0001名無しで叶える物語(はんぺん)
2019/03/20(水) 16:45:18.72ID:KWi3Is4v「曜変天目」は、12世紀から13世紀に中国で作られた茶わんで、焼いた際に偶然生じたとされるまだらの模様が特徴です。
日本にある3点しか残っておらず、すべて国宝に指定されています。
このうち京都市の大徳寺龍光院に所蔵されている1つが、21日から甲賀市の「MIHO MUSEUM」で公開されることになりました。
真っ暗な展示室では茶わんにだけ照明が当てられ、直径12センチほどの茶わんの内側に黒い釉薬の成分が化学変化してできた青色の表面と
白や瑠璃色の斑点が浮かび上がり、宇宙に輝く星のように見えます。
このほか同じく国宝の「密庵咸傑墨蹟(みったんかんけつぼくせき)」は同じ時期に中国の僧侶、密庵咸傑が書いた現存している唯一の書で、
禅の教えが記されている貴重なものです。
龍光院は拝観を受け付けていないため、こうした国宝が公開されるのは珍しいということです。
美術館の熊倉功夫館長は「寺が400年前に建立されてから公開されていなかった貴重な展示も数多くあるので、ぜひ足を運んでほしい」と
話していました。
特別展「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋(はそうあい)」は21日から5月19日まで開かれます。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20190320/2010003160.html
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