。出ていってください。もう帰って来ないでください。」
花丸「…わかったずら!もうこんな家帰って来ないずら!」
花丸「でもこれだけは言わせて欲しいずら!」
ダイヤ「…なんですか。」
花丸「レーシックの手術も受けたずら!」
ダイヤ「あなたよくそれを最後に持って来ましたわね!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています