花丸「お泊まりかい」
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花丸「まさかルビィちゃんと善子ちゃん以外の人を泊める日が来るなんて」
善子「ヨハネ」
鞠莉「sorry!雨が降って来て1番高いのが花丸の家だったから!」
ルビィ「でもこう言うのも楽しいよね!」
ダイヤ「ルビィ、楽しんでる場合ですか……急に押しかけてすみません。お母様にもお話をしてきますわ」
果南「じゃあ私も同じユニットの先輩として一緒に行こうかな!!」
鞠莉「あれぇ?なんでそんな気が入ってるのかしら?」
善子「クックックッ……漆黒の闇に包まれる前に」
ダイヤ「まぁ暗いところが苦手ですもんね」
善子「最後まで言わせんかい!」 花丸家の廊下
ダイヤ「千歌さん達の方は大丈夫でしょうか」
果南「まぁ梨子ちゃんもいるし、なんやかんや曜も真面目だし千歌もやるときはやるし大丈夫でしょ」
ダイヤ「梨子さんはわかりますが…そこらへんは幼馴染の果南さんの言うことで納得しますわ」
果南「素直に信じますって言えばいいのに」
ダイヤ「なっ!ってあれ?」
果南「ん?どうしたの?」
ダイヤ「窓の外…自販機の横にいらっしゃる方……千歌さんに似てるような似てないような…」
果南「もしかして怖がらせようとしてる?」
ダイヤ「そんなわけでありませんわ!ほらあそ…こ…あれ?いない」
果南「やっぱり怖がらせようとしてるー」
ダイヤ「すみません、人違いみたいでしたわ」
果南「ダイヤも素直じゃないなー」
ダイヤ「本当に人がいたんですの!!」
果南「はいはい」
ダイヤ「もう!早く行きますわよ!」 花丸の部屋
鞠莉「曲はどんな風にしましょうか」
善子「ところで理事長のマリーは行かなくてよかったの?」
鞠莉「行こうとしたけど鞠莉はここでまとめといてだって」
ルビィ「でも鞠莉ちゃんだけでも心強いね!」
花丸「あはは、ルビィちゃん…」
ルビィ「?」
善子「さらっと言うあたりちょっと怖いわね」
トッ…トッ…トッ… 鞠莉「あれ?もう帰ってきたのかしら」
善子「えっ?さっき出たばかりじゃないの?」
花丸(あれなんだろうこの胸騒ぎ)
ルビィ「しかもこの足音、1人だけじゃない?」
鞠莉「たしかに…果南かしら?」
スゥ…
鞠莉・善子・ルビィ・花丸「!?」
ルビィ「あ、あれ?あんな髪短かったっけ」
善子「る、ルビィ、声、震えてるわよ!それに短く見えるだけでしょ!」
鞠莉「そ、そうね!それか花丸の家族の方か」
花丸「いや、ウチの家族はお父さん以外はマルと同じくらいの長さずら」
花丸「お父さんは身長が高いから抜きにしてもウチには短い髪の人は…」
善子「や、やっぱりそう見えるだけよ!」
ルビィ「ぅゅゅ……」 >>4ミスった
鞠莉「あれ?もう帰ってきたのかしら」
善子「えっ?さっき出たばかりじゃないの?」
花丸(あれなんだろうこの胸騒ぎ)
鞠莉「ドアが半開きになってるじゃないって文句言わなきゃね」
ルビィ「ねぇ…この足音、1人だけじゃない?」
鞠莉「たしかに…果南かしら?」
スゥ…
鞠莉・善子・ルビィ・花丸「!?」
ルビィ「あ、あれ?あんな髪短かったっけ」
善子「る、ルビィ、声、震えてるわよ!それに短く見えるだけでしょ!」
鞠莉「そ、そうね!それか花丸の家族の方か」
花丸「いや、ウチの家族はお父さん以外はマルと同じくらいの長さずら」
鞠莉「ト、トイレじゃない?部屋に入らず横切ったってことは」
善子「そうね!そうしかないわ!」
ルビィ「ぅゅゅ」 ダイヤ「おぉっと、半開きになってましたのね」
果南「スカッとなったと思ったら」
鞠莉「あれ?2人ともトイレいかなかったん」
ダイヤ「いえ、1人になる瞬間はなかったですが…」
果南「う、うん。花丸ちゃんのお母さんと喋ってる時も2人だったし」
ルビィ「じゃ、じゃあさっきのは…」
果南「さっきの?」
鞠莉「気のせいの話よ!」
果南「気のせい?」
鞠莉「そ、気のせいの話」
ダイヤ「そ、そう言えばさっき」
果南「えっこのタイミングで話すの?」
ダイヤ「モヤモヤしたまんまですもの!」
善子「で、何よ?さっきのって」
ダイヤ「じ、実はーーー」 ダイヤ「ってことがあって誰だったのかなーって思いまして」
鞠莉「……」
花丸「……」
善子「……」
ルビィ「……」
果南「あれ?何この空気」
善子「ず、ズラ丸、こう言うことってマジであんの?」
花丸「あるわけないって思いたいずら」
鞠莉「思いたい?」
花丸「何しろ寺に関わる人が住む家だから自分で言うのもおかしいかもだけど、普段から綺麗な状態なの」
ルビィ「綺麗…」
ダイヤ「ちょっと待ってください。何の話をしてるのですか?」
鞠莉「実は私たちもさっきーーー」 鞠莉「ーーーってことがあって」
果南「あ、あは、あはは」
ダイヤ「果南さん落ち着いてくださいまし!」
果南「はっ!ごめん…」
花丸「さっきの続き言うね?」
ダイヤ「お願いします」
花丸「普段から綺麗な状態だから悪いのも良いのもどちらでもないのも入ったきやすいの」
ルビィ「違いってあるの?」
花丸「もちろん。大まかに悪霊って呼ばれるもの、例えば背後霊とか地縛霊の一種だね」
果南「じゃあ全員お祓いを!」
花丸「それは不可能ずら。それに全員が全員悪いかって言われたら違うから。例えば守護霊とかも背後霊のようにものすごく身近にいるけど良い霊でしょ?」
果南「たしかに」 善子「悪魔とかそんな感じなの……?」
ルビィ「ぴぎぃ!」
花丸「日本に悪魔はいない!って言いたいところだけど幽霊もいるから全くいないとは言えないけど……」
鞠莉「じゃあjapanese youkaiで座敷わらしっていたわよね?そう言う感じのかしら?」
花丸「多分その線が濃厚ずら。悪い気はしなかったけど胸騒ぎが治らないずら。ただ者ではないのは確かかも」
かなるび「ひぃぃぃ」
善子「きょ、曲!曲考えましょ!」
鞠莉「ヨハネNICE idea!!」
ダイヤ「そうしたら気も紛れますわね」
果南「う、うん」
ルビィ「頑張るびぃする……」 花丸「そうずらね。仮に座敷わらしならむしろいい妖怪ずら」
善子「そうね。幸運をもたらしてくれるらしいし」
果南「そ、そうだよ……」クルッ
果南「ね………」ジッ
果南「」 ダイヤ「か、果南さん!?」
果南「あ、あぅぅぅ」ドアユビサシ
5人「」ドキドキドキ 千歌「ねぇみんなどうしたの?」
鞠莉「はぁ!?」
千歌「えぇ!?果南ちゃんは目が合った瞬間気絶するしみんなからはポカンとされるし!!」
善子「はぁ、びっくりして損したわ…」
花丸「ど、どうしたの?千歌ちゃん」
千歌「そうだ!何分か前に来てたんだけどトイレに行きたくなってお手洗い借りたんだ!」
ルビィ「じゃあさっきの千歌ちゃんなんだ…」
善子「それで何しに来たのよ」
千歌「花丸ちゃんに歌詞を見てもらいたくて!」
花丸「明日でいいのに…」
千歌「あっ……急いで来ちゃったから忘れてたよ」
鞠莉「全くちかっちったら!」
ダイヤ「急いで来たから自販機で何か喉を潤してたのですね……」
千歌「ん?」 千歌「私の家、自販機の方向じゃないよね?」
果南「た、たしかに反対側……」
ルビィ「喉を潤すために?」
千歌「急いで来たのに家の前を通り過ぎてまで買わないよ!」
ダイヤ「おかしいと思ったんです。千歌さんで片付けられるのが…」
ダイヤ「あなたのアホ毛、私が見た方にはなかったんですよ」
花丸「じゃあダイヤさんが見たのは…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています