海未「この園田海未には夢があります!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
穂乃果「私は高坂穂乃果!穂乃果は今!お母さんに頼まれた人探しをしにイタリアに来ています!」
---南イタリア ネアポリス空港---
穂乃果「っていきなり「穂乃果、私の友達の娘さんに会ってきて」って言われても無理に決まってるじゃん!」
穂乃果「はぁ〜〜〜…… 取り敢えず市内にあるホテルまで行こーっと!おじさ〜ん!市内までタクシーだといくら〜?」
おじさん「4000円〜5000円くらいかな」
穂乃果「ありがと〜 …ん?」 モブ1「うおぉ!こりゃスゲー」
モブ2「何度見ても気持ち悪るゥいな!その一発芸!」
海未「……………」
穂乃果「うひゃ〜〜〜 穴の中に全部耳が入っちゃってるよ!穂乃果にはあんな事できないな〜〜」
モブ1「いや〜〜楽しませてもらったよ」
海未「いえ」
モブ2「ま、ここでのバイトはあまり派手にするなよ」
海未「……………」
穂乃果「ん?あの人今お金渡した…?まぁいっか!穂乃果には関係ないしー」
穂乃果「それよりもタクシーだ!」
海未「タクシーですか?あなた、今…タクシーを探しているんですか?」
穂乃果「え?」 海未「アルバイトでこれから帰るだけだから安くしますよ。市内まで8000円でどうです?」
穂乃果「ププー!高いよ!高い!穂乃果はちゃんとタクシー乗り場で乗るからいいよ〜だ!」
海未「じゃあ1000円でいいですよ。チップもいらない。ピッタシ1000円で市内まで送りますよ」
穂乃果「1000円!?」
穂乃果「い…いや…いらないよ!いきなり1000円なんて絶対おかしいもん!穂乃果は騙されないんだからね!」プンプン
穂乃果「あ、あちゃ〜〜すっごい並んでるよ…
ほ、ほんとに1000円?」
海未「はい、そのかわり荷物は自分で車の助手席に積んでくださいね」
海未「よし、決まりです!荷物は前の座席!お客様は後ろの座席に乗ってください!」
穂乃果「あのね!1つ言っておくけど!穂乃果の事をただの女の子だってあまり甘く見ないでよね!ちゃんとホテルまで正直に送り届けてよ〜〜〜」バン
海未「はい 正直に送り届けますよ」
海未「ただし空っぽのバックだけですけどね」ギュルルルルルル 穂乃果「え……!?ちょっと!?穂乃果まだ乗ってないよ!?」
通行人「ププッ」
海未「ごきげんよう」
穂乃果「『カラフル・ボイス』!」
穂乃果「『ズドン』の文字で車を重くしてエンストさせちゃうよ!!!」
海未「!? ズ、ズドン…?」
海未「く…車がッ!」
穂乃果「言ったよね?穂乃果のこと甘く見ないでって」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「…………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
穂乃果「あっ!逃げた!でも荷物さえ無事ならいいや!」
モブ「園田のやつ失敗しやがったぜ ざまぁねぇな」
穂乃果「え?園田…?今園田って…?」
穂乃果「今のが園田海未ちゃん…?まさかあの子がお母さんから頼まれてたっていう…」 穂乃果「あっ!穂乃果の荷物がない!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
穂乃果「ん?…ボール?これは…いったい…!?」
カエル「ハァイ」
穂乃果「うわあああああああっ!まさか『スタンド』ッッッ!?」
穂乃果「いや…でも今の感触は…!生き物だ…!本物のカエルだよぉぉ〜〜〜」
穂乃果「もー!穂乃果の荷物は!?お金もパスポートも入ってるのに!!しかも下着まではいってるのに〜〜〜!!!」
穂乃果「『カラフル・ボイス』!逃げていった海未ちゃんって子を空から探すんだ!!!なんとしても取り返すよぉぉ〜〜〜!!!」ドシュゥゥゥゥン
カエル「………………」ペタペタペタ 涙目の佐藤「あんたが園田海未……で、いいかい?」スコップズリズリ
涙目の佐藤「あんたとは初めてね?あたいのこと…知ってるかい?」
海未「涙目の佐藤さん…………. ナイフを顔に突き刺されても喧嘩をやめなかったという…」
海未「その後遺症のせいで今でも常に涙目だとか…」
涙目の佐藤「ちょっとここ座んなよ、ここ
あんたトシいくつ?」
海未「16です」
涙目の佐藤「16ッ!!へぇーっ若いねぇ〜〜〜」
涙目の佐藤「ところで海未ちゃん?いい関係ってのには3つの"U"が必要なんだなぁ……!"嘘をつかない" "うらまない" 相手を"敬う"の3つのUさぁぁ〜〜〜!!」
涙目の佐藤「最近あんた空港でアルバイトしてるんだってな?ん?あたいはまだあんたから"敬い"の献上品をもらってないぜぇ〜〜??」
涙目の佐藤「これじゃあ友情はつづかないよねェェェェ?財布をみせろよ!!」
海未「佐藤さん…… ショバ代ならすでに払ってしまっています。もうお金は残っていないんです」 涙目の佐藤「警備員にだろォォォん?そんなことあたいには関係ないんだよオオォォォーーッ!財布を貸せェェェェーーーッ!!!」パサァッ
涙目の佐藤「あん?ただの写真じゃないの〜〜〜?これ… 財布だよ!カネだよ!はやくだせよッッッ!!!」
海未「佐藤さん………2度も同じことを言わせないでください」
海未「1度でいいことを2度言わなければいけないってのはその人が頭が悪いってことです!」
海未「すでに払ってしまってもうないと言っているんです!3度目は…言わせないでくださいね?」
涙目の佐藤「クソアマァアアアアーーーッッ!!」スコップブンブン 海未「あ…あぶなっ…!?」
カエル「ハローエブリワン」ピョンピョン
涙目の佐藤「あん?なんだァ?それェ… 叩き落としな!!」
海未「戻ってきていましたか」
海未「このカエルは関係ありません!ただ戻ってきただけなんです!叩き落とすだなんて……そんな……」
涙目の佐藤「てぇめェェ〜〜またこのあたいの命令に逆らおうって言うんだなッ!?」
涙目の佐藤「あんたはもう…… あんたはもうゥゥゥ!!!」スコーーップ!!
海未「やめてください!何もしなければ無害な子なんですッ!!!」
涙目の佐藤「あんたはもうおしまいだぁあーーーーッッ!!!」ドギャァァン
海未「だからやめてください、と言ったんです… この子はまだ私に忠実ではないんです」
海未「この子はただ自分の身を守ってるだけで この子にはこの子の命があります!」
カエル「…………」ピョンピョン
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 涙目の佐藤「…………………」メメシャャャ
涙目の佐藤「…………………」ドサッ
海未「この子の攻撃はそのまま自分自身への攻撃になり、命取りになります!」グニョォォォン
カエル「ワ、ワイがカバンになっていくぅぅぅぅ」
海未「そして3度目は言わせないでください、と頼んだはずです!何度も言わせるってことは無駄なんです!無駄だから嫌いなんです!無駄無駄…」
涙目の佐藤ッ!スコップを頭にぶっこまれ入院ッ!!!園田海未ッ!穂乃果のカバンをゲットッ!!! 穂乃果「ほ、穂乃果の荷物はどこーーーー!!!見失っちゃったよォ〜〜〜!!」
穂乃果「それに…さっき会った女の子…多分お母さんに探してきてと頼まれた子…だよね?」
穂乃果「その子の住所はもう分かってる!!試しに行ってみよう!!!」
穂乃果「そして荷物を取り返すんだ!!!盗んだ罰としてイタリア料理でも奢らせちゃおっかな〜〜〜〜ニヒヒヒヒヒ」 穂乃果「住所はこの辺のはずなんだけど………」
モブ子「ねぇ海未ちゃん!隣、座ってもいい?」
モブ美「ダメよ!私が座るのよ!」
モブ果「海未ちゃ〜〜ん!私と一緒にお茶しようよ!」
海未「ハ、ハレンチです!私は一人が好きなんです!どっか行ってください!!」
モブ子 果 美「は〜〜〜い!バイバイ、海未ちゃん♡」
穂乃果「あーーーー!!いたーーーーー!!海未ちゃん!!!」
海未「あ、あなたは……!!!」 海未「なぜここが分かったのですか!?」
穂乃果「いいから返してよ〜〜〜〜!!!」
海未「すごく心が痛むんですけど……もう全部売ってしまったんです…気の毒ですけど……」
海未「だからもう追って来ないでください」
穂乃果「今度は逃さないよ!!!『カラフル・ボイス』!!!」ズドン!!!
海未「こ、これはッ!?」 海未「手…手が…重いッ!!そ…そして…『ズドン』?あの空港で車がエンストした時と同じ……!?」
海未「あなた もしかして… 私と同じ能力を…?」
穂乃果「え?今!同じ……何て言ったの!?」
海未「重いッ!!!(手が…40〜50kgの重りをつけられているように重いッ…)」ドグァッシャアアアアアア
海未「『ワイルド・スターズ』!!!」
穂乃果「え?今の……まさかッッッ!!!」
海未「産まれなさい…生命よ!新しい命よ!!」グオオオオオオン 穂乃果「『カラフル・ボイス』! い…いない…?」
穂乃果「そんな…ッ!海未ちゃんの手は穂乃果の『カラフル・ボイス』の『ズドン』の文字によって動かせないくらい重くしてあったのに!!!なんで!?」木掴みィィ
穂乃果「あれ?こんなところに…木なんか生えてたっけ?」
ハッッッッッ
穂乃果「木ッッ!!木の上にッッ!!海未ちゃんが!!!(なんで…?)」
海未「もう一回言いますよ。追ってくるなんて考えないでください!」
海未「同じ事を何度も言うのは無駄だから嫌いなんです!あなたの人生のために言います…… 無駄はやめておいた方がいいです!」
穂乃果「なめないでよ!『カラフル・ボイス』」
穂乃果「『ボカン』の文字で爆発を………」ボカァァァァァン
穂乃果「ぐっ……… こ…これは…?木を攻撃したと思ったら…穂乃果に……!?」
穂乃果「『園田海未ちゃん』もしこの人が穂乃果の敵なら……(やばいよっ!や…やられるっ!?)」 海未「同じような能力…しかし私に対すその攻撃… 」
海未「私は…あなたの物を取った…… それなのにあなたは手加減をしている!あなたは良い人です!」
海未「ごきげんよう」
穂乃果「あ!ちょっと!?(隣の建物に移って逃げられちゃった…)」 穂乃果「コレクトコールでお願い!!!」
電話「お名前をどうぞ」
穂乃果「穂乃果!高坂穂乃果!!」
電話「トゥルルルルルンルルルルンルルルンルン♪」
穂乃ママ「あ!穂乃果〜〜〜?どうしたの?イタリア料理は美味しかった〜?」 穂乃果「それどころじゃないよ!!探してた海未ちゃんは『スタンド使い』だし!荷物は全部取られたし!お金もパスポートもないの!!!おまけに下着も!!!!」
穂乃ママ「そう…大変だったのね…」
穂乃ママ「『スタンド能力』を身につけている事が分かった以上、園田海未ちゃんに近づくのは危険ね…もしかしたらその街に協力なスタンド使いもいるかもしれないわ」
穂乃ママ「もう彼女には近づいたらダメよ?」
穂乃果「海未ちゃんは敵……なの……?」
穂乃ママ「お母さんもね…それが知りたいの」
穂乃ママ「穂乃果は会ってみてどう思ったの?実際に顔を合わせたのは穂乃果よ」
穂乃果「分かんないよ…!でも…なんか…さわやかだったよ!あと可愛かった!!」 >>1
の一番上に 海未の『ワイルド・スターズ』
これが抜けてました…… エリーチカが来る!!
列車「ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン」
海未「……………」
絵理「この落ちている500円玉は…君のかしら?」
海未「いえ」
絵里「そう…それはもうけたわね」
絵里「もしここにカバンが落ちていて中に1000万円入っていたとしたら?あなたは届けるかしら?」
海未「まさか!私ならもらってしまいますね」
絵里「正直ねぇ… でももし私が私服警官でそれを見ちゃっていたとしたら?」 海未「あなたに半分握らせて目をつぶってもらいます」
絵里「アーーーハハハハハーーッ!!」
絵里「いや、いいわねぇ〜〜〜!あなたは本当にそうするでしょうね!冗談とかハッタリじゃないわ!」
絵里「いや分かるのよ?あなたは本当のことを言っているわ!」
絵里「私ね…人が本当のことを言っているかどうかが分かるのよ」
絵里「顔の皮膚を見ると分かるのよ!汗とかでテカるでしょう?その感じで見分けるの……… 汗の味を舐めればもっと確実に分かるわ!」
海未「……………」
海未「あなた誰ですか?」 絵里「涙目の佐藤が自分のスコップで頭を殴られて空港のハズレに倒れていたわ…」
絵里「あの様子じゃ意識は戻らないでしょうね…重体よ」
絵里「私はそれを誰がやったのかを調べてる、ってとこかしら?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「………………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絵里「………………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 絵里「園田海未…涙目の佐藤がなぜ空港の中にいたのかは誰も知らないらしいのよ」
絵里「けれど空港の警備員があなたが空港にいたって事を私に教えてくれたのよ」
絵里「だから会って質問してみようと思ってね…」
海未「……………」
海未「あなた、警官ですか?」 絵里「まさかでしょう?」
絵里「『佐藤』はただのゴロツキじゃあないわ『ギャング』なのよ?やられる理由はいくらでもあるわよ…… 恨みを持たれるタイプだったからね…」
絵里「けれど『彼女のボス』はそうじゃあないのよ!」
絵里「身内がやられたって事でボスは顔に泥を塗られたと思っているわ!だから私にやったやつを調べてケリをつけろと命令したのよ!」
絵里「あなたに質問するわ……!空港で!涙目の佐藤に会わなかったかしら?」腕ガシィ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絵里「…………………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「…………………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「いいえ、知らないですよ。涙目の佐藤………なんて人は」 絵里「汗を……かかないわね……」
絵里「よし、信じるわ」
絵里「質問は以上よ!邪魔したわね… 園田海未」
海未「…………………」
海未「?」ネチャアアアア
海未「な!? これは…人の…目!!!」
海未「なんでですか!なんでこんなものが私の掌の中に入っているんですか!!!」 絵里「『佐藤の右目』よ!汗をかいたわね…」ニヤッ
絵里「どうせ意識がないのだから持ってきたのよ」ベェロロロン
海未「ッッ!?」
絵里「この味は!嘘を付いている『味』よ…… 園田海未!!」
海未「あなた!何をやったんですか!(この人どうやってあんな事を……)」
絵里「フフフフ さぁ?何かしら…ね?」
海未「(これはまずい事になりました…!佐藤の事についてはどうすることもできない事でした… しかしもう言い訳はできません…! もしバレたら…?)」
海未「(この人をやるしかない!)」 絵里「質問は以上だと言ったけれど… どうやら状況が変わってきたようね… 園田海未!」
絵里「あなたは嘘を言った!」
絵里「涙目の佐藤には会っていない、とね」
絵里「じゃあなぜ嘘をつくのかしら?その理由を聞かせてもらわなくてはならなくなったってわけ…」
絵里「ね!」バキィィイイ
海未「ぐっ……ハァッッ」
乗客「何?喧嘩?」
絵里「何見ているの?羨ましいの?あなた達も殴りたいのかしら?」
乗客「か…関わるのはやめよう……(ありゃ変態だ)」
絵里「私の名前は絢瀬絵里」
絵里「答えなさい 質問はすでに…拷問にかわっているのよ!」 海未「ッッッッ!!」
海未「うッ!うがっ!(く…口の中に何か入って…)」
海未「こ…これは!!」
絵里「どう?ブルっちゃう特技でしょう?」
絵里「それは佐藤の指よ!」
絵里「実は『涙目の佐藤』はもうボスに始末されているのよ あれじゃあ生きていてもしょうがないもの」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
海未「(またッ!何をやったんです!まさか…この人も!あの変な旅行者と同じ様な力を…)」
絵里「私は何だってあなたの口の中に入れる事ができるのよ!例えばそこの消化器だってね!そんな事をすればあなたは死ぬわね」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
絵里「フフフフフフフフ」
海未「!?(頰に…ジッパーが…?)」 絵里「早く話さないと拷問はさらに続くわよ?あなたは犯人を目撃している… 口止めでもされているのかしら?」
絵里「誰が佐藤をやったのか…喋ってもらうわよ!!」
海未「な!?(頰のジッパーが首まで広がって…?)」
海未「この人… やはり同じような能力を!!」
絵里「…………」バキィィイイ
海未「ぐあっ…!もう『ワイルド・スターズ』でこの人の攻撃を防御するしかないッ!!!」
なぜ『同じような能力』を持つ者とこの数日で急に出会うようになったのか?今の海未にはそんな事を考えている余裕はない!もうすでにジッパーが胴体部分まで到達しているッ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絵里「首がガクガクして取れてしまいそうな気分かしら?」
絵里「まあ もっとも あなたには私が何をやっているのかはわからないのだろうけれど…」
絵里「園田海未!これからあなたの頭をボール変わりに蹴り飛ばして佐藤をやった犯人の名を聞き出す事だってできるのよ!」 海未「(この攻撃をこれ以上食らうのはまずいです!身体がバラバラになってしまいます…!)」
海未「(私の『ワイルド・スターズ』の能力はカバンやレンガに触れたらそれに生命を与える事ができる!物体を殴れば…………です!)」
海未「(しかし私の『ワイルド・スターズ』で生命のある人間を攻撃したら…どうなるのか!それは私自身にも想像がつきませんッ!!!)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絵里「答えなさい!園田海未!!」
海未「『ワイルド・スターズ』」無駄ァ!! 絵里「ぐっ…腕に…」ブシィブシィ
絵里「あっ!あなた…は!!!」
海未「(もうやるしかない!どうなるかは分かりませんが… 生き抜くために!この人に『ワイルド・スターズ』の能力を叩き込むしか道はありません!!)」
絵里「あなた『スタンド使い』!!私の能力が見えていたのねッ!!」
絵里「そして まさか… まさか!たった16歳のあなたが」
海未「今…なに『使い』…と?」
絵里「佐藤を殺ったのはあなただったのねッ!!」
海未「『ワイルド・スターズ』!」無駄ァ
絵里「ぐっ… があああっっっ…」ガッシャァァァァン 列車「ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン」
絵里「………………」
海未「ハァハァハァ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絵里「…………………」ガシィン
海未「(『ワイルド・スターズ』まともに叩けば骨くらいなら折れる破壊力はあるはずです… なのに右腕で手すりを掴んだ?何ともないのですか!?)」
絵里「手すりがッ?(軽く握っただけなのに豆腐を潰すように簡単にひしゃげている…!?)」メキョキョキョ
手すり「ぐ、グェー……」
絵里「何…?このみなぎるようなパワーは……!!」バビューーーーン
絵里「少し立とうとしただけでこのスピード…….?数mは飛び上がった!?」
絵里「どんどんパワーが湧いてくるみたい!体に『生命のガソリン』を入れられたみたいに…!」 海未&ワイルド・スターズ「無駄無駄無駄ァ!!!」
絵里「当たらないわよ!」ギャン ギュン
絵里「あなたの動きがスローに見えるわ!もしかしてあなたの『能力』に殴られたからこうなったの…」
絵里「かしらッ!」
絵里「(だとしたら賢くないわねッ!敵にパワーを与える『スタンド』だなんて…!!)」
絵里「くらいなさいッ!園田海未!!!」ゴオアアアァァァ 絵里「えっ?(通り過ぎた?)」スカッ
絵里「な…何?海未への攻撃も当たらないしスタンド能力もでない!」
絵里「わ…私がいるわ!後ろに私がいる!?
」
手すり「ハーローゥ」
絵里「なっ!手すりが…!曲がってない!?」
手すり「イーェアー」
絵里「(まさか勘違いをしているの?私は!!)」
絵里「(私がすごいパワーで動いていると思っていたのは勘違いで…あれが本当の私の『体』…『意識』だけがここにあるの!?)」
ワイルド・スターズ「」ズァァァァァァァ
絵里「しまった!身をかわs」メシャア!メキメキ
ワイルド・スターズの拳が絵里の顔面を捉える!! 絵里「ぐあっ…!う…動きがゆっくりにッ!!」メショショメシメシ
絵里「海未がスローなんじゃあなく私の『意識』だけが鋭く『暴走』してしまっているのね…!『感覚』だけが…!!!」ミシミシミシミシ
絵里「い…痛ぃ!鋭い痛みがゆっくりと… きゃああああああああああああああああ」ミシミシミシ
ドッガァァーーン
海未「どうやら生きている人間に『ワイルド・スターズ』でさらに過剰に『生命』を与えると『暴走』してしまうみたいですね」
海未「なぜ私にこんな能力が身についているのかは知りませんが… せいぜい利用させてもらいますよ」
海未&ワイルド・スターズ「フンスッ!」ドオォーーーーーン うるさい女「ひイイイイイイイイイイイ」
ワキガ通行人「お前ら……何やってだァ…!?警官呼ンぞ……!コラァ!!」
列車「ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン」
海未「お騒がせしてすみません… 決して……一般の人を巻き込んだりはしませんから!安心してください!」
絵里「はあはあ」
絵里「はあはあはあ」
絵里「はあはあはあはあはあはあ」
絵里「(『感覚』だけが『暴走』して何かもがスローに見えたわ… 痛みまでもがよ… これが… これが!『園田海未の能力』!!!)」
海未「お互い数メートルの距離しか能力は届かないようですね… 絵里… ?でしたっけ」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 絵里「調べたところによるとどこの組織にも所属しないただのJKだと思っていたのに… 園田海未!あなたが涙目の佐藤をやったのね…!」
絵里「 なぜ佐藤をやったのか、ボスはそこを知りたがっているわ…!」
海未「『事故』だった… と言っても信じてはもらえないんですよね…?」
海未「そして私は始末されるってわけですよね…?」
絵里「………………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「あなた… 『覚悟してきている人』ですよね?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「人を『始末』しようとするってことは逆に「始末」されるかもしれないという危険を常に『覚悟してきている人』ってわけですよね?」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
絵里「(この子… 殺る気よ… 本気で…!ただのJKのくせして私を始末しようとしている……!)」
絵里「(この子にはやると言ったらやる…)」
絵里「『スゴ味』がある!!!」 海未「『ワイルド・スターズ』!」ズァァァァァァァン
絵里「『エンジェリック・エンジェル』!!」グァキィィン
海未「!!(これが絵里のスタンド!!)」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
絵里「犯人を生かして連れて来いとは言われていないわ… 別にここでやりあってもいいのだけれど…」
絵里「あなたの能力に触れるのはごめんね、少し離れることにするわ」
絵里「一旦距離を置いてからあなたを始末させてもらうわよ」
ジジジジジジジジジジジジジジジジ
海未「車体の壁にジッパーを…!まさか!」
絵里「フフフフフフフ ダスウィダーニャ…」ビィィィーーーーーー 海未「くっ…… 外へッ!!!」
海未「しかし!ここで逃すわけには行きません!『ワイルド・スターズ』!!私も窓を割って外へでます!!!」ガッシャァァァァン
海未「(ここで取り逃したらこれから24時間常に命を狙われることになります!この事を絵里の仲間に話されたらさらに収拾がつかなくなります!私の未来のために!!!何としてもここで阻止しなければ!!)」
列車「ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン」
絵里「追って… きたわね…」
絵里「………………ニヤッ」ピョンッ
ドサァァァァ
海未「(絵里が通行人の群れの中に飛び込んだ…?)」
帽子のJC「い…痛いじゃない!!」
太った女「何よ!急にぶつかってきて!!」
ギャル女「あんたこそ!!!」
白髪のバァさん「気ィつけなさいよ!あんたたちィ!」
海未「!!絵里が!!いないッ!!!どこに行ったんです!!」
海未「(まさかッ!あのジッパーでこの4人の中の誰かに隠れたのでは…?まずいです!一人一人別の方向へ歩いて行ってしまってます…!)」 ハエ「ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」
ハエ「ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」
ハエ「ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン」
帽子のJC「何よ!このハエッ!!うっとうしい…」
帽子のJC「わねッ!!!」バシィィィィィ
帽子のJC in 絵里「きゃああああああああ」メキメキメキメキ ガバァァァァアアアアアア
海未「(やはり… そうしでしたか… ジッパーでこの女の子を着ぐるみのように被り中に隠れていました…)」 絵里「チィィッッッ」
海未「さっき折ったあなたの歯ですよ それに生命を与えハエとして生まれた変わらせました… !」
海未「ハエはあなたのもとに戻っていき見分けが付くってわけです!」
絵里「あなたの能力… なかなか侮れないらしいわね…」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
絵里「いいわ!姿を隠せないというのなら仕方がない… 殴られる危険を冒す事にはなるけれど…今この場で!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
海未「あなたを逃すわけにはいきません!その点に関して私は必死です!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絵里「フフフ そんなことは心配しなくてもいいのよ」
絵里「あなたが心配しなければならないのは私の『エンジェリック・エンジェル』でバラバラになった後のことだけよ!!!」 絵里「『エンジェリック・エンジェル』!!」
海未「『ワイルド・スターズ』!!」無駄ァ!
絵里「……………」
海未「やったっ!!拳が入りました!!『ワイルド・スターズ』!」
絵里「ニヤリ」
海未「!?」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』」ダスダスダスダスダスダスダスダス
海未「なッ!?くっ… があああっっ………」ドッシャアアアアン
海未「(間違いなくワイルド・スターズの拳は絵里の左腕を捉えたのにッ!!なぜです!!)」グバアアアア〜〜〜 絵里「フフフ これは私の腕じゃあないのよ!さっき私の『エンジェリック・エンジェル』で取って付け替えておいた…あそこに転がってるJCの腕よ!!」ジジジジジジジジジ
JCの腕「落ちるぅぅぅぅぅぅ」ドサァァッ
絵里「(…この子……?いや…!今はそれどころじゃないわ!)」
絵里「始末させてもらうわよ!!園田ッッッッ海未ーーーーィッ!!!」
海未「う…うぐううううううううううう」メキメキメキメキ
絵里「なっ!!」
海未「『ワイルド・スターズ』!!!」バクォォォオオオ
絵里「自分の腕を引きちぎって… 射程距離を伸ばs」ドッヒュウーーーーン
絵里「ぐはっ……(しまった…!!)」ビチャビチャ
絵里「く…来るッ!!またあの時のアレが…スローになっていく!!!まわりの世界が全てスローになっていく…!」
海未「…………………」ダダダッ
絵里「(あの痛みを数発連続して食らったら私はッ!!!)」
海未「…………………」ダダダッ
絵里「いやああああああああああああああああああああああああああ」 絵里「……………………あ?」
海未「くっ…腕が…」ブシィブシィ
絵里「射程距離の外へ…?なぜ!!なぜトドメを刺さないの…!?園田海未!!!」
海未「あなたが良い人だからです」
海未「ギャングだけどイイ人です…!あなたはその女の子の『腕の異常』に気づき、それにショックを受けて一瞬攻撃をやめました」
絵里「…………………」
海未「麻薬をやっているこの『腕』にショックを受けてです!」
海未「そのおかげで私は『ワイルド・スターズ』であなたを叩く事ができました… そうでなければ私は今頃バラバラになって地面に転がっていたでしょう…」 海未「だから攻撃するのをやめたのです!」
海未「麻薬をやるのは個人の勝手です!ですが!こんな子供に麻薬を売る人がいる!そしてそんな人は許さないッ!!」
海未「と!あなたはそう思っています!」
絵里「…………………」
海未「そして彼女に麻薬を売ったのはあなたのとこの『ボス』です… そこにあなたは『矛盾』を感じている!」
海未「だからあなたは彼女の腕を見て心を痛ませた…違いますか…?」
絵里「だったら!なんだって言うのよ!!」
絵里「そのこととあなたを始末することはまた別よ!?あなたが勝手に攻撃をやめたからって私があなたを殺すってことに変わりはないのよ!!」
海未「いいえ!あなたはもう私を殺したりなんかしませんよ」 海未「なぜならあなたは…私の仲間になるからです!!!」
海未「私はあなたのボスを倒してこの町を乗っ取るつもりでいます!」
絵里「な…何ですって!!??」
海未「子供に麻薬を流すようなギャングを消し去るには自らギャングにならなくちゃあいけないってことですよ、絵里」
絵里「…………………」
海未「…………………」 絵里「本気で私達の組織に入団するって事で…… いいのよね…?海未?」
海未「はい!この町を乗っ取るためには町を支配している組織に入ってのし上がっていくしかありません!」
海未「私は『ギャング・スター』になります!」 海未「私はそうなりたい」
絵里「分かったわ…」
絵里「佐藤をやった犯人は探せなかったことにし… あなたが組織に入団できるように紹介する事にするわ」
絵里「だけどね」
絵里「もし佐藤をやったことごバレた時や…あなたがボスを倒そうとしていることがバレた時、私はあなたを助けないわよ?」
絵里「裏切り者は誰も助けられないからね…自分の失敗は自分で償うのよ?」
海未「はい!」
絵里「それ以外は自分の腕を引きちぎったほどのあなたの気高き『覚悟』と… とてもハラショーな『夢』にかけるわ!園田海未」
海未「(とても… ハラショー…?)」 とりあえず今日はここで終わりです
見ての通りμ'sにジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風をやらせる、というものです
過度なキャラ崩壊やえぐいシーン…キャラが死ぬシーンがあるかもしれません
量が多くてまだまだ全然書ききれていませんが完結させるつもりでいますのでもしよかったら読んでやってください μ'sでって言ってるから違うのかもしれないけどこんなのが来そう
ルビィ「ひぃっ、むむむ無理だよぉおねえちゃぁ…」
ダイヤ「甘いことをいうのはおやめなさい、ルビィ!そんなだからあなたはいつまでもマンモー二(ママっ子)なのです!」
↓
ダイヤ「あなたの…栄光を…見守っていますわ…ルビィ…」
ルビィ「あんなに重傷なのにスタンドを解除しない!そういうことなんだねおねえちゃぁぁぁぁぁぁ!」
ルビィ「……今…おねえちゃあの言葉が頭ではなく、心で理解できたッッッ!」
↓
ルビィ「初めて…人を殺しちゃった〜〜♪」
↓
ルビィ「落ちる?落ちてくだけるのはこいつらの方だよぉぉぉ!」 >>62
そういうの思いついてもSSスレじゃなく別個に立ててやれよ
ネタ潰しになりうるしスレがとっ散らかるし普通に好ましくない >>63
ああごめん気をつける
ここからフィレンツェ行き超特急までは結構あるけどそこまで続いてくれることを願ってる >>65
お前それブロードウェイでも同じこと言えるの? 5部アニメでハマった高校生辺りが頑張って書いてそう 刑務所アタックです!!!
私達の組織の名はパッショーネというわ
構成員756人
このネアポリス町のホテル・港の運送会社・建築会社・葬儀屋・レストランなどを支配し賭博や麻薬の上りはとても大きいの
あ、『パッショーネ』とは『情熱』という意味でボスの名ではないわよ?
絵里「実際、ボスの名も顔も誰も知らないのよ… 私だって会ったことはないもの…」
絵里「ボスはいつも下にいる何人かの幹部を介して命令を下してくるわ」
海未「なるほど」
絵里「だから海未!あなたの入団を決定する女は『しいたけ』といういつも私に命令を下してくるとても大柄の女よ!」 海未「しいたけ…?変な名前ですね…」
絵里「そこは…突っ込んだら負けよ…」
絵里「それでその女はこの建物の中にいるわ!」
海未「この建物って…ここは刑務所ですが…(絵里… 気でも違えましたか…?)」
絵里「そうよ 『しいたけ』はこの中にいるの」
絵里「ある罪で有罪になってね… 15年は出てこないのよ… だけれど彼女はこの中から私に命令を下してくるの」
絵里「彼女はここから出る事も出来るし、無罪になる事だってできた」
海未「なぜ… それをしなかったんですか?」 絵里「彼女はここから出る必要がないのよ それは行けば分かるわ」
海未「……………」
絵里「あなたはこれから彼女の面接を受け合格しなくてはならない」
絵里「全てはそこから始まるの 就職するのと同じよ?」
海未「それは…一体どんな面接なんですか?」
絵里「それは私にも分からないわ…面接は彼次第… 毎回違うのよ」
海未「そう…ですか」
絵里「くれぐれも彼女にバレないようにね?」
海未「はい!」
海未「そういえば… 絵里はなぜ『スタンド能力』を身につけたのですか?それと…他にも同じ様な能力を持っている人がいるのですか?」
絵里「それも行けば分かるわよ 『合格』すればね…」
海未「……………」
絵里「頑張ってね?海未」
海未「行きますか… 刑務所アタックです!!」 看守「荷物・腕時計、ポケットの中のものを全て机の上に出してから奥でボディチェックを受けてください」
海未「(この人…銃を持ってますね… とても厳重に警備されているみたいです)」ジャラジャラ 荷物置き
ボディチェック女「奥のゲートをくぐると『しいたけ』の監房があります。廊下をまっすぐ歩いて行ってください」
ボディチェック女「部屋は強化ガラスによって遮られておりますが会話はできます。触れることは許されておりません。何かものを渡す事ももらう事も禁止されています。面会時間は15分です」
海未「牢獄で…直接ですか…?面会室とかではなく…?」
ボディチェック女「あんた彼女を知らないの?」
海未「……………いえ」
ボディチェック女「それではどうぞ。奥にお進みください」
海未「気味の悪い廊下ですね…」コツコツコツ
海未「顔みたいなものが壁にくっついています…」コツコツコツ
海未「…………………」コツコツコツ
海未「部屋に着いたのですが… 誰もいない…ようですね…」
しいたけ「ケガでもしているのかね?その左腕?」ムクムクムクムク 海未「!?」
海未「べッドが人に…!!」
海未「(なんですか!この人!絵里は大柄の女と言ってましたが…それどころじゃないですよ!バケモノじゃないですか!!)」
しいたけ「君の右手の指にだけカバンを握ったような跡が付いているね… それは君が右手だけでカバンを持っていたって事だ」
しいたけ「その理由は?」
海未「え…えぇ そうです」
海未「右手だけでカバンを持っていました…左腕はケガをしていますので…」
しいたけ「ブフー羨ましいねぇ〜肉体的に無茶が出来て…」
海未「(あなたの体型の方が無茶ですよ…)」 しいたけ「ワインでも飲むかね?」
海未「(監房に冷蔵庫… 中には酒におつまみ…なんでもありますね…)」
しいたけ「チーズとキャビアをクラッカーに乗せて食べるとよく合うぞ?」
海未「いえ…なにかを渡す事ももらう事もしてはいけないの言われているので…」
しいたけ「ブフゥ〜〜言っているだけだよ… 人間とは行っている事と…やっていることは違うんだなぁ〜〜〜」
海未「(あなたは人間とはかけ離れた外見をしていますけどね… それにしてもなんでもありますね…この部屋は… ラジカセにバイオリン、プラモ、携帯…熊のぬいぐるみまであります…)」
しいたけ「そこが人間の良さであり悪しきところなんだがねぇ〜〜〜」 海未「(拳銃に…手榴弾までも…なるほど… 絵里が言っていたことが理解できました )」
しいたけ「ブフゥ〜〜君のことは絵里から聞いているよ〜〜〜さっそく…『面接試験』を始めるとするかな〜〜〜〜」
海未「!!(いよいよ…始まるってわけですね…)」
しいたけ「人が人を選ぶにあたって…一番大切なことは何か分かるかね?園田海未君」
海未「その人が…何が出来るか…ですか?」
しいたけ「ほう〜〜〜ブフフフフフ〜違〜〜うねぇ〜〜」
海未「……………」 しいたけ「最も大切なことは『信頼』だよ…園田海未君」
しいたけ「頭がいいとか才能があるなんて事は『信頼』に比べたらこのクラッカーの歯クソ程の事もないのだよ…」ニチニチニチ
海未「(汚いですね…この女… 生理的にうけつけません…!)」
しいたけ「テストとは君の『信頼』を見ることなんだよ園田海未君」
しいたけ「24時間このライターの『炎』を消さずに持っていてもらおう!」
しいたけ「それができたら君の入団を認めよう!それは『信頼』に値する人間ってわけさ」
しいたけ「さぁ…ライターを取りたまえ!」
海未「………………」
しいたけ「明日の3時君が再びここに来るのを楽しみに待っているよ…園田海未君」 『炎』を守れ!!
海未「24時間…ですか…」
看守「面会人はゲートをくぐったら再びボディチェックを受けてください」
海未「えっ?」
看守「館内を出ても良いという許可がでたら次の部屋へ進み自分の所持品を受け取ってください!」
海未「ボディチェック!?あなた!しいたけから何もきいてないのですか?」
ボディチェック女「えっ!?ボディチェックします!彼女から何かを受け取る事は禁止されています!」 海未「(何ですって!!私はてっきりしいたけが看守を買収していてこのライターを持ち出す許可をされていると思っていました…)」
ボディチェック女「面会人!両手を上げて前へ進みなさい!!」
看守1「」銃構え〜
看守2「」銃構え〜
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
海未「(まずいです…!ここで見つかったら『炎』を守るもなにもない!試験はすでに始まっているのですね…)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「(しかし!やるしかないです!このテストを乗り越え私は必ず入団しなくてはならない!)」
海未「(手の中の死角に!このライターと炎を隠します!!)」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド ボディチェック女「」パサパサポスポス
海未「(くっ…熱い…!)」
ボディチェック女「OKです。ここを出る事を許可します。」
ボディチェック女「ただし手のひらをあけて見せてください!チェックします!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ボディチェック女「花……?本物の花…」
ボディチェック女「この程度ならいいでしう。退館を許可します!」
海未「ライターを花に変え炎を花びらの中に隠しました… 危ないところでしたね…」
海未「しかしこの炎は…しいたけのスタンドなのでしょうか…?」
海未「まぁ… 取り敢えず寮の部屋に戻りましょうか…(疲れました…)」 風「今日も元気に吹き荒らしていくぜ!!!」
海未「消えなさい」テクテクテクテク
組み立て体操のタワーを作ってる女集団「園田!いいところに!カメラのシャッター押してくれ!」
海未「嫌です」テクテクテクテク
モブ女「あ!海未ちゃん!あのぉ〜もしよかったらぁ〜〜この後お茶でもm」クネクネ
海未「黙りなさい」テクテクテクテク
清掃員のおじいちゃん「お嬢さん…すまんのじゃが〜ドアを開けてもらえにゃせんかのぉ〜」
清掃員のおじいちゃん「両手が塞がっておってドアが開けられそうにないんじゃ…それにバケツの水もこぼれそうでのぉ〜」
海未「明日にしてください」テクテクテクテク
清掃員のおじいちゃん「ったく…近頃の若者はこれだから…」 寮のドア「おかえり〜」ガチャッ
海未「ふ〜〜〜〜…なんとか自分の部屋までたどり着くことが出来ました…あと23時間…頑張りますよ!海未!」
ライターの炎「あびゃー」
海未「ハッ!しまった!私のため息で!!」
ライターの炎「やれやれ…なんとか耐えたぜ…」
海未「ほっ…危ないところでした…」
海未「自分のため息で『炎』を消しかけるなんて…馬鹿なんですか!私は!!」
海未「絶対に炎が消えないようにしましょう…」
海未「パンに刺してライターを固定し、周りに本などを立てかけて風除けを作る…」ドン ドサッ ドドン
海未「よし!これでOKです!あとは時間まで見張ってましょう!今日は徹夜です!」 海未「…… 一応窓の鍵も閉めておきましょうか… 突然窓が開いたら困りますからね」
ドア「グェ〜やめてけろ〜」ガチャガチャ
海未「なッ!?ノックもなしに勝手に!?どこのどいつですか!!そんな無礼なことをするのはッ!!」
海未「ドアの鏡に写っているあの姿は……あのうるさい旅行者!!!隠れましょう…!」
海未「(ったく…なんで自分の部屋を泥棒みたいに窓の外からコソコソ覗かなくてはいけないんですか…)」
穂乃果「海未ちゃ〜ん… はいないみたいだね…よし!今のうちだ!!」 海未「あの旅行者… 確か名前は高坂穂乃果!!なぜ私の寮の住所をしっているのですか!!」
穂乃果「海未ちゃんめ〜本当に穂乃果の荷物はもうないじゃん!!!でもパスポートならまだあるかもしれないよ!!」
穂乃果「パスポートみたいな身分証を裁くのは難しいからね!!って雪穂が言ってた!!!」
海未「この穂乃果って人は独り言でもうるさいのですね… 雪穂って誰ですか…」
穂乃果「パスポートの再発行は1.2週間かかるっていってたし〜〜 それに再発行のパスワードは日本に帰るためだけのもの… だからこの町以外どこにもいけない!!!」
穂乃果「穂乃果そんなの嫌だよ!!せっかくイタリアに来たんだもん!!穂乃果のバカンスのために!!!絶対パスポートを取り返すぞ〜〜〜!!!」
穂乃果「そしていっぱい写真撮って雪穂に自慢してやるもんね!!」
海未「パスポートくらい静かに探しなさい!!!」 海未「って…パスポートを探している!?まずいですっ!!このままだと机の引き出しとかを探されて『ライターの炎』を見られてしまいますッ!!」
海未「そうしたら『ライターの炎』を消されてしまう!!!(いや…この人の性格ならほかって起きそうな気もしますが……)」
海未「穂乃果に『ライターの炎』を見られる前にライターを回収しなくては!!!」
海未「机の上の電気ッ!ここにある電気のスイッチ…これはここから電線のコードで電気まで繋がっています!」
海未「『ワイルド・スターズ』!!」無駄ァ
海未「『ワイルド・スターズ』で電線のコードをヘビに生まれ変わらせました!!」
海未「あとはパンに噛み付いたヘビをコードごと引っ張れば…」
ヘビ「あっつ!!」
海未「しまった!炎がヘビに!」 穂乃果「んん〜?今なんか音がしたような…?」
穂乃果「パンの上にライター…?」
海未「バレた!?炎を消されるのだけは止めなくては!!」ダダダダ
穂乃果「あっ!!穂乃果のパスポート!!!ってうわあああああああん焦げてる!!!」パスポートブンブン
穂乃果「ふ〜〜〜…パスポートは無事でよかったよ〜!!って…あれ?パンの上のライターがなくなってる?」
穂乃果「まぁいっか!!このパンはもらってくよ!海未ちゃん!荷物を取られた仕返しだよ!(美味しそうだし!)」
穂乃果「んん〜〜今日もパンが美味い!!さ〜てバカンス!バカンス〜〜!」
海未「危なかったです…もう少しで「炎」を消されるところでした… 穂乃果ががさつな性格で助かりました…」 海未「この園田海未には夢があります!その夢の第一歩のためにこの『炎』を守り抜いてみせm」バシャア
水「オーウ イェース」
清掃員のおじいちゃん「すまんのぉ〜階段の掃除をしておったんじゃ…」
清掃員のおじいちゃん「でも かかったのがしぶきだけで水がかからなくてよかったわい!」
海未「ハッ!!!」
炎「燃え尽きちまったぜ…」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 海未「なんてことです!!まだ1時間しか経っていないのに『炎』が…!!」
清掃員のおじいちゃん「『炎』がどうかしたかの〜?わしがそのライターを壊してしまったのかの〜?」
海未「いや…なんでもないです… おじいちゃんは関係ありません…」
清掃員のおじいちゃん「そのライター…見たところ壊れてはおらんようじゃがの〜 ガスの出ている音もする…点火ボタンは押してみたのかの?」
海未「そんなはずはないです… !点火なんてできるはずが…(そう…『再点火』なんてできたら…テストの意味なんてなにもないです!)」
炎「復活だぜ!!ヒィィィーーートーーー!!」シュボァアアア
海未「!?」
清掃員のおじいちゃん「おお〜何も問題なくついたのォ〜よかったわい!ほら…かえすぞい!」
海未「(おかしいです…『再点火』なんてできるはずが…絶対ににおかしいです…)」
ブラックサバス「」テクテクテクテクテク
海未「こ…これはっ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ブラックザバス「」テクテクテクテクテク
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「これは…!まさかっ!!!」 ブラックサバス「おまえ…!『再点火』したな!」じじいガシィ
ブラックサバス「チャンスをやろう…向かうべき『2つの道を』……!!」
清掃員のおじいちゃん「お…おかしい…体が全く動かんのじゃ…」
海未「スタンド!これは…『しいたけ』のスタンド!(まさか!『再点火』したからでてきたって言うのですか!!)」
ブラックサバス「チャンスには『おまえが向かう2つの道』がある」
ブラックサバス「生きて『選ばれる者』への道…そしてもう1つは!!『死への道』!」
ブラックサバス「『再点火』したのだ!」
海未「スタンドの口から!矢が!!矢がおじいちゃんの体をッ!!」
ブラックサバス「受けてもらうぞ!!」グッチャアアアアアア
海未「おじいちゃああああああああああん!!」 しいたけのブラックサバス!!
海未「あなたッ!!何をやっているのですかッ…!!!」
ブラックサバス「この『魂』… 『選ばれる者』では… なかった」おじいちゃんポイー
海未「おじいちゃん!!」キャッチ!
海未「し、死んでいます… これが絵里の『行けば分かる』と言っていた…」
海未「今のようにしてしいたけが『スタンド能力』の眠っている者を選んでいるということですか…!!」
ブラックサバス「おまえも『再点火』したな?」
ブラックサバス「チャンスをやろう…向かうべき『2つの道を』……!!」グオオオオオオン 海未「これはまずいですね…飛び上がって回避をッ!」ピョン
海未「ふぅ〜〜うまくかわせました… しかし… 今度は私のことも襲ってきています…」
海未「どうやら『再点火』した者を無差別で襲ってくるスタンドのようですね」
海未影inブラックサバス「グワァァァァァァ」海未足ガシィ
海未「なッ!!捕まった!?(私の影から『ワイルド・スターズ』が引きずり出された!?)」
海未「私の意思に関係なく『ワイルド・スターズ』が引っ張り出されている!!!」
海未「くううううううううううう…このパワー…!!ダメです…首にかけられている手を剥がすことができません…!」 ブラックサバス「ひとつは『選ばれるべき者』の道へ!」
海未「本体のしいたけはここから5kmも離れた刑務所の中…『遠隔操作』なのに!私の『ワイルド・スターズ』よりもパワーが強いです…!!」
ブラックサバス「さもなくば『死への道』ッ!」
海未「このままだとおじいちゃんの様に矢が私の体に… くっ…矢を… 掴みます!!」ガシィ
海未「矢を掴んだだけで手が…」ブシィィィ
海未「このまま『ワイルド・スターズ』が矢でまともに貫かれたのならッ!!私は確実に死んでしまいますッ!!」
ブラックサバス「ウッシャアアアアアアアアアアアアアアアア」
海未「やむを得ません…!この園田海未には夢があります!」 海未「たとえ『しいたけ』が私の入団しようとしている組織の幹部だとしても!私の『夢』をはばみ!あのおじいちゃんのように関係のない者を簡単に殺す様な人ならば!!」
海未「倒さなければなりません!!」
海未&ワイルド・スターズ「無駄ァ!」ゲシャアアッ!
ブラックサバス「プゲェァッ」
海未「敵スタンドの体制が崩れました!!」
海未「今です!」
海未&ワイルド・スターズ「無駄無駄無駄無駄ァァァ」バキバキバキバキバキ
ブラックサバス「ガッパァァァァァ」ドッシャアアアアン
海未「『ワイルド・スターズ』!あなたの感覚だけが暴走して全ての動きがゆっくりと見えます」ドン! 海未「………………消えた…?」
海未「(あのおじいちゃんを襲った時と同じです…!しかし!今は『ワイルド・スターズ』の能力を食らっている!動きのコントロールなんて出来るはずがありません!!)」
海未「動けたとしても!非常にゆっくりなんです!消えるなんて絶対にあり得ませんッ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「いったいなんなんですか…!彼女の能力は……!!どういう事かは分かりませんがこの辺にいるはずなんです!ゆっくりと動いているはずなんです!!」
海未「このゆっくりの時に倒さなければ!おじいちゃんを襲った時の様にいきなり攻撃されてしまいます!!今度捕まったら…私は…!!」 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
海未の影inブラックサバス「ズアアアアアアアア」ガシィ
海未「なッ…!?(なぜ掴まれているのですか…!!)」
海未「か…影…!影の……『中』に!!」
海未「し…しまった!完全に不意を突かれました…!!防御している暇が…くううううううううううう」
太陽「サンサンサンサンサンサンサンサン」
ブラックサバス「ムムムッ!!」
海未「えっ?あれ?きゃああああああああ」ドサッ 海未「痛い…です… どうやら手すりから落ちてしまったみたいですね… 」
海未「ハッ!!!まさかッ!この能力の正体とは!!」
海未「試しに影に手を入れてみましょう」
ブラックサバス「シャアアアアアアアアアア」
海未「影から手を戻します…」
ブラックサバス「プイッ」
海未「もう一度…」
ブラックサバス「シャアアアアアアアアアア」
海未「戻します」
ブラックサバス「プイッ」 海未「影です!影の『中』です!影の『中』だけを高速で行き来できるスタンド!!」
海未「もしもこのスタンドが『影の中』でしか動けないのだとしたら…?無理矢理このスタンドを太陽の陽の下に連れ出したらどうなるのでしょうか…?」
海未「試してみる価値はあります!それがこのスタンドの弱点かもしれません!!」
海未「しかし!もう時計は4時10分をかなり回っています…!もうすぐ『陽』が寮の向こう側に沈んでしまいますッ!!!」
海未「彼女のスタンドはそれを待っているッ!それまでに…なんとしてでも倒さなくてはいけません!!!」
穂乃果「海未ちゃん…!!」
海未「え?」 穂乃果「あなたは…何をやっているの…!?」
穂乃果「階段の下で倒れている人は何!?海未ちゃんは荷物やパスポートを盗むだけじゃなく…」
海未「穂乃果………」
穂乃果「その人に何をしたの!?海未ちゃん!!」
海未「ち…違います!!誤解しないでください!!私じゃなくてそこにいるスタンドが…」
海未「はっ!!い…いない…!?」
穂乃果「穂乃果見てたんだからね!!海未ちゃんの部屋の窓から海未ちゃんがそのおじいちゃんと話しをしていたところを!!!」
穂乃果「そのライターに火をつけるところを穂乃果見てたんだからね!!」
海未「『見てた』……ですって!?(まさかッ!!)」
手すりの影inブラックサバス「シュコォォォォォォォォ」
海未「(手すりの影に敵のスタンドが…!?このままでは穂乃果の下へ…)」 海未「穂乃果ッ その『手すりの影』を踏んではいけません!!影から出てくださいッ!!早くッッ!!!」
ブラックサバス「ハァァァロォォォォンンンン」ガシィ
穂乃果「穂乃果の…『カラフル・ボイス』が…??」
海未「くっ…遅かったッ!!!」
ブラックサバス「『再点火』を見たな!」
ブラックサバス「チャンスをやろう…おまえには向かうべき『2つの道』がある!!」グワァァシイイイイイ
穂乃果「こ…これは!?う…動けない…!?」
ブラックサバス「ヌゥゥワァァァァァ」 海未「『ワイルド・スターズ』!!」ガキィィイイイン
穂乃果「あっ…(これは海未ちゃんのスタンド…?の手…?が…矢に貫かれて…)」
矢「ググググググ」ブッシャアアアアアアアアアア
穂乃果「海未ちゃん!!」
海未「いいんですよ… これでッ!!」
海未「ううう…… すごく…痛いです… ですが!おかげでこの影のスタンドを日光に引きずり出せたようです…!!」 ブラックサバス「ヌ!?」
穂乃果「手すりが…!?植物に…!!」
海未「『ワイルド・スターズ』で手すりをアサガオに変え垂れ下がらせました!あなたは『手すりの影』からでました!!」
太陽「サンサンサンサンサンサンサンサン」
ブラックサバス「ヌゥゥワアアアアアアアアアアアアアアアア」
海未「おしい!!近くの影に逃げられました…」
海未「しかし!やはり陽の光が弱点のようです!完璧に影から引きづり出せば…勝てます!!」
穂乃果「海未ちゃん!!『今のスタンド』はなにッ?」 海未「説明すれば長くなりますので…簡潔に言います…」
海未「見ての通り私たちは攻撃されています!そして『あのスタンド』は影の中では無敵です!」
海未「あのライターを点火したおじいちゃんは殺されてしまいました… そしてそれを見た私達も攻撃の対象になってしまっているのです!」
穂乃果「今のは『弓と矢』の『矢』だ!!!イタリアにもあったなんて…」
海未「う…うん?」
穂乃果「海未ちゃんは…何をやってるの!?なんで海未ちゃんは『矢』を持ったスタンドに攻撃されてるの!?」
海未「説明すれば長くなります… だけど私は何も知らないんです!あなたはあれを見たことがあるのですか?」
穂乃果「穂乃果が言ってるのは『スタンド』のことじゃないよ…!『矢』の事を言ってるの!!海未ちゃんはあの『矢』の事を知らないの!?」
海未「知らないです… なんなんですか…?あの『矢』は…?あの『矢』に何かあるんですか…!?」
穂乃果「海未ちゃんは今なんで穂乃果のこと助けてくれたの?」
海未「そんな事はどうだっていいんです!もう陽が暮れてしまいます!!『矢』の事を教えてください!!」
穂乃果「なんで穂乃果の事を助けたの!?穂乃果は盗人の海未ちゃんに『恩』ができたなんて思わないからね!!」
海未「………………」 海未「ライターの『点火』は私の行動が原因です… あのおじいちゃんはどうしようもなかったんです…」
海未「すごく嫌な気分です…… 自分の行動は正しいと信じていますがとても真っ黒な気分なんです…」
穂乃果「……………」
海未「この園田海未には正しいと信じる夢があります!」
穂乃果「…………」
風「ビュオオオオオオオオオオオオ」 穂乃果「『遠隔自動操縦』だよっ!あのスタンド…!」
海未「『遠隔自動操縦』……?」
穂乃果「2年前----穂乃果の住む音乃木坂にもあの『矢』があったんだ!そしてその『矢』に刺されて穂乃果は『スタンド能力』を身につけたの…!」
穂乃果「『矢』のルーツは知らないんだ… でも!同じ様なタイプのスタンドになら出会った事があるよ!雪穂とヒデコ フミコ ミカと一緒に『変態』と戦った時にね!!」
海未「………変態……音乃木坂……?(そしてまた雪穂ですか…)」 穂乃果「本体からの遠隔操作なのにパワーがすごいんだ…… それは自動操縦だからで… 単純な動きしかできないけど目的を遂げるまで攻撃を絶対にやめないんだよ…」
穂乃果「でもでも!『本体』はここで何が起きているか分からないから『本体』をやっつけちゃえば大丈夫!!」
海未「穂乃果… 残念ですけど それは不可能です… 本体は『牢獄』の中にいてとてもじゃないけど行けません」
穂乃果「そんな〜〜〜〜」シュン
カラスの群れ「カァー カァー カァー 」バサバサバサバサ
穂乃果「カラス…??」
海未「もうすぐ陽が落ちてしまいます… それまでに早くあのスタンドを陽の光の下に引きづり出しましょう」
穂乃果「い…いない…?(さっきまでいた寮の影に…いない…?」
海未「私は寮の裏側に回ります」ダダダダダ
カラスの群れ「カァー カァー カァー 」バサバサバサバサ
木の影inブラックサバス「ヌフフフフフ掴んだぜィ!」海未足ガシィ
海未「なぜです…!?なぜ寮の影から出てこれたのですか!?」 穂乃果「鳥の影だよっ!!飛んでる鳥の影を利用してここまで移動してきたんだ!!」
海未「こ…このッ!!」無駄無駄無駄ァ
ブラックサバス「ノロイ!ノロイ!」海未足ガシィ
海未「くうう… 速いです…!」
海未「しまった…ッ!完全に足をっ!!このままではッ…もう…やられてしまい…」
穂乃果「『カラフル・ボイス』!!」ズドン
穂乃果「『ズドン』の文字でこのスタンドの両腕を重くしたよっ!!」
ブラックサバス「ヌヌヌヌ」ガシィ
海未「くうう…足が…!!」 穂乃果「そんなッ!!『手全体』を重くしたのに…なんで離さないの!?」
穂乃果「指なんて曲げてられないはずの重さなのに!足なんて握れるはずがないのに!」
海未「つ…強い…!!どうやら何が何でも私の足を離さないつもりですね……」
ブラックサバス「おまえには向かうべき『2つの道』がある!!」グワァァシイイイイイ
穂乃果「(このままじゃ…『ズドン』の重さで海未ちゃんの足がくだけちゃうよ!!)」
穂乃果「解除しなきゃ!!」
海未「いや…そんな事はしないでください!!」
海未「これがいいんですよ!穂乃果!!」
穂乃果「え?でも…海未ちゃんの足が…」
海未「『重く』してくれたのがいいんですよ!!解除なんてとんでもないです!これがいいんですよ!!」
穂乃果「でも海未ちゃんの『足』がくだけちゃうよ!!」
バキィィィ!!!
穂乃果「そんな…!!海未ちゃんの『足』が折れっ…」 海未「てませんよ」
海未「よ〜く見てみてください…穂乃果」
穂乃果「折れたのは木の枝…?しかもボロボロに砕ける様に折れてる……!!それに葉っぱや種も落ちてきてるし!」
穂乃果「なんで!?」
海未「私の『ワイルド・スターズ』は生命を与え続ける能力です!だからあの木は成長を続けそして一生を終えたのです!!」
穂乃果「わ〜木が枯れ始めてる!」
海未「穂乃果が『重く』して石畳に『穴』を開けくれたおかげで『木の根』に触れることができました」
海未「感謝していますよ… !穂乃果」
穂乃果「いや〜それほどでも〜」テレテレ 太陽「サンサンサンサンサンサンサンサン」
ブラックサバス「ヌゥゥワアアアアアアアアアアアアアアアア」
海未「無事太陽の下に引きずりだせたようです!」
ブラックサバス「マダダ………」
穂乃果「まずいよ!海未ちゃん!!このままだと穴を掘った時にできた影に逃げられちゃう……!!」
海未「させません!穴は塞ぎます!!」
ブラック「グギャアアアアアアアアアアア」 海未「向かうべき『道』が2つあるとか言ってましたが あなたにはそんな『多い』選択肢はありえませんね」
海未「穂乃果… 一番日当たりの良さそうな『そこ』少し右にずれてもらっても良いですか?」
穂乃果「え?いいけど…」
海未&ワイルド・スターズ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」
海未「ゆっくり味わいなさい… 日光浴を!!」
ブラックサバス「ァァァァァァァァァァァァァァァァ」ブッショアアアアアアアアアアアアア
海未「あなたの行く『道』はたったのそれだけです!!」
穂乃果「おお〜〜〜!!!(かっこいい…)」
海未「とはいえ困りましたね… 私は組織に入団できるのでしょうか……?」 穂乃果、ギャングになる!!
穂乃果「そうだ!!あの『矢』!!このままほかって置いたら『犠牲者』がどんどん増えちゃう!!」
穂乃果「お母さんに電話してしらせなきゃ!!」ポチポチポチポチ
電話Box「コニチワー」
海未「……………」ガシャン
穂乃果「何をしてるの…?海未ちゃん…」 海未「今『増える』と言いましたか?」
海未「『矢』をもってるしいたけのスタンドはもう倒しましたよ?」
穂乃果「違うよ!!確かに海未ちゃんのおかげで攻撃の危機は乗り越えられたけど… ただ攻撃をやめただけなんだよ!!」
穂乃果「本体はダメージなくまだピンピンしてるんだ…」
海未「生きてるのですか?しいたけは…」
穂乃果「うん… 『遠隔自動操縦』ってのは本体には全く影響がないんだよ… 多分… 『闘いがあった事』にすら気づいてないよ…」
穂乃果「そしてまたライターの火を再点火したのなら自動攻撃が始まっちゃう…」
海未「もう一度聞きます…本当に全く気づいていないのですか?私がスタンド使いだという事にも?」 穂乃果「うん…穂乃果と海未ちゃんが闘ったこと…そしてスタンド使いだって事には絶対気づいてないよ!」
穂乃果「音乃木坂の『変態』の時もそうだったからね!!(あの時はお母さんに助けられたけど…)」
海未「……………」
穂乃果「ねぇ…海未ちゃん?その指…どけてくれない?」
海未「それは無理な相談です 電話をさせるわけにはいきません」
穂乃果「どうして?」
海未「これはお願いです 敵は一人じゃなく『組織』なんです」
海未「穂乃果が喋ればそこからバレてしまう可能性があります」 海未ちゃんが『ギャング』になる
と穂乃果に話し始めた
最初は海未ちゃんそんなのに憧れてるの?危ないよ!!海未ちゃんは正気じゃない!!とも思った
だけど海未ちゃんの話の中には『正義の心』があった!!
そして穂乃果も!無関係なおじいちゃんを簡単に殺すような人たちは許せない!そして海未ちゃんとお友達になりたい!そう思ったの!!だから… 穂乃果「海未ちゃん!穂乃果もなるよ!ギャング!!なるったらなる!!!」
海未「…………………」
海未「穂乃果…あなた…馬鹿なんですか?」
穂乃果「いきなりそれは酷くない!?」
海未「ギャングになるということがどういうことなのか…分かっているのですか?」
穂乃果「分からないよ!!(すごく危険!ってことだけは分かるけど…)」
海未「(分からないよ!!って…… しかも即答ですか……)」 穂乃果「でも!無関係なおじいちゃんをあんな風に殺すなんて間違ってる!!そんなの許せないよ!!!」
穂乃果「それに…海未ちゃんとはお友達になりたい!!!」
海未「はぁ〜〜〜…… やれやれ…どうせ止めても聞かないんでしょうね…あなたは…(なぜだかそんな気がします)」
穂乃果「え?? じゃあ…いいの!?」
海未「ええ… いいですよ 面接試験のことは私がなんとかします(しいたけを始末すれば…面接試験のことは誤魔化せる…はずです…)」
穂乃果「え?試験…?」
海未「(面接を受けに行った時に同じく面接を受けに来たこの子と出会った…とでも絵里には言っておきましょう…絵里なら騙さs…信じてくれるはずです)」
穂乃果「どーーーしよ〜〜〜〜〜!!!試験!?数学かな!?英語かな!?」
穂乃果「穂乃果…試験はいつも赤点ギリギリだよ〜〜〜〜〜〜!!!」
海未「は…はい?」
海未「ほんとに大丈夫なんでしょうか…急に心配になってきました…」 今日は終わりです
話しは多少変えるところもあると思います 今後出ないかもしれないけど
×音乃木坂
◯音ノ木坂 誤字指摘ありがとうございます!
ちょいとだけ行きます 2度目の刑務所アタックです!!
刑務所「いィらっしゃいませ!!」
海未「(無事…ここに戻ってこられました…)」コツコツコツコツ
海未「(長い道のりでしたよ… ほんとうに…)」
海未「(穂乃果の事もあり少し緊張しますが…私ならやれます!!やってやります!!!)」コツコツコツコツ
海未「着きました… また見当たらないですね… 今度はどこに隠れているのでしょうか?」
しいたけ「特注の『ピッツァ』の差し入れがあってねぇ〜〜〜〜」モグモグモグ
海未「(部屋を覆い尽くすような巨大なピッツァ…それが壁と同化して見えなかったってわけですか… 相変わらず気持ち悪い外見してますね…食べ方も汚いです…)」 しいたけ「お待たせした…えーと…君は…園田…」
しいたけ「園田…………ええ〜っと………」
海未「園田海未です」
しいたけ「そうだったそうだった 園田海未君」
しいたけ「突然だが…信心深いかね…園田君」
海未「さぁ… あまり熱心とは言えませんね」
しいたけ「これから私は神の教えと矛盾する事を話すかもしれないが良く聞いてもらいたい」
海未「(しいたけを始末するには…この部屋にあるものを利用するのがよさそうですね…何が良いでしょうか…)」 しいたけ「この世で最も大切なことが『信頼』であるのならば最も忌むべきことは『侮辱』する事と考えている」
しいたけ「いいかね……『信頼を侮辱する』とはその人物の名誉を傷つけるだけではなく人生や生活を抜き差しならない状況に追い込んでしまう事だ」
海未「………………」
しいたけ「我々は金や利益のため、あるいは劇場やバスの席を取られたからといって人と争ったり命をかけたりはしない。争いは実にくだらんバカのする事だ」
しいたけ「だが!『侮辱する』という行為に対してだけは命を賭ける」
しいたけ「殺人も神は許してくれると、そう思っている!」
しいたけ「それを忘れるな おめでとう園田君」
しいたけ「 君の入団を認めよう」 海未「………………」
しいたけ「我が組織『パッショーネ』のバッヂだよ それが入団の証明だ…受け取りたまえ」
しいたけ「しばらくは絵里の指示で行動したまえ」
海未「(この隙間からなら攻撃ができます…この部屋のものを利用させてもらいますよ…)」
海未「(そしてついでに穂乃果の分のバッヂとやらもこいつから奪っておきますか…)」
海未「では…私はこれで…」 しいたけ「まじめに24時間炎を守ったのか?それとも『スタンド使い』になったのか……ブフ〜〜〜〜」
しいたけ「ま、そんなことはどっちでも良い… 生きて『炎』を持ってきたんだ……ああいう若くて何も知らん奴は利用できる…ブフフフフフフフフ」
しいたけ「……………はて」
しいたけ「冷蔵庫の扉は閉めたと思ったが…食事の後は血が胃に行くからな…まぁよい」
刑務所「ありやとっしたー!またしゃーっすーっ!!」
海未「……………」
海未「……………」
穂乃果「海未ちゃん!!どうだった?」
海未「まぁ… なんとかなりそうですよ」
海未「これ、穂乃果の分のバッヂです!これが入団の証だそうですよ」
穂乃果「おお〜〜〜かっこい…!!」
海未「(なぜ2つあるのか…と突っ込んで欲しいところですが…まぁよしとしましょう)」 しいたけ「バナナ〜バナナ〜バナナを〜〜食う〜〜♪」皮ムキムキ
バナナ「カチリ」
しいたけ「なんだ…今の音は…?」
しいたけ「まぁよい。いただきま〜」パクリ
しいたけ「なッ!?」
拳銃「バナナは実は俺だったんだぜ…」
しいたけ「ゲッ!!」
海未「『侮辱する』という行為に対してなら殺人は許されるんですよね?あなたのいうことは本当に大切なことです」
海未「あなたはあの無関係のおじいちゃんの『命を侮辱した』!!」
海未「だからあなたの拳銃を一丁バナナに変えておきました」
海未「最後の食事をよく味わって食べるといいですよ、しいたけ」
海未「残さず食べるのですよ?」
拳銃「ラブアローシュート〜!ばあん♡」
しいたけ「ガパアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」 海未と穂乃果、絵里のチームと会う!!
海未「いいですか?穂乃果!これから絵里に会いに行きますが… 穂乃果の入団の経緯についてはわたしが伝えます!」
海未「穂乃果は余計な口出しはしないでくださいね?(穂乃果の事です…絶対余計な事をいうに決まってます!!)」
穂乃果「分かってるって!!」
穂乃果「絵里ちゃん…どんな人かなぁ〜〜楽しみだな〜」
海未「まるで緊張感がありませんね…(学校の友達と会うのとはわけが違うと言うのに…)」 絵里「海未?無事試験を『合格』出来たようね?」
海未「はい!おかげさまで…」
絵里「ところで海未… そっちの子は?」
穂乃果「ほ…穂乃果です… よ…よろひくお願いします!」
絵里「まるで話が読めないのだけれど… どういうことかしら…?海未…」
海未「じ…実はこの穂乃果も私と同じように面接を受けていたらしく…その時出会ったんです!そして『組織』に入団することになったみたいで…」
穂乃果「そ…そうなんです…!!」
海未「この通りバッヂもあります」 絵里「なるほどこれは本物のバッヂね…(嘘は言っていないようね)」
絵里「けれどしいたけからこの子が私の下につく…とは言われてないのよね〜」
穂乃果「あ!でも穂乃果は面接でしいたけさん?から絵里さんのところに行くようにと言われました!!」
海未「(なッ…!?か…勝手なことを…!!)」パンチッ
穂乃果「(ご…ごめぇ〜ん)」
絵里「でもあなたは私のことは知らないわよね?なのにどうやって…」
穂乃果「う…それは…!海未ちゃん!!海未ちゃんについて行けと言われたんです…!!ね!!!」
海未「え…えぇ!じ…実はそうなんです…!穂乃果とはちょっとだけ面識があって…(また勝手なことを…!!)」
穂乃果「(う…海未ちゃんの顔がおっかない…)」
絵里「(そう言えば…今朝しいたけが『自殺』した…との連絡があったわね… 穂乃果って子の事を私に連絡する前にしたってことかしら…?)」
絵里「分かったわ(海未のお友達なら心配はいらないわね)」 海未「じ…じゃあ!」←※幹部殺し
絵里「えぇ 穂乃果の事も私が面倒をみることにするわ!」
穂乃果「やったぁーー!!」←※その共犯
絵里「海未と穂乃果!これから私のチームのメンバーと合流するわ!」
絵里「集合場所に着くまでの間に『組織』について話すからよく聞いてね?それと私のことは好きなように呼んでくれても構わないわよ?」
海未「はい!絵里!!(なんとかなりましたね… 穂乃果ときたら余計な事ばかり…寿命が縮みましたよ…まったく…)」トホホ
穂乃果「はーい!ぅ絵里ちゃん!!(チームのメンバーか〜どんな人かな〜楽しみだな〜)」ワクワク 絵里「『組織』の頂点にはボスがいるわ
そしてその下に何人かの幹部たちがいる
ボスは信頼する右腕の部下としか連絡を取らず何者なのか…どこにいるのか…私達に知る方法はないのよ…」
絵里「この国のギャングは他国のギャングと違って『目立つ事』を嫌うのよ… それは暗殺に繋がるから…ね 」
絵里「だから幹部といっても一般の市民と見分けがつかないような服装をするし表向きの仕事を持っていたりもするのよ」
海未「(しいたけはとてもそうは見えませんでしたけどね…)」
穂乃果「なるほど…なるほど!」フムフム
絵里「人望を集め組織のために数億以上のお金を稼げば幹部になれるのよ その下にいるのが私達ってわけね」
穂乃果「(数億以上… 穂むらの売り上げの何倍だ!?穂乃果…実はとんでもないところに来てるんじゃ…)」
海未「(やっと気付きましたか…)」
穂乃果「(ハッ!!海未ちゃん脳内に直接!?)」
絵里「ちょっと?聞いてるの?」
穂乃果「き…聞いてるよ!数億以上かせぐんだよね!?(そこしか聞いてないけど…)」
絵里「あら…ちゃんと聞いてたのね… 続けるわよ?」 絵里「下っぱの私たちは6〜10人程度のチームに分けられているの… まずはそのチームに入って『縄張り』の中で仕事をするのよ」
絵里「私達の主な収益はカジノを仕切ること、商店などを守るその介護料よ」
絵里「他にも『暗殺者チーム』『麻薬を扱うチーム』などがあって…同じ組織の人とは言えそこの人たちとはあまり関わりあいたくないってのが本音ね」
絵里「穂乃果!海未!これが私達の組織の『構成よ!だから私達が『謎』の『ボス』に近づくためには認められなくっちゃならないの!」
絵里「誰かボスの近くにいる者に認められる『信頼』を得なければボスは倒せない…ボスの事を探るだけでもすぐにバラされる組織だからね…」
絵里「私達はまず『力』をつけるのよ!ボスに近づくことのできる『力』をね!」
穂乃果「お〜〜『力』!!穂乃果、頑張るぞぉーー!!」
海未「相変わらずやかましいですね…あなた…」
絵里「目的地に着いたわ!行くわよ…2人とも!」
穂乃果「ついに…!!ついになんだね!!」
海未「………………」
レストランのドア「いィィィらっしゃあまァせ」ガチャ 今日はここまで!
次回からは他のメンバーも登場します! おつ。5部にカラフルボイス(エコーズ)がいるとどうなるんだろ? 穂乃果加入で色々変わって来そうだね
今後の展開が楽しみだ ぱっと思いついたのだとピストルズの弾丸に音の文字を貼り付けたらずっこいことができそうですが変えすぎても5部そのものの名シーンを消してしまいそうでどうしようかって感じです 所々寒いけどやり切るなら見るよ
エタるの目に見えてるけど 凛「なんか外の天気もいいし!今日くらい勉強しなくてもいいんじゃないかな〜?なーんか今日は乗り気じゃないにゃ〜」
希「ずへこべ言っとらんと早く問題解き?うちも一緒に考えてあげるから!」
問題:16×55
希「いい?5×6はいくつや?」
凛「5×6は〜……うーん……うーん……30!!!」
希「そう!これが分かればもう半分できたも同然やん!頑張って解き?」
凛「そっか!ろくご30にゃ!」
にこ「ちょっと〜?何よ!!これ!?」 希「何って…にこっち…ただのイチゴケーキやん?」
にこ「そんなん見りゃあ分かるわよ!!にこが言ってんのは『ケーキ』の事じゃあなくて『数』のことよ!!」
にこ「ケーキが4つなのよ!!この『宇宙No1ギャング』矢澤にこにーに死ね!って言いたいの!?」
希「4切れじゃ足りんってこと?にこっち以外と食いしんぼさんなんやね」
にこ「ちッがうわよ!!『4』って数字は縁起が悪いの!!気ィきかせて『2』か『5』にしときなさいよ!!ったく… 使えないわね〜〜」
希「『2』と『5』って…ただ自分の好きな数字を言いたいだけやん…それ…」
真姫「ただのアホね…ほかっておきなさい…希」ヤレヤレ
にこ「あんたねぇ〜〜!!!!」
凛「できたにゃ!」 希「16×55=28…?」
希「なんや…これ?」
凛「えへへ♡合ってる?」
ワシワシポーズ希「ニヤニヤ」
凛「そ…その手は…まさか…」
ワシワシポーズ希「うち…不正解したら『お仕置き』って言ったやん?」
凛「や!間違えたにゃ!もう一回解き直すから…!!」
ワシワシポーズ希「問・答・無・用!!」ワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシワシィ
凛「にゃああああああああああああああああああああああああ」
希「うっとり♡」
真姫「こっちもアホね…」 絵里「あなたたち!!なにやってるのよ!!」
絵里「昨日話した新しい仲間を連れてきたわよ!」
絵里「海未と穂乃果よ!」
穂乃果「こ…こにちわ…」
海未「(穂乃果に負けないくらいやかましい人達ですね……)」
にこ「!!」
凛「………………」
希「(海未って子全然胸ないね…ワシりがいがなさそうやん…でも穂乃果って子はなかなかのもんやね)」
真姫「………………」 穂乃果「高坂穂乃果です!みんなよろしくねっ!!!」
海未「園田海未です よろしくお願いします」
…………………………
凛「ごめんね…希ちゃん…凛もっと一生懸命勉強するよ!だからまた教えてほしいにゃ!」
希「うちこそごめんな?いきなりワシっちゃって…」
にこ「ここの紅茶は美味しいわね〜〜」
真姫「フン……………」ツーン
海未「………………」
穂乃果「あ……あり……?」 絵里「ちょっと!あなたたち!!エリーチカが連れてきたのよ!?愛想よくしなさい!!2人とも証明のバッヂももってるわ!!」
海未「(まぁ…穂乃果のは私がしいたけのを奪った物なんですがね…)」
チョロチョロチョロチョロ
にこ「ん〜?(この音は…)」
真姫「……………」チョロチョロチョロチョロチョロチョロ
凛「!!(真姫ちゃん…紅茶に…)」
希「!!(真姫ちゃんの聖水プレイ…?)」
真姫「それもそうね…」
真姫「海未と穂乃果…だっけ?立ってるのもなんだしここに座りなさいよ… お茶でも飲んで」
真姫「話でもしようじゃない」 アバッキオ真姫
ナランチャ凛
ミスタにこ
この3人は想像通りだなw にこ「プックククク」
真姫「歳はいくつ?」
海未「16です」ストッ
穂乃果「穂乃果も16だよっ!」ストッ
真姫「ふーん」
凛「16?凛よりも1つ上だね(って真姫ちゃんもだにゃー)」
海未「いただきます…」
穂乃果「いっただきまーす!!」
海未&穂乃果「うっ!!(この臭い…!!)」 真姫「ニヤリ」
にこ「ケケケケケ」
希「(真姫ちゃんの聖水プレイ…)」
凛「ニヤリ」
絵里「じゃあ私も一杯貰おうかしら?」
真姫「悪いけど…絵里は別で注文してちょうだい」
絵里「?」
絵里「…………?(もしかして私除け者にされてるのかしら…いや…まさか…ね?)」 海未「………………」
穂乃果「…これって!!」
真姫「これって?どうしたのよ…?何が言いたいの?穂乃果…だっけ?」
真姫「まさか先輩であるこのマッキーが注いだ紅茶が飲めない…とは言わないわよね?」
凛「ニヤニヤニヤ」
にこ「仲間になりたくないから飲まないんじゃないの〜〜〜?」
希「(どうせ飲まんやろ……飲むほうがおかしいし……)」
穂乃果&海未「……………………」
絵里「?」
絵里「さっきからなにやってるのよあなたたち!!(私だけ除け者は嫌よ?)」 海未「(いきなりハレンチな人達です!!私はこれからこんな人と仲良くしなくてはいけないのですか!!!しかし!『夢』のためです!!ええい!!!飲めばいいのでしょう!!飲めば!!!)」グイィィィィイイイイ
ゴグゴクゴクゴクゴクゴクゴク
にこ希真姫凛穂乃果「えッ!!」
真姫「嘘でしょ?」
凛「本当に飲んじゃったにゃーーー!!!」
にこ「飲んでるはずないじゃない!なに?どうやったの?にこにだけ教えなさいよ!」
希「真姫ちゃんの聖水プレイ!(嘘やろ?)」
穂乃果「まさかッ!?あの海未ちゃんが!! 海未「さぁ…どうでしょうね?あなたたちだって『能力』を秘密にしているのでしょう?」
にこ希真姫凛「!!」
穂乃果「そうか!海未ちゃん『ワイルド・スターズ』の能力を使って!!」
海未「(歯の一本を体質の98%を水分で構成するクラゲに変えて吸い取らせました なんとか飲まずに済みましたね… 飲まずには…)」
にこ「で…穂乃果?あんたは飲まないでいる気?」
希「海未ちゃんは飲んだんやもん 自分だけ逃げるってのはよくないやん?」
凛「そうにゃ!そうにゃ!」
真姫「…………………」
穂乃果「げっ(覚えてた!?)」 穂乃果「(海未ちゃんは能力を使ってなんとかしたんだ!!穂乃果もこの『カラフル・ボイス』で!!)」
真姫「ちょっと!そんなカップを振りかぶって…まさか割るつもり?」
穂乃果「違います!!!突然ですが!!!これは気合のポーズです!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!高坂穂乃果!!!飲ませていただきます!!!」
穂乃果「(大げさなポーズに気を紛らわせてるうちに…!!『プルン』の文字!これで紅茶をプルップルのゼリー状にするよ!!そして飲んだふりをして見えない角度で床に捨てるんだ!!!)」グイィィィィイイイイ
クビクビクビクビクビクビクビクビクビクビ
海未「ホッ…(穂乃果もなんとかなったようですね… 飲んだか飲んでないかは知りませんが…)」
凛「お〜〜穂乃果ちゃんも飲んだにゃ!!!」
希「真姫ちゃんの聖水プレイ!!(もうなんでもええわ………)」
にこ「希さっきからそれしか言ってないじゃない!もっと…なんかあるでしょ!!」
真姫「フン…まぁいいわ」
絵里「(よく分からないけれど…二人ともうまく馴染めたようね…良かったわ!エリチカ一安心!)」 今日はここまでです!
次回は真姫ちゃんのデビュー戦ですね!
穂乃果も活躍させるつもりです! しいたけの遺産をねらえ!!---真姫の追跡!
マリカ「今さっき聞いた情報なんだけどさー
しいたけが自殺したらいよ」
ココ「はい?」
ココ「自殺?あのデブが?」
マリカ「そうらしいよー?自分の拳銃を口に咥えてバァンとやっちゃったんだってさ〜」
ココ「ほんとに自殺なの?殺しじゃなくて?」
マリカ「マジで自殺なんだってさー 『専門家』?がそう言ってたらしいよ〜」
ココ「へぇ〜 あのデブがね…」
マリカ「それよりココはしいたけの隠し財産の噂はしってる?」
ココ「うわさ?知らないよ…そんなの…宇宙の果てを知らないようにそんなもの知らない」 マリカ「しいたけは牢獄に入る前に自分の財産を宝石とか金塊に変えてどっかに隠したってウワサなんだ!」
マリカ「隠し財産ってこと!組織にも内緒で銀行にも預けられないやばいお金だってさ」
マリカ「そのお金はしいたけが死んで誰の物でもなくなって…『フリーなお金』になった!つまり最初に手にした者のお金になるってわけ!」
マリカ「金額にすると4億とか言われてるらしいよー?」
ココ「4億!?」
ココ「もしそんだけあればなんでも出来そうだね」 マリカ「そう!そのお金を組織に納めればしいたけの代わりに幹部にだってなれるってわけ!」
マリカ「絵里のやつが隠し金のありかを知ってればぶんどれるんだけどなー」
ココ「絵里って確かネアポリスのチンピラ?そんな奴がどうしたって言うの?」
マリカ「こっからは私の考えなんたけどさー
しいたけのあの体型で4億なんていう大金を安全に隠せると思う?」
ココ「無理だね デブだし キモいし」
マリカ「そう! だから誰かにやらせたとあたしは踏んでるんだよねー」
マリカ「そしてそれを誰にやらせたか…しいたけは絵里のことをえらく気に入ってた…だからやらせるとしたら絵里なんだけど…」
マリカ「隠し財産がマジであるって言うんだったら絵里は絶対に動く!そこを狙えば….….」
マリカ「って…!ちょっとココ!!マジで信じちゃったのかなーあの子…行っちゃったよ…何も運転をほっぽり出して行くことはないのに…」 希はパープルだからか
なんかわからなくもないけどフーゴ枠ってことはつまりそういうことか ラジカセ「シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ」
にこ「(うるっさいわね…)」
にこ「ちょっと!?凛! 凛!!!」
凛「…….?どうしたの?にこちゃん」
にこ「え〜〜と…その…あれよ!あんた確か飲み物持ってたでしょ?一本くれない?」
凛「え…でもこれ凛が買ったやつだよ?」
にこ「別に一本くらいいいじゃない!はやくよこしなさいよ!」 >>164はミスです
こっちに訂正で
ある海のある船の上…
凛「〜〜〜〜♪」
ラジカセ「シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ」
にこ「(うるっさいわね…)」
にこ「ちょっと!?凛! 凛!!!」
凛「…….?どうしたの?にこちゃん」
にこ「え〜〜と…その…あれよ!あんた確か飲み物持ってたでしょ?一本くれない?」
凛「え…でもこれ凛が買ったやつだよ?」
にこ「別に一本くらいいいじゃない!はやくよこしなさいよ!」 凛「しょうがないにゃ〜 コーラ?それともスプライト?」
にこ「コーラ」
凛「はい!コーラ!」
にこ「あ、やっぱスプライトにかえるわ……透明だからね……」
凛「……?」
凛「はい!スプライト!」
にこ「あとちょっとこの本もってくれない?」
凛「いいけど…」
にこ「ニヤリ」
にこ「(ラジカセにこのスプライトをぶっかけて二度と音が鳴らないようにしてやるわ!ケケケケ)」ジョボジョボ にこ「ん あんがと」
凛「〜〜〜〜〜♪」
ラジカセ「シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャ……………」
凛「あれ!?音が止まっちゃったにゃ!!!なんで…!?まだ買ったばっかなのに!!!」
にこ「(ふぅ〜これで静かにアイドル雑誌が読めるわ…)」
穂乃果「真姫ちゃ〜〜〜〜ん!こっち来て一緒に遊ぼうよ〜〜〜」ダキィ
真姫「ヴェェェ ちょっと!くっつかないで!」
希「お!真姫ちゃん!さっそく仲良くなったん?良かったな〜」
真姫「ち…違うわよ!!」
海未「(あぁ… 真姫… あなたも『そちら』側に行ってしまうのですね…)」ホロリ にこ「それでさぁ〜〜〜絵里!!」
にこ「いい加減話してくんない?この船がどこに向かっているのか」
にこ「まさかみんなでバカンスに行く…とかふざけたことは言わないわよね〜?」
真姫希海未「………………」
凛穂乃果「バカンス!!??」
絵里「そうね 陸も遠くなったことだしそろそろ話しましょうか… あとバカンスではないわよ」
凛穂乃果「そ…そんな…」 絵里「しいたけが自殺したわ!だからこれから彼女の遺産の回収に行くわよ!!」
真姫「……………」
にこ「しいたけが自殺…!?」
希「へぇ〜 あのおデブちゃんが」
凛「遺産!?」
穂乃果「金銀財宝!?」
絵里「なぜしいたけが死んだのかってのはこの際どうでも良いわ」海未チラリ
絵里「彼女は死んで当然の事をやってた幹部だからね」
海未「(私の置き土産がうまくいったようですね…)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
絵里「……………………」海未チラリ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
海未「……………………」 絵里「というよりもしいたけが自殺したのは幸運よッ!しいたけには『6億円』の隠し財産があるもの!」
絵里「そしてそのありかを私は知っている!!しいたけに命令されて隠したのはこのエリーチカだからね!!6億円は私たちのものよ!!!」
穂乃果「6億ゥゥーーーーー!?穂乃果たち億万長者じゃん!!」
絵里「そのお金があれば『幹部の座』が手に入るわ!!けれど…私たちがそのお金を手にしなければ他のものに奪われてしまう…!!」
海未「(絵里が…幹部に!?いきなり話しが大きく動きましたね… この点に関してはしいたけに感謝と言ったところですか… 殺ったのは私ですが…)」 穂乃果「おお〜幹部…!!」
真姫「6億ですって!?それはどこに!?」
凛「カプリ島のどこに六億ものお金を隠したの?絵里ちゃん!!!教えてにゃーー!!」
絵里「それはまだ言えないの…隠し金の噂が組織の一部で流れているわ!だからお金を完全に確保するまでは安心できないのよ…」
甲板のBOX「ズオオオオオオオオ」
絵里「!!」
凛「え…絵里…ちゃ…」ガオン 絵里「ちょっと…!?凛!?」
にこ「あに遊んでんのよ…」
希「い…いない…?」
真姫「今確かにここのBOXのとこにいたはずなんだけど…」
穂乃果「凛ちゃんが…甲板のBOXに吸い込まれた…!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 海未「これは…凛の履いていた靴…ですね…」
真姫「貸しなさいッ!!海未!!」
希「うちにはよく状況が飲み込めてないんやけど…凛ちゃんは一体どこに行ってしまったんや…」
絵里「あなた達見えなかったの?私には『凛』がこのBOXの中に引きずり込まれたように…見えたのだけれど…」
穂乃果「穂乃果にも…そう見えたよ…」
希真姫海未にこ「………………」 にこ「ンなわけあるわけでないでしょ〜!?凛のやつ隠れて遊んでんじゃないでしょうね〜…… だったらさっさと返事しなさいよ!りn」ガオン
希「にこっち?」
一同「いない…?」
絵里「まさか……!!」
希「ちょっとにこっちまでふざけたことせんといて〜 はよ出てきt」ガオン
………………………………………………………
絵里「………希…?」
絵里「ちょっと!希!?」
一同「いない…」
絵里「真姫!海未!穂乃果!お互い離れちゃダメよ!攻撃されているわ!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド 絵里「この船のどこかに何者かが潜んでいる!!これはスタンド攻撃よっ!!!」
絵里「希!凛!にこ!聞こえないの?返事をしなさい!!」
絵里「『お金』よ!私がしいたけの隠し財産の場所を知っているって言うのがなぜかバレていて…それを私たちから横取りするつもりみたいね……」
真姫「陸からずっと私達をつけていたってわけ!?」
絵里「らしいわね…」
穂乃果「そ…そんな…」
真姫「にこちゃん達はどこへ行ったの!?こんな事出来るヤツに心当たりはある?絵里!」
絵里「いや…ないわね… けれど『組織』の誰かっていうのは確定ね」 絵里「私がなかなかあなた達にお金の場所を言わないから一人一人始末して最後に私に吐かせようってつもりで攻撃を始めたようね」
穂乃果「海の上じゃ逃げ場がないよ〜〜〜 どうじよぉぉぉぉぉ」
海未「呼びましたか?」
穂乃果「呼んでない!」
絵里真姫「………………」
真姫「にこちゃん達は死んじゃったって事!?」
絵里「そうは言ってないけれど…6億のためよ…同じ組織の者だろうと平気で『殺し』をやるでしょうね…」
海未「いえ にこ達は生きています」 うーん、10点中4点ってとこかな。まあそれなりに光るものはあるから及第点欲しかったらもうちょい努力しな 海未「この船のどこかにいます…敵は最後に人質として利用しようとしているのでしょうか?そこまではわかりませんが…」
海未「とにかく生きています!」
真姫「なんであんたにそんな事がハッキリと分かるのよ!?」
海未「凛の靴をハエに変えました ハエは主人である凛のところに戻ろうとしています」
ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
海未「もし死んでいたとしたらああいう風に凛を探すように飛び回ったりはしません」
絵里「海未 捜せるのかしら?」 あ、なんか思いついたことあるけどネタ潰しになったらいやだしこの話終わるまで黙ってよう 海未「生きてはいるのですが… 船室に降りていくわけでもなくロッカーの中に行くわけでもない…」
海未「どこにも止まらないんです…ずっとあの船室の入り口辺りを…凛を捜して飛び回っているんです」
真姫「何!?海未の能力は?」
絵里「いいから黙って聞きなさい」
海未「船室への入り口あたりに凛はいます!それは『確か』なんですが…『ハエ』は見つけられないで方向を見失っているんです…」
海未「凛がいるところを敵のいるところと見ていいと思います!つまり敵はどこかの物陰にただ隠れて攻撃をしてきているたけというわけではないって事です」
海未「私の言いたいこと…分かりますか?」 絵里「よくは分からないけれど…つまり…敵の能力の『謎』を見極めかぎり迂闊に近づいたらやられる…ってことかしら?」
海未「その通りです!隠れて襲ってくるということは逆にそれが短所!『謎』さえ分かれば勝てるということです!」
穂乃果「う〜ん…穂乃果には何がなんだかさっぱりだよぉぉ……」
絵里「真姫…あなたの『スタンド』ならこういうタイプは倒せるんじゃないかしら?」
海未「倒せる…?真姫の能力なら『謎』を解けるんですか?」
真姫「さあね……」 絵里「ちょっと真姫!あなたこんな時につまらないことにこだわってるんじゃないでしょうね?」
真姫「つまらないこと?いいえ…私の安全に関わる重要な事よ」
真姫「私はこんな信用できない人の前で自分の能力はみせたくないわ」
真姫「………穂乃果なら…別にいいけど…さっき遊ぼうって言ってくれたし……」
穂乃果「真姫ちゃん…」
絵里「ふざけてる場合じゃないのよ?敵の謎を解かなくちゃ私たちは皆殺しにされるのよ!?」
真姫「それは海未が勝手に言ってる憶測でしょ?臆病な想像だけで見たわけでもないのにね」
真姫「どうせ下の船室のどこかに隠れているだけよ!今に見つけ出してこのマッキーがぶっ飛ばしてやるんだから!!」 海未「謎を解かなければ近づいただけで確実にやられます」
真姫「しつこいわよ!!」
穂乃果「ふ…二人とも落ち着いt」
海未「この園田海未には夢があります!」
絵里「…………………」
真姫「は?」
海未「謎を…!!解けるんですね?」ダダダダ
海未「お願いしますよ…真姫?」ダダダダダ
穂乃果「海未ちゃん!?」
絵里「海未!?何をする気??戻りなさい!!そこに行っては凛のようにやられるだけよ!!!」 穂乃果「BOXのところに敵スタンドが!!」
絵里「海未…!!さっきの凛と同じように引きずり込まれていく…!?」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
穂乃果「まずいよ…!!海未ちゃんが!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
真姫「海未…なかなかクレイジーやつね…証明するために自ら敵スタンドに突っ込みに行くなんて…」
海未「こ…これが敵のスタンド…このスタンドは……!!」
絵里「『ワイルド・スターズ』で防御しなさいっ!!海未!!」
海未「うっ…くっ…(何かに刺された…?体に穴が空いています…)」ガオンッ
穂乃果「そ…そんな…スタンドを出す暇もなく一瞬で海未ちゃんがBOX引きずりこまれちゃった…」
絵里「チッ!!海未はどこに…!!」ダダダダ
真姫「そこの床に降りちゃダメよ!絵里!!下がって!!」絵里ガシィ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
穂乃果「海未ちゃんのハエだ!!」
絵里「海未はまだ生きてるみたいね…良かった…」
真姫「どんどん近づいてくるわよ…」
穂乃果「ハエを重くして動きを止めれば…」
真姫「バカね…ハエを止めても敵は止まらないわよ」
穂乃果「だよね………」
真姫「早くなんとかして……絵里!」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』ジッパーで床に穴を開けるわよ!!」
穂乃果「船室に…誰も…いない!?」
絵里「やっぱり海未の言う通り敵はどこかの物陰とかにただ隠れて攻撃してきてるってわけじゃないみたいね…」 ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
真姫「ハエが回り込んでくるわ…!」
絵里「おかしい…どこを移動してきてるって言うのよ!?」
穂乃果「敵はどうやって…どこに隠れてるの!?」
真姫「敵の能力に関しては海未の言うことを認めるしかないみたいね…」
真姫「私のスタンドで『謎』を解くっ!!!だけどここはヤバいわ…絵里!!」
穂乃果「おお〜〜 真姫ちゃんのスタンド…!!」
絵里「今はそんな事を言っている場合じゃないわ 船室に逃げ込むわよ!!」ジジジジジジジジジジジジジジジジ 穂乃果「ジッパーを閉じたらただの床に戻ってる…すごいね!!絵里ちゃんのスタンド!!」
絵里「ありがと」
真姫「『キューティー・パンサー』!!」
穂乃果「これが真姫ちゃんのスタンド…かっこいい!!」
真姫「あ…ありがと…// 」
真姫「『5分前』の凛からでいい?」
絵里「えぇ…そのくらいでいいわよ」
キューティー・パンサー「ピピピピピピピピピピピピピピ」
穂乃果「5分前……?どんなスタンドなの?真姫ちゃんのスタンドは……?」
真姫「見てれば分かるわ…… 『キューティー・パンサー』を追うわよっ!」
穂乃果「分かった!!」ダダダダダ
真姫絵里「」ダダダダダ 穂乃果「……あり?真姫ちゃんのスタンドを追って来たらまた船の甲板まで戻って来ちゃったよ!?」
真姫「えぇ これでいいのよ!絵里!!ハエはまだ大丈夫…?」
絵里「まだ来ていないわ… 船尾の操舵席あたりにいるわね」
絵里「素早く頼むわよ?」
真姫「分かってるわよ」
穂乃果「えっ??真姫ちゃんの『スタンド』が『凛』ちゃんになってる!!!」
真姫「私のスタンドはその人物に起きた『過去の出来事』を録画したビデオのように再生して見ることができるの」
穂乃果「ほえ〜すっごいね!!」
真姫「でっしょー?私の『キューティー・パンサー』は決して追跡をやめないわ!!」
絵里「はいはい リプレイに集中するわよー」 CP凛「〜〜〜〜〜〜♪」シャカシャカシャカシャカシャカシャカ
絵里「このシャカシャカって何の音かしら?」
真姫「ヘッドフォンね 確かこの時凛はラジカセを聴いていた」
穂乃果「にこちゃんがうるさい!うるさい!ってずっとうるさかったね…この時」
CP凛「あれ!?音が止まっちゃったにゃ!!!なんで…!?まだ買ったばっかなのに!!!」
絵里「そこじゃないわね 凛が襲われたのはもっと先の時間よ」
真姫「早送りするわ」
穂乃果「そんな事まで出来るんだ!便利だね〜!」 CP凛「早送り中」キュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュルキュル
穂乃果「なんか凛ちゃんが早く動きすぎてすごい気持ち悪いことになってるよ…」
真姫「この辺りね」ピッ
CP凛「カプリ島のどこに六億ものお金を隠したの?絵里ちゃん!!!教えてにゃーー!!」
再生絵里「それはまだ言えないの…隠し金の噂が組織の一部で流れているわ…」
穂乃果「絵里ちゃんの声が別々の場所から聞こえるよ!?」
真姫「片方は再生された過去の声よ」
絵里「ここよ… この後よ!凛が襲われたのは!!凛が襲われたところはしっかり見られるんでしょうね?」
真姫「当たり前よ!!『キューティー・パンサー』は記録を全て再生する!そしてどこまでも追跡するわ!」
再生絵里「だからお金を完全に確保するまでは安心できないのよ」
絵里「ここね!凛の背後に回りましょう…襲われるわよ!!」 CP凛「」グサァ
絵里「あの傷…!穴よ!海未の時と同じ傷よ!!」
CP凛「え…絵里ちゃ……」ガオンッ
穂乃果「来た…!!BOXの中に吸い込まれていく!!」
CP凛「」プッシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
絵里「凛の体が…!?」
絵里「穴から空気が抜けるようにしぼんでいってる!?」
真姫「どうやら敵の正体が見えてきたようね」
穂乃果「あっ!!凛ちゃんが引きずりこまれていっちゃう!!」
絵里「真姫!!一時停止して!!」
CP凛「」ピタァァァァァァァァァ 絵里「敵はパイプの中に隠れているみたいね」
絵里「ハエは大丈夫かしら?」
穂乃果「まだ操舵席のあたりにいるよ!」
真姫「でも微妙にこっちに近づいて来てるみたいね」
絵里「これが『謎』の答えってわけね…爪も肉も骨も何から何まで『コンドーム』みたいにベロベロになっているわ」
穂乃果「ぅ絵里ちゃん…その例えはどうかと思うよ…女の子的に…」
穂乃果「(海未ちゃんがいたら真っ先にハレンチです!って声をあげそうだね…)」
絵里「他に例えが見つからなかったのよ…」 絵里「でも海未の言った通り『生きている』わね 」
絵里「(なんでこんな状態で生きていられるのかは不思議だけれど……)」
絵里「この能力で狭いパイプの中にも潜りこんでいるわ」
絵里「敵は自分の体をもこうやってパイプとかに隠して凛、にこ、希、海未を引きずり込んってわけね」
絵里「これで海未のハエが大体な位置は分かれど正確なところまではたどり着けないという説明もつくわね」
真姫「『敵の能力』の正体は解けたわ!あとはこのまま『追跡』して凛たちのいる場所を見つけ救いだす!!」
真姫「そして『敵』をぶっ飛ばすだけ!!『キューティー・パンサー』の再生を続行するわ!!」 絵里「追跡ですって!?待って真姫!!あなたの能力は『再生』中は攻撃も防御もできない無防備状態…」
絵里「あなたのスタンドがどうなっているのか分からないパイプの中に入るのは危険よ!!」
真姫「『キューティー・パンサー』がどこを移動しているかくらいなら分かるわ!敵の近くに着いたら絵里の『ジッパー』で『切開』して穂乃果と絵里で叩いて!」
真姫「『追跡』しなきゃ敵は倒せないんだから!」
穂乃果「危なくなったら穂乃果…絶対真姫ちゃんのこと守るからね!!!」
真姫「あ…ありがと…//」 絵里「ほのまきやってる場合じゃないわよー?
ハエがこっちに向かい始めてる… どうやら真姫のスタンドにきづいたようね…」
絵里「そして敵は凛たちを『拉致』したまま移動している!」
ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
穂乃果「気をつけてね!真姫ちゃん!!」
ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
絵里「敵がどんどんこっちへ向かってきているわね」
絵里「真姫…そろそろ切開しないとまずいわよ!!」
真姫「このマッキーに向かってくるとはいい度胸してるじゃない!!いいわ!切開して引きずり出してやりなさい絵里!!」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』!!」ダスダスダスダスダスダスダスダス 穂乃果「い…いない!?」
絵里「あなたの『キューティー・パンサー』はどこ!?真姫!!」
真姫「そこよ!!自分のスタンドの位置くらいわかってるわよ!!たしかにその辺りにいるの!!!」
ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
絵里「その辺りってどこよ?ハエが近づいてくるわよ!」
真姫「だから切り開いているそこに…よ!!『キューティー・パンサー』は確かにそこにいるのよ!!」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』!!」ダスダスダスダスダスダスダスダス
穂乃果「床のいたるところを『切開』したのにどこにもいない!?」
真姫「そんな…確かにそこにいるのに…!!」
真姫「(どこに潜り込んでいるのよ!!『キューティー・パンサー』!!まさか…まだ解いていない謎があるって言うの??)』 絵里「真姫!早く『再生』を解除してスタンドを戻して!!」
真姫「もうやってるわよ!!」
真姫「(おかしい…この壁はどこの壁なの?どこに潜り込んでいるのよ…『キューティー・パンサー』!!)」おらおらおらおらおら
ガンガンガンガンガン
真姫「……………」
真姫「聞いた!?二人とも!!今のは『キューティー・パンサー』が壁を叩いた音よ!!」
穂乃果「聞こえたよ!」
真姫「パイプの壁の音のようね…姿は見えないけど『キューティー・パンサー』は確かにこの下にいるわ!」
真姫「パイプの中?パイプを切開しているのにパイプの中…………!?」 ハエ「ブウウウウウウウウウウウウウウウン」
穂乃果「何をやってるの真姫ちゃん…早く逃げて!!!もう敵はすぐそこまできてるよ!!」
真姫「逃げる…ですって?あの海未が生意気にもこのマッキーに謎を解けって言ってきたのよ!?解いてやるわよ!!私が!!!」
真姫「敵の『謎』はもう一つある!!それが分かりかけてきた!!!謎を解いて敵をぶっ飛ばしてやるんだから!!!!」
絵里「スタンドを戻して!!真姫!!」
真姫「来る…今よ!!『キューティー・パンサー』」おらおらおらおらおら
真姫「分かったわ!もう一つの謎が…!!」グサァ 絵里「真姫!!そんな…あの時の海未のように体に穴が開けられている…!!」
真姫「ぶっ飛ばすのよ……絵里… 敵の『謎』は……!!敵のいる場所は…………」
絵里「引きずりこまれる…!!私に捕まって!!!」
絵里「そんな…真姫ィーーーー!!!」
穂乃果「さっせないよー!『カラフル・ボイス』!!」ペタッ 真姫「えっ…?」ドッヒュウウウウウウウウウウウ
真姫「ちょっ!?うわあああっ?」
絵里「真姫が…吹っ飛んだ…!?」
穂乃果「穂乃果の『カラフル・ボイス』は音の能力!!シールのように貼っ付けた音の文字に触れるとその効果が実体化して現れる!!!」
穂乃果「穂乃果は今真姫ちゃんの背中に『ドヒュウ』の文字を貼っ付けた!!それで真姫ちゃんは吹っ飛んだ!!」
穂乃果「引きずり込みはさせないよ!!真姫ちゃんを守るって約束したからね!!!」
真姫「ほ…穂乃果…//」 絵里「でかしたわ!穂乃果!!『敵』は今飛び出したら『謎』がバレるからあそこまで真姫を拾いには出てこられない!!」
穂乃果「さぁ!真姫ちゃん!!敵スタンドの『謎』を教えて!!!」
真姫「えぇ…!!船は2隻あるのよ!!!船の上にもう一隻の船をペラッペラにして被せて隠れているのよ!!!」
真姫「その表面のペラッペラにした船の中を移動して私達を攻撃してきていたってわけ!!」
絵里「なるほどね…それは気づけないわね…そこの点に関してだけは尊敬してあげるわ」
穂乃果「ん?んん〜?」
真姫「穂乃果は説明されてもまだ気づけてないみたいだしね」フフン
穂乃果「あー!真姫ちゃん!!今穂乃果のことバカにしてるでしょー!?」プンプン 絵里「船底に『エンジェリック・エンジェル』で穴を空けたわ…もうじき浸水して船は沈むでしょうね」
真姫「さすがね絵里」
真姫「仕事が早くて助かるわ」
穂乃果「うーん…うーん……どゆこと??」
絵里「溺れたくないのならさっさと出てくることね?名も知らぬ『敵』さん?」
真姫「ペラペラにしていた方の船の能力を解除したようね」
真姫「穂乃果!絵里!!乗り移るわよ!!」
絵里「えぇ!!」
穂乃果「わっ!船が2隻もあるよ!?」
真姫「だからさっきからそう言ってるでしょ…」 ココ「はあはあはあ…」
絵里「あれが敵本体のようね?キチッとやっつけて締めといきましょうか」
真姫「そうね」
穂乃果「やっちゃって!絵里ちゃん!!」
ココ「来ないで!!そこから動いたらここにいるペラペラにしたあんた達の仲間を殺す !!!」
絵里「あなたは姿を現した…そんなしょーもないオドシにビクついてギャングがやっていられるかどうか… それはあなた自身がよ〜く知っているはずよね?」 絵里「やめれば許してあげるわ」
絵里「けれどその4人に攻撃した瞬間 あなたの命ももらうわよ?」
ココ「この距離でッ!やれるもんならやってみなさい!!ぶっ殺すッ!!!」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』!!!」ジジジジジジジジジジジジ
ココ「なッ!?腕がのびt」ボキャアアアアアアアアン
穂乃果「おぉーー!!腕をジッパーにして開くことによってパンチの距離を伸ばした!!」
穂乃果「ロケットパンチだ!!!」
真姫「やるじゃない絵里」
スタンド名『ソフト・マシーン』
本体名 宮下ココ
首をジッパーにされ切断!!
絵里の能力故これで死ぬことはないがこのあとにこ達にさんざんいたぶられる事をココはまだ知らないッ!!! 今日はここまでです!
まだまだ完結には程遠いですが頑張ります!
フーゴを希にしたのは最初のところで凛をワシワシしたかったからです! 引きずりこまれる真姫ちゃんに音を貼り付ければどこにいるかわかるんじゃとかあれはブチャが能力に気づいたことを知られてないから船底に穴を開ける動きを怪しまれなかったんじゃとか思ったけど まあそのあたりはそもそも原作もわりとゆるゆるなのでいいか よく読んだら音はもう出してたか
とはいえこれって穂乃果がact3を発動する対象によっては下の船だけ沈んでばれたりしたのかも 細かいところがちゃんとラブライブのキャラっぽく改変されてて良いね 凛「いてて…たんこぶできちゃってるにゃー……」
希「ああ〜〜できてる…できてる…しかも結構おっきいやん」
凛「いてて…やめてよ!あんまり触らないでほしいにゃ!」
凛「この!絶対許さないにゃ!!この女!!!この!!この!!このーっ!!!」ガシガシゲシゲシ
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」
海未「宮下ココ 住所はローマ」
海未「ローマのチンピラさんですか…」
真姫凛希「」ガシガシゲシゲシガシガシゲシゲシワシワシワシ
穂乃果「ちょっと…みんなやりすぎだよーー!!」
『カプリ島』
かつて古代ギリシャ人達は地中海の各地を植民地とした時『世界で最も美しい景観の場所はどこか?』と探し求めた
その一つがこの『カプリ島』である
絵里達はまもなく『しいたけの隠し金』6億円を手にするためこの島に上陸しようとしている! 海未「そろそろ上陸のコースに進路をとりましょう さっきから私もずっと見ていますが…尾けてくる船は一つもありません」
海未「この船がカプリ島に向かっていることは誰も知るはずがありませんよ…」
絵里「えぇ 確かに一つもないわね」
絵里「けれどあの女は誰から『隠し金』の噂を聞いたのか…………よ…一人だけで追ってきたとはどうしても考えられないのよね……」
ココ「ハァハァハァ」
にこ「この『メガネ』と『釣り糸』がさっきから気になってるようだけど…あんたどっちを使ってほしい?『メガネ』と『釣り糸』」
にこ「にこ達はあんたに答えてもらわないと困るのよ 答えてもらわないとにこ達は危険にさらされる」
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」 にこ「ココさんあんた仲間がいるわよね?で、そいつもスタンド使いなんでしょ?だからこれを使うのよ」
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッ!」
にこ「どっちか選ぶくらいもできないっての?選ばないんなら………」
にこ「両方使っちゃうにこ!!」
ココ「んーーーッ!!!」
希「にこっち瞼に釣り針刺してるやん…エグいことするな〜ほんま」
凛「み・や・し・た・コ・コ」
凛「天国・地獄・大地獄!天国・地獄」
凛「大地獄にゃ!!」
凛「にゃっはははーーこの人名前占いで『大地獄』行きだにゃーーーー!!!」
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」
にこ「そして糸を柱に巻きつけて太陽の光が当たる位置に頭を固定して〜っと」
にこ「この『メガネ』をかけさせるにこ!!」
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」 凛「ラジカセカチッ」
ラジカセ「アイセーーーーー」
凛「」ダンスダンス
ラジカセ「ヘイッヘイッ」
にこ凛「」ダンスダンス
ラジカセ「ヘイスタートダッシュ」
希にこ凛「」ダンスダンス
ココ「んン〜〜ッ!んーーーッんーーーーーッ!」
にこ「追ってくる仲間の『名前』と『スタンド能力』を答えないって言うんならさ〜〜〜もう片方の目の心配もした方がいいわねぇぇぇ〜〜〜」 真姫「見なさい!!この女船の『無線』を使ってるわ!!」
CPココ「すでに4人人質にした」
CPココ「残るはあと絵里だけ…すぐ片付けるよ」
真姫「この女!!」バキィィ
ココ「ンきゃッ!」
真姫「海未!!ほんとはあんたなんかには見せたくないけど穂乃果に免じて私の『スタンド』を見せてあげるわ!感謝しない!!」
穂乃果「だって海未ちゃん!!感謝してね〜〜!!!」
海未「(どっちにすればいいんですか…)」 真姫「この女『再生』してみたら無線で連絡してるじゃない!!」
CPココ「ヨットの行き先は『カプリ島』だよ
けど隠し場所を吐く気配がないから6人の仲間を始末してから絵里に喋らせることにする」
にこ「ちょ!?行き先を喋られてるじゃない!!」
再生マリカ「その船『ラグーン号』だっけー?今どの辺にいるー?」
ココ「船の計器類によるとカプリ島から2時間でつけるところにいる」
ココ「絵里は尾行者を用心してグル〜〜〜っと回り込む進路をとっているの」
再生マリカ「2時間以内だねー?分かった!高速艇で先にカプリに行って待ってるよ!カプリ島の『マリーナ・グランデ』に入港してね!」
真姫「会話はここまでのようね 無線が切れたわ」 希「ヤバいやん!高速艇ならネアポリスから30分もあれば島まで行ける!!」
にこ「完っ璧…先に島についてるわね」
穂乃果「またピンチなの!?」
海未「みたいですね……」
凛「誰なの!?この女は!!」
にこ「何としても!この女に『今の女』の正体を吐かせるしかないないわね…」
絵里「いや…今もずっと見ていたけれどその子は筋金入りのギャングよ 口を割らせるのに時間がかかりそうね」
絵里「たぶん今日中には喋らないでしょうね… それに実際『スタンドの正体』は知らないのかもしれないわ… 仲間にさえ秘密って可能性は大きいもの」
にこ「じゃあどうするのよ絵里!?このままこの船が港に入ってみなさい!乗ってるのが『ココ』じゃなくにこ達だってのがバレたなら!」
希「もしくはあと1時間程度でこの船がマリーナ・グランデに到着しなかったら………!!」
希「この女は完璧にココちゃんに何かあったと思うに違いないやん!うちらはお金を手に入れられるかどうか…いや!ネアポリスに無事に戻れるかどうかすらも怪しいもんや…」
穂乃果「そ…そんな〜」
絵里「………………」
真姫「どうするのよ!絵里!!」 海未「この船が入港する『前』に誰かが先に上陸して『その女』を探して倒せばいいんですよ」
絵里「海未…?」
凛「何言ってるの!?実は海未ちゃんって頭悪いんじゃないの?この船よりも先に上陸?」
凛「泳いででも行くって言うの?そんなの無理に決まってるにゃ!」
穂乃果「穂乃果泳ぎなら得意だよっ!!」
海未「私はここにある『浮き輪』を『魚』に変えられます その子に引っ張って貰えばいいんですよ」
海未「そうすればこの船より早く島につけます!もちろん私のスタンドなので行くのは私ですが…」
凛「浮き輪が魚になっていくにゃ!!」
穂乃果「おぉ〜!」
穂乃果「ついでに『カラフル・ボイス』の文字も貼っ付けとこーっと!」 海未「この園田海未には夢があります!私は6億円がほしい!そのお金で絵里に幹部になってもらい…私たちはのし上らなくてはいけないんです!」
絵里「………………」
真姫「フフフフ あなたが行く?それはいいアイデアね」
真姫「けど惜しいことにあなたは敵の顔も名前も知らない!カプリの港は観光客だらけよ?その中からどうやって敵を見つけるつもり!?」 にこ「にこは海未の言うことに賛成よ!女の正体は分かんなくてもそいつが『ココ』がこの船で港に着くのを待ってるって事なら分かっているわ!」
にこ「それなら結構可能性あると思うのよね〜 敵の攻撃を待ってるよりこっちから攻撃するにこ!!」
真姫絵里「………………」
海未「にこ……!」
にこ「その魚はさぁ〜〜〜何人まで引っ張れんのよ海未?にこも行くわ!!」
海未「はい!!ちょうど二人まで引っ張れます!!」
にこ「そりゃちょうど良いわね〜〜 にこのスタンドは『暗殺向き』よ!こういうのには向いてるわ!!」ピストルカチャカチャ
真姫「フン」ツーン
バスターズ達「行けるよにこにー!」
バスターズ達「準備万端にこ〜」
バスターズ達「いつでもいけるにこーー!!」
バスターズ達「まかせるにこ!」
穂乃果「わわ!!ちっちゃいにこちゃん達がいる!!!」
にこ「可愛いでしょ?にこの『トラブル・バスターズ』達は!!」 今日は少ないですがここまでです
次回はパイセン回です 作者から深いラブライブ&ジョジョ愛を感じる…感じるが…原作の展開を考えるとまきえりはどうなってしまうんだ… しいたけの遺産を狙え!!---にこの『トラブル・バスターズ』!!!
海未「思ったより早く着きましたね」
にこ「穂乃果が貼っつけたこの文字がなかなか使えたわね 」
にこ「(あほのかの癖にやるじゃないアイツ!あほのかの癖に)」
海未「あぁ見えてけっこう頼りになるんですよ 穂乃果は」
にこ「あほだけどね…」
海未「否定はしません…」 海未「それにしても真姫の言った通り港は観光客でいっぱいですね…みんな誰かを待っている風ですし」
海未「にこ! この中から『謎の女』を探し出す計画はできているんですよね?」
にこ「〜〜〜〜〜〜♪」にこにーの3分クッキング♪
海未「…………………………………」
海未「何やってるんですか?」
にこ「もうとっくにお昼の時間を過ぎてんのよ…… ほんとならそこのレストランに行きたいところなんだけど港の前でランチしてちゃ流石にヤバいでしょ?」
にこ「たぶん向こうはにこ達の顔を調べて知ってるだろうしねぇ〜」 海未「何を言っているのか分からないのですが……いいですか?にこ」
海未「穂乃果のおかげで予想よりも早く着けたとはいえのん気してる場合ではないのですよ?時間が無いのに変わりはありませんからね?」
にこ「っさいわね〜昼休みなのよ!昼食なの!昼食時はこの国じゃ本屋だってブティックだって休むわ!」
にこ「昼ごはんを食べなきゃみんな働かないのよ!いや、にこは違うわよ?でもバスターズ達がその週間を覚えちゃってさ〜〜〜」
海未「!」 にこ「ほらあんた達!お弁当の時間よ〜〜〜!にこにーお手製のサラミは美味しいわよ〜〜〜〜♪」
バスターズ達「ごっはん♪ごっはん〜♪」
バスターズ「サラミにこーー!!」
バスターズ達「ちょうだーい!」
にこ「こら!にこにー3号!5号を泣かせんじゃないわよ!!取り合いはやめなさいっていつも言ってんでしょ〜〜?仲良く食べなさい!行儀悪いわよ!!」
5号「えーんえーん」
海未「………………」 海未「なんなんですかそれ?全部で何匹いるんですか?」
にこ「匹?人て言いなさいよ!この子達のどこがペットに見えんのよ!全員にこの可愛い相棒達よ!!」
にこ「6人よ!4号はいないわ 4て数は縁起が悪いからね」
にこ「弾丸一発につきひとりついているわ」
海未「ついている…ですか…」
海未「変わったスタンドですね…にこのスタンドは…でもちっちゃいにこがたくさんいてなんだか愛らしいです!」
にこ「でしょ〜?にこにーのプリチーさを象徴するようなスタンドよ!!!」 にこ「このお姉ちゃんが『早く』って急かすのよ〜〜みんなお昼寝は『仕事』が終わってからにしてちょうだいね〜〜〜」
バスターズ達「えー?ねかせるにこ〜!!」
バスターズ達「昼寝しないと働きたくな〜い」
にこ「今説得するから…海未!あんたは袋から『無線機』だして準備してなさい」
海未「人使いが荒いですね……」 おっちゃん「『ラグーン号』をお待ちの方はおりますかァーーッ『ラグーン号』をお待ちの方ーーッ 『ココ様』から『無線』が入っておりますーーッ『ボート監視小屋』までお越しくださーい」
にこ「用心して無線にでないか…それとも6億の『隠し場所』が手に入ったと思い喜んで無線に飛びつくか.…… それは賭けだけど」
にこ「これで『ボート監視小屋』まで動いて来たヤツが『敵』よ!!」
にこ「海未…!にこは誰にも見られないように『監視小屋』に近づいて建物の陰に隠れているわ」
にこ「『監視小屋』に近づいて来るやつがいたらそこから合図しなさい!『無線』にでたそいつに……」
にこ「にこの弾丸をぶち込んでやるわ!!」
おっちゃん「『ココ様』から『無線』が入っておりますーーッ『ラグーン号』をお待ちの方ーッ『ボート監視小屋』までお越しくださーい」
海未「まだ誰も………『動きません』…………」
おっちゃん「どなたかいらっしゃいませんかーーーッ!」
海未「まだ誰も向かいません………!」
おっちゃん「『ココ様』から『無線』が入っておりますーーッ」
にこ「……………(まだなの?海未……!!)」海未チラ 海未「(まだです………まだ誰も動きません!)」腕バッテン
海未「この港のどこかにいるはずなのに……やはり用心して無線にはでないのでしょうか…」
無線マリカ「どうかしたのー?ココ!」
海未「!」
無線マリカ「呼び出しなんかしちゃってさー……なんか問題でも起こったのー?」
海未「まずいです……!あの小屋、裏口でもあるのですか!?敵はすでに『小屋の中』に入っています!!!」
海未「暗くてよく顔が見えません…にこは気づいていない…このままでは『敵』に無線の罠がバレてしまいます…なんとかしてにこに知らせなくては!!」手ブンブン にこ「!ついにきたのね!」
にこ「どいつ?どいつが小屋に向かってくるの?」
海未「違がいます!もうすでに小屋の中にいるんです!!出てはダメです!!!にこーー!!!」腕バッテン
マリカ「こいつは………?確か絵里のとこの……?なんで……?こいつ船で『ココ』にやられたはずじゃ??」
海未「(さすがにこの距離では声は届きませんか…仕方がないです…どうせバレるのだったら…無線で叫んでにこに気づかせましょう!!)」
無線海未「窓のところにいるんです!にこ!!後ろです!!敵はもうすでに小屋の中に入っているんです!!!」
マリカ「…………!!!」
にこ「ん」
にこ「そゆこと…」銃構え
にこ「ね!!」バン!バァン! 海未「撃った…!?」
にこ「いきなさい………!」
にこ「『トラブル・バスターズ』」
マリカ「やっば…!逃げなきゃ…!!」
にこにー2号「ぱすぱーす!」
にこにー1号「いくにこーーーー!!!」
にこにー1・2号「にっこにぃぃーーーーー!!!」弾丸キック!
マリカ「うぎっ……(やっば!!足にもらった!!)」ブッシャアアアアアアアア
にこにー2号「いええぇぇーい!」
にこにー1号「やったにこーーーーー!!」
にこにー2号「にこっ!」
にこにー1号「にこっ!」
にこにー1・2号「にーっ!!!」
海未「や…やったのですか……!?」
観光客「な…何だ!?」
観光客「おまえッ!い…今の音はなんだ!」
にこ「なにって…銃声よ!聞きゃあ分かんでしょ!?」
にこ「何か気にでもさわった?映画みたいに大きい音じゃなかったはずよ?苦情なら後にしてちょうだい」
にこ「にこは今忙しいのよ」 穂乃果いたら伝えられたのかも、やっぱりエコーズって便利だな にこ「裏口があったのね…このドアから入って無線に出たってわけね」
バスターズ「あしー!右あしにこー!」
にこ「でかしたわ!『バスターズ』!!一発ブチこんでやったわ!!!もうこのにこにーからは逃れられないわよ〜〜〜」
にこ「さ〜て奴の流した血の跡を追うわよっ!『バスターズ』!!」テクテクテクテク
バスターズ「おーっ!」 トラック「ポツーン」
にこ「トラック……そして小屋のあっち側は崖…登っていけっこないわ」
にこ「もし隠れるとしたらあのトラックっきゃないわね〜〜〜」
にこ「ビンゴ!周りに血が垂れているわ!あの女の血よ!!」
にこ「だけどもし…この女が『スタンド』使いならきっとそれは『近距離パワー型』ね」
にこ「『遠隔操作型』ならもうとっくににこを攻撃してるばすだもの」
にこ「って事はむやみに近づくのは得策じゃあないわね…向こうは近づいてほしいんでしょうけど」
にこ「ここは海未を待つってのが賢い判断ってとこかしらね〜 ま、このにこにーなら近づいても負けるとなんてことはないんだけど…念には念よ!」
トラック「」ギュルルルルルギュルルンルン にこ「ってそんな呑気してるわけにもいかなそうね〜敵は今運転席!ここで逃げられたらヤバい!」
にこ「にこは敵の顔を知らないし多分海未の双眼鏡でも見えていないはずよ…ここで見失ったらヤバいわ!確実に逃げられる!!」
にこ「敵がどんなスタンドかは知らないけど仕方がないわね!!6億と絵里のため!!!この矢澤にこーが直々にトラックに乗り込んでやってやるにこ!!!」
にこ「いた…くらいなさい!!!(運転席に乗ってるこの人…と見せかけて…上!!)」バァン!
マリカ「ぐっ…」ボゴォォォォン
にこ「フン 眉間にブチこんでやったわ」 にこ「運転してるのは『持ち主』?このトラックの…どうやらおどしてエンジンかけさてたみたいね」
にこ「ケガしてないからね〜〜〜この運転手は………!殺すつもりはなかったけど…仕方ないわね」
マリカ「いっててて…またやってくれたね〜〜〜〜〜あんた!!!」
にこ「え!?今たしかに眉間にブチこんだはずなのに………」
マリカ「やってくれたね〜〜〜〜この!!!めっちゃ痛いじゃんかッ!!よく2発もやってくれたね!!」
にこ「う…動くんじゃあないわよ!!今度はちゃんと狙うわよ!!」
にこ「(なんてマヌケなセリフ吐いてんのよ!!にこにー!!!にこは凛や穂乃果とは違うのよ!…けど頭にぶち込んだのにいったい… こいつは!?)」
にこ「(弾丸が偶然うまい具合に脳の急所を外れたってこと?ラッキーな奴ね!!次はそうはいかぬぁいわよ!!!)」 マリカ「可愛い事やってくれんじゃん ねぇ?にこにー!!(ココはヤラレちゃったってわけか……………ココ………)」
マリカ「あたしに気づかれる前にあたしを始末しようて計画だったのーー?」
マリカ「このカプリ島にはにこにーの他に無線にでた子が一人いるみたいだけど?あたしの顔を知ってるのはまだにこにー一人だよねー?」
にこ「随分とお喋りが好きなようね〜〜あんた!」バァン!
マリカ「『クラフトワーク』!!」ガキィン
にこ「(弾かれた…これがこいつのスタンドってわけね…)」バン!バァン!
マリカ「無駄だよ!!」ガキィンキィ〜ン
マリカ「あたしの『クラフトワーク』不意打ちでもされない限りは拳銃の弾を叩き落とすなんて事は簡単にできるってわけ」
にこ「チッ(やっぱり近距離パワー型だったわね…近づき過ぎると断っ然にこが不利!ここは一旦距離をとって…)」 マリカ「ところでさーその『リボルバー』夢中でよく数えてなかったんだけど合わせて何発撃ったんだっけーー?」
にこ「…………」
マリカ「今、このトラックで4発でしょー?さっきの小屋のところがちょっち自信ないんだけど〜〜………多分2発だったかなー?合ってるよね?にこにー?」
拳銃「」カシャンカシャ
にこ「…………………」
マリカ「これで安心してあんたをぶっ飛ばせる距離に近づけるよ〜〜〜〜〜覚悟してね?」
にこ「(ヤバい…いったんこの女から離れないとマジにヤバいわ!『弾丸』を込め直さないと…)」
にこ「なっ!?なにぃ!?」
にこ「トラックから降りられない……!!左手がバールから離れない……!!」
にこ「ちょっと運転手!いつまでもトラック走らせてないでさっさと止めなさいよ!!!
運ちゃん「そうなんだよ誰か止めてくれェ〜ッさっきからよォ〜〜〜〜〜」 マリカ「考えてみなよにこにー………なんであたしがわざわざあんたに弾切れの事を教えたとおもう?」
にこ「チッ手が離れない…」
マリカ「もうあんたはこのトラックから逃げられないから安心して教えたんだよ」
マリカ「そのトラックに『くっついた左手』でもう弾丸は込められないから教えたんだよ」
にこ「(にこが撃ち込んだ弾丸が空中に浮いてる……?固定されているように空中に浮いている?)」
にこ「(固定…………あいつの能力が触れたから固定されてるってわけね…弾丸も運転手も………にこの左手も……!!)」
にこ「(あいつの能力は触ったものをその場所に固定する能力……!!だから眉間に撃ち込んでも生きていられたってわけね)」
マリカ「実を言うとにこにー…あんたが襲ってきてくれたことは嬉しいんだよーー ?だってそれは『しいたけの隠し金』がマジであるって証明だからね!!!」
マリカ「希望とやる気がどんどん湧いてくるよーー!!情熱を持って絵里の奴から6億を奪ってやれるもんねーーー!!!」 にこ「にこのこと…あんまなめんじゃないわよ!!」カシャカシャ
バスターズ「弾丸をキャッチするにこ!!」
マリカ「ツインテールのリボンから弾丸が!!」
にこ「くらいなさいっ!」バァン
マリカ「弾丸を止めるなんてことは…簡単にできるて言ったよね!!!」ガキィン
バスターズ「にっこにぃぃぃーーーーー!」
マリカ「弾丸を弾いた影にもう一発弾丸が!?1撃で2発『発射』した!これがにこにーのスタンド!!!」 マリカ「けどまだギリギリかわせるよ!!」
バスターズ「にっこぉーーーーーー!」キーック
マリカ「うぐっ…(首に…)」
バスターズ「やったにこ〜〜〜!!」
にこ「よくやったわ!『トラブル・バスターズ』にこにー6号!7号!そしてあいつをトラックから突き落とすことができたわ!」
にこ「これでにこの左手は復活ね!」
マリカ「げほッ!クゲゲッげほっげほっ!」
マリカ「またやってくれたね……にこにー!!げぼ!だけど絶対逃さない……!6億のため…にこにーは絶対逃さない!!!」
にこ「あいつを『倒す』方法はある…… だけどあいつは『強い』それは確かよ…にこにできるかしから………?」 にこ「…………4発……?」
にこ「どういうことよ!?これは!!4発しかないわよ!?なんで残り4発なのよ!!!」
2号「にこにーが弾丸こぼしたからだよー?」
1号「落っことしたからにこっ!」
6号「4発って数は縁起が悪いにこ!」
7号「そんな数鉄砲ににこめちゃだめにこよ!」 にこ「あんた!トラック止めんじゃあないわよ!!そのままこの道を運転してなさい!!止めたら撃つわよ!」
運ちゃん「えーーーー………あんた…さっき止めろって言ったじゃないか!!」
にこ「うっさいわね!後に言う方がただしいのよ!にこがあんたに言う場合はね!!」
にこ「いい?にこはこのまま『マリーナグランデ』に戻りたいの!港にはにこの『連れ』がいる」
にこ「にこはあんたに危害を加えるつもりもないし連れてってくれたらお礼もする…いい?絶対止めんじゃあないわよー!!」
運ちゃん「分かったよ!だから銃を向けるのをやめてくれェェーーーーッ!!!」 にこ「あの『固定する能力』どうやって倒す?あいつの口の中にぶち込んでやれば体の中は無防備なばすよ!くたばるかもしれないわ!」
にこ「だけどこっちの弾丸は残り4発… あいつの顔も見たことだし港に戻って海未と合流ってのが安全策ね…荷物の中には予備の弾丸も入ってるし」
にこ「……………………!!」
にこ「あいつ……!なんでこのトラック前にいんのよ!!!この断崖をどっやって登ってきたってんのよ!?」
にこ「ちょっとあんた!さっさと止めない!」
運ちゃん「こ…今度は何ですって!?」
にこ「止めんのよ!トラックを!!早くしない!!!」
運ちゃん「はい……….ってうわあああっ……あの女はさっきの!!!」
マリカ「にこにー…あんたの仲間のとこで決してあたしの正体をしゃべらせたりはしないよ」
マリカ「あんたは決して!逃さない!!」
にこ「こいつ…『小石』を空中に固定してそれを階段梯子のようにしてここまで登ってきたってわけね…」 にこ「あんたねぇ〜!何でトラック止めてんのよ!走らせなさい!!」
運ちゃん「え?え?」
にこ「全開で走らせなさい!止まったらただじゃおかないわよ!!」
にこ「登ってきた…仕方ないわ!ここで決着をつけようってつもりね!いいわ!口の中狙って弾丸をブチこんでやるわよ!!」
にこ「運転手!絶対にトラック止めんじゃあないわよ!止めたら…見ちゃったあんたも確実にバラされるわ!!」
マリカ「ちょこっとずつ指で叩くんだよ」弾丸トントントントン
マリカ「ちょこっとずつでも何回も叩けば固定されてるとこに『力』はどんどん溜まっていくからね!」弾丸トントントントン
マリカ「思いっきり殴ってはだめ……狙いが正確じゃなくなるしあんたに飛んでいく方向がばれちゃうからね……そして………………」弾丸トントントントン
マリカ「解除!!!」ドギャーーーン
にこ「なっ!?(弾丸がにこのお腹に…)」
にこ「うぐぅ……」ブシャァアアアアアア
マリカ「戻ってきたよにこにー」 マリカ「あんたのスタンドは『3発』コントロールを失ってどっかへいったねッ!」弾丸トントントントン
にこ「い…いったいわね……や……やってくれるじゃない………」
マリカ「ちょっとずつなんだよ」弾丸トントントントン
マリカ「ほんのすこしの力で何回も叩くんだ」弾丸トントントントン
マリカ「狙いが正確じゃないから動き回る相手には使えないけど…今のあんたにはバッチリ使ってあげられるね!」弾丸トントントントン
にこ「(やっぱり最悪よ…『4』って数字は… ガキンチョの頃からいつもそうよ…見えない因果関係ってもんがあんのかしらね……)」
にこ「(でも…それ以外はいい『数』よ!残り『1発』になっちゃったけど…最悪の事態は乗り切ったわ!!!)」 7号「弾丸は残りあと『一発』にこ!5号!6号!集るにこ!この『1発』に集まるにこーっ!!!!」
7号「狙いは『口の中』にこ!『1発』しかないから心してかかるにこよ!みんなーー!!」
5・6号「おーっ!」
マリカ「大人しくしなよにこにー!」
マリカ「あんたの『弾丸にくっついてるスタンド』がどんな能力を使って何発撃とうとこの距離だよ…あたしには『余裕』がある!」
マリカ「余裕で防御する『距離』があるッ!そう思うでしょ?にこにー」弾丸トントントントン
マリカ「あたしに何発か撃ち込んだ経験から…あんたにはあたしを倒すことが無理だってことがもう分かったでしょ?」弾丸トントントントン
にこ「この『弾倉』の中に弾はあと残り『1発』しかないって言ったら……あんたは……」
にこ「信じる?」 マリカ「……………」弾丸トントントントン
にこ「本当よ……残り『一発』しかないの………もしこれをあんたに弾かれたら弾丸は一発もなくなるわね」
にこ「どうせバレるから先に言っとくわよ」
にこ「この最後の一発をしくじったら『にこにー!もう弾切れだね!』ってあんたにばれちゃうのよ」
にこ「もっとも『しくじる』ってのは仮の話だけど…このにこにーが『しくじる』わけないもの」
にこ「あんたに必ずぶち込む……!!この『1発』を!!!」 マリカ「何無意味な話ししてんの?にこにー……あんたが今何発弾丸を持っていようがあたしには関係ないよ」
マリカ「あんたが何発撃とうとにこにーにあたしは倒せない!」
にこ「無意味なんかじゃあないわよ……あと『1発』しかないと知ればあんたは必ず『油断』する」
にこ「だから教えたのよ もうあんたは間違いなく『油断』するわよ」
マリカ「無意味な話しだね」
にこ「」バァァァァン 5号「『スタンド』を繰り出して来るにこ!」
7号「敵の攻撃を交わして『口の中』に突っこむ方法はあるにこ!?」
6号「まかせるにこ!!行くよ!気合入れるにこーーーーー!」
マリカ「あ〜〜〜」カパッ
マリカ「 口の中でしょ?狙ってるのは…違う?」
にこ「なっ……!!」
7号「自ら口を開けたにこ!!」
5号「防御しないよこいつっ!!」
6号「構っちゃだめにこ!このまま突っ込むにこーーー!」
バスターズ「にっこにぃぃーーーーー!」ドシューーーーン
マリカ「がはっ……」バタン
にこ「なんなのよ…こいつ!!自分から口を開けるなんて……」
マリカ「やっぱり…………」 マリカ「ウフフフフフフフフ ふふふふふふふ アッハハハハハハハハハハハハハ」
マリカ「痛ってて…やっぱり狙ってきたねーー!ハハハハハハハハハハハハハ口の中をさぁーーーーー!!!」
マリカ「普通なら考えるよね〜〜〜〜〜〜体の中なら『固定』の能力は使えないってさぁ〜〜〜〜〜っ」
マリカ「ウフフっ アッハハハハハ」
マリカ「防御するのがめんどくさいからこっちから口を開けてあげたんだよ!アハハハハ!すっごい痛いけどさぁーーーーこれでにこにーの弾はもうないもんねぇ〜〜〜〜〜〜」
にこ「そんな……『口の中』ですら固定してガードできるなんて……」
マリカ「やる事はおしまい?やることがないっていうんならさ……にこにー」弾丸トントントントン
マリカ「こっちの発射パワーは充分にたまったよ!!あたしの勝ちだね!!!くらえっ!!」
マリカ「解除!!!」 バスターズ「待ってたにこ…!解除したにこよ!」
バスターズ「やっぱり油断したにこ!残りの弾が無いと知って油断したにこ!」
バスターズ「こいつに近づきたかったにこよーー!近づけば『アソコ』を狙うのが正確になるにこーーーー!」
マリカ「な、なんで?にこにーのスタンドがあたしの指に…!いつの間に集まったの??」
マリカ「ヤバい!!距離が近すぎる!!」バァァァァン
バスターズ「行くにこ!!みんな!狙うにこ!!」
バスターズ「にっこにぃぃーーーー!!」バギィィィィン
マリカ「『クラフトワーク』防御してっ!!」
パカッッ マリカ「な!?弾丸が真っ二つに……!?あと1発くらいなら命中しても大丈夫だけど……まさか……!」
マリカ「こいつら『アレ』を狙ってるんじゃ……!!」
マリカ「『アレ』はやばい!うわあああああ『アレ』だけは……!!」ボゴォォッッ
マリカ「ぐぼぁっ……」ズブッ
マリカ「……………」
にこ「同じ傷口を狙ったのよ!傷口のところで止まってる弾丸にもう1発撃ち込めば『固定』して止めたとしても『1発分』頭の奥に食い込んでいくわよねぇ〜〜」
マリカ「ぶばぁっ」ドシャア バスターズ達「やったにこー!!」
1号2号「にこっ!」
6号7号「にこっ!」
5号「にk」
3号「ていっ!」
5号「うわああ〜ん にこにぃ〜」
にこ「こら!にこにー3号!5号をいじめんのはやめなさい!!」
マリカ「う……う…うが……」
にこ「げっ!こいつまだ生きてる…!?弾丸が脳みそに食い込んでるってんのに…こいつ不死身なの〜??」
にこ「まぁ…絵里には『殺すな』って言われてるし結果オーライか」
にこ「ちょっと!トラック止めなさい!」
運ちゃん「何なんだよォォ〜〜一体さっきから!!!」
にこ「っさいわね!止めんのよ!トラックを!港へ戻るの!早くしなさい!!」
運ちゃん「さっきからあんた達は何をやってんだよォ〜〜〜」 へえ、それなりには続いてるじゃん。面白いかは別として 俺も2回くらいでエタるかと思ったから意外
面白いかは別 しいたけの遺産を狙え!---6億の在り処!!
港の便所
希「あかん…にこっち…これは病院行かんとあかんね」
希「弾丸は貫通してるけど血が止まらない…」
穂乃果「うへぇ…… 痛そう…にこちゃん…だいじょっぶー?」
にこ「なわけないでしょ!あほのか!重体よ!」
穂乃果「あほは酷いよ!!」 にこ「そして希!んな事はあんたに言われなくてもにこが一番分かってるっての!誰よりも病院に行かなきゃあいけないってのは分かってるわよ!」
にこ「病院行くまで応急手当てしてくれってあんたに頼んでんのよ!にこだけ『6億』見ないで病院にいけっての?希!」
にこ「これからにこだけを仲間はずれにして『6億』を取りに行くって言うんじゃあないでしょうねぇ〜〜あんたは!!」
にこ「誰のおかげで無事この島に上陸できたと思ってんのよ!この『宇宙No1ギャング』矢澤にこにーのおかげでしょーが!!」
希「はいはい分かったよ そんな怒らんといてにこっち」
希「なんとかすればいいんよね?」
にこ「そうよ!初めからそうしなさいよ!にこはずっとそう言ってんのよ!!」
バチン!バチン!
にこ「ちょ…ちょっと!?あによこれ!!」 凛「『ホッチキス』だにゃーー!!でも漫画本閉じるみたにしっかり止まってるよ!」
希「さ…後ろ向いてにこっち 出てった方の穴も塞ぐから!凛ちゃんはにこっちのお腹をガムテープでグルグル巻きにして!」
凛「はい!希隊長!」
にこ「なんか変なばい菌入ったりしないでしょうね〜?これ!」
凛「大丈夫!大丈夫!」
にこ「あんたが言うと余計不安よ!!」
穂乃果「大丈夫!大丈夫!」
にこ「あんたもよ!」 絵里「みんな?よくやってくれたわ!みんなのおかげで無事カプリ島に着くことができたわ!」
穂乃果「じゃあそろそろ行こうよ!」
にこ「6億を隠した場所にね〜〜!!」
真姫「どこに隠したのよ?絵里」
真姫「銀行の貸金庫?それとも埋めた?島の洞窟って線もあるかしら」
絵里「ん〜もうちょっとだけ待ってもらえるかしら?」
海未「……………」
希「どして?ここから遠いん?」
凛「し!」
凛「清掃員が来そう…凛追っ払ってくる!」 凛「ねーそこの二人!中にいるから掃除はあとにしてくれないかな?あと5分くらいで済むと思うからさ!」
ことり「……………………」
ことり「か…か〜〜わい〜〜♡」ダキッ
凛「な…いきなり何するにゃ〜〜!!」ジタバタ
ことり「可愛い!可愛い!可愛い!」
ことり「どこからきたの?お名前はなんて言うの?好きな食べm」
凛「こ…この!やめないとあなたボコボコに…」
凛「にゃああああああああああああああ」 真姫「何…あれ?」
にこ「にこに聞かないでよ…」
希「でも凛ちゃんが可愛いっていうのには同感やん?」
穂乃果「うん!うん!」
海未「あははは……」
絵里「待って!みんな凛を止めて!もしかするとその二人は!!」 山田先生「むっ!ひょっとして絵里か?そこにいるのか?絢瀬絵里!?」
山田先生「6億円を受け取りにきたぞ!絵里!」
絵里「全員『礼』するのよ!彼女は『組織』の幹部…山田先生さんよ!」
真姫海未希凛にこ「………………」
穂乃果「おぉ〜〜幹部!」
絵里「島に上陸する時連絡しておいたのよ!ここまでわざわざ『お金』を受け取りにきてくれたの!」
一同「礼」
絵里「わざわざご足労頂きありがとうございます」 山田先生「いやいや…私の方からこの島に来たいと言ったのだ。みな……頭をあげてくれ……君、すまなかったな…こいつは可愛い女を見ると抱きつく癖があってな」
海未「(どんな癖ですか…それ…)」
にこ「(可笑しいわね…にこ抱きつかれてないんだけど)」
絵里「しかしなぜそのようなお姿で?トイレの清掃員の姿に変装してる……だなんて………」
山田先生「訳があってな…あとで話す…それより本当に『6億』はあるんだろうな?」
絵里「はい。ちゃんとここに」 にこ「は?」
希「うそやん…」
凛「今…ここって…?」
穂乃果「でもここトイレだよ!」
海未「そうです!!ばっちぃですよ!!」
絵里「……………」
絵里「『エンジェリック・エンジェル』」ジジジジジジジジジ 穂乃果「うおおおおおおおおお!!」
凛「洋式トイレの便器の中!?」
真姫「ちょっと無茶すぎない?この隠し場所…」
希「ここでお花積んだ人…めっちゃバチ当たりやん……」
にこ「ちょっと!?にこさっきここでトイレしちゃったんだけど??」
海未「にしてもすごい量の金銀財宝ですね…」
山田先生「うむ…本物のようだな」
山田先生「絵里…お前がこの大金をどのようにして手に入れたかは知らんが聞くのはやめよう…『組織』としては金を納めたという結果さえあればそれで良いのだからな」 凛「あれっ?もうしまっちゃうの?」
希「ちょっとだけ…ちょっとだけ触らせて〜」
にこ「ニ…ニオイだけでも…」
穂乃果「ひ…一欠片くらいなら…」
海未「こら!穂乃果!はしたないですよ!!」
穂乃果「ごめぇ〜ん」
真姫「ム!」ムスッ
山田先生「この『金』が示す事実はそのものに然るべき『頭脳』と『信頼』があったと言う証!おめでとう絵里」
山田先生「君を『幹部』の座に昇進させよう」
凛「や…やったね!絵里ちゃん!」
穂乃果「幹部だよ!ついに絵里ちゃんが幹部になった!!」
にこ「やるじゃない絵里!(これでもっと甘い汁が吸えるわ!ケケケケ)」 幹部絵里!ボスからの第一指令!!
山田先生「死んだ『しいたけ』が今まで仕切っていた『縄張り』の権利を君が受け継ぐものとする」
山田先生「ネアポリス地区の『賭博およびスポーツ賭博の営利権』『高利貸しの支配権』『港の密輸品の管理』『レストランやホテルの支配権』などだ。上がりの50%が組織へ…そして残り50%が君の取り分とする」
にこ「(すっごいわ!一気に『権力』が手に入った!絵里の人望と頭脳だもの、莫大な『お金』を産むことが可能でしょうね!)』
にこ「(そして海未!海未が来てから急に『事』が動き出した!もしかしたら海未は縁起の良いラッキーガールかもしれないわね〜〜)」 山田先生「ところでだ」
山田先生「しいたけの仕事の権利を受け継いだ君に早速だが………しいたけのやつは生前1つだけやり残した『仕事』がある」
山田先生「当然それも絵里…君が受け継ぐと言うことになるがいいか?」
絵里「そのやり残した仕事とは?」
山田先生「『ボス』直々の『命令』なんだよ」
海未「(ボス直々の……!!)」
穂乃果「ボ……ボボボボボ……ボスゥーーーー!?」
絵里「直接の命令?」
凛「いいいいきなりすすぎるよ……!」
にこ「誰も会ったことがないっていうあのボス?」
希「正体をひた隠しにしとるっていう……」
海未「ボス………!」 山田先生「そう……ボスの命令だ!ここで君に伝えるぞ絵里」
穂乃果「いきなりすぎるよっ!!穂乃果まだ心の準備が…………」
にこ「あんたはだーってなさい!」
山田先生「それは『ボスの娘を護衛すること』だ……『命を賭けて』………だ」
真姫「娘!?」
希「ボスに娘なんておったん!?」
海未「(ボス………… いずれ正体を突き止めて倒そうと思っているボスの娘!?」
山田先生「護衛は今よりはじまる!渡したぞ絵里!」 海未「……………?」
絵里「渡した………?」
凛「ま…まさか……さっきいきなり凛に抱きついてきた女の子が……!!」
海未「あの女が……ボスの娘………!!」
にこ凛希真姫「………………」
穂乃果「(どうしよう……話について行けない……)」
絵里「この人…が……かしら……?」
ことり「………………」
ことり「あのぉ〜〜〜〜トイレに……行っても………いいですか〜??」
一同「………………」
山田先生「構わないよことり」 絵里「とりあえずガードにつきましょう。命令は既に始まっているわ」
山田先生「彼女の名は南ことり、16歳」
山田先生「ことりは自分が狙われていることは知ってるが…母親……つまり『ボス』には生まれてから会ったことはない」
山田先生「絵里、お前も知っての通りボスの『正体』を知っているものはいない……私にしても『命令』が届くだけで顔は見たこともない」
山田先生「そして今『組織の裏切り者』が彼女を狙っている」
山田先生「ボスの『娘』を保護しろ、と言う命令があと30分遅かったのならことりはその裏切り者に『拉致』され今頃どうなっていたかは分からない…」
絵里「誰なんです?その裏切り者は」 山田先生「ボスを倒して『麻薬のルート』の縄張りを乗っ取ろうとしている奴らだよ。何人いるかは分からないがな」
海未「麻薬………」
絵里「護衛の期間は?」
山田先生「1週間だ」
山田先生「いや、もっと短いかもしれん…ボスは今裏切り者を探している。そいつらを見つけ始末するまでになる」
絵里「命令は『しいたけ』に行くはずだった…とおっしゃいましたね……?ということは……」
山田先生「『敵はスタンド使い』と考えていいだろうな。ボスが『しいたけ』に命令するのはそれに関してだけだからな」 山田先生「私には『スタンド能力』はない…。役に立てるのはここまでだ」
山田先生「とにかくすぐにこの島をでて彼女を隠せ。この事を知っているのは『ボス』と『私』だけだからな」
一同「…………………」
ことり「あのぉ〜〜〜貴方達……なんですか?ことりを護衛してくれる人達っていうのは……」
穂乃果「そうだよ!よろしくねっ!ことりちゃん!穂乃果のことは穂乃果でいいよ!!」
ことり「うん!ホノカチャン!」
真姫「…………………」 ことり「実はことり甘い物と自分の枕がないと生きていけないの…… だからマカロンとチーズケーキとことりが指定した枕を買ってきてほしいなぁ〜、って」
ことり「あと替えの服も!靴下は五本指ソックスじゃなきゃやだな〜〜」
ことり「おねがぁい♡」
一同「…………………」
絵里「わ…分かった……わ」
海未「(『ボスの娘を護衛しろ』ですか……。今まで私が突き止めようとしていた謎のボスへの繋がりがイキナリできたってわけですね…)」
海未「(とにかく私達は命をかけて彼女を守るしかないです!やる価値はあります)」
海未「(彼女を守り続ければ絵里はボスからしいたけ並みの信頼を得ることになります。ですが……失敗すれば………)」 ここからは暗殺チームが出るわけだが配役はどうなるか
あとは花陽の役も気になる 凛の『ラブ・ウィング・ベル』
善子「何を嫌がっているの?リトルデーモン(猫)…この堕天使ヨハネが撫でてあげてるというのに…」
リトルデーモン(猫)「ニャッ!ニャッ!ニャッ!」
善子「ちょっと猫!暴れないでよ!!画面に流れてきてる文字が読めないじゃない!!!」
『しいたけ』が死んだ
しいたけ自殺の情報は一方では『隠し財産数億』の『噂』としてゴロツキどもの間で流れ
また同時にもう一方で衝撃とともに別の『推測』として『ある者たち』に伝わった
善子「まいったわね…一体誰なの……!?」
善子「しいたけが死んだとなると姿を消した『ことり』を今護衛してるのは、、誰?」
善子「探さなきゃ……!」
善子「まず『幹部』じゃなきゃダメだし…そんな重要な仕事を受けるってなると『スタンド能力』をもってるはずだし…」
善子「そんな人しいたけの他にいたっけ?」
リトルデーモン(猫)「ニ…ニャ?(瓶のにゃかにぴったりと押し込まれてるにゃ!あのおんにゃ…!この俺様に一体にゃにしてくれたにゃ!で……でれにゃいにゃーーー!)」 凛「買い物おっわりー!!!さーってみんなの元に帰るにゃ!!」
凛「………………」
凛「………………」
凛「おかしいよ……何かおかしい」
凛「追ってくるような車とかは見えないけど………なんか妙な感じ………」
善子「しょうがないわねぇ〜〜〜〜〜っ」
善子「いつまでも………一体どこへ行こうとしてんのよ?ねぇ?凛!?」 凛「あっ!!(なんで車に人が乗ってるの?さっきまではいなかったのに!)」
善子「ねぇ?凛… どこへ向かってんの……?さっきから誰かに尾行でもされてんの?あんた?」
凛「誰!!あなたッ!!どこにいたの!?今すぐ車から降りてっ!!!」
善子「ちょっと!ちょっと!イキナリ酷いじゃない!?」
善子「しょうがないわねぇ〜〜〜〜 質問してるのはヨハネなのにさぁ〜〜 質問を質問で返さないでよねぇ〜〜〜礼儀に反するってもんよ〜?」
凛「(やばい!こいつやばいにゃ!凛たちを追ってきてる…バレてはないと思うけど凛たちを調べてるっ!もしかしてスタンド使い!?)」 善子「しょうがないわねぇ〜〜答えてくれないってんならヨハネからわけを説明するわよ」
善子「ヨハネの名前はよしk…じゃなかった『堕天使ヨハネ』組織のメンバーよ」
凛「(うわぁ…… このよしkさん自分から堕天使とか言ってるにゃ……… にこちゃん以上に痛すぎるよ………)」
善子「絵里に聞きたいことがあるんだけどさ〜昨日『しいたけ』が死んだそうじゃない?なのに絵里・希・にこ・真姫」
善子「みんな一緒に突然姿を消してどっこにもいないのよ…凛? あなたはやっと見つけたけど何で?どこにいるか知ってる?」
凛「今みんながどこにいるかなんて知らないよ。凛は携帯電話じゃないんだから」
凛「きっとその辺にいると思うよ?レストランとか探したの?」 善子「この車レンタカーよね?そして借主は絵里……そこから追ってきたんだけど何であんたがこの車に乗ってんのよ?」
凛「り…凛が運転するのは全部絵里ちゃんの車だよっ!凛まだ15だから車なんて持ってないもん」
凛「だから借りてるんだよっ… いいから早く車から降りてよ!」
善子「聞いた?『しいたけの死体』ね…火葬する葬儀屋がどうやって焼くか悩んでるらしいわよ あの体をどうやって炉に入れるかってのをね〜」
善子「ウフフフフフ」
善子「フフフフフフフフフフ……ハーッ!!!」グシャア
凛「うああああああああああああああ」
凛「(ほっぺを切られた……)」
善子「しょうがないわねぇーーーっ」 善子「なんで『幹部』の葬式に姿現さないのよ!あんたたち!話してもらうわよ凛!尾行するのが不可能って言うなら色んなことをあんたに喋ってもらうわ!!」
凛「」ブオオオオオン
善子「な…何よ……!その飛んでるラジコンヘリみたいなのは!」
凛「許さないよ……………」
凛「ぶっ飛ばす!!」
善子「スタンド使い…… やっぱり……あんた達全員も!!!」
凛「『ラブ・ウィング・ベル』」ドガガガガガガガガガガガガカ
善子「(あのラジコンヘリみたいなスタンド……機関銃を無茶苦茶にぶっ放してる………!!!)」
善子「ちょっと…ヤバそうね……(間に合うかな…『効果』………)」
凛「尾行されずに帰ればいいんでしょ」
凛「命令は絶対に守るっ!」 少ないですが今日はここまでです
暗チのアニオリシーンを混ぜ込むかが悩み中です
ラブライブキャラをソルベ&ジェラートの刑に処して良いものなのか…
ではまた次回 おつつ
ソルジェラはキャラに当てはめずに仲間がそういう目に遭わされたみたいな語りだけ入れるって手も すみません、今日も無理です
明日はいけると思います 凛「こっのおおおおおおおおおおお!!こんなに血が出てるじゃんかーーーーっ!!!」
凛「よくも!よくも!よくも!ぶっ飛ばす!ぶっ飛ばす!ぶっ飛ばす!」
凛「『ラブ・ウィング・ベル』!!!」ドガガガガガガガガガガガガ
善子「う…うぐおおおおお」
善子「(や…ヤバいわ!狙いは正確じゃないけどメチャクチャすぎる…!そしてヨハネは狭い車の中に入っちゃってる……それがヤバい!!)」
ラブ・ウィング・ベル「ブオオオオオン」ドガガガガガガガガガガガガカ
ポロッ
善子「ば…爆弾!?」
善子「(お…落ち着くのよヨハネ…落ち着いてこの車の中から隠れるのよ!!凛を尾行した時のようにヨハネの能力を使ってね!!)」 ラブ・ウィング・ベル「ブオオオオオオオン」ドガガガガガガガ
爆弾「カチッ」ボッカァァァァァン
凛「どうだ!どうだ!どうだ!ぶっ飛んだか!このーー!!」
凛「いったぁぁぁぁい!(夢中で車を蹴ってたから気づかなかったけど足がいったいにゃ…靴も脱げちゃったし…)」
凛「い…いない………!!どこにいったにゃ!!」
善子「『小さくなれる』これがヨハネの『デイドリーム・ウォリアー』の能力よ!他の仲間はこの能力をくだらないと言うわ…」
善子「(特に曜!ヨハネのこといじりすぎよっ!)」 善子「でも『くだる』『くだらない』っていうのは頭の使い方しだいよ!能力ってのはね
!」
凛「どこにもいない!!どこ行ったの!?」
凛「あいつが車に乗り込んできた時もそうだった…!どこからか突然現れたみたいに!」
凛「そして今度はどこかに隠れた………!」
凛の尻ポケットin善子「ま……とことん探しなさい」
善子「ヨハネは慌てる必要なく能力が発動するまでここで隠れさせてもらうわ」
善子「……………………」
善子「後ろの席に積んである袋の中身は……チーズケーキに…マカロンに…枕に…五本指ソックス……?確か曜がボスの娘は甘いものが好きで枕にうるさいとか言ってたような…」
ハッ
善子「こいつらだったのね…!『ボスの娘』の護衛を命令を受けたのは間違いない!絵里よ!そうとなればこの凜から隠し場所を突き止めてやるわ!」 善子「そして…そろそろよ…『デイドリーム・ウォリアー』の効果が出始めるのはね…」
野次馬「なんかすごい音しなかったか?」
野次馬「この辺からしたような…」
野次馬「なんかあったのか?」
凛「人が集まってきた…とりあえず引っ込んで!『ラブ・ウィング・ベル』」
凛「敵はこの近くのどっかにいる…この『ラブ・ウィング・ベル』で追跡してぶっ飛ばさないととことん凛を尾行してくるはず…」
凛「だけどここからは離れた方がいいね…『人』が集まってきたら凛の『スタンド』で攻撃するのはあぶないもん」
凛「………………」 凛「あれ…?ほっぺの傷の血がもうとまってる?結構深く切られたと思ったのに…意外と浅い傷だったのかな?」
凛「このナイフ……凛のじゃない…凛のはこんなに大きくなかったはずだもん…どこいったの?凛のナイフ…!!」
凛「この靴も凛の靴じゃない!サイズが違う!このシートも変だよ…」
凛「と…届かない…?足がペダルに届かない…この『車』も凛のじゃない!どこ?どこにいったの?凛の乗ってきた車は!!」
善子「凛って頭悪いの!?あんたが縮んでんのよ!気付きなさいよ!アホ!やっと効果が現れてきたのよ!ヨハネのスタンドのね!!」
善子「あんたの身体に身につけるものはそのまま縮むけど体から離したものは縮めるのをやめる!それがわたしの『デイドリーム・ウォリアー』の能力よ!」
善子「どんどん小さくなりなさい…凛…拷問して『娘の居場所』を吐かせてやるわ!もう闘いは始まってる……誰ももう引き返せないのよ!!!」 凛「もしかして…このナイフと靴が大っきくなったんじゃなくて…凛の方が小っちゃくなっちゃてる!?あいつのスタンド能力で!!!」
凛「ならあいつもちっちゃくなってどこかに隠れてるはず…もうこの大きさじゃ『車』を運転することはできない…」
凛「あいつの事は凛が必ずぶっ飛ばす!!でもその前にみんなにこの事を知らせやきゃ!あの公衆電話で絵里ちゃん達に電話するにゃ!!」ダダダダダ
自動ドア「……………」バンッ
凛「いったあああああああああ!」
凛「自動ドアって書いてある癖に自動で開かないじゃん!不良品!!って…………え?」
凛「電柱が伸び……た?……もしかして……凛ってすごいスピードで縮んでるんじゃ………」
凛「やっばいにゃ!!このままだとヤバい…!これ以上縮んだら電話ができなくなる……はやくみんなに危険を知らせるために連絡しなきゃ!!」 凛「自動ドア……確か突然始まる絵里ちゃんのうんちくタイムの時に何か言ってたような…………」
過去絵里「みんなは知ってるかしら?実は自動ドアっていうのはね体重で開くようになっているのよ!」ドヤチカァ
凛「こ…これだ!!」
凛「思いっきり床に飛び乗れば!!」ダダダダダ
じゃーーーんぷ!!!
自動ドア「ウィーン」
凛「よし!空いた!」
自動ドア「ウィーン」
凛「えっ…?ちょ…早すぎるにゃーー!」
凛「う…うげ…(首がドアに…挟まって…)」 凛の尻ポケin善子「(もうその身長じゃ電話するのもしんどいわよ!もう無駄なあがきよ!それに身につけてるものは一緒に縮んでる!)」
凛の尻ポケin善子「(電話するって言ったってテレホンカードやちゃんとしたお金がいるのよ??そんな状態で電話なんてできる?諦めなさい!!凛!!)」
凛「うぎ…うぎぎぎ……『ラブ・ウィング・ベル』!!!(でドアをぶっ壊す!!そして……)」ドガガガガガガガ
凛の尻ポケin善子「(スタンドで公衆電話に撃ち込んだ……!!お金を取り出された!!)」
凛の尻ポケin善子「(この凛…最初はただのアホかと思ってたけど…それなりに考える頭あるんじゃない……)」 凛「まずは電話して……そこからあいつを探し出してぶっ飛ばしてやる!!!」
凛の尻ポケin善子「(このまま電話されるのはヤバいわ……わたしの能力もバラされ絵里に娘を別の場所を移される……!!)」
凛の尻ポケin善子「(しょうがないわねぇ〜〜〜)」
凛(58cm)「あっ!!電話線が切られてるっ……!いる!この近くにいる!!どこ!?でてこいにゃ!!」
凛の尻ポケin善子「(これで電話するのも絶望的なサイズになったわね〜あと2.3分もすればあんたはゴギブリのように小さくなるわ!!)」
凛の尻ポケin善子「(このまま姿を隠してその時待たせてもらうわ!!)」
凛「わかったよ!凛の体のどっかにいる!スカート!凛のスカートのポケットの中だね!」
善子「なんで!!なんでバレたのよ!?」 凛「捕まえたよっ!小さくなる能力!!さっきからずっとそこに隠れてたみたいだね!」
凛「でもすごくちっぽけだねーー!?」
凛「ぶっ飛ばす!!」
凛「ぷっぱなして!『ラブ・ウィング・ベル』!!!」ズガガガガガガガガガガガ
凛「いったああああああああああああ」グサァァァ
凛(53.5cm)「な!?なんでボールペンが凛の手に刺さってるの??」
凛「このーーーー!!また逃げられたにゃ!!どこ行った〜〜〜!?」
善子「あ…危なかったわ……ヨハネの『デイドリーム・ウォリアー』は『縮める時』は時間がかかるけど元の大きさに戻す時は一瞬で戻れる」 善子「そしてポールペンが伸びる時の『瞬発力』はヨハネをこの道路標識まで吹っ飛ばしてくれた!!」
善子「だけどなんで凛の奴にヨハネの場所がバレたのよ?ポケットの中で凛のお尻でもくすぐっちゃったのかしら……??」
善子「まぁいいわ…このままここに隠れて時間をかせg」
ラブ・ウィング・ベル「ブオオオオオオオン」
善子「嘘でしょ……!?まさか………!」
善子「一瞬のうちにボールペンに飛ばされて何メートルも離れたこの標識の裏に隠れたのに!!なんでヨハネのいる位置がバレてんのよ!?凛に!!」
ラブ・ウィング・ベル「ドガガガガガガガ」
善子「追ってくる!!(車の下に逃げて…)」
ラブ・ウィング・ベル「グオオオオオオオン」ボガガガガガガガ
善子「や…やばい………」
善子「『デイドリーム・ウォリアー』!!!(タイヤに穴を開けて空気圧でぶっ飛んでやるわ!!)」プシュウウウウン
善子「あ…危なかった…なんとか逃げれたわね…ここまでくればもう追ってはこれn」
ラブ・ウィング・ベル「グオオオオオオオン」 善子「なっ…!!このスタンド…ただめちゃくちゃぶっ放すだけじゃないの……!?」
善子「もしかして……何らかの方法でヨハネを見つけ追跡してきてるとでも言うの!?」
凛(49.5cm)「ハァハァ」
凛(48.2cm)「ど、どんどん縮んでってるにゃ…はやくやっつけないと…」
善子「ヨハネの動きが見えてるとか音を探知してるとかとはわけが違う!!そんなんじゃポケットの裏に隠れてたのや空気圧でこの排水溝まで飛んできたのがバレてる説明がつかないわ!!」
ハッ
善子「これは…大量のドブネズミ……?」
凛「見つけた!排水溝の中っ!!そこにいるねっ!!」
ラブ・ウィング・ベル「ドガガガガガガガ」
善子「うわああああああああ」ドッボォォォォン 善子「ごぼ…ごぼぼぼぼぼ」
ラブ・ウィング・ベル「ザァァァァァァ」
善子「水の中にいるのまで正確に!!」
ラブ・ウィング・ベル「ドガガガガガガガ」
善子「『デイドリーム・ウォリアー』ガードしなさい」ガキガキィン ブシャァ
善子「ぐ……ぐううう……数発貰った……」
善子「凛の能力がこれほどだったとはね……どする!?今のサイズよりももっと小さくなったら凛はヨハネを見失うかしら……?」
善子「いや……!落ち着くのよヨハネ!ここでこれ以上小さくなるのはヤバいわ!ネズミと蜘蛛に食べられるサイズになる!!」
善子「小さい世界では『そいつらの王国』よっ!!凛のスタンドなんかよりもよっぽと早い!!」
善子「でもこのままだと撃たれる……!!どうすれば…………!!」 ハッ
善子「ドブネズミがハチの巣にされてる………??」
善子「ネズミを撃った……?何でネズミを?」
ラブ・ウィング・ベル「ゴオオオオオオオオオオ」
善子「もしかして…呼吸!?息を止めれば…」
ラブ・ウィング・ベル「ゴオオオオオオオオオオ」
善子「向こうへ行った……ヨハネを探し回ってる!『呼吸』………!!凛の『ラブ・ウィング・ベル』は『呼吸』を探知して追跡してるのね!!」
善子「昆虫の『蚊』と同じように『ラブ・ウィング・ベル』はヨハネの吐いた『二酸化炭素』を追跡してきたんだ!!」
ドブネズミ「チュー」
ラブ・ウィング・ベル「ドガガガガガガガ」
ドブネズミ「ヂュ!?」ゲシャアアアアアア 善子「また撃った!!凛はヨハネとドブネズミの呼吸の区別がついてない!!だからヨハネの居場所がわかったのね!!だからさっき野次馬が出てきた時スタンドを引っ込めたんだ!!」
善子「そしてこの辺のどこかに……」キョロキヨロ
ドブネズミの群れ「ヂュ…ヂュー」
善子「いたわ!大量に!!これでもう怖くないわよ… 凛…あんたのスタンドはね!!」
凛「レーダーに移る呼吸が多い…一斉にいろんな方向に走り出してるっ!これは…ドブネズミの呼吸っ!?」
ラブ・ウィング・ベル「ドガガガガガガガ」
ドブネズミ「ヂュ…」グヂャアッ
ドブネズミ「ヂュー…」グヂャアッ
ドブネズミ「チュ…」グヂャアッ
凛「同じスピード……全部同じ動きっ!?」 善子「『脅威』」
善子「それは『謎』があるゆえよっ!なぜ探知できるのか…その『謎』さえ分かればもう怖いものはないのよっ!!」
善子「このままネズミにしがみついてこの場を乗り切ってやるわ!!そしてくらいなさい!!」
善子「『デイドリーム・ウォリアー』!!!」グシャアァァッ
凛「う…くううっ……」ブシャアア
善子「やったっ!一発いれてやったわ!!凛はヨハネを見失った!!」
善子「このまま時間まで隠れて…拷問して娘の居場所を吐かせてあげるわっ!!!」
ラブ・ウィング・ベル「グオン」
善子「なっ…!?」 善子「なんでヨハネの前に来るのよっ!!」
凛「同じ動きっ…全部同じ動きだにゃ!でも1つだけ…大っきい息をしているネズミがいるよ!」
凛「なんでこの1匹だけ息が荒いのかな?いっぱい息を吐き出してるっ!!」
善子に乗られたドブネズミ「ハァー ブファー ハァー ハァー」
凛「疲れてるのかな?はぁーはぁー言ってさ〜〜重いものでも乗っけてるのかなっ?」
凛「試しにこのでっかいのにメチャクチャぶっぱなしてみる価値はあるにゃーーーっ!!!」
凛「『ラブ・ウィング・ベル』!!」
善子「このネズミ…まさか……ハッ!!」
善子「ぶぅげぇっっ」ドガガガガガガガ
凛「やった!命中っ!!」 凛「はっ!!レーダーに写るさっきの呼吸の点が……他とは比べ物にならないくらい大っきく……!!」
善子「あ…危なかったわ……時間が来たのよ……凛」ハァハァ
善子「元のサイズに戻らなかったら………… 時間が来て凛のスタンドパワーも無力なほどちいさくなっていなかったら!!ヨハネは死んでいたッ!!」
凛(13.2cm)「た……倒せてないっ……………」
凛(13cm)「凛が小さくなっていくって事はっ………!!『ラブ・ウィング・ベル』のパワーも…………!!」
凛(13cm)「もう…攻撃がきかないっ……………!!」 凛(12.7cm)「やっ、やっばいにゃ………!!『ラブ・ウィング・ベル』を排水溝から戻さないとっ!!戻って!!捕まったらヤバい!!」
凛「すっごくムカつくけど…どこかに隠れないと……!!もしも捕まったら……??」
凛「相手も必死だもん……何が何でも凛に『ボスの娘』の居場所を吐かせにくるはず……!!」ダダダダダダダダダダダ
凛「捕まるわけにはいかない……!!」ダダダダダダダダダダダ
凛「と……遠いにゃっ!!まだ着かない!歩道の幅が遠いっ!!」
猫「ギニャアアアアアアアアアアアア」
凛「邪魔だよっ!!どっけーーーーーー!!」
ラブ・ウィング・ベル「ドガガガガガガガ」
猫「ウニャアアアアアアアアアアアアア」グシャア
凛「はぁはぁ…着いた!!隠れなきゃ……!!」
バッシャアアアアアアア
凛「なっ!?なに!?これはっ!!」 善子「ジュースよ、あんたお子ちゃまそうだし好きでしょ?」
凛「や…やっばい……見つかった!?」ブチィィィ
凛「いったあああああああああ」
善子「捕まえたわよ… そのサイズじゃこうして踏まれただけでも身動きがとれないわね」
善子「かなり手を焼いたわ…でも一度『デイドリーム・ウォリアー』の能力に落ちたものは決して逃れられないわ、凛」
善子「喋ってもらうわよ。『ボスの娘』が隠れている場所を……!!」
凛「凛は…絶対に……仲間のことは……喋らないっ!!」
凛「殺すならさっさと殺すんだねっ!!!」 凛「しかもあなた達が『拉致』しようとしてるのはただの女の子だよ!!絵里ちゃんはそういう事はすっごく嫌うんだっ!!!」
凛「誰だって嫌うよっ!!凛達は『あの子』を守るって言ったら絶対に守るにゃーーーーっ!!!」
善子「しょうがないわねぇ〜〜〜〜くだらない次元の話しちゃってさぁ〜〜〜!!」
善子「『仲間』とか『女』を守るとかそんな次元の話をしてんじゃないわよ!!凛……ボスを倒せば数百億って利益を生む『麻薬の縄張り』が手に入るって話をしてんのよっ!」
善子「何百億よ?? 何人死んだってちっともおかしくない金額よ!!ヨハネ達が手に入れる!!!ボスの正体を知るためにはあの『娘』が必要なのよ………………!!!」
善子「娘の居場所を喋ってもらうわよ!凛!!」
善子「『ボス』と血の繋がった娘なら!娘も間違いなく『スタンド能力』をもっているわ!!出なきゃボスは娘を隠そうとはしないはずだからねぇ!!」
凛「(ことりちゃんが………スタンド使い……??)」 凛「しかもあなた達が『拉致』しようとしてるのはただの女の子だよ!!絵里ちゃんはそういう事はすっごく嫌うんだっ!!!」
凛「誰だって嫌うよっ!!凛達は『あの子』を守るって言ったら絶対に守るにゃーーーーっ!!!」
善子「しょうがないわねぇ〜〜〜〜くだらない次元の話しちゃってさぁ〜〜〜!!」
善子「『仲間』とか『女』を守るとかそんな次元の話をしてんじゃないわよ!!凛……ボスを倒せば数百億って利益を生む『麻薬の縄張り』が手に入るって話をしてんのよっ!」
善子「何百億よ?? 何人死んだってちっともおかしくない金額よ!!ヨハネ達が手に入れる!!!ボスの正体を知るためにはあの『娘』が必要なのよ………………!!!」
善子「娘の居場所を喋ってもらうわよ!凛!!」
善子「『ボス』と血の繋がった娘なら!娘も間違いなく『スタンド能力』をもっているわ!!出なきゃボスは娘を隠そうとはしないはずだからねぇ!!」
凛「(ことりちゃんが………スタンド使い……??)」 善子「娘の『能力』から!ボスの正体がきっと分かるわっ!!あの娘はボスを倒すヒントなのよ!!!」
善子「ところでさ〜〜凛?さっきこの蜘蛛をドブで拾ってきたんだけど……咬まれてみたいかしら?」
凛(7.8cm)「…………………」
善子「咬まれたら自ら進んでボスの居場所を喋りたいって思うことになるわよ!?喋るんなら今のうちよ?」
凛(7.1cm)「…………………」
善子「しょうがないわねぇ〜〜〜〜知ってるかしら凛………?南米に『黒後家蜘蛛』って種類の『蜘蛛』がいるのよ…… そいつの毒は人間だって死んじゃうらしいわよ?」
凛(7.1cm)「(蜘蛛が空き瓶の中に閉じ込められてる……なにをする気……?)」
善子「でも安心しなさい?こいつは違うわ……ただの蜘蛛……全然無害よ………だけど普通の蜘蛛だって『咬む』し『毒』ももっているのよ……?」
善子「今の『数センチの凛』を麻痺さて食べるには十分なほどにねぇ〜〜〜〜!!」
凛「(まさか……凛を蜘蛛と一緒にあの瓶の中に閉じ込める気なんじゃ………?)」 凛「『ラブ・ウィング・ベル』!!」ズガガガガガガガガガガガ
善子「無力だって言ってんでしょ!!今のあんたのスタンドはねーっ!!」
善子「『デイドリーム・ウォリアー』!!」ガシィ
凛「あぅぅっ……!!」
善子「スタンドは預からせてもらうわよ!蜘蛛を撃たれたらまた取りにいくのが面倒だからねぇ〜!!」
善子「この『空き瓶』が『リング』よ!!凛ーーっ!!」
凛「こ……このっ!!開けるにゃっ!」 善子「おおおっ!みてるわよ!みてる!8個もある目で凛の事をじーっとみてるわ!!!」
蜘蛛「」ガサガサガサガサッ
凛「ここを開けやがれにゃーーー!!」
善子「いい……?凛……?たとえ噛まれたとしてもすぐに死ぬわけじゃあないわ…!まずそいつの毒はあんたの筋肉を麻痺させて動きをとめるだけよ」
善子「意識ははっきりしてるのよ…!だから娘の居場所を喋ろうと思えば喋れる…だけどそいつに動きを止められ捕獲された時はやばいわよっ!!あんたの体内に毒とともに『消化液』を注入しはじめるのよ……」
善子「そいつはほんとにヤバいわ…… その『液』はあんたの体を内部からゆっくりとバニラシェイクみたいにドロドロに溶かすのよ………!チューチュー吸うためにね」
蜘蛛「」ガサガサガサガサッ
善子「それでも『意識』はあるのよ……?喋ろうと思えば食べられながらでも喋れる」
善子「でもヨハネは今のうちに喋っといた方がいいと思うよーー?人間が溶かされながら食べられる姿なんか見たくないからねぇ!」
蜘蛛「」ビシャアアアアアーーーッ
凛「は……早いっ!!」 凛「は、早いっ!!」
凛「このっ!!くらえっ!!!」グサァァァァァ
蜘蛛「グゲェッ」
凛「ち…近づかないでーーっ!!もっと刺すよっ!!!」
善子「『ガラスの破片』?チィッ 抜け目ないわねぇ」
善子「どこから拾ってきたのよ、そんなもん」
蜘蛛「」ビシュッッッッ
凛「はっ!!い……糸!いつの間に……!?全然見えなかった………」
凛「う…あっ……ぐうううううううううう」ガブゥゥッ
凛「うっ……い……痛い……やっ……あああああああああああああああああ!!!」
善子「咬まれた………」
蜘蛛「」ヴシュウウウウウウウク
凛「うあっ……くぅつ……ひぐっ……グググ」
凛「(か………からだが………全く………うごか………ない………………)」 善子「そこまでよ、凛!」
善子「もう身体が動かせないでしょ?」
善子「体に『消化液』も注入され始めているわ…早く喋りなさい……喋るなら今しかないわ……溶かされるわよ!」
凛「絶…絶対に……喋らない………!!」
善子「チッ」
善子「ん?」
善子「………これは?」
善子「さっき凛がガラスの破片を出した時にポケットから一緒に何かを落としたから拾って見てみたけど…」 善子「もしかしたら凛!あんたもう喋らなくて良くなったわよォーーーっ!」
凛「………………」
善子「これは地図よ!道路地図よ!しかも道に迷わないようペンで道路に印がつけてあるわ!」
凛「………………」
善子「間抜けねぇぇーーーー!!!凛!!この印を逆にたどるとあんたがどこからきたのかが分かるっ!『ブドウ畑』よっ!!東南40kmほどの『ブドウ畑』からきたわねっ!!!」
凛「………………」
善子「ボスの娘『ことり』はその辺りの家にいるのよねえぇーーーー!アッハハハハハハハハハハハハハ!!やったわ!分かったわっ!!!あんたが教えてくれたんだもん!!もう喋らなくてもいいわよ!!」
善子「ありがとう!凛ッ!!ゆっくりと食べられるなり卵産みつけられるなりしなさい」 凛「……………」
凛「凛の『ラブ・ウィング・ベル』は二酸化炭素を嗅ぎ分けて追跡する能力にゃ…………」
凛「だけど二酸化炭素は生物の『吐く息』からだけでるってわけじゃないんだよっ…………」
凛「物が焼けてるところからだって二酸化炭素はでるんだよ…………」
善子「……………? 」
善子「いきなりなに言いだしてんのよ」
善子「もういいのよぉーーーー?喋らなくても!!凛はよく頑張ったじゃない!!あんたの『忠実さ』とその『根性』は尊敬に値するわ………!」
善子「あんたの仲間を始末する時その事をちゃんと伝えてあげるわよっ!!だから安心して蜘蛛に溶かされてなさいっ!!!」 凛「思い出したんだにゃ………さっきあなたを『ラブ・ウィング・ベル』で追跡してる時『自動車』を撃ったことをね…………」
凛「『確かガソリンタンクのとこを弾丸で穴開けたよね』ってことをねっ」
凛「でも穴の位置はここからじゃよく分からないし凛の体もスタンドも『数センチ』だもん………すっごく遠いよ…………」
凛「でも穴の位置さえ分かればなぁーーーって思ったんだよ………ガソリンに火つけられるのにって」
凛「そしてその時気付いたんだよっ………弾丸の穴は焼け焦げてるから二酸化炭素がでているよっ『ラブ・ウィング・ベルで探知できるよ』って思ったの」
善子「…………………………?」 凛「そして凛は『撃ったんだよ』」
凛「あなたの『デイドリーム・ウォリアー』に捕まってるその『ラブ・ウィング・ベル』…………さっきは蜘蛛を撃とうとしたんじゃないんだよ……………でもちっぽけな弾丸だったからちょっと……火がおっきくなるのに時間がかかって焦ったけど」
ゴオオオオオオオオオオオオオオ〜〜〜ッ
車「」メラメラメラッ
善子「なっ…!?車が………燃えて………!?」
ボッカアアアアアアアアアアアアアアアアアン
善子「うわあああっ」
善子「うがああああおおおおおおおおっ!!(爆発が………!?炎が………ヨハネの体を………)」 凛(155cm)「ハァーーハァーーハァーー………買い物袋が……この爆発で全部焼けちゃった………ことりちゃんのチーズケーキ……やっぱつまみ食いしとくべきだったな………」
凛「でも……… 蜘蛛に咬まれてもへーきな大っきさってのは見晴らしがいいにゃーーーっ!!!」
善子「よくもォオオオおばがっ!あんたの仲間全員皆殺おおおおおしにしてやばあああッうううがあああああおおおおうえええあああああ」メラメラ
善子「かくれうごばっ家ばばばっ『ブドウ畑』げべばェっ!」メラメラメラ
凛「…………………!?」
善子「覚悟してェェええまってなざいよオオオアアアアアアりィィィンンンンンーーーっ!」グッシャァアアアアア
善子「『デイドリーム・ウォリアァァァァアアアアアアーーーー』ッ!!!」ヴシュウウウウウウウ
凛「なっ!?『身体』を小さくする能力…………自分の手首を切ってその血で『炎』を消してっ…………」
凛「に……逃げられるっ!ヤバいにゃ!!ここであいつに逃げられるのはヤバい!!!」 凛「レーダーで!!!」
凛「……………だ……ダメにゃあああああ!!!この炎……呼吸を探知できないっ!!!」
善子「『幸』か『不幸』か」
善子「ゼェーゼェーハァーハァーウフフフフ」
善子「あんたが車を炎上させたがゆえに大量の炎から出る大量の二酸化炭素で……ヨハネを探知できないわァァーー」
凛「こ…このーっ!!どこっっっ!?」
善子「ヨハネの『勝ち』よッ!!ヨハネの目的はボスの娘の居所を突き止めること………!!『隠れ家はブドウ畑』のどこかよッ!!場所はわかったッ!!!」
善子「ここは去ってヨハネの仲間に知らせるだけッッ!!そこであんた達を皆殺しにしてやるんだから!!!火だるまにされたこの借りは………凛………………!!そこで返してあげるわーーっ!!!」
善子「あんたはもうヨハネを探せないッ!!ヨハネの勝ちよォォォーーーーッ!!!アッハハハハハハハハーーー」 爆弾「カチッ」ドグォォォォォォォォォン
爆弾「カチッ」ドガァァァァァァァァァァン
爆弾「カチッ」ドギャァァァァァァァァァン
善子「!?」
善子「そこらの車が………片っ端に『ラブ・ウィング・ベル』の爆弾で爆破されて…………!?」
凛「あなたの『呼吸』を探知できないっていうならさぁ〜〜〜〜〜っ 『炎』がおっきすぎるって言うんだったらさぁ〜〜〜〜〜〜っ!」
凛「もっとおっきくしてやるにゃ〜〜〜〜〜〜っ!!!」
ドキャアアアアアアアアアアアアアアン
ボギャアアアアアアアアアアアアアアン
凛「道路そこら中に『火』つけたらさぁ〜〜〜〜っ!!ちっさいあなたは焼け死ぬってわけだにゃーーーーーーっ!!」
凛「あなたは絶対にぃぃーーーー!!逃がっさないにゃーーーーーーーっ!!ヨハネぇぇぇぇーーーーー!!!」
ドグォォォォォォォォォォォォォォォン 善子「キレ……………てんの………?…………りィィん…………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴコ
善子「道路中に火つけまくっちゃってねェェ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!正気なの!?りィィィいいいん!!!」
凛「街中にはさぁ〜〜〜〜〜っ」
凛「火つけずにすんだね」 善子「『正気』なの?と言ったのは……あんたが今やった事は………このヨハネに早く『殺してほしい』っていう合図ってことよ!……炎のおかげであんたにこの距離まで近づけた………」
善子「忘れたの?この近い距離なら、ヨハネのスタンドの方が素早いってことをねぇーー!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
凛「かもね」
善子「きなさい」
善子「凛」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 善子「『デイドリーム・ウォリアァァァァーーーー』!!!」
凛「おりゃあああああああああああああっ!」パァーンチ!
ドォォガガガガガァァァーーン
善子「うけがええっっ………(拳を突き出して腕一本分距離を伸ばした………)」
善子「しょうがないわねぇぇぇ〜〜〜〜〜たかが『買い物』すんのもさぁ〜〜〜〜楽じゃ………なかったでしょ!?ねぇ……?りィィぃぃんん…………」
善子「これからはもっと………しんどくなるわ…………よ…………あんた………た………ち」ドッサアァ~~ッ
凛「戻ってきて」グオオオオオオオン
凛「『ラブ・ウィング・ベル』」キキイィィ~~ッ
凛「絵里ちゃんからの…………『買い物して来てちょうだい』って」ハァハァ
凛「命令……」
凛「『未完了』……………」
凛「お金も品も…………全部……燃えちゃった……にゃ………………」
本体名-津島善子
スタンド名-デイドリーム・ウォリアー
死亡 いや…うん、なんかそんな気はしてたけど
俺はそういう思い切った展開好きだぞ これさあ…ラブライブでやる必要あんの?何かオリジナル展開がある訳でもないし本当に原作垂れ流してるだけ。ラブライブキャラじゃなくても成り立つss。
要素庭じゃないけどラブライブ要素は?って聞きたいわ >>361
死ぬほどつまらないのは置いといて書き切ったら乙、だけは言ったる 作者さんの好きなように書かせてあげればいいんじゃないかな いいんじゃない?
まあ本音を言えば原作では死亡してしまうキャラがいるのをどう処理するか、ラブライブ ならではの要素をどう盛り込むか、
そこらへんが腕の見せ所だよなと思ってたのはあるけど(エコーズ穂乃果投入とか良かったと思うし)
善子死亡の時点でなんかそういうのはないんだなって割り切ってる
キャラを死亡扱いにした覚悟の強さをどこまで貫けるかが今のこのスレの楽しみ 自分の推しを最後まで残すんだろうな
キッズ感あるし これ書ききったら長編ジョジョパロSSってこれが初になるんか? 間違いなく書ききらないし、適当なとこで終わらせない限りエタるだけ ここはシリーズ最初の
主人公側が戦闘不能と書いてリタイアではなく明確な殺意の下に相手を殺害したエピだったしな あー、変えるの忘れてました
× 本体名-津島善子
スタンド名-デイドリーム・ウォリアー
死亡
○ 本体名-津島善子
スタンド名-デイドリーム・ウォリアー
再起不能(リタイヤ)
これに訂正です
続きは明日にはいけるはずです いや今さら訂正とか更に火種になるだけだからやめとけよ… 気にせず>>1のやりたいようにやったらいい
外野が荒れるのは注目されてる証やろ まぁいちいちssにしなくても、寝る前の妄想でやればいいわな お前らみたいな性格悪いゴミのせいで、こうやってラブライブ好きが減っていく ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています