善子「幽霊に取り憑かれた」
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曜「ごめん、なんか私死んじゃったっぽい」
善子「わかる」
深夜2時、12時までゲームしたり携帯で動画見たりして
もう寝よう〜って思ってベッド行って携帯いじって寝落ちした。
…したはずだった
うん、した、してた
スヤスヤ寝てた。
そしたら急に私を呼ぶ声がして目が覚めたら…
曜「ごめん…なんか…来ちゃってる」
善子「……あ…うん…平気…平気?」
私の先輩、渡辺曜が目の前にいた。 善子「……」
曜「……」
善子「……えと」
善子「幽霊ってさ…」
曜「……はい」
善子「ど……」
善子「っどなん?…え、どんな感じ?タイプは?悪?悪霊?」
曜「え…ぁやっ……わっかんない…ていうか…私…幽霊…なのかな」
善子「……グラフィック…的な?」
曜「や……多分…違うっぽい…浮いてるし…ほら」
善子「…あー……す…あぁないか…」
曜「え?」
善子「や…あの……水曜?」
曜「え?な、すい?…すいよ…あっ…ないないってそれ」
曜「普通に、リアル…」
善子「…だよね」 曜「……」
善子「……なんか、ごめん…真面目じゃなくて…わたし」
曜「え…ぜんぜん!!むしろ…いい…この感じで…ちょっと…もう少し…は…」
善子「…そう」
善子「え、なんっ…なんで?なんでぇ…うち?わたしのとこ来たの?」
曜「わかんない…なんかっ…来てた…善子ちゃんとこ…」
善子「…あー…気がついたら〜…的な?」
曜「それそれ…」
善子「…っか…そか…うん……え、曜さ、壁抜けできる?」
曜「え、わかんない…できるかな?どうだろ」
善子「…してみて?ちょっと…ドア、そこの…」 曜「うん…頭…うわ怖いなこれ……は…お!おお!できた!すり抜けたよ!!」
善子「本当…!すごい…幽霊すごい…」
曜「……」
善子「……本題…入る?」
曜「……明日…ちが…今日、朝になってさ…その…そしたら…で…いたら、私が…ここに…」
善子「…そう…ね…うん、そうね…ひょっとしたら…ね…夢かもだし…」
曜「うん…あ…善子ちゃんもう寝ないとダメだよ?あし…今日も学校でしょ?」
善子「うん…寝る、もう寝るわ」
曜「…おやすみ、善子ちゃん」
善子「おやすみなさい、曜」
深夜2時48分、わたしは再び瞼を閉じた。
今度は自分の意思で、寝落ちではなく
確実に睡眠をとるために
そして、起きた時
全てが戻っていると期待を込めて__。 __
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曜「あ、おはよしこちゃん」
善子「知ってた」
つづく うちもカメラ設置して証拠収集。保健所の人が接触して話したらしい。
納得いかんとか言ったけど次は警察に提出するったらおとなしくなったらしいわ。
徹底的に排除してやる。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています