Aqours　～ミカン色の季節～

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:23:23.20

この作品は
昨年から書いて途中でやめてしまったモノですが作者の興味本位で花丸？編のみ投下してみます

もしかすれば途中に禁止ワード弾かれで、時間がかかるかもしれません

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:24:53.85

第１話「新しい季節」

８月　ラブライブ本戦

気が付けば、私　桜内梨子は
大好きな親友たちが半年前に立っていたステージへと上がっていた。

それはステージのそばから見れば、キラキラ輝く太陽のような感覚で…
それはステージの上から見れば、新しい世界を探す深い海のような過酷さだった

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:25:41.92

梨子「皆、おそらくコレが最後のステージになるわ」ﾊﾟｯ
　「１！」

千歌「２！」ﾊﾟｯ

鞠莉「スリー！」ﾊﾟｯ

ルビィ「４！」ﾊﾟｯ

花丸「５！」ﾊﾟｯ

果南「６！」ﾊﾟｯ

善子「７！」ﾊﾟｯ

曜「８！」ﾊﾟｯ

８人「Aqours！サンシャイン」

理亞（みんな頑張って！そして、最高のステージに）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:27:24.28

３月　東京

梨子「また、転校ですか、、」ﾊｱ

梨子ママ「えぇ。そして次の転勤先はイギリスなの…、だから梨子はできれば知り合いの居る内浦に」

梨子「内浦というと高海さんですよね。分かりました、それじゃあ」ｽﾀｽﾀ

梨子ママ「いつも、いつもごめんなさい。梨子」

パタン

梨子（私だって、もう子供じゃないから理解している。家がそこそこ裕福、私が好き勝手にピアノができているのは、頑張っている両親のおかげなんだって、、）ｸﾞｯ

穂乃果「梨子ちゃん、またね」ｳｩ

海未「まったく、もう泣きそうな顔になっていますよ」ﾔﾚﾔﾚ

梨子「穂乃果先輩、沼津市に行くといっても一年です」ﾆｺﾆｺ
　「来年は東京に戻って来て、また音ノ木へ通うつもりだから」

穂乃果「帰って来ても私達は卒業してるよ。留年しようかな」

海未「穂乃果」ｼﾞｨ

ことり「やっぱり、お母さんに頼めば、、」

梨子「ありがとう、気持ちだけもらっておくから」ﾉﾉ
　「向こうは景色もいいところだからいっぱい写真とか送るね」

ことり「うんっ」

またね、みんな。

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:29:41.47

４月　沼津市内浦

梨子（えぇっと）

美渡「おーい、梨子」ﾉｼ

梨子「あっ、美渡さん」

美渡「長距離移動、お疲れ様！荷物多そうだけど少し持とうか」

梨子「じゃあ、コレをいいですか」

美渡「はいよ。もう少しすれば姉さんが迎えに来るから」ﾎｲｯ
　「ジュースでも飲んで待ってる？」

梨子「はい。あっ、そういえば、、）
　「美渡さん、今年１年よろしくお願いします」ﾍﾟｺｯ

美渡「こちらこそ。１年頼むね」

ゴクゴク

美渡「それにしても、梨子ちゃん大きくなったよね」ﾌﾊｰ
　「昔泊まりに来てくれた時はこんなにちっちゃかったのに」

梨子「もぅ、それ何年前の話ですか？最近はこちらにも来られなくてすみません」

美渡「いいっていいって。高校にピアノと忙しいんでしょ」ﾋﾗﾋﾗ
　「そういえば梨子はつぎ高２だったっけ？うちの一番下の妹もだから、よろしくしてやって」

梨子「分かり、ました、、」
　（下の妹？私が覚えている限りでは二人姉妹だったような）

志満「おーい。二人とも」

梨子「あっ！！志満お姉さん」ﾉｼ

美渡「アンタって、昔っから志満ねえのこと好きだよね～」ﾊｧ

梨子「えっ、」

美渡「私の時と態度が全然違う、。別に気にはしないけどさ」

梨子「ごめんなさい」

志満「ようこそ内浦へ。梨子ちゃん」ﾌﾌｯ
　「ホント大きくなったわ」

梨子「はい。よろしくお願いします」ﾍﾟｺｯ

志満「しばらく見ないうちにすごく美人になっちゃって」

梨子「お姉さんもですって」///

美渡「二人共、とりあえずは帰ろ～。アホ千歌も待ってるし」

志満「そうね。梨子ちゃん、この辺りで用事ある？」

梨子「いえ。大丈夫です」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:31:21.33

車内

梨子（ちか、チカ、、地価。。千夏…）

志満「どうかした、梨子ちゃん。何か忘れ物とか」

梨子「いえ。失礼かもしれませんけど、お姉さんって何人姉妹でしたっけ？」

志満「なるほど。私と、美渡、千歌の３人姉妹よ」ｱｧ
「千歌ちゃんには今まで一度も会った事はなかったのよね」

梨子「ちか？」

志満「数字の千に、歌はさすがに間違えないかな？その２文字で『千歌』。年齢はちょうど梨子ちゃんと同い年ね」

梨子「そうだったんですか？」

志満「ええ。少し病気がちだけど普段はとっても元気な妹よ」

ゆめぇのとびらぁ～　ずっと探しぃ続けた～
君と僕との　つながりを探してた～

梨子（μ'sのユメノトビラね）

美渡「梨子。降りる用意しておきなさい」

梨子「あっ、、分かりました」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:37:50.35

美渡「ただいま～」

千歌「美渡ねえ、お帰りなさい」ﾄﾃﾄﾃ

美渡「はいよ。それじゃ、私は部屋に戻っておくから」

梨子「おじゃまします」ﾍﾟｺﾘ

千歌「こ、こんにちは…」ﾋﾟｸﾝ

志満「ただいま。千歌ちゃん」ﾆｺﾆｺ

千歌「お帰りなさい、志満ねえ。その人はお客さん？」ｿｫ
　（キレイな女の子なのだ…）//

志満「この前話していた梨子ちゃんよ」

梨子「はじめまして」

千歌「はじめまして、、」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
　「ここじゃなんだから、ひとまず上がってもらえば？」

志満「そうね、今日は人も来ないだろうから千歌ちゃんのお部屋でおしゃべりしましょうか」

千歌「私の部屋に！？」

梨子「いいんでしょうか…」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:49:23.99

梨子（プレイヤーがある。さっきのはこの音だったのね）
　「はじめまして。東京から来ました、桜内梨子です」

千歌「は、ひゃい。はい。私は高海千歌といいます」

梨子「そんなに緊張しなくていいんですよ」

千歌「ごめんなさい」

志満「そうねぇ、千歌ちゃん。彼女の前の高校はなんとなんとあの『音ノ木坂学院』なのよ。アナタの好きなエムズの何とか穂乃果さんって人と同じ」

千歌「μ'sの高坂穂乃果さん！もう、志満ねえったらいい加減覚えてよ」

志満「そうそうμ'sの高坂穂乃果さん。確か彼女って去年２年生だったわよね？もしかして会った事があったりしないのかしら」

梨子「はい。会った事というよりも向こうでの親友でした」

志満「ほら、スクールアイドルって言っても普通の女の子たちなのよ」ｱﾚｯ
　「千歌ちゃん？」

千歌「……」ﾋﾟｸﾝﾋﾟｸﾝ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:50:45.19

志満「今の十千万では、基本的に旅館としての営業はしていなくてお惣菜と喫茶店くらいなの」

梨子「そうなんですか」ﾂﾝﾂﾝ

志満「そういうわけで、我が家はそこまで忙しくないから。お手伝いとかは考えなくてもいいわ」

梨子「分かりました。千歌ちゃん、アナタすごく愛されているのね」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

志満「２人がお友達になれそうでよかった」ﾌﾌｯ
　「学校で迷惑がかかる事があるかもしれないけど、仲良くしてくれると嬉しいわ」

梨子「はい。まだ少し話せただけですけど」

志満「ありがとう」

梨子ちゃんが帰ってきたから今日はお寿司よ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マグロと鯛予約～

玉子、いい？

　　　つまみにタコで

　　　　　　　　　　　　　　ウニ、誰も取らないようなのでいいですか？

どうぞどうぞ

梨子「さすがに疲れたわね」ﾊﾞﾀｯ
　（学校は明後日からだから近くを見て回ろうか。ちょくちょくは来ていても行く場所ってだいたい固まってしまうから）ﾉﾋﾞｨ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 15:52:07.51

鞠莉「答えなくていいんだ♪分かるから～」

梨子（あんな塀を歩いても大丈夫なのかしら？）

鞠莉「きゃっ」

梨子「危ない！」

梨子「おはら、まり、、？」

鞠莉「そうよ。わたしの名前は小原鞠莉」ω
　「アナタが通う浦の星の理事長で、同高校３年生。アナタ達の先輩になるの」

梨子「そんなわけないでしょう」ｱﾊﾊ
　「小原先輩、そんなあからさまなウソをつくのはいけないと思いますけど」

鞠莉「もう信じていないの♪まぁ、いつものことだけど」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ
　「鈴木、ちょっと来て」

鈴木「はい。こちらが鞠莉お嬢様の任命状です」

梨子「えぇっと、、小原鞠莉　１７歳。誕生日　６/１３」ﾌﾝﾌﾝ
　「貴殿を浦の星女学院の理事長に任命します」

鞠莉「でしょ」ω

梨子「鞠莉さん、えっと小原様。申し訳ございませんでした」ﾍﾟｺﾍﾟｺ

鞠莉「ノープロブレム。さっき助けてもらったから」ﾆｯ

梨子「でも…」

鞠莉「そうねぇ、だったら代わりに。私の事は気軽にマリーって呼んでください」

梨子「えっ、鞠莉さん」

鞠莉「マリー」ﾉﾝﾉﾝ

梨子「マリー。、」ｳｩﾝ

鞠莉「イェス」ω
　「さぁて、わたしは学校のお仕事で忙しくなるから。このくらいで」

梨子「はい。お仕事頑張ってください」

鞠莉「それじゃあね、リリー」ﾀｯﾀｯﾀｰ

鈴木「鞠莉お嬢様ー」ﾀｯﾀ

梨子（リリー？私の呼び方かしら）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 16:04:06.18

果南「」

善子「やってしまったっ！！」
　「リアルこそが正義なの。津島善子！今年こそ彼女を作る」

曜「また明日から学校だよ～。千歌ちゃんに会える」ﾊﾞﾀ
　「千歌ちゃん、千歌ちゃん、千歌ちゃん！！」ﾊﾞﾀ

曜ママ「曜、うるさいわよ～」

曜「ゴメン」ﾋﾞｸｯ

ルビィ「おねえちゃん、、」

理亞「ルビィ」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 16:05:47.31

梨子ルーム

千歌「それじゃあ、桜内さんは本当に高坂さんの友達なんですか？」

梨子「もちろん。私の自慢の親友よ」ﾎﾗ
　「ツーショットは見せられるのが無いけれど、４人での写真」

千歌「あっ、あぁ、、高坂さん…」ﾌﾗｯ

梨子「ちょっと、千歌ちゃんったら。また倒れないでよね」

千歌「ごめんなさい。でも高坂さんの私生活を見られるなんて。。千歌、幸せ過ぎるよ」ｳﾝｳﾝ
　　「それだけで生きてきた価値があるよ」ﾎﾟﾜﾝ

梨子（そんなにかしら、、？）

千歌「うん！もう千歌はこの世に未練なんてないや…」

梨子「家族の前では言わないでね。心配しそうだから」

千歌「今年の夏、東京に行ってみたいな。。μ'sが解散しちゃってすごく寂しいけど、桜内さんと話してたらなんだか会える気がしてきて」

梨子「おそらく、個人でならば会う約束くらいはできるかも」
　　（穂乃果の学力しだいで）

千歌「ホント」

梨子「えぇ」ｺｸﾝ

千歌「えへへ」ﾆﾔﾆﾔ

千歌「あはは」///

千歌「やったー」ﾋﾟｮｰﾝ

梨子（可愛い娘ね、そうだ！）
　「千歌ちゃん、私とスクールアイドル始めてみない？」

次回　『スクールアイドル』

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 16:12:29.41

こんな雰囲気で６話分やっていきたいんですけど、どんな感じでしょうか？

とりあえず、レス求ム

**名無しで叶える物語**(ほうとう) · 2019/02/05(火) 16:38:05.88

見たいです。

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 16:42:20.99

ありがとうございます。

おそらく2話目を投下で保守ラインになるので投下ペース落とします

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 16:43:44.07

第２話「スクールアイドル」

梨子「私とスクールアイドル始めてみない？」

千歌「えっ？」ﾎﾟｶﾝ
　「桜内さん、その、、いきなりは」

梨子「あっ、ゴメンなさい。出会って数日、いきなりは無理よね」

千歌「それもだけれど、桜内さん」//
　「千歌は桜内さんが思っているほど可愛くなんてないよ。運動なんて全然で」

梨子（やっちゃった、、）

千歌「でも、考えさせて。わたしね、ずっとスクールアイドルやってみたかったんだ！！」

梨子「もちろん」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 16:59:53.55

花丸家

μ's解散宣言メモリアル号

花丸「スクールアイドルか。あんなことが無ければルビィちゃんと理亞ちゃんもやっていたのかも」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

星空凛

花丸（いいなぁ…）

パタン

花丸「さてと、ついに明日は入学式ずら～」ﾜｸﾜｸ
　「理亞ちゃんにルビィちゃんと同じ浦の星女学院へ」

？？？（花丸さん、花丸さん！）

花丸「アナタはルビィちゃんのお姉さん…？」

花丸「分かりました。階段を登ったさきの所に行けばいいんですね」ｺｸﾝ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 17:08:20.06

次の日

梨子「スクールアイドル部です」ﾒｶﾞﾎﾝ
　「皆で叶えるアイドル！スクールアイドル！！」

千歌「あの、あの、、」ﾋﾞﾗﾋﾞﾗ

シーン…　…

　　スクールアイドル？

　　　　　　　　嫌だわ。鹿角先輩達の事を思い出す

梨子「ミューズで有名なスクールアイドルです」

千歌「どうか受け取ってください。お願いします」ﾋﾞﾗﾋﾞﾗ

曜「あれっ？千歌ちゃん」

千歌「あっ、曜ちゃん。おはよう」ﾉｼ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 17:09:01.39

どうやらミューズが禁止ワードに引っかかっているようなので、カタカナ記載で

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 17:13:51.21

曜「千歌ちゃん。ヨーソロー」ゞ
　「ところでさ、なにしてるの？」

千歌「スクールアイドル部のチラシ配りだよ」

曜「へぇ～」

梨子「千歌ちゃん、こちらは？」

千歌「そうだ自己紹介。こちらは私の唯一のお友達の渡辺曜ちゃんです」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 17:15:41.24

梨子「はじめまして、桜内梨子です」

曜（さくら、うち…）ｱｧ
　「この娘が噂の美少女転校生？」

千歌「そうだよ、私の家に下宿している美少女桜内梨子さん」

曜「渡辺曜です。気軽に曜ちゃんでもいいですよ」ﾆｼｯ

梨子「はい。これからよろしくね」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 17:16:51.75

キーンコーン

曜「予鈴、授業に遅れるからそろそろ」

千歌「そうだね」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 17:17:41.13

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここで転校生を紹介します

　　　音ノ木坂学院から転校して来ました、桜内梨子です。よろしくお願いします

おつかれ～
　　　　　　　　なんとか噛まずに言えたわ

なにそれ、すごく転校生っぽい
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一応、転校生なんですけど、、

曜「よっしゃ、二人のために今日はひと肌脱ぎますか！」

千歌「いいの？」

梨子「ありがとう。曜ちゃん」

曜「よく言えました」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 17:18:52.71

放課後

曜「スクールアイドル部でぇ～っす」

花丸「ルビィちゃん、これから高校３年間よろしくお願いしますわ」

理亞「花丸？」

ルビィ「うん。よろしくね、、」
　（なんだかいつもの花丸ちゃんと雰囲気が違う気が）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 17:19:59.78

千歌「！！　あの娘達、可愛い」ﾀｯﾀｰ

梨子「ちょっと、千歌ちゃん！」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 17:21:32.14

花丸「ではなくて、これから高校３年間よろしくお願いしますズラ」

ルビィ（花丸ちゃん？）

理亞「ルビィ。もしかしたら花丸は今日の入学式で疲れているのかも」

千歌「そこの１年生さん、スクールアイドルやりませんか？」ﾀｯﾀ

理亞（ルビィは極端な人見知り。加えて、、）

ルビィ「ぴっ」

花丸「はぁ！？何をおっしゃっているズラ」

善子（とりあえず、入学初日は完璧）ｽﾀｽﾀ
　（アレは、ズラ丸？？）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 18:29:58.97

善子（とりあえず、入学初日は完璧）ｽﾀｽﾀ
　（アレは、ズラ丸？？）

ルビィ「スクールアイドルって、あのスクールアイドルですよね」ﾌﾝﾌﾝ
　「ライブとかあったりしますか」

千歌「うぅん。それはこれから始めるところ」

ルビィ「そうですか…」

千歌「だから、アナタみたいな可愛い娘にぜひ！」ｶﾞｼｯ

ルビィ「ピッ」／／／

理亞（やばっ、、）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 18:55:39.63

ルビィ「ピッギャーーーーー！！」

花丸「アナタ達、私の可愛いルビィに何をしているのですか」

ルビィ「おねぇちゃぁ」ﾊﾞﾀｯ

理亞「ちょっとルビィ！」

梨子「すみませんでした」ﾍﾟｺﾍﾟｺ
　「千歌ちゃん、この人も決して悪気があったわけではなくて」

ルビィ「」ﾋﾟｸｯﾋﾟｸ

花丸「だいたい私の可愛い妹を巻き込まな」ｺﾎﾝ
　「第一に、この学校にはスクールアイドル部など」

理亞（やっぱり、、）

曜「いも、う、と？？？」

花丸「ピッ！ズラーーーーー」ﾀｯﾀｯﾀｰ

千歌「あっ、行っちゃった」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 18:58:30.43

梨子「なんだかよく分からないけど、キャラの濃い姉妹？だったわね」

善子（なんだ。ズラ丸によく似た人が新入生に居たのね）ｷﾞﾗﾘ
　（まさか！？都市伝説のドッペルゲンガー）

曜「千歌ちゃん。あの黒髪の娘、可愛くない？」ﾁｮｲﾁｮｲ

善子「もしかして、私ですか？」ｸﾙｯ
　「はじめまして、先輩方。新入生のだて、津島善子です」

千歌「伊達津島善子さん？変わった苗字だね」ﾍｪ

善子「すみません。緊張で噛んでしまっただけで、津島善子です」ﾍﾟｺｯ

梨子「私は２年生の桜内梨子です。よろしくね」ﾉﾉ
　「実は、私達スクールアイドル部を作りたくてチラシだけでもいいですか？」

善子「はい。もらっておきます」ﾌﾌｯ
　「では頑張ってください」

千歌「いい子だったね。今度正式にスカウトしよう」

曜「でも、無理やりはダメだよ」

千歌「分かってるって」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:00:33.87

理事長室

鞠莉「ということは、部設立の申請をしてないのにメンバー集めをスタートさせちゃったというわけ？」

梨子「申し訳ございません」

鞠莉「いいのいいの！気にしないで」ﾌｩﾝ
　「ただ、この人数だと…」

梨子「はい。今のところ私と千歌ちゃんの２人だけで」

鞠莉「それじゃあ、正式に許可が下りたらマリーも含めて３人ね」

千歌「えっ？」

鞠莉「正式に許可が下りた時、マリーもメンバーに入れてもらえるかしら？」ω
　「明らかに条件を満たさない現段階での承認は難しいけれど、大人と話す時は優遇できるかも」

千歌「いいんですか？よろしくお願いします。理事長」

鞠莉「メンバーとして、気軽にマリーって呼んでほしいわ」

千歌「マリー？」

鞠莉「イェス。マリー」ω

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:02:19.25

曜「すごく順調かも」

千歌「うん。よかったら、曜ちゃんもスクールアイドル部に入らない？」

曜「私は、とりあえず回答保留で」

梨子「ところでこれからどこへ」

千歌「果南ちゃん。先輩の松浦果南さんのところ」

曜「今は家の都合で休学中だね」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:04:58.30

海

千歌「よっと」ｽﾀﾝ

果南「遅かったね、今日は入学式だけでしょ？」

曜「うん。ちょっといろいろあって」

果南「なになに？」

千歌「その前に」ﾊｲ
　「回覧板と高海家から」

果南「ありがとう」ﾎｲｯ
　「お返しの干物。文句なら母さんに」

千歌「はい」

果南「で、今日は３人で何をしていたのかなぁ～。梨子」

梨子（？？？）

千歌「えっ！？果南ちゃんと桜内さんって知り合いだったの」

梨子「多分、知らないはずだけど」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

果南「もうひっどいなぁ。幼い頃に一緒に遊んだことあるでしょ？」

梨子「そう、でしたっけ。。」

果南「うん。ちょうど千歌の家で」ｯﾝ
　「今回の事も志満お姉さんから聞いているよ」

梨子「そんな女の子もいたような…」

果南「うっわ～、ホントにヒドイよ」ｱﾊﾊ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:06:55.26

曜「梨子ちゃんって、ここへ来る時は毎回数日だったんでしょ。覚えてなくても仕方ないよ」

千歌「ところで、果南ちゃんは新学期から来られそう？」

果南「うぅん、もう少しかな。父さんは治ったけどまだ家を手伝っておいた方がよさそう」ﾖｯｯﾄ

千歌「そう」

曜「仕方ないよ。それにお父さんが治ってるって事は良い事だからさ」

千歌「果南ちゃんはスクールアイドルって知ってる」

果南「ん？あぁ、最近解散が話題になったμ' sってヤツだね」

千歌「それそれ。果南ちゃんもスクールアイドル、やってみない？」

果南「えっ、私！？そうだねぇ」

梨子「千歌ちゃん。さすがにいきなりは」

千歌「それ、桜内さんが言う」ｼﾞﾄｰ

果南「いいよ。休学が明けてからでよければ」ｳﾝ
　「３人もやってるんでしょ？みんなで何かしてみたいから」

曜「いや、私はまだ」

果南「そうなの？まぁいいや」ﾊﾟｯ
　「もう少ししたらよろしく。松浦果南だよ」

梨子「よろしくお願いします。桜内梨子です」ｷﾞｭ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:09:03.44

志満「お帰りなさい、二人とも」ﾆｺﾆｺ

千歌「ただいまなのだ」

梨子「ただいま戻りました」

その夜

梨子（あれ？珍しい、、電子メールだ）ﾋﾟﾎﾟ

鞠莉「リリー、突然ごめんなさい。マリーです。なんでアドレスを知っているのかはシークレットで」ω
　「明日の朝、スクールアイドル部の友達とでいいから理事長室へ来てくれないかしら？」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:09:57.13

理事長室

千歌「失礼します」

鞠莉「二人とも、待っていたわ」ﾊﾛｰ

梨子「おはようございます。マリー理事長」

鞠莉「実は、１つ。アナタ達に頼まれて欲しい事が出来たのだけれども」

千歌「私達にですか？」

鞠莉「えぇ、その結果によってはスクールアイドル部を承認できる。私が望んだ結末でなくとも学校への貢献という事でかなり有利になるわ」

梨子「マリー、いえ理事長。私達に頼み事とは一体、、、」

鞠莉「私がリリー達へ依頼したいのは新入生『国木田花丸の調査』よ」

千歌「花丸、ちゃん、、？？」

次回　『国木田花丸』

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:46:46.06

第３話「国木田花丸」

千歌「花丸、ちゃん、、？？」

鞠莉「そう。１年国木田花丸さんを調査してほしいの」

梨子「そうですね。もう少し説明をいただけますか？」ﾌﾑ
　「確かに、昨日私達は件の新入生に会いましたがそれはまったくの偶然。素性調査などであればまず私達には頼まないはずですから」

鞠莉「まぁ、そういう反応が普通かしら？コレは彼女の大変デリケートな情報だけれども」

梨子「はい。聞かせてください」

千歌「分かりました」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:48:29.14

鞠莉「マリーと国木田さんは親友の妹の親友って、知らない間柄ではないの」ｿｳﾈ
　「梨子、アナタの目から見て昨日の彼女はどう感じた？」

梨子「そうですね、なんだか慣れていないような感じがしました。入学初日ですから不思議ではありませんでしたけど」

鞠莉「そう。昨日の彼女は、今の国木田さんはなんだか似ている気がするの、、」

千歌「？」

鞠莉「去年亡くなった私の親友　黒澤ダイヤに」

梨子「！？」

鞠莉「ウゥン、もう少し気楽に考えて」ω
　「国木田さんが気を使ってダイヤらしく振舞っているかも？くらいにね」

梨子「つまり、私達でその真意を探ってほしいと」

鞠莉「イェス！彼女の事、頼んでもいいかしら？」

千歌「わたし、やります！」ﾊｲ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:50:08.32

梨子「千歌ちゃん、、」

千歌「だって、マリーさんの考えた通りだったら悲しすぎるから。。わたしにやらせてください」

鞠莉「ありがとう。千歌っち」

梨子「そうですね。ルビィちゃん達に接触するきっかけが欲しいので、報酬の前払いでどうでしょうか？」

千歌「桜内さん頭いい」

鞠莉「オーケイ。仮の場所だったら放課後までには承認できるから」

梨子「よろしくお願いします」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 19:59:07.75

放課後　部室

鞠莉「アナタ達に用意できた空き部屋はここよ」ｶﾞﾁｬ

千歌「うえぇ～」

梨子「さっ、まずは掃除から始めましょう」

千歌「コレ、全部～」

鞠莉「レッツ、スタート」ω

ルビィ「」ｻｻｯ

梨子（狙い通り。ルビィも来てくれたわ）

千歌「ん？？なんか書いてある。。」ｼﾞｨ
　「セルフ、コントロール？」

鞠莉「あぁ、それは前にこの部屋を使っていた子達が書き残したものだと思う。気にしなくていいわ」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:00:28.29

図書室

ルビィ「理亞ちゃん、花丸ちゃん」ﾀｯﾀ

理亞「ルビィ。ここは図書室」

花丸「そうだよ、お静かにズラ」

ルビィ「ごめんなさい。噂、本当だったみたい」

理亞「場所はあそこだったでしょ？」

ルビィ「うん」

理亞「あのスペースは便利がいいから。誰も使いたがらないだろうし」

花丸「そうだね。ルビィちゃん、暇だったら図書室の仕事手伝って」

ルビィ「うゅ」

部室

梨子「図書室に返すべき本はこれくらいかしら」

鞠莉「もうこんな時間！？私、そろそろ仕事へ戻らないと」

千歌「お掃除まで手伝ってもらってありがとうございます」ﾍﾟｺｯ

鞠莉「イイのイイの。大切な学校の為だもの」ﾉｼ
　「それにみんなで片付けられて楽しかったから」

２人「さようなら」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:15:58.22

図書室

梨子「こんにちは」

ルビィ「ピッ！」ｻｯ

理亞「ちょっと、ルビィ」

ルビィ「こ、こんにちは」ｿｫ

千歌「花丸ちゃんとルビィちゃん、、と誰だっけ？」

理亞「鹿角理亞です。よろしくお願いします」

千歌「りあちゃん？君もカワイイね」ｷﾞｭ
　「３人とも、ようこそ！スクールアイドル部へ」

理亞「私もスクールアイドルはやりませんから」

千歌「今は仮だけど承認されたし、決して悪いようにはしませんよ～」

ルビィ「でも、、」

梨子「千歌ちゃん。強引な勧誘はやめましょ」ﾒｯ

千歌「可愛いから、つい」ｱﾊﾊ

花丸「ところで、図書室に何か用事ですか？」

梨子「コレ。部室にあったんだけど、図書室の本じゃないかな」ﾄﾝ

花丸「はい。そうです」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
　「持ってきてくれてありがとうございます」

梨子「そうだ、私は桜内梨子。よろしくね国木田花丸ちゃん」ﾊﾟｯ

花丸「１年の国木田花丸です。よろしくお願いします」ｱｸｼｭ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:34:22.93

校門

曜「千歌ちゃ～ん」ﾉｼ

千歌「曜ちゃん、もしかして待っていてくれたの」

曜「一緒に帰ろっか」ｳﾝ

千歌「いつもすまないね、曜さんや」

曜「何言ってるのですか。千歌ばあさんや」

千歌「えぇ～、私がおばあちゃん、、」

曜「あっ、おじいさん役だった？」ﾊﾊｯ

梨子「どちらもおばあさんじゃないかしら」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:36:23.71

梨子「私はもう少し調べてみたいかな」

曜「？？」

千歌「そっか」ｺｸｯ
　「曜ちゃん。実は千歌達、マリー理事長に頼まれ事をされちゃって」

曜「頼まれ事？」

千歌「うん。もちろん変な依頼とかでもなさそうだから」

梨子「という事で、今日は２人で帰ってくだサーイ」ω
　「あまり遅くならないつもりだけど、志満お姉さんには伝えておいて」

千歌「了解したのだ」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:42:55.84

梨子「お二人で仲睦まじく」ﾎﾞｿｯ

曜「な、ななな」//

千歌「曜ちゃん。。あっ！！もしかして」ﾋﾟｺﾝ

曜「違う。違うから」ﾜﾅﾜﾅ

千歌「桜内さんの事が」

曜（そっちじゃな～い）ﾖﾖﾖ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:45:31.01

花丸「それじゃあね、ルビィちゃん」ﾉﾉ

ルビィ「また明日。花丸ちゃん」ﾉｼ

理亞「花丸。その、ルビィの事はしっかり見ておくから」

花丸「えぇ」

花丸「さて、気づいていますわよ」

梨子「すみません。今はスクールアイドルの勧誘とかではなくてね」

花丸「だったら、オラに何の用事ズラ」

梨子（狙っていたのは理亞ちゃんだったけどなぁ、、）ﾌｩ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:46:40.68

花丸「ため息で回答ですか。さすがに私達を付け回したかっただけとは不自然でしてよ」

梨子「小原鞠莉って知っているかしら？」

花丸「えぇ、名前だけなら。仮にもこの浦の星の理事長さんズラ」

梨子「本人は互いに知らない間柄ではないって言っていたけど」

花丸「さぁ？マルはルビィちゃん、せいぜい家族ダイヤさんくらいしか覚えてないかな」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ
　「こんな風に物覚えも悪いからスクールアイドルなんて向いてないよ」

梨子（この娘の普段を知らない私達だと不自然さを指摘できない）
　「理事長マリーが言ってたの。その、花丸ちゃんが無理をしているんじゃないかって」

花丸「そうですか、ありがとうございました」ﾍﾟｺﾘ
　「よろしければ『ありがとうございます。私の事は心配しないで下さい』と伝言を」

梨子「分かりました。黒澤ダイヤさん」

花丸「ダイヤ？オラは国木田花丸ズラ」ﾌﾌｯ
　「あの方にも新しい友達ができたのですね…、よろしく頼みました」

梨子「はい」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:47:34.54

高海家

梨子（反応からしてあの人は絶対に花丸ちゃんではなかった。ただあり得ないわよ）ﾊｧ
　「マリーに伝えてこの件は終わりにしようか…」

千歌「桜内さん、湯加減どうかな？」

梨子「いいよ、ありがとう」

千歌「それじゃあ千歌も入っちゃおっと」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

梨子「ち、千歌ちゃん！？」

ちか「イイでしょ。女の子同士なんだから」

梨子「もう」ﾌﾟｸﾌﾟｸ~
　（意外とすごく立派なお山ね）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:49:36.71

その夜

プルプル

梨子「穂乃果から」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

穂乃果「梨子ちゃん？穂乃果だよ～♪そろそろ静岡生活にも慣れた」

梨子「もしもし穂乃果。こっちの生活も慣れてきたよ」

穂乃果「よかった、心配してたんだ～」

梨子「電話できなくてゴメンね。初日からいろいろあって」

～～～

穂乃果「それじゃあ、梨子ちゃんがスクールアイドル作っちゃったの！？」

梨子「うん。思い付きでそうなっちゃって、、」

穂乃果「いいなぁ、穂乃果も梨子ちゃんとスクールアイドルやりたかったよ～」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:51:50.89

ちょっと、お姉ちゃん？
　　　　　　　　　　　　　今、梨子ちゃんと喋ってて

穂乃果「梨子ちゃんと一緒にスクールアイドルできるなんて千歌ちゃんって娘が羨ましいよ」ﾌﾟｩ
　「こんな事になるんだったら、穂乃果の家でも東京に居てもらえばよかった」

梨子「ほんとにゴメンなさい。雪穂とアリサちゃんは無事にスクールアイドル始めたの？」

穂乃果「無事に？うん、順調だよ」

梨子「東京でのステージを楽しみにしていて。みんなに会えるように頑張るから」

穂乃果「決めた！私、もう一度スクールアイドルやるよ」

梨子「はぁ～？ちょっと穂乃果。それはあまりにも…」

穂乃果「さっそく今からみんなに声かけないと。じゃあね」ﾌﾟﾂｯ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:53:13.81

梨子「止められるのはにこちゃんぐらいかしら？」ﾔﾚﾔﾚ
　（ついでに、ダイヤさんについて何か知っていないか聞いてみたいし）ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

にこ「こちらは、スーパーアイドル矢澤にこニコ」

梨子「おかけになった電話番号は」

にこ「なぁんでよ。で、にこに何の用？」

梨子「夜遅くにいいですか？実は～～」

にこ「たぶん『Saint Snow』の２人ね。アンタも名前くらいは覚えているでしょ？」

梨子（あっ）

にこ「まったく何やってんの。それでもアイドル研究部のメンバー？」ﾊｱｧ
　「まぁ彼女たちは完全な被害者で、ご遺族の厚意でラブライブは延期にならずにすんだのだけれども」

梨子「そう、でしたね、、」

にこ「花陽に詳しく調べさせようか？アンタじゃ効率が悪いだろうし」

梨子「私からお願いします」

にこ「そ、何か分かったらにこにも教えてちょうだい。幽霊なんて信じたくないから」

梨子「分かりました」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:55:10.15

梨子（ここが理亞ちゃんのランニングルート。失敗すれば警戒されるだろうからチャンスは一度）

理亞「ハ、ハッ、、」

梨子「おはようございます。鹿角理亞さん」

理亞「アナタは確か」

理亞「それで。私に何の用？」ｺﾞｸｺﾞｸ
　「スクールアイドル部の勧誘ならお断りします」

梨子「違うの。ルビィちゃんのお姉さん黒澤ダイヤさんについて聞きたくて」

理亞「帰ります」

梨子「待って！アナタの事を、お姉さん、セイントスノーの事、おおよそ調べているから知っているの。失礼なのも分かってる」

理亞「飲み物。ありがとうございました」ｶﾀﾝ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:56:35.19

梨子「だったら、国木田花丸ちゃんと黒澤ダイヤさんを見破れる方法だけでも教えて」

理亞（花丸）ﾋﾟﾀｯ

梨子「おねがいします」

理亞「エリーチカ、綾瀬絵里と抹茶プリン。この二つに反応すればその人間違いなく義姉さん」

梨子（へっ？）

理亞「そして、最近知った事だけど私達のクラスの津島善子は花丸の昔の知り合い。花丸にはまだ伏せているから」

梨子「ありがとう、助かったわ」

理亞「どういたしまして。私も、気になってはいたから」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 20:59:19.86

部室

千歌「桜内さん、あれから何かわかった？」

梨子「うん。音ノ木のアイドルに詳しい先輩に集めてもらった情報、見聞きしたことを含めるとやっぱり彼女は黒澤ダイヤである可能性が高いわ」

千歌「千歌も知り合いとかをあたってみたけど、花丸ちゃんお寺の娘らしいから霊感とかがあっても不思議じゃないのかも」

梨子「でも、死んだ知り合いが憑りついてるなんて…」

千歌「これからどうしよっか？」ﾌｩ
　「マリー理事長への報告」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 21:00:16.70

梨子「そう、ね。。できれば本人の口からしっかりと聞きた」

？？「」ｻｻｯ

千歌「今の音！もしかしたら恥ずかしがり屋な入部希望者かも？」

ガチャ

千歌「あの～」ｿｫ
　「プリン？」

次回　『ふたりのキモチ』

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/05(火) 21:07:56.45

今日はもう眠いのでここまでにします。
明日の４，５，６話でこのＳＳは完結になります

読んでくれている方が居れば聞きたいのですが、セリフの間隔とか見やすさってどんなものでしょうか？
とにかく感想があれば嬉しいです

読んでくれた皆さんには作者から感謝を。おやすみなさい

**名無しで叶える物語**(禿) · 2019/02/05(火) 21:37:36.35

楽しく読んでるけど一応キリのいいところで終わってくれるのかな？

**名無しで叶える物語**(pc?) · 2019/02/05(火) 23:37:52.56

つまんね

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:37:26.61

では４話目を

>>56
とりあえず初ステージ成功で区切りですかね

冒頭、発売日には不謹慎なシーンから入ってしまいますが

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:38:47.60

第４話「ふたりのキモチ」

聖良「誰かのシナリオ Dreaming Future」

ダイヤ「No more trick, No more trap」

聖良「騙されたままの Dreaming Future」

二人「いらないよ Bye-Bye」

本戦出場は『Saint Snow』！

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:40:22.81

冬　高速道路

ダイヤ「あぁ。いよいよ東京、憧れていた決勝の舞台」///

ガシャン

聖良「ダイヤ、危ない！！」ﾊﾞｻｯ

ダイヤ「きゃ」

ピーポー　ピーポー　ピーポ…

ルビィ「おねえちゃぁ、、、。」

理亞「うそ…」

ルビィ「おﾞねﾞぇちゃん！！」

――――
――

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:41:11.70

花陽「しばらくニュースで騒がれていたように凄惨な事故だったようです」
　「でも、怪しげな噂とかは特に無く、今回の手掛かりとなりそうな事は何も…」

梨子「そう、ごめんなさい」

花陽「いえいえ。噂の集まる場所だと二人は恋人同士で、周りもうらやむほどのカップルだったとか、、なんだか憧れちゃいます」ﾌﾝﾌﾝ

梨子「確かに」

花陽「？」

梨子「いえ、新入生にその二人の妹さんが居るのだけど」

花陽「えぇ～～」///

梨子（情報を聞き出すのならば理亞ちゃんかしら？彼女だって大切な姉を失っている慎重にいかないと）
　「花陽。理亞ちゃんが一人になりそうな場所，タイミングを調べてほしいのだけど」

花陽「了解です」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:42:22.93

浦の星

千歌「あの～、花丸ちゃん」ｸﾈｸﾈ
　「実は屋上においしぃ抹茶プリンがあるんだけどなぁぁ」ﾁﾗﾘ

花丸「何ズラ？オラはスクールアイドルになどかまっている暇はないズラ」ﾌﾝ

千歌「よっと。ほらほぉ～ら」ﾋﾗｯ
　「梨子ちゃん直送の非公式エリーチカお宝写真ほしい？」ﾋﾗ

花丸「そんなものに」ｷｮﾛｯ
　「興味など…。ありませんわ！」ｷｮﾛ､ｷｮﾛ

千歌「とりゃ」ﾋｮｲ

花丸「何としても！！」ｶﾞｯ

千歌「捕まえた」ﾀﾞｷｯ

花丸「ピギッ」

千歌「そして、連行～」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:45:04.75

屋上

花丸「では、有り難くいただきます」ﾊﾟｸｯ

梨子「ありがとう、千歌ちゃん」

千歌「結構簡単だったよ」

アムッ

花丸「この味。久しぶりですわ」ﾌｯ
　「理亞さんの手作りですよね？」

梨子「……単刀直入に聞きます。国木田花丸さん、アナタは黒澤ダイヤさんですよね」

花丸「マルは何度聞かれようとも『国木田花丸』ズラ」ﾌﾌｯ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:47:10.31

千歌「第１問　ミューズが最初に９人で歌った曲は？」

花丸「僕らのLive 君とのLife。通称ぼららら」ﾌﾌﾝ

梨子「正解。第２問　この間のラブライブ！決勝ミューズがアンコールで歌った歌『僕らは今のなかで』、その曲の冒頭スキップしている４名は？」

花丸「絢瀬絵里、東條希、星空凛、西木野真姫！」ﾄﾞﾔｯ

千歌「あってる？」

梨子「うん、正解」

花丸「当たり前な話題ですよね。このくらいはオラでも知っている一般教養ズラ」

千歌「第３問　１年生津島善子ちゃんの昔からのお気に入りと言えば？」

花丸「なぜ急に話題が、、」

千歌「二人は幼稚園の頃から知り合いだったって聞いているよ」

花丸「降参します」

梨子「事情を聞かせてくれませんか？正直、私達も半信半疑なので」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:49:22.40

花丸「改めて自己紹介を私は黒澤ダイヤ。生きていれば鞠莉さん達と同じ３年生になりますわ」

梨子「東京から来た、桜内梨子２年生です」

千歌「十千万の高海千歌。同じく２年生です」

梨子「先ほどは強引な方法で問い詰めてしまって。すみませんでした」

花丸「それは仕方のない事です。今の私は怪しまれて当然の身なので」

千歌「あの、私ずっと気になっていたんですけど、、国木田花丸さんは元気なのですか？」

花丸「そうですわね。体は健康そのもの」ｸﾞｲｯｸﾞｲ
　「花丸さんの魂,思考回路といったモノもおそらく大丈夫なのでしょう」

千歌（よかった）ﾎｯ

花丸「本当は誰にも気づかれないうちに済ませたかったのですけど」ｺﾎﾝ
　「花丸さん、いえ私達にはスクールアイドル部にお願いすべき事があるのです」

千歌「花丸ちゃんが私達に？」

花丸「はい、ルビィをスクールアイドル部へ。その為に私が呼ばれてしまったようですから」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:52:59.67

風呂場

千歌「いやぁ、ビックリしたよ。部員が二人も入ってくれるなんて」ﾆｺﾆｺ

梨子「花丸ちゃん自身が入部してくれるのかどうかはまだ分からないでしょう。入ってくれると助かるけど」

千歌「ダイヤさんに言わせてもらって、その音声を証拠にすれば」ﾆﾔﾆﾔ

梨子「止めておきなさい」ﾊｧ
　「でも、経験のあるダイヤさんが一時的にでも加わってくれるのは嬉しいかも」

千歌「全力前進、ヨーソロー」ゞ

梨子「曜ちゃんのマネかしら」ﾌﾌｯ
　「いずれは一緒にスクールアイドルをやりたいんでしょう」

千歌「うん」ｺｸﾝ

志満「二人とも、のぼせてない？」

千歌「もう、志満ねえは心配性なんだから。今は桜内さんも居るし大丈夫だよ」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:56:30.36

祠

花丸「その、戻ってきてしまいましたわ。。」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

鞠莉「ダイヤ、、！！　やっぱりダイヤだよ」

花丸「ちょっと、鞠莉さん。アナタという人は何をもって私であると」//

鞠莉「お帰りなさい」

花丸「ただいま」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:57:26.99

鞠莉「それにしても、国木田さんを体に選んじゃうなんてね」ﾊﾊﾊ

花丸「コレはたまたまです」

鞠莉「ダイヤ、シャイニィー」ﾀﾞｷｯ

花丸「コラ、おやめなさい。花丸さんの大切なおカラダですわよ」

鞠莉「いいじゃない？減るものでもないんだから」ﾓﾐﾓﾐ

花丸「ようやく果南さんの苦労が分かりました」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

鞠莉「相変わらずムッツリだね」

花丸「うるさい」///

鞠莉「もしかして、帰って来て早々揉んじゃった？」

花丸「なっ、なぜ！それを」

鞠莉「さぁ？」ω
　（ありがとう。千歌っち、リリー…）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 10:59:46.12

理亞「スクールアイドル部に？」

花丸「うん」

ルビィ「どうして、、」

花丸「オラも憧れていたんだよ。お姉さん達に」ﾆｺｯ
　「梨子先輩たちを見ているうちに、思い出しちゃって」

花丸「ルビィちゃんも一緒にやらない。もちろん理亞ちゃんも」

ルビィ「ルビィも」ﾋﾟｸｯ

花丸「やってみたいんでしょ？」

ルビィ「それはそうだけど、、人前とか苦手だし、お姉ちゃんに申し訳なくて」

花丸「じゃあ、こうしない」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ

ルビィ「体験入部、、？」

理亞「私はパス」

ルビィ「ルビィも、いいや」

花丸「そっか」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:03:04.00

花丸「ダメでしたわ」ﾎﾟﾂﾝ

梨子「そう上手くはいかないものですよ」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

花丸「はい」

鞠莉「落ち込んでないでランニング行きましょう」

千歌「なんだか嬉しそうですね。マリーさん」

鞠莉「だって、ダイヤと一緒にスクールアイドルをできるのだから」ω
　「これ以上シャイニーな事なんてないわ」

千歌「ほぉら、みんなで気持ち切り替えていくよ」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:04:50.16

鞠莉「ソォベリィハード」ｾﾞｴｾﾞｴ

千歌「ミューズも階段のぼって鍛えたって」ﾍﾟﾀﾝ

梨子「全力ダッシュってここまでキツイかったかしら、。」ﾍﾅｧ
　「こんなの毎日登ってたら体がもたない」

果南「鞠莉、と知り合いがいっぱい居るね」ﾀｯﾀｯﾀ

鞠莉「果南！？上まで走って行ったの」

果南「一応体力を落とさないようにね、日課だから。梨子達は？」

梨子「まずは体を鍛えようかと思いまして」

千歌「ほら、スクールアイドルで。覚えてる？」

果南「もちろん。この場所、いい運動になるから頑張って」ﾀｯﾀｯﾀ

梨子「この段を笑顔だなんて、上には上が居るのね」

鞠莉「ところで、ダイｙ。。マルは？」

２人「あっ！忘れてた」

花丸「以前からランニングに使っていた気がするのですが」ﾊｧﾊｧ
　「この体だと、重いですわ」ﾌｩ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:07:41.59

ルビィ（……花丸ちゃん）ｼﾞｨ

理亞「ルビィ、こんなところに居たのね」

ルビィ「理亞ちゃん！」ﾋﾟｸｯ

理亞「気になるんでしょ？花丸と一緒に入ってあげたら。ムリに私に合わせるのもダメ」

ルビィ「スクールアイドルなんて、お姉ちゃん達に申し訳ないよ」

理亞「何が申し訳ないのよ！！こんなところでまで来て、じっと見ていて」

ルビィ「それは、、」

理亞「花丸の話を聞いてあげて。スクールアイドルになりたいんでしょ？」ﾉｼ
　「きっとダイヤさんも、あと姉様もそんな風には思ってないと思う。。だから、前を向いて」

ルビィ（理亞ちゃん）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:09:54.49

花丸「ルビィ！？」

千歌「ルビィちゃん。なんでこんな所に」

ルビィ「お久しぶりです、千歌さん」ﾍﾟｺﾘ
　「あの、それは」

梨子「花丸ちゃんに用事かな？」

ルビィ「」ｺｸｯ

鞠莉「じゃあ、私達は先に帰っておくね」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:11:35.95

ルビィ「ルビィ、ルビィは」

花丸『うん、ちゃんと聞いているよ』ﾆｯｺﾘ

ルビィ「心配だった、ルビィのためにムリしてるんじゃないかって。。でも違ったんだね」ﾀﾞｷｯ

「ルビィ、スクールアイドルがやりたい！花丸ちゃんと一緒に」

花丸（本当は、いろんな意味でムリはしていたのですが）ｷﾞｭ

ルビィ「お姉ちゃん。ルビィ、スクールアイドル頑張るから」

ダイヤ（ルビィ、アナタにはつらい思いをさせてしまいましたね）ｷﾞｭｳｩ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:12:48.67

翌日

ルビィ「」ｶｷｶｷ
　「よろしくお願いします」

梨子「よろしくね」

ルビィ「はい。頑張ります」

鞠莉（良かったね、やっと希望が叶って）ω

千歌「じゃあ、μ' s目指してよーい」

５人「どーん！」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:20:54.07

その夜

花丸（マルと一緒に図書室で過ごしてくれたその娘はとてもやさしく、気にしすぎな娘素晴らしい夢を全て一度失ってしまった娘
その夢の扉をもう一度開いてあげたいとずっと思っていた、、中につまっているいっぱいの光を、天に届くように）

それがマルの夢だった
でも、一人では不可能だった。

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:21:44.68

ダイヤ（私の自慢の妹はとても思いやりがあって、少し気にしすぎな娘
キラキラした憧れを私のせいで全てココロの内に閉じ込めてしまっていた娘
その夢の扉を思いきり開くべきだとずっと思っていた、、世界の隅々まで照らせるようなその輝きを、大空へ放ってあげたかった）

それが私の心残りだった
でも、私には肉体が無かった。

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:24:00.68

花丸「ルビィちゃんの事、ありがとうございました。ダイヤさん」ﾍﾟｺﾘ

ダイヤ「いえ、こちらこそウチの妹がご迷惑を。姉として当然の務めですわ」

花丸「運動神経が悪いオラには無理だったから」

ダイヤ「国木田花丸さん、ルビィと一緒にスクールアイドルをしてくれませんか？」///
　「本人も言ってましたよね。花丸さんとスクールアイドルがやりたいんだと」

花丸「オラ、スクールアイドルに向いてないですから。このままオラの体に居てくれていいので」

ダイヤ「私が戻ってきたときにあった本」ｺﾞｿｺﾞｿ
　「そこに写っている星空凛さんも、自分はスクールアイドルに向いてないとずっと思ってたのですよ」

花丸「ズラ～」ｳｩ

ダイヤ「一番大切な事は、出来るかどうかではありません。やりたいかどうかですわよ」ﾌｯ
　（私もいつまでもは居られないので。最後にあと１日だけ）

梨子「あれ？花丸ちゃんからだ」ﾋﾟﾎﾟ

『わたくしたちの練習場所に来てくれませんか』

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:24:42.68

祠

梨子「こんばんは。今はダイヤさん、ですよね？」

花丸「はい、文面で気づきましたか」ﾌｩ
　「そうですわね、花丸さんも国木田花丸として加わりたいとおっしゃっていましたので」

梨子（それをわざわざこんな遅くに？）

花丸「それと……」ｺﾎﾝ
　「もう明日ほどの残り時間しかなさそうなので、最後にこの街をよぉく見ておきたいのです」

次回　『黒澤ダイヤ』

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 11:28:18.93

76、77は夢の扉辺りをエラー修正です。

続きは午後３時、５時くらいにしようかなと思っています

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:03:39.83

第５話「黒澤ダイヤ」

翌朝

花丸「おはようございます、梨子先輩」

梨子「おはよう、花丸ちゃん。えぇっと実はね」

千歌「二人ともダメだよ。仲良く授業をボイコットぉーー！」ﾒｯ
　「なんてさ」ﾆｺﾆｺ

梨子「御覧の通り千歌ちゃんにバレちゃいました」ﾊﾊ

千歌「というよりも、千歌も一緒にサボらせてよ」ﾆｯ

梨子「帰って即バレた時点で、マリーには３人分の許可？を貰っています」

花丸「仕方がないですわね」

千歌「やった。それでは３人で出発進行～」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:05:21.47

回想

梨子「えっ！？そんないきなり」
　（よく考えてみると何ら不自然のない当たり前の展開なのかもしれないけれど）

ダイヤ「ただ見てまわるだけなので、一人でもべつにかまいませんが」

梨子「明日ですか。、ルビィちゃんともう少しだけでも」

ダイヤ「正直、今も気を留めておかないとこの体から抜けていくような、、そんな感覚がありますわ」

梨子「分かりました。マｒｉ、、、）
　「あの、私でいいんですか？ダイヤさんの事情は知っていますけど」

ダイヤ「なんとなく、、それだと失礼ですわね」ｳｩﾝ
「近すぎず、新たな心残りができないように。アナタであればすぐに私を忘れてくれるでしょう」

梨子（分かるような、分からないような、、）

ダイヤ「これからアナタ達はスクールアイドルとして忙しくなるでしょう」

梨子「ならもっと大人数で」

ダイヤ「あまり騒がしい見送りは好きではないので」

梨子「たしかに」ｱﾊﾊ
　「マリー理事長に聞いてみていいですか？」

ダイヤ「そうですわね。理由もなくサボらせるというわけにもいきませんし」

千歌「お帰りなさい」ﾆｺﾆｺ

梨子「ち、ちち、千歌ちゃん」ﾋﾞｸｯ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:08:31.12

千歌「さぁてどこからまわっちゃおうか。ダイヤさん」ﾀｯﾀ

花丸「今は花丸ですわ」

千歌「どっちでもいいじゃん。私達の会話を聞こうなんて人はいないって」ｸﾙﾘﾝ

梨子「千歌ちゃん、自主休講なのだからなるべく目立たないように行きましょう」

千歌「はぁい」ﾃﾍｯ

ダイヤ「色々と理解しました」ﾊｧ
　（こういう天真爛漫な妹もいいかもと思ったのは内緒です）

梨子「ゆっくり進みましょう。この辺りから見る海も綺麗なんですよ」

ダイヤ「知っています。とても」

千歌「果南ちゃんから聞いたの？」ﾍｪ

ダイヤ「いえ、ここは私達が毎日汗を流した青春の１ページですから」ﾌｯ

梨子（あ、、）

ダイヤ「せっかく来たのですから３人で軽く練習でもしましょうか」

梨子（へっ？）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:14:34.79

花丸「ワン、ツー、スリー、フォー」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

花丸「千歌さん、リズムに合わせて。遅れています」

千歌「はい」ﾊｧﾊｧ

梨子「」ﾁﾗ

花丸「梨子さんは気を取られないように」

梨子「ごめんなさい」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:15:56.02

数分後

花丸「やはりスクールアイドルとしてのカラダが出来ていません」ｸﾞｲ
　「という事で、きっちり柔軟からやり直しましょう」

千歌「イェッス、サー」ﾋﾟｼ

花丸「ここは軍隊ではないずら！！」

―――――
―――

自室

梨子（といった感じに午前中を潰してしまった私達は……）

花丸「この体は花丸さんのモノでした」ｾﾞｪｾﾞｪ
　（体力が無いのと、胸、、）ﾍﾞﾀﾝ

千歌「そもそも私達って、何のために出かけていたんだっけぇ～」ﾍﾅｧ

志満「３人とも、昼食できたからおりてきて」

梨子「はい！とりあえずお昼にしましょうか」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:18:06.19

午後　商店街

千歌「ダイヤさん、ココ寄っていかない」

花丸「メガネ屋ですか？」

千歌「うん」

梨子「千歌ちゃんって視力悪かったの？」

千歌「いや、私じゃなくて花丸ちゃん。花丸ちゃんとメガネって似合うと思わない」

花丸「彼女なら自分の眼鏡を持っていますわ」

千歌「ダイヤさんが入っている花丸ちゃんにかけてみたいの」

梨子（それはちょっと分からないかも）

花丸「いいですわよ。もともと目的のない観光ですから」

千歌「やった」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:21:26.33

花丸「このフチのないタイプが花丸さんの所持している眼鏡に近いですわね」

梨子「へぇ～、皆から聞いていた国木田さんのイメージ通りかも」

花丸「明日からの花丸さんもよろしくお願いします」ﾎﾞｿｯ

梨子「？？」ｱｯ
　「分かりました」ｺｸﾝ

千歌「ダ～イヤさ～ん、コレなんてどう？」

花丸「どれでして」

千歌「ほらほら、この赤フチの」

花丸「コレですか？」

梨子（ダイヤさんの最後の一日がこんなにグダグダでいいのかな）

花丸「梨子さん、どうでしょうか」ｸﾞｲ
　「今日からアナタ達の担任になった国木田ダイヤですわ」

梨子「へっ」

花丸「私に似合っていますか、、？」

梨子「すごくいいと思います。ダイヤちゃん」

花丸「な、なぜそれを」///

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:22:26.14

千歌「桜内さんのメガネも選んでみたんだけど」ﾁｮｲﾁｮｲ

梨子「私もなんだ、、ちょっと行ってきます」

花丸（ダイヤちゃん、ダイヤ『ちゃん』？）ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

千歌「度の無いファッションメガネだからさ」ﾎﾗﾎﾗ

梨子「じゃあ」

花丸（ダイヤちゃん、ダイヤちゃん…、とても久しぶりですわ）

梨子（思ったより長居しちゃったかも）

千歌「千歌もメガネ買おうかな～」ｳｩﾝ
　「今度行くときは桜内さんが選んでみてよ」

果南「お～い、３人で何してるの」ﾉｼ

千歌「あっ、果南ちゃん」ﾉｼ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:23:46.93

松月

果南「お使いに出てみたら３人に出くわすなんてさ」

千歌「私達もだよ」ﾆｯ

果南「お帰りなさい」ﾁﾗﾁﾗ
　「でいいのかな？ダイヤ」

花丸「はい。とは言ったものの、本日限りでお別れになってしまうのでしょうけれども」

果南「それでも、それでもさ。。会えただけでもうれしいよ」ﾎﾟﾛｯ

花丸「果南さん」ｳｩ

梨子（席、外しましょうか）ｽｽｯ

千歌（そうだね）ﾊﾟｸﾘ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:28:48.39

　　　私もさ、千歌達に勧められてスクールアイドル一緒に始めるんだ～

知っていますわよ、すでにその情報は（千歌さんが嬉しそうに語っていたので）入手済みです。
　　　果南さんであれば健康的な肉体をお持ちですし、スクールアイドルとして問題はないでしょう

　　　　　　　健康的な肉体って関係ある？

大いに関係ありますわ！！
　私もあの体型に何度泣かされた事やら…、お姉ちゃんは気に入っていましたが

　　　　　　　　お姉ちゃん！？！？！？

あっ。。聖良さんの事です

ダイヤにそんな性癖があったなんて知りたくなかったよ、それ。
　　ちなみにダイヤは何と呼ばれてたの？

ダイヤちゃんと普通に

いやいや、私達は普通に呼んでないから
　（ダイヤ「お姉ちゃん」ﾆｺﾆｺ　聖良「んっ？どうかしましたか、ダイヤちゃん」）ｳｪ

果南さん？先ほどから顔色が優れていませんが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんでもない

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:31:06.07

千歌サイド

千歌「なに話してるかなぁ。ふたりは」

梨子「案外、今まで言えなかった本音とかなのかも」ｱｯ
　「あっ！お会計忘れてた…」

千歌「どうしよう、戻るにしても千歌達すごく恥ずかしいよ」//

梨子「そうね。花丸ちゃんにメッセージ飛ばしておきましょう」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ
　「あの二人はまだ店内に居るのだろうから食い逃げにはならないはずよ」

千歌「さすが桜内さん。こんな時でも冷静に対応できてカッコいいよ」ｷﾗｷﾗ

梨子（そもそも冷静だったらこんなミスは起きません）

千歌「東京育ちってみんな桜内さんみたいにキラキラしてるのかな～」ﾎﾜﾝ

梨子「あの、千歌ちゃん。そろそろ『桜内さん』じゃなくて名前、下の名前で呼んでくれないかな？」

千歌「桜内さんは桜内さんだよ」ｳｩﾝ
　「ミューズの高坂穂乃果さんの知り合いってだけで千歌にとってはもはや敬うべき対象かな」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 16:36:35.08

梨子「そうなんだ」
　（千歌ちゃんとの距離はまだ少しだけ遠いのかもしれない）

千歌「千歌にとってさ、μ'sの９人は神様仏様、ミューズ様なんだぁ～」

梨子（千歌ちゃんからは心の壁や悪意のひとかけらも感じられない。きっとこれがこの子なのだろう）ﾌﾌｯ
　（でもこの先、いつかは呼びあえる仲にもっと近づきたい。そう感じてしまった）

梨子「千歌ちゃんも、なれるんじゃないかな」

千歌「えっ？」

梨子「尊敬されるとかって意味でもないけれど、千歌ちゃんもこのままそのままに進んでいけば立派なスクールアイドルになれるわ」

千歌「ありがとう。でも、千歌にはちょっともったいないかな」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 17:05:59.71

花丸「お待たせしました」

千歌「おっ、ダイヤさんお帰り～。果南ちゃんは？」

花丸「松月を出るときに別れましたわ」

千歌「そっか、お使いの途中って言ってたからね」

梨子「あの、私達のお会計は、、」

花丸「果南さんが全員分支払ってくださいました」

梨子「すみません」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 17:06:34.12

花丸「今度お礼を伝えておいてください」ｺﾎﾝ
　「さてと、これから３人で昨日登った頂上の祠まで行きましょう」

千歌「また基礎トレーニング」ｴｪ~

花丸「本来いるべき位置に戻るにはやはりあそこが一番ですわ」ﾌｩ
　「私が初めて花丸さんとコンタクトを取ったのは彼女の私室ですが、あの場所まで来てもらってこの世に戻ってこられたのですから」ﾕﾗﾘ

梨子（一瞬だけどダイヤさんの気配が）
　「行きましょう！千歌ちゃん」

千歌「わかったよ」ｺｸｯ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 17:07:48.63

中間地点

ダイヤ「はぁ、はぁ、、」ﾀﾞﾗﾘ
　（やはり、もう少し時間に余裕をもって行動するべきでしたか）

梨子「大丈夫、花丸ちゃん」

ダイヤ「ここまで来たわけですから、ダイヤで構いませんわ、、」ﾊｧﾊｧ

千歌「ちょっとゴメン」ﾋﾟﾁｬ
　「ひどい汗。。あと半分くらいだし、もうここでその時まで待った方が」

ダイヤ「頂上までは行きますわ」ﾊｧﾊｧ
　「花丸さんも半信半疑でこんなところまで付いてきてくれのですから」

梨子「肩貸します。ダイヤさん」ｸﾞｯ

ダイヤ「あり、がｔ」ﾊｧ

梨子「伝わってるから、体力温存のためにも喋らないで」

ダイヤ「」ｺｸﾝ

千歌「私は左、桜内さんは右で」ｶﾞｼｯ

千歌梨子「せーのっ！」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 17:10:28.59

頂上

千歌「着いた」

ダイヤ「パワースポット、だからでしょうか、。少しだけ楽になりました」ﾎﾟﾜｧﾝ
　「ありがとうございます。本当にすべてアナタ方のおかげです」

梨子「すべてだなんて大袈裟ですよ」ﾜﾅﾜﾅ
　「そもそも、きっかけはマリーからで私達はただスクールアイドル部の為に」

ダイヤ「いいえ。アナタ達だったからこそ、ここまで上手くいったのでしょう」ﾌﾌｯ
　「一人では誰にも心を開かず協力者のないまま花丸さんと途方に暮れていましたわ」

千歌「桜内さん。私達やり遂げたんだよ」

ダイヤ（いつまでも留まれそうにはない。最後の一瞬は）
　「梨子さん、少しの間目をつむっていてください」

梨子「こうですか？」ｷｭｯ

チュッ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 17:12:28.26

梨子「な、なな、、」//

千歌「えぇ～！まさかダイヤさん、浮気？」

ダイヤ「わたくし、黒澤ダイヤの感謝と真心を込めました」ﾌﾌﾌ

千歌「それじゃあ。千歌も千歌も～」

ダイヤ「アナタにはあげませんわ」ﾃﾞｺﾋﾟﾝ

梨子（い、いまのがっつり入ってきたよね）///

ダイヤ「そうですわね、この唇の感想はまた会えた時にでも訊きましょうか」ﾎﾟﾛｯ
　「それではまたいつか。バイバイ」

バタリ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 17:15:27.52

ダイヤ（そうそう花丸さんを家に送り届けてください。その間は、好きにしていいですわよ）

千歌「帰ろっか、、桜内さん」ﾆｯ

梨子「そうね。花丸ちゃんは私がおぶっていくわ」

千歌「どうぞご勝手に」ﾑｩ

梨子「千歌ちゃん！？別に深い意味はなくてね」//

千歌「はいはい。顔に出てるよ」

梨子「そんな～」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 17:16:52.18

ダイヤ「私は一足早く聖良さんと見守っていますので」

次の日

鞠莉「承～認！！」ﾍﾟﾀﾝ
　「コレで新スクールアイドル部は正式に認められました」

千歌「ありがとうございます」ﾍﾟｺｯ

鞠莉「しっかりと相応の働きをしてくれたのだから当然デース」
　（ダイヤ、この子たちはどうだった？アナタは認めてくれる。それとも…）

次回　最終回『ファーストステップ』

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 18:51:45.31

第６話「ファーストステップ」

千歌「スクールアイドル部、本当に承認されたんだね」

梨子「そうよ。今日から私達はスクールアイドル」

千歌「えぇっと。。部員は私と桜内さん、マリーちゃん、ルビィちゃんと花丸ちゃん、復学すれば果南ちゃんも」

梨子「各学年２人ずつ、合計６人ね」

千歌「んあぁ、でもでも千歌としてはメンバーは９人欲しいかな～」

梨子「焦らずにいきましょう。適当に３人加えて、数だけの９人では意味がないわ」ﾏｧﾏｧ

千歌（ミューズはあの９人が集まったからこそ、ミューズ…）
　「ねぇ、桜内さん？」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 18:55:07.65

梨子「なぁに」

千歌「世間的には９人でこそミューズなんだ～って言われているけれど、桜内さんはどうなの」

梨子「私もそう思うかも。ミューズがあの９人以外だなんて考えられないから」

千歌「そうじゃなくてさ」ｳｩﾝ

梨子「千歌ちゃん。『ミューズ』は『みんなで叶える物語』なのよ」ﾌﾌｯ
　「それに私は合宿に連行されたり、休んでいるメンバーのポジションを埋めて一緒に練習ができたり、かなり恵まれていただけよ」

タッタッター

曜「おっはヨーソロー！。お二人さん」ゞ

梨子「おはよう」

千歌「曜ちゃん。おはよう」ゝ

キーンコーン

梨子「予鈴よ、少し急ぎましょう」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 18:56:28.15

お昼休み　理事長室

鞠莉「今日はスクールアイドル部にミッションと、いい知らせがあるんだけどどっちから聞きたい？」ω

千歌「いい知らせから聞かせてください」

梨子「こういうのってだいたいが同じ内容を２つに分けているだけですよね」

鞠莉「もうリリーったら、鋭いんだから。ちょっとくらい楽しませてくれてもいいんじゃなぁい」ｺﾎﾝ
　「私達スクールアイドル部のファーストライブが決定しました」

千歌「ホントに！？」

鞠莉「イエス。そして、ミッションはそのライブを成功させることデース」ω

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 18:57:16.36

梨子「さすがに早すぎませんか？ルビィちゃん達の加入直後でまだ何の準備も」

鞠莉「ソーリィ。実はマリーもグループに加入するのであれば、それなりの実績を示してほしいという事なの」

梨子（やんわりと周りからストップをかけられているのね）

鞠莉「私は本気でスクールアイドルがやりたい。リリーたちに便乗してじゃなくてね」

千歌「やるしかないよ」

梨子「ええ」

鞠莉「ありがとう。ちなみにその間の練習中は優先して時間を作れるから」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 18:59:18.24

部室

ルビィ「えぇ～、もうライブが決まったんですか？」

千歌「急遽ね。それで日付が～～～」

花丸「あの、その日は」

梨子「困ったわね。午前中がテストだなんて」ﾊｧ

千歌「でもでもコレで１年生は大量に見に来てくれるって事だよ」

梨子「そうだけどぉ…」
　（３人でのライブ、。しかも体育館を満員にするというノルマまで）

ルビィ「あの、ライブが午後からならば間に合いますけど、、」

ガラガラ

鞠莉「チャオ」

鞠莉「はじめてのライブは私達３人でやりましょう」ｳﾝｳﾝ
　「スクールアイドルとして、学生の本分を見失わせるのもいけないから」

千歌「分かりました」

ルビィ「でも、本番当日まではお手伝いさせてください」

鞠莉「もっちろん」ω

梨子「今日のミーティングはこのくらいにして、練習はじめましょう」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:00:25.41

屋上

千歌「うわぁ～、すっごーい」ﾋﾟｮﾝ

梨子「富士山がくっきりと見えるわ」ｵｫ

千歌「あたたかい」ﾋﾟﾄｯ

花丸「気持ちいいズラ～」ﾍﾟﾀｧ

ルビィ「花丸ちゃん」ﾂﾝﾂﾝ

鞠莉「急造の部だったから、きちんと練習場所の確保ができなくて」

梨子「いえいえ、屋上で充分です」

鞠莉「フェンスとか安全面は最低限だから雨の日とかは使用しないようにね」

千歌「はい」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:01:15.10

梨子「ワン、ツー、スリー、フォー」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

千歌「」ﾊﾟｯﾊﾟｯﾊﾟ

鞠莉「」ｷﾞｭ

梨子「ワン、ツー、スリー、フォー」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
千歌「」ﾊﾟｯﾊﾟ

鞠莉「」ﾊﾟｯｽﾀ

ルビィ「しゅごい」ｵｫ

千歌「とう」ﾌﾗｯ

梨子「千歌ちゃん、やり直し」

花丸「あらら」

鞠莉「どうかしら？リリーの目から見て」

梨子「すごくいいと思う。何かスポーツでもやっていたんですか？」

鞠莉「まぁ、エクササイズとして昔からイロイロ嗜んでいたから」ω 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:1341adc37120578f18dba9451e6c8c3b)

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:05:48.48

週末　沼津

梨子「チラシを配るのも有効な手段よ」

ルビィ「がんばルビィ！」

花丸「お、オラ緊張するズｒ、、します」

千歌（ちなみにマリーちゃんは）

鞠莉『ソーリィ、私が行くとどうしても大がかりになるから。でも、クラスの娘達とかマリー個人として宣伝できる範囲で頑張るわ』

梨子「お願いします」ﾊｲ

花丸「ライブのお知らせです！来てください」

千歌「おねがいします」ｱﾜﾜ

梨子（あぁ～、去年の自分を思い出すわね）
　「千歌ちゃん、こうやるのよ」ｽｯ

千歌「さ、桜内さん」//

　　　　　　すごいわ、野生の百合よ

ルビィ「あの」ﾋﾟｷﾞｯ

サングラス「何でしょうか」

ルビィ「ルビ。、私達スクールアイドルをやっていてライブの告知です」

サングラス「おや、懐かしいですね」ﾌﾌｯ

ルビィ（この声、どこかで）
　「あの。失礼かもしれませんが」

サングラス「ほう、なるほど、、部活動頑張ってください」ｽﾀｽﾀ
　（彼女の様子を見に行く手間が省けました。生徒会長に、皆へと報告しなければ）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:07:09.14

千歌「なんとか配り終わった～。宣伝の感触もまぁまぁじゃない？」

梨子「どうなんだろう」ｳｩﾝ
　「でも、一人でも多く来てくれたら、私達に興味を持ってくれたなら嬉しいわね」

ルビィ「ところで、私たちにグループ名ってないんですか」

梨子（あっ・・・）ﾁﾗﾘ

千歌「あぁ～～～！！」

夜

千歌「グループ名かぁ。。桜内さんは何かこうキラキラした案ない？」

梨子「この辺りは海が近いしスリー、ファイブマーメイドとか？」

千歌「東京はともかくそんな場所、日本全国にいっぱいあるよ！！却下」

ピコン

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:08:02.13

梨子「ラインだ、ちょっと確認していい？」

千歌「どうぞどうぞ」

希「やっほ、梨子ちゃんにできた新しいお友達からの連絡、ご神託やね。まだユニット名が決まってないなら『Aqours』はどうかでしょうかって」

梨子（コレってつまりは）ｳｩﾝ

千歌「どうしたの？」ﾁﾗ
　「アキュア、、って東條さんからのライン！」

梨子「そんなに驚かないで。あの先輩、色々スピルチュアルだから」
　「ここに書いてあるのは多分アクアって読むんじゃないかな？」

千歌「アクア、水か…。いいんじゃない」ﾆｯ
　「桜内さんのファイブマーメイドよりイイ」

梨子「アレは適当に考えた名前で」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:08:56.63

翌日

千歌「というわけで『Aqours』なんてどうでしょう」

ルビィ「水、と私達。この場合は皆をかけてるのですか？」

梨子「ウン、ソウネ。イモウトサン」

ルビィ「？」

鞠莉「ねぇ、本当にリリーが考えたの？」

花丸「さすが先輩。一日でここまでの名前を考えられるだなんてスゴイです」
　（オラの所にも来ていたのは内緒ズラ）

梨子「ありがとう」ｱﾊﾊ

ルビィ「あの、本番の衣装は理亞ちゃんも手伝ってくれそうです」

花丸「機械の操作とかだったら私の知り合いが」

千歌「津島善子さん？スクールアイドルに興味持ってくれたんだ」ﾌﾝﾌﾝ

花丸「はい。テストをサボりたいそうなのでちょうどいいからって」

鞠莉「聞き捨てならないけど、あの子はあれから一回も学校に来てないのよ」
　「彼女が学校に来てくれるきっかけになるのだったら」

千歌「学校嫌いだなんて人いるんだ」ﾍｪ
　「私は、学校に通えるだけでもうれしいのにな～」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:10:23.02

本番前夜　梨子ルーム

梨子「優しげな言葉ささやく、偽の可愛さじゃなくて～」

私は誰でしょ？知りたくなったでしょう？ならば恋かも
私の中には秘密があるとして、それを君はどうするの・・・

梨子「また会えた時訊こうかな？」ﾌﾌｯ

千歌「おぉ～！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
　「桜内さんって本当にピアノも弾けたんだね」

梨子「むしろ、マッキーが居なければ私が作曲だけでもしなければいけなかったのかも」

千歌「マッキー？」

梨子「西木野真姫さんのニックネーム。使っていたのは私とにこちゃんくらいだけど」

千歌（千歌は、梨子ちゃんにはまだぜんぜん遠いなぁ、、）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:12:12.58

梨子「さて、千歌ちゃん！」

千歌「な、なぁに？？」ﾋﾞｸｯ

梨子「明日はついに本番。私達の初ライブ頑張ろうね」

千歌「もちろん。今日はこの部屋で寝ちゃダメかな？」

梨子「ダメよ。でも、今夜だけもう少し居ていいから、、」

千歌「分かった」ｺｸｯ

――――――

千歌「」ｽﾔｽﾔ

梨子（で、千歌ちゃんはそのまま夢の中へ）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:13:06.68

当日　舞台裏

梨子「はじめよう」

千歌「手、繋いでおこっか」

鞠莉「イエス」ω

千歌「全力で輝こう！」

ウィーン

梨子（これが舞台の上から見た光景）ｺﾞｸﾘ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:15:01.88

千歌「私達はスクールアイドルAqoursです」
　「聴いてください。決めたよHand in Hand！」

なにを探してる？
千歌「まだわからないけど入り口はここかも」（Hand in Hand）
梨子「眠ってる情熱」鞠莉「もうすぐ目覚めそう」気づいて～

千歌「夢が生まれる予感はただの錯覚じゃないはずさ、」
梨子「動き出さなきゃはじまらないよ、」
鞠莉「その手をつかまえたい」

ドン

梨子（停電！）

千歌（あぁっ）

鞠莉（ウソでしょ、）

サングラス「念のために来ていて、正解だったようですね」ﾀｯﾀ

千歌「かわれ、かわれ、って今日から」

梨子「新しい世界へと」

千歌「かわれ、かわれ。。って元気に」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:16:09.93

鞠莉「背中おs」

パァーー

美渡「バカ千歌梨子！！アンタ達、開始時間間違えたでしょ！」

舞台裏

バタン

海未「私は関係者です！手伝います」

善子（へっ？あの…）

海未「μ'sの園田海未です」

善子「はい」ﾎﾟｶﾝ

海未「お団子さん、予備電源を持ってきたので繋いでください」ｺﾞｿｺﾞｿ

善子「ヨハネ！」ｶﾁｬｶﾁｬ

海未「ふぅ」ﾄﾞﾔｯ

パーーッ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:17:20.17

パーーッ

梨子（・・・あっ）

かわれかわれって元気に背中押してみよう一緒にだったら飛べるかな

梨子「じゃあためらわないで！」ｱﾛｰ

鞠莉「もうあきらめたくない」

千歌「決めたよ～～」

これからさあどこ行こう

千歌「手に手をとって行こう」

パチパチパチ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:18:41.49

曜「千歌ちゃん、ライブお疲れ～」ゞ

千歌「あっ、曜ちゃん。来てくれていたんだ」

曜「うん」

果南「おつかれ、鞠莉」

鞠莉「かっな～ん」ｷﾞｭｳ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:19:23.01

善子「ちょっと、先輩。ライブ中にすごい剣幕の人が来ていたんだけど」

梨子「んっ？」

善子「自分は関係者だー、園田海未だーー！とか言っちゃってたサングラス」

梨子「善子ちゃん、ケガとかしてない」

善子「ええ。予備電源を持ってきてくれたから、きっと親切な人なんでしょう」

梨子「えぇ～と」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ
　（海未先輩だったら、堂々と来てくれそうだけれども）

海未「梨子、とてもいいステージでしたよ。完全にフルハウスでしょうか？」ﾌｯ
　（この動画は、私達だけのお土産です）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 19:21:38.69

６話はコレで終わりです。

ですが、最後に蛇足な結びの話をやりたいと思います

**名無しで叶える物語**(禿) · 2019/02/06(水) 19:31:30.09

興味深い話だ

**名無しで叶える物語**(禿) · 2019/02/06(水) 19:35:58.19

期待

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:03:21.68

ありがとうございます。

蛇足話　その１　音ノ木坂での話です
途中詰まるかもしれません

第９話「僕らのLIVE　君とのLIFE」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:04:21.33

梨子「現在、私は風邪をひいて寝込んでいます」ﾎﾟｹｰ

志満「梨子ちゃん。それじゃあ、少し出かけてくるけど、、」ｵｰｲ

梨子「大丈夫です、お姉さん」

志満「そう？何かあったら、ケータイ鳴らしてね」ｶﾞﾁｬﾘ

梨子（もう少し寝ておこうか）

果南「りこー、鞠莉から風邪で休んでいるって聞いたけど」ﾋﾟｮﾝ
　「そうだね！窓外して入っちゃおう」

パコッ

果南「あとははめ込んで」ｸｲｯ

梨子「」ｽｩｽｩ　

果南「看病でもしてあげようかな？」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:05:11.26

梨子（あれっ？ここは・・・）

『廃校』　のお知らせ

穂乃果「廃校って」ﾌﾗｧ

海未「穂乃果！！」ﾊﾉｹﾁｪﾝ

梨子「穂乃果先輩」ﾀｯﾀｯﾀ

梨子（体の自由がきかないから、ここは私の去年の記憶のようね）

海未「梨子、入学しましたか。おめでとうございます」ﾍﾟｺ
　「穂乃果が倒れたためこれくらいで」

梨子「はい。先生たちには私から」

ことり「ありがとう」

穂乃果「いやぁ～、今日もパンが旨い」ﾊﾟｸｯ

海未「私達が卒業するまでは無くならないと言いましたが」

ことり「新入生が入らないと」ﾁﾗｯ

梨子「私は気にしていません。2年間、幼馴染の先輩と同じ学校に通えるので」

海未「そうですか、、」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:06:25.09

翌日

千歌「スクールアイドルだよ！」

海未「私達でスクールアイドルをやろうとか言うのでしょう？」ｻｻｯ
　「ことりと梨子を巻き込んでやればいいじゃないですか」

梨子「えっ。私はピアノの練習があるので」ｶﾞｼｯ
　「海未先輩、よろしくお願いします」ﾆｯｺﾘ

海未「そんなぁ～～」

梨子「穂乃果先輩、がっちり捕獲しておくので私はお断りします」
　（本当は、単純に恥ずかしかっただけなんだけれど）

穂乃果「えぇ、梨子ちゃんもやるんだって～」

梨子「ごめんなさい」ﾍﾟｺﾘ

穂乃果「梨子ちゃ～ん？どこに隠れているのかな」~~♪
　（キレイな声、、）ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

真姫「？」

穂乃果「スゴイ。。感動しちゃった。アイドルやってみたいと思わない？」ﾊﾟｧ

真姫「ナニソレ、イミワカンナイ」//

海未「穂乃果はいつも強引すぎます」ﾏｯﾀｸ

ことり「私はやってみようかな」ﾆｺ

梨子「危ない、穂乃果」

穂乃果「やっぱ難しいや」ｺﾃｯ

海未「」ｻｯ

穂乃果「海未ちゃん」

海未「一人で練習しても意味ありませんよ」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:09:12.35

生徒会室

４人「アイドル部、申請書です」

絵里「部の設立には最低５人必要なの」

希「あと１人やね」

梨子「私は違います」ﾎﾗｯ

希「じゃあ、２人やね」ｱﾗﾗ

絵里「なぜあの子達の味方をするの」

希「カードがうちにそう告げるんや」The sun

次の日

穂乃果「ねぇ梨子ちゃん。１年生に梨子ちゃんと同じくらいピアノが上手い人いるよね？」

梨子「えぇっと、西木野、西木野真姫さんですか？」

穂乃果「うん、その娘だよ。トマトが好きそうな」

梨子「どうでしょうか？」

穂乃果「屋上に連れてきて」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:10:18.74

屋上

真姫「お断りします」

穂乃果「作曲してもらいたいの、作曲できない？」

真姫「やりたくないんです。第一、その子にもできるでしょう？」

梨子「いたた、持病の腹痛が、、」ﾂｳ

真姫「ちょっと、大丈夫！？」

梨子「実は、私作曲をできない病気で」

真姫「なにそれ、意味わかんない」ﾑｩ

こんな風に少しずつ西木野さんを巻き込んでいった私達

穂乃果「さぁて、校門前でチラシ配りだよ」

梨子「はい」ﾍﾟﾗ

にこ「要らない」

梨子「すみません」

ことり「今度のライブの告知です」ｻｯｻｯ

海未「無理です」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

穂乃果「ほら、それ配り終えるまでやめちゃだめだから」

海未「そんなぁ～」

梨子「一緒に頑張りましょう。海未先輩」ﾎﾗ

海未「ではこれを全部」ﾊｲ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:12:53.32

ライブ当日

梨子（演出のお手伝いにはなったけど）
　「スクールアイドルμ' sのライブは間もなくです。お急ぎください」

穂乃果「ファーストライブ、最高のライブにしよう」

梨子（人の入りがよくない、、）

花陽「あれ？ライブは」

穂乃果「やろう、全力で！そのために頑張ってきたんだから」

３人「アイ、セーィ」

～～～～～

梨子（絵里先輩…）

絵里「どうするつもり？」

穂乃果「続けます！」

梨子（今だったら分かる、分かるよ！絵里ちゃんのキモチ）ｳｩ

穂乃果「いつか私達、ここを満員にして見せます」

その後私た、いえ、μ'sの３人は・・・・・・

花陽「でも、アイドルへの想いは誰にも負けないつもりです」ﾍﾟｺｯ
　「μ'sのメンバーにしてください」

海未「二人はどうするのですか？」

梨子「まだまだメンバーは募集中」ﾆｺﾆｺ

凛真姫「」//

１年３人組をメンバーに加え、

にこ「にっこにっこにー」

にこちゃん（と部室）を手に入れて

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:15:15.71

理事長「オープンキャンパスの結果が悪ければ来年より生徒募集をやめ、廃校とします」

そんな時、舞い込んできたオープンキャンパスの話題

ワン、ツー、スリーフォー

海未「ダメです。まだタイミングがズれています」

ことり「そんなぁ」

海未「梨子、アナタはどう見ます」

梨子「えっ？わたしですか」ｳｩﾝ　
　「所々で揃ってないというか、キレイだけど全体として見ればバラバラ、、そんな印象でしょうか」

穂乃果「分かった！もう一回やろう」

ワン、ツー、スリーフォー

穂乃果（完璧！！）

海未「まだ駄目です。それでは全然」

真姫「何が気に入らないのよ」ｲﾗｯ

梨子（あぁ、、私にできる事は）

ことり「梨子ちゃん？」

梨子（たしか絵里先輩って幼い頃からバレエ経験者で。ダンスの素質、人を魅了するためのノウハウを知っているはず）ｽﾀｽﾀ

海未「待ってください、梨子。どうやらアナタも私と同じように」

生徒会長にダンスを教わるぅ～？？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　はい。私と梨子はそうすべきだと

　　　　穂乃果はいいと思うけどな。

　　私は生徒会長に教わって、その、、上手くなれるならば賛成です

　　　　　　　　　　　　　どうなっても知らないわよ。ﾓｩ

　　　　　　　　　　　　　　　　　でもでも厳しくないかにゃ？

　　　　　　　　　　　　　そうね、下手をすれば内から潰されかねない

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:17:52.47

翌日

海未「行きましょう」

梨子「は、はい」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

穂乃果「じゃあ、開けるね」

コンコン

希「ちょうど、お客さんやね」ﾌﾌﾝ

梨子「お願いします」ﾍﾟｺｯ

穂乃果「私達にダンスを教えて頂けないでしょうか」

絵里「分かりました。アナタ方の活動は理解できないけど人気があるのは間違いないようですし、引き受けましょう」

海未「」ﾎｯ

屋上

絵里「まず基礎ができていないわね」ﾌｩ
　「足を開いて。お腹が床につくぐらいにならないと」

凛「にゃ～」

絵里「コレを全員出来るように！」

７人「はい」

梨子（柔軟を徹底っと）ｶｷｶｷ

絵里「マネージャー、アナタもよ。病欠が出た時に穴埋めできるように」

梨子「わ、分かりました」

穂乃果（梨子ちゃん。ホント、ゴメン）

――――
――

絵里「今日はここまで。今度のオープンキャンパスには学校の存続がかかっているの」ｻｯｻ
　「出来ないなら早めに言って、時間がもったいないの」

７人「ありがとうございます。明日もよろしくお願いします」

絵里「」ﾋﾟｸｯ

８人「明日もよろしくお願いします」ﾍﾟｺｯ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:18:31.85

夜

絵里「こんな夜遅くに呼び出してごめんなさい。親御さんには大丈夫だったかしら？」

梨子「はい。家には、ほとんど誰も居ないので」

絵里「そう。、今日はアナタまで巻き込んでしまったわね、大人げなかったわ」

梨子「かまいません」ﾆｺｯ

絵里「？？」

梨子「私、今まで正式なメンバーでもないのに居座ってしまって。出来る手伝いはやってましたけど欠員が出た場合の事すら考えてなくて」

絵里「それでいいのよ。やりたくなければ」ﾊｧ

梨子「でも、生徒会長に言われた事はちゃんと守ります」

絵里「アレは意地悪よ」

梨子「生徒会長。アナタは一体、、」

絵里「それ以上言ったら」ﾁｭｯ

梨子「」//

絵里（わたしか…）

翌日

穂乃果「今日も。よろしくお願いします」

絵里「」ｳｩ

パタン

海未「あぁ、、」ﾏｯﾃ

梨子「追いかけてあげたら？」ﾆｺｯ
　「私は皆で帰ってきてくれる事をここで待っているから」

穂乃果「うん！！」

６人「」ｺｸｯ

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:21:42.65

オープンキャンパス　本番

穂乃果「私達は音ノ木坂学院のスクールアイドル、『μ' s』です」

オォ

穂乃果「これからやる曲は、私達が９人になって初めてできた曲です。スタートの曲です」

この後、μ' sはバラバラになりかけたのだっけ…

梨子「こと、り、、」

？？「こ、梨子」ﾕｻﾕｻ

梨子「うぅん、千歌ちゃん？」ﾌﾜｧ

果南「おはよう、梨子。残念だけど千歌じゃなくて私だよ」ﾆｺﾆｺ

梨子「果南さん！？」ﾊﾟﾁｯﾊﾟﾁ
果南「なんだかうなされているようだったけどさ、大丈夫？」

梨子「『大丈夫？』じゃないですよ。果南さんがなんでここに」

果南「何でって。窓外して入ってきたんだけど」

梨子（窓を外して？入ってきたぁ、、）

果南「千歌達はいま学校でしょ」ｱﾊﾊ
　「いやぁ、私もだけど。千歌がスクールアイドルとはねぇ～」

梨子（千歌ちゃんをスクールアイドルに誘ったのは彼女と千歌ちゃんが似ていたからなのかもしれない…。引っ込み思案な誰かに、一度決めたら止まらない彼女に）

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:25:42.93

蛇足その２今後の展開の情報集みたいなものですね。
未練の無いように完結させたいので

D.C. Story「ミカン色の季節」

曜「私はずっと、梨子ちゃんが羨ましかった」

梨子「それじゃあ、一緒に歌わないと」ｻｧ
　「Aqoursの８人目は曜ちゃんよ」

梨子「マリー。東京に逃げましょう！！」
「あそこだったら少しぐらいの時間は稼げる、新しい逃亡先も探せるはず」

鞠莉「梨子…」

鈴木「報告します」

鞠莉ママ「ふぅん。なるほど、娘の婚約を早めましょう」

穂乃果「梨子ちゃん、時間稼ぎだったら穂乃果達に任せて」

梨子「そんな、空港でゲリラライブなんて…」

凛「ちょうど東條先輩から良い歌詞貰ったからね」

希「ああ、それはダイヤちゃんがお彼岸に遊びに来た時貰ったヤツや」

梨子「学校になんて言われるか。最悪、部活動の停止もありえて」

絵里「いいのよ、梨子」ﾌｯ
　「自分では気づいていないのかもしれないけれど、私達は幾度となくアナタに助けられているのよ」

穂乃果「だから、恩返しくらいさせてよ」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:26:41.79

ダイヤ「コレは梨子さん達のラブライブ優勝後に繰り返された物語」

ルビィ「お姉ちゃんたちの分までルビィが強くならないと」

果南「こうやってぷかぷか浮かびながらさ。梨子と、一緒に生きていきたいな」ﾆｯ

善子「リリー。ヨハネと付き合ってみな」ｿｳﾈ
　「私、津島善子と付き合ってくれませんか？」

私達の夏の終わりに

梨子「千歌ちゃん。私達付き合ってみない」//

千歌「本当に、恋人が千歌でいいの？梨子ちゃん」ｿﾜｿﾜ

梨子「もちろんよ」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:27:28.44

病室

千歌「ゴメンね。千歌はもう限界が来ちゃったみたい……」ﾊｧ､ﾊｯ

梨子「千歌ちゃん、言っちゃダメ！！」

千歌「梨子ちゃん」

梨子「それ以上は言わないで、。」ｳｩ

千歌「私達スクールアイドルなんだから。笑顔でいないと」ﾆｺｯ

梨子「できるわけないじゃない」

千歌「よーちゃん。あのね」

曜「何でも聞くから言って、千歌ちゃん」

千歌「梨子ちゃんの面倒を見てもらっていいかな？」

曜「」

千歌「千歌の事、忘れられるまででいいからさ」

曜「分かったよ」ｺｸﾝ

千歌「ありがとう。曜ちゃん」ﾊｱｧ

千歌「皆、今まで本当にありがとうね」

梨子（千歌ちゃん）

千歌「りぃこちゃん。千歌、最後は笑顔でお別れしたいな」

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:28:25.50

数年後　東京

梨子「はぁ～」ﾌｩ

穂乃果「梨子ちゃん。また黄昏れちゃってる」

梨子「悪いかしら？」ﾑｽｩ

穂乃果「今はバイト中。店番中だって」

店外

？？「ここかな」

曜「私は外で待っているから行ってきなよ」

ガラガラガラ

？？「失礼します。こちらに桜内梨子さんが居ると聞いて」

穂乃果「ほら来た。お客さん」

梨子「！！？」

千歌「いやぁ。実はさ」
　「鞠莉さんが千歌の遺体をコールドスリープ？しててくれたみたいで…」

梨子「！？、、。本物なのよね」

千歌「うん。どこからどう見ても高海千歌なのだ」ﾆｯ

梨子「千歌ちゃん」ｷﾞｭ

曜「約束破ってゴメンね」ﾊｱｧ
　（でも、こういう結末のほうがいいや）

Fin.

**名無しで叶える物語**(みかん) · 2019/02/06(水) 21:37:23.86

コレで本SSは〆とさせて板抱きます。
２日間のsage忘れ等の失態もありましたが大目に見てください

本作を読んでくだっさった人々には作者から感謝をここに
ありがとうございます。

最後にジョークＣＭを

Aqours　完全版

AqoursＳＳ　～輝き色の季節～　発売決定！！

曜「私、ずっと千歌ちゃんの事。一筋だったはずなのに」

Aqours　～ミカン色の季節～では語られなかった『曜オリジナルルート』

理亞「ルビィの事だけじゃなく、ちゃんと私の事も見てよ！」

ルビィの義理の家族　鹿角理亞、実の姉　黒澤ダイヤを中心とした『セイントスノールート』

さ・ら・に

志満「私？止めておきなさいって。梨子ちゃんから見れば立派なおばさんなのだから」

１８禁ＰＣ版でのみ、今作屈指の人気キャラ『高海志満』も攻略可能

攻略可能キャラは５人から９人＋αへ

プロウステーションvate版、１８禁ＰＣ版　４月３１日発売

２作同時購入特典
　『高海志満　ワックワク枕カバー』

ＣＡＲＣＡＩ