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花丸「果南ちゃん、お誕生日おめでとう」
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0001名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/16(土) 23:32:04.32ID:6CKwdwYU
花丸「果南ちゃん、お誕生日おめでとう」

果南「ありがとう、マルちゃん! 開けて良い?」

花丸「勿論、いいよ!」

果南「これ……本だよね……」

花丸「うん」

果南「プレゼントもらっておいて申し訳ないんだけど……私、本はあんまり……」

花丸「その本は台詞多めだから多分果南ちゃんでも大丈夫だと思ったんだ。ライト文芸って言って、挿絵とかも入ってて本を読み慣れない人でも情景をイメージしやすいずら」

果南「確かに……表紙もアニメ?みたいな絵だね」

花丸「大雑把に説明すると女子校に女装した男の人が入学して起こるラブコメディずら」

果南「女子校に……男の子が? そんなことあり得る?」

花丸「あり得ないから面白いんだよ! つまらなかったら最後まで最後まで読まなくても大丈夫ずら。果南ちゃんが読書を好きじゃないのは知ってるから」

果南「それで、なんでこの本を私に?」

花丸「読者仲間を増やしたいのと、この本の主人公もかなんちゃんって言って、性格もちょっと果南ちゃんに似てるから」

果南「マルちゃんがそこまで言うなら、時間はかかるかも知れないけど読んでみようかな」
0002名無しで叶える物語(庭)
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2019/02/16(土) 23:39:55.77ID:FT6pa4Sl
数日後の校舎裏にて

果南「マルちゃん、ちょっと良い?」

花丸「どうしたずら?」

果南「ちょっと本の話をしたくて」

花丸「わざわざこんな所に呼び出さなくてもいいのに」

果南「私が本なんて読んでたら馬鹿にされそうだから……それに恋愛系だから、できれば皆には内緒にして欲しいんだよね」

花丸「果南ちゃんがそう言うなら」

果南「それでね。マルちゃん、この前の本すごく面白かったよ!」

花丸「それは、良かったずら〜」

果南「あの場面が特に良かったよね。あの男の子って分かって、ヒロインが徐々に意識し出すところ。ラストがあれだからすごく続きが気になるよ」

花丸「最後が付き合ってください! で終わるもんね。あのシーンはマル大好きずら〜」

果南「私も大好き!」



善子(ずら丸と果南? 珍しい組み合わせね)

花丸「……付き合ってください!……大好きずら……」

善子(は? どういうこと? ずら丸が果南を?)

果南「私も大好き!」

善子(……)
0003名無しで叶える物語(庭)
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2019/02/16(土) 23:46:58.31ID:FT6pa4Sl
翌日

花丸「善子ちゃん、話って何かな?」

善子「ヨハネ! じゃなくて……こほん……その……」

花丸「口ごもっちゃって、どうしたの? 善子ちゃんらしくないよ?」

善子「昨日、果南といるとこ見ちゃったのよ」

花丸「あ……それなんだけど、出来れば内緒にしてほしいずら……」

善子(やっぱり……皆には言えないのね……)

花丸「もしかして、善子ちゃんも(本を)知ってる?」

善子「知ってるというか……まあ……。それで果南のことは本気なの?」

花丸「うーん……(二巻の)ネタバレになるけど……いいの?」

善子「ネタバレって何よ。聞いてるんだから、答えなさいよ」

花丸「本気なんじゃないかなあ。付き合うんだから」

善子「私はあんまり良くないことだと思うけど、ずら丸がそう言うなら止めることは出来ないわね……。禁断の愛になるわよ」

花丸(何言ってるのかよく分からないけど、いつもの変な善子ちゃんずら)
0004名無しで叶える物語(庭)
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2019/02/16(土) 23:52:07.34ID:FT6pa4Sl
善子「果南」

果南「ど、どうしたの? 怖い顔して」

善子「ずら丸との話、聞かせて貰ったわ」

果南「あちゃあ……聞かれちゃってたんだ……」

果南(私がノリノリで恋愛小説読んではまってるって思われたら嫌だなあ……)

善子「本気なの?」

果南「本気というか……マルちゃんに言われて仕方なくね」

善子「し、仕方ないってどういうことよ!」

果南「嫌々って言うと大袈裟だけど、あんまり乗り気じゃないってだけだよ」

善子「……それは好きじゃないってことでしょ? ずら丸が可哀相だと思わないの?」

果南「うーん……別にそうは思わないかなあ。そもそもマルちゃんだって、私が好きじゃないの知ってて言ってきたから」

善子「そんなの……あの子が報われなさ過ぎるわ……」

果南(また善子ちゃん、厨二モードに入ってる)

善子「駄目...全然悪いと思ってない顔してる……」

善子(もう何を言っても響きそうにないわね)
0005名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2019/02/16(土) 23:58:08.74ID:lMuDJS8Z
ふむふむ
0007名無しで叶える物語(庭)
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2019/02/17(日) 00:09:25.90ID:rVuDD/0X
また数日後

果南「マルちゃん、次の巻も読んだよ!」

花丸「ついに二人が結ばれたところずらね」

果南「でも、小説って結構……なんていうか……Hなことが書いてあるんだね////」

花丸「マル達は高校生なんだから、それくらいで恥ずかしがってちゃ駄目ずら。もっと過激な小説はいくらでもあるよ」

果南「へえー……マルちゃんって結構大人なんだね。もしかして、もう経験あったりするのかな?」

花丸「そ、そんなことしてないずら!////」

善子(また二人で...)
0008名無しで叶える物語(庭)
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2019/02/17(日) 00:12:42.72ID:rVuDD/0X
善子「ずら丸」

花丸「どうしたの?」

善子「果南のことだけど、あの子のことは諦めなさい」

花丸「諦める? なんで善子ちゃんにそんなこと言われなきゃいけないずら? 折角いいところなのに」

善子「いいところって?」

花丸「気持ちを伝え合って一夜を共にしたところずら」

善子「一夜?!?!?!?!?」

花丸「大袈裟に反応しすぎずら! このくらいの(描写)はよくあることだよ」

善子「よくある?!?!? よくあるって、何度もってことよ?!?!?」

花丸「マルだって色々読んできたから、それくらいは何度もあるずら」

善子「色々呼んだ? なんか変なお店利用してるんじゃないでしょうね?」

花丸「お店というか、普通にインターネットですぐ買えるずら」

善子「買う……貴方……未成年がお金で買うなんて許されないことよ。そんなお金どこで用意してるのよ?」

花丸「お母さんのクレジットカードずら」

善子「親公認?!?!?!??!」
0010名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2019/02/17(日) 00:45:30.40ID:ECwzzx+w
(*> ᴗ •*)ゞ ポンコツ過ぎるよ善子ちゃん‥

(*> ᴗ •*)ゞ  💡ピコーン

(*> ᴗ •*)つ ¶cリ˘ヮ˚)| !?!??!

(*> ᴗ •*)つ● |cリ˘ヮ˚)| ブチッ

¶*> ᴗ •*)ゞ  |cリ;ヮ;)|
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