花丸「善子ちゃんの生放送にでてるの、これ善子ちゃんのお母さんずら」
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短めに行きます
鞠莉「え?」
梨子「花丸ちゃんってば、なに言ってるの。さすがにそんなわけないじゃない」
花丸「ほんとだよ。まるが善子ちゃんと40前後のおばさんを見間違えるはずないもん。梨子ちゃんも見てみてよ」
梨子「えー?そういう内容の放送なんじゃないの?」ドレドレ…
梨子「え、うわ、ほんとだ…」
花丸「これは由々しき事態ずら!早急な対応が必要だよ!」
梨子「まずは>>3しなきゃね!」
鞠莉「ねえ、マルなんかすごく失礼なこと言わなかった?」 無理よ 私はママからは逃げられない
後堕天使ヨハネよ!!!!!ちゃんと覚えて!!! 善子「無…理よ。私はママからは逃げられない…」
鞠莉「くっ、そんなに強力な束縛が…!」
果南? ニィッ…
善子「鞠莉、これだけは…」
鞠莉「な、なに!?」
善子「堕天使ヨハネよ!!!!!ちゃんと覚えて!!!」
鞠莉「大声が出るならその力で外まで走りなさい!!!」ゴン!
果南?「えっ今殴った?」
鞠莉「殴ってない!!!」
果南?「勢いで押しきるタイプか…」
善子「痛い」ヒリヒリ 果南?「やる気だっていうんなら付き合うけど、どうかな。私に勝てそう?」
鞠莉「ふん、勝てそうかどうかなんて二の次よ。善子の仇を取るまで私は何度だって──」
果南?「例えばこんな風にするかも」ゴン!
鞠莉「なっ!善子に手を出さないで!」
果南?「善子を守りながら私に勝つなんて芸当ができるのかなん?黒澤の娘ごときに蹴落とされた、『内浦の敗北者』が──!」
鞠莉「……!なぜ、それを…」
善子 ヒリヒリ… 果南?「さあて!たとえばこんな風にィ!」バッ
善子「!?」
鞠莉「!!」
果南?「善子に向けて最大火力を放ったとしたら、身を挺して庇うしかなかったりするのかなん──!?」
鞠莉「ひ、卑怯な…!逃げて善子!」
善子「む、無理よ…身体も足も思い通りに動かない…!」
果南?「お手並み拝見!」キィィィン…
鞠莉「善子ォーーーーっ!!」
梨子「アナルファーーーーーーーーック!!!」ドゴオッ
果南?「ぐあっ!?」
鞠莉「り…梨子!」
善子「リリー!」 梨子「もう動けない善子ちゃんを人質に取るような真似をして、まさか横からの攻撃が卑怯なんて言いませんよね?」
果南?「く、くくく…効くなあ…」
花丸「善子ちゃん、今のうちに」
善子「ずら丸も…ありがとう」
鞠莉「り、梨子は?正気に戻ったの…?」
花丸「完全に正気とは言えないよ。善子ちゃんのアナルは誰にも譲らないっていう強い意志が、打倒おばさんに向いてるだけずら」
鞠莉「そう…」クッ
梨子「どうですか?私と鞠莉さんの二人がかり、善子ちゃんという人質もいなくなって。まだ続けますか?」
果南?「>>43」 果南?「くくく…あはは、いいね。なかなか面白い二人組かもしれない」
梨子「笑う余裕があるなんて、なかなか面白い感覚ですね」
鞠莉「………!?」
果南?「いつから私が一人と錯覚していた?」
梨子ママ「ニンニン!」シュルルル
梨子「ま、ママ…!」
果南?「こんなカードに混ぜてもらえるなんて、今日はいい日だなー」
梨子ママ「いい加減にそのコスプレやめたら?みっともない」
果南?「言うじゃん。若くて可愛くて気に入ってるのに」
善子ママ シュバ
鞠莉「本当に…果南じゃない…!」
善子ママ「果南ちゃんの方がよかった?」ニコッ 安価取っといてアレだが>>1のやりたい方向と違うなら軌道修正してもいいと思うの あっいや、安価を責めたかったわけじゃないんだ
とりあえずこのまま続けるよ 鞠莉「ふざけないで!果南は…本物の果南はどこにいるっていうの!?」
善子ママ「ふふ。別に、私が果南ちゃんに化けてたからって、必ずしも本物の果南ちゃんが緊急事態に陥ってるとは限らないでしょう」
鞠莉「飄々と…!だったら吐かせるまでよ!梨子、そっちはお願いしてもいい!?」
梨子ママ「だってよ?」
梨子「…ママは一体、なにしてるの」
梨子「善子ちゃんのママがなにをしてるのかはっきりわからないから、その味方をするママのこともわからないよ」
梨子「ママは──悪なの?」
梨子ママ ニコ…
梨子ママ「>>50」 梨子ママ「悪?」
梨子ママ「悪でないとしたら、その反対はなに?善かしら」
梨子ママ「青い…青いわ、梨子。世の中はそう単純じゃない。悪か善かで全てを二分できるようには、世の中はできていないのよ」
梨子「だったら…だったらママは!」
梨子ママ「私は!」バッ
梨子「跳んだ…!?」
梨子ママ「私は全てのレズの味方!そして、あらゆるノンケの敵!」
梨子「……!」
梨子ママ「私こそが!『内浦の性を歪めし者』──!!」キィィィン…
鞠莉「!?」
梨子「ママが、あの…!?」
梨子ママ「知りなさい梨子!母の強大さを!」
梨子ママ ズオオオオオオッ
梨子「……………ったら……」
鞠莉「梨子!よけて!梨子ーーーーッッ!!」 ズドオオオオオオオッッッ
鞠莉「あ…り、梨子…!」
ブウワッ (土煙をかき分けて)
梨子ママ「梨子にはまだまだ早かったかもしれないわね…」フウッ
鞠莉「ど、どうして!実の娘でしょ!?よくもそんなことが──」
梨子ママ「そんな子にどれだけ時間をかけるつもりなの?」
善子ママ「もう終わるよ♪」ヒュッ
鞠莉「!しまっ──」
ガキィィィィィィンッ
善子ママ・梨子ママ「「!!」」
梨子 フウウウウウウ…
梨子ママ「あの一撃を…!?」
善子ママ「…いやいや、私のも合わせて二擊よ。この子…!」 梨子「レズの味方?」
梨子「ノンケの敵?」
梨子「『内浦の性を歪めし者』?」
梨子「そんなの──知ったことじゃない!」
梨子「あなたは誰よりもなによりも、まず私の味方で!理解者であるべきなのに!」
梨子ママ「…母親だから?」
梨子ママ「それこそが甘いと言ってるのよ。そんな思考じゃ、この先の海は」
梨子「違う!私が!!」
梨子「誰よりも想い強く!なによりも誇り深い!正真正銘のレズヴィアンだからよ────!!!」
梨子ママ「!?」 久々のレズバトル、最高かよ!
もう寝るから頼む…まとめられててくれよ…!
起きて終わってなかったら保守は任せろ 梨子ママ「梨子…あなた…!」
善子ママ「…さすが、あなたの娘と言ったところなのかしらね」
梨子「全てのレズの味方だというのなら、ママは私に刃を向けないで。その資格は、ない!」
鞠莉「………梨子」
梨子「ごめんなさい、鞠莉さん。今まで隠していて。私は…レズなの」
鞠莉「それは気付いてたけど、だったらもう梨子と your mother が争う理由はないってことよね」
梨子「そう、思うんだけどな」
梨子ママ「>>56」 梨子ママ「…」
善子ママ「…」
梨子「…」
鞠莉「…梨子's ママ!お願い、これ以上──」
梨子ママ「私にも、強い想いがある。深い誇りがある」
善子ママ …フウ
梨子ママ「こんな年齢になってまでレズの味方という立場を守ってきたのは、そう。いつの日か、あなたにレズを伝授するためだった」
梨子「…!」
梨子「私は、もう…レズよ」
梨子「ママが女手一つで私を育ててくれたこれまでの人生全てが、私をここまでのレズにしてくれたの…!」
梨子「だから──だから──っ」
梨子ママ「そうね…」
梨子ママ「梨子、帰りましょう」 梨子「ごめんなさい、鞠莉さん。私はお母さんと帰るわ。そして、改めてレズを鍛える」
鞠莉「梨子。あなた、善子のアナルは…もういいの?」
梨子「よくないよ」
梨子「でも、もっと大切なことを思い出したから」
鞠莉「…そっか」
梨子ママ「…あの、さ」
善子ママ「いいわよ」
善子ママ「梨子ちゃんがレズだったっていうのに、あなたを第一線に引き留めることなんかできないわ」
梨子ママ「…うん」
善子ママ「その代わり!」
善子ママ「なりなさいよね、最強のレズ親子に…!」グス…
梨子ママ「ありがとう…」グス… 善子ママ「行っちゃった、か…」
鞠莉「やっぱり親子はああしてるのが一番デース」
善子ママ「そうだね」
善子ママ「さて、と…結局、お互いの助っ人はこうしていなくなっちゃったわ。振り出しに戻ったわけだけど、どうしたい?」
善子ママ「私があんな目に遭わせた善子だって、今は花丸ちゃんに無事に保護されてるわけでしょう?」
善子ママ「あなたの腹の虫が治まらないという理由さえなければ、もう私達が争う状況は通り過ぎたと思うんだけど」
鞠莉「>>61」 鞠莉 …フウ
善子ママ「そうね、いい子だわ。確かに友達を傷つけられて怒るのは当然よ。それについては私もきちんと謝るから、ここでお互い矛を納めて、」
鞠莉「輝煌指刺(シャイニングフィンガー)!!」ビュオオッ
善子ママ「!?」
善子ママ「ちッ!」バッ
鞠莉「どうしてよけるのよ」
善子ママ「当たったら痛そうだからよ」
鞠莉「心の痛みを知らない奴は!身体の痛みで償うしかないのよ!」
鞠莉「電撃髪(エレットゥリコ・キャペッリ)!!」ズギュアアアアッ
善子ママ「6の髪が伸びて…!?」
シュルルルル
善子ママ「しまった!」
鞠莉「捕まえたわよ。あなたには善子の心の痛みをきちんと理解してもらうまで、絶対に赦してなんかあげないんだから」
善子ママ (ここまで好戦的とは…想定外だったわ…!)
善子ママの行動 >>63 わたしはヨハネ堕天使ヨハネ!堕天降臨!喰らえガスバーナー グッグッ
鞠莉「ほどけないわよ。マリーの髪は超素材なんだから」
善子ママ (まずいわね、私の能力ではこの髪から脱出することは不可能…)
鞠莉「次は外さないから」フィンフィンフィン…
善子ママ (こうなったら──力を貸して──)
善子ママ「私はヨハネ…堕天使ヨハネ……」ブツブツ
善子ママ「堕天──降臨!!」カッ
鞠莉「!?」
善子ママ「喰らいなさい!ガスバーナー!!」ファイア!!
ゴオオオオオオッ
鞠莉「きゃあああっ!?」 善子ママ「今よ!」
鞠莉「ああっ、拘束が…!」
善子ママ「ふう、危ない危ない」スタッ
善子ママ「娘の友達相手に恥ずかしい姿を見せちゃうところだったわ」
鞠莉「炎を操るなんて…マリーの自慢の髪の毛がちょっとパパイヤになっちゃったじゃないの!鈴木違いよ!」
善子ママ「こちとら指で心臓を貫かれるところだったのよ?それくらいの反撃で済んでよかったと思ってほしいわね」フンス
鞠莉「もう本格的にマリーぷんぷんよ!善子の仇と髪の怨み、合わせてその身にとくと叩き込んであげるんだから!」
善子ママ「本来なら取り合わないのが私のスタイルなんだけど、堕天降臨させてくれた子なんか久し振りだものね…いいわ。全力で相手をしてあげましょうか」
善子ママ「どうなったって知らないけど、ね──♡」 善子ママ「ゴッドノウズ──!」フワア
鞠莉「う、浮いて…!?ううん、ビビってなんかいられないわ!負けるものですか!」
鞠莉「内浦セイバー…!」シュアアアアッ
善子ママ「手から光の剣が…!?なかなか派手な技だけど、威力はどうかしらね!」
善子ママ「うおおおおおおおおおお!!」
鞠莉「はああああああああああ!!」
──────────ッッ
花丸「やめるずらーーーーーっ!!!」
善子ママ「!?」
鞠莉「は、ハナマル…!?」
間に割って入った花丸、無事なのか…!>>67 善子ママ「だ、だめ…!止まらない…ッ!」
鞠莉「ハナマル!よけて!ハナマル!!」
花丸「───全反撃(フルカウンター)!!」
善子ママ「えっ」
鞠莉「えっ」
ズボァァァアアアッッ
花丸「争ってる場合じゃないずら!善子ちゃんがいなくなっちゃった!」
善子ママ「ごふっ…」
鞠莉「何事もなかったように進めるのやめてくれる…?」
花丸「寝てないで!」グイッ
鞠莉「なんで突然そんなスパルタなの……おうっ」 鞠莉「善子がいなくなったって?ハナマル、一緒じゃなかったの?」
花丸「一緒だったよ。でもわらび餅の屋台が通りかかって目を奪われてた間に、気付いたらいなくなっちゃってて…」
鞠莉「ほっぺたにきな粉ついてるんだけど」
花丸「いなくなったものは仕方ないからひとまず食べて落ち着こうと思ってね」
鞠莉「土壇場で有り得ない冷静さ発揮するのやめなさい?」
花丸 チラ…
善子ママ「うう…」
花丸「寄る年波」
花丸「もしかしてこっちに戻ってきてるのかと思ったんだけど、この様子じゃそんなことないみたいだね…」
鞠莉「最初から最後まで辛辣なんだけど」 花丸「まさか、また誰かに捕まってひどいことをされてるんじゃ──」
善子ママ「…それはないわよ」フラ…
鞠莉「善子's ママ」
花丸「なんでそう言い切れるの?善子ちゃんがどこにいるか知ってるの?」
善子ママ「どこにいるかは知らない。でも、私がやったこと──この家で起こったことの顛末は知ってるからね…」
鞠莉「どういう意味?」
善子ママ「踊らされたってことよ。鞠莉ちゃんも花丸ちゃんも、梨子ちゃんも」
善子ママ「善子にね」
花丸「善子ちゃんに、まる達が…!?」 鞠莉「どういうことなの!言いなさい!」
善子ママ「そんな乱暴にしなくたって、もう私はなにも企んでないわ。…ううん、最初から」
善子ママ「私はあの子の母親。娘の願いのためにできることがあったからしただけよ」
鞠莉「善子の願い…?」
花丸「それ、って…」
善子ママ「ふふ…あなた達だってよく知ってるでしょう、あの子の趣味。今日はきっと、歴史的な日になるわよ──」
善子ママ『──そうでしょ?善子』
20,553,781 view
終わり! めちゃくちゃになっちゃったけどSS書きたい欲求はひとまず満足しました
ありがとう! 俺達もまたまんまと踊らされた視聴者のうちの一人に過ぎなかったわけか... 最後、梨子が善子を連れ去ってレズってるのかと思った ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています