曜「曜ちゃんバカじゃないよ!」
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善子「いいえ、あなたは相当の馬鹿よ」
曜「バカって言う方がバカなんだよーだ!」
曜「善子ちゃんのぶぁわ〜か!!!」
善子「はぁ…その理論だと曜も馬鹿になるわよ」
曜「あっ、そっかぁ」 善子「”馬鹿”って漢字で書ける?」
曜「そ、それくらい書けるよ!」キュッキュッキュッ
曜「はい!」
『馬しか(バカ)』
善子「書けてないじゃない…」
曜「書けないけど漢字はどんなのか分かるからいいの!」 曜「そんな事言って善子ちゃんは書けるの?」
善子「書けるわよ」キュッキュッキュッ
善子「はい」
『馬鹿』
曜「あー!そんなフリップ持って自己紹介してるのー?」
曜「自分は”バカ”ですってことー?」
善子「曜も”馬鹿”フリップ持ってるじゃない」
曜「あっ、」
善子「そっかぁ」
曜「えっ!?なんで心読めるの!?」 善子「これくらい書くのなんて一般常識よ」
曜「じゃあ、例えばリンゴの色と言えば何色?」
曜「せーの!」
曜善子「赤」
曜「うん、そうだよね」
善子「え?」 曜「あっ!あそこにいるのは!」
曜「千歌ちゃーんっ」ダッシュッ
千歌「やっほー!二人で何してたの?」
曜「リンゴの色と言えば?」
千歌「えーと…赤色かな?」
曜「ありがと!」ダッシュッ
千歌「…え?」 曜「お待たせ!」
善子「千歌を見つけた瞬間走り出して忙しないわね」
曜「千歌ちゃんも赤色だったよ! 」
善子「うん?」
曜「リンゴの色と言えば赤色って話!」
曜「あれ?なんか話したかった話と違うような…」 善子「曜が話したかったのは多分」
善子「赤林檎と青林檎があって、林檎の色は”赤”と答える人も居れば”青”と答える人もいる」
善子「つまり人それぞれの常識は違うって事を言いたかったんじゃない?」
曜「そう!それが言いたかったの!凄いね善子ちゃん」
曜「心読めるの!?」
善子「あなた位単純だと読めるわよ」
曜「酷いよ!」 善子「そういえば今日も早弁したって聞いたわよ?」
曜「げぇ!?なんで知ってるの?」
善子「心が読めるからよ」
曜「嘘!?」
善子「って冗談はさておき、同じクラスの娘からね」
曜「嘘じゃん…」 善子「朝ごはんしっかり食べてるの?」
曜「食べてるよ!」
善子「通学のバスも」
曜「食べてるよ!!」
善子「朝練の後も」
曜「食べてるよ!!!」
善子「そして早弁」
曜「もちろん!」フンッ
善子「なんで誇らしげなのよ…」 善子「それにしてもよく太らないわね」
曜「たくさん動いてたくさん食べるから善子ちゃんみたいにならないのです!」プニッ
善子「ひゃあっ!?」
善子「ちょっと急に触らないでよ!」
曜「…ちょっと太った?」 善子「こっちに来なさい曜」
曜「そんな怖い顔した人の元には行きたくないなーって」アハハ
善子「よ う ち ゃ ん ?」ニコッ
曜「にっげろーー!!!」ダッシュッ!
善子「待ちなさーいっ!」ダッシュッ 元気なG’s曜ちゃんみたいな初期設定学年みたいなのをもっと書きたかったけど、ネタが思い付かなかった… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています