海未「ん?マッサージ店……」
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海未「はぁ……疲れました」
海未(早く私も結婚して仕事をやめたいところです……)
海未「ん?」
海未「マッサージ店ですか……私には縁のないところですね」
「よかったらどうですか?開店前なのでモニター募集で60分無料キャンペーンを行っているんです」
海未「はぁ……」
海未(どうせ家に帰ってもご飯を作って寝ることくらいしかしませんし、無料ならいいですよね)
海未(それに……マッサージにいくなんて如何にも女性っぽくて、美意識への目覚めのきっかけになるかもしれませんし)
海未「それではお言葉に甘えて、お願いします」
「ありがとうございます!外は寒いので早速店内に入ってください」 「施術の準備の間に着替えて待っていてください」
海未「あの、私こういったお店が初めてで……」
「わたくしどもとしては好都合です。当店は初めてのお客様が安心して施術を受けられるようなお店を目指しています。ですから気になるところがあれば施術後のアンケートになんでも書いてくださいね」
海未(丁寧な説明ですね。マッサージが趣味の同僚の方はなんだかチャラチャラした感じなのでどんなところかと思いましたが……誠実なところです)
「それではこちらに着替えてください」
海未「はいっ……て、ええっ!?な、なんですかこれは!?」 「水着です」
海未「み、水着って……布地がほとんどない気が……。どこをどう着ればいいのやら」
「当店ではマイクロビキニを採用しています。裸に抵抗がある方のためにガウンの上に水着を着るお店は多々ありますが、当店は水着の中に手を入れられるのに抵抗がある人のことを考え、最初から布地を少ないものを採用しています」
海未「な、なるほど……よくわかりました」
海未(ま、まあガウンを上に着るのであればそれほど恥ずかしくはない……のでしょうか) 海未(なんだか不思議な香り……アロマ?でしょうか、体がポカポカします……)ドキドキ
コンコン
海未「!はい、準備できています」
「失礼します。施術を担当させていただきます、本日はよろしくお願いします」
海未「えっ!?」
「どうかしましたか?」
海未「お、男の人なのですか……?」 バカな!ラブライブ世界にはほのパパと虎太郎以外の男は全滅したはずでは!? 「あ……これは大変失礼致しました。男性恐怖症の方とは知らず申し訳ございません」
「しかしながら当店は施術師はわたくししかいない為に、お客様に満足して帰ってもらうことはできないことをお詫び申し上げます」
海未「あ……いえ、別に男性恐怖症というわけではありませんが……」
海未(この人も丁寧な対応ですね……そもそも開店前のモニターですから何も警戒する必要なんてありませんよね)
海未「大丈夫です、お願いいたします」ニコ
「本当ですか?ありがとうございます!」 「それでは施術を始めます。うつ伏せになってください」
海未「はい」ドキドキ
「首から足まで、オイルを塗りながらほぐしていきます。もしオイルが冷たかったり、不快に感じたらすぐに言ってください」
海未「分かりました」
ニチャニチャ
海未「…………///」
「失礼します」サワ
海未「ひゃ」 「大丈夫ですか?」
海未「は、はい。久しく他人に体を触らせたことがなかったのでびっくりしただけです」
「そうですね。そういった機会はこのようにマッサージを受けたり、恋人といる時くらいしかいませんよね」
海未「恋人ですか……私には縁のない話です」
「いらっしゃらないのですか?お世辞ではなく、お客様は最初に見た時綺麗な人という印象を受けましたが」
海未「大学時代にはいましたが、社会人になってからは音沙汰もありません。機会も時間もありませんから」
「お疲れ様です。そういう忙しい女性のためのマッサージ店を目指していきたいと思っています」
海未「ふふ、正式に開店したら仕事に疲れた時通うようにしましょうか」 「背中触っていきます」
海未「おねがいします」
海未「……そういえば、この香りはなんですか?」
「お香です。においがキツければ言ってください」
海未「お香ですか……なんだか落ち着きますね」
「鎮静効果のある薬草を焚いているので、肩の力が自然と抜けるでしょう」
「同時に血行を促進させる作用もあるので、水着とガウンでも寒くないように配慮しているんです」
海未「お客さんを第一に考えているのですね……」
ムニッ
海未「んぅッ……!?///」ピクンッ 「…………」ムニッムニッ
海未「っ……///」
海未(い、いきなり横乳を触られてびっくりしましたがこれが普通なのですよね)
海未(胸は弱いので、変な声が出ないように注意しないと……)
ムニッ
海未「っ」ゾクッ
なでなで
海未「ん……」クネクネ
「腰に移りますね」
海未「は、はいっ///」
海未(助かりました……) 「腰はね、なぞるようにするのがいいんですよ」ツツー
海未「そ、そうなんですね」
海未(くすぐったいです……///)
「腰とお尻の境目わかりますか?ここに一番負担が掛かってしまうので重点的にしていきましょうね」
海未「うっ、ふぅっ……」
海未(鋭い快感が伝わってきます……///)
海未(腰、浮いてしまいますぅっ///)ヘコッヘコッ 海未(あぁ、いけません。変な行動を取ってしまっては……///)
「快感が強いところを繊細なタッチで施術していますから、ある程度体が動いてもいいですよ」
「声が出るのもおかしくありませんから、耐えきれなくなったら遠慮なく出しちゃってください」
海未「んく、ぅっ。すみません、慣れていないものですから……あはぁっ……」
「腰は性感帯になっていますから。お客様は初めてですし、モニターですから致しませんが、軽く絶頂してしまう方もいらっしゃるのだとか」
海未「ぜ、絶頂……///」ドキドキ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています