〜PM 22:00〜

プルルルル

鞠莉「ん?」

鞠莉「何かしらこんな時間に……」

鞠莉「梨子じゃない。珍しい」

鞠莉「……もしもーし?」

梨子『あ、もしもし鞠莉ちゃん?ごめんねこんな時間に!今電話して大丈夫だった?』

鞠莉「ノープロブレムよ。起きてたし……特に何してた訳でもないから」

梨子『そっか。よかったあ』

鞠莉「でも梨子から電話なんて珍しいわね?どしたの?何か急用?」

梨子『あっ、うーん……急用、ってわけじゃないんだけど……』

梨子『……』

梨子『あのね』

梨子『ちょっと図々しいお願いなんだけど……』

鞠莉「?」

梨子『……ドライブ、とか連れてってくれない?……今から』

鞠莉「へ?ドライブ??」