千歌ママ「……道に迷っちゃった」キョロキョロ ルビィ(あれっ、迷子かな?)
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千歌ママ「困ったわね〜、どっち行けばいいのかしら……?」キョロキョロ
ルビィ(ちっちゃい女の子……凄い困った顔してる)
ルビィ(……よし!ここは!ルビィが助けてあげよう!)
千歌ママ「ん〜……」
ルビィ「ねえねえ」
千歌ママ「へ?」
ルビィ「きみ迷子?大丈夫かな?」
千歌ママ(あ〜……)
千歌ママ「……」
千歌ママ「うん!迷子なの!お姉ちゃん、助けて……!」ウルウル
ルビィ(お、お姉ちゃん……!)ジーン ルビィ「千歌ちゃんって妹いたんだ……?お姉さんが2人いるのは知ってたけど……」
千歌ママ「え、お姉ちゃんって千歌お姉ちゃんのお友達なのー?(棒)」
ルビィ「あ、うん!」
ルビィ「よく家にも行ってるよ??でも会ったことない……よね?」
千歌ママ「うん!普段はよーちえんでいっぱい遊んでるから!」
ルビィ「そうなんだ、四姉妹だったんだね」
千歌ママ「えへへー、そうなの」
千歌ママ「志満お姉ちゃんでしょー、美渡お姉ちゃんに、千歌お姉ちゃん!それで私!」
ルビィ「お姉ちゃん達とずいぶん歳離れてるねっ」
千歌ママ「うん、かなり歳離れてる」
千歌ママ「本当に歳離れてる」 ルビィ「今がむっつで幼稚園ってことは、来年から小学校に入るんだ?」
千歌ママ「そうだね!(そうなのかな?よく分かんないけど)」
ルビィ「小学校は楽しみ?」
千歌ママ「うーん、どうだろー?」
千歌ママ「給食は楽しみかな!(適当)」
千歌ママ「早く脱脂粉乳とかクジラの肉とか食べたいなあ」
ルビィ「へっ?」
千歌ママ「ん?」
ルビィ「脱脂粉乳にクジラの肉……そんなの給食で出るっけ??」
千歌ママ「今って出ないの?」
ルビィ「お姉ちゃんが小学生の頃はそんなのなかったけど」
千歌ママ「そ、そーなんだー」
千歌ママ(ジェネレーションギャップか……) ルビィ「そっかそっか、来年から小学校かぁ」
千歌ママ「うん!」
ルビィ「えっとね、これから学校に入ると」
ルビィ「大変なこともいっぱいあると思うの!」
千歌ママ「うん……?」
ルビィ「勉強も大変になってくるし、皆と仲良くなるのにも苦労すると思うんだ」
千歌ママ「うん……」
ルビィ「でもね」
ルビィ「人生はぁ、色々あるから!だから頑張ろうね!」
ルビィ「ふふん」エッヘン
千歌ママ「……」
千歌ママ(お、お姉さんぶって人生を説いている……!女子高生が人生を説いている……!)
千歌ママ(二回り以上年上の大人に……!) ルビィ「大変な時はお姉さん達も頼るといいよ!あと、私のこともっ!『お姉ちゃん』のことも頼ってくれていいからね!」
千歌ママ「はあ……」
ルビィ「ルビィ……あっ、私の名前ルビィっていうんだけど」
千歌ママ「そうなんだ(知ってるよ。すぐ覚えたよその名前)」
ルビィ「千歌ちゃんのお友達だから!これからおうちとかにもお邪魔することもあるだろうし」
ルビィ「気軽に頼ってね!ね♪」
千歌ママ「はい……」
ルビィ「あ、そろそろ着くよ!」 ルビィ「ここだよね?おうち」
千歌ママ「あ、うん」
千歌ママ「……」
千歌ママ「ありがとー!お姉ちゃん!」ダキッ
ルビィ「わっ、わ!?」
ルビィ「も……もー。しょーがないなー///」ナデナデ
千歌ママ「えへへー」スリスリ
千歌ママ(これでいい……これでみんな幸せなのだから……)
〜高海家の中〜
志満「あら?美渡ちゃんどうしたの?窓の外ジーッと見て」
美渡「なんだあれ……(呆れ)」 中学生料金でサービスを受けるとかいう犯罪行為を普通に千歌ママがしてるのがちょっと違和感
子供ならよく聞く話だけどそんなんしてる社会人普通に頭おかしいでしょ 美渡「お〜い……?なにしてんだ〜……?」
ルビィ「あっ、美渡さん!」
美渡「ルビィちゃん、どしたの。千歌になんか用だった?」
ルビィ「あ、いえ!妹さんが道に迷ってたみたいだったので……ここまで案内しました!」
美渡「妹ぉ!?」
美渡「……」ジー
千歌ママ「……」スッスッスッ(ここは穏便に済ませて的なジェスチャー)
美渡「はあ……」
美渡「なるほど、『妹』ね……はいはい。理解しましたよ」
美渡「ありがとねルビィちゃん。そこのバカな『妹』が道に迷ってたんだ。案内してくれたんだね。助かるよ」
ルビィ「は、はい!えへへ」
ルビィ「あ、でもこんなちっちゃい子を夜遅くに1人で歩かせるのはよくないと思います!気を付けた方がいいんじゃ……」
美渡「確かにその通りだな。うん。オーケーオーケー。気を付けよう」 千歌ママ「ねーねー美渡お姉ちゃん!」
美渡「うわっ!キツっ!」
千歌ママ「は?」ギロッ
美渡「あっ!……ん゛んっ!な、なに〜?かわいい妹よー?」
千歌ママ「ルビィお姉ちゃんこれから家に帰るけど……夜道は危ないよ!よかったら車で送ってあげてくれないかな?」ウルウル
美渡「やめろそのキャラ!気持ち悪いわ!」ヒソヒソ
千歌ママ「いいから送ってあげなさい。せっかくここまで案内してくれたんだし」ヒソヒソ
美渡「わかったよ!てか酒臭いよ!よくそれでバレなかったな色々と!」ヒソヒソ
美渡「……はあ。じゃあルビィちゃん、そこの車乗りな?送ってあげるから」
ルビィ「え、でも……」
美渡「いーっていーって。遠慮しないの。なんか色々と謝罪したい気分だし。ね?」
ルビィ「はあ……?」 ブロロロロロ……
千歌ママ「……」
千歌ママ「はあ゛っ……つかれた……飲みなおそ」スタスタ
千歌ママ「ただいまー」
千歌「ん、おかえりー。遅かったね」
千歌ママ「ねえ、千歌ちゃんの友達の……ルビィちゃんっているじゃない?」
千歌「んー?いるよー?」
千歌ママ「これからあの子が家に来る時事前に伝えなさいね。私に」
千歌「は?なんで?」
千歌ママ「なんでも」
千歌「???」 こうして……
ルビィは今まで味わったことの無いお姉ちゃん気分を存分に味わえ満足しながら家に帰った
しかし帰りの車内で美渡姉がしばしば信号待ちの時などにうなだれてるのが気になった
その顔はどこか何かに呆れているような表情であるように見えた
それから数ヶ月この勘違いは続いたままであったが、酔った勢いで吐いた雑な嘘が露呈してしまうのは簡単であった
千歌に妹などいないという事実はたわいない世間話の中で発覚し、次々と明らかになっていく真相にルビィは赤面した
それからなんの謝罪なのかはよく分からないが、ルビィは菓子折りを持って姉と一緒に高海家に行き、頭を下げた
だが高海家の皆は、どう考えても母が悪いと言うのだった あんな子供みたいな人に三人も産ませたやつがいるらしいぞ 唐突に現れたラストの地の文が
なんか味があって良かった
乙 前にスーパーで駄々こねる善子書いてた人?なんか地の文が似てる気がする お姉ちゃんのプリンを食べただけでこんな夜中に出歩かせるなんて酷いお姉ちゃんだなぁ… >>13
从с;・ヮ・§あっすいませんなんでもないです 千歌パパって…いやまぁお互いに愛があれば問題ないっすね >>36
ちっちゃいのに身体はエロいというのがまたね 千歌パパはロリコンなんだなあってしみじみ感じました >>63
銭湯親子プレイとか千歌パパママやばすぎぃ このスレのせいでライブ中高海ママ映ったとき鼻水出たわ 僕は勉強ができないの最新話がまさにこんな感じで草生えた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています