穂乃果「天才集団μ's!」
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穂乃果「これが私!高坂穂乃果、高校二年!いま、私の通う音ノ木坂学院が大ピンチなの!」
穂乃果「でも私には>>3しか取り柄がないし…どうしよぉ〜っ!?」 海未「穂乃果、見ましたか?廃校のお知らせ…」
穂乃果「海未ちゃん…うん、見たよ。どうにかならないかなあ?」
海未「私たちではどうにも…」
穂乃果「たとえばほら、剣道の大会で優勝したりしたら、学校の知名度も上がって、入学希望者も増えて!?」
海未「あなた大会は出禁…もとい、殿堂入りしてしまったでしょう。公式試合には出れないのでは?」
穂乃果「ああっ、そうだった…」 穂乃果「でも私から剣を取ったら何も残らないよ…」
海未「武士ですかあなたは。…まあ、廃校は残念ですが…しょうがないことですよ…」
穂乃果「そんなあ、諦めきれないよぉ!」
穂乃果「そうだ、海未ちゃんは>>8の天才でしょ!それを使って何かできないかなぁ」
海未「天才だなんて、そんな…それに、私の特技が生かせることなんてあるでしょうか?」 >>3
笑った
最近のラ板では突出したセンスだと思う 穂乃果「剣道と同じことだよ!サッカーの大会で優勝して、知名度上げようよ!」
海未「無理ですよ」
穂乃果「やってみなきゃわかんないよ!」
海未「忘れたんですか?私はスライディングタックルはできますが、スライディングタックルしかできないんです」
穂乃果「あっ…」
海未「ドリブルもシュートもろくにできませんし…ボールが奪えたってしょうがないんですよ」
穂乃果「そっか、そうだったね…」
海未「…はぁ…」 穂乃果「私たち、このまま…学校がなくなっちゃうのを、指をくわえて見てるしかないのかな…」
海未「…ことりなら…」
穂乃果「えっ?」
海未「…>>15の天才であることりなら、あるいは…」
穂乃果「そっか、そうだった!ことりちゃーん!」ダダダ
海未「ほ、穂乃果!待ってください!」 〜理事長室
穂乃果「失礼します!ことりちゃんいますか!?」ガラッ
海未「こら、穂乃果!」
理事長「あら、ふたりとも」
ことり「あっ、穂乃果ちゃん!ちゃんとノックしなくちゃだめだよ!」
海未「すみません、いきなり…」
穂乃果「それどころじゃないんだよ!廃校の、あっそうだ、ことりママ…じゃない、理事長先生にもお話があるんです、廃校のことについて…」
海未「穂乃果、穂乃果、穂乃果!一気にまくし立てすぎです!」
穂乃果「だって!」
海未「お取り込み中でしたよね、すみません…そちらのお話が終わってからでいいので…」 理事長「ごめんなさいね、じゃあそこに掛けて…」
海未「いえ、私たちは外で」
理事長「いいのよ」
穂乃果「じゃあ、失礼しまーす」
海未「あっ、もう…すみません、失礼します」
理事長「さて、ことり、話を戻すけど」
ことり「戻さなくていいもん」
理事長「『ノック2回はトイレのノックだから失礼』、『ビールのラベルは相手向き』、『判子にはお辞儀させる』」
理事長「もう一度訊きます。なんですか、これは?」
ことり「マナーです」
理事長「"あなたが作った"マナーであって、本当のビジネスマナーではないでしょう?」
ことり「…フー…」 理事長「ことりがマナー講師として講演をしたりするのには、今さらとやかく言いません。でも教えるなら正しいマナーを教えなさいと、」
ことり「わかってないなあ、お母さん…わかってないよ」
理事長「…何がわかってないって言うんですか」
ことり「本来のマナーは敬意と合理の産物…それはことりもわかってる」
ことり「でもマナーはやがて常識になる。常識になったらマナー講師は何をするの?自分で自分の食いぶちを減らすなんておバカのやることだよ」
理事長「あなたね、」
ことり「マナー講師がマナー講師として生きる術はひとつなの。それはことりがマナーをつくること」
ことり「おトイレのノック、判子のお辞儀。そうね、次は『入室の「失礼します」は実際に失礼を働くようで無礼だから「入らせていただきます」が正解』なんてどうかな?うふふ、まだまだアイディアはあるんだよ?」
理事長「ことり…あなたって子は…」
理事長「マナー講師の天才であっても…マナーの天才ではないのね…」
ことり「うふ、うふ、ウフフフフ…あはははは!!」
穂乃果「…」
海未「…」 ことり「ごめんねお母さん、ことり、まだマナー講師やめたくないんだぁ」
ことり「なんていうのかな…全能感?何かの教祖さまになったみたいで…たまらなくなっちゃったぁ…あはっ」
理事長「…こんなこと…言いたくなかったけど…」
理事長「あなたの…あなたのせいなんじゃないの!?あなたが『音ノ木坂の南ことり』として無茶苦茶なマナーを喧伝するから…!」
ことり「……廃校までことりのせいにするの?ひどいなあ、お母さん…」
理事長「でも…だって!」
穂乃果「…ことりちゃんはあてにできそうにないね…」ボソ
海未「そ、そうですね…お暇しましょうか、なんだか、雰囲気も…怖いですし…」ボソボソ 穂乃果「…」ソロー
ことり「それじゃ、お母さん、もういいよね?」
理事長「…」
ことり「お邪魔しました…うーん、これも『失礼』かな?あ」
海未「…」ソロリ
理事長「…二人とも」
穂乃果「はいっ!?」
理事長「…廃校について…考えてくれてるのよね。…役に立つかどうかはわからないけど…」 >>28 途中送信の鬼
穂乃果「…」ソロー
ことり「それじゃ、お母さん、もういいよね?」
理事長「…」
ことり「お邪魔しました…うーん、これも『失礼』かな?何か考えなくっちゃね〜」タッタッ
理事長「…」
海未「…あ、では、私たちもこれで…」ソロリ
理事長「…二人とも」
穂乃果「はいっ!?」
理事長「…廃校について…考えてくれてるのよね。…役に立つかどうかはわからないけど…一年の小泉花陽さんを訪ねなさい」
穂乃果「小泉さん?」
理事長「彼女は…>>32の天才よ」 花陽「…」
穂乃果「…」
海未「…」ゴクリ
花陽「見えましたっ!」
ピッ
穂乃果「おぉ〜っ!すごい!痛くも痒くもないよ!」
花陽「えへへ、お役に立ててよかったです…」
穂乃果「いや〜ありがとう花陽ちゃん!」
海未「私にもささくれができたら、そのときはお願いしてもいいですか?」
花陽「は、はい!もちろんです」
穂乃果「それじゃあ、…」
海未「…」
花陽「…?」 花陽「あ、や、やっぱり痛みますか…?」
穂乃果「ううん」
花陽「えっと、じゃあ…」
タタタ
凛「かよち〜…ん…誰?」
花陽「あ、二年生の…高坂先輩と、園田先輩だよ。ささくれを…」
凛「なぁんだ、ささくれか」
穂乃果「あ、ごめんね、もう行くから…」ササ
海未「失礼しました、どうも…」スタスタ
凛「かよちんはささくれはがす天才だもんね!」
花陽「そんな…凛ちゃんの>>38には負けるよぉ…」 凛「そんなことないよ…凛思うんだ、ささくれっていうのは単なる皮膚の損傷では説明できないんじゃないかなって」
花陽「どういうこと?」
凛「皮膚の症状になぞらえて荒んだ精神状態を『ささくれ立つ』って表現するけど、本来の順序は逆転してなかったとも言えないよね」
花陽「うーん?」
凛「ささくれができる原因はいろいろあるけど、その原因となる行動を鑑みると意識的なレベルであれ無意識下であれ荒んだ精神状態に起因して行動が生じることが多いと思うにゃ」
凛「その場合心の『ささくれ』が指先の『ささくれ』として表出しているという見方もできるんじゃないかな」
花陽「……ごめんね、やっぱり花陽じゃよくわかんないや…」
凛「ううん、ただちょっと思っただけだから!かよちんごめんにゃ、変な話して」
花陽「ううん、わかんないけど…面白いなって思うよ」
凛「えへへ、ありがとう…」
穂乃果「…」スタスタ
海未「…」スタスタ 「とにかく凛が言いたいのは、ささくれがうまくはがせるかよちんはすごいってことにゃ!」
「うん!ありがとう、凛ちゃん」
穂乃果「…ことりママはなんで花陽ちゃんを紹介してくれたんだろう?」
海未「…穂乃果のささくれがふと目に入ったんじゃないですか?」
穂乃果「…はは、そうかも…」
海未「…穂乃果!あれを」
穂乃果「えっ…あれは…」
海未「一年生の子が>>45しています…」
穂乃果「す、すごい…天才だよ!」 ボッ
真姫「命中…次」ガシャコ
ボッ
真姫「これも命中」ガシャコ
ボッ
穂乃果「あっ、おーい!」バタン
真姫「うぇっ!?」
海未「突然すみません、二年の園田と申します。こちらは高坂穂乃果です」
穂乃果「穂乃果です!見たよ、すごい射撃の腕だね!」
真姫「はあ…どうも」
穂乃果「ひょっとしてライフル部の子?」
真姫「そんな部この学校にないわよ」 穂乃果「大会とかには?出たことあるの?」
真姫「ないわ」
穂乃果「そんなのもったいないよ!出場しようよ!それで廃校を」
真姫「何なの!?いきなり出てきて…ぐいぐい来る人苦手なんだけど!」
穂乃果「うぅ…」
海未「穂乃果がすみません、えっと、」
真姫「…西木野です…、西木野真姫」
海未「西木野さん。…実銃、ではないですよね」
真姫「空気銃よ」
海未「大会にも出ないのであれば、趣味で?」
真姫「……まあ、ね」 穂乃果「真姫ちゃん、」
真姫「何ですか…」
海未「穂乃果」
穂乃果「大丈夫だよ。えっと、さっきはごめんね。音ノ木坂が廃校になるって話、知ってるよね?」
真姫「…ええ」
穂乃果「私たちはそれをなんとか…回避したくて。方法を探してるの。それで真姫ちゃんの力が借りられないかなって、思ったん、だけど…」
真姫「悪いけど、興味ないわ」
穂乃果「でもでも、あの、」
真姫「…どうせなくなるんだったら、いつなくなったって同じよ…」ボソ
海未「え?」 真姫「…ううん、なんでもないです。続き、やるんで」ガシャコ
穂乃果「今の、どういう意味?」
真姫「『終わり』はなんにでもあるってこと」
穂乃果「うーん?…」
ボッ
ガシャコ
海未「それでは、…西木野さんは、その『終わり』をなんとかしたいと思ってやっているのではないですか?」
真姫「…」
真姫「べつに」
ボッ 穂乃果「はぁ…」
海未「結局、何も成果は得られていませんね…」
穂乃果「うん…どうしよう…どうしようもないのかな…」
海未「穂乃果…」
絵里「ねえ、ちょっといい?」
穂乃果「えっ、はい…誰ですか?」
海未「生徒会長ですよ」ボソ
絵里「あなたたち、廃校を阻止しようとしているんですって?理事長に聞きました」
穂乃果「は、はい」
絵里「端的に言いますけど、余計なことはしないでほしいの」
穂乃果「よ、余計なことって…」
絵里「>>54の天才たる私がなんとかします。だから、邪魔はしないで」 すこすこのすこ
続きが楽しみ、わくわくだなぁ
・北辰一刀流 ←公式大会出禁という名の殿堂入り
・スライディングタックル
・マナー講師 ←捻くれてる
・ささくれを上手くはがす
・哲学的思考
・屋上から校庭のアリの触覚に狙撃 ←触角ではなく触覚
・フェンシング
・???
・???
これが、RPGパーティ……???
マトモなの、今のところ北辰一刀流とフェンシングしかいねえじゃないか!!(褒め言葉) いうて鎧がない状態ならフェンシングの突きはかなり脅威らしいしな そもそもレイピア=刺突剣は鎧の合間から中を突き刺すための武器なわけでして
剣道でも突きは中学生以下は禁止とされるほど威力の大きい危険な技だそうな >>66
元剣道部だけど防具があるといえ突きはマジでキツい
「ブェッ!!!!」って感じになる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています