海未「姉さんが帰ってくるのですか!!」
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「ただいま〜」
海未「おかえりなさい!!」
「海未!大きくなったわね」
海未「や、やめてください///大げさですよ」
「大げさじゃないわよ。だって最後にあったのが海未が小学6年生の頃でしょう?もう何年も会ってなかったんだから」
海未「そう、でしたね」ポロ
「う、海未?」
海未「会いたかったです。ずっと……」ポロポロ
「ふふ、泣き虫なところは変わってないんだから」 金正恩id習近平義郎idyhtu戸梶川島糞浅井橘清瀧大沢幹生tuKB習近平hrmt金正恩BK習近平KB金正恩東浦KBid村田米田清瀧寺田山下川島糞
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金正恩id習近平東浦am金正恩tu習近平sm習近平id文在寅idyhtu大野東浦橋木村拓哉本山領eu大野川島糞伊田山下米田寺田庄司向井上山
金正恩id習近平東浦am金正恩tu習近平sm習近平id文在寅義郎idyh大町戸梶川島糞橋本安宅橘戸梶中田橋本清瀧橋本米田橘寺田柳清瀧稲垣
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金正恩am金正恩idsm文在杉原秀正寅AM習近平SM金正恩AM金正恩SM文在寅東浦AMyh習近平SM金正恩am金正恩sm文在寅AMyh習近平橘東浦 金正恩id習近平義郎idyhtu戸梶川島糞浅井橘清瀧大沢幹生tuKB習近平hrmt金正恩BK習近平KB金正恩東浦KBid村田米田清瀧寺田山下川島糞
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金正恩am金正恩idsm文在杉原秀正寅AM習近平SM金正恩AM金正恩SM文在寅東浦AMyh習近平SM金正恩am金正恩sm文在寅AMyh習近平橘東浦 「泣き止んだ?」
海未「……はい」
「大人っぽくなったと思ったけど、変わらないところもあるのね……こことか」
海未「ちょっ……!?///」
「思春期に栄養取らなかったんでしょ。お姉ちゃんみたいになれないわよ」
海未「い、いいんです私は。弓を扱うときに不便ですから」
「え?弓って、あなた弓道始めたの?」
海未「はい。2年目ですが」
「懐かしいわ。私もやってたのよ」
海未「知っていますよ。だから入ったんです」 普段はわことほのとかいうぷわぷわ幼なじみを守るためにしっかり者っぽく振る舞ってる分、思いっきり甘えられるお姉ちゃんにはべたべたな海未ちゃんすき 「懐かしいわ……私も高校の間だけだったけれど、オトノキで過ごした大事な思い出よ」
「また射ってみたいわね……」
海未「行きますか?」
「えっ?」
海未「音ノ木坂に」
「そ、そんな悪いわよ。卒業してから何年も経ってる人間がいきなり入っちゃ」
海未「大丈夫です。姉さんのことを知っている先生ばかりですから」
「それでいいのかしら……」 「すんなり入れたわね」
海未「日曜日は一部の部活動のために校門を開けているだけで、先生方はいないんですよ」
「杜撰ね」
海未「私のを使ってください」
「何年振りかわからないから、下手でも笑わないでね」
海未「そんなことしませんよ」
「よーし……」
パヒュンッ スコンッ
海未「え……」 また何時もの流れだろ
ほんと飽きねえよなこの屑害Phone 海未「図星……」
「みて海未!図星よ!」
海未「はは……」
「もう一度……」パヒュ
バキッ
「あら……失敗ね」
海未(失敗……!?今のは1本目の矢に当たったのが弾かれて……)
海未(寸分違わず同じ場所に……) 「うん、満足したわ。ありがとうね」
「色々見て回りたいけれど見つかると嫌だし、後始末して帰りましょう」
海未「……姉さん」
「ん?」
海未「本当に高校を出てから弓を触っていないのですか?」
「ええ。弓道場もないし……」
海未「姉さん」
海未「ずっと、伝えたかったことがあります」 海未「私は……姉さんを妬んでいました」
「ぇ……」
海未「小さい頃は純粋に尊敬していました。何をしてもあなたは輝いていて、あなたの妹であることが誇らしかった」
海未「でも、そのうち……特に姉さんが家を出たあとからだったでしょうか。私が子供の頃にみた姉さんと同じくらいの年齢になって気づいたんです」
海未「姉さんは、私のような普通の人より優秀であると」 なかったことにされた設定いいぞ〜
ウキウキ海未ちゃんかわいい 海未「私は、姉さんと同じ歳になれば姉さんと同じように素晴らしい人間になれると勝手に思い込んでいました」
海未「けれど上手くはいかず……あなたのことを知っている人間からはこう言われました」
海未「『お姉さんじゃないのだから』と」
海未「もちろんその人たちに悪意があったわけでは無いと思います」
海未「でも、その言葉がまるで呪いみたいに私を蝕んでいくんです」
「海未……」 海未「でも私思ったんです。姉さんの素晴らしさはきっとたゆまぬ努力に裏打ちされているんだって」
海未「私は必死に努力して、姉さんに少しでも近づこうと思いました」
海未「剣道は地区大会で優勝しましたし、弓道だって新人大会で優勝したり、団体戦でも大将を務めています」
海未「……ですが、その努力もいま打ち砕かれました」
海未「ひさびさに弓を触る人が、こんな神業を見せるなんて」
海未「姉さん。あなたは何なのですか」ポロポロ 海未「……」ポロポロ
「……海未、わたしは」スッ
海未「っ!」サッ
「!!!」
海未「ぁ……」
海未「……ごめんなさい」ダッ
「あっ!待って……待ちなさい海未!!」
「……」
「片付けてからいかないと……」イソイソ 海未「私は、姉さんになんてことを……」
海未「こんなの子供の駄々じゃないですか。感情をぶつけただけで……」
海未(やっぱり戻って姉さんに謝らないと)スクッ
海未「……」
海未(動けません……こんなに私は臆病だったでしょうか)
「みーつけた」
海未「っ!!姉さん……」 「ここにいると思ったわ。よくあなたをここで遊ばせてたのを覚えてるもの」
海未「姉さん、その……」
「海未。私ちょっと嬉しいの」
海未「えっ?」
「海未が本心で語ってくれたこと。自分で考えて、それを相手にぶつけることができるなんて大人になったな、って」
「帰った時に海未が何かに悩んでたら相談になってあげようって思ってたけれど、まさか原因が私とはね」
海未「原因なんて……私が勝手に思い込んでいたことですから」
「ううん。私、そのせいで友達いなかったから」 海未「えっ?」
「海未が思う通り。私ってなんでか知らないけれど、なんでも上手くできるのよ。……嫌味じゃないのよ」
「持て囃される反面、海未みたいに……いえ、海未以上に嫉妬する人もいたわ」
「海未みたいに『負けないように努力する!』っていう人たちだけなら良かったけれど、現実はそうもいかないの」
「勝てないから、妬ましいから、他のことであいつを不快にさせよう。そういう人は大勢いる」
「暗い体育館倉庫に閉じ込められたり、席を外してる間に机の中身が全部すり替わってたり……」
「私が手を出せないところで陰湿ないじめが続いたわ」 「たぶん、私が人並みになればみんなもやめたのでしょうね」
「でも、そのために手を抜くなんてあり得る?手なんて抜かなかったわ」
「おかげで高校卒業するまでひどい学校生活だったけれど……」
海未「そんなことが、あったなんて……」
海未「許せません!実力で負けているからといってそんな陰湿なこと……!!」
「もう終わったことよ」クス 海未「すみませんでした。そんなことも知らずに、私は……」
「いいのよ。妹にまで嫉妬されるってよっぽどよね」
海未「私、姉さんを尊敬しています」
海未「嫉妬していますし、あなたのようなすごい人間にはなれないことはとても悔しいです」
海未「ですが、それでも……私は姉さんのことが好きです」
「……!!」
「……ありがとう。嬉しいわ」ニコ 姉1 園田陸駆(りく)
姉2 園田空来(そら)
海未ちゃんが「全員壁を向いて正座ァッ!!」とか叫ぶことになりそう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています